中3の冬休みの使い方|入試直前に伸びるのは「取れる問題を落とさない」練習です

中3の冬休みの使い方|入試直前に伸びるのは「取れる問題を落とさない」練習です冬休み・冬期講習

結論

中3の冬休みは、新しいことを始める時期ではなく、取れる問題を落とさなくする時期です。

入試まで残り1〜2か月。この時期に難問を追いかけても、本番で出る保証はありません。それよりも過去問で「解けるはずなのに落とした問題」を1つずつ潰すほうが、確実に得点が上がります。冬休みは、伸ばす期間ではなく固める期間です。

この記事でわかること

  • 中3の冬休みにやるべきこと・やらなくていいこと
  • 1日のスケジュールの組み方
  • 過去問の使い方(この時期の正解)
  • 体調管理の進め方
  • 保護者がやってはいけないこと

冬休みにやるべきこと・やらなくていいこと

やるべきこと

  • 過去問で落とした問題の解き直し
  • 取れるはずだった問題の洗い出しと対策
  • 理科・社会の用語の最終確認(最後まで伸びます)
  • 本番と同じ時間割で解く練習
  • 起きる時間を入試当日に合わせる

やらなくていいこと

  • 新しい問題集を買って始めること
  • 難問・奇問の対策
  • 模試の判定を見返して落ち込む時間
  • 合格体験記を読みあさること
  • 徹夜での詰め込み

判断の軸は「本番で得点に変わるか」です。難問を1問解けるようにするより、計算ミスを1つ減らすほうが、本番の点数への効き方は大きくなります。

この時期の過去問の使い方

1 本番と同じ時間・同じ順番で解く

時間を計って、休憩の取り方まで本番に合わせます。

2 採点したら、落とした問題を3つに分ける

「解けるはずだった」「あと少しだった」「手が出なかった」の3つです。

3 「解けるはずだった」だけを徹底的に潰す

ここが最も点に直結します。原因はたいてい計算ミス、読み違え、時間切れの3つです。

4 「手が出なかった」は捨てる

残り1か月で埋まらない穴に時間を使わないでください。捨てる判断も対策のうちです。

POINT 「解けるはずだった問題」の合計点を数える

過去問1年分で、解けるはずだったのに落とした問題の配点を合計してみてください。多くの受験生で15〜30点分あります。この分を取り切るだけで、合格ラインに届くケースは珍しくありません。新しい知識を入れるより確実です。

1日のスケジュールの組み方

時間帯やること理由
起床〜入試当日と同じ時刻に起きる本番で頭が働く時間に合わせる
午前(2〜3時間)過去問を通しで1年分本番と同じ時間帯に、同じ負荷をかける
午後前半(2時間)午前に落とした問題の直し当日のうちに直す。翌日に回さない
午後後半(1〜2時間)理科・社会の用語確認短時間で積み上がる。最後まで伸びる
夜(30分)翌日の予定を決める迷う時間をなくす

※時間数は一例です。学校や塾の冬期講習がある場合は、そちらを優先して組み替えてください。

年末年始は家族の予定が入るため、「毎日同じ」を前提にしないことが大切です。予定のある日は午前だけ、と決めておけば崩れません。

入試当日から逆算して、生活を戻す

冬休みは、生活リズムを本番に合わせられる最後の長期休みです。ここで夜型のまま過ごすと、1月中旬以降に戻すのが難しくなります。

時期起床時刻の目安
冬休み前半いつもより早く起きる練習を始める
冬休み後半入試当日と同じ時刻に起きる
冬休み明け〜入試その時刻を維持する

入試の開始時刻から逆算し、試験開始の3時間前には起きている状態を作ります。脳が動き出すまでに時間がかかるためです。

体調を崩さないことが、最大の対策です

1月・2月は感染症が流行する時期です。この時期に数日寝込むと、取り返す時間がありません。体調管理は、勉強と同じかそれ以上に重要な対策です。

この時期に守ること

  • 睡眠時間を削らない(6〜7時間は確保する)
  • 人混みを避ける
  • 手洗いとうがいを習慣にする
  • 食事を抜かない
  • 寒い部屋で長時間勉強しない

とくに睡眠です。冬休みに夜型になると、入試当日の朝に頭が動きません。入試の1か月前から、当日と同じ時刻に起きてください。

直前期によくある3つの不安と、その扱い方

過去問の点数が下がった

年度によって難度は違います。1年分の点数で判断しないでください。見るべきは点数の上下ではなく、落とし方が同じかどうかです。同じ単元・同じ原因で落としているなら、そこだけ対策します。

周りが自分より進んでいる気がする

この時期は誰もが不安で、他人の進み具合は実際より速く見えます。比べるなら他人ではなく、自分の1か月前の答案です。

今から間に合うのか分からない

間に合うかどうかは、残り日数ではなく「落としている点の性質」で決まります。解けるはずだった問題で15〜30点落としているなら、それは間に合う種類の失点です。手が出ない問題ばかりなら、志望校の組み方を含めて見直す段階です。

保護者がやってはいけない3つのこと

NG1 模試の判定や過去問の点数を毎日聞く

この時期の点数は上下します。聞かれるほど本人は結果に敏感になります。

NG2 志望校を変える話を持ち出す

出願直前に揺れると、残りの時間が対策ではなく迷いに使われます。話すなら時期を決めてください。

NG3 「頑張れ」と繰り返す

本人はすでに頑張っています。かけるなら「体調どう」のような、現実的な言葉のほうが届きます。

残り1か月で何を潰すかは、答案が教えてくれます

この時期に必要なのは、新しい知識ではなく、落としている点の特定です。過去問の答案を1枚見れば、どこで何点を失っているかが分かります。

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冬休みの宿題の進め方は冬休みの宿題はいつやる?、新しい教材が必要かは冬休みに新しい問題集に手を出すべき?をあわせてご覧ください。

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まとめ

  • 冬休みは伸ばす時期ではなく固める時期
  • 落とした問題を3つに分け、「解けるはずだった」だけを潰す
  • 「手が出なかった」問題は捨てる。捨てる判断も対策
  • 入試当日と同じ時刻に起きる生活に切り替える
  • 体調管理は勉強と同じ重みで扱う

残り1か月でできることは限られていますが、取れる問題を落とさなくすることは、今からでも間に合います。

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