杉並区の中学生の定期テスト対策と高校受験ガイド|区立中23校・指定校制・考査日程

杉並区立中学校23校の定期テスト対策定期テスト対策

最終更新:2026年10月/日程や制度は変わることがあります。最新の情報は杉並区の公式サイトと学校の配布文書でご確認ください。

結論:杉並区の中学生は「学校ごとの考査日程」を先に確かめ、小学6年生の保護者は12月14日からの指定校変更の受付日程を押さえてください

杉並区には区立中学校が23校あります。区の調査(令和8年5月1日現在)では、通常の学級が合計6,871人・219学級、特別支援学級が147人・22学級です。生徒数がいちばん少ない高南中(184人)と、いちばん多い井草中(501人)では、約2.7倍の差があります。区立中学校は3学期制で、考査の回数は学校によって年3回から年4回までちがいます。

家庭では、(1)お子さんの学校の月別行事予定と配布文書を毎月見る (2)次の考査の2週間前に範囲表を出して逆算する (3)小学6年生の保護者は、12月8日の就学通知書の発送と、12月14日から22日までの指定校変更の申立て期間を確認するの3つをしてください。

この記事は、杉並区の区立中学校に通う中学生と、これから入学する小学6年生の保護者のための入口です。学校ごとの詳しい日程や学校の取組は、各校の記事に分けて書いています。

この記事でわかること
  • 杉並区の区立中学校23校の一覧(所在地・生徒数・学級数・最寄り駅)と、学校ごとの短い紹介
  • 3学期制と、学校ごとにちがう定期考査の並び方
  • 指定校制のしくみと、令和9年4月入学の日程
  • 区立中学校で使う教科書(出版社)
  • 区の学力調査(令和6年度)と、学校別の学力調査の結果(令和8年度)の読み方
  • 学習支援のしくみ、区内の高校、高校受験までの学年別ロードマップ

杉並区立中学校23校の学校別ガイド

区の公表資料(令和8年度の児童・生徒数、学級数調査)と、各校のホームページから、まとめました。学校名のリンクは、学校別の記事です。リンクのない学校も、一覧と短い紹介で、学校の大きさや特色を比べられます。

学校所在地(杉並区)生徒数・学級数最寄り駅・バス
高南中和田3-40-10184人・7学級東京メトロ丸ノ内線「東高円寺」徒歩3分
杉森中阿佐谷北5-45-24308人・9学級JR中央線「阿佐ヶ谷」徒歩13分
阿佐ヶ谷中阿佐谷南1-17-3278人・12学級(特別支援学級28人・4学級を含む)丸ノ内線「南阿佐ケ谷」徒歩2分
東田中成田東3-19-17347人・11学級丸ノ内線「南阿佐ケ谷」徒歩7分
松溪中荻窪2-3-1344人・11学級JR中央線・丸ノ内線「荻窪」徒歩13分
天沼中本天沼3-10-20257人・9学級JR中央線・丸ノ内線「荻窪」徒歩15分
東原中下井草1-28-5256人・9学級西武新宿線「鷺ノ宮」徒歩10分
中瀬中下井草4-3-29425人・13学級西武新宿線「下井草」徒歩10分
井荻中今川2-13-24455人・13学級西武新宿線「井荻」徒歩15分
井草中上井草3-20-11501人・18学級(特別支援学級28人・4学級を含む)西武新宿線「上井草」徒歩5分
荻窪中善福寺1-8-3249人・8学級JR中央線「西荻窪」徒歩15分
神明中南荻窪2-37-28237人・8学級荻窪駅徒歩13分/西荻窪駅徒歩10分
宮前中宮前2-12-1367人・15学級(特別支援学級33人・5学級を含む)荻窪駅西口からバス「宮前公園」徒歩1分
富士見丘中久我山2-20-1264人・8学級京王井の頭線「富士見ケ丘」徒歩7分
高井戸中高井戸東1-28-1488人・17学級(チャレンジクラスを含む)京王井の頭線「浜田山」徒歩約5分
向陽中下高井戸3-24-1311人・9学級京王線「桜上水」徒歩10分
松ノ木中松ノ木1-4-1247人・8学級バス「松ノ木住宅」徒歩2分
大宮中堀ノ内1-16-38261人・12学級(特別支援学級19人・3学級を含む)京王井の頭線「永福町」徒歩18分
泉南中堀ノ内1-3-1209人・6学級丸ノ内線「方南町」徒歩2分
和田中和田2-21-8191人・6学級丸ノ内線「東高円寺」徒歩10分
西宮中宮前5-1-25313人・10学級京王井の頭線「久我山」徒歩5分
和泉中(杉並和泉学園)和泉2-17-14275人・11学級(特別支援学級22人・3学級を含む)京王井の頭線「永福町」徒歩約8分
高円寺中(高円寺学園)高円寺北1-4-11251人・11学級(特別支援学級17人・3学級を含む)JR中央線「高円寺」徒歩6分
杉並区立中学校の生徒数の比較グラフ
学校の大きさには差があります。いちばん長い棒が最大の学校です。

生徒数と学級数は、区の調査(令和8年5月1日現在)です。通常の学級に特別支援学級を足した数で、特別支援学級のある学校は表の中に書きました。和泉中と高円寺中は、小学校と中学校が一つになった「小中一貫教育校」の中学部で、学校名のあとに学園の名前を付けています。

学校の大きさには、約2.7倍の差があります。いちばん多い井草中は501人・18学級、次いで高井戸中が488人・17学級、井荻中が455人・13学級です。いちばん少ない高南中は184人・7学級で、次いで和田中が191人・6学級、泉南中が209人・6学級です。学校の大きさで、1学年のクラス数、先生との距離、行事の混み方、面談の期間が変わります。

学年ごとの人数の例

同じ学校でも、学年によって人数が大きくちがいます。区の調査では、次のような学校があります。

  • 高南中:1年72人・2年58人・3年54人(通常学級の学級数は3・2・2)
  • 井荻中:1年136人・2年146人・3年173人(学級数は4・4・5)
  • 西宮中:1年88人・2年103人・3年122人(学級数は3・3・4)
  • 神明中:1年86人・2年85人・3年66人(学級数は3・3・2)

学年の人数が多いほど、1クラスの人数が増えたり、クラスの数が増えたりします。お子さんの学年が何学級かは、学校の配布文書でも分かります。

学校ごとの短い紹介

各校のホームページで確かめた事実を、1校ずつ短くまとめました。記事がある学校は、記事の中でくわしく書いています。

  • 高南中:区内で生徒数がいちばん少ない。「学びのユニバーサルデザイン」と「チーム高南」。令和8年度の全国学調(3年)は、数学の平均正答率65で、東京都の62、全国の57を上回る
  • 杉森中:学校目標は「自学/実践/友愛」。学校支援本部がコーディネートする「補充学習教室」で、教科書とワークを使って学ぶ
  • 阿佐ヶ谷中:区役所に隣接し、昭和22年に開校。教育目標は「自ら学び、考え、表現できる人」。校内別室「あさかぜ教室」がある
  • 東田中:校訓は「伸びていく」。学校支援本部「東田クラブ」の「テスト直前スタディルーム」が、土曜の9時30分から11時30分に開かれる
  • 松溪中:合言葉は「ポジティブでいこう!」。「考査前質問教室」「放課後学習教室」「自学ノート」が、授業力・学力向上の取組
  • 天沼中:教育目標は「自主・自律・共生」。「ことだま百選」、防災教育、放課後活動の「天沼倶楽部」
  • 東原中:「幸せアンケート」を毎月行う。「マイルーム」で、不登校支援や教科支援、自由進度学習に取り組む
  • 中瀬中:昭和23年開校で、今年が78周年。名誉校長は小柴昌俊博士。運動部7・文化部8の15部がある
  • 井荻中:教育目標は「みずから学ぶ みずから律する」「みずから行なう」「みずからを強める」。指定校変更の受入れ上限は10人
  • 井草中:区内最大の501人。登校支援教室「おあしす」がある。指定校変更の受入れ上限は10人
  • 荻窪中:令和8年度は創立80周年。数学科で習熟度別の少人数授業。考査は年3回
  • 神明中:校舎の建て替え中で、新校舎は令和9年(2027年)9月の完成予定。「神明塾」「サタスタ」がある
  • 宮前中:制服がなく私服で、チャイムを鳴らさない運営。令和8年度の全国学調(3年)は、国語76・数学79
  • 富士見丘中:学校支援本部「JOINT」が、定期考査の前に自習室を開く
  • 高井戸中:令和6年4月に「高井戸チャレンジクラス」を開設。人権教育として「アンネのバラ」に取り組む
  • 向陽中:令和7年度にユネスコスクールに認定された。「ひまわりプロジェクト」
  • 松ノ木中:昭和22年に「西田中学校」として設立。「マイルーム松ノ木」で、定期考査の1週間前から放課後1時間の自習ができる
  • 大宮中:「DOノート」と、金曜の終学活前の「DOノートタイム」。校内別室「Seibi Room」
  • 泉南中:丸ノ内線「方南町」駅から徒歩2分。考査は、期末考査が2回と学年末考査の年3回
  • 和田中:標語は「自立貢献」。令和8年度の全国学調(3年)は、数学70・国語76で、どちらも東京都の平均を上回る
  • 西宮中:重点は「再チャレンジを認める学校文化」。学校支援本部と連携した「アフタースクール・スタディ」
  • 和泉中:杉並和泉学園の中学部。小中あわせて在籍1,100名を超え、区内でも大きな学園。教育目標は「学園の3つのC」(Communicate・Create・Challenge)
  • 高円寺中:高円寺学園の中学部で、小学1年から中学3年までの9年間の一貫教育。「ほっとスペースこうえんじ」がある
✔ ここから家庭でできること

まず、お子さんの学校の月別行事予定を、冷蔵庫など家族が見える場所にはってください。次に、考査の日と、考査の1週間前にあたる日に印を付けます。学校によっては、考査の1週間前から放課後の自習室や質問教室が始まります。

3学期制と、学校ごとにちがう定期考査の並び方

杉並区の区立中学校は、3学期制です。区の令和8年度の日程では、次のとおりです。

学期始まり・終わり(区の標準日程)
1学期始業式 4月6日(月)〜終業式 7月17日(金)
2学期始業式 9月1日(火)〜終業式 12月25日(金)
3学期始業式 2027年1月8日(金)〜卒業式 3月18日(木)・修了式 3月25日(木)

2学期の始業式は、学校によって日がちがいます。泉南中は8月25日(火)、向陽中は8月26日(水)、西宮中は8月27日(木)、大宮中と阿佐ヶ谷中は8月28日(金)、高南中は8月31日(月)です。1学期の終業式も、西宮中は7月23日(木)と、日がちがう学校があります。

考査の回数は、学校ごとに決まっている

回数も呼び名も、学校ごとに決まっています。

考査の回数学校
年4回高南中、阿佐ヶ谷中、中瀬中、和田中、富士見丘中、大宮中、宮前中(定期考査Ⅰ〜Ⅳ)、西宮中(第1〜4回)、高円寺中(1学期期末・2学期中間・2学期期末・学年末)
年3回松溪中(定期考査Ⅰ〜Ⅲ)、荻窪中、泉南中(期末考査2回と学年末考査)

「中間考査」という名前の考査がない学校があります。たとえば泉南中は、1学期の期末考査、2学期の期末考査、学年末考査の3回です。呼び名で数えるのではなく、学校の年間行事予定で、回数と日を確かめてください。

2学期の考査(令和8年度)

各校の予定表で確かめられた日付です。9月の考査は、すべて終わりました。次の山は、11月です。

学校9月ごろの考査(終わりました)11月の次の考査
高南中9月24日(木)・25日(金)11月11日(水)〜13日(金)
阿佐ヶ谷中9月17日(木)・18日(金)—
中瀬中9月17日(木)・18日(金)—
神明中—11月11日(水)〜13日(金)
宮前中9月24日(木)・25日(金)11月18日(水)〜20日(金)
富士見丘中9月17日(木)・18日(金)11月11日(水)〜13日(金)
向陽中9月24日(木)・25日(金)—
松ノ木中9月30日(水)—
大宮中9月17日(木)・18日(金)11月18日(水)〜20日(金)
泉南中—11月12日(木)・13日(金)・16日(月)
和田中9月17日(木)・18日(金)—
西宮中—11月10日(火)〜12日(木)

2027年2月の学年末考査は、高南中・富士見丘中・大宮中・泉南中で2月24日(水)〜26日(金)、西宮中で2月22日(月)〜25日(木)です。

⚠ 注意

日程は変わることがあります。学校が配る月別行事予定と、考査の範囲表で、もう一度確かめてください。令和8年の9月7日(月)は、大雨のおそれから区立学校が一斉に臨時休校になりました。ふだんと違う動きがある年は、学校の最新の案内が大切です。

✔ ここから家庭でできること

11月の考査まで、あと1か月ほどです。(1)考査の2週間前に、学校の範囲表をもらう (2)範囲を日数で割って、1日の量を決める (3)9月の考査で間違えた問題を、もう一度解く。この3つを、今週から始めてください。

2週間前からの勉強の進め方は、2週間前からの勉強法の記事に書いています。

指定校制のしくみと、令和9年4月入学の日程

住所で決まる「指定校」に入学するのが原則です。区の案内にも、「お子さんが通学する学校は、住所に基づいて教育委員会が定めています(『指定校』といいます)」と書かれています。学校ごとの通学区域は、区の「学区域一覧表(中学校別)」で、町丁目ごとに調べられます。

指定校変更の申立て

例外として、決まった理由があるときは、指定校をほかの学校に変える「指定校変更」を申し立てられます。理由の一つに、第7号の「学校の特色ある教育活動に参加したい」があります。

  • 第7号で変更できるのは、指定校に隣接する学校の1校だけ
  • 1校あたりの受入れ上限は15人。ただし井荻中と井草中は10人
  • 志望理由書(第6号様式)が必要で、中学生は本人の自筆
  • 通学時間は60分以内
  • 指定校に同じ部活動がある場合は、部活動を理由にした申立てはできない
  • 第7号は、ほかの理由(第1号〜第6号、第8号)と併用できない

令和9年(2027年)4月入学の日程(区の案内)

時期できごと
2026年12月8日(火)就学通知書(入学のお知らせ)の発送
2026年12月14日(月)〜22日(火)指定校変更の申立て(第1〜6号・第8号)。土日祝を除く。窓口は事前予約、郵送は簡易書留で必着
2027年1月8日(金)指定校変更の結果通知(第1〜6号・第8号)
2027年1月8日(金)〜15日(金)第7号(特色ある教育活動)の申立て
2027年2月1日(月)から申立て期間に間に合わなかった、やむを得ない理由のある場合の受付
2027年2月4日(木)第7号の結果通知
杉並区の学校選択・入学に向けた日程
区の案内にある日程を色分けしてまとめました。

問い合わせ先は、区の学務課学事係(電話03-5307-0760)です。学校見学や学校説明会の日程は、各校がそれぞれ決めています。たとえば、荻窪中の学校説明会は10月10日(土)、西宮中は9月26日(土)に開かれ、どちらも終わりました。天沼中は、10月17日(土)に学校説明会・防災学習会があります。

⚠ 注意

第7号の申立て期間(1月8日〜15日)は、第1〜6号・第8号の期間(12月14日〜22日)と別です。どの号で申し立てるかによって、日がちがいます。区のお知らせ「令和9年度 新入学児童・生徒の保護者の方へ」で、お子さんの場合を確かめてください。

✔ ここから家庭でできること

小学6年生の保護者は、(1)学区域一覧表で、指定校を確かめる (2)指定校の学校説明会や学校公開の日を、手帳に書く (3)12月8日に届く就学通知書で、学校名を見る、の3つをしてください。指定校を変えたいときは、理由を親子で文章にしてから、窓口の予約を取ります。

区立中学校で使う教科書(令和8年度)

杉並区は、単独の採択地区です。令和8年度に使う教科書の出版社は、区の「令和8年度使用教科書一覧」に出ています。東京都の採択は、令和7年度から令和10年度までの使用分です。学年によって、使う出版社がちがう教科があります。

教科出版社
国語・書写光村図書出版(全学年)
社会(地理)帝国書院(1・2年)
社会(歴史)帝国書院(全学年)
社会(公民)帝国書院(3年)
数学東京書籍(全学年)
理科新興出版社啓林館(全学年)
英語光村図書出版(1・2年)/東京書籍(3年)
音楽教育芸術社
美術日本文教出版
技術・家庭開隆堂出版
保健体育東京書籍(1・2年)/Gakken(3年)
道徳日本文教出版(1・2年)/東京書籍(3年)

荻窪中の学校説明会の冊子には、書名も出ています。数学は東京書籍の『新しい数学』、理科は啓林館の『未来へひろがるサイエンス』、保健体育は東京書籍の『新しい保健体育』、英語(1・2年)は光村図書の『Here We Go!』です。

英語は、3年生になると出版社が光村図書から東京書籍に変わります。問題集やワークを選ぶときは、お子さんの教科書の表紙で、出版社と書名を確かめてください。数学と理科は3年間同じ出版社なので、学年をまたいで復習しやすい教科です。

区の学力調査と、学校別の学力調査の結果

杉並区の教育委員会(済美教育センター)は、「令和6年度 学力等調査の結果について」(2025年1月22日)を公表しています。全国学力・学習状況調査(中学校)の平均正答率は、次のとおりです。

教科・観点杉並区東京都全国
国語(知識)70.0%64.4%62.0%
国語(思考)64.1%58.6%55.4%
数学(知識)71.5%67.3%63.1%
数学(思考)41.7%34.2%29.3%

4つの観点のすべてで、杉並区は東京都と全国を上回っています。差がいちばん大きいのは、数学(思考)で、全国より12.4ポイント高くなっています。一方で、数学(思考)の杉並区の正答率は41.7%で、ほかの観点にくらべて低い数字です。「考えて答えを書く問題」は、区の中でも難しい問題だったことが分かります。

令和8年度の学校別の結果(3年・4月実施)

令和8年度の全国学力・学習状況調査は、3年生が2026年4月に受けました。学校だよりで学校ごとの結果を公表している学校があります。

学校国語数学英語(平均IRTスコア)
高南中67(東京都68・全国63.9)65(東京都62・全国57)556(東京都530・全国499)
宮前中76(東京都68・全国63.9)79(東京都62・全国57.0)615(東京都530・全国499)
和田中76(東京都68・全国63.9)70(東京都62・全国57)544(東京都529・全国499)

数字は平均正答率(%)です。英語は、IRTスコアという、問題のむずかしさをそろえた点数で比べます。宮前中の学校だよりには、「授業の内容はよく分かる」と答えた生徒が、国語88%、数学70%、英語87%とあります。和田中の学校だよりでは、「授業が分かる」と答えた生徒が、数学94.4%、国語88.9%、英語75.9%です。

和田中の英語の「話すこと」は、2問中の平均が0.5問で、東京都(0.8問)と全国(0.7問)を下回っています。英語の「話すこと」は、全国学調で別の日に行う学校が多く、泉南中は5月1日(金)でした。

✔ ここから家庭でできること

国語や数学の知識の問題は、毎日10分の積み重ねで伸ばせます。思考の問題は、「なぜそうなるか」を1行で書く練習が役に立ちます。考査の答案が返ってきたら、間違えた問題を、その日のうちに解き直してください。英語の「話すこと」は、教科書の本文を声に出して読むところから始めます。

学習支援のしくみ

杉並区の中学校では、「学校支援本部」が、放課後や土曜の学習支援を行っている学校が多くあります。学校支援本部は、保護者や地域の人たちで作る組織です。区の令和7年度の活動報告や、各校の学校経営方針に出ている例は、次のとおりです。

学校学習の場
東田中「テスト直前スタディルーム」:土曜9時30分〜11時30分。大学生の学習サポーターが付く
松ノ木中「マイルーム松ノ木」:定期考査の1週間前から、放課後1時間。図書館と理科室の2室。大学生や地域の人が学習を見る
杉森中「補充学習教室」:教科書とワークで学ぶ。地域の人が教える
富士見丘中「JOINT」の定期考査前の自習室:9月の第2回考査の前に、9月10日〜16日に開催。学校図書館で、全学年の希望者が使える
神明中「神明塾」「サタスタ」
松溪中「考査前質問教室」「放課後学習教室」
西宮中「アフタースクール・スタディ」

区のしくみとしては、このほかに、学区の小学校と連携する小中一貫教育、地域の人が学校運営に参加する「地域運営学校」があります。区の教育ビジョンは「杉並区教育ビジョン2022 みんなのしあわせを創る杉並の教育」です。

学校に行きづらい生徒への支援も、区のしくみとして用意されています。区には「さざんかステップアップ教室」(天沼教室・和田教室)があり、校内別室(阿佐ヶ谷中の「あさかぜ教室」、大宮中の「Seibi Room」、高井戸中の「高井戸チャレンジクラス」など)も、学校ごとにあります。区立中学校23校のすべてに、不登校に対応する巡回教員が回っています。

✔ ここから家庭でできること

支援本部の学習の場は、学校の配布文書や掲示で、開催日が知らされます。考査の1週間前になる日を目安に、お子さんの学校の案内をさがしてください。申込みが必要な場合があります(富士見丘中の自習室は、担任への申込みが必要でした)。

杉並区内の高校と、高校受験ロードマップ

杉並区の区立中学校を卒業して進む高校には、区内の高校もあります。区の案内では、区内の都立高校は7校です。

  • 荻窪高校、杉並工科高校、杉並高校、杉並総合高校、豊多摩高校、西高校、農芸高校
  • 私立高校は12校:光塩女子学院高等科、佼成学園高校、国学院大学久我山高校、女子美術大学付属高校、杉並学院高校、専修大学附属高校、中央大学杉並高校、東京立正高校、日本大学第二高校、日本大学鶴ヶ丘高校、文化学園大学杉並高校、立教女学院高校

都立高校の一般入試は、2027年2月21日(日)、合格発表は3月1日(月)です(富士見丘中の年間予定表の記載)。内申を決める中3の考査は、11月のものが最後に近い大事な機会です。

杉並区から高校受験へ:学年別ロードマップ

都立高校の入試では、中3の成績(内申)と当日の点数の両方が使われます。しくみは都立高校入試2027の記事で詳しく説明しています。ここでは杉並区の日程に合わせた動き方だけを書きます。

学年・時期やること
中1(今〜3学期)毎日10分の音読と、5教科の基本問題。学校の月別行事予定を、毎月見る習慣をつける。考査の範囲表をもらったら、その日のうちにカレンダーへ書く
中2(秋〜冬)数学と英語の基礎を固める。11月の考査の2週間前から範囲表で逆算し、9月の考査で間違えた問題を解き直す
中3・10月〜11月進路説明会や面談の前に、教科別の点数と志望校の候補を紙に書く。11月の考査(多くの学校で11月10日〜20日)に向けて、1日の学習量を決める
中3・12月都立の過去問を1年分ずつ解く。間違えた問題だけを解き直し、次の考査の範囲表も早めにもらう
中3・1月〜2月2月21日(日)の都立一般入試に向けて、新しい教材は増やさない。2月の学年末考査(24日〜26日の学校が多い)の日を確かめる
中3・3月3月1日(月)の合格発表。卒業式は3月18日(木)
杉並区の中学生の高校受験ロードマップ
学年ごとの動き方を階段の形にまとめました。

※学習量は目安です。入試日程は東京都教育委員会の発表でご確認ください。

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まとめ

  • 杉並区には区立中学校が23校あり、生徒数は184人(高南中)から501人(井草中)まで約2.7倍の差がある
  • 区立中学校は3学期制。考査は年3回の学校と年4回の学校がある。9月の考査は終わり、次は11月の考査
  • 杉並区は学校選択制ではなく、住所で決まる指定校制。指定校変更の申立ては、令和9年度入学は12月14日(月)〜22日(火)
  • 区の令和6年度の全国学調は、国語・数学の4つの観点すべてで東京都と全国を上回った
  • 東田中・松ノ木中・富士見丘中などで、考査の前に放課後や土曜の学習支援がある

この記事の情報源:杉並区公式サイト(指定校制・学校案内・生徒数)、杉並区の公式サイトと各校のホームページ(行事予定・学校だより・学校経営方針・学力向上を図るための全体計画の資料)。調べた日は2026年10月11日です。

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