最終更新:2026年11月 ※令和9年度の細かい決まりは、募集案内で決まります。出願前に、神奈川県教育委員会のページと生田高校の公式サイトで、最新の情報をご確認ください。
生田高校は、神奈川県の県立の全日制・普通科の高校です。この記事では、内申(調査書の評定)と当日の学力検査(当日点)が、令和9年度入試でどんな比率で合否に使われるのかを、神奈川県教育委員会が公表した「選考基準」をもとに整理します。あわせて、直近3年の倍率、入試の日程、内申と当日点をどう積み上げるかの考え方も、公式の数字から計算できる範囲でまとめました。
5:5 生田高校の令和9年度の第1次選考は、内申(学習の記録=評定)と学力検査(当日点)の比率が5:5です。内申と当日点が同じ重さで扱われます。
選考は2段階です。第1次選考で募集人員の90%までを選び、残りを第2次選考で選びます。第2次選考では比率が変わり、学力検査と「主体的に学習に取り組む態度」の評価が8:2になります。
特色検査(実技検査・自己表現検査・面接)は行わず、学力検査は国語・数学・英語・理科・社会の5教科です。教科ごとの重点化(点数を2倍にする扱い)もありません。
- 内申と当日点の比率(第1次は5:5、第2次は8:2)
- 内申(評定)を100点に直す計算と、計算例
- 当日点(5教科500点)を100点に直す計算と、1点の重み
- 内申と当日点の組み合わせ方(同じ合計になる例)
- 直近3年(令和6〜8年度)の倍率と志願者数、募集定員が増えた年の見方
- 令和9年度の入試日程と、時期別の進め方
神奈川県の共通選抜のしくみ(先に押さえたい4点)
神奈川県の公立高校(全日制)の一般入試は「共通選抜」と呼ばれます。配点を読む前に、県の共通ルールを4点だけ確認します。
- 評定は中2と中3の成績を使います。県の「選考基準の見方」では、学習の記録(評定)は「第2学年の9教科の評定合計」と「第3学年の9教科の評定合計の2倍」を足して135点満点とし、それを100点満点に換算すると書かれています。中1の評定は使いません。中3の評定は2倍で入るため、評定の中では中3の成績の重みが大きくなります。
- 学力検査は原則5教科です。全日制では、国語・数学・英語・理科・社会を1教科50分、100点満点で行うのが原則です。5教科の合計500点を、100点満点に換算して使います。
- 選考は第1次と第2次の2段階です。第1次選考は募集人員の90%までを選びます。第2次選考では、学力検査と「主体的に学習に取り組む態度」の評価を使い、比率も第1次とは別に学校ごとに決まります。
- 比率は学校ごとに決まっています。同じ県立の普通科でも、内申を重くする学校、当日点を重くする学校があります。生田高校は第1次が5:5で、内申と当日点が同じ重さです。
配点の表|内申と当日点の比率(令和9年度)
次の表は、選考基準(共通選抜・全日制・普通科)にある生田高校の行を、県の「見方」の列の並びに合わせて読んだものです。
| 項目 | 第1次選考 | 第2次選考 |
|---|---|---|
| 学力検査の教科 | 国語・数学・英語・理科・社会 | 同左 |
| 学習の記録(評定) | 5 | (使わない) |
| 学力検査 | 5 | 8 |
| 主体的に学習に取り組む態度 | (使わない) | 2 |
| 特色検査 | なし(-) | なし(-) |
| 重点化 | なし(-) | なし(-) |
第1次選考は「評定を100点に換算した数×5」と「学力検査を100点に換算した数×5」を足して、最大1,000点の選考資料Sにします。第2次選考は「学力検査を100点に換算した数×8」と「主体的に学習に取り組む態度を100点に換算した数×2」を足して、こちらも最大1,000点です。

| 選考 | 資料 | 換算後の満点 | 比率 | Sへの最大点 |
|---|---|---|---|---|
| 第1次 | 評定(a) | 100点 | 5 | 500点 |
| 第1次 | 学力検査(b) | 100点 | 5 | 500点 |
| 第2次 | 学力検査(b) | 100点 | 8 | 800点 |
| 第2次 | 主体的に学習に取り組む態度(c) | 100点 | 2 | 200点 |
第1次選考と第2次選考の関係
生田高校の選抜は、第1次選考と第2次選考の2段階です。県の「選考基準の見方」には、第1次選考は募集人員の90%までを選ぶ、と書かれています。残りの募集人員は、第2次選考で選ばれます。
- 第1次選考の資料は、評定(a)と学力検査(b)です。Sは、a×5+b×5で、最大1,000点です。
- 第2次選考の資料は、学力検査(b)と主体的に学習に取り組む態度(c)です。S2は、b×8+c×2で、最大1,000点です。
- どちらの選考でも、学力検査の結果は使われます。第1次では半分、第2次では8割を占めます。
- 第1次選考では「資料の整わない者」について、第2次選考では調査書に「主体的に学習に取り組む態度」の評価がない人について、参考にできる資料を活用して選考する、と県の見方に書かれています。
第2次選考の対象となる人や、第1次選考と第2次選考の細かい手順は、募集案内に記載されます。本記事では、県の選考基準にある比率と式の範囲で説明しています。
内申(学習の記録=評定)の計算方法
評定は、9教科(国語・社会・数学・理科・音楽・美術・保健体育・技術家庭・外国語)の5段階評定を使います。計算の手順は次のとおりです。
- 中2の9教科の評定を足します(最大45)。
- 中3の9教科の評定を足して、2倍します(最大90)。
- 1と2を足します(最大135)。
- 135で割って100をかけ、100点満点にします。これが評定の換算点(a)です。
- 第1次選考では、aに5をかけた数が、Sに入る評定の分です(最大500)。
小数点以下の扱いは、本記事では計算の途中で四捨五入せず、最後に小数第1位までで示しています。実際の端数の扱いは、募集案内で確認してください。
評定の計算例(例)
| 中2の合計 | 中3の合計 | 135点満点での点 | aの換算点(100点満点) | Sに入る評定の分(×5) |
|---|---|---|---|---|
| 27 | 27 | 27+27×2=81 | 60.0 | 300.0 |
| 30 | 33 | 30+33×2=96 | 71.1 | 355.6 |
| 33 | 36 | 33+36×2=105 | 77.8 | 388.9 |
| 36 | 39 | 36+39×2=114 | 84.4 | 422.2 |
| 39 | 42 | 39+42×2=123 | 91.1 | 455.6 |
| 45 | 45 | 45+45×2=135 | 100.0 | 500.0 |
上の表の数字は、評定の合計から公式の式で計算した例です。実際の評定は、中学校の調査書の数字になります。
主体的に学習に取り組む態度(第2次選考で使う)
第2次選考で使うのは、中3の各教科の「主体的に学習に取り組む態度」の評価です。評価Aは3点、Bは2点、Cは1点に換算し、9教科の合計(27点満点)を100点満点に直します(c)。第2次の比率は学力検査8に対して態度が2なので、cが1点上がるとS2は2点動きます。
| 9教科の評価 | 合計(27点満点) | cの換算点 | S2に入る分(×2) |
|---|---|---|---|
| すべてA | 27 | 100.0 | 200.0 |
| Aが5つ、Bが4つ | 23 | 85.2 | 170.4 |
| Aが3つ、Bが6つ | 21 | 77.8 | 155.6 |
| すべてB | 18 | 66.7 | 133.3 |
当日点(学力検査)の考え方|公式の資料でわかる範囲
当日点は、5教科の合計(500点満点)を100点満点にして使います。つまり、500点満点の合計点を5で割った数がbです。
1点・1段階の重み(第1次選考)
| 動いたもの | Sが動く量 | 考え方 |
|---|---|---|
| 学力検査 合計が1点 | 1.0点 | b=合計÷5、S=b×5。合計点がそのままSに入る |
| 学力検査 1教科が10点 | 10.0点 | 5教科のどこで取っても同じ重み(重点化なし) |
| 評定 中3の合計が1 | 約7.4点 | 5×100÷135×2 |
| 評定 中2の合計が1 | 約3.7点 | 5×100÷135 |
| 評定 中3の1教科が1段階 | 約7.4点 | 教科ごとに差はない(重点化なし) |
第1次選考では、学力検査の合計1点がそのままSの1点になります。評定は、中3の1教科が1段階上がると約7.4点です。学力検査に置き直すと、中3の1教科の評定を1段階上げることは、当日の合計点を約7.4点上げることと同じ重さです。生田高校では、この2つを同時に積み上げることが、Sを上げる一番わかりやすい形になります。
例:1人分のSを最後まで計算してみる
次の3人は、生田高校の選抜の仕組みを確かめるための架空の例です。実在の生徒の数字ではなく、評定の合計から公式の式で計算した値です。
| 例 | 中2評定合計 | 中3評定合計 | a | 学力検査合計 | b | 第1次のS(最大1,000) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 評定型(中2=37・中3=40、学力検査=320) | 37 | 40 | 86.7 | 320 | 64.0 | 433.3+320.0=753.3 |
| バランス型(中2=32・中3=35、学力検査=390) | 32 | 35 | 75.6 | 390 | 78.0 | 377.8+390.0=767.8 |
| 当日点型(中2=26・中3=29、学力検査=460) | 26 | 29 | 62.2 | 460 | 92.0 | 311.1+460.0=771.1 |
第2次選考のS2の計算例(例)
| 学力検査合計 | 態度の評価(9教科) | b | c | 第2次のS2(最大1,000) |
|---|---|---|---|---|
| 300 | A3・B6・C0 | 60.0 | 77.8 | 480.0+155.6=635.6 |
| 350 | A5・B4・C0 | 70.0 | 85.2 | 560.0+170.4=730.4 |
| 400 | A7・B2・C0 | 80.0 | 92.6 | 640.0+185.2=825.2 |
| 450 | A9・B0・C0 | 90.0 | 100.0 | 720.0+200.0=920.0 |
第2次選考は学力検査が8割です。第1次選考で評定の分が足りなかった人も、当日の5教科の力で見てもらえる仕組みになっています。どの人が第2次選考の対象になるかの細かい決まりは、募集案内で確認してください。
内申と当日点、どちらで取るか|同じSになる組み合わせ
第1次選考のSを680点にしたいとき、評定の合計ごとに、学力検査で何点必要になるかを計算した表です。生田高校は5:5なので、評定が1上がった分だけ、学力検査の必要点が下がります。
| 中2の合計 | 中3の合計 | 評定の分(Sに入る) | S=680に必要な学力検査合計(500点満点) | 5教科の平均点 |
|---|---|---|---|---|
| 27 | 30 | 322.2 | 357.8 | 71.6 |
| 30 | 33 | 355.6 | 324.4 | 64.9 |
| 33 | 36 | 388.9 | 291.1 | 58.2 |
| 36 | 39 | 422.2 | 257.8 | 51.6 |
| 39 | 42 | 455.6 | 224.4 | 44.9 |
この表は「Sが同じなら同じ扱い」という選考資料の計算を確かめるための例です。合否の線は公表されていないため、Sの値そのものが目標になるわけではありません。実際には、評定を上げる余地と、当日の5教科で積み上げる余地を、両方見て決めていきます。
例の3人は、どこを動かすか
先の3人の例で、あとから動かせるものと、そのときのSの変化を計算します。いずれも、公式の式から出した数字です。
| 例 | 今のS | 中3の評定合計が3上がると | 学力検査の合計が30点上がると |
|---|---|---|---|
| 評定型(中2=37・中3=40、学力検査=320) | 753.3 | +22.2(S=775.6) | +30.0(S=783.3) |
| バランス型(中2=32・中3=35、学力検査=390) | 767.8 | +22.2(S=790.0) | +30.0(S=797.8) |
| 当日点型(中2=26・中3=29、学力検査=460) | 771.1 | +22.2(S=793.3) | +30.0(S=801.1) |
どの例でも、中3の評定合計を3上げたときのSの伸びは約22点、学力検査の合計を30点上げたときのSの伸びは30点です。評定の3は「9教科のうち3つが1段階ずつ上がる」程度の動きです。一方、学力検査の30点は、5教科の平均を6点上げる動きにあたります。生田高校の第1次選考は5:5なので、どちらも同じ土俵でSを動かせます。
評定型の例では、評定がすでに高い分、これから動かせる余地は学力検査のほうに多く残っています。反対に当日点型の例では、学力検査の合計が高い分、評定の余地が残っています。自分の今の数字を、この3つの例のどこに近いかで読み替えると、次に何を動かすかが見えてきます。
中2の評定がきまっているとき、中3で動かせるS
中2の9教科の評定合計が32で決まっているとき、中3の評定合計によって、評定の分がどう動くかを示します。中2の評定は変えられませんが、中3の評定は2学期・3学期の成績で動かせます。
| 中3の合計 | 135点満点での点 | a | 評定の分(×5) | 中3合計27のときとの差 |
|---|---|---|---|---|
| 27 | 32+27×2=86 | 63.7 | 318.5 | 基準 |
| 30 | 32+30×2=92 | 68.1 | 340.7 | 22.2 |
| 33 | 32+33×2=98 | 72.6 | 363.0 | 44.4 |
| 36 | 32+36×2=104 | 77.0 | 385.2 | 66.7 |
| 39 | 32+39×2=110 | 81.5 | 407.4 | 88.9 |
中3の評定合計が3上がる(たとえば3つの教科が1段階ずつ上がる)と、評定の分は約22点動きます。当日の学力検査に置き直すと、合計で約22点にあたります。評定が決まる中3の2学期・3学期の取り組みは、当日の1教科で10〜20点を積む努力と同じ規模で、Sに効いてきます。
県立の普通科と比べた、生田高校の比率
神奈川県の共通選抜(全日制・普通科)の選考基準を見ると、学校ごとに比率が違います。次の表は、本記事で取り上げる学校と近い学校を、公式の選考基準の行から読んだものです。
| 学校(県立・普通科) | 第1次(評定:学力) | 第2次(学力:態度) | 特色検査 |
|---|---|---|---|
| 新羽 | 6:4 | 8:2 | なし |
| 岸根 | 5:5 | 8:2 | なし |
| 元石川 | 5:5 | 8:2 | なし |
| 生田 | 5:5 | 8:2 | なし |
| 生田東 | 4:6 | 8:2 | なし |
表のとおり、生田高校と同じ5:5の学校もあれば、評定を重くする学校(新羽は6:4)、当日点を重くする学校(生田東は4:6)もあります。選考基準の表で、特色検査と重点化がない普通科の行を数えたところ(筆者の集計、数え方は選考基準の表で確認してください)、第1次が5:5・第2次が8:2の行が約半数を占めていました。生田高校は、県内で標準的な組み合わせの一つです。
比率が違う学校を併せて受ける・比べるときは、新羽高校の記事や神奈川県の内申点の計算方法も参考にしてください。
倍率と志願者数のうごき(令和6〜8年度)
神奈川県は、志願変更の締切時点の志願者数を公表しています。倍率(競争率)は、その志願者数を募集定員で割った数です。
| 年度 | 募集定員 | 志願者数(志願変更締切時) | 倍率(志願者÷定員) |
|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 359人 | 472人 | 1.31倍 |
| 令和7年度 | 359人 | 437人 | 1.22倍 |
| 令和8年度 | 398人 | 470人 | 1.18倍 |

3年間の倍率は、1.31倍、1.22倍、1.18倍と、毎年下がりました。ただし志願者数の動きは違います。472人、437人、470人と、令和7年度に減った後、令和8年度は33人増えています。
倍率が下がった理由は、令和8年度に募集定員が359人から398人へ39人増えたことにあります。志願者が増えても、定員がそれ以上に増えたため、倍率は下がりました。
| 年度 | 志願者数(志願変更前の集計) | 志願者数(志願変更締切時) | 増減 |
|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 468人 | 472人 | +4人 |
| 令和7年度 | 423人 | 437人 | +14人 |
| 令和8年度 | 457人 | 470人 | +13人 |
表の「志願変更前の集計」は、県の別紙にある集計で、令和6年度は1月31日、令和7年度・令和8年度は1月30日の数字です。
募集定員が増えた年の数字の読み方
生田高校の令和8年度の募集定員は398人で、令和7年度の359人より39人多くなっています。公式の資料から確認できるのは、定員が増えたことと、その年の志願者数が470人で、前年の437人より増えたことです。
倍率だけを見ると、1.22倍から1.18倍へと下がっています。しかし志願者数は増えています。倍率は「出願者÷定員」なので、定員の変化によって、倍率と志願者数の動きが逆になることがあります。
| 年度 | 募集定員 | 志願者数 | 前年度との差(定員) | 前年度との差(志願者) |
|---|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 359人 | 472人 | − | − |
| 令和7年度 | 359人 | 437人 | 0人 | −35人 |
| 令和8年度 | 398人 | 470人 | +39人 | +33人 |
近くの学校の動きを見たいときは、県立多摩高校の記事や新城高校の記事も参考になります。
令和9年度の入試日程
| 項目 | 日程(令和9年) |
|---|---|
| 志願情報申請期間 | 1月25日(月)〜29日(金) |
| 中学校長の承認期間 | 1月25日(月)〜2月1日(月) |
| 志願変更の情報申請期間 | 2月4日(木)〜8日(月) |
| 志願変更の中学校長承認期間 | 2月4日(木)〜9日(火) |
| 共通検査(学力検査) | 2月16日(火) |
| 追検査 | 2月22日(月) |
| 合格者の発表 | 2月26日(金) |
生田高校は特色検査も面接も行わないため、受検の日は学力検査の2月16日(火)の1日です。特色検査・面接の期日(2月16〜18日)は、特色検査を行う学校に関する日程です。二次募集など、これ以降の日程は県の別紙で確認してください。
時期別|内申と当日点を、両方そろえる進め方
内申と当日点が同じ重さの生田高校では、評定を動かせる時期と、5教科の力を積む時期を分けて考えると進めやすくなります。以下は進め方の例で、県が定めたものではありません。
| 時期 | 評定(内申) | 当日点(5教科) |
|---|---|---|
| 中3の11月〜12月 | 2学期の成績の確定に向けて、提出物と定期テストの見直し | 入試範囲の総復習を始める。苦手教科の穴を洗い出す |
| 12月(三者面談) | 評定の見込みを確認し、志望校の見通しを話す | 過去問を解く日程を決める |
| 1月上旬 | 3学期の評定に向けて、授業の取り組みを続ける | 過去問を時間を測って解き、点数と間違いの傾向を記録 |
| 1月25日〜29日 | 志願情報の申請期間(出願の手続き) | 直前期の復習。新しい問題集に手を広げない |
| 2月4日〜8日 | 志願変更が必要かを、倍率と見込みで考える | 体調管理と、時間配分の最終確認 |
| 2月16日 | (評定は確定済み) | 5教科を各50分で受検 |
学年別|中1から中3までの積み上げ方
生田高校の評定は中2と中3の成績で決まります。そのため、中1は評定に入らない準備の時期、中2からは評定に直接入る時期、中3は評定が2倍で入る時期、と分けて考えると整理しやすくなります。
| 学年 | 評定への入り方 | この時期にやっておきたいこと |
|---|---|---|
| 中1 | 入らない(県の計算には使わない) | 5教科の基礎(計算・漢字・英単語・文法)の定着。授業のノートと提出物の習慣づくり |
| 中2 | 合計がそのまま入る(最大45) | 定期テストの解き直しの習慣。苦手教科を作らない。態度の評価を意識して授業に参加する |
| 中3の1学期 | 合計の2倍が入る(最大90) | 1学期の評定を確認し、9教科のうち上げられる教科を決める。5教科の復習を並行して進める |
| 中3の2学期 | 同上。入試前の最後の大きな評定 | 定期テストと提出物に集中する。12月の三者面談に向けて評定の見込みを整理する |
| 中3の冬 | 評定は確定済み | 過去問の演習と、間違いの分析。体調管理 |
生田高校のように内申と当日点が同じ重さの学校では、中3になってから急に両方を上げるのは負担が大きくなります。中2のうちに評定の土台を作り、中3の夏までに5教科の基礎を固めておくと、冬の過去問演習に時間を使えます。
なお、私立高校の併願で使う内申が中3のいつの成績かは、学校ごとに違います。併願を考えている場合は、受験する私立高校の募集要項で確認してください。
三者面談で確認したいこと
- 中2と中3の1学期までの評定の合計(9教科)。
- 2学期の評定の見込み。どの教科が上がる余地があるか。
- 主体的に学習に取り組む態度の評価(A・B・C)の傾向。第2次選考で使われます。
- 5教科の最近の得点の水準と、伸びしろのある教科。
- 生田高校の志望状況や、志願変更の考え方についての、学校側の見方。
- 私立高校を併願する場合の、併願の基準と手続きの時期。
私立高校との併願は、内申の使われ方が学校ごとに違います。私立高校の併願で使う内申は、中3のいつの成績かもあわせて確認してください。
当日点の積み上げ方|5教科500点の使い方
生田高校の学力検査は、5教科に重点化がありません。5教科がすべて同じ100点満点で、同じ重さで合計されます。そのため、教科ごとの得意・不得意をならして、合計を伸ばすことが基本になります。
| 現在の水準(例) | 合計500点中 | 底上げの考え方 |
|---|---|---|
| 5教科とも平均60点 | 300点 | 苦手教科から10点ずつ上げると、合計は50点上がる |
| 平均70点 | 350点 | 記述問題・長文の失点を見直す |
| 平均80点 | 400点 | ケアレスミスと、後半の大問の取りこぼしを減らす |
県の公式の資料にある範囲で言えるのは、「合計点がそのままSに入る」ことと、「教科による重みの違いがない」ことです。教科ごとの出題形式の細かい傾向は、県の過去の学力検査の問題で確認してください。
評定を伸ばすために見直したいこと
- 提出物の期限と内容。評定には授業への取り組みが含まれます。
- 定期テストで失点した単元の解き直し。次のテストの点につながります。
- 実技教科(音楽・美術・保健体育・技術家庭)の提出課題や実技テスト。9教科は同じ重みで数えられます。
- 中3の2学期・3学期の評定は、評定の計算で2倍になる。早めに先生に確認する。
よくある勘違い4つ
- 「内申が低いと当日点でも取り返せない」:第1次選考は内申と当日点が同じ重さで、学力検査の点がSに直接入ります。取り返せるかどうかは、評定との差と当日点で決まります。
- 「中1の評定も入る」:県の計算に使うのは中2と中3の評定です。
- 「当日の教科によって重みが違う」:この学校は重点化がなく、5教科は同じ重みです。
- 「倍率が下がれば簡単になる」:倍率は出願者の数の比です。合格の線は公表されていません。
出願から合格発表までの流れ
- 中3の2学期までの評定が出る(調査書の資料)。
- 三者面談で、志望校と出願の見通しを確認する。
- 1月25日〜29日に、志願情報を申請する。
- 必要なら、2月4日〜8日に志願変更をする。
- 2月16日に、学力検査を受ける(5教科)。
- 2月26日に、合格者が発表される。
- 公立と私立を併願する場合は、私立の手続きの期限にも注意する。
保護者の方が、家庭でできること
- 評定の合計を、毎学期、親子で一緒に足してみる。
- 定期テストの結果を、教科ごとの表にして見える形にする。
- 過去問は、家で時間を測って解く環境を整える。
- 志願変更の期間は、感情でなく、公表された数字をもとに話し合う。
内申が足りないときの考え方は、内申が足りないときの逆転の考え方、公立と私立の組み合わせは神奈川県の内申の帯別と併願も参考になります。
出願前の確認リスト
| 確認すること | 確認する先 | 時期の目安 |
|---|---|---|
| 令和9年度の募集定員 | 募集案内(神奈川県教育委員会) | 秋〜冬 |
| 評定の合計(中2・中3) | 学校の調査書の見込み、三者面談 | 12月 |
| 主体的に学習に取り組む態度の評価 | 通知表の評価、担任の先生 | 12月 |
| 志願情報の申請の手順 | 中学校の進路指導 | 1月上旬 |
| 志願変更の期間と手順 | 募集案内、中学校 | 2月4日〜8日 |
| 受検当日の持ち物と集合時間 | 受検票、学校の案内 | 2月上旬 |
| 追検査の条件 | 募集案内 | 2月上旬 |
このリストは、県が定めた手順ではなく、確認漏れを防ぐための整理です。手続きの正式な内容は、募集案内と中学校の案内で確認してください。
まとめ|生田高校の内申と当日点
- 生田高校の第1次選考は、評定:学力検査が5:5。内申と当日点が同じ重さ。
- 第2次選考は、学力検査:主体的に学習に取り組む態度が8:2。
- 評定は中2+中3×2の135点満点を100点に換算。中3の評定は中2の2倍の重み。
- 学力検査は5教科500点を100点に換算。重点化はなく、5教科は同じ重み。
- 合格最低点や合格者のSは公表されていない。目安の数字は載せない。
- 令和9年度の定員は募集案内で確認し、志願変更期間(2月4日〜8日)の数字を見て考える。
よくいただくご質問
出典(公式資料)
- 神奈川県教育委員会「令和9年度神奈川県公立高等学校入学者選抜選考基準及び特色検査の概要」
- 同「選考の方法と選考基準の見方」(PDF)
- 同「共通選抜(全日制)」の選考基準(PDF)
- 同「令和9年度神奈川県公立高等学校の入学者の募集及び選抜の主な日程等について」
- 同「令和8年度 一般募集共通選抜等の志願者数(志願変更締切時)」別紙3(PDF)
- 同「令和7年度 一般募集共通選抜等の志願者数(志願変更締切時)」別紙3(PDF)
- 同「令和6年度 一般募集共通選抜等の志願者数(志願変更締切時)」別紙3(PDF)
この記事の数字は、神奈川県教育委員会が公表した資料から、エスペランサアカデミーが計算・整理したものです。計算例は、評定の合計から公式の式で計算した例で、実在の生徒の数字ではありません。最新の情報は、県教育委員会と各学校の公式の案内でご確認ください。


