福島の私立高校5校を比較|日大東北・郡山女子大附属・昌平・学法石川・福島成蹊

福島の私立高校5校を比較入試の仕組み・受験情報

最終更新:2026年10月/日程・条件は、各校の令和9年度(2027年春)の募集要項にもとづく記事の内容を比べています。最新の日程・基準は、必ず各校の募集要項で確認してください。

結論:福島の私立は1月に入試が集まる。内申と面接の条件を、学校ごとに早めに確かめよう。

福島の私立高校は、推薦も一般も1月に行われる学校が多いです。ただ、試験の中身は学校ごとに大きくちがいます。筆記が3科目の学校、面接と書類で決まる学校、作文で受ける学校があります。この記事では5校を同じ表で比べて、どんな子に合うか、いつ何をすればよいかをまとめました。

この記事でわかること
  • 入試のちがいを、1枚の表で比べる
  • 学校別|入試の特徴と、対策の優先順位
  • 共通して出てくる「3つの壁」
  • 併願パターンの組み立て方
  • 中3の4月から入試まで、逆算の道すじ
  • よくあるご質問

入試のちがいを、1枚の表で比べる

学校偏差値の目安入試の山場区分試験科目内申などの条件
日大東北(郡山市・共学)58〜63学業推薦1月19日または20日/体育推薦・一般1月21日学業推薦(専願・併願)・体育推薦(専願)・一般(専願・併願)/Ⅰコース・Ⅱコース国語・数学・英語(各60分、マークシート)と個人面接5教科の評定合計:Ⅰコースは専願47以上・併願56以上、Ⅱコースは専願62以上・併願65以上/3年間の欠席30日以内/学業推薦は各学年の全教科に1がないこと
郡山女子大附属(郡山市・女子校)45〜46専願生・部活動特待生1月13日/併願生1月14日専願生・部活動特待生・併願生書類審査と個人面談
昌平(いわき市)46〜58自己推薦1月8日/一般1月28日自己推薦・一般/キャリアコース・アスリートコース一般:国語・数学・英語(各50分、英語はリスニングあり)と面接/自己推薦(キャリア):3分以内の自己PRと面接自己推薦:中学3年間の評定に1がない、欠席60日以下、第一志望であること
学法石川(石川町)48〜57A日程1月5日/B日程1月14日/C日程(一般)1月30日A日程・B日程(推薦)・C日程(一般)/イノベーション特進・理数特化型などB・C日程:国語・数学・英語(各50分、英語はリスニングあり)と個別面接/A日程:面接、または数学と理科の口頭試問A日程の学業推薦(イノベーション):専願63以上・併願65以上/C日程の併願(イノベーション):5教科57以上/C日程の専願:条件なし
福島成蹊(福島市)52〜62推薦1月6日/一般1期1月13日/一般2期3月18日推薦・一般(1期・2期)/志学文理コース・実理総合コース推薦:作文(60分)と個別面接/一般1期:国語・数学・英語(各50分、面接なし)/一般2期:国語・数学・英語(各40分)と面接推薦の評定:志学文理コース3.0以上、実理総合コース2.5以上/3年次の欠席20日以内、全教科に1がないこと

数字は2027年度入試(令和9年度)にもとづきます。日程や条件は変わることがあるので、最新の募集要項で確かめてください。併願の入学手続の期限は学校ごとにちがいます。 偏差値は模試や調査によって数字が変わるため、あくまで目安です。コースによって差があります。

どの学校が合うか、今の成績から一緒に考えます

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学校別|入試の特徴と、対策の優先順位

日本大学東北高等学校(日大東北)

  • 偏差値の目安は58〜63です(普通科Ⅰコース58、普通科Ⅱコース63)。
  • 普通科で、Ⅰコース(日本大学への進学が第一の目標)とⅡコース(国公立大学などをめざす)があります。
  • 学業推薦と一般は、国語・数学・英語を各60分のマークシートで受け、個人面接もあります。
  • 出願の内申の基準は、コースと専願・併願で数字がちがいます。入学手続のあとの辞退と返金はできません。

向いている子日本大学への進学をめざす子。または、国公立大学をめざして、60分の試験で力を出したい子にも合います。

対策のコツまず、自分の5教科の評定合計が、受けたいコースの基準に届くかを確かめましょう。マークの塗り間違いを防ぐ練習と、60分の時間配分の練習が先です。

郡山女子大学附属高等学校(郡山女子大附属)

  • 偏差値の目安は45〜46です(普通科46、音楽科46、美術科46、食物科45)。
  • 女子校で、普通科、音楽科、美術科、食物科があります。
  • 選考は書類審査と個人面談です。専願生と部活動特待生は1月13日、併願生は1月14日です。
  • 出願は12月1日〜14日です。併願生は、福島県立高校の前期選抜などの合格発表の翌日まで、手続きを延ばせます。

向いている子女子で、面接で自分の考えを話せる子。音楽・美術・食物など、学びたい分野がはっきりしている子にも合います。

対策のコツ内申の見込みを、担任の先生と早めに確かめましょう。出願の期限と必要な書類を先に確認し、面談の練習をしておくことが大切です。

東日本国際大学附属昌平高等学校(昌平)

  • 偏差値の目安は46〜58です(普通科特別進学コース58、普通科普通コース49、普通科体育コース46)。
  • 普通科に、キャリアコースとアスリートコースがあります。アスリートコースは、硬式野球部・サッカー部・バスケットボール部・柔道部のいずれかに3年間入る意志が必要です。
  • 自己推薦は1月8日、一般は1月28日です。自己推薦は、第一志望で、合格したら必ず入学する子が受けます。
  • 一般は国語・数学・英語が各50分で、国語は古典、数学は三平方の定理と標本調査が範囲外です。

向いている子自己PRで自分の強みを伝えられる子。部活動を3年間つづける気持ちがはっきりしている子にも合います。

対策のコツ出題範囲の外の単元に時間を使わず、範囲の中を固めましょう。数学は50分の問題を40分で解いて、10分見直す練習が役に立ちます。

学法石川高等学校

  • 偏差値の目安は48〜57です(普通科イノベーション探究コース57、普通科ハイブリッド文理コース48)。
  • イノベーション特進、ハイブリッド文理、ベーシック、アドバンス、中高一貫の各コースがあります。全生徒がiPadを使い、希望者向けの寮もあります。
  • 入試はA日程(1月5日)、B日程(1月14日)、C日程の一般(1月30日)の3回です。
  • A日程の理数特化型は、数学と理科の口頭試問で受けます。C日程の専願は、内申の条件がありません。

向いている子数学や理科を、言葉で説明するのが好きな子。iPadを使った学びや、寮のある学校を考えている子にも合います。

対策のコツ理数特化型をねらう子は、解き方を口で説明する練習を早めにはじめましょう。B日程とC日程は、国語・数学・英語を50分ずつ、朝の時間帯に通しで解く練習が先です。

福島成蹊高等学校

  • 偏差値の目安は52〜62です(普通科特別進学コース62、普通科文理選抜コース56、普通科普通コース52)。
  • 普通科に、志学文理コース(4年制大学をめざす)と実理総合コース(就職や短大・専門学校もめざす)があります。2年・3年に進むときに、コースを変えられる制度もあります。
  • 推薦は、600〜800字の作文(60分)と個別面接で受けます。
  • 一般は1期(1月13日、面接なし)と2期(3月18日、記述式)があり、2期は県立高校のあとにも受けられます。

向いている子作文で自分の経験を書くのが得意な子。コースを進級のときに見直したい子にも合います。

対策のコツ推薦をねらう子は、「中学校生活を通じて身につけたもの」をテーマにした作文の練習が先です。2期をねらう子は、記述式なので、数学の途中の式を省かない練習をしましょう。

共通して出てくる「3つの壁」

壁1|壁1:学校ごとに入試の形がちがう
筆記が3科目の学校、書類と面談で決まる学校、作文で受ける学校があります。同じ「推薦」でも、中身がちがいます。受ける学校ごとに、試験の形を表に書いて確かめましょう。
壁2|壁2:内申と欠席の条件
日大東北は5教科の評定合計と、3年間の欠席30日以内の条件があります。福島成蹊は3年次の欠席20日以内、昌平の自己推薦は欠席60日以下が条件です。欠席は後から取り戻せないので、中1・中2から気をつけましょう。
壁3|壁3:出願が早く、手続きの期限が学校ごとにちがう
出願は11月から12月にはじまる学校があります。昌平の自己推薦は11月25日から出願できます。併願の入学手続の期限は学校ごとにちがうので、公立高校の日程とあわせて表にしておきましょう。

併願パターンの組み立て方

受け方組み合わせの例ねらい
専願の推薦昌平の自己推薦、日大東北の学業推薦(専願)、福島成蹊の推薦 など第一志望がはっきりしている子が、1月の早い時期に合格を決める
併願で受ける日大東北の学業推薦(併願)、郡山女子大附属の併願生、学法石川のC日程 + 県立高校県立高校を第一志望にしながら、私立の合格を先に持っておく
受ける機会を増やす学法石川のA日程・B日程・C日程、福島成蹊の一般1期・2期最初の入試で合格できなくても、あとの日程でもう一度ちょうせんする
日程の重なりに注意1月21日は日大東北の体育推薦と一般の日、1月13日は郡山女子大附属(専願)と福島成蹊の一般1期の日同じ日には1校しか受けられないので、日程表で受ける順番を決める

中3の4月から入試まで、逆算の道すじ

時期やること
中1〜中2定期テストと提出物をていねいにして、内申の土台を作る。国語・数学・英語の基礎を固める。欠席を減らす
中3の春〜夏志望校の候補を3〜4校にしぼる。国語・数学・英語の苦手をなくす
中3の10月〜11月学校説明会や相談会に行く(福島成蹊の説明会は11月14日)。内申の見込みを担任の先生と確かめる
12月出願がはじまる(郡山女子大附属は12月1日〜14日、福島成蹊の推薦は12月1日〜10日)。受け方を中学校の先生と決める
1月推薦と一般の試験(1月5日ごろ〜)。面接と作文の練習をして、過去問を時間を計って解く
2月〜3月県立高校をめざす子は、5教科の総復習をする。福島成蹊の2期(3月18日)は、記述式の練習をしておく
受ける学校の決め方から、一緒に整理します

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よくあるご質問

Q. Q. 福島の私立高校は、県立高校と併願できますか?
A. A. 学校によって、併願できる受け方があります。たとえば郡山女子大附属は、福島県立高校の前期選抜などの合格発表の翌日まで、併願生の手続きを延ばせます。手続きの期限は学校ごとにちがうので、確かめてください。

Q. Q. 筆記試験がない学校はありますか?
A. A. 郡山女子大附属の選考は、書類審査と個人面談です。学法石川のA日程は、面接や口頭試問で受けます。福島成蹊の推薦は、作文と面接です。

Q. Q. 面接がない入試はありますか?
A. A. 福島成蹊の一般1期には、面接がありません。ほかの学校は、推薦も一般も面接があります。

Q. Q. 内申が足りないときはどうすればよいですか?
A. A. 学法石川のC日程の専願は、内申の条件がありません。ただし、受け方ごとに条件がちがうので、募集要項と説明会で確かめましょう。

Q. Q. 家庭教師を使う時期は、いつがよいですか?
A. A. 内申に関わる中1・中2からが理想です。ただ、中3からでも、国語・数学・英語の3科と面接の準備はできます。初回体験授業(60分)は無料です。

まとめ

  • 福島の私立は1月に入試が集まる。内申と面接の条件を、学校ごとに早めに確かめよう。
  • 日程と条件は学校ごとに違うので、受ける学校の募集要項で確かめる
  • 併願は、日程が重ならない組み合わせと、手続きの期限で決める
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