修道中学校の入試対策|日程・科目・入試結果・学校の特色【2027年度】

中学受験

最終更新:2026年11月8日|入試の数字は、修道中学校・修道高等学校の公式サイトにある「中学校入試情報(2027年度 生徒募集について)」と「入学試験結果概要(2026年度)」をもとにしています。沿革・教育方針・年間行事・1日の流れ・アクセスなどは、同じ公式サイトの各ページの記載によります。二次情報は使っていません。出典は記事の最後にまとめました。

結論:修道中学校の入試を、公式の資料で整理すると

修道中学校(広島市中区)は、男子校です。2027年度の募集人員は第1学年276名で、入試は2027年1月22日(金)の1回だけです。科目は国語(50分・125点)、社会(40分・100点)、理科(40分・100点)、算数(50分・125点)の4科目で、合計450点満点です。

出願はインターネット出願のみで、期間は2026年12月3日(木)から12月23日(水)まで、受験料は20,000円です。調査書は不要です。合否は1月24日(日)13時以降(予定)に、パソコンやスマートフォンで確認します。入学手続は1月28日(木)15時までに、入学手続金310,000円(入学金140,000円と施設設備資金170,000円)を納めます。

学校の公式サイトには、過去5年分の志願者・受験者・合格者・補欠の人数と、科目別の平均点、合格最低点、合格者平均点が載っています。2026年度は、志願者850名、受験者840名、合格者533名、補欠58名でした。この記事では、これらの数字を年度を明記して整理し、学校の教育方針と学校生活もあわせて紹介します。

この記事でわかること
  • 修道中学校の基本情報
  • 2027年度入試の日程と手続
  • 科目・配点・時間割と、試験当日の注意
  • 入試結果:過去5年の人数と得点
  • 学校が公表している2026年度入試の講評
  • 学費と入学後の納付金
  • 対策の進め方(科目別・時期別)
  • 過去問と市販の問題集
  • 学校を知る:教育方針と沿革
  • 1日の流れと年間行事
  • 探究型修学旅行・進路指導
  • アクセス
  • 保護者が確認しておきたいこと
  • よくある質問

修道中学校は、広島市中区の南千田西町にある男子校です。受験を考えるご家庭からは、「入試は1回だけなのか」「4科目の配点はどうなっているのか」「補欠とはどういうしくみか」「合格の目安になる点数は公開されているか」といった質問が多く寄せられます。この学校は、公式サイトに、過去5年分の人数と点数がまとまって載っているため、数字の読み取りがしやすい学校です。

この記事では、入試の日程・科目・配点・手続・費用は2027年度の募集要項の数字を、入試結果は2026年度までの5年分を、そのまま整理します。沿革、教育方針、1日の流れ、年間行事、探究型修学旅行、進路指導は、学校の公式サイトの記載を、年度を明記して紹介します。公開されていない項目は「募集要項で確認」「学校で確認」と書き、当サイトで計算した値には「当サイトの計算」と添えます。民間による推定値は載せていません。

修道中学校の基本情報

項目内容
学校名修道中学校(修道中学校・修道高等学校。法人は学校法人 修道学園)
所在地広島市中区南千田西町8番1号
電話082-241-8291(代表。入試係は事務室)
男女の別男子校(募集要項に「第1学年 276名(男子)」と記載)
募集人員第1学年 276名(2027年度)
出願資格2027年3月小学校卒業見込みの者
選考方法本校で実施する試験の結果により選考(調査書の提出は不要)
入試日・会場2027年1月22日(金)・修道中学校
教育の柱建学の精神「道を修めた有為な人材の育成」、教学の目標「知徳併進」

学校の公式サイトの沿革ページによると、修道学園の起源は1725(享保10)年に広島藩主の浅野吉長が創始した「講学所」です。1926(大正15)年に現在の南千田町に移転し、1947(昭和22)年の学制改革で新制の修道中学校が設置されました。校名の「修道」は、中庸の「道を修むる これを教えという」の言葉に由来すると、学校は説明しています。

2027年度入試の日程と手続

修道中学校の入試は、2027年1月22日(金)の1回です。出願から入学手続までの流れは次のとおりです。すべて学校の「中学校入試情報」のページに載っている日付です。

修道中学校 2027年度入試の主な日程
出願から入学手続までの主な日程(2027年度)
項目日時・内容
出願期間2026年12月3日(木)〜12月23日(水)
出願方法インターネット出願のみ。調査書の提出は不要。インターネット出願ページは12月頃公開予定
受験料20,000円
受験票の印刷受験料の支払い完了後、2027年1月7日(木)以降に出願サイトで印刷(自宅・コンビニなど)
顔写真スマートフォンやデジタルカメラで撮影し、出願時にアップロード(カラーまたは白黒・上半身・無帽・3か月以内)
試験日・会場2027年1月22日(金)・修道中学校
合否の確認2027年1月24日(日)13時(予定)以降、パソコン・スマートフォンから確認(合格・補欠など)
入学手続2027年1月28日(木)15時までに、入学金決済サイトで入学手続金310,000円を納入

合否の通知書の郵送は行われません。必要な方は、合否結果照会サイトの画面から各自で印刷します。また、選考結果に関する電話などでの問い合わせには、一切応じないと、学校は募集要項に書いています。入学手続の書類も、合否結果照会サイトで確認するしくみです。

出願にインターネット環境の不安がある場合は、事務室入試係(電話082-241-8291)に問い合わせるよう、学校は案内しています。

科目・配点・時間割と、試験当日の注意

試験は国語・社会・理科・算数の4科目です。配点と試験時間は次のとおりで、国語と算数が各125点、社会と理科が各100点、合計450点満点です。

修道中学校 2027年度入試の科目・時間・配点
科目・時間・配点(450点満点)
時間内容配点
9:30〜9:50点呼・諸注意—
9:50〜10:40(50分)国語125点
11:00〜11:40(40分)社会100点
11:40〜12:30昼食—
12:30〜13:10(40分)理科100点
13:30〜14:20(50分)算数125点

午前に国語と社会、昼食をはさんで午後に理科と算数、という順番です。午前の終わりが12時30分近く、午後の終わりが14時20分で、1日がかりの試験になります。昼食は各自で持参するもの、と募集要項の持参品に書かれています。

当日の注意(募集要項より)

  • 8時45分にテスト教室を開場し、受験生は9時30分までに入室します。
  • 持ち物は、受験票、筆記用具、コンパス、定規、昼食です。上履きは必要ありません。
  • 携帯電話などの通信機器や、計算機能付きの時計は持ち込めません。
  • 一度試験会場に入ると、試験が終わるまで付き添いの方に会うことはできません。付き添いの方は試験会場に入れず、付き添い控え室も準備されていません。
  • 入試のための駐車場・駐輪場はなく、自家用車での送迎は控えるよう、学校は求めています。公共交通機関を利用します。

入試結果:過去5年の人数と得点

学校の公式サイトの「入学試験結果概要」には、過去5年間の人数と点数が載っています。ここでは、学校の表をそのまま、年度を明記して整理します。倍率は学校が公表していないため、当サイトで「受験者数÷合格者数」を計算した値を添えます。

年度募集定員志願者数受験者数合格者数補欠倍率(当サイトの計算)
2026年度276名850名840名533名58名1.58倍
2025年度276名848名831名536名60名1.55倍
2024年度276名884名869名533名72名1.63倍
2023年度276名895名873名534名75名1.63倍
2022年度276名872名839名532名86名1.58倍
修道中学校 志願者数の推移
志願者数の推移(2022〜2026年度)

合格者数は、5年間とも532〜536名で、募集定員276名を上回っています。学校の説明では、合格者からの入学予定者数が定員に満たない場合、補欠者を成績順に繰り上げ合格の候補者とし、その中で入学の意志がある方を合格としています。補欠からの最終的な繰り上げ合格者数は、2024年度が36名、2025年度が21名と公表されています(2026年度の数は、確認した範囲では載っていません)。

補欠には、成績により3段階に分けた順位が知らされます。2026年度入試では、「補欠1位〜15位段階」「補欠23位〜37位段階」「補欠43位〜54位段階」の3段階でした。

科目別の平均点と、合格最低点・合格者平均点

次の表は、受験者の科目別平均点(総点は450点満点)です。2023年度までの総点には、C.T.の100点が含まれる、と学校が注記しています。

年度国語(125)社会(100)理科(100)算数(125)総点
2026年度99.265.670.281.1316.1
2025年度85.051.861.674.6273.1
2024年度55.765.551.271.5243.8
2023年度90.959.946.579.6348.2
2022年度83.452.271.074.9354.6
年度合格最低点(総点)合格者平均点(総点)
2026年度305点352.5点
2025年度259点307.7点
2024年度230点279.7点
2023年度337点388.1点
2022年度342点394.4点

※学校の注記:2023年度入試まではC.T.の100点を含みます(合格発表段階の点数)。そのため、2022・2023年度の総点・合格最低点は、2024年度以降と単純に並べて比べることはできません。

数字から読み取れること

2024年度から2026年度の3年間は、同じ450点満点の中での数字です。合格最低点は230点(2024年度)、259点(2025年度)、305点(2026年度)と、年によって大きく動いています。受験者の総点の平均も、243.8点、273.1点、316.1点と同じ向きに動いています。これは、年度によって問題の難しさが変わり、点数の水準も変わることを示しています。

当サイトの計算では、合格最低点を450点で割った割合は、2024年度が約51%、2025年度が約58%、2026年度が約68%です。つまり、「何点取れば合格」という固定の点数があるのではなく、その年の問題の難しさによって、合否の分かれ目の点数が変わるということになります。過去問を解くときは、点数そのものより、各科目を落ち着いて解き切れたかを見ることが大切です。

また、合格最低点と合格者平均点の差は、2024年度が49.7点、2025年度が48.7点、2026年度が47.5点です(当サイトの計算)。合格者の平均は、最低点より50点前後上にあります。

学校が公表している2026年度入試の講評

修道中学校は、結果概要のページに、2026年度入試の総評と、科目ごとの講評を載せています。入試問題を作った側の言葉なので、対策の方向を考える手がかりになります。ここでは要点を、科目別に紹介します。

全体

学校は、2026年度入試について、昨年と比べてすべての教科の平均点が上がった、と述べています。志願者は昨年より2名増えて850名、合格者は533名でほぼ昨年どおりでした。また、「このところ成績上位者の入学率が上がってきている」とも書かれています。

国語

国語は、大問が3つで、大問一が漢字の読みと書き取り、大問二が説明文(齋藤孝「自問力」)、大問三が小説(瀧羽麻子の作品)でした。学校は、全体を通して出来がよく、すべての大問が8割台だった、と述べています。

  • 漢字の書き取りは、ほとんどが9割以上の正答率でした。「保証」は正答率が4割で、「補償」「保障」という誤答が目立ったと書かれています。「門松」は約6割で、「角松」と書く解答がありました。
  • 説明文の抜き出し問題では、字数制限を大きく超えて失点する例がありました。記述問題で「三つめの例で」という条件を見落とし、別の例で答える解答もありました。
  • 小説の記述問題では、「誰の」という部分に答えていない解答、主語・述語・修飾語の関係が正しくない解答が見られました。要素をすべて押さえていても、論理のつながりを欠いて減点される例が多かった、と書かれています。
  • 採点上の気づきとして、字を丁寧に書くこと、同音異義語を押さえること、長い文章を日ごろから読むこと、「相手に適切に伝わる文章」を書く練習をすることが挙げられています。

社会

平均点は65.6点で、前年度の51.8点から約15点上がりました。大問ごとの得点率は、大問1(地理)が71%、大問2(歴史)が73.8%、大問3(公民)が49.8%で、公民の得点率の低さが目立ったと学校は述べています。大問3は「失われた30年」という言葉をもとにした年表を題材にし、時事問題も含めて出題されました。

  • 以前と比べて問題のページ数が多くなり、特に歴史で問題を読む量が増えました。問題全体を把握しないまま解いて、時間が足りなくなった受験生もいたようだと書かれています。
  • 基本的な用語を正しい漢字で書くこと、問題文の語句を正確に書き写すこと、何を問われているかを順に理解することが大切とされています。
  • 新聞などのニュースに日常的に触れ、世の中の出来事・動きに関心を持ち続けることが、高得点の鍵のひとつとして挙げられています。

理科

平均点は70.2点で、前年度の61.6点から約9点上がり、「易化したといえる」と学校は述べています。出題は大問5つで、天気の変化(地学)、植物と人の物質のながれ(生物)、もののとけ方(化学)、振り子と浮力(物理)でした。

  • 天気の変化では、基本的な知識を問う問題はよくできていましたが、やや発展的な思考力が求められる問5で苦戦した受験生が多かったようです。
  • もののとけ方では、計算自体は平易でも、「溶解度」「飽和水溶液」の意味を正確にとらえるのがやや難しかった、と書かれています。
  • 浮力の問題は苦戦した受験生が多く、与えられた問題文から条件を取り出して、知識を整理して解く力が問われました。
  • 「小数第1位を四捨五入して整数で」のような指示に沿って答えること、漢字を正確に書くこと(「液」「管」など)が注意点として挙げられています。

算数

平均点は81.1点(得点率64.9%)で、前年度の74.6点(59.7%)からやや上がりました。標準偏差は22.3で、前年度の22.0とほぼ同程度でした。100点以上の得点者は約190名で、前年度の135名を上回りました。

大問内容学校が公表した正答率など
大問1計算問題正答率84.3%
大問2小問集合(文章題)正答率60.1%
大問3小問集合(図形)(1)(2)(3)の正答率がいずれも50%台
大問4速さ・時間・距離(グラフの読み取り)(1)(2)は70%超、(3)は50.2%
大問5図形が直線上を転がる問題(通過部分の面積)(1)の正答率は約10%

学校は、分数の表記について問題文に指示がある場合は、その指示に従う必要があり、採点では指示どおりに表記されているかを重視した、と述べています。また、途中式や図を使って考えの流れを整理することが、結果につながるとしています。

学費と入学後の納付金

学校の募集要項と入試情報のページに載っている、入学手続と入学後の費用です。入学後の納付金は2026年度の実績で、詳細は入学後に案内される、と学校は書いています。

項目金額時期・備考
入学手続金310,000円2027年1月28日(木)15時までに納入
 内訳:入学金140,000円入学手続金の内訳
 内訳:施設設備資金170,000円入学手続金の内訳
授業料月額37,950円2026年度実績
施設設備資金月額10,000円2026年度実績
その他月額1,250円2026年度実績

月額の3項目を合計すると49,200円になります(当サイトの計算)。このほかに、制服や教材などの費用がどれだけかかるかは、公式サイトの入試情報のページには載っていません。募集要項や説明会で確認してください。学校には奨学金制度のページもあります。

対策の進め方(科目別・時期別)

ここからは、学校の公式の講評と、募集要項の科目・時間をもとに、家庭でできる対策の進め方を整理します。学校が書いていることは「学校は〜と述べています」と示し、そうでない部分は当サイトの考えとして書きます。

国語(50分・125点)

学校の講評は、3つの点を繰り返し挙げています。ひとつ目は、設問の条件を正しく読むことです。字数制限、「三つめの例で」のような条件、「誰の」のような主語の指定は、記述の得点に直結します。ふたつ目は、記述を主語・述語・修飾語のそろった正しい文章で書くことです。3つ目は、漢字を丁寧に、正確に書くことです。

  • 過去問を解いたあと、解答を「条件に答えているか」「主語と述語が合っているか」の2点で見直す習慣をつける。
  • 漢字の書き取りは、同音異義語(保証・保障・補償など)をセットで覚える。
  • 長い文章を読む習慣をつけ、家庭では「今日学校で習ったこと」を言葉で説明する練習をする。これは、学校の講評が勧めている方法です。

社会(40分・100点)

地理・歴史・公民の3分野が出題され、時事問題も含まれます。2026年度は公民の得点率が49.8%と低く、問題量の多さで時間が足りなくなった受験生もいたと、学校は述べています。

  • 用語は、問題文の語句を正確に書き写せるところまで、漢字で覚える。
  • 時間配分の練習として、過去問を40分で通して解き、どの大問で時間を使い過ぎたかを確認する。
  • 新聞やニュースに触れる習慣をつけ、時事問題と公民の学習をつなげる。

理科(40分・100点)

地学・生物・化学・物理の4分野から出題されます。学校の講評では、基本の知識は身についている一方、条件を取り出して考える問題(浮力、溶解度の計算など)で差がつく様子が読み取れます。

  • 教科書の基本的な知識を固めたうえで、実験結果のグラフや表を読み取る練習を重ねる。
  • 比例計算とグラフの読み取りは、基本として学校も重視している。計算の指示(四捨五入の位など)を読み落とさない。
  • 解答欄を取り違えない、漢字を正しく書く、といった基本の確認も、過去問のたびに行う。

算数(50分・125点)

大問1の計算は正答率84.3%と高く、基本の計算力は多くの受験生が身につけています。差がつくのは、文章題の整理、図形の条件の読み取り、状況が変化する問題、図を自分でかいて考える問題です。

  • 途中式や図を残す習慣をつける。学校は、途中式や図で考えの流れを整理することが結果につながると述べています。
  • 分数の表記など、問題文の指示に従う練習をする。
  • 難しい大問(2026年度の大問5の(1)は正答率約10%)に出会ったときに、すぐ諦めず、図をかいて試行錯誤する経験を積む。

時期別の目安

1小5まで4科目の基礎を固めます。計算、漢字、都道府県と歴史の基本用語、理科の基本の知識を、毎日の短い学習で積み重ねます。
2小6の春〜夏弱点の単元を洗い出し、基本の問題を取りこぼさない状態にします。国語の記述は、条件に答える練習を始めます。
3小6の秋過去問に取りかかります。時間を計って通して解き、4科目の時間割(国語50分→社会40分→昼食→理科40分→算数50分)に合わせて、1日通しの練習もします。
4出願(12月3日〜23日)インターネット出願の手順と、顔写真データの準備を確認します。受験票は1月7日以降に印刷できます。
5試験直前(1月)過去問の見直しと、漢字・用語・計算の総点検をします。持ち物(受験票、筆記用具、コンパス、定規、昼食)を前日までにそろえます。

過去問と市販の問題集

学校の公式サイトで、過去の入試問題そのものを公開しているかどうかは、確認した範囲では見つかりませんでした。募集要項や説明会で、入手方法を確認してください。

市販の過去問題集としては、教英出版から、次の2冊が2027年春受験用として発売されています(丸善ジュンク堂書店のネットストアの商品ページで確認。発売日は2026年4月27日、価格は税込)。

書名出版社価格
修道中学校 入学試験問題集 2027年春受験用教英出版3,190円
修道中学校 もっと過去問 入学試験問題集 2027年春受験用教英出版3,410円

2冊の収録年度や内容の違いは、商品ページや書店で確認してください。

過去問の使い方

  • 1回目は時間を計って、本番と同じ時間割で解く。国語50分、社会40分、理科40分、算数50分です。
  • 点数より先に、「時間が足りなかった大問」「指示を読み落とした問題」を書き出す。
  • 解き直しでは、記述の解答を「条件に答えているか」で確認する。
  • 年度によって平均点が大きく動くので、1年分の点数だけで、できたかどうかを判断しない。

学校を知る:教育方針と沿革

教育方針

学校の公式サイトの教育方針のページには、教学の目標として「知徳併進」、実践の心得として「尊親敬師」「至誠勤勉」「質実剛健」が掲げられています。

言葉学校の説明
尊親敬師親と師は心の泉、敬愛の心をこめて
至誠勤勉日々、まごころつくし、ひたすら励み
質実剛健かざり気なく、まことありて、強く正しく

建学の精神「道を修めた有為な人材の育成」は、建学以来受け継がれる教育の柱と、学校は説明しています。1881(明治14)年に、浅野長勲が校長の山田十竹に「道徳を修むるを以つて本校の主義とすべきこと」などの方針を示したことが、その由来として紹介されています。

生活指導の方針は「自治向上の精神」です。学校は、6年間の一貫教育でこの精神を培い、生徒が自分のなすべきことを自覚し、他者との関わりの中で自らを律し、自主性を身につけていくと述べています。また、「責任ある自由」という言葉を使い、細かな規則で縛らず、学年が上がるごとに生徒の裁量が増す校風だと、学校自身が説明しています。

沿革

年出来事(学校の沿革ページより)
1725(享保10)年広島藩主・浅野吉長が「講学所」を創始(修道学園の起源)
1870(明治3)年学問所を城内八丁馬場に移し「修道館」と称する(「修道」の名称の起源)
1881(明治14)年山田十竹を校長とし、「修道学校」と改称
1905(明治38)年「財団法人私立修道中学校」が発足
1926(大正15)年南千田町に移転し、現在に至る
1945(昭和20)年原爆により校舎の大部分が倒壊
1947(昭和22)年学制改革により新制中学校を設置(現・修道中学校)
2020(令和2)年修道ベーシックルーブリックを策定
2023(令和5)年新敬道館・新本館が完成
2025(令和7)年テニスコートが完成し、正門一帯の工事が終了

2025年5月に、校舎の建て替えに伴う工事が一段落したと、沿革ページに書かれています。2023年に完成した新敬道館には、柔道場、剣道場、弓道場に加えて、スカッシュコート、クライミングボード、少林寺拳法場が新しく校内の施設になった、と記されています。

1日の流れと年間行事

1日の流れ(学校の「タイムスケジュール」より)

時間内容
7:00〜8:30登校
8:30〜8:40SHR(ショートホームルーム)
8:45〜9:451限(60分)
9:55〜10:552限
11:05〜12:053限
12:05〜12:45昼休憩(40分)
12:45〜13:454限
13:55〜14:555限
15:05〜16:056限
16:10〜16:20掃除
16:30〜18:30班活動(クラブ活動)
18:30〜18:45下校

1限は60分で、小学校より少し長くなりますが、「授業がおもしろいから長く感じない」「すぐに慣れた」という生徒の声が多いと、学校は紹介しています。昼食は、校内の食堂・コンビニエンスストア・自動販売機で購入するほか、弁当を持参する生徒もいて、各自が自由なスタイルでとります。校舎内も土足(一足制)です。

班活動は16時30分から始まります。班活動のない日や、班に所属していない生徒は、図書館や進路学習室での自主学習、教員室での個別指導に時間を使います。

年間行事(2026年度、初級=1・2年のおもなもの)

月1・2年の行事
4月入学式、オリエンテーション(1年)、健康診断・身体測定、学年総会、遠足、入班デモンストレーション
6月第1回定期テスト、体育祭
7〜8月夏期休業、夏期補習、平和学習(2年)、原爆慰霊碑自由参拝、夏休みセミナー合宿(指名者)、学力推移調査
9月防災訓練、第2回定期テスト、水泳大会
10月林間学校(1年)、カッター研修(2年)、後期始業式、文化特活、オープンスクール、301年祭(1日目)
11月301年祭(2日目)、創立記念日、初級参観日、生徒会役員選挙
12月第3回定期テスト、冬期休業
1月校外模試
2月漢字検定(2年)、マラソン大会
3月着こなし講座(2年)、第4回定期テスト、後期終業式・退任式、春期休業

定期テストは年4回(6月・9月・12月・3月)です。10月・11月に行われる「301年祭」の内容は、公式サイトの年間行事の表には名称のみが載っています。詳しくは学校の案内で確認してください。

探究型修学旅行・進路指導

学校は、5年次に「探究型修学旅行」を実施しています。公式サイトの2025年度の実績では、奥多摩ラフティング、ホテルでのお楽しみ会、班ごとの計画による東京自由散策が紹介されています。タイトルには「最先端の科学技術や日本の芸術文化を学ぶ」とあります。

進路指導のページによると、3・4年(中級)は「目指す将来像を描き、文理選択を行う」時期です。主な取り組みは次のとおりです。

  • 夏期補習授業(3年・4年):3年は英・数・国、4年は理科や情報・芸術などにも教科を広げ、難易度別に講座が設定されます。
  • 校外模試(3年は年3回、4年は年4回):英語・数学・国語の主要3教科を受けます。
  • 進路適性検査(3年・4年):3年は職業選択を意識するきっかけとして行い、4年の春には別の検査を行い、必要に応じて面談をします。
  • 東大見学ツアー(4年の希望者から選抜):夏期休業中に実施し、卒業生である東京大学の教員の案内で研究室などを見学します。
  • 進路講演会(3年・4年):文理選択を行う4年の秋ごろに、予備校講師を招いて、生徒と保護者を対象に行います。
  • 文理選択(4年):4年の秋に決めます。3年の秋から、文系と理系の違いなどを聞く会を開き、早めに動き出すよう指導していると、学校は書いています。

アクセス

学校の「アクセス・主な通学路」のページには、次の行き方が載っています(所要時間は学校の記載)。

出発行き方
JR広島駅から(市内電車)「広島港行」に乗り、「御幸橋」電停で下車(約30分)して徒歩約5分。または「比治山下経由広島港行」で「皆実町六丁目」電停下車(約25分)、徒歩約10分
JR広島駅から(バス)広島バス「50号(東西)線(アルパーク行)」で「修道学園入口」バス停下車(約20分)、徒歩約2分
JR横川駅から市内電車「紙屋町西経由広島港行」で「御幸橋」電停下車(約30分)、徒歩約5分
アストラムライン本通駅から「本通」電停から市内電車「広島港行」で「御幸橋」電停下車(約15分)、徒歩約5分

入試当日は、学校が駐車場・駐輪場を用意していないため、公共の交通機関を使うよう、募集要項で求められています。

保護者が確認しておきたいこと

1入試は1回だけ2027年度は1月22日(金)の1回です。出願は2026年12月3日から23日で、受験料は20,000円です。
2出願手続インターネット出願のみで、調査書は不要です。顔写真のデータ(上半身・無帽・3か月以内)を準備します。受験票は1月7日以降に印刷できます。
3試験の長さ9時30分までに入室し、14時20分に算数が終わります。昼食と、長い待ち時間に付き添いは入れない点を、家庭で共有しておきます。
4合否の確認と手続1月24日13時(予定)以降にインターネットで確認します。手続は1月28日15時までに、310,000円を納入します。
5補欠のしくみ補欠の順位は3段階で通知されます。繰り上げは、入学予定者数が定員に満たない場合に成績順に行われます。
6通学最寄りの電停・バス停からの徒歩の時間と、自宅からの所要時間を、実際に確かめます。
7学校に確認する点制服や教材などの入学時の費用、過去問の入手方法、学校説明会の日程は、学校の最新の案内で確認します。

この記事は、2026年11月8日時点の、学校の公式サイトの記載をもとにしています。日程や金額が変わることがありますので、最終的には、学校が発行する最新の募集要項と、公式サイトで確認してください。

よくある質問

Q.2027年度の入試は何回ありますか

A.2027年1月22日(金)の1回です。会場は修道中学校です。

Q.募集人員は何名ですか

A.第1学年276名(男子)です。

Q.科目と配点を教えてください

A.国語(50分・125点)、社会(40分・100点)、理科(40分・100点)、算数(50分・125点)の4科目で、合計450点満点です。

Q.出願の方法と期間は

A.インターネット出願のみで、2026年12月3日(木)から12月23日(水)までです。調査書の提出は不要で、受験料は20,000円です。

Q.合格発表はいつですか

A.2027年1月24日(日)13時(予定)以降に、パソコン・スマートフォンから確認できます。通知書の郵送はありません。

Q.入学手続の期限と金額は

A.2027年1月28日(木)15時までに、入学手続金310,000円(入学金140,000円・施設設備資金170,000円)を納めます。

Q.補欠とは何ですか

A.合格者からの入学予定者数が定員に満たない場合に、成績順に繰り上げ合格の候補者となる受験生です。補欠には3段階の順位が通知されます。補欠からの繰り上げ合格者数は、2024年度が36名、2025年度が21名と、学校は公表しています。

Q.入試結果は公開されていますか

A.はい。学校の公式サイトに、過去5年分の志願者数・受験者数・合格者数・補欠者数、科目別の平均点、合格最低点、合格者平均点が載っています。

Q.2026年度の合格最低点は何点ですか

A.305点(450点満点)です。合格者平均点は352.5点でした。

Q.入学後の授業料はいくらですか

A.2026年度の実績で、授業料が月額37,950円、施設設備資金が月額10,000円、その他が月額1,250円です。2027年度の詳細は、入学後に案内されます。

Q.昼食はどうしますか

A.入試当日は、各自が昼食を持参します。入学後は、校内の食堂・コンビニエンスストア・自動販売機で購入するか、弁当を持参します。

Q.過去問は手に入りますか

A.教英出版の「修道中学校 入学試験問題集 2027年春受験用」(3,190円)と「修道中学校 もっと過去問 入学試験問題集 2027年春受験用」(3,410円)があります。学校による問題の公開は、確認した範囲では見つかりませんでした。

Q.高校はありますか

A.修道高等学校があります。高校入試の情報は、当サイトの修道高校の記事で整理しています。

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