育英高校に受かるには|入試日程・内申基準・併願・対策【2027年度】

育英高校に受かるには|1次入試2/10・3教科300点学校別 合格対策

更新:2026年11月/日程・募集人員・受験料は、育英高等学校(神戸市長田区)が公式サイトで公表している2027年度(令和9年度)入学試験概要(1次入試)、Web出願、コース制、支援金・補助金制度のページにもとづきます(記事末の出典)。同名の別の学校と取り違えないよう、所在地は「兵庫県神戸市長田区長尾町」の育英高等学校です。公式サイトの該当ページに数字が書かれていない項目(内申点の基準、合格点、倍率、加点の点数、1.5次・2次の試験日など)は、数字を書かず「募集要項で確認」「公式サイトでは公開されていません」と記しています。

結論:1次入試は2月10日の国語・英語・数学(各100点・計300点)。専願には加点の制度があります

令和9年度(2027年度)の1次入試は、募集人員がスーパーアドバンスコース40名、アドバンスコース(Ⅱ・Ⅰ)240名、スポーツ探究コース80名で、試験日は2027年2月10日(水)、合格発表は2月12日(金)16時頃からWeb出願サイトで行われます。試験教科は全コース共通問題で、国語・英語・数学が各50分・各100点満点、合計300点満点です。

本校を専願し、出身中学校長が専願であることを確認した受験生には、「専願受験生優遇措置制度」があり、公式サイトには「全コース受験生に対して入試3教科試験結果に加点を行います」「調査書の内容等を総合的に判断します」と書かれています。受験料は20,000円です。入学手続は、専願合格者が2月27日(土)、併願合格者が3月24日(水)と、日が分けて示されています。

内申点の基準、合格点、倍率、加点の点数、入試の結果(応募者数など)は、公式サイトの入学試験概要のページでは確認できません。この記事では、公式に書かれていることと、募集要項や個別相談で確認することを分けて説明します。

この記事でわかること
  • 育英高校の入試の全体像(1次・1.5次・2次)
  • 募集人員とコース別の考え方
  • 令和9年度の日程(出願・受験料・試験・発表・手続)
  • 試験の内容:3教科300点の読み方
  • 専願受験生優遇措置制度と調査書
  • コース制:1年次4コース、2・3年次6コース
  • 受験会場・受験料・Web出願の流れ
  • 支援金・補助金制度(令和8年度の表記)
  • 学校説明会と、個別に確認すること
  • 併願・公立高校との組み合わせの考え方
  • 11月〜2月の準備スケジュール
  • 保護者が準備すること
  • よくある質問(8問)

育英高校の入試の全体像(1次・1.5次・2次)

育英高等学校は、兵庫県神戸市長田区長尾町にある私立の高等学校です。公式サイトの「入学試験概要」には、2027年度(令和9年度)の1次入試について、募集人員、出願資格、専願受験生優遇措置制度、受験料、出願・調査書の受付期間、試験日、合格発表日、入学手続と入学説明会、試験教科、受験会場が載っています。男女の別は、このページには書かれていませんので、この記事では共学・男子校・女子校のいずれとも書きません。学校の案内や個別相談で確認してください。

入試の区分は、「Web出願」のページに、1次入試、1.5次入試、2次入試の3つが出願情報登録・申込の期間とともに載っています。1次入試は2026年12月14日(月)から2027年1月22日(金)まで、1.5次入試は2027年2月12日(金)から2月16日(火)まで、2次入試は3月18日(木)から3月23日(火)の13時までです。入学試験概要のページに試験日が載っているのは1次入試だけで、1.5次入試と2次入試の試験日、合格発表日、募集人員は、確認できた範囲では書かれていません。

この記事の中心は、公式に数字が揃っている1次入試です。1次入試は、中学3年生の多くが、公立高校の入試より前に受ける私立高校の入試にあたります。結果が出るのは2月12日で、公立高校の学力検査より前です。そのため、私立の合格をいつ得て、いつまでに何を決めるのかを、公立高校の日程と並べて整理しておくことが、保護者の方にとって大切になります(当サイトの考えです)。

一方で、内申点がいくつあれば受験できるのか、合格点がどのくらいか、倍率はどうなっているのか、といった点は、入学試験概要のページには書かれていません。また、入試の結果(応募者数・受験者数・合格者数など)を載せたページも、公式サイトの入試情報の項目からは見つかりませんでした。この記事では、確認できていない数字を推測で補うことはしません。

募集人員とコース別の考え方

コース1次入試の募集人員当サイトの計算(全体に占める割合)
スーパーアドバンスコース40名約11.1%(40÷360)
アドバンスコース(Ⅱ・Ⅰ)240名約66.7%(240÷360)
スポーツ探究コース80名約22.2%(80÷360)
合計360名(当サイトの計算)公式の表記は3コース別の人数のみ
育英高校の1次入試のコース別募集人員
図2 1次入試のコース別募集人員

図2は、1次入試の募集人員をコース別に並べたものです。スーパーアドバンスコースが40名、アドバンスコース(Ⅱ・Ⅰ)が240名、スポーツ探究コースが80名で、3つを足すと360名になります(この合計は当サイトの計算で、公式サイトに合計の人数が書かれているわけではありません)。アドバンスコースは、ⅡとⅠを合わせた人数が示されており、ⅡとⅠの内訳は、入学試験概要のページには書かれていません。

募集人員の中で、アドバンスコース(Ⅱ・Ⅰ)の割合は約3分の2です。スポーツ探究コースは、指定の部活動に所属する生徒を対象としたコースと、コース制のページに書かれています。どの部活動が指定されているのか、出願の時にコースをどう選ぶのか、コースの変更ができるのかといった点は、入学試験概要のページだけでは分かりません。部活動を軸に志望する場合は、公式サイトの部活動のページと、個別相談で確認する項目です。

また、1.5次入試・2次入試の募集人員は、確認できた範囲では書かれていません。1次入試の人数が埋まったあとに、募集がどのように行われるのかは、募集要項(公式サイトの資料請求のページから案内されます)で確認してください。

「アドバンスコース(Ⅱ・Ⅰ)240名」の読み方
公式サイトでは、アドバンスコースⅡとⅠが、ひとつの欄にまとめて「240名」と書かれています。ⅡとⅠの人数を別々に書いたものではありません。コースごとの入りやすさや人数の比較をするときは、ⅡとⅠの内訳が公式に出ていないことに注意してください。

令和9年度の日程(出願・受験料・試験・発表・手続)

項目1次入試1.5次入試2次入試
出願情報登録・申込2026年12月14日(月)〜2027年1月22日(金)2027年2月12日(金)〜2月16日(火)2027年3月18日(木)〜3月23日(火)13:00まで
受験料の支払い2027年1月8日(金)〜1月22日(金)2027年2月12日(金)〜2月16日(火)公式の該当ページに記載なし
調査書の受付2027年1月8日(金)〜1月27日(水)記載なし記載なし
試験日2027年2月10日(水)募集要項で確認募集要項で確認
合格発表2027年2月12日(金)16:00頃よりWeb出願サイトで発表募集要項で確認募集要項で確認
育英高校の令和9年度入試の日程(1次・1.5次・2次)
図1 1次・1.5次・2次の出願と試験の日程

図1は、3つの入試の出願と試験の日程を並べたものです。1次入試は、出願情報の登録と申込が約40日間あり、受験料の支払いは1月8日から1月22日までの15日間です(いずれも初日と最終日を含む当サイトの計算)。調査書の受付は、1月8日から1月27日までで、出願の締切(1月22日)より5日後まで続きます。調査書は、出身中学校が作成し、中学校側がシステムを通して提出する仕組みが、公式サイトの「中学校の先生方へ」のページに書かれています。

入学手続・説明会(1次入試の合格者)日程
専願合格者2027年2月27日(土)受付8:40〜、開会9:30
併願合格者2027年3月24日(水)受付13:30〜、開会14:00

日数の数え方(当サイトの計算)を補足します。1次入試は、出願の締切の1月22日から試験日の2月10日まで19日です。試験日から合格発表の2月12日までは2日で、合格発表から専願合格者の手続日(2月27日)までは15日、併願合格者の手続日(3月24日)までは40日あります。専願と併願で手続の日が約25日違う点が、入試の組み立てを考えるときの大きな手がかりになります。

公式サイトには、入学手続のときに何を納めるのか(入学金の額や納入の方法)は、入学試験概要のページには書かれていません。専願合格者の手続日が2月27日、併願合格者が3月24日と、日が分かれていることから、併願合格者には、公立高校の結果を待てる日程が用意されていると読めますが、これは当サイトの読み取りです。納入の条件や、手続後の扱いは、募集要項や、合格のあとの案内で確認してください。

1.5次入試の出願は、1次入試の合格発表と同じ2月12日から始まります。この日の16時頃に1次入試の発表があり、同じ日に1.5次の出願が始まる形です。1次入試で結果が出なかった場合に、続けて1.5次を受けるかどうかを、発表の直後に決める必要があるため、あらかじめ家庭で、受験を続けるのか、ほかの学校を検討するのかを話し合っておくと、慌てずに済みます(当サイトの考えです)。

育英高校を受ける中3の保護者の方へ

専願か併願か、今の通知表と2学期の見込みをもとに、受験の組み立てを一緒に整理します。保護者の方だけのご相談もできます。

中3の学習相談をする(無料)LINEで聞く →

試験の内容:3教科300点の読み方

教科時間配点公式に書かれている内容
国語50分100点全コース共通問題
英語50分100点全コース共通問題
数学50分100点全コース共通問題
合計150分(3教科の合計時間・当サイトの計算)300点満点開始時刻・出題形式・面接の有無は入学試験概要に記載なし

試験教科は、国語、英語、数学の3教科です。公式サイトには、「全コース共通問題使用(各教科100点満点、合計300点満点)」と書かれています。コースによって問題が変わるわけではなく、スーパーアドバンスコースでも、アドバンスコースでも、スポーツ探究コースでも、同じ問題を解く形です。理科と社会は、1次入試の試験教科には含まれていません。

1教科の試験時間は50分で、配点は100点です。時間を点数で割ると、1点あたり30秒(50分÷100点・当サイトの計算)になります。この数字は、時間配分の目安にはなりますが、実際の問題の構成(大問の数、記述の有無など)は、公式サイトには書かれていません。時間配分は、過去の問題の形式を見て決めるものですので、学校説明会や、個別相談で、過去の問題の公開があるかどうかを確認してください。

3教科の試験は、公式サイトの表記では、開始の時刻や休憩の時間は書かれていません。1教科50分の試験を3教科続けると、試験時間だけで150分(当サイトの計算)になり、休憩を含めると、午前から昼過ぎまでかかる可能性があります。これは当サイトの推測ですので、集合時刻や時間割は、受験票や募集要項で確認してください。

面接の有無、作文や適性検査の有無も、入学試験概要のページには書かれていません。したがって、この記事では、1次入試の選考は、3教科の試験結果と、調査書(出身中学校が作成する書類)を中心に行われるもの、という公式の記載の範囲にとどめます。そのほかの項目の有無は、募集要項で確認するのが確実です。

3教科300点を、日々の勉強に置き換えると

国語・英語・数学は、中学校の定期テストでも、毎回の積み重ねが差になりやすい教科です。1次入試は2月10日ですので、11月から1月までの約3か月間(当サイトの目安)で、3教科の弱いところを洗い出し、1つずつ直していく進め方が現実的です。1日の勉強時間が限られている場合は、3教科を毎日少しずつ行い、1週間のうちに1回は、各教科の問題を時間を計って解く日をつくります。

国語は、読解の問題で答えの根拠を本文にしるす練習と、漢字・語句・文法の確認を続けます。英語は、単語・熟語・文法の基礎と、長文を読む速さの両方を伸ばします。数学は、計算の正確さと、教科書の例題の型を使いこなす練習が土台になります。どの教科も、直近の入試の問題の形式に慣れることが役に立ちますので、過去の問題が手に入るときは、50分を測って解き、間違いをノートにまとめてください。

専願受験生優遇措置制度と調査書

公式サイトの項目書かれている内容(原文にもとづく)
専願受験生優遇措置制度本校を専願し、合格の際は本校に入学することを確約する者
専願の確認出身中学校長が専願であることを確認した者
加点全コース受験生に対して入試3教科試験結果に加点を行います
調査書調査書の内容等を総合的に判断します

公式サイトの入学試験概要には、「専願受験生優遇措置制度」という項目があり、4つの文が並んでいます。1つ目は、本校を専願し、合格の際は本校に入学することを確約する人が対象であること。2つ目は、出身中学校長が専願であることを確認すること。3つ目は、全コース受験生に対して、入試3教科の試験結果に加点を行うこと。4つ目は、調査書の内容等を総合的に判断することです。

ここで注意したいのは、加点の点数です。何点を加えるのか、どのコースで、どのような条件で加えるのかは、入学試験概要のページには書かれていません。また、加点の対象が「専願の受験生」なのか「全コースの受験生」なのかという点も、文の並びから読み取ることになるため、解釈が分かれるおそれがあります。この点は、募集要項や、個別相談で、直接確認してください。

「専願」は、合格したら本校に入学することが前提です
専願受験生優遇措置制度の対象は、「合格の際は本校に入学することを確約する者」と書かれています。専願で受験して合格した場合に、ほかの学校(たとえば公立高校)の結果を見てから進路を変えることは、前提と合わない可能性があります。専願にするか、併願にするかは、家庭でよく話し合い、中学校の先生にも相談してから決めてください。確約の扱いの詳しい内容は、募集要項で確認します。

調査書は、中学校が作成する書類で、教科の評定、出欠、活動の記録などが載ります。育英高校の公式サイトには、「調査書の内容等を総合的に判断します」と書かれていますが、評定の合計がいくつ以上という基準や、評定を点数に換算する方法は、書かれていません。調査書の受付は、1次入試では1月8日から1月27日までですので、中学校の先生に、いつまでに提出を依頼すればよいかを、12月の面談で確認しておきます。

3学期の評定は、通常、調査書の提出時期には間に合わないため、2学期までの評定が中心になると考えられます(当サイトの考えで、実際の扱いは中学校と学校に確認してください)。そのため、2学期の期末テストと、提出物、授業態度は、調査書の内容に関わる部分として、最後まで丁寧に取り組む価値があります。

コース制:1年次4コース、2・3年次6コース

公式サイトの「コース制」のページには、「1年次は、全国の国公立大学(理系)を目指すスーパーアドバンスコース、国公立大学(文系)・難関私立大学進学を目指すアドバンスコースⅡ、学業と部活動のバランスを取りながら将来の進路を見極めるアドバンスコースⅠ、指定の部活動に所属する生徒を対象とするスポーツ探究コースの4コースから選択できます」と書かれています。2・3年次は、国公立大コース、難関大コース、グローバルチャレンジコース、文理総合学部コース、私立大コース、スポーツ探究コースの6コースです。

育英高校の1年次の4コースとめざす進路
図3 1年次の4コースと、めざす進路・授業の設定

図3は、1年次の4コースを、めざす進路と授業の設定とともにまとめたものです。スーパーアドバンスコースとアドバンスコースⅡは、週4日が7限授業で、そのあとに8・9限の講習が設定されます。アドバンスコースⅠは、週2日が7限授業で、8・9限の講習があります。いずれのコースにも、10・11限に、外部講師による放課後の特別講座・特別講習が設定されると書かれています。授業の数は、コース制のページに載っており、カリキュラムは変更されることがあると明記されています。

2・3年次のコース公式サイトに書かれている内容
国公立大(理系)コース主に1年次のスーパーアドバンスコースの生徒が対象。国公立大学(主に理系)をめざす。週4日7限授業+8・9限講習
難関大コース(理系・文系)週4日7限授業+8・9限講習。10・11限に放課後特別講座
グローバルチャレンジコース私立大学の外国語系・国際系の学部へ進学を希望する生徒が対象。マレーシア・台湾・韓国・フィリピンの大学との連携や指定校推薦、留学サポートセンターとの連携で海外大学進学をサポートする
文理総合学部コース看護系、薬学系などの学部へ進学を希望する生徒が対象。週4日7限授業+8・9限講習
私立大コース私立大学、専門学校などへの進学を希望する生徒が対象。週2日7限授業+8・9限講習。学業と部活動のバランスをとりやすい
スポーツ探究コース私立大学進学を希望する生徒が対象。週5日6限授業。学業と部活動のバランスを図る

1年次のコースと、2・3年次のコースは、名前が変わります。たとえば、スーパーアドバンスコースの生徒は、2年次に国公立大(理系)コースに進むと書かれています(「主に」)。どの生徒が、どのコースに進めるのか、コースの変更の条件はどうなっているのか、といった点は、コース制のページには詳しく書かれていません。入学後の進路選択の仕組みは、個別相談で確認してください。

「週4日7限授業」「週2日7限授業」などの違いは、1日の授業の長さの違いで、部活動との両立の考え方にも関わります。アドバンスコースⅠは、学業と部活動のバランスを取りやすいコースとして説明されています。ただし、公式サイトには、コースによって所属できる部活動に制限があることも書かれています。部活動を重視する場合は、志望するコースで、希望の部活動に入れるかどうかを、公式の部活動のページと、個別相談で確認してください。

放課後特別講座(2026年度の表記)

公式サイトの「放課後特別講座」のページには、全コースを対象に、年間の希望申込制で、放課後に週4〜6コマの特別講習があると書かれています。1年生は数学と英語(各2〜3コマ)、2・3年生は数学・英語・国語から2教科を選び、各2〜3コマです。内容は、定期テスト対策、入試対策(アセスメント対策)の演習、アセスメントの復習などです。時間は8限目(16:40〜17:30)から11限目(19:40〜20:30)で、火曜から金曜の設定日のうち6コマに参加し、年間25週が予定されています。

受講料は、ページに2026年度の表記として、1年生が年額110,000円、2年生が年額114,000円、3年生が通年で年額100,000円(1学期のみは28,000円)と書かれています(一括払込・すべて税込)。これは2026年度の表記ですので、2027年度の額は、学校に確認してください。1クラスは生徒20〜25名で、講師2名程度で対応する、とも書かれています。

受験会場・受験料・Web出願の流れ

項目公式サイトに書かれている内容
受験会場①育英高等学校 ②明石会場(明石商工会議所・グリーンヒルホテル明石・アスピア明石北館7階)。出願状況により会場が決定される
受験料20,000円(クレジットカード、コンビニ、ペイジーから選択。別途所定の手数料が必要。いったん納入された受験料は、いかなる事由があっても返金されない)
出願方法Web出願(出願の申込みから受験料の決済まで、すべてオンラインで完結)
調査書中学校が、Webシステムを通して提出・管理する
所在地・電話神戸市長田区長尾町2丁目1-15 TEL 078-611-6001

受験会場は、育英高等学校と、明石会場の2か所が書かれています。明石会場は、明石商工会議所、グリーンヒルホテル明石、アスピア明石北館7階の3つが挙げられ、「出願状況により会場が決定されます」とあります。自分がどの会場になるのかは、出願のあとに分かる形ですので、通学や移動の手段を、受験票が届いてから確認してください。

受験料は20,000円で、支払い方法は、クレジットカード、コンビニ、ペイジーから選べます。別途所定の手数料が必要で、いったん納入された受験料は、返金されないと書かれています。受験料の支払いは、1次入試では1月8日から1月22日までです。出願の締切(1月22日)と、受験料の支払い期間の終わりが同じ日ですので、最終日に手続をするのではなく、数日前に終えておく方が安心です(当サイトの考えです)。

Web出願は、パソコン、スマートフォン、タブレットなどで、ご自宅や外出先から行えます。公式サイトの「Web出願」のページには、オープンハイスクール・入試説明会の予約申し込み、Web出願、受験料の決済が、すべてオンラインで完結すると書かれています。出願情報の入力では、氏名や住所、出身中学校の情報が必要になりますので、事前に、書類の準備や、中学校への連絡を済ませておくと、入力に時間がかかりません。

支援金・補助金制度(令和8年度の表記)

制度令和8年度(2026年度)の表記
国の高等学校等就学支援金世帯年収に関わらず授業料を支援。私立高校(全日制等)の生徒への支援額は457,200円
兵庫県の奨学給付金(授業料以外への支援)保護者等全員の年収(目安)が約490万円未満の世帯の生徒が対象
 年収目安270万円未満程度152,000円
 年収目安270万円〜380万円未満程度50,670円
 年収目安380万円〜490万円未満程度38,000円
 生活保護世帯52,600円

公式サイトの「支援金・補助金制度」のページには、2026年度(令和8年度)の支援金・給付金の概要が載っています。国の就学支援金は授業料への支援で、私立高校(全日制等)の生徒への支援額は45万7200円と書かれています。奨学給付金は授業料以外への支援で、兵庫県では、保護者等全員の年収の目安が約490万円未満の世帯の生徒が対象です。記載されている年収は目安で、家族構成などによって額が変わるため、詳しくは兵庫県のウェブサイトで確認するように書かれています。

育英高校には、独自の奨学支援制度と費用補助(授業料以外)もあり、入学時の支援と、入学後の支援の項目があると、同じページに載っています。ただし、これらの内容は、画像の表で示されており、2026年度の表記です。この記事では、令和9年度(2027年度)の内容かどうかが確認できない数字を載せていませんので、詳しい条件は、公式サイトのページで、表を直接ご覧ください。

入学金や授業料などの学費の総額は、公式サイトの入学試験概要のページには載っていません。令和9年度の学費は、募集要項や個別相談で確認する項目です。国の就学支援金は授業料への支援ですので、授業料以外の費用(入学金、施設費、教材費、制服など)が別にかかるかどうかも、あわせて確認してください。

学校説明会と、個別に確認すること

行事日程(公式サイトの表記)
秋のオープンハイスクール第1回 2026年10月17日(土)/第2回 10月24日(土)/第3回 11月7日(土)
令和9年度入試説明会第1回 2026年12月5日(土)/第2回 12月6日(日)。申込の受付は11月9日(月)から開始予定
進学塾の先生方への入試説明会公式サイトに案内あり(日程は公式サイトで確認)

公式サイトの「学校説明会」のページには、秋のオープンハイスクールが、10月17日(土)、10月24日(土)、11月7日(土)の3回あると書かれています。内容は、校内見学、学校紹介、部活動見学、講座体験です。令和9年度の入試説明会は、12月5日(土)と12月6日(日)の2回で、2026年度入試の分析・結果報告をもとに、2027年度入試のポイントや変更点を説明し、個別の入試相談も受け付ける、と説明されています。申込の受付は11月9日(月)から始まる予定です。

入試説明会では、「2026年度入試の分析・結果報告」が行われると書かれています。この記事で触れられなかった内申点の目安や、合格の状況は、この場で説明される可能性があります。参加する場合は、質問したいことを、あらかじめ紙にまとめておくと、聞き漏らしを防げます。確認したい項目の例は、次の表のとおりです。

確認することなぜ確認するか
専願優遇の加点の点数と、対象の範囲公式サイトには、加点を行うことだけが書かれ、点数が書かれていないため
内申点(調査書)の扱いと、目安「総合的に判断」とだけ書かれ、基準や換算方法が書かれていないため
アドバンスⅡとⅠの人数の内訳、コースの選び方募集人員が「アドバンスコース(Ⅱ・Ⅰ)240名」とまとめて書かれているため
令和9年度の学費と、入学手続で納めるお金入学試験概要に学費の総額や納入の方法が載っていないため
1.5次・2次の試験日・募集人員入学試験概要に1次入試の内容しか載っていないため
過去の入試問題の形式と、結果(応募状況)出題形式や、応募者数・倍率が公式サイトで確認できないため

併願・公立高校との組み合わせの考え方

育英高校の1次入試は、2月10日(水)に試験があり、2月12日(金)に合格発表があります。兵庫県の公立高校の入試については、当サイトの別の記事(「2027年度兵庫県公立高校入試|学力検査は3月11日、第1志望加算点は20〜30点」)で整理しています。育英高校の1次入試の結果が出る時期は、公立高校の学力検査より前になります。

そのため、1次入試で合格をいただいた場合に、そのあとの公立高校の受験をどう進めるかが、家庭ごとの判断になります。公式サイトには、専願合格者の手続日が2月27日、併願合格者の手続日が3月24日と書かれていますので、専願で受験するか、併願で受験するかによって、決める時期が変わります。併願で受験する場合は、公立高校の学力検査(3月11日)のあとに手続の日があり、結果を見たうえで進路を決められる日程になっていると読めます(当サイトの読み取りで、手続の条件は学校に確認してください)。

項目専願で受験する場合併願で受験する場合
公式サイトの表記本校を専願し、合格の際は本校に入学することを確約する者「併願合格者」として手続日(3月24日)が書かれている
1次入試の加点専願受験生優遇措置制度として「3教科の試験結果に加点」と書かれている(点数は記載なし)加点の対象かどうかは、募集要項で確認
入学手続の日2027年2月27日(土)2027年3月24日(水)
公立高校との関係専願の確約があるため、公立高校との選び方は家庭と中学校で慎重に相談公立高校の結果を待てる日程。条件は学校に確認

兵庫県の公立高校の選抜の考え方は、当サイトの「兵庫県の内申と併願の考え方」で整理しています。私立高校を併願する場合に、内申点が足りないとき、どの時点で、どの学校の手続を進めるのかは、「内申点が足りないときの併願校」の記事も参考にしてください。いずれも、一般的な考え方の説明ですので、育英高校の具体的な扱いは、学校の募集要項と個別相談で確認します。

併願校を選ぶときの考え方は、「高校受験の滑り止めの決め方」の記事でも説明しています。育英高校は、1次入試の結果が2月12日に出るため、その結果にかかわらず、公立高校の受験を予定どおり進められるように、準備と日程を整えておくことが大切です。体調管理、受験票の準備、会場までの経路の確認を、早めに済ませてください。

11月〜2月の準備スケジュール

時期やること
11月秋のオープンハイスクール(11/7)や入試説明会(12/5・12/6)の予約を確認する。個別相談で聞きたいことを書き出す。専願か併願かを、家族で話し合い始める
12月上旬入試説明会(12/5・12/6)に参加する。担任の先生に、育英高校の受験予定と、専願か併願かを伝える
12月14日1次入試の出願情報登録・申込が始まる
12月〜1月上旬国語・英語・数学の基礎の確認。50分を測って3教科を解く練習を始める
1月8日1次入試の受験料の支払いと、調査書の受付が始まる
1月22日1次入試の出願情報登録・申込と、受験料の支払いの最終日
1月27日1次入試の調査書の受付の最終日
2月10日1次入試の試験日(国語・英語・数学)
2月12日1次入試の合格発表(16時頃)。1.5次入試の出願が始まる日
2月27日・3月24日専願合格者の入学手続(2/27)と、併願合格者の入学手続(3/24)

中学3年生の11月〜1月の勉強の進め方

試験日が2月10日ですので、11月は、教科書の基本問題を固める時期にあてます。2学期の期末テストの範囲が発表されたら、日ごとの計画に分け、提出物の期限も同時に確認します。苦手な教科は、教科書の例題から解き直します。期末テストの準備を丁寧に行うことが、調査書と、入試の基礎学力の両方に役立ちます。

12月は、入試の形式に慣れる時期です。国語・英語・数学の3教科を、50分ずつ測って解く練習をします。1日に3教科すべてを解くのが難しい場合は、1日1教科ずつ、曜日を決めて回します。間違えた問題は、ノートに残し、1週間後に解き直すと、定着しやすくなります。

1月は、体調管理と直前の確認が中心です。試験日の2月10日は水曜日ですので、1週間前から、睡眠と起床の時刻を、試験の日に合わせます。会場は、育英高等学校か、明石会場のいずれかで、出願状況により決まりますので、受験票が届いたら、すぐに経路と所要時間を確認し、持ち物を袋にまとめておきます。

保護者が準備すること

書類・手続

  • 出願情報の登録・申込(1月22日まで)と、受験料の支払い(1月8日〜1月22日)。
  • 調査書は、中学校が作成し、1月8日から1月27日の間に提出されます。12月の面談で、依頼の時期を確認します。
  • 合格発表は、2月12日の16時頃から、Web出願サイトで確認します。
  • 合格後は、専願なら2月27日、併願なら3月24日の入学手続・入学説明会の案内を、予定表に書き込みます。

お金

  • 受験料:20,000円(別途所定の手数料が必要。返金されない)。
  • 入学金・授業料など:令和9年度の額は、公式サイトの入学試験概要では確認できません。個別相談や募集要項で確認します。
  • 支援制度:国の就学支援金、兵庫県の奨学給付金の表記は、令和8年度のものです。令和9年度は、公式サイトと県のウェブサイトで確認します。
  • 放課後特別講座を希望する場合は、別に受講料がかかります(2026年度の表記は、1年生が年額110,000円)。

日程

  • 1次入試:出願は12月14日〜1月22日、試験は2月10日、発表は2月12日。
  • 1.5次入試:出願は2月12日〜2月16日。試験日は募集要項で確認。
  • 2次入試:出願は3月18日〜3月23日の13時まで。試験日は募集要項で確認。
  • 公立高校の日程は、兵庫県教育委員会の発表で確認します。

よくある質問

Q. 入試の日程を教えてください。
令和9年度の1次入試は、2027年2月10日(水)に試験があり、2月12日(金)の16時頃から、Web出願サイトで合格が発表されます。出願情報の登録・申込は、2026年12月14日(月)から2027年1月22日(金)までです。1.5次入試の出願は2月12日から2月16日、2次入試の出願は3月18日から3月23日の13時までです。
Q. 募集人員は何名ですか。
1次入試の募集人員は、スーパーアドバンスコースが40名、アドバンスコース(Ⅱ・Ⅰ)が240名、スポーツ探究コースが80名です。3つを足すと360名になります(合計は当サイトの計算)。1.5次・2次の募集人員は、確認できた範囲では書かれていません。
Q. 試験科目と配点は何ですか。
国語、英語、数学の3教科で、各教科50分・100点満点、合計300点満点です。全コース共通の問題を使うと、公式サイトに書かれています。
Q. 専願だと有利になりますか。
公式サイトには、専願受験生優遇措置制度があり、「全コース受験生に対して入試3教科試験結果に加点を行います」と書かれています。加点の点数や、対象の細かい条件は書かれていませんので、募集要項や個別相談で確認してください。専願は、合格した場合に本校に入学することを確約する受験です。
Q. 内申点の基準や倍率は公表されていますか。
公式サイトの入学試験概要には、内申点の基準、倍率、合格点は書かれていません。調査書については、「内容等を総合的に判断します」とあります。入試の結果を載せたページも、確認できていません。
Q. 受験料はいくらですか。
20,000円です。クレジットカード、コンビニ、ペイジーから支払い方法を選べ、別途所定の手数料が必要です。いったん納入された受験料は、いかなる事由があっても返金されないと書かれています。
Q. 入学手続はいつですか。
1次入試の合格者は、専願合格者が2027年2月27日(土)(受付8:40〜、開会9:30)、併願合格者が3月24日(水)(受付13:30〜、開会14:00)です。納入するお金や、手続の条件は、公式サイトの入学試験概要では確認できません。
Q. 受験会場はどこですか。
育英高等学校と、明石会場(明石商工会議所、グリーンヒルホテル明石、アスピア明石北館7階)が書かれています。出願状況により会場が決定されます。

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まとめ:公式に書かれている日程と、確認が必要な項目を分けて進める

育英高校の令和9年度の1次入試は、2月10日(水)に国語・英語・数学の3教科(各50分・各100点、合計300点)で行われ、合格発表は2月12日(金)の16時頃です。募集人員は、スーパーアドバンスコース40名、アドバンスコース(Ⅱ・Ⅰ)240名、スポーツ探究コース80名で、専願受験生優遇措置制度による加点があります。受験料は20,000円、入学手続は専願合格者が2月27日、併願合格者が3月24日です。

一方で、内申点の基準、合格点、倍率、加点の点数、1.5次・2次の試験日、令和9年度の学費は、公式サイトの入学試験概要では確認できません。これからの進め方は、次の3つです。まず、入試説明会(12月5日・6日)や個別相談で、確認が必要な項目を学校に聞きます。つぎに、専願か併願かを決め、公立高校の日程と並べて、手続の日を表にします。終わりに、3教科を50分ずつ測って解く練習を、試験日の2月10日から逆算して進めます。

出典(公式資料)

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