最終更新:2026年11月 ※令和9年度の細かい決まりは、募集要項と各校の案内で決まります。出願前に、大分県教育委員会のページと別府鶴見丘高校のページで最新の内容を確認してください。
別府鶴見丘高校は、別府市にある県立・全日制の普通科の高校です。令和9年度(2027年度)の入学定員は、6学級・240人です。大分県の公立高校の入試は、推薦入試(1月)と一般入試(3月)に分かれていて、一般入試では「調査書の合計点」と「学力検査の成績」を、学校ごとに決められた比率で合わせて判定します。別府鶴見丘高校の比率は、調査書3:学力検査7です。
この記事では、令和9年度の大分県立高等学校入学者選抜実施要項(県教育委員会)と、令和7年度・令和8年度の志願状況の公表資料から、確認できた数字だけを使います。別府市とその周辺の中学生にとって、内申(調査書)と当日点(学力検査)が合計の中でどのくらいの重さになるのか、第二志願・第三志願をどう考えるのかを、表と図で整理しました。
調査書30%:学力検査70% 令和9年度の要項の表3では、別府鶴見丘高校の「調査書の合計点と学力検査成績の比率」は3:7、学力検査は国語・社会・数学・理科・英語の5教科で、傾斜配点の記載はなく、面接・適性検査の○印もありません。
学力検査は5教科とも各60点満点(合計300点)です。調査書は、中1・中2の評定と、中3の評定を2倍にした点を、9教科ぶん合計します(満点は180点。エスペランサアカデミーの計算)。
令和8年度の第一志願は、募集216人に対して最終の志願者が282人(約1.31倍)でした。令和7年度は募集216人に対して254人(約1.18倍)で、1年で28人増えています。合格に必要な点数(合格最低点)は、今回確認した県の資料に載っていないため、目安の点数は書いていません。
- 別府鶴見丘高校の選抜方法一覧(令和9年度の公式の数字)
- 大分県の一般入試のしくみと、別府市の中学生の第二志願・第三志願
- 調査書の合計点は、こうして決まります(中1・中2・中3の評定)
- 「調査書3:学力検査7」の読み方と、1点あたりの重さ
- 推薦入試の枠:活動指定なし24人
- 令和7年度・令和8年度の志願状況と、県内の学校との比べ方
- 令和9年度の日程と、中3の冬までの学習計画・出願前の確認リスト
別府鶴見丘高校の選抜方法一覧(令和9年度の公式の数字)
大分県教育委員会は、令和9年度の入学者選抜実施要項で、学校ごとの入学定員・推薦の募集人員・一般入試の比率などを表にして公表しています。別府鶴見丘高校(全日制課程・普通科)に関わる数字を、そのまま表にしました。
| 項目 | 内容(県の公表資料) |
|---|---|
| 学科・課程・学級数 | 普通科(全日制課程)・6学級 |
| 入学定員 | 240人 |
| 推薦入試の募集人員(学校推薦型) | 【活動指定なし】24人(要項の表1。【活動指定あり】の欄は空白) |
| 一般入試で課す教科 | 国語・社会・数学・理科・英語の5教科(各60点満点、合計300点) |
| 調査書の合計点:学力検査成績の比率 | 3:7(要項の表3) |
| 傾斜配点 | 記載なし(5教科とも同じ配点) |
| 面接・適性検査(一般入試) | 第一志願・第二志願・第三志願とも、表3に実施の印なし |
| 学力検査の日 | 令和9年3月3日(水)。合格者の発表は3月12日(金)午前9時頃 |
表のうち、受検生と保護者がまず確認したいのは、比率(3:7)と、5教科の配点です。要項は、比率の数字だけを示していて、調査書の合計点を何点に換算するかという計算式までは書いていません。この記事では、その部分を「当サイトの前提」として、はっきり分けて書きます。
同じ県の別府市にある別府翔青高校は、表3では3:7に加えて英語1.5倍の傾斜配点があります。別府鶴見丘高校は、傾斜配点がなく、5教科とも同じ配点です。別府市内の2校を比べるときは、この違いが、学力検査の得意・不得意と、志望校の相性を考えるときの材料になります。
大分県の一般入試のしくみと、別府市の中学生の第二志願・第三志願
別府鶴見丘高校の数字を読む前に、大分県の公立高校の一般入試に共通するしくみを確認します。ここは、要項に書かれている内容です。
- 推薦入試が先、一般入試があとです。推薦入試の出願は1月18日〜1月21日、検査は1月28日・1月29日、合格内定者の発表は2月1日です。推薦入試に合格が内定した人は、一般入試に出願できません。
- 一般入試の第一志願の募集人員は、「入学定員から、推薦入試などの合格内定者数を引いた数」です。この数は、2月1日に県教育委員会が発表します。
- 第一志願の出願は、2月4日(木)午前9時〜2月10日(水)正午です。出願はWeb出願システムで行い、1校・1学科に限ります。他の都道府県の公立高校との併願はできません。
- 志願変更ができる期間は、2月15日(月)〜2月18日(木)正午です。出願したあとで、志望校を変えることができる期間です。
- 学力検査は3月3日(水)、合格者の発表は3月12日(金)午前9時頃です。推薦入試等の合格者と、一般入試の第一・第二・第三志願の合格者を合わせて、Web出願システムで発表します。
- 入学考査料は、全日制課程で2,200円です。第二志願・第三志願の考査料は不要で、一度納付した考査料は返還されません。
第二志願・第三志願は、第一志願のあとに使える「次の受け皿」です
大分県の一般入試には、第一志願のほかに、第二志願・第三志願があります。どちらも、県教育委員会が2月18日に発表する「募集を行う学校・学科」に限って出願でき、出願の期間は2月22日〜2月26日です。第一志願の選考で入学定員に達した学科では、第二志願の選考は行われません。第二志願から第三志願でも同じです。
| 募集 | 出願 | 検査 | 選抜の対象 | |
|---|---|---|---|---|
| 第一志願 | 学校の募集人員(入学定員−推薦等の合格内定者数) | 2月4日〜2月10日 | 3月3日(学力検査)/3月4日(面接・適性検査は実施校のみ) | 全員(推薦等に内定した人は出願できません) |
| 第二志願 | 県教育委員会が2月18日に発表した学校・学科 | 2月22日〜2月26日 | 学力検査は第一志願の点を使う/3月5日(面接・適性検査は実施校のみ) | 第一志願に出願し、合格とならなかった人 |
| 第三志願 | 県教育委員会が2月18日に発表した学校・学科 | 2月22日〜2月26日 | 学力検査は第一志願の点を使う/3月8日(面接・適性検査は実施校のみ) | 第一志願・第二志願に出願し、第二志願で合格とならなかった人 |
別府鶴見丘高校は、第二志願で選べる普通科として名前が挙がっている学校です
第二志願で出願できる全日制の普通科は、出身中学校の所在地で決まっています。要項の表によると、国東市・姫島村・杵築市・日出町・別府市の中学校の生徒が第二志願で選べるのは、国東高校(普通)・杵築高校(普通)・別府鶴見丘高校(普通)・別府翔青高校(クロスアカデミア)の4校です。大分市・由布市の中学校の生徒は、県内全ての高校が対象です。つまり、別府鶴見丘高校は、別府市とその周辺の中学生にとって、第二志願の候補に入る学校です。
ただし、令和8年度の第二志願の募集校一覧(全日制)には、別府鶴見丘高校は載っていません。第一志願の段階で入学定員に近い志願者が集まる学校は、第二志願・第三志願の募集校にならない場合があります。要項に名前が挙がっていることと、実際に募集が行われることは別の話です。令和9年度に募集が行われるかどうかは、2月18日の県教育委員会の発表で確認することになります。
調査書の合計点は、こうして決まります(中1・中2・中3の評定)
「内申」という言葉は、調査書に書かれる教科の評定を指して使われます。大分県の要項には調査書の書き方(調査書記入要領)が書かれていて、そこから、調査書の合計点がどんな材料でできているかを読み取ることができます。
| 学年 | 評定の扱い(調査書記入要領) | 1教科あたりの満点 | 9教科の満点(エスペランサアカデミーの計算) |
|---|---|---|---|
| 中1(第1学年) | 指導要録の5段階評定をそのまま記入 | 5点 | 45点 |
| 中2(第2学年) | 指導要録の5段階評定をそのまま記入 | 5点 | 45点 |
| 中3(第3学年) | 5段階評定を各教科ごとに2倍して記入(令和8年12月末日までの学習成績を総合して評定) | 10点(5×2) | 90点 |
| 合計 | 20点 | 180点 |
要領には、次のことが書かれています。第1学年・第2学年の評定は、指導要録に書かれている5段階評定をそのまま記入します。第3学年の評定は、5段階を各教科ごとに2倍して記入します。第3学年の評定は、令和8年12月末日までの学習成績を総合して決められます。音楽・美術・保健体育・技術・家庭の評定も同じように、1年・2年・3年(2倍)を合計して換算点の欄に入ります。
この書き方から、調査書の合計点には9教科すべてが入り、満点は「9教科×(5+5+10)=180点」と計算できます(エスペランサアカデミーの計算。要項に「180点」とは書かれていません)。
実技4教科が、調査書の中で占める割合
国語・社会・数学・理科・英語の5教科は、調査書でも学力検査でも使われます。一方、音楽・美術・保健体育・技術・家庭の4教科は、学力検査にはなく、調査書の評定でだけ使われます。9教科は調査書の中では同じ重さで入るので、実技4教科の満点は80点で、調査書180点の約44%にあたります(エスペランサアカデミーの計算)。
| 教科のグループ | 調査書での満点 | 調査書に占める割合 | 学力検査(300点) |
|---|---|---|---|
| 5教科(国語・社会・数学・理科・英語) | 100点 | 約56% | 5教科 各60点=300点 |
| 実技4教科(音楽・美術・保健体育・技術・家庭) | 80点 | 約44% | なし |
| 合計 | 180点 | 100% | 300点 |
実技4教科は学力検査の対象外ですが、中3の成績は2倍で入るので、1教科で評定が1上がると調査書の合計点が2点上がります。授業中の取り組み、提出物、実技テストの準備を後回しにしないことが、調査書の点につながります。別府鶴見丘高校のように、傾斜配点がなく5教科が同じ配点の学校では、5教科のどの教科も同じ重さで合計に入ります。得意教科を伸ばすことと、苦手教科の取りこぼしを減らすことが、合計の点では同じ価値になります。
「調査書3:学力検査7」の読み方と、1点あたりの重さ
別府鶴見丘高校の比率は、調査書の合計点:学力検査成績=3:7です。これは、合計の30%が調査書、70%が学力検査という重さの意味です。要項には、調査書の180点や学力検査の300点を、どう掛け算して合計点にするかは書かれていません。そこでこの記事では、「それぞれの満点を、3:7になるように換算して合わせる」と仮に考えます(当サイトの前提)。この前提で、1点あたりの重さを計算しました。

1点あたりの重さ(当サイトの前提で計算)
| 点が動くとき | 満点に対する割合 | 合計の得点率が動く幅 | 学力検査の素点に直すと |
|---|---|---|---|
| 学力検査が1点上がる | 1÷300 | 約0.23ポイント | 1点 |
| 学力検査の1教科が10点上がる | 10÷300 | 約2.3ポイント | 10点 |
| 中3の評定が1教科で1段階上がる(調査書は2点) | 2÷180 | 約0.33ポイント | 約1.4点ぶん |
| 中1・中2の評定が1教科で1段階上がる(調査書は1点) | 1÷180 | 約0.17ポイント | 約0.7点ぶん |
| 中3の9教科すべての評定が1段階ずつ上がる(調査書は18点) | 18÷180 | 約3.0ポイント | 約13点ぶん |
中3の評定が、5教科だけで1段階ずつ上がった場合は、調査書が10点(5教科×2点)上がるので、合計の得点率は約1.7ポイント、学力検査の素点では約7点ぶんにあたります。実技4教科だけで1段階ずつ上がった場合は、調査書が8点上がり、約1.3ポイント、素点では約5.7点ぶんです(いずれもエスペランサアカデミーの計算)。どちらも、学力検査で数点を積み上げるのと同じくらいの重さがあります。
得点率から、合計の得点率をつくる
当サイトの前提では、合計の得点率は「0.3×調査書の得点率+0.7×学力検査の得点率」で表せます。次の表は、仮の3人の生徒で計算したものです。実在の生徒の数字ではありません。
| 生徒(仮) | 調査書の合計点(180満点) | 学力検査(300満点) | 合計の得点率 |
|---|---|---|---|
| Gさん | 153点(85%) | 240点(80%) | 0.3×85+0.7×80=81.5% |
| Hさん | 108点(60%) | 270点(90%) | 0.3×60+0.7×90=81.0% |
| Iさん | 171点(95%) | 210点(70%) | 0.3×95+0.7×70=77.5% |
調査書の得点率が60%のHさんは、学力検査で90%を取ると、合計の得点率は81.0%で、調査書が85%のGさん(81.5%)とほぼ並びます。調査書の得点率が95%と高いIさんは、学力検査が70%だと、77.5%にとどまります。3:7では、学力検査の得点率が10ポイント違うと合計が7ポイント、調査書の得点率が10ポイント違うと合計が3ポイント動きます。評定が高くない人も、学力検査で挽回できる余地が大きい一方で、評定が高い人も、学力検査を軽く見ると合計が伸びません。
学力検査の得点率と、合計への寄与
| 学力検査の得点率 | 素点(300点満点) | 合計の得点率への寄与(0.7倍) | 調査書の得点率が75%のときの合計 |
|---|---|---|---|
| 60% | 180点 | 42.0ポイント | 42.0+22.5=64.5% |
| 70% | 210点 | 49.0ポイント | 49.0+22.5=71.5% |
| 80% | 240点 | 56.0ポイント | 56.0+22.5=78.5% |
| 90% | 270点 | 63.0ポイント | 63.0+22.5=85.5% |
調査書の得点率が75%(180点のうち135点)で同じでも、学力検査の得点率が10ポイント違うと、合計は7ポイント変わります。この表は、点数の目安を示すものではなく、比率の働き方をつかむための計算です。実際の合格ラインは、その年の志願者の得点によって決まり、今回確認した県の資料には載っていません。
傾斜配点がない学校での、5教科の考え方
別府鶴見丘高校は、5教科とも各60点で、傾斜配点がありません。要項では、5教科を課す学校は、傾斜配点を設けることができ、2倍が限度とされています(表3の傾斜配点の欄)。別府鶴見丘高校の欄は空白なので、国語・社会・数学・理科・英語は、どれも同じ重さです。
| 教科 | 学力検査の配点 | 合計の得点率に占める割合(学力検査70%のうち) |
|---|---|---|
| 国語 | 60点 | 14% |
| 社会 | 60点 | 14% |
| 数学 | 60点 | 14% |
| 理科 | 60点 | 14% |
| 英語 | 60点(リスニングを含む) | 14% |
| 5教科の合計 | 300点 | 70% |
どの教科も、合計の得点率に占める割合は14%です。苦手な教科で20点を取りこぼしても、得意な教科で20点を上積みしても、合計への影響は同じ大きさです。学力検査の勉強では、「得意をさらに伸ばす」時間と、「苦手の取りこぼしを減らす」時間を、点の伸びやすさで配分します。ここでは、1教科あたりの時間が極端にかたよらないようにするのが基本です。
推薦入試の枠:活動指定なし24人
別府鶴見丘高校の推薦入試は、学校推薦型入試で、令和9年度の募集人員は【活動指定なし】24人です(要項の表1)。【活動指定あり】の欄は空白で、この学校には、その区分の募集はありません。24人は、入学定員240人の10.0%にあたります(エスペランサアカデミーの計算)。自己推薦型入試は、この学校の表には載っていません。
| 区分 | 内容(要項) | 別府鶴見丘高校 |
|---|---|---|
| 【活動指定あり】 | スポーツ活動・文化活動で、学校が指定した活動に係る推薦 | 募集なし(表1の欄は空白) |
| 【活動指定なし】 | スポーツ活動・文化活動で活動を指定しないもの、または指定した活動以外のスポーツ活動・文化活動・その他の活動に係る推薦 | 24人 |
| 推薦要件 | 学校ごとに定め、各校のホームページと県教育委員会のホームページで公開 | 学校のホームページで確認 |
| 選抜の資料 | 調査書・推薦書・小論文。面接等(集団討論・集団面接・個人面接のうち1つ以上) | 学力検査は課さない |
要項では、大分市・別府市の全日制普通科の場合、【活動指定あり】は入学定員の20%以内、【活動指定なし】と合わせて25%以内と決められています。入学定員240人に当てはめると、合わせた上限は60人です。鶴見丘高校の24人は、その上限よりも小さい数です(エスペランサアカデミーの計算)。
推薦入試の出願は、【活動指定あり】【活動指定なし】【志望学科】のうち、学校ごとに定めた区分から「一つの区分」で行うと要項に書かれています。鶴見丘高校は【活動指定なし】の区分で募集します。推薦要件には「合格内定後は入学の意思がある者」と書かれていて、自己推薦型入試との併願はできません。

一般入試の第一志願の募集人員は、入学定員から推薦入試の合格内定者数を引いた数です。令和7年度・令和8年度は、どちらも入学定員240人に対して募集人員が216人でした。差の24人が、推薦入試などの合格内定者数にあたります(エスペランサアカデミーの計算)。令和9年度の推薦枠も24人なので、同じ人数が内定すれば、一般入試の募集は216人になると考えられます。これは当サイトの推測で、確定した数字は2月1日の県の発表で確認してください。
令和7年度・令和8年度の志願状況と、県内の学校との比べ方
大分県教育委員会は、一般入試の第一志願の志願状況を、学校・学科ごとに公表しています。別府鶴見丘高校(普通科)の令和7年度・令和8年度の数字を、表にしました。倍率は、最終の志願者数÷募集人員で計算したものです(エスペランサアカデミーの計算)。
| 年度 | 入学定員 | 第一志願の募集人員 | 当初の志願者数 | 最終の志願者数 | 倍率(最終÷募集) |
|---|---|---|---|---|---|
| 令和7年度(2025年度) | 240人 | 216人 | 253人 | 254人 | 約1.18倍 |
| 令和8年度(2026年度) | 240人 | 216人 | 288人 | 282人 | 約1.31倍 |
令和8年度は、当初の志願者数が288人(約1.33倍)でしたが、志願変更の期間に10人が取り下げ、4人が変更で出願したため、最終の志願者数は282人(約1.31倍)になりました。令和7年度は、当初の253人から最終の254人へ、1人増えただけでした。令和7年度から令和8年度にかけて、募集人員は216人のまま、最終の志願者数は254人から282人へ、28人(約11%)増えています(エスペランサアカデミーの計算)。

「志願変更」で、人数がほとんど動かなかった学校
令和8年度の公表資料には「志願変更による取り下げ数」と「志願変更による提出数」の列があり、鶴見丘高校は取り下げが10人、提出が4人でした。当初の志願者数が288人だったのに対して、志願変更で動いた人は合わせて14人で、人数の変動は小さい学校です。同じ年度の大分雄城台高校は、取り下げが18人・提出が33人で、最終の志願者数が当初より15人増えていました。ただし、資料には、どの学校からどの学校へ動いたのかは載っていません。
令和9年度も、2月15日〜2月18日に志願変更の期間があります。出願後の人数の動きを、県の公表で確認しながら、最後の判断をすることになります。志望校を変えるかどうかは、中学校の先生と、直近の模擬試験の結果や調査書の評定を見ながら、一緒に考えます。
大分県内の学校との比べ方(令和7年度・令和8年度の最終の倍率)
県の志願状況の資料から、大分市・別府市とその周辺の普通科を並べました。最終の志願者数÷募集人員の倍率です(エスペランサアカデミーの計算)。
| 学校(全日制) | 令和7年度(募集人員/最終志願者/倍率) | 令和8年度(募集人員/最終志願者/倍率) |
|---|---|---|
| 大分上野丘(普通) | 301人/365人/1.21倍 | 300人/398人/1.33倍 |
| 大分舞鶴(普通・理数のくくり) | 264人/336人/1.27倍 | 264人/376人/1.42倍 |
| 大分雄城台(普通) | 209人/279人/1.33倍 | 210人/278人/1.32倍 |
| 別府鶴見丘(普通) ←この記事の学校 | 216人/254人/1.18倍 | 216人/282人/1.31倍 |
| 大分南(普通) | 97人/136人/1.40倍 | 93人/119人/1.28倍 |
| 大分鶴崎(普通) | 204人/277人/1.36倍 | 238人/291人/1.22倍 |
| 杵築(普通) | 176人/161人/0.91倍 | 175人/158人/0.90倍 |
この表の7校のうち、鶴見丘は、令和7年度は約1.18倍で、杵築を除く6校の中では低い側でしたが、令和8年度は約1.31倍に上がり、上野丘(約1.33倍)・雄城台(約1.32倍)とほぼ並ぶ水準になりました。鶴崎は約1.36倍から約1.22倍へ、大分南は約1.40倍から約1.28倍へ下がっていて、年度による変動は学校ごとに違います。倍率の変動は、募集人員の変更や、志願者の志望校の選び方で変わります。1年分の倍率だけで、翌年の難しさを決めつけるのは避けてください。
倍率の数字から読み取れること、読み取れないこと
- 読み取れること:令和7年度・令和8年度とも、募集人員を志願者数が上回っていて、令和8年度の倍率は約1.31倍でした。
- 読み取れること:令和8年度は、令和7年度より最終の志願者数が28人増えました。
- 読み取れないこと:合格に必要な点数、合格者の平均点、得点分布。今回確認した県の資料には載っていません。
- 令和9年度の志願者数は、まだ公表されていません。令和9年度の募集人員は、2月1日の発表で確認します。
倍率が1.31倍ということは、第一志願の最終の志願者282人のうち、募集人員の216人を超える66人が、第一志願では入れない計算になります(エスペランサアカデミーの計算。実際の合格者数は、受検者数や、定員の取り扱いによって変わります)。比率が学力検査に傾いている配点で、傾斜配点もないため、5教科のどの教科でも取りこぼしを減らすことが、土台になります。
令和9年度の日程と、中3の冬までの学習計画・出願前の確認リスト
| 内容 | 日程(大分県教育委員会の公表) |
|---|---|
| 推薦入試 出願 | 令和9年1月18日(月)〜1月21日(木) |
| 推薦入試 検査/合格内定者の発表 | 1月28日(木)・1月29日(金)/2月1日(月) |
| 一般入試 第一志願の募集人員の発表 | 2月1日(月)(県教育委員会が発表) |
| 一般入試 第一志願 出願(Web出願) | 2月4日(木)午前9時〜2月10日(水)正午 |
| 志願変更 | 2月15日(月)〜2月18日(木)(変更は初日午前9時から最終日正午まで) |
| 第二志願・第三志願の募集校の発表 | 2月18日(木)(県教育委員会が発表) |
| 第二志願・第三志願 出願 | 2月22日(月)〜2月26日(金) |
| 学力検査(5教科) | 3月3日(水)(理科9:30、国語10:40、外国語(英語)11:50、社会13:40、数学14:50の開始。各50分。英語はリスニングテストを含む) |
| 面接・適性検査(実施する学校のみ) | 3月4日(木) |
| 第二志願・第三志願の面接・適性検査(実施する学校のみ) | 第二志願 3月5日(金)/第三志願 3月8日(月) |
| 合格者の発表 | 3月12日(金)午前9時頃(Web出願システム。推薦入試等・一般入試の第一・第二・第三志願の合格者を合わせて発表) |
日程は、大分県教育委員会の「令和9年度大分県立高等学校入学者選抜実施要項」によります。出願は、Web出願システムで行います。詳しい手続きとスケジュールは、県教育委員会のホームページで公開されます。
比率3:7だからこそ:時期ごとの学習計画の考え方
| 時期 | やること | ポイント |
|---|---|---|
| 11〜12月 | 2学期の期末テストと提出物を仕上げる/9教科の評定を、先生と確認する | 中3の評定は、12月末までの成績で決まり、調査書では2倍になる。実技4教科も手を抜かない |
| 冬休み | 県の過去問(学力検査)を、5教科通しで1回解く | 1教科60点。傾斜配点がないので、5教科を同じ重さで見て、点を落とした教科を知識・読みちがい・時間切れに分ける |
| 1月 | 推薦入試を出願する人は、出願(1月18日〜21日)と検査(1月28日・29日)に集中する | 推薦に内定すると、一般入試には出願できない。出願前に、方針を決める |
| 2月 | 一般入試の第一志願の出願(2月4日〜10日)/志願変更(2月15日〜18日) | 出願は2月10日の正午まで。募集人員は2月1日に県が発表する |
| 3月 | 本番と同じ時間割(理科→国語→英語→社会→数学)で解く日をつくる | 3月3日の学力検査は、理科から始まる。新しい問題集は増やさず、まちがいノートを回す |
3月3日の学力検査は、9時30分の理科から始まり、国語、外国語(英語)、社会、数学の順に、各50分で行われます。英語はリスニングテストを含みます。順番が教科書の並びとは違うので、過去問を解くときに、理科から始めて、数学を最後に解く練習をしておくと、本番の疲れ方に慣れることができます。
出願前の確認リスト
- 中3の9教科の評定は、今いくつか(調査書では、3年の評定は2倍)
- 推薦入試(学校推薦型・活動指定なし)を出願するか、一般入試だけにするか
- 第一志願を別府鶴見丘高校にするか。志願変更ができるのは2月15日〜2月18日正午
- 学力検査の5教科で、点を落とす教科はどこか。過去問で、教科ごとに確認
- 別府市・日出町・杵築市・国東市・姫島村の中学校の生徒は、第二志願で選べる普通科が4校に決まっている。募集校は2月18日に発表される
- 私立高校の日程と、入学の手続きの期限(併願する場合)
県全体の仕組みは大分県公立高校入試2027の日程と仕組み、県の併願の考え方は大分県の内申と併願の考え方、難関校の全体像は大分県の難関公立高校の偏差値と倍率、私立高校は大分県の私立高校入試2027にまとめています。併願で使う内申が中3のいつの成績かは私立高校の併願で使う内申は中3のいつの成績?で、12月の三者面談で聞くことは三者面談12月に聞くことで整理しています。同じ県の学校別の記事として、別府翔青高校の内申と当日点、大分雄城台高校の内申と当日点、大分上野丘高校の内申と当日点も参考にしてください。
よくいただくご質問
まとめ
- 別府鶴見丘高校は、全日制・普通科・6学級で、入学定員は240人。
- 一般入試の比率は、調査書3:学力検査7。学力検査は5教科(各60点・合計300点)で、傾斜配点・面接・適性検査はない。
- 調査書の合計点は、中1・中2の評定と、中3の評定を2倍にした点を、9教科ぶん合計する(満点180点。エスペランサアカデミーの計算)。中3の評定は、12月末までの成績。
- 推薦入試(学校推薦型)の令和9年度の募集人員は、【活動指定なし】24人。内定すると、一般入試には出願できない。
- 令和8年度の第一志願は、募集216人・最終の志願者282人(約1.31倍)。令和7年度は募集216人・最終の志願者254人(約1.18倍)。合格最低点は、今回確認した県の資料に載っていない。
出典(公式資料)
- 大分県教育委員会「令和9年度大分県立高等学校入学者選抜の実施要項・様式等について」
- 令和9年度大分県立高等学校入学者選抜実施要項(PDF。表3は33ページ、調査書記入要領は51ページ、入学定員は62〜63ページ)
- 令和8年度大分県立高等学校第一次入学者選抜 第一志願 最終志願状況(令和8年2月27日・PDF)
- 令和7年度大分県立高等学校第一次入学者選抜 最終志願状況(令和7年2月28日・PDF)
- 令和8年度大分県立高等学校第一次入学者選抜 第二志願 志願状況(令和8年3月17日・PDF)
この記事の数字は、大分県教育委員会が公表した資料から、エスペランサアカデミーが整理・計算したものです。調査書の満点(180点)や、3:7を点数に換算した計算は、公式の記載から読み取った・仮に置いた計算で、実在の生徒の数字ではありません。合格最低点は、確認できていないため、目安を示していません。令和9年度の募集人員・志願者数は、県の発表で確認してください。

