小学生のオンライン家庭教師はいつから?学年でなくつまずきで決める

小学生のオンライン家庭教師はいつから始めるか中学受験

小学生のうちからオンライン家庭教師を始めるべきかどうか。早すぎるのではないか、逆に遅いのではないか。どちらの不安もよくいただきます。

結論:学年ではなく「つまずきの種類」で決めてください

小学生の場合、放っておくと自然に直るつまずきと、放っておくと後の学年で必ず効いてくるつまずきがあります。前者なら急ぐ必要はありません。後者は学年に関係なく、気づいた時点で手を打つほうが早く終わります。

放っておくと後で効いてくる4つのつまずき

1. 分数・小数の計算

中学の数学は、小学校の分数・小数がそのまま出てきます。ここがあいまいなまま中学に上がると、方程式でつまずく原因になります。

2. 割合・速さ

中学受験でも中学以降の理科でも使います。「くらべる量」「もとにする量」が区別できていないと、文章題全般が解けません。

3. 音読して意味が取れない

算数の文章題が解けない原因が、計算ではなく読み取りであることは多くあります。教科を問わず影響します。

4. 書くことを嫌がる

途中式を書かない、答えだけ書く癖は、学年が上がるほど直しにくくなります。中学以降は途中式が採点対象になります。

逆に、急がなくてよいもの

漢字の書き取りの多少の遅れ、図形の見取り図が苦手、理科の暗記が定着していないなど。これらは学年が上がってからでも取り戻せます。

目的別|始める時期の目安

目的始める時期の目安理由
中学受験をする小4から(塾と並行なら小5〜)塾のカリキュラムが本格化する前に、計算と読み取りの土台を作る
学校の授業についていけていない気づいた時点で放置した期間だけ、戻る量が増える
中学に向けて準備したい小6の2学期から分数・小数・割合を仕上げた状態で中学に入れる
勉強の習慣をつけたい小3〜小4学習時間が長くなる前のほうが、習慣として定着しやすい

※目安です。お子さまの状況や、地域・学校によって変わります。

この記事の内容、お子さんの場合はどうなりますか

学年と、いま困っていることを一言だけ教えてください。この記事の内容をお子さんの状況に当てはめて、プロ講師がお返事します。

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小学生でオンラインは成立するのか

「小学生に画面越しの授業は無理では」というご心配はよくいただきます。条件を整えれば成立します。

成立させるための3つの条件

手元が見える状態にする(スマホをもう1台つなぐ、書画カメラを使うなど) ②1回を長くしすぎない(低学年は45〜60分が目安) ③完全な個室にしない(保護者の方がときどき通る場所にする)

この3つがないと、うまくいきません

とくに手元が見えない状態だと、講師は答えしか見られません。小学生は途中でどこを間違えたかが重要なので、ここが見えないと指導になりません。

塾との使い分け

向いている場合
同学年の中での位置を知りたい。中学受験で演習量を確保したい
家庭教師つまずいている単元を戻って埋めたい。ペースを合わせてほしい
併用塾のカリキュラムにはついていきたいが、特定の単元だけ追いつけない

つまずきを見つける3つの確認

1テストの答案を、点数ではなく間違い方で見る。計算ミスが多いのか、問題の意味が取れていないのかで、打つ手が変わります。

2文章題を音読させてみる。詰まりながら読む、読み飛ばすようなら、算数ではなく読み取りの問題です。

3前の学年の計算問題を10問やらせてみる。分数・小数で手が止まるなら、いまの学年の内容より先にそこを埋める必要があります。

保護者の方が気をつけること

できないことを、その場で指摘し続ける

小学生は「できない」と言われ続けると、勉強そのものを避けるようになります。指摘は講師に任せてください。

先取りを目的にする

学年より先の内容を進めても、いまの学年の土台があいまいなままでは積み上がりません。まず戻ることを優先してください。

よくあるご質問

Q. 低学年でも受けられますか

A. 受けられます。ただし1回の時間を短くし、手元が見える状態を必ず作ってください。低学年は45〜60分が目安です。

Q. 週何回がよいですか

A. 習慣づけが目的なら週1回から始めて構いません。つまずきを埋める目的で、戻る量が多い場合は週2回が必要になることがあります。

Q. 中学受験をしない場合でも意味はありますか

A. あります。分数・小数・割合は中学の数学と理科で直接使います。ここを仕上げてから中学に入るかどうかで、中1の最初のテストが変わります。

まとめ

小学生でオンライン家庭教師を始める時期は、学年ではなくつまずきの種類で決めてください。分数・小数、割合・速さ、文章の読み取り、途中式を書く習慣。この4つは放っておくと後の学年で必ず効いてきます。

逆に、漢字の書き取りや理科の暗記は後からでも取り戻せます。すべてを急ぐ必要はありません。

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