甲府昭和高校は、中巨摩郡昭和町にある県立の普通科高校です。令和8年度の後期募集の倍率は0.96倍で、令和7年度の1.22倍、令和6年度の1.18倍から下がりました。
2027年度(令和9年度)の山梨県の全日制は、前期募集(1月28日・29日に面接などの検査)と、後期募集(3月3日・4日に学力検査)の2段階です。甲府昭和高校の普通科は、募集定員の25%以内が前期募集です。令和8年度の後期募集の倍率は0.96倍(昨年度は1.22倍)でした。ここでは、前期募集と後期募集の両方を説明します。
🏫 山梨県立甲府昭和高等学校とはどんな学校?
甲府昭和高校の所在地は、中巨摩郡昭和町西条です(学校の公式サイトによる)。校訓は「自主創造」、教育目標は「真理を愛し、たくましく心豊かな生徒を育成する」です(県の「教育方針、志願してほしい生徒像」による)。
県の資料には、文武両道の校風と、開校以来の「さわやか教育」(さわやかな行動・環境づくり・挨拶・服装)を重視し、知・徳・体の調和を目指すことが書かれています。必要な資質・能力を示す「甲府昭和高校 Can-do リスト」を、生徒と教職員で共有しています。
取り組みとして、主体的・対話的で深い学びを目指す授業改善、土曜講座・夏期課外・高大連携講座、「TRY昭和」を掲げた挑戦できる環境づくり、学習との両立を支える部活動が挙げられています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 山梨県中巨摩郡昭和町西条3000番地 |
| 学科 | 普通科(全日制) |
| 募集定員(令和8年度) | 213人 |
| 前期募集(令和9年度) | 実施あり(募集定員の25%以内) |
| 令和8年度の前期募集 | 募集53人・志願60人(1.13倍)・入学内定53人 |
| 令和8年度の後期募集の倍率 | 0.96倍(昨年度 1.22倍) |
※所在地は各校の公式サイト、前期募集の配点・検査・出願の条件は県の「前期募集選抜方法」、募集定員・募集人員・志願者数・倍率・入学内定者数は県の発表資料によります。この記事の数字は、全日制の普通科のものです。
🔥 倍率のうごき(令和6〜8年度)
甲府昭和高校の後期募集の倍率は、令和6年度が1.18倍、令和7年度が1.22倍、令和8年度が0.96倍です。令和7年度から令和8年度にかけて、0.26ポイント下がりました。後期募集人員は183人、171人、160人と動き、最終志願者数は217人、210人、155人と動いています。
後期募集の倍率
| 令和6年度 | 令和7年度 | 令和8年度 | |
|---|---|---|---|
| 後期募集人員 | 183人 | 171人 | 160人 |
| 最終志願者数 | 217人 | 210人 | 155人 |
| 倍率 | 1.18倍 | 1.22倍 | 0.96倍 |
前期募集の志願状況
| 令和6年度 | 令和7年度 | 令和8年度 | |
|---|---|---|---|
| 前期募集人員 | 45人 | 42人 | 53人 |
| 志願者数 | 59人 | 52人 | 60人 |
| 倍率 | 1.31倍 | 1.24倍 | 1.13倍 |
| 入学内定者数 | 45人 | 42人 | 53人 |
※後期募集の倍率は、県の発表の「最終志願者数」(志願変更のあとの数字)÷「後期募集人員」です。帰国生徒等の特別措置の適用者は、倍率の計算に入れない扱いです。後期募集人員は、募集定員から前期募集の入学内定者数を引いた数なので、年度で変わります。

💡 後期の倍率0.96倍は、どう読めばいい?
山梨県の後期募集の倍率は、前期募集で決まった人を除いた「残りの枠」に対する倍率です。令和8年度の甲府昭和高校は、募集定員213人のうち、前期募集で53人が入学内定となり、後期募集人員が160人になりました。これに対して、最終志願者数が155人でした。
最終志願者数は、後期募集人員より5人少ない数でした。前期募集で入学内定となった人数は、令和6年度が45人、令和7年度が42人、令和8年度が53人です。前期募集で内定する人が多い年は、後期募集の枠が少なくなります。後期募集の倍率は、前期募集の結果にも左右されます。
県全体では、令和8年度の全日制の後期募集は、募集人員3,356人に対して最終志願者数が3,037人で、倍率は0.90倍でした(県の発表による)。学校ごと、年度ごとに差があります。
倍率の数字だけで志望校を変えず、中学校での評定と、当日の5教科の得点を上げることを考えましょう。前期募集で内定した人は後期募集に出願できないので、前期募集を受けるかどうかは、先に決める必要があります。
では、いまの進め方で届きますか?
📝 2027年度(令和9年度)の日程と、合否の決まり方
| 区分 | 出願 | 検査 | 発表・内定 |
|---|---|---|---|
| 前期募集 | 1月14日(木)・15日(金)・18日(月) | 1月28日(木)・29日(金)(面接など) | 2月5日(金)に中学校長へ内定通知。受検者への発表は後期と併せて3月11日(木) |
| 後期募集(一般選抜・特別選抜) | 2月16日(火)・17日(水)・18日(木) | 3月3日(水)・4日(木)(学力検査。特別選抜は面接も)/追検査 3月9日(火) | 3月11日(木) |
| 再募集 | 3月11日(木)・12日(金)・15日(月) | 3月16日(火)(面接+作文または新たな学力検査) | 3月18日(木) |
※日程は、県の「令和9年度山梨県立高等学校入学者選抜の基本事項」によります。出願の時間帯や、くわしい決まりは、10月に発表される実施要項で示されます。
前期募集と後期募集のちがい
| 前期募集 | 後期募集(一般選抜) | |
|---|---|---|
| 何で決めるか | 調査書、学習活動・生活状況の所見、面接、必要に応じた特色適性検査・特技の成績を、校長が定める比重で総合判定 | 調査書の記録と学力検査(または追検査)の成績を同等に扱って判定 |
| 出願できる学校 | 1人1校(1学科) | 1人1校 |
| 注意 | 内定した人は後期募集・定時制に出願できない | 一般選抜と特別選抜は、併願できない |
後期募集には、調査書を使わず、学力検査と面接で決める特別選抜もあります。対象は、令和9年3月に卒業見込みで、県内に在住・在籍し、長期欠席者などで特別選抜を希望し、在籍校の校長が認める人です(県の基本事項による)。多くの人は、一般選抜で受けます。
考え方の例です。合格ラインではありません。甲府昭和高校の前期募集では、調査書の学習の記録は、必修9教科の評定が対象で、第1〜第3学年が等分(1:1:1)です。たとえば、9教科の評定の合計が、中1が36、中2が38、中3が40なら、合計は36+38+40=114です(満点は45×3=135)。どの学年の評定も、1つ上がると合計が1上がります。調査書を点数にそろえるくわしい方法は、10月の実施要項で示されます。後期募集は、調査書と学力検査を同等に扱います。学力検査は5教科で500点満点なので、1教科の平均が5点上がると、合計は25点上がります。
🎯 前期募集の選抜(条件Aと条件B)
甲府昭和高校の前期募集は、募集定員の25%以内です。校訓・教育目標を理解し、「志願してほしい生徒像」に当てはまったうえで、条件Aか条件Bのどちらかを満たす必要があります。
| 条件 | 内容 |
|---|---|
| 条件A | 中学校の学習活動で優れた成績を収め、進学後も進路実現に向けて努力できる生徒 |
| 条件B | 学業に励みつつ、スポーツや文化活動などで優秀な成績を収め、入学後も校内の部活動に積極的に参加して努力を続ける生徒(めやす:公式大会やコンクールなどで、原則として県単位以上の優秀な成績) |
選抜資料の比重は、次のとおりです。前期募集の人数のうち、条件Aが約1/3、条件Bが約2/3です。
| 出願の区分 | 調査書 | 面接 | 所見 | 特色適性検査 | 特技 |
|---|---|---|---|---|---|
| 条件A | 50 | 15 | 5 | 30 | ― |
| 条件B | 35 | 15 | 5 | 15 | 30 |
調査書の学習の記録は、第1〜第3学年の必修9教科の評定が対象で、各学年は等分(1:1:1)に評価されます。生徒会活動、部活動、ボランティア活動、各種検定などの実績も、評価の対象です。
| 検査 | 内容 |
|---|---|
| 面接 | 個別面接、10分程度。「志願してほしい生徒像」の内容を中心に、自分の考えを適切・的確に表現できるかを見ます |
| 特色適性検査 | 50分(条件A・B共通)。資料の内容やデータを読み取る力と、資料を踏まえて自分の考えを表現する力を見ます |
| 特技(条件B) | 「活動実績報告書」と添付書類による書類審査 |
条件Bで出願する人は、「甲昭様式1 活動実績報告書」を必ず出します。実績を証明する書類の写し(A4サイズ)を添えます。様式は、学校のホームページからダウンロードするか、事務室で受け取れます。
📈 前期の枠がふえた年の倍率
甲府昭和高校の前期募集人員は、令和6年度が45人、令和7年度が42人、令和8年度が53人です。令和8年度は前期の枠が53人にふえ、後期募集人員は183人(令和6年度)、171人(令和7年度)から、160人に減りました。
| 令和6年度 | 令和7年度 | 令和8年度 | |
|---|---|---|---|
| 前期募集人員 | 45人 | 42人 | 53人 |
| 後期募集人員 | 183人 | 171人 | 160人 |
| 後期の最終志願者数 | 217人 | 210人 | 155人 |
| 後期の倍率 | 1.18倍 | 1.22倍 | 0.96倍 |
令和8年度は、募集人員が減ったのに、最終志願者数が210人から155人へ55人減ったため、倍率が下がっています。倍率が高かった2年のあとの数字なので、ここからは推測です。志願者が減った年のあとは、翌年に戻ることもあります。昨年の数字だけで、志望校を決めないようにしましょう。
🌱 甲府昭和高校の学びの特色
| 項目 | 内容(県の資料による) |
|---|---|
| 校訓 | 自主創造 |
| 校風 | 文武両道、開校以来の「さわやか教育」 |
| 学習機会 | 土曜講座、夏期課外、高大連携講座 |
| 挑戦の場 | 「TRY昭和」を掲げ、生徒が課題を見いだして挑戦できる環境づくり |
求める生徒像は、志望動機や目的が明確な人、学習意欲が旺盛な人、「さわやか教育」の方針に沿って行動できる人、社会に目を向けて貢献を考えて行動できる人、の4つです。面接では、この4つに沿って、自分の経験を話せるようにしておくとよいでしょう。
📚 科目別の勉強の進め方
後期募集の学力検査は、国語・社会・数学・理科・英語(リスニング検査を含む)の5教科で、各100点、合計500点です。解答時間は、国語が55分、ほかの4教科が各50分です(令和9年度の県の基本事項による)。県教育委員会は、「学力検査解答時間の変更について」を公表しています。過去問を解くときは、この時間で計りましょう。
100点満点で、全校で共通の問題です(令和9年度の基本事項による)。解答時間は55分です。
▼ 勉強法
漢字と文法の基本を毎日少しずつ。長い文章は、段落ごとに一文でまとめる練習をします。解答時間が55分あるので、見直しの時間まで入れて練習します。
▼ 使う教材
学力検査結果活用ガイド(県教育委員会)→ 教科書の本文と漢字ドリル
100点満点で、全校で共通の問題です(令和9年度の基本事項による)。解答時間は50分です。
▼ 勉強法
計算と小問を、ミスなく取り切ることが先です。図形や関数は、図をかいて、途中の問いまで確実に取る練習をします。
▼ 使う教材
学力検査結果活用ガイド → 教科書の章末問題と標準問題集
100点満点で、全校で共通の問題です(令和9年度の基本事項による)。解答時間は50分です。
▼ 勉強法
地図・グラフ・年表は、資料から読み取る練習を重ねます。できごとは、理由とセットで覚えましょう。
▼ 使う教材
学力検査結果活用ガイド → 地図帳と歴史の年表
100点満点で、全校で共通の問題です(令和9年度の基本事項による)。解答時間は50分です。
▼ 勉強法
用語の暗記に加えて、実験の手順と結果から考える問題に慣れます。計算は式を書き、単位まで確かめます。
▼ 使う教材
学力検査結果活用ガイド → 教科書の実験・観察のまとめ
100点満点で、全校で共通の問題です(令和9年度の基本事項による)。リスニング検査を含み、解答時間は50分です。
▼ 勉強法
聞き取りは毎日10分でも続けます。単語は、意味だけでなく、文の中での形まで覚えます。教科書本文の音読が土台になります。
▼ 使う教材
学力検査結果活用ガイド(音声つきの過去問があれば使う)→ 教科書本文の音読
前期募集の特色適性検査は50分です。資料の内容やデータを読み取る力と、資料を踏まえて自分の考えを表現する力を見るとされています。グラフや表を見て「分かること」と「そこから考えたこと」を、2〜3文で書き分ける練習がおすすめです。
過去の学力検査の結果は、県教育委員会の「過去の入試状況」のページにある「学力検査結果活用ガイド」で見られます。時間を計って解き、間違えた問題を、ノートに1つずつ直しましょう。
🤝 公立と、私立の併願
私立高校の入試日程や手続きの期限は、学校ごとにちがいます。山梨県の公立の発表は、前期募集が2月5日の内定通知(中学校長へ)、受検者への発表が3月11日です。私立の入学手続きの期限を、先に各校の募集要項で確認しておきましょう。山梨県の入試のしくみは山梨県公立高校入試2027の日程と仕組みに、難関校の比較は山梨県の難関公立高校の比較にまとめています。
🗓️ 学年別・合格までのスケジュール
| 時期 | 取り組み |
|---|---|
| 中1〜中2 | 前期募集の調査書は、第1学年から評価の対象になる学校があります。中1・中2の定期テストと提出物を、大切にする |
| 中3 春〜夏 | 1学期の定期テストと提出物で評定をとる。夏休みに中1・中2の苦手単元をつぶし、模試で現在地を知る。条件Bで出願する人は、活動実績報告書と証明書類(A4の写し)の準備を始める。 |
| 中3 9〜12月 | 2学期の評定を上げる。過去問を時間を計って解く。10月に発表される実施要項で、日程と選抜の方法を確かめる。三者面談で、前期募集を受けるか、公立と私立の併願をどうするかを決める |
| 中3 1月 | 前期募集の出願(1月14日・15日・18日)、検査(1月28日・29日)。面接の練習と、特色適性検査の対策を仕上げる |
| 中3 2〜3月 | 前期募集の内定通知は2月5日。後期募集の出願は2月16日〜18日、学力検査は3月3日・4日、追検査は3月9日、発表は3月11日 |
よくいただくご質問
Q. 甲府昭和高校に、前期募集はありますか?
A. あります。令和9年度の前期募集は、普通科の募集定員の25%以内です。出願は1月14日・15日・18日、検査は1月28日・29日です。出願の条件や配点は、学校の「前期募集選抜方法」に書かれています。前期募集は1人1校(1学科)で、内定した人は後期募集に出願できません。
Q. 前期募集の面接は、どのように行われますか?
A. 甲府昭和高校の前期募集の面接は、個別面接で、10分程度です。「志願してほしい生徒像」の内容を中心に、自分の考えを適切・的確に表現できるかを見ます(県の「前期募集選抜方法」による)。校訓「自主創造」や、「さわやか教育」について、自分の言葉で話せるようにしておきましょう。
Q. 後期募集(一般選抜)では、評定と当日の点数のどちらが大切ですか?
A. 県の基本事項では、後期募集の一般選抜は、調査書の記録と学力検査の成績を同等に扱って判定する、とされています。どちらか一方ではなく、両方を上げることが大切です。調査書を点数にするくわしい方法は、10月に発表される実施要項で示されます。
Q. 前期募集で内定が出なかったら、後期募集を受けられますか?
A. 県の基本事項で出願できないとされているのは、前期募集で内定した人です。前期募集で内定しなかった場合は、後期募集に出願できます。後期募集は、3月3日・4日が学力検査です。前期募集の結果が出るまでに、後期募集の勉強も進めておきましょう。
Q. 倍率が1倍を下回っていれば、入りやすいといえますか?
A. 倍率は、年度によって変わります。令和8年度の甲府昭和高校の後期募集の倍率は0.96倍でしたが、令和7年度は1.22倍、令和6年度は1.18倍でした。倍率が低い年でも、合否は、検査の成績と調査書で判定されます。倍率の数字より、5教科の得点力と評定を整えることを考えましょう。
※出典:甲府昭和高等学校の所在地は学校の公式サイトによります。山梨県教育委員会「令和9年度山梨県立高等学校入学者選抜の基本事項」(令和8年5月26日)、「令和9年度 教育方針、志願してほしい生徒像、前期募集選抜方法」(令和8年5月27日)、「令和8年度山梨県公立高等学校入学者選抜 全日制後期募集 志願変更後の最終志願者数」(令和8年2月26日)、同(令和7年2月27日)、同(令和6年2月29日)、「前期募集志願者数について」(令和8年1月19日・令和7年1月20日・令和6年1月23日)、「前期募集入学内定者数及び後期募集の募集人員について」(令和8年2月6日・令和7年2月7日・令和6年2月9日)、「令和8年度山梨県公立高等学校等入学者募集定員について」(令和7年11月5日)。最新の情報は山梨県教育委員会の入試情報のページと、学校の公式サイトでご確認ください。
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甲府昭和高校まで、いま何点足りないか
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模試の結果や学校のテスト答案をお見せいただければ、甲府昭和高校の入試で合格ラインに届くまで何がどれだけ足りないかを、プロ講師が具体的にお伝えします。志望校が決まっている今こそ、そこから逆算した対策がいちばん効きます。
・答案を見て、つまずいている単元まで戻って指摘します
・残り期間から逆算した学習計画をその場でご提案します
・診断だけのご利用でも構いません。


