品川翔英中学校の入試対策|日程・科目・配点・出願手続の整理【2027年度】

品川翔英中学校の入試対策(アイキャッチ)中学受験

最終更新:2026年11月8日|入試の数字は品川翔英中学校高等学校の公式サイト(2027年度 中学校募集要項、中学入試関連資料、学費のページ)をもとにしています。二次情報は使っていません。出典は記事の最後にまとめました。

結論:品川翔英中学の入試を、公開されている資料で整理すると

2027年度の入試は、2月1日(月)から2月5日(金)までの7つの試験回(第1回〜第7回)で、午前・午後に分かれています。入試区分は「2科・4科選択型」「英語1科型」「2科型特待生入試」「ラーナー型」「得意選択2科型」の5種類です。

配点は、2科・4科選択型(第1回・第3回)が国語・算数各100点、社会・理科各50点の2科200点または4科300点。得意選択2科型は、5科目から2科目を選び各100点の200点満点です。受験料は20,000円で、複数回を同時に出願しても同額です。

一方で、志願者数・合格者数・倍率などの入試結果は、学校の入試情報のページと募集要項に掲載が見当たりませんでした(2026年11月8日に確認)。この記事では結果の数字は載せず、「公開されていません」と書いています。

この記事でわかること
  • 品川翔英中学校の基本情報
  • 2027年度入試の試験回と募集定員
  • 日程・時間割
  • 入試区分ごとの配点と試験時間
  • 得意選択2科型・英語資格のみなし得点・ラーナー型
  • 特待生制度(S特待・A特待)
  • 出願方法・受験料・締切と合格発表
  • 入学手続・入学時納入金
  • 学費(2027年度予定)
  • 過去問と、入試結果が公開されていないときの考え方
  • 学校の教育の特色(入試の背景として)
  • 対策の考え方と、家庭でできる手順
  • よくある質問

「品川翔英の入試は、7回もあるけれど、どの回を、どの入試区分で受ければいいのだろう」――この記事では、学校が公表している2027年度の募集要項をもとに、品川翔英中学校の入試を数字で整理します。品川翔英は、試験回の数が多く、入試区分も5種類あるため、まず「どの回に、どの区分があるのか」を表で確認することが、過去問や対策の前の最初の作業になります。

この記事で扱う数字は、2027年2月に実施される2027年度入試(中学校)の募集要項です。学校の入試関連のページには、2026年度の日程表も残っていて、試験日の曜日などが違います。前年度の表と取り違えないように、年度を確認しながら読んでください。学校が公開していない項目は「公開されていません」と書き、当サイトの推測は「当サイトの推測」と明記します。

品川翔英中学校の基本情報

項目内容
学校名品川翔英中学校高等学校(学校法人小野学園)
所在地〒140-0015 東京都品川区西大井1-6-13
電話03-3774-1151(代表)
最寄り駅(学校の案内)西大井駅から徒歩6分/大井町駅から徒歩12分
男女の別共学(2018年に「2020年度より共学化」を発表)
校名の変更2020年4月に、小野学園女子中学校・高等学校から「品川翔英中学校・高等学校」に変更
設立1932年
出願資格2027年3月31日に小学校卒業見込みの者

品川翔英は、学校の沿革によると、1932年に「京南家政女学校」として創立された学校法人小野学園の学校です。1957年に「小野学園女子中学校」「小野学園女子高等学校」と名称を改め、2018年に2020年度からの共学化を発表し、2020年4月に校名を品川翔英中学校・高等学校に変更しました。旧校名の「小野学園」の名前が残っていますが、現在の学校名は「品川翔英」です。校名の似た別の学校と混同しないよう、所在地(品川区西大井)と校名の表記で確認してください。

学校には高校入試もありますが、この記事で扱うのは中学校の入試(2027年度)です。高校の入試は別の募集要項で、日程や科目も異なります。

2027年度入試の試験回と募集定員

掲載している年度:入試日程・募集定員・科目・配点・出願・学費は、学校公式の「2027年度 中学校募集要項」。「入試結果」は、学校のページで掲載が確認できませんでした。

回試験日入試区分募集定員集合/開始
第1回2月1日(月)午前2科・4科選択型35名8:20/8:40
英語1科型10名8:20/8:40
第2回2月1日(月)午後2科型 特待生入試(一般スライド合格あり)10名14:50/15:10
第3回2月2日(火)午前2科・4科選択型10名8:20/8:40
ラーナー型5名8:20/8:40
第4回2月2日(火)午後得意選択2科型/英語1科型10名14:50/15:10
第5回2月3日(水)午後得意選択2科型10名14:50/15:10
第6回2月4日(木)午後得意選択2科型10名14:50/15:10
第7回2月5日(金)午前2科・4科選択型(特待生選考あり)/得意選択2科型10名8:20/8:40

募集定員は、募集要項の表の数字です。第1回は「2科・4科選択型」が35名、「英語1科型」が10名、第3回は「2科・4科選択型」が10名、「ラーナー型」が5名と、区分ごとに分かれています。第4回と第7回は、表では1つの数字(10名)で、区分ごとの内訳は書かれていません。これを合計すると、110名になります(当サイトの計算。第4回・第7回の10名は、区分をまとめた人数と読んでいます)。

集合時間は午前の回が8:20、午後の回が14:50で、試験の開始はそれぞれ8:40と15:10です。受付は、午前が7:50から8:20、午後が14:20から14:50までと書かれています。

日程・時間割

品川翔英中学校 2027年度入試の流れ
出典:品川翔英中学校高等学校 2027年度 中学校募集要項。エスペランサアカデミー作成

2月1日(月)〜2日(火):第1回〜第4回

入試区分(回)時間割
2科・4科選択型(第1回・第3回/午前)国語 8:40〜9:30(50分)/算数 9:45〜10:35(50分)※2科はここで終了/社会・理科 10:50〜11:50(合わせて60分)※4科のみ
英語1科型(第1回/午前)英語 8:40〜9:30(50分)
2科型 特待生入試(第2回/午後)国語 15:10〜16:00(50分)/算数 16:15〜17:05(50分)
ラーナー型(第3回/午前)算数 8:40〜9:10(30分)/記述課題(作文)9:25〜9:40(15分)/プレゼンテーションまたは英語インタビュー 9:55ごろから順次(1人10〜15分程度)
得意選択2科型(第4回/午後)第1科目(国語か算数)15:10〜16:00(50分)/第2科目(第1科目以外の教科)16:15〜17:05(50分)
英語1科型(第4回/午後)英語 15:10〜16:00(50分)

2月3日(水)〜5日(金):第5回〜第7回

入試区分(回)時間割
得意選択2科型(第5回・第6回/午後)第1科目 15:10〜16:00(50分)/第2科目 16:15〜17:05(50分)
2科・4科選択型(第7回/午前)国語 8:40〜9:20(40分)/算数 9:35〜10:15(40分)※2科はここで終了/社会 10:30〜11:10(40分)/理科 11:25〜12:05(40分)※4科のみ
得意選択2科型(第7回/午前)第1科目(国語か算数)8:40〜9:20(40分)/第2科目 9:35〜10:15(40分)

第7回だけ、各科目が40分・100点満点で、ほかの回(50分・100点、社会・理科は合わせて60分・各50点)と形式が違います(要項の特記事項⑤)。午前の回は、2科・4科選択型の2科と得意選択2科型が10:15前後に終わり、4科の受験者は12:05まで続きます。試験が終わったあとは、5分程度のアンケートに答えてから下校する流れです(要項の注記)。

2月1日は、午前の第1回(8:40開始)と午後の第2回(15:10開始)の両方が同じ日にあります。要項には、複数回を同時に出願しても受験料は一律20,000円と書かれているため、同じ日の午前と午後の両方を出願することも、日程の上では可能です。午後入試の受験者のために、昼食をとる場所が用意されていると、要項に書かれています。

入試区分ごとの配点と試験時間

入試区分科目と試験時間配点満点
2科・4科選択型(第1回・第3回)国語・算数 各50分/社会・理科 合わせて60分国語・算数 各100点/社会・理科 各50点2科 200点/4科 300点
英語1科型(第1回・第4回)英語 50分英語 100点100点
2科型 特待生入試(第2回)国語・算数 各50分各100点200点
ラーナー型(第3回)算数 30分/記述課題(作文)15分/プレゼンテーションまたは英語インタビュー(10〜15分程度)算数 50点/選んだ1種 50点100点
得意選択2科型(第4回〜第6回)5科目(国語・算数・英語・社会・理科)から2科目 各50分各100点200点
2科・4科選択型(第7回)国語・算数(社会・理科は4科のみ)各40分各100点2科 200点/4科 400点
得意選択2科型(第7回)5科目から2科目 各40分各100点200点

要項の配点欄を読むと、2科・4科選択型(第1回・第3回)の4科は、国語100点・算数100点・社会50点・理科50点の300点満点です。第7回の4科は、4科目とも100点で400点満点なので、同じ「2科・4科選択型」でも、回によって4科の満点が違います。入試区分名が同じでも、回ごとの要項の表で確認する必要があります。

ラーナー型は、配点の欄に「算数50点」と、4種類から1つを選ぶ分の「50点」で合計100点満点と書かれていて、記述課題(作文)の点数は書かれていません。要項の注記には、記述課題は志望理由などの課題が事前に学校のホームページで発表され、試験当日に200〜300字で書くと書かれています。作文が合否にどう関わるかは、要項では分からないため、学校のラーナー型入試の案内や体験会で確認してください。

品川翔英中学校 2027年度入試 入試区分ごとの配点
出典:品川翔英中学校高等学校 2027年度 中学校募集要項。棒の長さは400点を基準にした比。エスペランサアカデミー作成

試験時間と配点の関係(当サイトの計算)

入試区分試験時間の合計満点1分あたりの配点
2科・4科選択型 2科(第1回・第3回)100分200点2.0点
2科・4科選択型 4科(第1回・第3回)160分300点約1.9点
2科型 特待生入試(第2回)100分200点2.0点
得意選択2科型(第4回〜第6回)100分200点2.0点
英語1科型(第1回・第4回)50分100点2.0点
2科・4科選択型 2科/得意選択2科型(第7回)80分200点2.5点
2科・4科選択型 4科(第7回)160分400点2.5点

1分あたりの配点は、第1回〜第6回の各区分が2点前後で、第7回は各科目が40分・100点なので2.5点です。第7回は、1科目あたりの時間が短い分、1分あたりの配点が高く、解くスピードが得点に表れやすい形式だと考えられます(これは時間と配点の比から読める範囲で、当サイトの推測です)。2科・4科選択型の4科(第1回・第3回)では、国語・算数の2科で200点(300点の約67%)、社会・理科の2科で100点(約33%)です。

得意選択2科型・英語資格のみなし得点・ラーナー型

得意選択2科型:5科目から2科目を選ぶ

得意選択2科型は、国語・算数・英語・社会・理科の5科目から2科目を選んで受ける入試区分で、第4回〜第7回にあります。選べる科目の条件は、国語か算数のどちらか1科目を選ぶことです。受験する科目は出願時に申請し、その後の変更はできません(要項の注記)。第4回〜第6回は各科目50分・各100点、第7回は各科目40分・各100点で、どちらも200点満点です。

国語と算数の2科を選んだ場合の扱いも書かれています。第7回では、国語と算数の2科を選んだ人は、得意選択2科型ではなく、2科・4科選択型の2科で出願する、と要項に書かれています。第4回〜第6回では、国語と算数の2科を選んだ場合は、第1科目が国語になります。出願のときに区分を間違えないよう、要項の注記を読み直してください。

英語資格のみなし得点換算

第4回〜第7回の得意選択2科型で英語を選んだ場合は、英語の資格を持っていると「みなし得点」に換算される制度があります。要項に書かれている換算は、次のとおりです。

英語資格みなし得点
英検2級以上85点
英検準2級プラス80点
英検準2級75点
英検3級65点
英検4級60点
  • 試験が免除されるのではなく、英語の試験を受けたうえで、当日の得点とみなし得点のうち、高い方の得点になります(要項の特記事項②)。
  • 英検以外の英語資格も、相談に応じると書かれています。
  • 受験料の納入後に、マイページの「申込確認/書類提出」に、資格証明書のスキャンデータまたは撮影データを添付します。
  • 英語資格を使えるのは、得意選択2科型で英語を選んだときだけです。英語1科型と、ラーナー型の英語インタビューでは使えません。

たとえば、英検準2級(みなし75点)を持っている人が、当日の英語が60点だった場合は、75点が英語の得点になります。逆に、当日が80点だった場合は80点が採用されます。この例は、要項の「高い方の得点」の規則を数字に当てはめたものです。

ラーナー型:算数と、4種類から選ぶ表現の入試

ラーナー型は、第3回(2月2日の午前)にあり、募集定員は5名です。算数(30分・50点)と記述課題(作文・15分)のあと、次の4種類から1つを選んで受けます。いずれも1人10〜15分程度で、配点は50点です。

  • ①プレゼンテーション探究
  • ②プレゼンテーション体験
  • ③プレゼンテーション特技
  • ④英語インタビュー

プレゼンテーションの発表時間は、1人5分と書かれています。5分で発表できる内容を準備する、と要項に書かれています。ラーナー型の詳細は学校のホームページに掲載され、ラーナー型入試体験会でも説明されると、特記事項⑥に書かれています。ラーナー型を考える家庭は、要項だけでなく、学校のホームページの案内を確認する必要があります。

特待生制度(S特待・A特待)

項目内容
特待生合格が適用される入試第2回(2月1日午後)2科型特待生入試/第7回(2月5日午前)2科・4科選択型
S特待入学金と1年次の授業料を全額免除(参考:2025年度実績で、入学金250,000円+授業料480,000円=合計730,000円)
A特待入学金を全額免除(参考:250,000円)
発表時の表示特待生で合格すると、発表時に「特待生合格」と表示される
一般スライド合格第2回の特待生入試では、特待生合格ではないが一般合格となる「一般スライド合格」もある
  • S特待は1年間だけの特典で、進級時の継続はありません。
  • 特待は、成績・生活態度が良くない場合は、年度の途中で取り消しになる可能性があります。
  • 特待生で合格した場合は入学金が免除されるため、入学時の納入金は施設費のみになります(次の「入学手続」の節を参照)。

特待の免除額は、要項の表で「参考:2025年度実績」と書かれた金額で、2027年度の金額そのものではありません。特待の基準(何点が必要か)は、「本校が定める基準」とだけ書かれていて、公開されていません。

出願方法・受験料・締切と合格発表

項目内容
出願方法インターネット出願(出願サイト:miraicompass)。パソコン・スマートフォン・タブレットのいずれかを使う
入力開始2026年12月20日(日)0:00〜(「出願情報の登録」と「受験料納入」ができる)
受験票の出力2027年1月10日(日)0:00〜(受験票の印刷ができる。受験票は試験当日に持参)
受験料20,000円(複数回を同時に出願した場合も20,000円。納入後は理由を問わず返還されない)
支払い方法クレジットカード・コンビニエンスストア・ペイジー(金融機関ATM)。本校の窓口では支払えない。別に手数料がかかる
出願の準備メールアドレスをIDとして登録、受験生の顔写真データをアップロード
出願後の変更出願の受付後は、入試区分・受験科目の変更はできない

試験回ごとの出願締切と合格発表

回出願締切合格発表(インターネット)
第1回(2/1 午前)1月31日(日)21:002月1日(月)20:00
第2回(2/1 午後)1月31日(日)21:002月1日(月)23:00
第3回(2/2 午前)2月1日(月)23:592月2日(火)18:00
第4回(2/2 午後)2月1日(月)23:592月2日(火)21:00
第5回(2/3 午後)2月2日(火)23:592月3日(水)21:00
第6回(2/4 午後)2月3日(水)23:592月4日(木)21:00
第7回(2/5 午前)2月4日(木)23:592月5日(金)18:00

第1回と第2回は、1月31日(日)の21:00が締切で、試験日の前日です。第3回以降は、試験日の前日の23:59が締切です。合格発表は、学校ホームページ上部にある合否サイトのバナーから確認します。合格者は、インターネット上で入学手続の画面に進めます。電話やメールなどによる合否の問い合わせは遠慮するよう書かれています。

入学手続・入学時納入金

項目内容
入学時納入金450,000円(入学金250,000円+施設費200,000円)。特待生は入学金が免除され、施設費のみ
納入期限合格発表後〜2027年2月6日(土)16:00
納入方法合否サイトの個別ページから。クレジットカードまたはペイジー(金融機関ATM)
手続の完了納入の確認後に送られる「入学手続き書類」を受け取ると、入学手続が完了
合格者招集日2027年2月13日(土)10:00〜11:30
制服採寸①2月13日(土)招集説明会の終了後〜16:00/②2月20日(土)10:00〜16:00

入学手続の期限は、どの回も2月6日(土)の16:00です。第7回(2月5日の午前)を受けた場合は、合格発表が2月5日(金)の18:00、手続の期限が翌日の16:00なので、発表から期限までは22時間です(当サイトの計算)。ほかの学校の合格発表や手続の日程と重なる家庭は、納入の順序を前もって決めておく必要があります。

学費(2027年度予定)

学校の募集要項に載っている「入学後にかかる概算費用(2027年度予定)」です。要項には「2027年度予定。変更となる場合もあります」と書かれています。学校の学費のページには、2026年度予定の表が掲載されているため、年度の違いに注意してください。

項目月額年額
授業料40,000円480,000円
維持費12,000円144,000円
PTA会費1,500円18,000円
後援会費1,500円18,000円
研修旅行積立金(1〜3年)8,000円96,000円
預り金10,000円120,000円
合計73,000円876,000円
学年項目年間費用
中学1年入学金・施設費450,000円
中学1年授業料・諸会費660,000円
中学1年研修旅行積立金・預り金216,000円
中学1年制服・体育着等約130,000円
中学1年合計約1,456,000円
中学2年・3年(各学年)授業料・諸会費660,000円
中学2年・3年(各学年)研修旅行積立金・預り金216,000円
中学2年・3年(各学年)合計876,000円
品川翔英中学校 入学後にかかる概算費用の内訳(2027年度予定)
出典:品川翔英中学校高等学校 2027年度 中学校募集要項。比率は当サイトの計算。エスペランサアカデミー作成

諸会費の内訳は、維持費144,000円、PTA会費18,000円、後援会費18,000円で、授業料480,000円と合わせると660,000円(授業料・諸会費)になります。1年次の費用は約1,456,000円で、2年次・3年次は各876,000円です。中学3年間の合計は約3,208,000円になります(当サイトの計算。制服・体育着等の約130,000円は概算で、部活動費など個人で金額が変わるものは含まれていません)。

  • 預り金は、教材・行事・課外活動の費用として一定額を預かり、余った場合は次年度に繰り越して、前期課程(中学課程)の修了時に精算されます。不足した場合は、追加で集められることがあります。
  • 授業料・諸会費・研修旅行積立金・預り金は月払い(口座振替)です。
  • ICT端末(タブレット・ノートPCなど)は家庭で準備します。必要なスペックは入学決定後に知らされるため、購入は待つよう書かれています。
  • 部活動費など、個人によって金額が変わるものは別にかかります。
  • 経済的な理由で就学が困難になった場合に、授業料を減免する制度があります(基準要件があります)。

東京都在住の家庭には、「東京都私立中学校等授業料軽減助成金」が紹介されています。要項には、所得制限なく都内に住所がある生徒の保護者を対象に、年額10万円まで助成する制度で、2026年度は毎年9〜10月に申請すると書かれています。2027年度以降の扱いは、要項に書かれていないため、東京都や学校の案内で確認してください。

過去問と、入試結果が公開されていないときの考え方

学校が公開している過去問

学校の「中学入試過去問題」のページには、第1回の過去問が、2026年度から2023年度までの4年分、公開されています(2026年11月8日に確認)。国語・算数・理科・社会の問題と模範解答があり、2026年度は解答用紙も掲載されています。2026年度の英語は「著作権許諾申請中」と表示されていて、英語については、別に「英語入試の出題傾向・対策(FAQ)」のページが案内されています。

公開されている過去問は第1回のもので、第2回以降や、得意選択2科型・ラーナー型の過去問は、このページには載っていません。得意選択2科型や第7回の40分形式は、第1回の過去問とは時間も配点も違うため、過去問を解くときは、受けようとしている回の時間と配点に合わせて、時間を区切る必要があります。

入試結果は、公式には確認できませんでした

学校の中学入試情報のページ、中学入試関連資料のページ、2027年度の募集要項には、志願者数・受験者数・合格者数・倍率などの入試結果の掲載が見当たりませんでした(2026年11月8日に確認)。中学入試情報のページに「入試速報」へのリンクがありますが、別のサイトへの案内で、この記事では内容を確認していません。結果の数字が確認できないので、この記事では「倍率は何倍」「何点で合格」といった数字は書けません。数字を推測で埋めることもしません。

結果の数字がない場合でも、募集要項から確認できる数字はあります。ここでは、公開されている情報から読み取れることを4つ書きます。

1つめは、試験回と入試区分の多さです。7つの試験回に、5種類の入試区分があり、同じ日の午前・午後で別の区分を受けることもできます。1回の手続きでまとめて申し込めば、受験料は20,000円です。どの回を、どの区分で受けるかを、ほかの志望校の日程と並べて決める作業が必要になります(日程から読み取れる範囲の話です)。

2つめは、回ごとの募集定員の少なさです。1つの数字で書かれている定員は、第1回の2科・4科選択型の35名が多く、ほかの回は5名から10名です。ただし、これは募集定員の数字で、実際の志願者数や合格者数ではありません。志願状況は公開されていないため、募集定員の大小だけで、受けやすさ・受けにくさを判断することはできません。

3つめは、回ごとの形式の違いです。第1回・第3回は国語・算数各50分で、社会・理科が合わせて60分です。第4回〜第6回の得意選択2科型は2科目各50分、第7回は各科目40分と、回によって時間割が違います。どの回の形式が自分に合うかは、過去問を使って、時間を測って試して確かめる形になります。

4つめは、手続の日程の短さです。入学手続の期限は2月6日(土)の16:00で、第7回の発表(2月5日の18:00)から期限までは22時間です。特待生入試(第2回・第7回)で特待生合格が出るかどうかは、発表時に表示される形で、基準は公開されていません。特待を目指して受ける場合も、手続の順序を家庭で決めておく必要があります。

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学校の教育の特色(入試の背景として)

入試の形式は、学校がどんな生徒を求めているかとも関わります。ここでは、学校のホームページに書かれている教育の特色を、入試の背景として整理します(入試の合否にどう関わるかは、学校は公開していません)。

項目学校のホームページの記載
校訓「自主的に未来を切り拓く力」「新たな価値を創造する英知」「未来へ飛翔し貢献する心」の3つ。これらのもとで「学び続けるLEARNER」を育成する
卒業時に身につけてほしい力「品川翔英GP7」:愉しむ力・主体性・自律性・協働性・批判的思考力・創造力・貢献する力
学び方「自己調整学習」:予見・遂行・省察の学習サイクルで、自律的に学ぶ力を身につける。「スタディサプリ」の到達度テスト・課題配信・動画での確認を使う。ルーブリック評価と、単元ごとの確認テストも行う
メンター制クラス担当とは別に、生徒が自分で指導する先生(メンター)を選ぶ。選ぶ機会は前期・後期の年2回
中学の独自カリキュラム「LEARNER’S TIME」:週6時間ある授業で、「探究」「学び方講座」「プログラミング」などを行う
放課後の学び「ラーニングセンター」:「スタディサプリ」を中心とした自学自習の場
英語教育英語4技能を育てる。高校卒業までにCEFR B2レベルの到達をめざす。ネイティブティーチャー17名を中心に指導(学校の国際教育のページ)

学校が示している入学者受け入れの方針(アドミッション・ポリシー)には、「何事も主体的に行動し、社会に貢献しようとする生徒」「将来の自己実現に向けて、高い目標を掲げて学業に真摯に取り組むことができる生徒」「品川翔英の生徒として誇りを持ち、規範意識の高い生徒」「多様な価値観を受け入れる心を持ち、変化の多い社会に対応できる生徒」の4つが書かれています。入試の形式が、教科の筆記試験だけでなく、英語や、プレゼンテーション・英語インタビューを含むラーナー型まで幅があることは、この方針と合わせて読むことができます(当サイトの読み取りで、学校がそう説明しているわけではありません)。

高校には「難関進学」「国際教養」「特別進学」「総合進学」の4つのコースがあると、学校のページに書かれています。中学のコース制や、中学から高校への進学の扱いは、この記事で確認できた資料には載っていないため、学校の説明会などで確認してください。

対策の考え方と、家庭でできる手順

2科・4科選択型:時間配分から考える

2科・4科選択型(第1回・第3回)は、国語と算数が各50分・各100点で、社会・理科は合わせて60分・各50点です。4科を選ぶ場合は、社会と理科を1つの試験時間のなかで続けて解くため、時間の配分を自分で決める必要があります。配点は社会・理科が各50点で、国語・算数の半分なので、1分あたりの配点は約1.7点(100点÷60分)です。これは配点と時間の比の話で、出題の中身や難しさを示すものではありません。出題の傾向は、公開されている過去問や、学校の説明会で確認してください。

2科か4科かは、出願のときに決め、出願の受付後は変更できません。4科を選ぶ場合は、国語・算数の2科に加えて、社会・理科の学習時間を、いつまでにどれだけ確保するかを、前もって計画に入れておく必要があります。

得意選択2科型:選ぶ科目を、過去の得点から決める

得意選択2科型は、5科目から2科目を選ぶため、どの2科目を選ぶかで、準備する内容が変わります。国語か算数の1科目を選ぶことが条件なので、残りの1科目を、英語・社会・理科から選ぶことになります。選ぶ科目は出願時に申請し、後から変更できません。過去問や模試の得点を科目ごとに表にして、「どの2科目なら、自分の得点が高くなるか」を、親子で確認してから出願する流れが現実的です(当サイトの考え方です)。

英語を選ぶ場合は、英検などの資格が「みなし得点」に換算される制度があります。資格を持っている場合は、みなし得点と、当日の得点の高い方が使われるため、資格の級と、当日の英語の得点の見込みを比べておくと、英語を選ぶかどうかの判断材料になります。資格の証明書は、受験料の納入後にマイページから提出します。

第7回:40分形式で解く練習をする

第7回(2月5日の午前)は、2科・4科選択型も得意選択2科型も、各科目40分・100点満点です。ほかの回より1科目の時間が短く、1分あたりの配点は2.5点です。第7回を受ける場合は、50分の過去問を、40分で区切って解く練習をしておくと、本番の時間感覚に近づきます。4科(400点満点)の場合は、国語・算数・社会・理科を8:40から12:05まで、休憩をはさんで続けて受けるため、午前中に4教科を続けて解く練習も必要です。

ラーナー型:要項の注記にある準備

ラーナー型は、算数(30分・50点)と、4種類から1つを選ぶ表現の入試(50点)の組み合わせです。記述課題(作文)は、志望理由などの課題が事前に学校のホームページで発表され、当日に200〜300字で書きます。プレゼンテーションは5分で発表できる内容を準備する、と要項に書かれています。学校のホームページの案内とラーナー型入試体験会で、課題や形式を確認してから準備を始めるのが、順番としては確実です。

家庭でできる手順

1受ける回と入試区分を決める7つの試験回のうち、どの回に、どの入試区分(2科・4科選択型、英語1科型、得意選択2科型、ラーナー型、特待生入試)で出願するかを、1枚の紙に書き出します。出願後は入試区分・受験科目の変更ができないため、出願の前に家庭で決めておきます。
2回の形式に合わせて、時間と満点を表にする2科・4科選択型は国語・算数が各50分・各100点、得意選択2科型は2科目各50分・各100点、第7回は各科目40分・各100点です。受ける回の時間割を学習計画に書き、本番の時刻に合わせて過去問を解きます。
3過去問・模試の得点で、取りにいく科目を決める学校が公開している第1回の過去問(2026〜2023年度)を、時間を測って解きます。得点は科目ごとに表に書き、「合格ラインまであと何点か」「どの科目で取りにいくか」を親子で確認します。
4英語資格・ラーナー型の準備を確認する得意選択2科型で英語を選ぶ場合は、持っている英検の級と、みなし得点(2級以上85点、準2級プラス80点、準2級75点、3級65点、4級60点)を確認します。ラーナー型を受ける場合は、学校のホームページで記述課題とプレゼンテーションの案内を確認します。
5出願と手続の日程を、カレンダーに書き込む12月20日(入力開始)、1月10日(受験票の出力開始)、1月31日21:00(第1回・第2回の出願締切)、2月1日〜5日(試験)、2月6日16:00(入学手続の期限)、2月13日(合格者招集日)をカレンダーに入れます。

受験の前に確認したいこと(要項の注意)

  • 持ち物は、筆記用具、上履き、受験票です。受験票は、出願サイトで印刷して持参します。
  • 遅刻した場合でも、1時間目の20分以内であれば、試験開始後の入室が認められますが、試験時間の延長はありません。交通機関の乱れなどで遅れる場合は、学校の事務室(TEL 03-3774-1151)に連絡します。
  • 当日、体調が優れない場合は、申し出ると、別室で受験できる場合があります。自然災害などで試験時間を変更する場合は、学校のホームページで知らされます。
  • 受験生以外は、試験会場に入れません。保護者は保護者控室を使い、試験終了後、受験生は保護者控室まで案内されます(試験終了時間の約10分後の予定)。
  • 駐輪場・駐車場はなく、自転車・自家用車での来校は「固くお断り」と書かれています。公共交通機関を使います。タクシーを含む自動車の路上での駐停車も控えるよう書かれています。

保護者がやりがちな、もったいない関わり方

こんな関わり方は避けたい
  • 入試区分の違い(2科・4科選択型、得意選択2科型、英語1科型、ラーナー型)を確認しないまま、「とりあえず多く出願する」
  • 回の日程だけを見て、時間割と配点(第7回の40分形式など)の違いを比べない
  • 2026年度の日程表と、2027年度の要項を取り違える
  • 過去問を解いたあと、点数だけ見て直しをしない
  • 出願のあとで、入試区分・受験科目は変更できないことを知る
代わりに、こうすると前に進みます
出願の前に、「どの回で、どの入試区分で、どの科目を受けるか」を、親子で1枚の紙に書き出してください。そのうえで、過去問や模試の得点を科目ごとに表にすると、次にやることがはっきりします。

よくある質問

Q.入試結果(倍率など)は見られますか

A.学校の中学入試情報のページ、中学入試関連資料のページ、2027年度の募集要項には、志願者数・受験者数・合格者数・倍率などの入試結果の掲載が見当たりませんでした(2026年11月8日に確認)。この記事でも、結果の数字は載せていません。学校の説明会などで、公表の有無を確認してください。

Q.入試は何回ありますか

A.7つの試験回です。第1回・第2回は2月1日(月)、第3回・第4回は2月2日(火)、第5回は2月3日(水)、第6回は2月4日(木)、第7回は2月5日(金)です。午前の回は第1回・第3回・第7回、午後の回は第2回・第4回・第5回・第6回です。

Q.募集定員は何名ですか

A.第1回は2科・4科選択型35名・英語1科型10名、第2回は10名、第3回は2科・4科選択型10名・ラーナー型5名、第4回〜第7回は各10名です。表の数字を合計すると110名になります(当サイトの計算)。

Q.2科・4科選択型の配点を教えてください

A.第1回・第3回は、国語・算数が各50分・各100点、社会・理科が合わせて60分・各50点で、2科は200点満点、4科は300点満点です。第7回は各科目40分・各100点で、2科は200点満点、4科は400点満点です。

Q.得意選択2科型とは何ですか

A.国語・算数・英語・社会・理科の5科目から2科目を選んで受ける入試区分です。国語か算数のどちらか1科目は選びます。第4回〜第6回は各50分・各100点、第7回は各40分・各100点で、200点満点です。選ぶ科目は出願時に申請し、後から変更できません。

Q.英語の資格は使えますか

A.得意選択2科型(第4回〜第7回)で英語を選んだ場合に、みなし得点に換算されます。英検2級以上85点、準2級プラス80点、準2級75点、3級65点、4級60点で、当日の得点とみなし得点の高い方が使われます。英語1科型とラーナー型の英語インタビューでは使えません。

Q.ラーナー型は何を受けますか

A.第3回(2月2日の午前)で、算数(30分・50点)、記述課題(作文・15分)、プレゼンテーション(探究・体験・特技)または英語インタビューの4種類から1つ(50点)です。合計100点満点で、募集定員は5名です。

Q.特待生制度はありますか

A.第2回(2月1日午後)の2科型特待生入試と、第7回(2月5日午前)の2科・4科選択型で、S特待(入学金と1年次の授業料を免除)とA特待(入学金を免除)があります。基準は公開されていません。

Q.受験料はいくらですか

A.20,000円です。複数回を同時に出願した場合も20,000円で、納入後は理由を問わず返還されません。

Q.学費はいくらですか

A.2027年度予定で、入学時の納入金が450,000円(入学金250,000円+施設費200,000円)、1年次の費用の合計が約1,456,000円、2年次・3年次が各876,000円です。変更になる場合があると書かれています。

Q.入学手続はいつまでですか

A.合格発表後から、2027年2月6日(土)16:00までです。入学時納入金450,000円(特待生は施設費のみ)を、合否サイトから納入します。合格者招集日は2月13日(土)です。

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