「明治大学の付属校で、東京の多摩地区にある共学校」を探している中学3年生と保護者の方へ。
この記事は、明治大学付属八王子高校(旧・明治大学付属中野八王子)の高校入試を、公開されている入試結果をもとにまとめたものです。
2024年4月に校名が変わったため、検索では「中野八王子」で調べている方もいらっしゃいます。
2027年度の試験日・出願資格・推薦の内申基準は、公式の募集要項(画像形式)を確認しきれていません。
この記事では、日程や基準の断定を避け、「募集要項で確認」と記しています。
最新の条件は、必ず学校の公式サイトの募集要項でご確認ください。
🏫 明治大学付属八王子とはどんな学校か
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 校名 | 明治大学付属八王子中学・高等学校(2024年4月に「明治大学付属中野八王子」から校名変更) |
| 所在地 | 東京都八王子市戸吹町1100 |
| 開校・共学化 | 1984年開校、1994年に共学化 |
| 建学の精神 | 「質実剛毅」「協同自治」 |
| 電話 | 042-691-0321 |
| 民間の偏差値目安 | 68前後(民間の目安で、年度や会社で変わります) |
明治大学の付属校のひとつで、高校には男女とも入学できます。
大学受験の勉強に追われにくく、高校の3年間を部活動や探究学習に使いやすいのが、付属校のよさです。
🚌 通学のしかた|スクールバスと路線バス
| 手段 | 内容 |
|---|---|
| スクールバス | 八王子駅・拝島駅から(所要約25分) |
| 路線バス | 八王子駅北口12番、または京王八王子駅4番から西東京バスで約30分、「上戸吹」下車、徒歩約10分 |
山あいの広いキャンパスにあるため、通学の経路は必ず体験しておきましょう。
オープンスクールの日に、実際のバスに乗ってみる家庭が多いです。
🎓 明治大学への進学実績
2025年3月の卒業生326名のうち、明治大学への推薦進学は303名(92.9%)でした。
学部ごとの人数は次のとおりです。
| 学部 | 人数(2025年卒) |
|---|---|
| 法学部 | 50 |
| 政治経済学部 | 48 |
| 商学部 | 47 |
| 経営学部 | 41 |
| 理工学部 | 26 |
| 情報コミュニケーション学部 | 25 |
| 文学部 | 22 |
| 農学部 | 19 |
| 国際日本学部 | 13 |
| 総合数理学部 | 12 |
このほか、国公立大学との併願制度を使った進学者が、筑波大学・東京学芸大学・新潟大学・山梨大学(医学部)に各1名いました。
早稲田大学や東京理科大学へ進んだ生徒もいます(指定校推薦など)。
推薦で明治大学に進めるかどうかは、高校3年間の成績や学校の基準で決まります。
入学後も、学習を続けることが前提です。
📘 教育の特色
- 2年次から文系・理系にコースが分かれます。
- 英語は、卒業までに英検2級、またはTOEIC 400点をめざす目標があります。
- 明治大学との高大連携の取り組みが用意されています(内容は学校の案内でご確認ください)。
お子さまの内申に合う受験の組み立てを、一緒に考えませんか。
📊 入試の倍率と合格最低点|2024〜2026年度の推移
公式サイトで公開されている入試結果をまとめました。
募集人数は、2024年度が85名、2025年度と2026年度が約80名です。
推薦入試は1月23日、一般入試は2月11日に行われました(2024〜2026年度の実績)。
| 年度 | 入試 | 出願 | 受験 | 合格 | 倍率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2026 | 推薦 | 384 | 377 | 126 | 3.0倍 |
| 2026 | 一般 | 429 | 400 | 125 | 3.2倍 |
| 2025 | 推薦 | 511 | 501 | 151 | 3.3倍 |
| 2025 | 一般 | 640 | 615 | 80 | 7.7倍 |
| 2024 | 推薦 | 356 | 348 | 118 | 2.9倍 |
| 2024 | 一般 | 480 | 442 | 115 | 3.8倍 |
2025年度の一般入試は、合格者が80名と少なく、倍率が7.7倍に上がりました。
翌2026年度は、合格者が125名に増え、倍率は3.2倍に下がっています。
倍率は年によって大きく動くので、1年分の数字だけで判断しないようにしましょう。
合格最低点の推移
| 年度 | 入試 | 男子 | 女子 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 2026 | 推薦(660点満点) | 536 | 544 | 内申×8=360点+適性検査100点×3=300点 |
| 2026 | 一般 | 238 | 231 | 優遇加点を含む |
| 2025 | 推薦 | 509 | 518 | ― |
| 2025 | 一般 | 215 | 223 | ― |
| 2024 | 推薦 | 492 | 502 | ― |
| 2024 | 一般 | 220 | 223 | ― |
2026年度の推薦入試は、内申に8倍をかけた360点と、適性検査の300点を合わせた660点満点でした。
内申が全体の半分以上を占めるため、中学3年間の通知表がそのまま合否に直結します。
2027年度の配点は、募集要項で必ずご確認ください。
⚖️ 推薦入試と一般入試のちがい
明治大学付属八王子の入試には、「推薦入試」と「一般入試」の2つがあります。
どちらも男女ともに募集があり、募集人数は両方を合わせて約80名です。
一般入試には、スポーツ・文化・芸術の分野で実績のある人を対象にした「単願優遇」(20名を含む)が設けられています。
| 比べる点 | 推薦入試 | 一般入試 |
|---|---|---|
| 実施日(直近3年) | 1月23日 | 2月11日 |
| 評価の中心 | 内申+適性検査(2026年度は660点満点) | 当日の学力試験 |
| 倍率(2024〜2026年度) | 2.9倍〜3.3倍 | 3.2倍〜7.7倍 |
| 倍率の動き | 比較的安定 | 年によって大きく変わる |
| 合格最低点の目安(2026年度) | 男536点・女544点 | 男238点・女231点(優遇加点を含む) |
倍率が3倍前後で安定しているため、年ごとの運の要素が小さいのが特徴です。
倍率は大きく動くため、過去3年の数字を見ながら、併願校を余裕をもって組むことが大切です。
推薦の出願資格(内申の基準)は、年度によって見直されることがあります。
過去の案内では、9教科の内申の合計が一定以上、という形で示されていましたが、2027年度の数字は公式の募集要項でご確認ください。
🗓 2027年度入試の日程|確認のしかた
2027年度入試の日程は、公式サイトの「入試情報」ページに掲載される募集要項で確認します。
過去3年間は、推薦が1月23日、一般が2月11日でした。
この実績を目安に、1月の出願準備と、2月初旬の追い込みのスケジュールを組みましょう。
| 時期 | やること |
|---|---|
| いま〜11月 | 学校説明会・オープンスクールへの参加。内申の現状確認。 |
| 11月〜12月 | 過去問での練習。推薦か一般かの方針を決める。 |
| 12月〜1月 | 出願書類の準備(調査書・志望理由など)。中学校の先生との相談。 |
| 1月(推薦) | 推薦入試。過去3年は1月23日に実施。 |
| 2月(一般) | 一般入試。過去3年は2月11日に実施。 |
🏫 説明会・オープンスクール
| 行事 | 日程(2026年度) |
|---|---|
| 高校説明会 | 8月21日、10月31日、11月28日 |
| オープンスクール | 10月31日、11月28日 |
申し込み方法や定員は、学校の公式サイトで確認してください。
10月31日の分は、すでに終了している場合があります。
11月28日が、いまから参加できる最後の機会になるかもしれません。
🧮 内申点を、どう考えるか
推薦入試は、内申に8倍をかけた点数が、全体の半分以上を占めます。
たとえば、9教科の評定の合計が40の場合は、40×8=320点です。
合計が36なら288点で、その差は32点にもなります。
適性検査の100点×3=300点と合わせて、660点満点で合否が決まります。
| 9教科の評定の合計 | 内申×8 | 適性検査で必要な目安(2026年度の合格最低点・男子536点を基準にした場合) |
|---|---|---|
| 45(オール5) | 360点 | 176点以上 |
| 42 | 336点 | 200点以上 |
| 40 | 320点 | 216点以上 |
| 38 | 304点 | 232点以上 |
| 36 | 288点 | 248点以上 |
上の表は、2026年度の合格最低点(男子536点・女子544点)を使った単純な計算です。
実際の合否は、その年の受験者の得点で決まるので、あくまで目安として使ってください。
適性検査の配点が3科目100点ずつである点も、2026年度の例にもとづいています。
都内私立の併願優遇や、内申の基準の考え方は、
東京の私立高校の併願優遇とは
の記事でも説明しています。
📝 推薦入試の対策|適性検査と内申を両方そろえる
推薦入試は、内申と適性検査の合計で決まります。
内申は、いまから大きく変えることが難しい時期の人も多いはずです。
そのぶん、適性検査で何点とれるかが、最後の差になります。
- 内申が高い人は、適性検査で「落としてはいけない問題」を確実にとる練習をします。
- 内申に不安がある人は、適性検査の得点力を引き上げる計画を、早めに立てます。
- 適性検査の問題の形式は、年度によって変わることがあります。公式サイトの過去問や説明会の資料で確かめましょう。
- 合格最低点(2026年度は男子536点、女子544点)を目安に、自分の内申と合わせて逆算します。
✏️ 一般入試の対策|倍率の高い年も想定する
一般入試の倍率は、3.8倍(2024年度)、7.7倍(2025年度)、3.2倍(2026年度)と動いています。
合格者数が80名まで絞られた年は、非常に厳しい競争になりました。
対策では、「倍率が高い年にあたっても合格点をとれる学力」を目標にすると安心です。
| 時期 | 学習の中心 |
|---|---|
| 夏〜10月 | 苦手単元の復習。基礎問題の取りこぼしをなくす。 |
| 11月〜12月 | 過去問を解き始める。時間配分の練習。 |
| 1月 | 推薦組は適性検査の最終調整。一般組は過去問を年度ごとに完成させる。 |
| 2月初旬 | 弱点の見直しと、体調管理。 |
🧩 併願の組み立て方
明治大学付属八王子を第一志望にする場合も、併願校は必ず考えておきましょう。
推薦入試は1月23日、一般入試は2月11日に実施されてきました(過去3年)。
東京の私立高校の一般入試は2月10日前後に集中するため、日程が重なるかどうか、募集要項で早めに確かめます。
- 推薦で受けて、合格できたら進学する(単願的な考え方)
- 推薦で受けつつ、一般入試に再挑戦できる余地を残す
- 一般入試で受けながら、都立高校や、ほかの私立高校の併願優遇を確保する
推薦と一般の両方で出願できるか、同じ年に二度受けられるかは、募集要項の規定で決まります。
出願資格の詳細は、募集要項でお確かめください。
同じ八王子エリアで併願を考える場合は、
帝京大学高校の入試ガイド
や、
八王子市の中学生向け高校案内
も参考になります。
明治大学の付属校どうしを比べたい方は、
明治大学付属世田谷の入試ガイド
や、
明大系の高校の比べ方
もあわせてご覧ください。
👪 保護者の方からよくあるお悩み
「明治大学にはほぼ全員が進学できるの?」
2025年卒では、卒業生326名のうち303名(92.9%)が明治大学に推薦で進学しました。
ただし、推薦を受けるには、学内での成績が基準を満たす必要があります。
入学後も、高校の学習を続けることが前提です。
「通学が遠くて心配」
八王子駅と拝島駅から、スクールバスが運行されています(約25分)。
バスの時刻や乗り場は、年度によって変わることがあるので、説明会で確認しておきましょう。
「国公立を受けたくなったら?」
学校には、国公立大学との併願制度があり、2025年卒では筑波大学、東京学芸大学、新潟大学、山梨大学(医学部)に各1名が進学しました。
明治大学以外の道も、制度としては用意されています。
利用の条件は、学校の進路指導で確認が必要です。
🔎 入試結果の読み方|数字から見えること
公開されている数字から、受験者の何割が合格したかを計算してみましょう。
受験者数に対する合格者数の割合です。
| 年度・入試 | 受験者 | 合格者 | 合格した割合 |
|---|---|---|---|
| 2026年度 推薦 | 377名 | 126名 | 約33% |
| 2026年度 一般 | 400名 | 125名 | 約31% |
| 2025年度 推薦 | 501名 | 151名 | 約30% |
| 2025年度 一般 | 615名 | 80名 | 約13% |
| 2024年度 推薦 | 348名 | 118名 | 約34% |
| 2024年度 一般 | 442名 | 115名 | 約26% |
- 推薦入試は、3年間とも合格した割合が3割前後で、安定しています。
- 一般入試は、2025年度だけ約13%と低く、翌年は約31%に戻りました。
- 2026年度の一般入試の倍率は、男子が3.7倍、女子が2.8倍と、男女で差がありました。
数字から言えるのは、「推薦のほうが読みやすく、一般は年による振れ幅が大きい」ということです。
ただし、過去の数字が来年も同じになるとは限りません。
過去3年の数字は、受験校を決めるときの参考として使ってください。
📚 過去問を使った練習の進め方
過去問は、ただ解くだけでは力になりません。
次の4つの手順で、1年分ずつ進めるのがおすすめです。
- 時間を計って、本番と同じ条件で解く。
- 採点して、点数と時間配分を記録する。
- 間違えた問題を、「知識不足」「計算ミス」「読み違い」に分ける。
- 同じタイプの問題を、問題集で3問ほど解き直す。
過去問は、公式サイトで入手方法が案内されています。
入手の方法や、解答が公開されているかどうかは、学校の案内でご確認ください。
🗒 1週間の学習モデル|入試3か月前から
| 曜日 | 内容(目安) |
|---|---|
| 月・火 | 苦手教科の基礎問題。計算・漢字・英単語の確認。 |
| 水・木 | 過去問を1教科ずつ。時間を計る。 |
| 金 | 1週間の間違い直し。 |
| 土 | 過去問を複数教科まとめて解く(通し練習)。 |
| 日 | 休養。軽い復習と、翌週の計画づくり。 |
勉強する時間は、人によってちがいます。
部活動が終わった時期は、平日に1〜2時間、休日に3〜4時間を確保できると理想的です。
時間が足りない人は、苦手教科に絞って計画を組み直す相談をしましょう。
💬 志望理由と面接・書類の準備
推薦入試や、提出書類のある入試では、志望理由を自分の言葉で書く場面があります。
この学校なら、建学の精神である「質実剛毅」「協同自治」を、自分の経験とむすびつけて考えてみましょう。
- 「質実剛毅」は、飾らず、まじめに、強い意志をもって取り組む姿勢を表す言葉です。
- 「協同自治」は、仲間と力を合わせ、自分たちで決めて動く姿勢を表す言葉です。
- 中学校で力を入れたこと(部活動、委員会、行事)を、ひとつ選んで具体的に書きます。
- オープンスクールで見たこと、感じたことを1つ入れると、説得力が増します。
面接や書類の内容は、年度によって変わることがあります。
提出物と面接の有無は、2027年度の募集要項で確認してください。
書いた文章は、中学校の先生や、家庭教師に見てもらうと、言葉の選び方や構成を整えやすくなります。
🎯 エスペランサアカデミーの高校受験サポート
エスペランサアカデミーは、プロ家庭教師によるオンライン指導のセンターです。
付属校の入試は、内申と当日の得点の組み合わせで決まるため、「いまの成績で、どの入試が使えるか」を最初に整理することが大切です。
- 成績表から、推薦入試と一般入試のどちらを軸にするかの整理
- 過去の合格最低点にもとづく、必要な得点の逆算
- 適性検査・学力試験に向けた、教科ごとの学習計画
- 公立高校や、ほかの私立高校との併願の組み立て
- 面接や提出書類の準備の相談
推薦か一般か、迷っているうちに時間は進みます。
❓ よくある質問
Q:明治大学付属中野八王子と、明治大学付属八王子は同じ学校ですか。
A:同じ学校です。2024年4月に、明治大学付属中野八王子中学・高等学校から、明治大学付属八王子中学・高等学校へ校名が変わりました。
Q:2026年度の推薦入試の倍率はどのくらいでしたか。
A:出願384名、受験377名、合格126名で、実質倍率は3.0倍でした。
Q:2025年度の一般入試はなぜ倍率が高かったのですか。
A:受験615名に対して合格が80名で、倍率は7.7倍でした。合格者数が前後の年より少なかったことが、倍率を押し上げています。
Q:2027年度の試験日はいつですか。
A:この記事の作成時点では、公式の募集要項を確認できていません。過去3年は推薦が1月23日、一般が2月11日でした。最新の日程は学校の公式サイトでご確認ください。
Q:スクールバスはどこから出ますか。
A:八王子駅と拝島駅から運行されており、所要時間は約25分です。
✅ まとめ
- 校名は2024年4月に「明治大学付属八王子」へ変わりました。
- 2026年度の推薦入試は倍率3.0倍、一般入試は3.2倍でした。
- 推薦入試は内申×8(360点)と適性検査(300点)で660点満点でした。
- 2025年卒の明治大学への推薦進学は303名(92.9%)でした。
- 2027年度の日程と基準は、必ず公式の募集要項でご確認ください。


