- 神奈川県公立高校の内申は、中2の9教科の評定合計+中3の9教科の評定合計の2倍(135点満点)を、100点に直したもの(a値)です。オール3は60、オール4は80、オール5は100です。
- 合否は、第1次選考(募集人員の90%まで)で、a値と学力検査の得点を、学校ごとの比率で合わせたS1の高い順に決まります。同じ内申・同じ当日点でも、比率が違えば学校ごとの順位が入れ替わります。
- a値の帯は、オール4以上(80以上)・オール3〜4(60〜79)・オール3未満(60未満)に分けて考えると整理しやすくなります。それぞれで、公立の選び方と私立の書類選考の使い方が変わります。
- 私立の書類選考は、9科の合計や5科の合計を基準にする学校が多く、日程は2月10日以降。公立の学力検査は2月16日です。先に私立の結果が出るため、手続きの期限を並べて確認します。
「神奈川の内申は、東京とどう違うのか」「オール4だと公立のどのくらいの学校を狙えるのか」「私立はどう併願すればいいのか」。神奈川県の保護者から、毎年とても多い相談です。この記事では、神奈川県公立高校の内申点の計算方法をふまえて、内申の帯ごとに、公立と私立の組み方を、計算と表で整理します。
東京都の中学生は東京の内申高め帯や東京の内申中間帯の記事を、内申が足りないときの考え方は「東京と神奈川で当日点が効く仕組み」の記事をご覧ください。
※神奈川県の数字は、神奈川県教育委員会の令和9年度入学者選抜の選考基準(「選考の方法と選考基準の見方」「選考基準」)、募集案内、私立の数字は各校の2027年度募集要項にもとづきます。学校ごとの合格ラインは年度で変わるため、この記事では断定しません。
📐 神奈川の内申(a値)の計算と、帯の見方
神奈川県公立高校(共通選抜)の内申は、次の手順で出します。中1の成績は使いません。
- 中2の9教科の評定合計(45点満点)を、そのまま使う
- 中3の9教科の評定合計(45点満点)を、2倍にする(90点満点)
- 2つを足した135点満点の素点Aを、100点満点に直す(a値=A÷135×100)
東京都のように実技を2倍にする仕組みはなく、9教科の評定を平等に数えます。ただし、校長が3教科以内の評定に1倍を超え2倍以下の重みをつける「重点化」を定める学校があります(荏田高校など)。次の表は、中2と中3の評定合計から、a値を出した早見表です。
| a値 | 中3:30 | 中3:33 | 中3:36 | 中3:39 | 中3:42 | 中3:45 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 中2:27 | 64.4 | 68.9 | 73.3 | 77.8 | 82.2 | 86.7 |
| 中2:30 | 66.7 | 71.1 | 75.6 | 80.0 | 84.4 | 88.9 |
| 中2:33 | 68.9 | 73.3 | 77.8 | 82.2 | 86.7 | 91.1 |
| 中2:36 | 71.1 | 75.6 | 80.0 | 84.4 | 88.9 | 93.3 |
| 中2:39 | 73.3 | 77.8 | 82.2 | 86.7 | 91.1 | 95.6 |
| 中2:42 | 75.6 | 80.0 | 84.4 | 88.9 | 93.3 | 97.8 |
| 中2:45 | 77.8 | 82.2 | 86.7 | 91.1 | 95.6 | 100.0 |
評定合計の目安は、27がオール3、36がオール4、45がオール5です。たとえば中2が33、中3が36なら、素点Aは33+72=105で、a値は約77.8です。中3の成績は2倍で数えるため、中3の評定を1つ上げると素点が2、a値が約1.5上がります。中2の評定を1つ上げても素点は1です。
| 内申の帯 | a値のめやす | 評定のめやす(9教科の平均) | この帯の特徴 |
|---|---|---|---|
| 高め | 80以上 | オール4以上(平均4.0〜) | 内申を重く見る学校(比率が5:5や6:4)で有利になりやすい |
| 中間 | 60〜79 | オール3〜オール4の間(平均3.0〜3.9) | 公立は学校ごとの比率を見て選ぶ。私立の書類選考は9科34〜38が分かれ目になりやすい |
| 低め | 60未満 | オール3に届かない(平均3.0未満) | 学力検査の比重が大きい学校や、第2次選考の仕組みも視野に入れる |
⚖️ 比率が違うと、同じ2人の順位が入れ替わる
神奈川県の第1次選考は、S1=(a×f)+(b×g)[+(d×i)]で決まります。aは内申(評定)、bは学力検査の得点を100点に直した値、dは特色検査です(実施する学校のみ)。fとgは、それぞれ2以上の整数で、足すと10になります。fとgは学校ごとに決まっています。
次の表は、内申は高いが当日点は普通のXさん(a値85・b値65)と、内申は普通だが当日点が高いYさん(a値70・b値80)を、4つの比率で比べた計算です。人物は計算のための仮の例で、特色検査は入れていません。
| 比率(内申:学力検査) | Xさん(a85・b65)のS1 | Yさん(a70・b80)のS1 | 結果 |
|---|---|---|---|
| 3:7 | 710点 | 770点 | Yさんが上回る(差60点) |
| 4:6 | 730点 | 760点 | Yさんが上回る(差30点) |
| 5:5 | 750点 | 750点 | 同点 |
| 6:4 | 770点 | 740点 | Xさんが上回る(差30点) |
内申を重く見る比率(6:4)ではXさんが上回り、学力検査を重く見る比率(3:7)ではYさんが上回ります。5:5ではちょうど同点です。つまり、内申が高めの人は比率が5:5や6:4の学校で力を出しやすく、内申が低めで当日点に自信がある人は3:7の学校で力を出しやすいことになります。志望校を決めるときは、偏差値だけでなく、必ず学校ごとの比率を確認してください。
目標のS1から、当日点を逆算する
次の表は、S1の目標を650点(仮の数字)としたとき、a値ごとに、学力検査の得点(b値、100点満点換算)がいくつ必要かを、3つの比率で計算したものです(特色検査は入れていません)。b値は、学力検査の合計点を100点に直した値で、たとえば5教科の合計が375点(500点満点)なら75です。
| 内申(a値) | 比率3:7のとき必要なb値 | 比率5:5のとき | 比率6:4のとき |
|---|---|---|---|
| a=60 | b=67.1(5教科336点) | b=70.0(5教科350点) | b=72.5(5教科362点) |
| a=70 | b=62.9(5教科314点) | b=60.0(5教科300点) | b=57.5(5教科288点) |
| a=80 | b=58.6(5教科293点) | b=50.0(5教科250点) | b=42.5(5教科212点) |
| a=90 | b=54.3(5教科271点) | b=40.0(5教科200点) | b=27.5(5教科138点) |
たとえばa値60(オール3)の人は、比率3:7の学校ではb値が約67(5教科で約336点)、比率6:4の学校ではb値が約72(5教科で約362点)必要です。a値80(オール4)の人は、3:7でb値が約59、6:4で約42です。目標のS1が650点なら、10で割った65が内申と当日点の「釣り合い」の線になります。a値が65より低い人は学力検査の比率が高い学校のほうが、65より高い人は内申の比率が高い学校のほうが、必要な当日点が少なくなります。ただし、これは「当日点で勝負できるか」という見込みとセットの話です。受験校は、必要な当日点が模試の得点で現実的かどうかで決めます。
※S1の目標650点は計算の説明用の仮の数字です。実際の合格ラインは学校ごと・年度ごとに変わります。
※S1は、学校によって特色検査の得点(自己表現検査や面接など)が加わります。また、重点化(特定教科の評定や得点を最大2倍にする)を定める学校もあります。正確な式は、神奈川県教育委員会の選考基準で確認してください。
🏫 学校ごとの比率の例(令和9年度の選考基準より)
次の表は、令和9年度の選考基準に載っている全日制普通科の比率の例です。第1次選考は「学習の記録(評定):学力検査:特色検査」、第2次選考は「学力検査:特色検査」などの組み合わせで示されます。学校ごとに違うことを見るための例で、ここに載せていない学校も多くあります。
| 学校 | 特色検査 | 第1次選考(内申:学力検査:特色検査) | 備考 |
|---|---|---|---|
| 横浜翠嵐 | 自己表現 | 3:7:3 | 学力検査の比重が大きい |
| 柏陽 | 自己表現 | 3:7:2 | |
| 平塚江南 | 自己表現 | 3:7:1 | |
| 湘南 | 自己表現 | 4:6:2 | |
| 厚木 | 自己表現 | 4:6:2 | |
| 川和 | 自己表現 | 4:6:1 | |
| 相模原 | 自己表現 | 4:6:1 | |
| 横浜平沼 | 自己表現 | 5:5:1 | |
| 鶴見 | なし | 5:5 | |
| 川崎北 | なし | 5:5 | |
| 荏田 | なし | 6:4 | 音・美・保体・技家のうち点数の高い1教科の評定を2倍にする |
※令和9年度の選考基準(神奈川県教育委員会)にもとづく例です。表に載せた以外の学校の比率や、特色検査の内容、重点化の有無は、選考基準と各校の募集案内で確認してください。第2次選考の比率は、別の記事で扱います。
第1次選考は募集人員の90%まで、第2次選考は残りの人員を選びます。第2次選考は、学力検査と、中3の「主体的に学習に取り組む態度」の評価(A=3・B=2・C=1の合計)で決まります。第2次選考の仕組みは内申が足りないときの逆転の考え方で詳しく扱います。
一緒に整理しませんか?
🔹 高め帯(a値80以上):公立の選び方と私立の使い方
a値80以上は、オール4以上の成績です。高めの内申を活かしやすいのは、内申の比率が高い学校(5:5・6:4など)です。一方で、学力検査の比重が大きい学校(3:7)を志望する場合は、内申が高くても当日点で差がつきます。
- 公立の第一志望:内申の比率が高い学校では、内申の強みがそのままS1に反映されます。学力検査の比重が大きい学校では、当日点の仕上げが中心です。
- 特色検査のある学校:自己表現検査などが加わる学校は、特色検査の準備時間も必要です。S1の計算には、特色検査の比率(i)も入ります。
- 私立の書類選考:9科38〜44の基準(麻布大学附属のS特進・特進、相模女子大学高等部の特進など)に届く可能性があります。ただし、基準を満たしても合格の保証ではありません。
高め帯の人は、私立の併願先に「学力で選ぶ」余裕があります。公立の結果が出る2月26日より前に、私立の手続きの期限が来る学校があるため、日程の確認を先に済ませます。
🔸 中間帯(a値60〜79):比率を見て学校を選ぶ
a値60〜79は、オール3とオール4の間に入る成績で、受験生のなかでもいちばん人数が多い帯です。公立は、学校ごとの比率を見て「内申で戦えるか、当日点で戦えるか」を見極めます。
| 当日点の見込み | 向きやすい比率 | 考え方 |
|---|---|---|
| 当日点に自信がある(模試の5教科が安定している) | 内申の比率が低い学校(3:7・4:6) | 当日の5教科でS1を伸ばせる。ただし倍率や特色検査の有無も確認する |
| 当日点は平均的で、内申が平均より少し高い | 5:5の学校 | 内申と当日点のバランスが取れた学校。通学範囲で比べる |
| 当日点に不安があり、内申を上げる余地がある | 内申の比率が高い学校(5:5・6:4) | 2学期の評定を上げることが、S1に直接効く |
私立は、9科の合計34〜38のあたりが分かれ目になります。相模女子大学高等部の進学(9科34)、聖園女学院・聖セシリア女子(9科36)、特進(9科38)などが基準の例です。評定の合計を1〜2点上げられると、使える学校が変わります。
🔻 低め帯(a値60未満):当日点と私立の使い方
a値が60に届かない場合、内申を主にした比率の学校では、S1で不利になりやすくなります。ここでは、焦らず、次の3つの視点で整理します。
- 学力検査の比率が高い学校を調べる。第1次選考の比率が3:7や4:6の学校は、当日点の影響が大きくなります。
- 第2次選考の仕組みを知る。第2次選考は、学力検査と、中3の「主体的に学習に取り組む態度」の評価で決まり、評定(a値)は使いません。第1次選考で選ばれなかった場合の、もうひとつの機会です。
- 私立の書類選考と一般入試を使い分ける。9科25〜31の基準の学校(横浜学園の9科25、英理女子学院の9科28〜31など)や、当日の試験で受ける一般入試も選べます。
内申を上げる余地がまだある時期です。中3の評定は2倍で数えるため、1つ上げるとa値は約1.5動きます。内申点が足りないときの志望校の選び方も参考にしてください。
🤝 私立の書類選考:9科・5科の基準を表で確認する
神奈川の私立高校には、内申の書類で判定する「書類選考」の入試を設ける学校があります。次の表は、2027年度の募集要項で確認できた7校の基準です(詳しくは神奈川の私立高校|書類選考の内申基準で、届く学校を探すに整理しています)。
| 学校(コース) | 内申の基準 |
|---|---|
| 横浜学園 | 9科25 |
| 英理女子学院 | 9科:ビジネスデザイン・情報デザイン・ライフデザイン28/進学教養31/iグローバル38 |
| 相模女子大学高等部 | 進学:5科19か9科34/特進:5科22か9科38 |
| 聖園女学院 | 5科20か9科36 |
| 聖セシリア女子 | 5科20か9科36 |
| 麻布大学附属(B方式) | 進学:5科21か9科39/特進:5科23か9科42/S特進:5科25か9科44 |
| 日本大学高校 | 5科23かつ9科39(英検準2級以上は5科22かつ9科38) |
※基準は制度を使うための条件で、合格を保証するものではありません。日本大学高校は国公立中学校の卒業見込みの人が対象、英理女子学院は公立高校との併願のみ、など、使える条件が学校ごとに違います。使う学年(中3のみか、中2・中3か)も、募集要項で確認してください。
9科の合計が36なら、9教科の平均が4.0(オール4)です。a値でいえば、中2も中3もオール4のときに80になります。9科の合計と、公立のa値は別の数字ですが、どちらも通知表の評定から出ます。まず自分の9科と5科の合計を出して、表と照らし合わせてください。
| 9科の合計 | 9教科の平均 | 届く基準の例 |
|---|---|---|
| 25〜28 | 約2.8〜3.1 | 横浜学園(25)、英理女子学院(ビジネスデザインなど28) |
| 31〜34 | 約3.4〜3.8 | 英理女子学院(進学教養31)、相模女子大学高等部の進学(34) |
| 36 | 4.0 | 聖園女学院、聖セシリア女子(どちらも5科20でも可) |
| 38〜39 | 約4.2〜4.3 | 相模女子大学高等部の特進(38)、英理女子学院のiグローバル(38)、日本大学高校(39/英検準2級以上は38)、麻布大学附属の進学(39) |
| 42〜44 | 約4.7〜4.9 | 麻布大学附属の特進(42)・S特進(44) |
🗓️ 日程を並べる:私立の書類選考と、公立の学力検査
神奈川県の公立(共通選抜)の令和9年度の日程と、私立の書類選考の日程を並べます。
| 区分 | 日程(2027年) |
|---|---|
| 公立:志願申請 | 1月25日〜1月29日(中学校長の承認は1月25日〜2月1日) |
| 公立:志願変更 | 2月4日〜2月8日 |
| 公立:学力検査 | 2月16日(火) |
| 公立:特色検査・面接 | 2月16日〜2月18日のうち、学校が指定する日 |
| 公立:追検査 | 2月22日(月) |
| 公立:合格発表 | 2月26日(金) |
| 私立(書類選考・試験の例) | 2月10日〜2月12日ごろ(学校ごとに違う。発表は2月11日〜12日の学校が多い) |
私立の結果が、公立の学力検査(2月16日)より先に出ます。公立の合格発表(2月26日)の前に、私立の入学手続きの期限が来る学校もあります。公立が第一志望の人は、私立の期限と手続きの方法(入学金の扱いなど)を、出願前に確認してください。
公立の出願のルールも確認しておきます。共通選抜は、同じ募集期間では原則として1つの区分・1つの学校・1つの課程にしか出願できません。全日制では、他の都道府県の公立全日制への志願は認められません。公立の志願取消は、合格発表前に限られます。併願の組み立ては関東の高校入試2027 私立と公立の併願の組み立て方をご覧ください。
🧩 受験パターンの例(3つ)
内申の帯と志望に応じた組み方の例です。考え方の例であり、合格を保証するものではありません。
パターン1:公立を第一志望にして、私立の書類選考を2校
もっとも標準的な組み方です。公立の第一志望の比率を確認し、a値と模試の得点から、S1が現実的かを見ます。私立は、基準に届く書類選考の学校を2校、手続きの期限と通学を見て決めます。私立の日程が2月10日〜12日ごろ、公立の検査が2月16日です。
パターン2:特色検査のある公立に挑戦する
自己表現検査などの特色検査がある学校は、S1に特色検査の得点も加わります。特色検査の準備と、学力検査の勉強の時間配分を、早めに決めておきます。特色検査は2月16日〜18日のうち、学校が指定する日に行われます。
パターン3:私立を第一志望にする
私立の書類選考や推薦入試で、第一志望の学校を受けるパターンです。公立を併願しない場合も、私立が不合格だったときに備え、公立の出願の準備は進めておきます。公立の志願申請は1月25日からです。
⚠️ 神奈川の内申でよくある誤解
- 「内申が高ければ、公立は有利」とだけ考える。比率が3:7の学校では、当日点の影響が大きくなります。
- 中2の成績を軽く見る。中2の評定合計は、そのまま素点に入ります。中3だけでなく、中2の成績もa値の約3分の1を占めます。
- 9科の合計と、a値を混同する。私立の基準は、9科や5科の合計で見る学校が多く、公立のa値は別の計算です。
- 私立の書類選考を「確約」だと考える。基準を満たしても、合格の保証ではありません。募集要項の表現で確認します。
- 特色検査の準備を後回しにする。自己表現検査がある学校は、S1に特色検査が加わります。
どの学校に届くか、一緒に確かめませんか?
❓ よくいただくご質問
Q. 神奈川の内申は、東京と何が違いますか?
A. 神奈川は9教科を平等に数え、中2と中3の評定合計(中3は2倍)から135点満点で計算します。東京都は5教科は1倍、実技4教科は2倍で数え、換算内申65点満点を調査書点300点に直します。学年の使い方も違い、神奈川は中2・中3、東京は中3の成績です。
Q. a値60と80は、公立のどのくらいに当たりますか?
A. a値60はオール3、80はオール4にあたる計算です。どの学校に届くかは、学校ごとの比率と当日点で決まります。志望校の最新の選考基準と、模試の判定で確認してください。
Q. 中2の成績が悪かったのですが、取り返せますか?
A. 中3の評定は2倍で数えるため、中3の2学期までの評定を上げることが、a値に大きく効きます。中2の評定合計は変えられませんが、中3で評定を1つ上げると、素点が2上がります。
Q. 私立の書類選考は、公立の第一志望でも使えますか?
A. 学校ごとに違います。公立との併願を前提にしている学校もあれば、併願が認められない入試もあります。募集要項で、併願の可否を確認してください。
Q. 公立の第2次選考は、どういう人が対象ですか?
A. 第1次選考は募集人員の90%までを選びます。第2次選考は、募集人員までを選ぶもので、学力検査と中3の「主体的に学習に取り組む態度」の評価で決まります。評定(a値)は使いません。
✅ まとめ
- 神奈川の内申(a値)は、中2+中3×2の135点満点を100点に直したもの。オール3が60、オール4が80、オール5が100です。
- 第1次選考のS1は、学校ごとの比率(内申:学力検査)で決まります。同じ2人でも、比率が違えば順位が入れ替わります。
- 高め・中間・低めの帯ごとに、公立の比率の選び方と、私立の書類選考の使い方が変わります。
- 私立の書類選考の基準は9科・5科の合計。まず自分の9科・5科の合計を出して、表と照らし合わせます。
- 私立は2月10日〜12日ごろ、公立の学力検査は2月16日、発表は2月26日。手続きの期限を並べて、先に日程表を作ります。
※出典:神奈川県教育委員会「令和9年度神奈川県公立高等学校入学者選抜 選考基準」「選考の方法と選考基準の見方」「共通選抜(全日制)」、令和9年度の入学者選抜の日程等、各校の2027年度募集要項。内容は変わることがあるため、最新情報は公式サイトでご確認ください。
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