東京立正高校に合格したい|推薦・併願優遇の内申基準と奨学金【2027年度・杉並区】

東京立正高校(杉並区) 併願優遇は5科16から学校別 合格対策

最終更新:2026年10月/数字は、学校の公式サイトと募集要項(記事末の出典)にもとづきます。説明会・入試相談の日程や細かい条件は変わることがあるので、必ず学校の最新情報で確認してください。

結論:東京立正高校は、3つのコースごとに内申基準が決まっています。いちばん受けやすいスタンダードコースは、推薦が5教科15、併願優遇が5教科16からです。都内の中学生は、推薦(単願)・併願優遇・一般のどれでも受けられます。

推薦入試の試験は面接だけです。一般入試(併願優遇を含む)は、国語・英語・数学の筆記試験と面接があります。

どの区分でも、全科目に評定1がないことと、中3の欠席・遅刻・早退がそれぞれ年10日以内であることが条件です。

この記事でわかること
  • 東京立正高校の入試の基本データ
  • 推薦入試の内申基準
  • 一般入試と併願優遇
  • 評価ポイント(加点)のしくみ
  • 奨学金制度とコースの変更
  • 2026年度の入試結果と進路
  • 合格に向けた準備の順番

東京立正高校の入試の基本データ

項目内容
所在地東京都杉並区堀ノ内2-41-15
通学東京メトロ丸ノ内線「新高円寺駅」から徒歩8分(出口1)/バス「堀ノ内」から徒歩7分
コーススタンダード・イノベーション・アドバンスト
募集人員(2027年度)推薦:スタンダード75名・イノベーション15名・アドバンスト15名/一般:70名・20名・30名
入試日推薦:2027年1月22日(金)/一般:2月10日(水)または2月12日(金)
試験推薦:個人面接/一般:国語・英語・数学+面接
受験料20,000円

名前が似ていますが、東京立正高校(杉並区)は、立正大学付属立正高校(大田区)とは別の学校です。スタンダードコースは勉強と部活動と行事のバランスを大切にするクラス、イノベーションコースはSDGsをテーマに社会の課題を考えるクラス、アドバンストコースは部活動と両立しながら国公立大学や難関私立大学をめざすクラスです。

推薦入試の内申基準

コース推薦の基準(どれか1つ)加点の上限
スタンダード5教科15 または 9教科27最大4ポイント
イノベーション5教科16 または 9教科29最大4ポイント
アドバンスト3教科10 または 5教科17 または 9教科31検定だけで最大3ポイント

推薦は、東京立正が第一志望で、中学校の校長先生が推薦する人が受けられる単願の入試です。推薦の併願(ほかの高校と両方受ける推薦)はありません。合否は面接の評価で決まります。

  • 全科目に評定1がないこと(副教科もふくみます)
  • 中3の欠席・遅刻・早退が、それぞれ年間10日以内(一時的なものはのぞく)
  • 本校の先生との「個別相談」を受けておくこと
  • 中学校の先生と高校の「入試相談」が必要(2026年12月15日・16日)

推薦のWeb出願の入力は2027年1月10日(日)〜15日(金)、書類は1月16日(土)必着の郵送です。合格発表は1月22日(金)13時からWebで、入学金の納入は1月24日(日)までです。推薦で合格した人は全員、2月12日(金)に国語・英語・数学の「奨学生判定試験」を受けます。この試験は合否には関係なく、クラス分けと奨学金の判定に使われます。

ここがポイント
基準は「5教科」「9教科」のどちらか1つを満たせばよいので、副教科が得意な人は9教科で、主要教科が得意な人は5教科で考えられます。個別相談では、通知表のコピーを持って行くと話が早く進みます。聞くことの整理は私立高校の個別相談会で何を聞くかも参考にしてください。

一般入試と併願優遇

コース併願優遇の基準(どれか1つ)加点の上限
スタンダード5教科16 または 9教科29最大3ポイント(皆勤・役職などは2まで)
イノベーション5教科17 または 9教科31最大4ポイント(皆勤・役職などは2まで)
アドバンスト3教科11 または 5教科18 または 9教科33検定だけで最大3ポイント

併願優遇は、公立高校やほかの私立高校を受ける人のための区分です。募集要項には「他校(公立・私立)を受験し」と書かれていて、公立併願でも私立併願でも使えます。都外生だけの区分や、地域の制限は書かれていません。

試験日は2月10日(水)と2月12日(金)の2回です。どちらも国語・英語・数学の筆記試験と面接があり、得点と面接の評価を合わせて合否が決まります。出願の入力は1月10日(日)〜2月2日(火)、書類は2月3日(水)必着です。

公立高校を受ける人は、出願のときに公立の志望校を入力すると、入学金の納入を公立高校の一次の合格発表日の23時59分までのばせます。入学金は250,000円です。

東京立正は推薦か、併願優遇か、迷っていませんか

5教科・9教科の内申と、英検などの加点、欠席の日数から、どのコース・どの受け方がいちばん合格に近いかを一緒に整理します。保護者の方だけのご相談もできます。

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評価ポイント(加点)のしくみ

東京立正の加点は、9教科の合計にだけ足すことができます。5教科や3教科の基準には足せません。

  • A:英検・漢検・数検の3級で1ポイント、準2級以上で2ポイント(Aは3ポイントまで)
  • B:3年間の皆勤で2ポイント。中3の1年間の皆勤、生徒会役員、部活動の部長、3年間の部活動の継続、3年間の委員会や係、行事での中心的な役割、部活動での都大会出場は、それぞれ1ポイント
  • アドバンストコースは、Aの検定だけが加点になります。皆勤や役職は加点になりません

たとえばスタンダードの推薦なら、9教科25の人でも、英検準2級(2ポイント)が加われば27になり、基準にとどきます。検定は中3の秋までに取っておくと安心です。

奨学金制度とコースの変更

  • 奨学金A:入学金と3年間の教育充実費。内申(推薦は3教科12・5教科20・9教科36のどれか、一般は5教科20・9教科36のどれか。加点なし)か、入試得点80%で対象
  • 奨学金B:入学金と3年間の教育充実費の半額。入試得点75%で対象
  • 奨学金C:入学金、または3年間の教育充実費の半額。入試得点70%で対象

内申や得点による奨学金は、アドバンストコースかイノベーションコースで入学することが前提です。毎年の審査があります。推薦で合格した人は、2月12日の奨学生判定試験の得点で判定されます。また、運動部・文化部で技能が優れている人には、推薦の全コースでA〜Cの奨学金があります。

一般入試の筆記試験(推薦合格者は奨学生判定試験)の得点によって、スタンダードコースから上のコースへ変わることもあります。

2026年度の入試結果と進路

区分コース出願受験合格
推薦(1/22)スタンダード126126126
推薦(1/22)イノベーション999
一般(2/10)スタンダード219197181
一般(2/12)スタンダード12610898
一般(2/12)アドバンスト1099

出典:東京立正高等学校「高等学校入試情報」2026年度入試結果(一般は併願優遇を含む)。表は一部の抜粋です。

推薦は出願した人が全員合格しています。一般のスタンダードは、2月10日が受験197人で合格181人でした。配点や合格最低点は公表されていません。

進路は、2024・2025年度の2年分の合計(現役のみ)で、中央大学7名、國學院大學10名、日本大学24名、東洋大学16名、帝京大学46名などの合格があります。受験のタイプは総合型選抜が44.4%でいちばん多く、指定校推薦は27.2%です。

合格に向けた準備の順番

中1・中2:評定1をつくらない、検定を取る

  • 全科目に評定1がないことが条件です。副教科の提出物も大切にする
  • 英検・漢検・数検は、準2級で2ポイントになります。中2のうちに3級、中3で準2級をめざしましょう
  • 欠席・遅刻・早退は中3で年10日以内。生活のリズムを中2のうちに整えておく

中3:秋から入試まで

  1. 10〜12月:説明会(10/10・10/24・11/7・11/21・11/28・12/5、要申込)に参加し、個別相談で内申の見込みを伝える
  2. 12月15日・16日:中学校の先生による入試相談。推薦か併願優遇か、コースをここまでに決める
  3. 推薦の人:面接の練習。志望理由や中学校でがんばったことを自分の言葉で話せるようにする
  4. 併願優遇・一般の人:国語・英語・数学の過去問を時間を計って解く練習と、面接の準備
  5. イノベーション・アドバンストで奨学金をねらう人は、入試得点70%以上を目標に演習を重ねる

保護者がやりがちな、もったいない関わり方

こんな関わり方は逆効果になりやすい
  • 立正大学付属立正高校(大田区)と同じ学校だと思い込む(東京立正は杉並区の別の学校です)
  • 英検や皆勤の加点を、5教科の基準に足そうとする(加点は9教科の合計にだけ足せます)
  • アドバンストで受けるのに、皆勤や部長の加点を当てにする(アドバンストは検定の加点だけです)
おすすめの関わり方
保護者は説明会の予約と「中3の欠席・遅刻・早退の日数」を見守り、本人には「評定1をつくらない」「検定を1つ上の級へ」の2つに集中させると、準備が進みやすくなります。

よくある質問

Q. 東京都の中学生は、どの入試を受けられますか?

A. 推薦(単願)、一般入試の併願優遇、一般入試のすべてを受けられます。募集要項に地域の制限は書かれていません。推薦の併願という区分はありません。

Q. 推薦入試に筆記試験はありますか?

A. 推薦の合否は面接で決まります。ただし推薦合格者は全員、2月12日に国語・英語・数学の奨学生判定試験を受けます(合否には関係しません)。

Q. 倍率や合格最低点は公表されていますか?

A. 2026年度の出願・受験・合格者数は公式サイトで公表されています。配点や合格最低点は公表されていません。

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