最終更新:2026年11月8日|入試の数字は、芝浦工業大学柏中学校が公表している2027年度の生徒募集要項と、2024〜2026年度の中学入試結果に載っているものだけを使っています(出典は記事の最後)。
2027年度の芝浦工業大学柏中学校(千葉県柏市・共学)の入試は、第1回(1月23日・土)、第2回(1月27日・水)、課題作文(2月4日・木)の3つです。第1回・第2回は、国語・算数・社会・理科の4科目(350点満点)か、英語を加えた5科目(450点満点)で受けます。課題作文は、作文2題(各100点)と集団面接です。
2026年度(2026年1月実施)の入試結果は公式に公表されています。倍率(公式表の数字)は、第1回の4科目が2.4倍、第2回の4科目が3.9倍、課題作文が6.5倍でした。4科目の合格最低点は、第1回・第2回とも223点(350点満点)です。
受験料は、1回だけの出願なら26,000円、2回以上を同時に出願すると45,000円です。合格発表は各回の12:00(課題作文は20:00)で、入学金300,000円の手続き期限が早いので、出願の前に日程表を作ることが大切です。
- 芝浦工業大学柏中学校の入試日程・募集人員・試験科目と配点(2027年度)
- 試験会場・当日の時間割・出願と受験料・同時出願のしくみ
- 合格発表・入学手続き・延納と、初年度の納入金
- 2024〜2026年度の入試結果(志願・受験・合格・倍率・受験率)
- 合格最低点と教科別の平均点(2024〜2026年度)
- データから読み取れることと、家庭でできる対策の手順
「芝浦工大柏の入試は、4科目と5科目、それに課題作文まであるけれど、どれをどう受けるのだろう」。この記事では、芝浦工業大学柏中学校が公表している2027年度の生徒募集要項と、2024〜2026年度の入試結果をもとに、入試を数字で整理します。芝浦工大柏は、第1回と第2回で科目の組み合わせ(4科目か5科目)を選び、さらに課題作文という別の入試が加わります。まず「どの入試を、何点満点で、何分で解くのか」を整理することが、過去問対策の出発点です。オンライン指導なので、千葉・柏から離れた地域にお住まいでも、同じように対策できます。
難関私立中の算数・国語記述の伸ばし方は、難関中の算数の伸ばし方と難関中の国語記述でまとめています。
芝浦工業大学柏中学校の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 千葉県柏市増尾700(学校公式「学校概要」) |
| 共学・別学 | 男女共学(全日制普通科) |
| 生徒数 | 中学15学級・560名(男子363名、女子197名)。学校公式「学校概要」に載っている人数です |
| 建学の精神 | 「創造性の開発と個性の発揮」(学校公式) |
| 最寄りの駅と通学 | 東武アーバンパークライン新柏駅からスクールバスで約5分(募集要項の会場案内より) |
| 入試の種類(2027年度) | 第1回・第2回(4科目入試/英語を加えた5科目入試)、課題作文、帰国生入試(若干名) |
この記事では、2027年度の募集要項に書かれた通常入試(第1回・第2回)と課題作文を中心に整理します。帰国生入試は、出願資格(海外に2年以上在留し、帰国後2年以内であることなど)が別に定められ、募集は第1回・第2回とも若干名です。該当するご家庭は、募集要項の帰国生の項目で、試験科目や面接の内容を確認してください。
入試の日程と募集人員(2027年度)
2027年度の入試は、出願の受付が12月17日(木)0:00に始まり、1月23日(土)の第1回から2月4日(木)の課題作文まで続きます。募集人員と日程を、次の表にまとめました。
| 入試 | 試験日 | 募集人員 | 出願締切 |
|---|---|---|---|
| 第1回(4科目) | 1月23日(土) | 100名 | 1月18日(月)23:59 |
| 第1回(5科目) | 1月23日(土) | 10名 | 1月18日(月)23:59 |
| 第2回(4科目) | 1月27日(水) | 50名 | 1月24日(日)17:00 |
| 第2回(5科目) | 1月27日(水) | 5名 | 1月24日(日)17:00 |
| 課題作文 | 2月4日(木) | 約15名 | 2月3日(水)17:00 |
| 帰国生入試(第1回・第2回) | 第1回・第2回と同じ日 | 若干名 | 募集要項で確認 |
出典:芝浦工業大学柏中学校 2027年度 生徒募集要項。出願資格は、2027年3月に小学校を卒業見込みの人です。

募集要項では、5科目入試(要項上は「通常英語入試」)は、4科目入試とは別の入試区分として募集人員が決められています。4科目入試の募集は第1回が100名、第2回が50名、5科目入試は第1回が10名、第2回が5名です。課題作文の募集は約15名です。
試験科目・配点・時間
第1回・第2回(4科目入試・5科目入試)
| 科目 | 試験時間 | 配点 | 受ける入試 |
|---|---|---|---|
| 国語 | 45分 | 100点 | 4科目・5科目 |
| 算数 | 45分 | 100点 | 4科目・5科目 |
| 社会 | 40分 | 75点 | 4科目・5科目 |
| 理科 | 40分 | 75点 | 4科目・5科目 |
| 英語 | 45分 | 100点 | 5科目のみ |
| 合計 | ― | 4科目 350点/5科目 450点 | ― |
学校公式の入試情報ページには、第1回・第2回は従来どおりの4科目入試(350点満点)と、4科目に英語を加えた5科目入試(450点満点)を実施し、第1回と第2回は同傾向と書かれています。英語の筆記試験は45分で、英検3級〜2級レベルとされ、基準点が設けられています。5科目入試が不合格だった場合でも、英語を除く4科目の合格基準に達していれば、4科目で合格とすると書かれています。過去のリスニング音源は、学校公式サイトで公開されています。
課題作文
| 内容 | 試験時間 | 配点 |
|---|---|---|
| 人文社会系の課題作文 | 45分 | 100点 |
| 理数系の課題作文 | 45分 | 100点 |
| 集団面接 | 40分 | 配点の記載なし |
学校公式の入試情報ページでは、課題作文は「人文社会系と理数系の簡易な適性検査型の課題作文(それぞれ45分、字数は300〜400字程度)と面接」で、合否の判定は課題作文を中心に行うと説明されています。通常入試(第1回・第2回)には面接がありません。面接があるのは、課題作文と帰国生入試です。
配点の構成を数字で見る
配点を割合で見ると、4科目入試は国語・算数が各29%、理科・社会が各21%です。算数と国語を合わせて、350点のうち200点(57%)を占めます。5科目入試では英語が100点(22%)で加わり、国語・算数・英語が各22%、理科・社会が各17%になります。課題作文は、人文社会系と理数系が各50%です(いずれも当サイトの計算)。

試験会場・当日の時間割
試験会場
- 第1回・第2回の4科目入試は、本校・船橋会場・市川会場から選べます。船橋会場はホテルフローラ船橋、市川会場は山崎製パン企業年金基金会館です。外部会場には定員があり、超えた場合は本校での受験になります。
- 5科目入試(英語入試)、帰国生入試、課題作文は、本校のみです。
- 本校へは、新柏駅からスクールバスが出ます。7:30から随時運行し、所要時間は約5分ですが、乗車までに20分程度かかる場合があります。マイカーでの来場は遠慮するよう案内されています。
- 保護者の控室があるのは、本校会場のみです。
当日の時間割(第1回・第2回)
| 時刻 | 内容 | 備考 |
|---|---|---|
| 7:30 | 本校の開門 | 外部会場の入場は7:50 |
| 8:30 | 集合 | ― |
| 8:45〜9:30 | 国語(45分) | ― |
| 9:50〜10:35 | 算数(45分) | ― |
| 10:55〜11:35 | 社会(40分) | ― |
| 11:55〜12:35 | 理科(40分) | 4科目入試はここまで(外部会場の解散は12:45頃) |
| 13:20〜14:05 | 英語(45分) | 5科目入試の受験者のみ |
課題作文は、集合が8:30で、人文社会系が8:45〜9:30、理数系が9:50〜10:35、集団面接が10:55から始まります。4科目入試の試験は、国語・算数・社会・理科の順に行われます。算数のあとに社会があり、理科が最後になる点は、過去問を解く順番を決めるときの参考になります。
出願・受験料・同時出願のしくみ
出願の方法と受験料
- 出願はインターネット出願です。出願資格は、2027年3月に小学校を卒業見込みの人です。
- 受験料は、1つの入試だけに出願する場合は26,000円です。
- 2回以上を同時に出願する場合は、受験料が合計45,000円です。2回受験する場合は、別々に出願すると52,000円なので、差は7,000円です(当サイトの計算)。
- 納めた受験料は返金されません。出願後に、受験する回を変えることもできません。
同時出願ができる組み合わせ
同時出願は、同じ入試区分の中でできます。募集要項に書かれた組み合わせは、次の4つです。課題作文との同時出願をする場合は、「通常入試」を選びます。
| パターン | 組み合わせ |
|---|---|
| ① | 第1回+第2回 |
| ② | 第1回+課題作文 |
| ③ | 第1回+第2回+課題作文 |
| ④ | 第2回+課題作文 |
同時出願をした人が合格した場合、合格した回以降の席は用意されないと、募集要項に書かれています。たとえば、第1回で合格した場合、同時に出願していた第2回の席は用意されない、と読めます。この点は、出願のパターンを決める前に、親子で確認しておきたいところです。募集要項では、同時出願は同じ入試区分の中でできると書かれています。5科目入試(通常英語入試)は4科目入試と別の入試区分なので、4科目入試との組み合わせについては、募集要項の「出願」の項目で確認してください。
合格発表・入学手続き・延納
| 入試 | 合格発表(Web) | 入学手続の期間 |
|---|---|---|
| 第1回 | 1月24日(日)12:00 | 1月24日(日)12:00〜1月25日(月)17:00 |
| 第2回 | 1月28日(木)12:00 | 1月28日(木)12:00〜1月30日(土)15:00 |
| 課題作文 | 2月4日(木)20:00 | 2月4日(木)20:00〜2月6日(土)15:00 |
合格発表は、学校のWebサイトからリンクされる発表サイトで行われます。出典:2027年度 生徒募集要項。
延納のしくみ
第1回・第2回の合格者は、全員が延納を選べます。課題作文は延納できません。延納を選ぶ場合は、次の順で支払います。
| 段階 | 金額 | 期限 |
|---|---|---|
| 1次:延納手続金 | 100,000円 | 入学手続の期限と同じ(第1回は1月25日17:00、第2回は1月30日15:00) |
| 2次:入学金の残額 | 200,000円 | 2月4日(木)18:00まで |
入学金は300,000円で、延納手続金と残額を合わせた額です。募集要項には、延納手続金は入学を辞退しても返金されないこと、一度払い込んだ入学金は返金されないことが書かれています。他校の発表を待つご家庭は、この条件を、出願の前に確認しておきましょう。
特別奨学生
第1回・第2回の成績優秀者は、特別奨学生となります。入学後に、入学金相当額の300,000円が給付されると、募集要項に書かれています。学校公式の奨学金のページにも、柏中学校・柏高等学校の各入学試験で優秀な成績で合格した人に、入学後に入学金相当額を寄付するという説明があります。選ばれる人数や基準点は、募集要項と入試結果のページでは確認できませんでした。
入学手続き後の予定
学費(2027年度入学生・中学1年の予定)
2027年度の募集要項には、中学1年の納入金が載っています。学校公式の授業料のページには2026年度の金額が載っており、2027年度の入学生から入学金と授業料が改訂されると書かれています。このため、次の表は募集要項の金額を使います。
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 入学金 | 300,000円 | 手続きの際に納入 |
| 授業料 | 456,000円 | 4期に分けて、1期114,000円 |
| 維持料 | 273,000円 | 4期に分けて、1期68,250円 |
| 日本スポーツ振興センター | 480円 | ― |
| PTA会費 | 22,000円 | ― |
| 生徒会入会金 | 1,700円 | ― |
| 生徒会費 | 9,600円 | ― |
| 初年度の合計 | 1,062,780円 | 上の7項目の合計(当サイトの検算と一致) |
このほかに、学年経費、スクールバス代、学校指定のパソコン購入費などが別にかかると、募集要項に書かれています。また、入学後の教育環境の充実のための寄付のお願いがあり、1口50,000円で4口以上と書かれています。学校公式の授業料のページ(2026年度の金額)では、寄付金は「任意」の欄に200,000円と表示されています。
参考として、同じページの2026年度の金額は、入学金270,000円、授業料402,000円(年額)、維持料273,000円です。2027年度の募集要項と比べると、入学金は30,000円、授業料は54,000円、それぞれ上がっています(当サイトの計算)。同ページには、スクールバス代の例として、新柏駅からの利用で80,000円、柏駅からの利用で90,000円という表示があります(中学1年の欄、2026年度)。2027年度のバス代は、募集要項や学校に確認してください。
2024〜2026年度の入試結果
芝浦工業大学柏中学校の公式サイトには、年度ごとの中学入試結果が載っています。ここでは、2024年度から2026年度までの3年分を、学校公式の表のとおり整理します。年度の呼び方は公式サイトに合わせており、「2026年度入試」は2026年1月に実施された入試です。
2026年度入試(2026年1月)の志願・受験・合格
| 入試 | 募集 | 志願者 | 受験者 | 合格者 | 倍率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 第1回 4科目(1/23) | 約100名 | 1,253名(男848・女405) | 1,068名(男728・女340) | 454名(男300・女154) | 2.4倍 |
| 第1回 5科目(1/23) | 約10名 | 20名(男9・女11) | 20名(男9・女11) | 10名(男4・女6) | 2.0倍 |
| 第2回 4科目(1/27) | 約50名 | 832名(男568・女264) | 473名(男326・女147) | 120名(男84・女36) | 3.9倍 |
| 第2回 5科目(1/27) | 約5名 | 19名(男9・女10) | 9名(男4・女5) | 4名(男3・女1) | 2.3倍 |
| 課題作文(2/4) | 約15名 | 347名(男224・女123) | 110名(男69・女41) | 17名(男10・女7) | 6.5倍 |
出典:芝浦工業大学柏中学校 2026年度中学入試結果。公式の表には、4科目の志願者数に5科目入試の志願者を含むこと、4科目の受験者数に5科目の受験者のうち5科目で不合格となった人を含むことが、注記で書かれています。

3年間の推移(4科目入試と課題作文)
| 年度・入試 | 募集 | 志願者 | 受験者 | 合格者 | 倍率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2024 第1回 | 約110名 | 1,163名 | 995名 | 457名 | 2.2倍 |
| 2024 第2回 | 約55名 | 806名 | 457名 | 110名 | 4.2倍 |
| 2024 課題作文 | 約15名 | 348名 | 86名 | 26名 | 3.3倍 |
| 2025 第1回 | 約100名 | 1,251名 | 1,074名 | 448名 | 2.4倍 |
| 2025 第2回 | 約50名 | 832名 | 517名 | 100名 | 5.2倍 |
| 2025 課題作文 | 約15名 | 320名 | 123名 | 13名 | 9.5倍 |
| 2026 第1回 | 約100名 | 1,253名 | 1,068名 | 454名 | 2.4倍 |
| 2026 第2回 | 約50名 | 832名 | 473名 | 120名 | 3.9倍 |
| 2026 課題作文 | 約15名 | 347名 | 110名 | 17名 | 6.5倍 |
出典:芝浦工業大学柏中学校 2024・2025・2026年度中学入試結果。2024年度の結果ページには、5科目入試の欄はありません。倍率は公式表の数字で、受験者数を合格者数で割った値と一致します(当サイトの検算)。
5科目入試の結果(2025・2026年度)
| 年度・入試 | 募集 | 志願者 | 受験者 | 合格者 | 倍率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2025 第1回 5科目 | 約10名 | 34名 | 32名 | 14名 | 2.3倍 |
| 2025 第2回 5科目 | 約5名 | 32名 | 19名 | 8名 | 2.4倍 |
| 2026 第1回 5科目 | 約10名 | 20名 | 20名 | 10名 | 2.0倍 |
| 2026 第2回 5科目 | 約5名 | 19名 | 9名 | 4名 | 2.3倍 |
5科目入試の人数は、年度によって数十名と少なく、合格者も数名から十数名です。倍率の数字だけを見て、4科目入試と難しさを比べることはできません。
志願者のうち、実際に受験した人の割合
公式の表の数字から、志願者のうち受験者になった人の割合(受験者数÷志願者数)を計算すると、次のようになります。
| 年度 | 第1回 4科目 | 第2回 4科目 | 課題作文 |
|---|---|---|---|
| 2024 | 85.6%(995÷1,163) | 56.7%(457÷806) | 24.7%(86÷348) |
| 2025 | 85.9%(1,074÷1,251) | 62.1%(517÷832) | 38.4%(123÷320) |
| 2026 | 85.2%(1,068÷1,253) | 56.9%(473÷832) | 31.7%(110÷347) |
割合は、公式表の人数をもとにした当サイトの計算です。
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合格最低点と教科別の平均点
芝浦工大柏の公式サイトは、入試ごとの受験者平均点・合格者平均点・合格最低点を公表しています。下の表は、4科目入試(350点満点)の数字です。合格最低点を満点で割った割合は、当サイトの計算です。
| 年度・入試 | 受験者平均 | 合格者平均 | 合格最低点 | 満点に対する割合 |
|---|---|---|---|---|
| 2024 第1回 | 203.3点 | 235.8点 | 213点 | 60.9% |
| 2024 第2回 | 187.3点 | 233.8点 | 217点 | 62.0% |
| 2025 第1回 | 195.3点 | 225.5点 | 206点 | 58.9% |
| 2025 第2回 | 209.4点 | 252.9点 | 239点 | 68.3% |
| 2026 第1回 | 209.3点 | 243.1点 | 223点 | 63.7% |
| 2026 第2回 | 196.4点 | 234.0点 | 223点 | 63.7% |
出典:芝浦工業大学柏中学校 2024・2025・2026年度中学入試結果。公式の表では、教科別の合格最低点の欄は「―」(記載なし)で、合格最低点は合計だけが載っています。
5科目入試(450点満点)と課題作文(200点満点)
| 年度・入試 | 受験者平均 | 合格者平均 | 合格最低点 | 満点に対する割合 |
|---|---|---|---|---|
| 2025 第1回 5科目 | 265.5点 | 293.1点 | 281点 | 62.4% |
| 2025 第2回 5科目 | 265.4点 | 290.5点 | 262点 | 58.2% |
| 2026 第1回 5科目 | 262.5点 | 295.4点 | 253点 | 56.2% |
| 2026 第2回 5科目 | 224.0点 | 269.5点 | 232点 | 51.6% |
課題作文の合格最低点は、2024年度が122点、2025年度が138点、2026年度が139点です(200点満点で、満点に対する割合はそれぞれ61.0%、69.0%、69.5%。当サイトの計算)。作文2題の受験者平均点は、2026年度が人文社会系56.2点、理数系52.1点、2025年度が人文社会系55.5点、理数系50.7点、2024年度が人文社会系63.4点、理数系46.2点でした。
2026年度 第1回・第2回の教科別の平均点
| 教科(満点) | 第1回 受験者平均 | 第1回 合格者平均 | 第2回 受験者平均 | 第2回 合格者平均 |
|---|---|---|---|---|
| 国語(100) | 58.2点 | 65.5点 | 51.3点 | 60.4点 |
| 算数(100) | 59.9点 | 72.2点 | 61.1点 | 75.2点 |
| 理科(75) | 47.6点 | 55.2点 | 42.5点 | 49.2点 |
| 社会(75) | 43.5点 | 50.2点 | 41.5点 | 49.1点 |
| 4科目計(350) | 209.3点 | 243.1点 | 196.4点 | 234.0点 |
| 英語(100)※5科目 | 68.7点 | 82.6点 | 59.3点 | 69.0点 |
| 5科目計(450) | 262.5点 | 295.4点 | 224.0点 | 269.5点 |
出典:芝浦工業大学柏中学校 2026年度中学入試結果。第1回・第2回の「合格最低点」は、4科目が各223点、5科目が第1回253点・第2回232点です。
公式サイトでは、2026年度の正答率表がダウンロードできる形で案内されています。過去問を解いたあとに、問題ごとの正答率と自分の答案を並べると、「取るべき問題」と「後回しにしてよい問題」を分けやすくなります。
データから読み取れること
1. 第1回の倍率は、3年間ほぼ同じです。4科目の第1回は、2024年度が2.2倍、2025年度と2026年度が2.4倍でした。受験者は995名、1,074名、1,068名で、合格者は457名、448名、454名と、大きく動いていません。
2. 第2回の倍率は、年度によって大きく変わります。4.2倍(2024年度)、5.2倍(2025年度)、3.9倍(2026年度)と動いています。受験者は457名、517名、473名と大きく変わらない一方、合格者は110名、100名、120名と、年度によって数十名の幅があり、倍率の動きは合格者数の違いに表れています(当サイトの計算)。倍率の数字だけでは、難しさを判断しにくい入試です。
3. 第2回は、志願者の6割前後しか受験していません。第1回は志願者の85〜86%が受験しているのに対し、第2回は56.7%から62.1%です(3年間、当サイトの計算)。第1回で入学を決めた人が、第2回を受けなかった可能性がありますが、理由は公式サイトでは説明されていないため、ここは当サイトの推測です。倍率を見るときは、志願者数ではなく受験者数と合格者数で計算した数字が、実際の競争の目安になります。
4. 4科目の合格最低点は、年度によって幅があります。350点満点で、206点(2025年度第1回)から239点(2025年度第2回)の範囲で、満点に対する割合では58.9%から68.3%です。2026年度は第1回・第2回とも223点(63.7%)でした。過去問の得点は、1年分の合格最低点だけで判断せず、3年分の幅で見ておくと、安心しすぎることも、慌てすぎることも避けられます。
5. 算数は、合格者と受験者全体の平均点の差が大きい教科です。2026年度は、算数の差が第1回で12.3点(72.2点と59.9点)、第2回で14.1点(75.2点と61.1点)でした。国語は第1回7.3点・第2回9.1点、理科は7.6点・6.7点、社会は6.7点・7.6点で、4教科の中では算数の差が大きくなっています(当サイトの計算)。ただし、これは合格者の平均点であり、算数で高得点を取ったことが合格の理由かどうかは、公表資料からは分かりません。
6. 2026年度は、理科の平均点の割合が社会より高くなっています。第1回の受験者平均を満点に対する割合で見ると、理科が63.5%(47.6点÷75点)、社会が58.0%(43.5点÷75点)です。第2回は、理科が56.7%、社会が55.3%です。理科・社会は同じ75点でも、年度や回によって平均点の高低が入れ替わります。2025年度は、第1回が理科36.7点・社会44.2点、第2回が理科47.9点・社会48.5点でした。
7. 課題作文は、受験者が志願者の4分の1〜4割で、倍率の変動が大きい入試です。倍率は3.3倍、9.5倍、6.5倍と動き、合格者は26名、13名、17名でした。志願者数(348名、320名、347名)は大きく変わらないのに、受験者数が86名、123名、110名と変わっています。合格の判定は課題作文を中心に行うと、学校公式の入試情報ページに書かれています。作文の合格最低点は、200点満点で139点(2026年度)です。
8. 男女の割合は、志願者・合格者とも男子が多くなっています。2026年度の第1回4科目は、志願者の男子が848名、女子が405名で、女子は約32%です。合格者は男子300名、女子154名です。中学の在籍生徒数も、男子363名、女子197名です(学校公式)。受験者の割合が違うため、男女で合格のしやすさが違うかどうかは、この数字からは判断できません。
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3つの入試の組み立て方を考える
芝浦工大柏の入試は、1月23日(第1回)、1月27日(第2回)、2月4日(課題作文)と、2週間ほどの間に3回あります。どの回に出願するかは、受験日程全体と、入学手続きの期限から考えます。
- 第1回(1月23日)は、募集人員が多い入試です。4科目が100名、5科目が10名で、2026年度の4科目の志願者は1,253名、受験者は1,068名でした。
- 第2回(1月27日)は、第1回の4日後です。募集は4科目50名、5科目5名です。第1回の結果を見てから出願できる期間(1月24日17:00まで)が、募集要項に決められています。
- 課題作文(2月4日)は、作文と面接の入試です。学力試験とは出題の形が違うため、4科目の過去問とは別に、作文の練習時間を取る必要があります。
- 2回以上の同時出願は、受験料が45,000円です。ただし、同時出願で合格した場合は、合格した回より後の回の席は用意されません。
- 入学手続きの期限は、回ごとに違います。延納(第1回・第2回の合格者のみ)を選ぶと、延納手続金100,000円を同じ期限までに納めます。
第2回の合格発表は1月28日12:00、手続きの期限は1月30日15:00です。第1回の手続き期限が1月25日17:00なので、第1回で合格した場合は、第2回の結果を待たずに入学の意思を決めるか、延納を選ぶかを考える必要があります。他校の受験日程と並べた表を、早めに作っておきましょう。
家庭でできる対策の手順
保護者がやりがちな、もったいない関わり方
- 4科目・5科目・課題作文の違いを確認しないまま、出願する入試を決める
- 過去問を解いたあと、点数だけを見て直しをしない
- 合格最低点の1年分だけを見て、「あと何点」と判断してしまう
- 同時出願や延納の条件を、合格が出てから調べる
よくある質問
Q.芝浦工業大学柏中学校は、どこにありますか?
A.千葉県柏市増尾700です。東武アーバンパークライン新柏駅からスクールバスで約5分です。男女共学です。
Q.入試は何回ありますか?
A.2027年度は、第1回(1月23日)、第2回(1月27日)、課題作文(2月4日)の3つです。第1回・第2回は、4科目入試と5科目入試から選びます。帰国生入試は、第1回・第2回とも若干名です。
Q.4科目入試と5科目入試の違いは何ですか?
A.4科目は国語・算数・社会・理科で350点満点、5科目は英語(45分・100点)が加わり450点満点です。5科目入試にも定員があります。5科目で不合格でも、4科目の合格基準に達していれば4科目で合格とされます。
Q.課題作文とは、どんな入試ですか?
A.人文社会系と理数系の課題作文(各45分、300〜400字程度、各100点)と、集団面接で行われる入試です。合否の判定は、課題作文を中心に行うと、学校公式の入試情報に書かれています。
Q.受験料はいくらですか?
A.1回だけの出願は26,000円、2回以上を同時に出願する場合は45,000円です。受験料は返金されません。
Q.倍率はどのくらいですか?
A.2026年度の公式の倍率は、第1回4科目が2.4倍、第2回4科目が3.9倍、課題作文が6.5倍です。5科目入試は、第1回が2.0倍、第2回が2.3倍でした。
Q.合格最低点は公表されていますか?
A.公表されています。2026年度の4科目は、第1回・第2回とも223点(350点満点)、5科目は第1回253点、第2回232点です。課題作文は139点(200点満点)です。年度ごとの数字は、この記事の表にまとめています。
Q.入学手続きの期限と、延納はどうなっていますか?
A.第1回は1月25日17:00、第2回は1月30日15:00、課題作文は2月6日15:00までです。第1回・第2回の合格者は、延納手続金100,000円を同じ期限までに納めると、残りの入学金200,000円を2月4日18:00まで延ばせます。課題作文は延納できません。
Q.過去問はいつから始めればいいですか?
A.進め方は秋からの過去問計画にまとめています。受ける入試に合わせて、時間を計って解くことが基本です。


