最終更新:2026年11月 ※令和9年度の細かい決まりは、募集要項と各校の案内で決まります。出願前に、栃木県教育委員会のページと中学校の案内で、最新の情報をご確認ください。
足利高校(栃木県立足利高等学校)は、栃木県足利市にある県立・全日制の普通科の高校です。学校の資料には、進学に重点を置く単位制の高校と書かれています。令和8年5月1日現在の生徒数は715人(男354人、女361人)です。この記事では、栃木県が公表している令和9年度(2027年度)の「入試情報」と「学校(学科)情報」をもとに、足利高校の入試で内申(調査書)と当日点(学力検査)がどう使われるかを整理します。栃木県の公立高校入試は、同じ県でも学校ごとに「学力検査と調査書の比重」と「特色選抜の割合」が決まっています。足利高校の数字を、先に表で確認しておきましょう。
特色選抜の割合は15% 令和9年度の特色選抜の割合は、県の資料で15%と書かれています。令和9年度の募集人員は、この記事の時点では確認できていないため、人数は「募集要項で確認」としています。
一般選抜の配点は、学力検査500点と調査書135点で、合計635点です。特色選抜の配点は、学力検査500点、調査書270点、学校独自検査150点で、合計920点です。特色選抜では、調査書の点数が一般選抜の2倍になります。
調査書の評定を何点に直すかという計算式は、県の資料では確認できていません。また、合格に必要な点数も確認できていません。この記事では、確認できていない点数の目安は示さず、公式の配点・手順・倍率から計算できることだけを書きます。
- 足利高校の選抜方法一覧(令和9年度の公式の数字)
- 栃木県の公立高校入試のしくみ(先に押さえたい5点)
- 一般選抜:学力検査500点・調査書135点の読み方
- 特色選抜:学力検査500点・調査書270点・独自検査150点の読み方
- 足利高校の倍率と、足利市・佐野市・小山市の学校との比べ方
- 令和9年度の日程と、中3の冬の学習計画・出願前の確認リスト
足利高校の選抜方法一覧(令和9年度の公式の数字)
栃木県教育委員会は、県立高校ごとの選抜方法を「入試情報」として一覧で公表し、あわせて学校ごとの「学校(学科)情報」も公表しています。足利高校(全日制課程・普通科)の令和9年度の内容を、そのまま表にしました。
| 項目 | 内容(県の公表資料) |
|---|---|
| 学科・課程 | 普通科(全日制課程) 男女 進学に重点を置く単位制の高校 |
| 所在地 | 栃木県足利市有楽町837番地1 |
| アクセス | JR足利駅より徒歩約15分(自転車で約10分)。東武伊勢崎線足利市駅より約2.1km |
| 特色選抜の割合 | 15% |
| 一般選抜の検査 | 学力検査(国語・数学・英語・社会・理科の5教科。各100点、合計500点)。傾斜配点なし |
| 一般選抜の配点と比重 | 学力検査500点[約79%]+調査書135点[約21%]=635点 |
| 特色選抜の配点と比重 | 学力検査500点[54%]+調査書270点[29%]+学校独自検査150点[16%]=920点 |
| 特色選抜の学校独自検査 | プレゼンテーション(個人面接を含む)。15分程度。自己PR用の資料を持参して行う |
| 選抜の順序 | 第1次選抜(特色選抜)→ 第2次選抜(一般選抜) |
| 学力検査の日 | 令和9年2月24日(水) |
| 特色選抜の学校独自検査の日 | 令和9年2月25日(木)・26日(金)(26日は実施しない場合もある) |
| 合格者の発表 | 令和9年3月12日(金)午前10時から。場所は本校昇降口付近(学校の資料) |
この表の比重の%は、県の資料に書かれている数字です。一般選抜の「約79%・約21%」は、学力検査500点と調査書135点の合計635点で、それぞれを割った値とも合います。特色選抜の「54%・29%・16%」も、920点で割った値を整数にそろえたものと読めます。以下、順番に説明します。
栃木県の公立高校入試のしくみ(先に押さえたい5点)
- 出願は、インターネットで行います。県の日程では、出願期間は令和9年1月29日(金)から2月8日(月)、出願変更の期間は2月10日(水)と12日(金)、受検票の交付は2月19日(金)から23日(火)です。
- 学力検査は、5教科、各100点満点で、合計500点です。検査日は2月24日(水)です。一般選抜も、特色選抜に出願した人も、この学力検査を受けます。特色選抜では、学校独自検査(足利高校ではプレゼンテーション)が、2月25日・26日に別に行われます。
- 選抜は、第1次選抜(特色選抜)と、第2次選抜(一般選抜)の順に行います。県の細則では、第1次選抜(特色選抜)で合格した人を除いた受検者を対象に、第2次選抜(一般選抜)を行うとされています。
- 調査書は、各学年の「各教科の学習の記録」の評定を点数にします。評定以外の記載は、点数にはしませんが、合否の判断で参考にされる場合があります。
- 学力検査・調査書・学校独自検査の比重は、学校ごとに決まっています。足利高校の比重は、前の表のとおりです。
ここで押さえたいのは、栃木県の入試では、一般選抜と特色選抜とで、調査書の点数の大きさが変わる学校があることです。足利高校の調査書は、一般選抜では135点、特色選抜では270点です。同じ学校でも、どちらの選抜で見るかによって、内申の重みが2倍違います。特色選抜では、さらに学校独自検査150点が加わります。
学力検査の得点:5教科500点
足利高校の学力検査は、国語・数学・英語・社会・理科の5教科で、各100点、合計500点です。傾斜配点はありません。令和9年度の細則による時間割は、国語が9時35分から10時25分、数学が10時50分から11時40分、英語が12時5分から12時55分、社会が13時50分から14時40分、理科が15時5分から15時55分です。受検者は、午前8時40分までに検査場に集合します。必携品は、受検票、筆記用具、消しゴム、コンパス、定規、昼食、上ばきです。検査室には時計がないと、細則に書かれています。
調査書の点数:一般選抜135点、特色選抜270点
調査書は、各学年の「各教科の学習の記録」(選択教科を除く)の評定を点数にし、それ以外の記載は点数にしないと、県の細則に書かれています。第1・第2学年の評定は生徒指導要録の記載どおりに5段階で、第3学年の評定は年間を見通して5段階で記入します。足利高校の配点表では、調査書の点数は、一般選抜で135点、特色選抜で270点です。ただし、「評定をどのように135点や270点に直すか」という具体的な計算式は、県の資料では確認できていません。そのため、この記事では、評定から調査書点を計算する表は載せていません。中学校の先生や、高校の説明会で、確認してください。
一般選抜:学力検査500点・調査書135点の読み方
一般選抜は、足利高校の第2次選抜です。学校の資料には、「学力検査結果を重視し、調査書等を活用して選抜する」と書かれています。配点は、学力検査500点、調査書135点で、合計は635点です。
| 検査項目 | 配点 | 合計635点に占める割合 | 県の表示 |
|---|---|---|---|
| 学力検査(5教科) | 500点 | 約78.7% | 約79% |
| 調査書 | 135点 | 約21.3% | 約21% |
学力検査が5分の4ほどを占め、調査書は5分の1ほどです。栃木県の学校の中には、調査書が100点より小さい学校も、大きい学校もあります。足利高校の135点は、学力検査500点の27%にあたります。調査書の評定を気にしすぎず、学力検査の得点を安定させることが、一般選抜の大きな柱になります。ただし、調査書の135点も、合否の順位に関わる点数です。
一般選抜の選抜の手順:80%以内と、残り
県の細則や、学校の資料には、一般選抜の選抜の手順が書かれています。その内容を、次の表にまとめました。
| 段階 | 対象 | 決め方 |
|---|---|---|
| 第1次審議 | 第1次選抜(特色選抜)で合格した者を除いた受検者 | 学力点と調査書点の合計点の順位が、上位から定員の80%以内にある者(受検者が定員に満たない場合は、受検者の80%以内にある者)を選び、合格者を決定 |
| 第2次審議 | 第1次審議で合格した者を除いた受検者 | 学力点、調査書点、調査書の点数化されない部分を総合的に十分勘案して、合格者を決定 |
つまり、一般選抜の合格者の約8割は、学力点と調査書点の合計点の順位で決まります。残りの約2割は、合計点に加えて、調査書の点数にならない部分(特別活動の記録など)も合わせて、総合的に判断されます。学力検査と調査書の得点が、まず大切だということです。
人数のイメージ(令和8年度の一般選抜定員で計算した例)
令和9年度の募集人員は、この記事の時点では確認できていません。そこで、令和8年度の一般選抜の定員179人を使って、80%の人数を計算してみます。これは、手順のイメージをつかむための計算で、令和9年度の実際の人数ではありません。
| 項目 | 令和8年度の一般選抜定員で計算した例 |
|---|---|
| 一般選抜の定員(令和8年度) | 179人 |
| 第1次審議(定員の80%以内) | 179人×80%=143.2人 → 約143人 |
| 第2次審議で決める人数 | 179人−143人=約36人 |
1点の重さを比べる
一般選抜で、調査書の「得点率」が10ポイント違うと、合計点では何点違うでしょうか。調査書は135点満点なので、10ポイントは13.5点です。学力検査の5教科合計に直すと、13.5点は1教科あたり2.7点にあたります。1教科あたり3点ほどの差は、ケアレスミスを減らすだけで、動く範囲です。特色選抜では、調査書が270点満点なので、10ポイントは27点で、1教科あたり5.4点にあたります。
| 10ポイント違うとき | 学力検査で同じ点数にあたる差 | |
|---|---|---|
| 一般選抜の調査書(135点) | 135点×10%=13.5点 | 5教科合計で13.5点(1教科あたり2.7点) |
| 特色選抜の調査書(270点) | 270点×10%=27点 | 5教科合計で27点(1教科あたり5.4点) |
| 特色選抜の学校独自検査(150点) | 150点×10%=15点 | 5教科合計で15点(1教科あたり3点) |

一般選抜の計算例(調査書点の得点率を仮定した例)
一般選抜でも、学力検査の得点と、調査書点の得点率を仮に決めて、合計点(635点満点)を計算してみます。実在の生徒の数字ではありません。
| 例 | 学力検査(500点満点) | 調査書(得点率→135点満点) | 合計(635点満点) |
|---|---|---|---|
| 例1:学力検査を重視 | 400点(各教科80点) | 得点率70%→94.5点 | 494.5点 |
| 例2:バランス型 | 375点(各教科75点) | 得点率85%→114.75点 | 489.75点 |
| 例3:調査書が高め | 350点(各教科70点) | 得点率95%→128.25点 | 478.25点 |
例1と例3を比べると、学力検査が50点(各教科で10点)違い、調査書は33.75点違います。この例では、学力検査の差のほうが大きいため、合計点は例1が上回ります。ただし、実際の合否は、受検者全体の中での順位で決まるため、この合計点が「合格点」を意味するわけではありません。調査書の差を学力検査で取り返すには、5教科合計で34点ほど、1教科あたり7点ほどの差が目安になる、という見方もできます。

特色選抜:学力検査500点・調査書270点・独自検査150点の読み方
特色選抜は、足利高校の第1次選抜です。県の資料で、特色選抜の割合は15%です。学校の資料には、「調査書や学校独自検査結果を重視し、学力検査結果も活用して選抜する」と書かれています。配点は、学力検査500点、調査書270点、学校独自検査150点で、合計は920点です。
| 検査項目 | 配点 | 合計920点に占める割合 | 県の表示 |
|---|---|---|---|
| 学力検査(5教科) | 500点 | 約54.3% | 54% |
| 調査書 | 270点 | 約29.3% | 29% |
| 学校独自検査(プレゼンテーション) | 150点 | 約16.3% | 16% |
特色選抜では、学力検査は一般選抜で実施する学力検査で代えます。つまり、特色選抜に出願しても、2月24日の学力検査は、一般選抜の人と同じです。そのうえで、2月25日(木)・26日(金)に、学校独自検査のプレゼンテーションがあります。26日は、実施しない場合もあると、学校の資料に書かれています。調査書の270点は、一般選抜の135点の2倍で、学力検査500点の約54%にあたる大きさです。
特色選抜の資格要件
特色選抜に出願できるのは、次の条件にあてはまる人です。学校の資料の内容を、要点だけ整理しました。
- 本校のスクールポリシーを理解し、本校への入学を強く志望していて、入学後も主体的かつ粘り強く学習に取り組むことができる人。
- そのうえで、(1)か(2)のいずれか、または両方にあてはまる人。
- (1)中学校で、旺盛な探究心をもって、すべての教科の学習に主体的に取り組んだ人で、将来に向けて高い目標をもち、その実現に向けて努力し、グローバルリーダーとして活躍したいという強い意志がある人。
- (2)中学校または地域活動で、スポーツや文化活動などに熱心に取り組み、県レベルで上位入賞に相当する力量をもち、入学後も学習と両立させながら、それらの活動に中核的な存在として積極的に取り組む強い意志をもつ人。
このように、特色選抜には、学習面の意欲を中心にした条件(1)と、スポーツ・文化活動を中心にした条件(2)があります。(1)は、部活動の大会成績などを求めるものではなく、「すべての教科の学習に主体的に取り組んだ」ことを求めています。ただし、細かい条件や、出願のために必要な書類は、募集要項で確認してください。
自己表現シートと、学校独自検査(プレゼンテーション)
学校の資料によると、自己表現シートの学校独自の質問は、「高校生活で力を入れて取り組みたい内容について、具体的に書きなさい」です。例として、高校で技能を高めたいこと、高校卒業後の進路希望、総合的な探究の時間で取り組みたいことなどが書かれています。自己表現シートは、調査書とともに、資格要件の確認と、学校独自検査のときの参考資料として使われます。
学校独自検査は、「プレゼンテーション」で、個人面接を含みます。検査当日に、自己PR用の資料を持参して、プレゼンテーションを行います。検査時間は15分程度です。自己PR用の資料は、紙媒体で持参し、A3判以内の大きさで、片面で5枚までと決められています。資料には、写真や、資格を証明できるものなどを使えると、学校の資料に書かれています。
評価は、3人の評価者が行い、次の3つの観点で、それぞれ4段階で段階評価します。3人の段階評価を総合したものをもとに、150点満点で独自検査点を出します。
| 評価の観点 | 評価規準(学校の資料の要点) |
|---|---|
| ア 自己を認識する力 | 自分は何が好きなのか、自分はどういう人間なのかなど、これまでの実績を踏まえて、自分自身のことを認識して表現することができている |
| イ 高校生活を具体的に展望する力 | 本校での学校生活において、取り組みたいことを明確に示し、その実現に向けて主体的に努力する姿勢ができている |
| ウ 自分の将来を見通す力 | 自分の将来に向けて高い目標をもち、自分がやりたいことなどについて、自分で考え、選択し、自分の意志で決めようとしている |
評価の観点は、アが「これまでの自分」、イが「高校生活」、ウが「将来」と、時間の流れに沿って並んでいます。プレゼンテーションの準備では、この3つの順番に沿って、自分の話を整理すると、15分の中で伝えたいことをまとめやすくなります。なお、評価基準の細かい文言は、学校の資料で確認してください。
特色選抜の選抜の手順
| 段階 | 決め方(学校の資料) |
|---|---|
| 第1次審議 | 学力点、調査書点、学校独自検査点の合計点の順位が、特色選抜の定員の上位80%以内にある者(受検者が定員に満たない場合は、受検者の80%以内にある者)を選び、原則として合格とする |
| 第2次審議 | 第1次審議で合格した者を除いた特色選抜の受検者全体を対象に、学力点、調査書点、学校独自検査点、調査書の点数化されない部分等を総合的に十分勘案して、合格者を決定 |
特色選抜の合否も、まず、合計点の上位80%以内の人が決まります。残りの約2割は、合計点に加えて、調査書の点数にならない部分も含めて、総合的に判断されます。学校の資料には、調査書の「特別活動の記録」の「特記事項」と、「その他参考となる諸事項等の記録」は、学校独自検査のときの参考資料として使うと書かれています。特色選抜で合格しなかった場合は、一般選抜の第2次選抜の対象になります(県の細則)。
特色選抜の計算例(得点率を仮定した例)
特色選抜でも、学力検査の得点と、調査書点・学校独自検査点の得点率を仮に決めて、合計点(920点満点)を計算してみます。実在の生徒の数字ではありません。
| 例 | 学力検査(500点満点) | 調査書(得点率→270点満点) | 学校独自検査(得点率→150点満点) | 合計(920点満点) |
|---|---|---|---|---|
| 例A:学力検査を重視 | 400点(各教科80点) | 得点率70%→189点 | 得点率60%→90点 | 679点 |
| 例B:バランス型 | 350点(各教科70点) | 得点率80%→216点 | 得点率75%→112.5点 | 678.5点 |
| 例C:調査書が高め | 300点(各教科60点) | 得点率90%→243点 | 得点率80%→120点 | 663点 |
例Aと例Bは、合計点がほぼ同じです。学力検査が50点(各教科10点)低くても、調査書の得点率が10ポイント高く、独自検査の得点率が15ポイント高ければ、合計点が並ぶ計算です。特色選抜では、調査書270点と独自検査150点を合わせて420点あり、学力検査500点に近い大きさです。ただし、実際の合否は、受検者全体の中での順位で決まるため、この合計点が「合格点」を意味するわけではありません。
足利高校の倍率と、足利市・佐野市・小山市の学校との比べ方
栃木県教育委員会は、入試のたびに、一般選抜の出願状況と合否の状況を発表しています。令和8年度の足利高校の数字を、県の資料から並べました。令和8年度の募集定員は240人で、そのうち特色選抜の内定者が60人、A海外特別選抜の内定者が1人、一般選抜の定員は179人でした。
| 項目 | 令和8年度の数字 |
|---|---|
| 募集定員 | 240人 |
| 特色選抜の内定者数 | 60人 |
| A海外特別選抜の内定者数 | 1人 |
| 一般選抜の定員 | 179人 |
| 出願の締切後の出願者数(倍率) | 215人(1.20倍) |
| 出願変更後の出願者数(倍率) | 215人(1.20倍)。出願変更による増減は、表に数字の記載なし |
| 学力検査の受検者数/合格者数 | 215人/179人 |
| 受検倍率(受検者÷合格者) | 1.20倍(前年度は1.29倍) |
一般選抜の受検倍率は、令和7年度が1.29倍、令和8年度が1.20倍でした。令和8年度は、令和7年度より0.09ポイント下がっています。ただし、倍率は「受検者数÷合格者数」の比であり、合格のしやすさを直接示すものではありません。特色選抜で先に合格した人数や、募集定員の動きによって、一般選抜の定員も変わります。令和9年度の募集人員は、募集要項で確認してください。
なお、令和8年度の特色選抜の内定者数60人は、募集定員240人の25%にあたります。令和9年度の特色選抜の割合は15%と書かれているため、令和8年度の実績と単純には比べられません。内定者数は、募集人員と同じ数字とは限らないためです。令和8年度の特色選抜の割合は、この記事では確認できていません。

出願変更の資料には、隣接学区(茨城・群馬・埼玉・福島)の内数の欄に、20人という数字があります。県の資料では、どの県からの出願かという内訳の列の読み取りが難しいため、この記事では内訳を示していません。県外からの出願も、出願者数に含まれている、という点だけ押さえておきましょう。
足利市・佐野市・小山市の県立高校との比べ方(令和8年度)
令和8年度の「出願・合格状況」から、足利市・佐野市・小山市・下野市の県立高校の一般選抜の受検倍率(最終倍率)を並べました。令和7年度は、同じ資料の「前年」の欄の数字です。学科は、普通科(総合学科・工業科は表に注記)です。
| 学校(学科) | 令和8年度の受検倍率 | 令和7年度(前年) |
|---|---|---|
| 足利高校(普通科) | 1.20倍 | 1.29倍 |
| 足利清風高校(普通科) | 1.02倍 | 1.00倍 |
| 足利南高校(総合学科) | 1.01倍 | 1.01倍 |
| 足利工業高校(機械) | 1.03倍 | 1.00倍 |
| 佐野高校(普通科) | 1.00倍 | 1.20倍 |
| 佐野東高校(普通科) | 1.00倍 | 1.24倍 |
| 小山高校(普通科) | 1.08倍 | 1.06倍 |
| 石橋高校(普通科) | 1.42倍 | 1.32倍 |
令和8年度は、石橋高校が1.42倍、足利高校が1.20倍、小山高校が1.08倍でした。足利市の中では、足利高校が1.20倍で、足利清風高校(普通科)1.02倍、足利工業高校(機械)1.03倍、足利南高校(総合学科)1.01倍より高い倍率でした。同じ学校でも、年によって倍率が動くことがあります。たとえば、佐野東高校は1.24倍から1.00倍へ下がりました。前の年の倍率だけで、志望校を決めないようにしましょう。倍率が1.00倍の学校は、受検者数と合格者数が同じ、という意味です。
県全体の令和8年度の一般選抜は、定員が7,259人、出願者総数が7,585人、受検者数が7,566人、受検倍率が1.04倍でした(栃木県の発表)。同じ県の学校の記事も、あわせて読むと比べやすくなります。石橋高校の内申と当日点、栃木県の内申と併願の考え方があります。
令和9年度の日程と、出願前の確認リスト
栃木県の令和9年度の全日制課程の選抜の主な日程は、次のとおりです。県の日程の資料と、足利高校の資料に書かれた日程です。
| 内容 | 日程 |
|---|---|
| 出願期間 | 令和9年1月29日(金)〜2月8日(月) |
| 出願変更の期間 | 2月10日(水)、2月12日(金) |
| 受検票の交付期間 | 2月19日(金)〜2月23日(火) |
| 学力検査(5教科) | 2月24日(水) |
| 学校独自検査(特色選抜) | 2月25日(木)、26日(金)(26日は実施しない場合もある) |
| 特色選抜のプレゼンテーションの時刻 | 受検者によって異なる。受検票の印刷時の諸連絡でお知らせする |
| 合格者の発表 | 3月12日(金)午前10時から(本校昇降口付近) |
| 入学予定者説明会 | 3月25日(木)午前8時30分から |
足利高校の特色選抜を受ける人は、2月24日の学力検査のあとに、25日・26日のどちらかで、プレゼンテーションがあります。受検票の交付のときに、学校独自検査の時刻が連絡されます。日程が重ならないように、私立高校の受検日も、早めに確認しておきましょう。
冬までの学習計画の考え方
足利高校の一般選抜は学力検査が約79%で、特色選抜は調査書と学校独自検査を合わせて約45%を占めます。どちらの選抜でも、学力検査の5教科の得点が土台になります。中3の12月から2月までの動き方を、表にまとめました。
| 時期 | やること | ポイント |
|---|---|---|
| 12月 | 2学期の定期テストの見直し。5教科の失点の原因を整理する。中3の評定の見込みを、中学校の先生と確認する | 調査書の評定は、各学年の記録をもとに点数になる。冬の定期テストと提出物を、最後まで丁寧に |
| 1月上旬〜下旬 | 過去問で5教科の時間配分を確認する。特色選抜を考える人は、自己表現シートの内容(高校生活で力を入れたいこと)と、プレゼンテーションの資料を整理する | 出願は1月29日から。プレゼンテーションの資料は、A3判以内・片面5枚までの決まりがある |
| 2月上旬 | 出願の状況を見て、志望校を最終確認する。私立との併願も確認する | 出願変更は2回(2月10日・12日)。迷いを残さない |
| 2月19日〜23日 | 受検票を受け取り、持ち物と会場を確認する。特色選抜は、学校独自検査の時刻も確認 | 検査室に時計はない。腕時計を使う場合は、計算・通信機能のないものに |
| 2月24日〜26日 | 学力検査(24日)、学校独自検査(25日・26日、特色選抜) | 24日は5教科が1日。昼食も持参 |
出願前の確認リスト
- 足利高校の「入試情報」と「学校(学科)情報」で、一般選抜・特色選抜の配点、特色選抜の割合、資格要件を、自分の目で確認した。
- 中3の評定の見込みを、中学校の先生に聞いた(調査書点への換算方法も、あわせて確認した)。
- 5教科の得点を、一般選抜(学力検査500点+調査書135点)で、計算してみた。
- 特色選抜を考える人は、資格要件(学習面の条件か、スポーツ・文化活動の条件か)を、募集要項で確認した。自己表現シートの質問に、自分の言葉で答えを書いてみた。
- 私立高校の併願(出願日程・併願の条件)を、各校の募集要項で確認した。
- 出願(1月29日〜2月8日)のスケジュールを、保護者の方と共有した。
私立高校との組み合わせは、栃木県の私立高校入試2027と、各校の募集要項で確認してください。足利市内の私立高校の入試は、足利大学附属高校の入試で整理しています。また、私立の併願で使う内申の考え方は、私立高校の併願で使う内申は中3のいつの成績?で整理しています。
よくいただくご質問
まとめ
- 足利高校は、令和9年度の特色選抜の割合が15%。選抜の順序は、第1次選抜(特色選抜)、第2次選抜(一般選抜)。
- 一般選抜は、学力検査500点+調査書135点=635点。学力検査が約79%、調査書が約21%。
- 特色選抜は、学力検査500点+調査書270点+学校独自検査(プレゼンテーション)150点=920点。
- 一般選抜の受検倍率は、令和7年度が1.29倍、令和8年度が1.20倍。令和8年度の募集定員は240人。
- 調査書の評定を点数に直す計算式と、合格に必要な点数は、県の資料では確認できていない。令和9年度の募集人員も、募集要項で確認する。
出典(公式資料)
- 栃木県「令和9(2027)年度県立高等学校入学者選抜に係る『学校(学科)情報・入試情報』について」
- 令和9年度 県立高等学校全日制課程入学者選抜における「入試情報」等(別紙1・PDF)
- 栃木県「各高校の『学校(学科)情報』・『入試情報』」ページ
- 令和9年度入学者選抜用(全日制課程)学校(学科)情報 栃木県立足利高等学校(PDF)
- 令和9(2027)年度栃木県立高等学校入学者選抜関係諸日程(PDF)
- 令和9(2027)年度栃木県立高等学校入学者選抜実施細則(PDF)
- 令和8(2026)年度 県立高等学校入学者選抜一般選抜出願状況(全日制課程・PDF)
- 令和8(2026)年度 県立高等学校入学者選抜一般選抜出願変更状況(全日制課程・PDF)
- 令和8(2026)年度 県立高等学校入学者選抜一般選抜出願・合格状況(全日制課程・PDF)
この記事の数字は、栃木県教育委員会が公表した資料から、エスペランサアカデミーが整理・計算したものです。計算例は、公式の配点から計算した仮の例で、実在の生徒の数字ではありません。調査書の換算式や合格に必要な点数は県の資料で確認できていないため、目安を示していません。令和8年度までの選抜方法との比較は確認できていません。最新の情報は、栃木県教育委員会と中学校の案内でご確認ください。

