六月中学校の定期テスト対策と高校受験|補充教室「ドテラ」とICT授業を生かす【足立区】

150人超が見学したICTの学校定期テスト対策

最終更新:2026年9月/足立区立中学校は前期・後期の2学期制です。考査の日付・行事の時期は、公表資料から確認できませんでした。日程は学校の配布文書で必ずご確認ください。

結論:六月中は「学校の補充のしくみを使いきる」ことが何よりの対策です

六月中には、放課後補充教室、土曜寺子屋(通称ドテラ)、数学・英語の少人数授業と、学校の中で勉強を支えるしくみがそろっています。テスト前には、大学生が用意したプリントもあります。

区が公表した学力調査では、数学の図形31.8%・関数32.7%が区平均より13ポイント以上低く出ました。まずは補充教室で図形と関数の基本を固め、家では同じ問題をもう1回解く流れを作ってください。

竹ノ塚駅から歩いて15分ほどの六月中は、大きな台形の校舎が目じるしの学校です。校舎の真ん中には体育館くらいの大きさのホールがあり、行事や雨の日の体育、部活動に使われています。

令和7年2月には、全教科・全学級の授業を公開し、北海道から鹿児島県まで150名を超える人が見学に訪れました。この記事では、そんなICTの取組と、学校の補充のしくみを、定期テストと高校受験にどう生かすかをまとめます。

足立区の中学校に共通する情報(教科書の出版社、学校選択制のしくみ、区内の都立高校)は、足立区の中学生向けガイドに分けて書いています。

この記事でわかること
  • 六月中の規模と、学校選択制の最新の数字
  • リーディングDXスクールとしてのICT授業を、家の復習につなげる方法
  • 放課後補充教室と土曜寺子屋「ドテラ」を、テスト前にどう使うか
  • 区の学力調査に出た図形・関数・言葉の課題と、家での対策
  • 高校受験までの学年別の進め方

六月中はどんな学校?数字と校舎で紹介

六月中は、各学年4学級の中くらいの規模の学校です。教育目標は「三気の成就」で、元気・根気・勇気の3つをかかげています。

項目内容
所在地足立区六月1-30-1
アクセス竹ノ塚駅(東武線)下車徒歩15分、または都バス「六月町」下車徒歩3分
生徒数・学級数1年113人(4学級)/2年145人(4学級)/3年129人(4学級)/計387人・12学級(令和8年5月1日現在・通常学級)
開校昭和62年4月1日
学期制前期・後期の2学期制(区の年間予定ページより)。定期考査の日付は公表資料で確認できず
学校選択制令和8年4月入学:受入可能人数165人/応募117人(学区域内75人・学区域外42人)。令和9年4月入学の受入可能人数も165人

※出典:足立区「六月中学校」施設案内、足立区「区立中学校一覧」、足立区「学校別児童・生徒・学級数とその推移(令和8年5月1日現在)」、足立区教育委員会「中学校 学校情報データブック(令和7年度・北西エリア)」、足立区「令和8年度入学 足立区立中学校選択の応募状況(最終集計)」、足立区「令和9年度 中学校 受入可能人数一覧表」(いずれも公式)。

学校選択制を考えているご家庭は、まとめ記事で令和9年度の日程を確認してください。

SSR(スモール・ステップ・ルーム)

六月中には、区の資料で「生徒が落ち着いた空間で学習・生活できるよう、SSR(スモール・ステップ・ルーム)を設置」と紹介されている部屋があります。教室で集中しにくいときの学び方について気になることがあれば、まず学校に相談してみてください。

全国から見学者が来たICT授業を、家の復習につなげる

六月中は、令和6年度に国の「リーディングDXスクール」事業の協力校になりました。区のページによると、Google Classroomやドキュメント、スライド、Padlet、Canva、Kahoot!などを授業で使っています。

授業の例(区の紹介より)家での生かし方
1年国語:Googleドキュメントで書評を読み合い、意見をもらうもらったコメントを読み返し、直した文をもう一度書く
2年音楽:強弱や歌詞から曲を分析する実技の考査前に、授業で書いた分析を見直す
3年公民:2030年の電源構成を共同編集で予想する資料の数字と自分の意見を分けて、2文でまとめる
体育:モバイルWi-Fiで動画やGoogle Meetを使う撮った動画で、できたこと・直すことを1つずつメモする

※出典:足立区「【リーディングDXスクール】足立区外からも大注目!全教科・全学級での授業公開(六月中学校)」(公式、令和7年2月5日の授業公開の紹介)。授業の内容は公開当時のものです。

ICTの授業は、「その場でわかった気がする」ことが多いのが弱点です。家では、Classroomに残った資料やプリントを見て、自分の手で1回書き直すことが大切です。1日15分、その日に使った資料を1つだけ開いてください。

実技教科もタブレットで記録が残るので、考査前の見直しに使えます。実技の内申の上げ方は実技4教科で差をつけるで紹介しています。

放課後補充教室と「ドテラ」を、テスト前にこう使う

六月中の強みは、学校の中に「わからないを聞ける場所」が複数あることです。区の資料に書かれている内容を表にしました。

しくみ学校の説明(区の資料より)テスト前の使い方
放課後補充教室全学年で帰りの学活後に実施。AIドリルなども活用し、習熟度に合わせて指導範囲の中で「×が多い単元」を1つ決めて、その単元だけ持っていく
土曜寺子屋(ドテラ)土曜日や夏休みの補充教室。宿題や自分で準備した課題に取り組む。テスト前は大学生が準備したプリントありテスト前のプリントは、家でもう一度解く。2回目に×の問題だけ質問する
少人数授業数学は問題演習中心、英語はALTの先生と英会話中心の少人数授業授業中にわからなかった問題に、その日のうちに印をつける

※出典:足立区教育委員会「中学校 学校情報データブック(令和7年度・北西エリア)」(公式)。実施日や対象の細かい条件は学校の案内で確認してください。

12週間前:範囲表が出たら、ワークの×の数を単元ごとに数えます。いちばん多い単元を「補充教室で聞く単元」にします。
21週間前:ドテラや補充教室でもらったプリントを、家でもう一度解きます。1回目と同じ問題でかまいません。
33日前:2回目でも×だった問題だけをノートに集めます。数学と英語は、少人数授業のノートと見比べます。
よくある失敗:「補充教室に行ったから安心」で終わる

プリントを学校で1回解いただけでは、テストで同じ問題が出ても解けないことがあります。大事なのは、家でもう1回解くことです。ドテラでもらったプリントは捨てずに、テスト前日にもう一度見直してください。

2週間の組み立て方は中学生の定期テスト対策でくわしく紹介しています。

区の学力調査に出た「図形・関数」と「言葉」の課題

足立区は、全国学力・学習状況調査の結果を学校ごとに公表しています。六月中の令和7年度(当時の中3)の数学は、4つの領域すべてで区平均を下回りました。特に図形と関数の差が大きく出ています。

数学の領域六月中足立区全国(公立)東京都(公立)
数と式33.9%41.7%43.5%49.1%
図形31.8%45.4%46.5%51.4%
関数32.7%46.4%48.2%52.4%
データの活用48.5%59.7%58.6%63.1%

※出典:足立区教育委員会「令和7年度全国学力・学習状況調査 学校別結果(中学校)」(公式)。令和7年4月実施、当時の中学3年生の平均正答率。いまの在校生の力を表すものではありません。

図形と関数は「中1の単元」までさかのぼる

関数は、中1の比例・反比例が土台です。図形も、中1の平面図形や作図の用語がわからないと、中2の証明で止まってしまいます。今の学年のワークで×が続く場合は、中1の教科書の該当ページを開いてください。

家での目安は、平日に1日15分、中1の単元の基本問題を3問です。これを2週間続けてから、今の学年のワークに戻ります。放課後補充教室のAIドリルで、同じ単元を練習するのも効果的です。

国語は「言葉の特徴や使い方」を毎日5分

同じ調査の国語では、「言葉の特徴や使い方」が36.0%で、区平均の46.7%を約11ポイント下回りました。「読むこと」は59.4%で、区平均の62.1%との差は小さめです。

漢字や語句、文法の問題は、短い時間でも毎日続ければ点が伸びやすい分野です。朝読書で出てきた知らない言葉を1日1つメモし、意味を調べるところから始めてください。

POINT:学校のしくみと家の復習を重ねる

六月中は、少人数授業や補充教室で学力の定着に取り組んでいます。家では、学校で解いた問題をもう1回解くことに集中してください。新しい問題集を買い足すより、学校のプリントを完璧にするほうが、定期テストには効きます。

保護者の方へ:補充教室に行った日は「何をやったか」を聞く

「今日はどの単元をやったの?」と1つだけ聞いてみてください。答えられれば、その単元はテスト前の見直しリストに入れます。答えにつまるようなら、プリントをいっしょに見るだけでも十分です。

図形・関数の土台づくりから始める高校受験の準備

高校受験に向けては、中1・中2のうちに数学の土台を固めることが何より大切です。学年ごとの目安を表にしました。

時期やること
中1比例・反比例と平面図形を、補充教室とドテラで確実にする。漢字は毎日5分
中2一次関数と証明を、授業の日のうちに復習。学期ごとに中1の苦手単元を1つつぶす
中3・10月〜12月残りの定期考査で内申を固める。志望校を決めて、過去問の出題形式を確かめる
中3・1月〜2月都立の過去問を時間を計って解く。関数と図形の大問は、解き直しを2回する

※学習量は目安です。考査の日付は学校の予定表で確認してください。

都立入試の日程やしくみは都立高校入試2027の記事、内申の計算は都立高校の内申点の仕組み、私立との併願は東京の私立の併願優遇で紹介しています。区内の都立高校の一覧は足立区のまとめ記事にあります。

学校の補充と、家の復習をつなぎます

エスペランサアカデミーは、完全オンラインのプロ家庭教師による1対1指導です。足立区の受験に強い講師が在籍しています。オンラインなので、部活のあと自宅から受講できます。学校で使ったプリントや答案を画面で一緒に見て、図形・関数のつまずきをさかのぼって直します。無理な勧誘はありません。

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まとめ:六月中で成績を上げるために

  • 六月中は生徒387人・12学級。令和9年4月入学の受入可能人数は165人
  • リーディングDXスクールの協力校。ICT授業の資料は、家で1回書き直して定着させる
  • 放課後補充教室・土曜寺子屋(ドテラ)・少人数授業を、単元をしぼって使う
  • 区の学力調査(令和7年度)では、図形31.8%・関数32.7%が区平均を大きく下回った
  • 図形・関数は中1の単元までさかのぼり、1日15分・3問から始める
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