土佐中学校の入試対策|日程・科目・倍率・過去データの読み方【2027年度】

土佐中学校の入試対策|2月20日・21日の2日間中学受験

最終更新:2026年11月8日|この記事の入試の数字は、土佐中学校が公表している2027年度生徒募集要項(閲覧用の抜粋版)にもとづきます。塾などの二次情報は使っていません。

結論:土佐中学校の入試をデータで見ると

2027年度入試は2027年2月20日(土)・21日(日)の2日間で、国語・算数・社会・理科の筆記試験(500点満点)に、個人面接が加わります。

2026年度の入試状況は、志願者294名・合格者258名です。志願者数÷合格者数は約1.14倍になります(当サイトの計算。受験者数は公表資料では確認できません)。

配点は国語150点(国語Aと国語Bの合計)、算数150点(算数Aと算数Bの合計)、社会100点、理科100点です。2027年度の募集人数は第1学年の男女合計で約250名です。

この記事でわかること
  • 土佐中学校の基本情報・学費(2027年度の納入金)
  • 入試の日程と時間割(2日間・集合8時40分)
  • 科目と配点(国語・算数はAとBに分かれる)
  • 出願の手続きと、保護者が見落としやすい点
  • 2026年度の入試状況と、データから読み取れること
  • 家庭でできる対策の手順

「土佐中学の対策は何から始めればいい?」――この記事では、学校が公表している生徒募集要項をもとに、土佐中学校の入試を数字で整理します。偏差値だけでは見えない「どの教科にどれだけ時間と点数が割り当てられているか」を知ることが、過去問対策の出発点です。オンライン指導なので、高知から離れた地域にお住まいでも、同じように対策できます。

なお、土佐中学校の生徒募集要項は、学校のホームページでは「閲覧用の抜粋版」として公開されています。出願の際には冊子の生徒募集要項が必要になると学校が明記しているため、この記事の内容は出願前に学校の案内で確認してください。

土佐中学校の基本情報

項目内容
校名・所在地土佐中学校(高知県高知市塩屋崎町一丁目1番10号)
共学・別学共学(学校の沿革として、1947年から男女共学の高等学校および中学校になったと記載されています)
募集人数第1学年 男女合計 約250名(2027年度)
設立1920年(要項の「本校の沿革と教育方針」より)
生徒数中学生762名、高校生890名(要項に記載の人数)
教育方針「学問を重んじ、礼節を尊び、スポーツを愛する学校生活」。自学自習の習慣を身に付け、文武両道を達成することをめざすと記載されています。
寄宿舎(向陽寮)男子約60名収容(女子寮はありません)。全室個室。寮費は月平均74,000円(冷暖房費、食費2食分を含む)。
高校への進学土佐中学校から土佐高等学校への進学にあたっては、中学校3か年の学業と行動を審査し、判定を行うと記載されています。
高校からの募集学校ホームページには「募集要項(中学・高校)」のページがあります。高校からの募集の有無や人数は、高校の募集要項で確認してください(この記事では扱いません)。

中学校と高等学校が一体の中高一貫校で、中学の入試に合格すれば、高校へは3年間の学業と行動の審査を経て進みます。要項には、土佐高等学校の2026年度の大学入試合格者数(本校確認分)として、国公立大学165名(うち医学部医学科31名)、私立大学481名と掲載されています。進路の数字は高校段階の実績なので、中学入試の難しさを直接示すものではありません。

学費(2027年度の納入金)

要項には、入学手続きの時点で払い込む金額と、毎月・4月のみ納入する金額が分けて載っています。数字はすべて要項の記載どおりです。

区分項目金額
出願時受験料10,000円
入学手続き時(2月24日・25日)入学金16万円
入学手続き時(2月24日・25日)建設協力金10万円
毎月の納入授業料44,000円
毎月の納入振興会費1,000円
毎月の納入計45,000円
4月のみ納入クラブ遠征費1,500円
4月のみ納入振興会入会金1,000円
4月のみ納入向陽会入会金200円
4月のみ納入向陽会費2,200円
4月のみ納入その他諸費1,000円
4月のみ納入計5,900円

入学手続き時に払い込む入学金16万円と建設協力金10万円を足すと26万円です(当サイトの計算)。入学手続きをした後、2027年3月31日(水)午後4時までに書面(様式自由)で入学辞退届を提出した場合に限り、建設協力金のみが返還されると要項に書かれています。この日以降の辞退では返還されません。

学納金の軽減措置として、学校独自の減免制度により授業料を1年間免除する制度があります。要項に載っているのは2026年度に実施された内容で、市町村民税所得割額が0円(非課税)の世帯と生活保護世帯は全額免除、年収目安400万円未満の世帯(資産700万円未満)は年額10万円免除です。2027年度の扱いは、出願前に学校へ確認してください。

入試の日程と時間割

掲載している年度:2027年度(2027年2月入試)。出典は土佐中学校「2027年度 生徒募集要項(抜粋)」です。

土佐中学校 2027年度入試の日程の流れ
出願から合格者集合までの流れ(要項の日付をもとに当サイトが作成)
項目日程
出願期間2027年2月2日(火)から2月8日(月)まで
出願の受付(持参する場合)午前9時~午後4時。2月7日(日)は受け付けません。
出願の受付(郵送する場合)2027年2月8日(月)午後4時必着
受験場の下見2027年2月19日(金)午後3時から5時まで
入学試験日2027年2月20日(土)、2月21日(日)
合格発表2027年2月22日(月)午後4時(予定)
入学手続き2027年2月24日(水)・25日(木)
合格者集合2027年3月7日(日)午後2時から(約1時間30分の予定)

試験当日の時間割

集合時刻は両日とも8時40分、集合場所は本校体育館2階講堂です。時間割は次のとおりです。

時限2月20日(土)2月21日(日)
1限国語A(45分)9:00~9:45算数A(45分)9:00~9:45
2限国語B(45分)10:05~10:50算数B(45分)10:05~10:50
3限社会(60分)11:10~12:10理科(60分)11:10~12:10
昼食—12:10~13:10
面接—個人面接 13:10~

表の「昼食」と「個人面接」は、要項の時間割で2月21日の欄に載っています。弁当は1日目は不要と要項にあるのも、この読み取りと合っています。保護者の面接はありません。

  • 1限と2限のあいだは20分、2限と3限のあいだも20分あります(9:45→10:05、10:50→11:10。当サイトの計算)。
  • 1日目の国語A・国語Bの終了後と、2日目の算数A・算数Bの終了後は、参考書類を持って廊下へ出てもかまいません(要項の注意に記載)。
  • 筆記試験の時間は、1日あたり45分+45分+60分で150分、2日間で合計300分です(当サイトの計算)。

科目と配点

土佐中学校 配点の内訳(500点満点)
筆記試験500点の配点(要項の記載をもとに当サイトが作成)
科目試験配点
国語国語A(45分)・国語B(45分)A・B合わせて150点
算数算数A(45分)・算数B(45分)A・B合わせて150点
社会社会(60分)100点
理科理科(60分)100点
合計筆記試験500点満点

選抜方法について、要項は「国語・社会・算数・理科の『筆記試験』の成績結果および『面接』の結果を総合的に判断して、合否を決定する」と書いています。500点満点は筆記試験の合計で、面接が何点に換算されるのか、どのように使われるのかは、要項の抜粋版には書かれていません。国語Aと国語B、算数Aと算数Bのそれぞれの配点の内訳も、この資料では確認できません。

配点と試験時間をそろえて見ると(当サイトの計算)
国語は150点を90分(45分+45分)、算数は150点を90分、社会は100点を60分、理科は100点を60分で解きます。どの教科も、1分あたりに換算すると約1.67点です。時間あたりの点数の重みは4教科でそろっていて、「どれかの教科だけ時間が短い」という作りではありません。
科目配点試験時間(合計)1分あたりの点数(目安)500点に占める割合
国語150点90分約1.67点30%
算数150点90分約1.67点30%
社会100点60分約1.67点20%
理科100点60分約1.67点20%

※ 1分あたりの点数は「配点÷試験時間(分)」、割合は「配点÷500」で、いずれも当サイトの計算です。

出願の手続きと、保護者が見落としやすい点

土佐中学校の出願は、書類をそろえて持参するか、郵送するかを選びます。要項には出願書類ごとの注意が細かく書かれているので、主なものを表にまとめます。

書類・項目要項に書かれている注意
入学志願票保護者が記入し、在学学校長の検印を受けます。氏名と現住所は志願者本人の住民票記載どおりにし、出願後に変更した場合はすぐに届け出ます。当日緊急連絡先には、入試当日に確実に連絡が取れる方の電話番号を1つ以上(できれば2つ)記入します。
向陽寮の入寮希望男子志願者で入寮を希望する場合は「希望する」を丸で囲みます。入寮を希望しない場合や女子志願者は「希望しない」を丸で囲みます。入寮希望の有無が合否に関係することはないと書かれています。
受験票・写真票保護者が記入し、志願者の写真を写真貼付欄(2か所)に貼ります。写真は3か月以内に撮影した同一のもので、正面上半身・無帽・無背景、縦4cm×横3cmです。受験票と写真票は切り離しません。
受験料10,000円。持参する場合は現金または郵便為替、郵送する場合は郵便為替とします。郵便為替の指定受取人の欄には何も記入しません。
受験票送付用封筒受験票の郵送を希望する場合は、市販の定形封筒(長形3号)に必要額の切手を貼り、住所・氏名を記入して出願用封筒に同封します。出願書類を持参する場合は不要です。

出願書類の共通の注意として、黒のボールペンで明確に記入すること、誤記は二重線で訂正して保護者の印を押すこと、※印の欄には何も記入しないことが挙げられています。志願者の身体や健康状態について事前に伝えておきたいことがある場合は、出願書類に添えて文書(様式自由)を提出できます。提出書類に記入もれや不備があると、出願書類を受理しない場合があると書かれています。

当日の持ち物と禁止事項(要項の注意)
持参するものは、受験票、筆記用具類(鉛筆またはシャープペンシル・消しゴム・コンパス・定規・無地の下敷き)、参考書類、上履き、腕時計、弁当(1日目は不要)などです。分度器と計算用紙は持参して使用できません。携帯電話などの通信可能な機器を試験場に持ち込むことは禁止で、不正行為とみなされると要項にあります。

付き添いについては、保護者の面接はありませんが、なるべく付き添うのが望ましいとされています。付き添いの方の控室は本校体育館1階食堂で、それ以外の場所への立ち入りは禁止です。校内への自動車の乗り入れはできません。

遠方から受験するご家庭へ

高知県外から受験する場合に、要項から読み取れる情報を整理します。

  • 下見:2月19日(金)午後3時から5時まで。集合場所(体育館2階講堂)、試験教室、面接教室、トイレ、昼食の場所を確認できます。教室の中には入れません。
  • 試験は2日連続:2月20日(土)・21日(日)の両日とも8時40分集合です。前日の下見と合わせると、2月19日から3日続けて高知で動く日程になります。
  • 合格発表:2月22日(月)午後4時(予定)。受験番号を学校のホームページと中学昇降口前に掲示します。電話による問い合わせには一切応じないと書かれています。
  • 入学手続き:2月24日(水)・25日(木)に、入学金と建設協力金を郵便局から払い込みます(手数料は不要)。要項に添付の「払込取扱票」を使います。
  • 合格者集合:3月7日(日)午後2時から。入学手続きをした合格者は、保護者とともに出席します。やむを得ない事情で出席できない場合は事前に申し出ます。申し出なく欠席すると入学の意志がないものとみなされます。
  • 寮:向陽寮は男子のみ、約60名。女子寮はありません。

2026年度の入試状況

土佐中学校 2026年度の志願者数と合格者数
2026年度の志願者数・合格者数(要項「2026年度本校入試状況」をもとに当サイトが作成)
年度志願者合格者志願者÷合格者
2026年度294名258名約1.14倍

※ 志願者÷合格者は当サイトの計算(294÷258≒1.14)です。受験者数は公表資料では確認できないため、一般的な「受験者数÷合格者数」の倍率とは分母が違います。土佐中学校は、要項の抜粋版に「2026年度本校入試状況」として志願者数と合格者数などを載せています。年度ごとの推移や、回別・男女別の数字は、学校の公開資料では確認できていません。

公表されていない項目
要項の抜粋版では、受験者数、各教科の平均点、面接の評価の扱いなどは確認できません。これらの数字を載せている二次情報サイトもありますが、学校公式の原文で確認できないため、この記事では扱いません。

データから読み取れること

2026年度の入試状況は、志願者294名に対して合格者258名でした。2027年度の募集人数は約250名です。2026年度の募集人数はこの資料では確認できませんが、合格者数が約250名とほぼ同じ規模だったことは数字から読み取れます(当サイトの読み取り)。志願者のうち合格に至らなかったのは36名です(294−258の当サイトの計算)。

配点を時間にそろえて見ると、4教科とも1分あたり約1.67点で、時間配分と配点が比例しています。国語と算数がそれぞれ150点で、あわせて500点の60%を占めます。社会と理科はそれぞれ100点で、あわせて40%です。国語と算数にはAとBがあり、それぞれ45分の試験が2回あります。1日の試験が150分続くため、1科目の出来だけでなく、3科目を続けて取り組む体力と切り替えも必要になる作りです(当サイトの読み取り)。

もう一つの特徴は、筆記試験のあとに個人面接がある点です。選抜方法に「面接の結果を総合的に判断する」と明記されているので、筆記の点数だけで決まる入試ではないことが分かります。面接を点数化しているか、合否のどの段階で使うかは、公表資料では確認できていません。

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家庭でできる対策の手順

1日程を2日間のセットで見る1日目は国語A・国語B・社会、2日目は算数A・算数B・理科+個人面接です。過去問演習も、この2日分に分けて計画を立てましょう。
2時間割どおりに通して解く国語A・Bは45分ずつで、そのあいだに20分の休憩があります。過去問は、実際の開始時刻に合わせて、A→休憩→B→休憩→社会(60分)と続けて解く練習をします。
3国語と算数は「AとB」で振り返る国語・算数はA・Bそれぞれ45分です。A・Bの配点の内訳はこの資料では確認できないため、過去問の問題構成を見て、どちらにどんな問題が出るかをノートに整理しましょう。
4社会と理科は60分で組み立てる社会・理科は60分で100点です。1分あたりの点数は国語・算数と同じなので、時間を使う問題と、手早く取る問題を分ける練習をします。
5面接の練習をする面接は志願者本人の個人面接で、保護者の面接はありません。自分の言葉で受け答えできるよう、家庭で短い質問から練習しておきましょう。
6書類と持ち物は早めに確認する志願票は保護者の記入と学校長の検印が必要です。受験料は郵便為替で、写真は縦4cm×横3cmです。分度器と計算用紙は持参できないので、日ごろの練習も使わない形に慣らします。

保護者がやりがちな、もったいない関わり方

こんな関わり方は避けたい
  • 学校のホームページの抜粋版だけを見て出願の準備を進め、冊子の生徒募集要項を確認しない
  • 出願期限の日付だけを覚え、「2月7日(日)は持参の受付がない」「郵送は2月8日午後4時必着」といった細かい条件を見落とす
  • 面接を「形だけ」と考え、練習をしない
代わりに、こうすると前に進みます
出願の日程と持ち物を一枚の紙に書き出し、親子で確認してください。入試日程が決まっている2日間の時間割に合わせて過去問を解くと、本番の疲れ方も見えてきます。数字や条件が不明なところは、学校に問い合わせて確認しましょう。

よくある質問

Q.保護者の面接はありますか?

A.いいえ、ありません。保護者の面接はないが、なるべく付き添うのが望ましいと要項に書かれています。

Q.分度器や計算用紙は使えますか?

A.持参して使用してはいけません。使える筆記用具は鉛筆またはシャープペンシル、消しゴム、コンパス、定規、無地の下敷きです(要項の記載)。

Q.入学手続き後に辞退したら、お金は戻りますか?

A.2027年3月31日(水)午後4時までに書面で入学辞退届を提出した場合に限り、建設協力金のみが返還されます。それ以降の辞退では返還されません。

Q.女子も寮に入れますか?

A.向陽寮は男子のみで、女子寮はありません(要項の記載)。

Q.過去問はいつから始めればいいですか?

A.土佐中学校の入試は2027年2月20日・21日です。時間割どおりに2日分を通して解く練習は、秋から少しずつ始めると、冬に仕上げの時間を確保できます。

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