白石高校は、佐賀県杵島郡白石町にある県立の全日制高校です。普通科のほか、商業科と情報ビジネス科があります。この記事で扱うのは、普通科の数字と制度です。
2027年度(令和9年度)の一般選抜は、3月2日(火)・3日(水)に学力検査等、3月10日(水)に合格者発表です。学力検査によらない部分のある特別選抜は、2月2日(火)に検査、2月8日(月)に合格者発表です。令和8年度の一般選抜の志願倍率は0.79倍(令和7年度は0.91倍)でした。この記事では、特別選抜と一般選抜の両方のしくみを説明します。
🏫 佐賀県立白石高等学校とはどんな学校?
白石高校の所在地は、佐賀県杵島郡白石町大字今泉138番地1です。学校の公式サイトの沿革には、1917年(大正6年)に六角村立の六角実科女学校として創設され、1948年(昭和23年)に佐賀県立白石高等学校になった、と書かれています。
平成30年(2018年)に、杵島商業高校と再編統合されました。このときの募集人員は、普通科120人、商業科40人、情報ビジネス科40人でした(学校サイトの沿革による)。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 佐賀県杵島郡白石町大字今泉138番地1 |
| 学科・コース | 普通科(全日制。同じ学校に商業科・情報ビジネス科もあります) |
| 募集定員(令和9年度・普通科) | 120人 |
| 一般選抜の選考Ⅰ(令和9年度) | 24人(募集定員の20.00%) |
| 特別選抜(令和9年度) | 指定の有無・種目・学科は、県の「特別選抜指定校」の一覧で確かめてください |
| 令和8年度の倍率(一般選抜) | 0.79倍(令和7年度 0.91倍) |
※所在地・学校の紹介は各校の公式サイト、募集定員・選考の配点は県の「評価基準の概要」、一般選抜の募集人員・志願者数・倍率は県の志願状況の発表によります。この記事の倍率は、普通科(コース・学科のくくりを含む)の数字です。
🔥 倍率のうごき(令和7〜8年度)
白石高校の普通科の倍率(一般選抜)は、令和7年度が0.91倍、令和8年度が0.79倍で、0.12ポイント下がりました。志願者数は96人から81人に、15人減りました。一般選抜の募集人員は、106人から102人に、4人減っています。
| 令和7年度 | 令和8年度 | |
|---|---|---|
| 一般選抜の募集人員 | 106人 | 102人 |
| 一般選抜の志願者数 | 96人 | 81人 |
| 志願倍率 | 0.91倍 | 0.79倍 |
※県が公表した、志願変更の前の数字です。倍率は、一般選抜の志願者数÷一般選抜の募集人員です。一般選抜の募集人員は、募集定員から特別選抜の合格者などを除いた人数なので、年度によって変わります(ここからは推測です。特別選抜の合格者数によって、一般選抜の募集人員が動くと考えられます)。志願変更が行われたあとの最終的な数字は、県教育委員会の発表(令和8年2月25日)でご確認ください。

💡 倍率0.79倍は、どう読めばいい?
令和8年度の一般選抜は、県の全日制全体で募集人員4,212人に対して志願者が4,191人、志願倍率は1.00倍でした(令和7年度は1.02倍。県の発表による)。白石高校の令和8年度の倍率0.79倍は、県の全日制全体(1.00倍)より低い数字です。令和7年度は0.91倍でした。
一般選抜の募集人員は、令和7年度の106人から令和8年度の102人へ、4人減っています。志願者数は96人から81人に、15人減りました。
佐賀県の一般選抜は、学力検査の点数だけで順に並べる方式ではありません。学力検査(5教科)、調査書、面接を、点数にして合計します(次の「合否の決まり方」で説明します)。倍率の数字だけで志望校を変えず、中学校の成績(調査書)と、当日の5教科の得点の、両方を上げることを考えましょう。
では、いまの進め方で届きますか?
📝 2027年度(令和9年度)の日程と、合否の決まり方
| 選抜 | 主な日程 |
|---|---|
| 特別選抜(全日制) | 出願 1月26日(火)・27日(水)/学力検査等 2月2日(火)/合格者発表 2月8日(月) |
| 一般選抜(全日制・定時制) | 出願 2月15日(月)・16日(火)/志願変更願 2月19日(金)〜22日(月)/志願変更届 2月24日(水)/学力検査等 3月2日(火)・3日(水)/追検査等 3月8日(月)/合格者発表 3月10日(水) |
| 再募集(県教育委員会が必要と認めた場合) | 出願 3月11日(木)・12日(金)/面接等 3月16日(火)/合格者発表 3月17日(水) |
※日程は、県の「令和9年度佐賀県立高等学校入学者の選抜実施日程」と実施要項によります。学力検査の時間割や、面接の時間・方法は、志願先の高校からの案内でご確認ください。
一般選抜:5教科の学力検査と、面接、調査書
一般選抜の学力検査は、国語・社会・数学・理科・英語の5教科です。白石高校の評価基準では、5教科とも各50点で、合計250点です。このほかに、受検者全員の面接と、調査書が点数になります。調査書は、「学習の記録」(教科の成績など)と、「学習の記録以外」に分けて配点が示されています(県の評価基準による)。願書を出したあと、1回に限り志願変更ができます(実施要項による)。
病気や感染症などで、本検査を受けられなかった人のために、追検査(3月8日)があります。一般選抜の志願者が募集人員に達しなかった高校では、県教育委員会が必要と認めた場合に、再募集が行われます。
一般選抜は「選考Ⅰ」と「選考Ⅱ」の2つの方式で選ばれます
県の実施要項では、全日制の一般選抜は、学力検査の割合を学校ごとに決める「選考Ⅰ」と、配点を一律にした「選考Ⅱ」の2つの方式で審査します。選考Ⅰの募集人員は、募集定員の10〜50%の範囲で、学校ごとに決められます。学力検査の割合は、選考Ⅰは40〜80%の範囲で学校が決め、選考Ⅱは約70%です。
白石高校の令和9年度の配点は、次のとおりです(県の「評価基準の概要」による)。
| 選考Ⅰ | 選考Ⅱ | |
|---|---|---|
| 選考Ⅰの募集人員 | 24人(募集定員の20.00%) | 残りの人数 |
| 学力検査(5教科) | 250点 | 250点 |
| 調査書 | 200点(学習の記録50/それ以外150) | 90点(学習の記録60/それ以外30) |
| 面接 | 50点 | 10点 |
| 合計 | 500点 | 350点 |
| 学力検査の割合 | 約50.0% | 約71.4% |
※配点は、県の「令和9年度佐賀県立高等学校入学者選抜 評価基準の概要」(令和8年9月9日更新)によります。調査書の点数への換算方法は、学校ごとに定められています。
計算の例です。合格ラインではありません。5教科の学力検査が、各教科35点で合計175点だったとします。調査書と面接の点数が、それぞれ配点の7割だったとすると、選考Ⅱでは、調査書が63点、面接が7点で、合計は245点(350点満点)です。選考Ⅰの配点で同じように計算すると、調査書が140点、面接が35点で、合計は350点(500点満点)になります。
調査書の評価を点数に直す方法や、年度ごとの合格者の最低点は、この記事では示せません。大切なのは、学力検査が約50.0〜71.4%、残りが調査書と面接という配分だと知ることです。調査書は、中学校の日ごろの成績や活動の記録なので、中3の定期テスト・提出物・活動を、最後までていねいに続けることが、点数につながります。
特別選抜:国語・数学・英語の学力検査と、実技や面接
特別選抜は、スポーツや文化芸術などで力のある人、特色ある教育課程を学びたい人のための選抜で、全日制だけで行われます。各学科の募集定員の40%を超えない範囲で合格者が決まります(実施要項による)。学力検査は国語・数学・英語の3教科で、聞き取りテストはありません。実技検査、面接、調査書もあわせて総合的に評価されます。
特別選抜は、願書を出したあとの志願変更ができません。また、特別選抜で合格した人は、一般選抜に応募できません(実施要項による)。出願の前に、中学校の先生とよく相談して決めましょう。
📖 学校の歩み(学校公式サイトの沿革より)
| 年 | できごと |
|---|---|
| 1917年(大正6年) | 六角村立の六角実科女学校として創設 |
| 1928年(昭和3年) | 校地・校舎を現在位置に移転 |
| 1948年(昭和23年) | 学制改革により、佐賀県立白石高等学校となる |
| 1949年(昭和24年) | 男女共学と学区制を実施 |
| 1984年(昭和59年) | 校訓「清明」「自律」「創造」を制定 |
| 2017年(平成29年) | 創立100周年記念式典 |
| 2018年(平成30年) | 杵島商業高校と再編統合。普通科120人・商業科40人・情報ビジネス科40人 |
校訓は「清明」「自律」「創造」の3つです。昭和59年に定められました。
🌱 普通科の学びの特色(学校公式サイトより)
学校の公式サイトの普通科キャンパスのページには、「文武両道を目指す」ことと、仲間との切磋琢磨を重視することが書かれています。2年次から、進路希望に応じて、文系コースと理系コースに分かれます。
- 令和4年度から「SAGAコラボレーション・スクール」として、白石町・大町町・江北町の方々と連携した教育活動を続けています。
- AIを用いた映像教材を、宿題と個別指導に導入しています。
- 基礎・基本の徹底をはかり、習熟度別・少人数指導を充実させています。
- 3年生を対象に、進路別対策講座を開設しています。
入学前に、学校の説明会や体験入学の情報を、公式サイトで確かめておくと安心です。
🎯 学校が求める生徒像と、一般選抜の配点
県の「評価基準の概要」では、白石高校が求める生徒像として、次の2つがあげられています。
- 基本的な生活習慣を身に付け、周りと協力・協働できる生徒。
- 部活動や生徒会活動、ボランティア活動に積極的に取り組み、地域や社会に貢献しようとする生徒。
白石高校の選考Ⅰは、24人(20.00%)と24人(34.29%)の2つの区分があり、普通科の24人が募集定員120人の20.00%にあたります。選考Ⅰの調査書は200点で、内訳は「学習の記録」が50点、「学習の記録以外」が150点です。「学習の記録」が50点と小さく、「学習の記録以外」が150点と大きいのが特色です。
特別選抜の指定種目・学科や人数は、県の「特別選抜指定校」の一覧と、学校の募集要項で決まります。
🔎 令和7〜8年度の倍率を、県内の6校でくらべると
| 学校(普通科) | 令和7年度(一般選抜) | 令和8年度(一般選抜) |
|---|---|---|
| 三養基(募集178人) | 1.09倍 | 1.03倍 |
| 神埼(募集84人) | 0.75倍 | 0.62倍 |
| 唐津西(募集115人) | 0.71倍 | 0.82倍 |
| 伊万里(募集133人) | 0.86倍 | 0.86倍 |
| 白石(募集102人) | 0.91倍 | 0.79倍 |
| 鹿島(募集156人) | 0.49倍 | 0.40倍 |
※募集人員は令和8年度の一般選抜の人数です。令和7年度と令和8年度で、一般選抜の募集人員が変わっている学校があります。県の志願状況の発表(志願変更の前)にもとづく数字です。
📚 科目別の勉強の進め方
一般選抜の学力検査は、5教科(各50点)です。ここでは、出題の数字ではなく、5教科を同じ重さで準備するための進め方を書きます。
漢字と文法の基本を毎日少しずつ。長い文章は、段落ごとに一文でまとめる練習をします。古文・漢文は、基本の語句と返り点から固めます。
▼ 使う教材
学校の教科書と配られた問題集 → 過去問題を時間を計って解く
計算と小問を、ミスなく取り切ることが先です。図形や関数は、図をかいて途中の問いまで確実に取る練習をします。
▼ 使う教材
教科書の章末問題と標準問題集 → 過去問題
単語は、意味だけでなく文の中での形まで覚えます。短い英文を書く練習と、毎日10分の音読を続けましょう。
▼ 使う教材
教科書本文の音読 → 過去問題
用語の暗記に加えて、実験の手順と結果から考える問題に慣れます。計算は、式を書いて単位まで確かめます。
▼ 使う教材
教科書の実験ページと標準問題集 → 過去問題
地図・グラフ・年表は、資料から読み取る練習を重ねます。できごとは、理由とセットで覚えます。
▼ 使う教材
教科書と地図帳 → 過去問題
過去問題が手に入る場合は、時間を計って解き、間違えた問題を、ノートに1つずつ直しましょう。
🤝 公立と、私立の併願
私立高校の入試日程や手続きの期限は、学校ごとにちがいます。一般選抜の合格者発表は3月10日なので、私立の入学手続きの期限を、先に各校の募集要項で確認しておきましょう。佐賀県の入試のしくみは佐賀県立高校入試2027の日程と仕組みに、難関校の比較は佐賀県の難関公立高校対策にまとめています。
🔔 令和10年度(2028年春)から、入試のしくみが変わります
佐賀県教育委員会は、令和7年11月に、新しい入学者選抜制度を決めました。令和10年度の入学者選抜から、「前期」「追検査」「後期」の順に行う形になります(県の発表による)。前期は2月上旬に行い、募集定員の80%以上を募集します。今の中3の人(2027年春に受検)は、今の制度で受ける最後の学年です。この記事の日程と配点は、令和9年度の入試に限ります。
🗓️ 学年別・合格までのスケジュール
| 時期 | 取り組み |
|---|---|
| 中1〜中2 | 調査書は中学校の記録をもとにします。定期テストと提出物を大切にし、英語と数学の苦手を残さない |
| 中3 春〜夏 | 1学期の定期テストと提出物、学校の活動に取り組む。夏休みに中1・中2の苦手単元をつぶし、模試で現在地を知る |
| 中3 9〜12月 | 2学期のテストと提出物をていねいに。白石高校の募集要項や学校説明会の情報を集め、過去問題を時間を計って解く。三者面談で、特別選抜を受けるか、公立と私立の併願をどうするかを決める |
| 中3 1〜2月 | 特別選抜は1月26日・27日に出願、2月2日に検査、2月8日に発表。一般選抜は2月15日・16日に出願。面接の準備として、志望理由を自分の言葉で話す練習をする |
| 中3 3月 | 志願変更の手続き(願2月19日〜22日、届2月24日)のあと、3月2日・3日に学力検査等、3月10日に合格者発表。再募集は3月11日・12日に出願 |
よくいただくご質問
Q. 白石高校に、特別選抜はありますか?
A. 特別選抜は、県が指定した高校で行われます。指定の有無・種目・学科は、県の「特別選抜指定校」の一覧と、学校の募集要項でご確認ください。特別選抜の学力検査は国語・数学・英語の3教科で、出願は1月26日・27日、検査は2月2日、合格者発表は2月8日です。
Q. 面接はどのように行われますか?
A. 一般選抜では、受検者全員が面接を受けます。特別選抜でも面接があります(実施要項による)。面接の点数は、白石高校の場合、選考Ⅰが50点、選考Ⅱが10点です。面接の日時や方法は、志願先の高校からの案内でご確認ください。
Q. 選考Ⅰと選考Ⅱは、どう違いますか?
A. 同じ一般選抜を、配点のちがう2つの方式で審査します。白石高校の選考Ⅰは、学力検査250点・調査書200点・面接50点の合計500点で、募集定員の20.00%(24人)が対象です。選考Ⅱは、学力検査250点・調査書90点・面接10点の合計350点です(県の評価基準による)。出願のときに、どちらかを選ぶわけではありません。
Q. 白石高校の選考Ⅰは、どこが特色ですか?
A. 選考Ⅰの調査書200点のうち、「学習の記録以外」が150点と、大きな配点になっています(県の評価基準による)。教科の成績だけでなく、学校の活動や日ごろの取り組みの記録も、点数に関わります。中学校の生活を、最後までていねいに続けましょう。
Q. 志望校を、出願のあとで変えることはできますか?
A. 一般選抜は、願書を出したあと、1回に限り志願変更ができます(実施要項による)。令和9年度は、志願変更願が2月19日(金)〜22日(月)、志願変更届が2月24日(水)です。特別選抜は、願書を出したあとの志願変更はできません。
Q. 入試のしくみは、来年度以降も同じですか?
A. 同じではありません。県教育委員会は、令和10年度(2028年春)の入学者選抜から、「前期」「追検査」「後期」の順に行う新しい制度に変えると発表しています。今の中3の人が受ける令和9年度は、この記事で説明した今のしくみで行われます。
Q. 白石高校の普通科と、商業科・情報ビジネス科は、同じ募集ですか?
A. 同じ学校ですが、学科ごとに募集の人数が決まっています。令和9年度の募集定員は、普通科120人、商業科35人、情報ビジネス科35人です(県の評価基準による)。商業科と情報ビジネス科は、一括して「くくり募集」です。この記事で扱うのは、普通科の数字です。
※出典:白石高校の所在地・学校の紹介は、学校の公式サイトによります。佐賀県教育委員会「令和9年度佐賀県立高等学校入学者の選抜実施日程」(令和8年4月28日発表)、「令和9年度佐賀県立高等学校入学者選抜実施要項」(令和8年8月21日発表)、「令和9年度佐賀県立高等学校入学者選抜 評価基準の概要」(令和8年9月9日更新)、「令和8年度佐賀県立高等学校入学者選抜一般選抜志願状況」(令和8年2月17日発表)、「令和7年度佐賀県立高等学校入学者選抜一般選抜志願状況」(令和7年2月18日発表)、「新たな佐賀県立高等学校入学者選抜制度」(令和7年11月11日発表)。最新の情報は佐賀県教育委員会の入学者選抜のページと、各校の募集要項でご確認ください。
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白石高校まで、いま何点足りないか
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・答案を見て、つまずいている単元まで戻って指摘します
・残り期間から逆算した学習計画をその場でご提案します
・診断だけのご利用でも構いません。


