結論
冬休みの宿題は、最初の3日で終わらせるのが唯一の正解です。年末年始をまたぐと、必ず最後の2日に残ります。
冬休みは夏休みと違い、期間が2週間ほどしかありません。しかも中にクリスマスと年末年始が入り、家族の予定で勉強時間が読めない日が続きます。「毎日少しずつ」は冬休みでは機能しません。前半に寄せて終わらせ、残りを自分の勉強に使うのが現実的な組み方です。
この記事でわかること
- 冬休みの宿題が最後に残る3つの理由
- 最初の3日で終わらせる進め方
- 受験生が削ってよい宿題・絶対に出す宿題
- 学年別に優先すべきもの
- 保護者がやってはいけないこと
冬休みの宿題が最後に残る3つの理由
理由1:期間が短いのに、日数の感覚は夏のまま
夏休みは40日前後、冬休みは2週間ほどです。ところが「まだ時間がある」という感覚は夏と同じまま入ってしまいます。実際に自由に使える日は、年末年始を除くと10日を切ることも珍しくありません。
理由2:年末年始に家族の予定が入る
帰省、親戚の集まり、初詣。本人の意思と関係なく勉強できない日が生まれます。この日数を最初に引いておかないと、計画が2日目から崩れます。
理由3:提出物の種類が多い
ワーク、書き初め、作文、自由課題、実技教科のレポート。5教科以外の宿題を数え忘れていることが、最後に慌てる最大の原因です。
冬休みの「使える日数」を数えてみる
感覚ではなく、実際に数えると危機感が変わります。下は一例です。
| 項目 | 日数 |
|---|---|
| 冬休みの全日数 | 14日前後 |
| 年末年始(大晦日〜三が日) | ▲4日 |
| 帰省・親戚の集まり・行事 | ▲2〜3日 |
| 実際に勉強に使える日 | 7〜8日 |
※冬休みの日数は地域・学校によって異なります。お住まいの地域の学校暦でご確認ください。
7〜8日しかない中で、宿題に5日かければ残りは2日です。3日で終わらせれば4〜5日が残ります。この差が、冬明けの成績に出ます。
最初の3日で終わらせる進め方
準備(終業式の日) 宿題を全部、1枚の紙に書き出す
教科名・課題名・ページ数・締切。9教科分を漏れなく書きます。書き出さないと総量が分かりません。
1日目 量の多いワークを半分
最も重いものを最初に置きます。体力と集中がある日に一番きついものを当てます。
2日目 ワークの残りを終わらせる
ここまでで5教科の提出物はほぼ片づきます。
3日目 書き初め・作文・実技のレポート
時間のかかる作業系をまとめて。書き初めは乾かす時間も要るので早めに。
POINT 残りの日を「自分の勉強」に使えるかが分かれ目
宿題を3日で終わらせると、残り7〜10日がまるごと自分のために使えます。受験生ならここで過去問や苦手単元に入れます。逆に宿題を最後まで引きずると、冬休みが「宿題をやっただけ」で終わります。差がつくのは、この残り時間の使い方です。
受験生が削ってよい宿題・絶対に出す宿題
中3・高3の受験生は、入試までの残り時間が限られています。ただし内申が関わる学年では、提出物を落とすリスクのほうが大きいことに注意が必要です。
絶対に出す(評価に直結する)
- 提出が成績に反映されるワーク・課題
- 書き初めなど、作品として提出するもの
- 実技教科のレポート
- 締切が始業式当日のもの
時間がないなら優先度を下げてよい
- すでに解ける問題の解き直し
- 任意提出の自由課題
- 見栄えを整えるための清書や装飾
- 提出後に評価されない自主学習ノートの分量稼ぎ
判断の軸は「評価されるかどうか」です。提出物は内申に直接効き、テストで挽回できません。逆に評価されない作業に時間を使うのは、受験生にとって損失です。
学年別に優先すべきもの
| 学年 | 冬休みの優先順位 |
|---|---|
| 中1・中2 | 宿題を3日で終わらせ、残りは2学期の復習。とくに英数の積み残し |
| 中3 | 宿題は最優先で片づけ、残りは過去問と苦手単元。内申は2学期で確定しているが提出物は出す |
| 高1・高2 | 宿題+定期テストの復習。受験学年に向けた英語と数学の基礎固め |
| 高3 | 宿題は最短で。共通テスト直前期のため、演習時間の確保が最優先 |
※宿題の量や提出方法、成績への反映のしかたは学校によって異なります。学校からの案内を必ずご確認ください。
計画を立てる期限:終業式の日
終業式に持ち帰った宿題を、その日のうちに全部出して数えてください。翌日まで置くと、袋から出さないまま数日が過ぎます。数えるだけなら15分です。この15分が、冬休み全体の使い方を決めます。
保護者がやってはいけない3つのこと
NG1 「宿題やったの」を毎日聞く
聞かれるほど後ろ倒しになります。聞くなら終業式の日に一度、一緒に数えるところまでです。
NG2 年末年始の予定を、直前に伝える
帰省や来客の予定は早めに共有してください。本人が日数を計算できません。
NG3 終わらないぶんを代わりにやる
提出物は本人の取り組みへの評価です。手伝うなら、量を数えて順番を決めるところまでにします。
残りの時間をどう使うかは、答案を見て決めます
冬休みで差がつくのは、宿題そのものではなく、宿題を終えた後の7〜10日です。この期間に何をやるかは、2学期のテストや模試の答案を見れば決まります。
エスペランサアカデミーは、完全オンライン・全国対応のプロ家庭教師センターです。1対1の指導で、答案から苦手の原因を特定し、冬休みの限られた日数でどこを埋めるかをご提案します。
冬期講習を取るかどうかは冬期講習は取るべき?、書き初めの進め方は書き初めの書き方をあわせてご覧ください。
まとめ
- 冬休みは実質10日を切る。「毎日少しずつ」は機能しない
- 終業式の日に、9教科分の宿題を1枚の紙に書き出す
- 最初の3日で終わらせる。残り7〜10日が勝負
- 削ってよいのは「評価されない作業」。提出物は必ず出す
- 年末年始の予定を先に引いてから計画を立てる
冬休みは短いぶん、前半の使い方でほぼ決まります。宿題を早く終えた人だけが、自分の勉強に時間を使えます。
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