甲府城西高校に受かるには|2027年度入試・倍率・総合学科の対策

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甲府城西高校に受かるには|2027年度入試・倍率・総合学科の対策
最終更新:2026年10月 山梨県教育委員会が公表した令和9年度(2027年度)入学者選抜の資料と、甲府城西高校の公式サイトで確認できた内容をもとに書いています。倍率や日程は変わることがあるため、出願前に必ず最新の募集要項をご確認ください。

甲府城西高校は、甲府市下飯田にある県立の総合学科高校です。

平成9年(1997年)に、商業高校と工業高校を統合して開校した学校で、8つの系列から自分の進路に合わせて科目を選べるのが大きな特徴です。

この記事では、「甲府城西高校に受かるには、いつから何をすればよいか」を、前期選抜・後期選抜の仕組み、過去の倍率、教科別の勉強法まで順番にまとめます。

この記事の結論|前期の枠が大きく、準備しやすい学校

50%
前期選抜の募集枠(募集人員の50%以内)です。
県内の公立高校のなかでも、前期の枠が大きい学校です。

令和8年度(2026年度)は、前期で募集105名のうち105名が内定し、後期の募集は130名でした。

後期の倍率は0.88倍(募集130名・志願114名)です。

前期に挑戦しやすい学校だといえます。

ポイント内容
学科総合学科(8系列)
前期の募集枠募集人員の50%以内
前期の区分条件A(学習)/条件B(部活動)
検査特色適性検査60分(全員)/集団面接20分
後期調査書と学力検査(5教科・各100点)を同等に扱う
民間の偏差値目安43前後

次の3つを、早めに整理しておきましょう。

①前期(条件A・B)に挑戦するか、後期に集中するか。

②どの系列で学びたいか(進学・就職・資格のどれを重視するか)。

③内申を、どこまで上げられるか。

甲府城西高校とはどんな学校か(基本情報)

項目内容
所在地山梨県甲府市下飯田1-9-1(〒400-0064)
電話055-223-3101
学科総合学科(全日制)
開校平成9年(1997年)4月。第一商業高校と機山工業高校を統合
開校時の規模8学級・320名(1997年の開校時)
高大連携山梨県立大学と連携協定を締結(2017年)

平成28年(2016年)には、創立20周年を迎えました。

学校行事では、文化祭「希城祭」などがあります。

総合学科と8つの系列とは

総合学科は、普通科目と専門科目をバランスよく学び、2年次以降は自分の興味・進路に合わせて科目を選ぶ学科です。

甲府城西高校には、次の8つの系列があります。

分野系列
文系・理系人文社会/自然科学
健康・生活スポーツ健康/福祉生活科学
工業メカトロニクス/エレクトロニクス
商業ビジネス会計/情報管理
系列は、入学後に選びます。
進学をめざす人も、就職をめざす人も、自分の進路に合わせて学べるのが総合学科の強みです。
系列ごとの科目や履修の流れは、学校説明会やパンフレットで確認してください。

校風と学校生活|部活動が多彩

甲府城西高校は、勉強・部活動・進路活動を、生徒それぞれのペースで進められる学校です。

部活動の種類が多く、合唱、野球、サッカー、バスケットボール(男女)、テニス、ソフトテニス、ソフトボール、バドミントン、バレーボール(女子)、陸上、弓道、体操、ライフル射撃、アーチェリー、柔道・レスリング、吹奏楽、美術、軽音楽など、運動・文化の両方がそろっています。

前期選抜の条件B(部活動)の対象は、野球(男子)、サッカー(男子)、テニス(女子)、ソフトボール(女子)、バスケットボール、バドミントン、バレーボール(女子)、レスリング、アーチェリー、陸上、吹奏楽です。

進路実績|進学・専門学校・就職

令和7年度卒業生(27期)の進路の主なものです。

総合学科らしく、進学・専門学校・就職と進路が幅広いのが特徴です。

進路主な内容
大学山梨学院大学10/山梨英和大学3/神奈川工科大学4 ほか
短期大学山梨学院短期大学13/大月短期大学2
看護・医療系の専門学校帝京山梨看護専門学校10/共立高等看護学院6/甲府看護専門学校5
専門学校山梨県美容専門学校13/大原ビジネス公務員専門学校12/日本工学院八王子専門学校8 ほか
就職(製造)22名(ファナック、テルモ甲府、TDKなど)
就職(その他)建設9/医療福祉6/宿泊・飲食6/娯楽6/公務6(国税、県警、甲府市役所など)

就職では、県内外の製造業や公務員への内定者が出ています。

公務員試験の対策や資格取得に力を入れる生徒もいます。

数字は学校が公表した主なものです。詳しくは学校の公表資料をご覧ください。

令和9年度(2027年度)入試の日程

山梨県の公立高校(全日制)は、前期選抜と後期選抜の2回があります。

令和9年度の実施要項で確認できた主な日程は次のとおりです。

選抜項目日程
前期出願(一括受付)2027年1月14日(木)/1月15日・18日
前期検査1月28日(木)・29日(金)(1日の場合は28日)
前期内定通知2月5日(金)
後期出願(一括受付)2月16日(火)/2月17日・18日
後期学力検査3月3日(水) 国語9:20 社会10:35 数学11:45 理科13:35 英語14:45
後期特別選抜の面接3月4日(木)
後期追検査3月9日(火)
後期合格発表3月11日(木)11時
再募集出願3月11日〜15日
出願できる学校は1校だけです。
前期で内定した人は後期に出願できません。
前期で内定とならなかった人は後期に出願できます。
※前期の内定通知日は、要項内で表記が分かれている箇所があります。日程表では2月5日です。出願前に最新の資料でご確認ください。

前期選抜|条件A(学習)と条件B(部活動)

甲府城西高校の前期選抜は、募集人員の50%以内です。

面接は集団面接で20分、特色適性検査は60分で、全員が受けます。

区分対象選抜の内容
条件A学習に意欲的に取り組んできた人調査書/集団面接20分/所見/特色適性検査60分
条件B部活動の実績がある人(対象の部活動は前述)調査書/面接/所見/特色適性検査/特技(活動実績報告書)

条件Bの活動実績報告書は、11月1日から学校のホームページに掲載されます。

出願前に、書式と提出方法を必ず確認してください。

前期選抜の配点比重と調査書の見方

区分調査書面接所見特色適性特技
条件A50151025―
条件B4015101520

条件Bは、前期募集人員の3/4程度が目安として示されています。

調査書の評定は、学年の比を1:1:2として計算します。

つまり、中3の成績が最も重く見られます。

50
条件Aの調査書の比重です。
前期は、内申が合否の半分を占めます。中3の定期テストと提出物を大切にしましょう。

後期選抜の仕組み|調査書と学力検査を同等に扱う

後期選抜では、調査書と学力検査を同等に扱います。

学力検査は5教科(国語・社会・数学・理科・英語)各100点です。

項目内容
調査書の得点必修9教科の評定を使用。学力検査を行う5教科の評定は2倍、行わない教科は3倍(各学年)
学力検査5教科・各100点(傾斜配点は別表で確認)
特色調査書と学力検査の結果を同等に扱って判断

音楽・美術・保健体育・技術家庭の評定は3倍で計算されます。

実技教科の評定を上げることが、内申アップの近道です。

計算の細部は、募集要項で確認してください。

倍率の推移|後期は1倍前後、前期は1.09倍

後期選抜(一般)

年度募集人員最終志願者倍率
令和6年度136名142名1.04倍
令和7年度136名157名1.15倍
令和8年度130名114名0.88倍

前期選抜

年度募集人員志願者倍率
令和7年度―111名1.01倍
令和8年度105名114名1.09倍

令和8年度は、前期の募集105名に対して志願114名で、内定は105名でした。

後期の倍率は、令和7年度の1.15倍から0.88倍へ下がっています。

年度によって倍率が大きく動くため、前年の数字だけで判断しないことが大切です。

倍率の読み方
倍率が1倍を下回る年があっても、「出願すれば全員合格」とは限りません。
選抜では、調査書・面接・検査の結果が見られます。
倍率より、自分の内申と得点が基準に届いているかを確認してください。

偏差値の目安と、受験の考え方

民間の資料では、甲府城西高校(総合学科)の偏差値の目安は43前後とされています。

偏差値は年度や方式で変わるため、あくまで参考値としてください。

志望向いている人準備のポイント
前期(条件A)内申が安定し、面接や記述に前向きに取り組める特色適性検査60分の練習、集団面接の練習
前期(条件B)部活動で実績がある活動実績報告書、面接の練習
後期5教科の得点も生かしたい基礎を固め、過去問で形式に慣れる

偏差値が高い学校ほど、受験勉強は難しくなるとは限りません。

甲府城西高校をめざす場合は、基礎を落とさず、内申を確実に積み上げることが最も大切です。

教科別の勉強法|基礎を固めて5教科を取り切る

後期は5教科各100点で、国語のみ55分、ほかは50分前後の検査です。

前期でも調査書の比重が高いため、5教科の基礎学習は共通して必要です。

県教委が公表している過去の学力検査問題で形式を確かめ、時間を計って解く練習を中心にしてください。

国語
▼ 試験の形
文章の読み取り、漢字・語句、記述、作文などが中心です。検査時間は55分で、ほかの教科より5分長くなっています。
▼ 勉強法
漢字・語句は毎日10問ずつ覚えます。文章は、本文の根拠に線を引きながら読み、記述は「本文の言葉+自分の言葉」で書く練習をします。
▼ 使う教材
学校のワーク、「ニューコース問題集 中学国語」(学研)、県の過去問。
数学
▼ 試験の形
計算、方程式、関数、図形、データの活用などの標準的な単元が出ます。
▼ 勉強法
計算は毎日10分で習慣にします。基本問題を確実に取れるよう、1年・2年の復習から始めます。解けなかった問題は印を付け、1週間後に解き直します。
▼ 使う教材
「中学教科書ワーク 数学」(文理)、「ニューコース問題集 中学数学」(学研)、県の過去問。
英語
▼ 試験の形
長文読解、文法・語彙、英作文が中心です。
▼ 勉強法
単語(教科書の重要語)と基本文法を固めます。長文は短いものから始め、毎日1題を音読まで行います。英作文は、短い文を正確に書くところから始めましょう。
▼ 使う教材
教科書、学校のワーク、「ニューコース問題集 中学英語」(学研)、県の過去問。
社会・理科
▼ 試験の形
社会は地理・歴史・公民の基本事項と資料の読み取り、理科は4分野の基本と実験・観察の考察が中心です。
▼ 勉強法
社会は年表と地図で流れをつかみ、理科は計算問題(電流・化学変化・力)を優先して固めます。
▼ 使う教材
学校のワーク、「中学教科書ワーク 理科・社会」(文理)、県の過去問。
過去問の使い方
まず1年分を時間を測って解き、点数よりも「どこで時間が足りなくなったか」を確認します。
次に、間違えた問題だけを集めて解き直します。
直近3年分は、最低でも解いておくと安心です。

いつから何をするか|学年別・月別の目安

時期やること
中1・中2定期テストで評定を確保する。提出物・授業態度も評定の対象。英語・数学の基礎を固める
中3 4〜6月1・2年の復習を終える。5教科の苦手単元を洗い出す
中3 7〜8月夏休みに全教科を総復習。オープンスクールや見学に参加する
中3 9〜11月定期テストで内申を確定させる。前期の区分(条件A・B)を決める。条件Bは活動実績報告書(11/1以降掲載)を準備
中3 12月過去問に取り組む。前期の面接・記述(特色適性検査60分)の練習
中3 1月前期の出願(1/14〜18)・検査(1/28〜29)。後期に備え学習を継続
中3 2〜3月後期出願(2/16〜18)、学力検査(3/3)、発表(3/11)

前期の面接と特色適性検査の準備

甲府城西高校の前期は、全員が特色適性検査(60分)を受け、集団面接(20分)も行われます。

比重は条件Aで、面接15・所見10・特色適性25です。

準備すること具体的な進め方
集団面接他の人の意見を聞いたうえで、自分の考えを簡潔に話す練習をする。結論から話し、理由を一つ添える
志望理由「なぜ甲府城西高校か」「どの系列で何を学びたいか」を、自分の言葉で説明できるようにする
特色適性検査資料や文章を読み、自分の考えを書く練習をする。新聞のコラムを読み、100〜200字でまとめるのがおすすめ
活動の整理部活動・委員会・地域活動などを、役割と成果がわかる形でメモにまとめる

練習の相手は、先生・家族・家庭教師など、第三者がおすすめです。

前期か後期か|判断のためのチェックリスト

チェック項目前期が向く後期が向く
中3の内申安定している(条件Aは調査書の比重50)これから伸ばしたい
記述・自分の考えを書くこと日頃から書く機会があるまだ練習が必要
面接(集団20分)人前で話すのが苦でない不安がある
部活動条件Bの対象で、実績がある対象外
受験の回数2回受けられる(前期→後期)1回に集中したい

前期は不合格でも後期に出願できます。

ただし、前期の準備に偏りすぎて、後期の5教科対策が遅れないよう注意が必要です。

系列の選び方|進路から逆算する

系列は入学後に選びますが、受験の段階で「どんな進路を考えているか」を持っておくと、面接でも話しやすくなります。

めざす進路の例考えられる系列
大学・短大への進学人文社会/自然科学/スポーツ健康/福祉生活科学
ものづくりの仕事・工業系の就職メカトロニクス/エレクトロニクス
会計・事務・情報の仕事、公務員ビジネス会計/情報管理
看護・福祉・医療系の専門学校自然科学/福祉生活科学

上の表は、考え方の一例です。

実際の科目や履修の流れは学校によって決まっているため、説明会やパンフレットで確認してください。

出願前の最終チェック

確認事項内容
志望区分条件A・Bのどちらで出願するかを、願書に正しく記入する
前期の書類条件Bの活動実績報告書などを、期限までに準備する
日程検査日・発表日・後期の出願日を、家族で共有しておく
持ち物受検票・筆記用具・時計。会場までの経路と所要時間を事前に確認する
体調管理1月下旬から3月上旬まで続くため、睡眠と食事を整える

併願と受験校の組み立て

山梨県の公立高校は、1人1校のみ出願できます。

公立を一つ決めたうえで、私立高校の併願をどう組み立てるかが大切です。

パターン考え方
前期で甲府城西を受ける内定すれば後期は受けられない。内定とならなかった場合は、後期で同校または別の学校へ出願できる
後期で甲府城西を受ける前期は別の学校を受けるか、受けない選択もある。私立の合格で安全を確保しておく
進路に迷う系列ごとの学びと進路実績を、説明会で確認してから決める

私立高校の入試日程・併願ルールは、各学校の募集要項で必ず確認してください。

県内の私立高校の概要は、山梨県の私立高校入試のまとめが参考になります。

公立入試全体の流れは、山梨県公立高校入試の解説記事をご覧ください。

保護者のよくある3つの心配

①「入りやすい学校」と考えてよいか

倍率が1倍前後でも、基準に届かなければ不合格になります。

前期の枠が大きいぶん、内申・面接・検査の準備がしっかり評価されます。

「安全校」と決めつけず、準備を続けてください。

②進学も就職もめざせるか

総合学科は、系列を選んで学ぶため、進学・専門学校・就職のどれにも対応できます。

進路実績には、大学・短大・看護医療系・専門学校・就職と、幅広い進路が並んでいます。

③内申が足りないときはどうするか

後期は調査書と学力検査を同等に扱います。

内申が少し足りなくても、5教科の得点で挽回できる余地があります。

ただし、実技教科の評定は3倍で計算されるため、実技も軽く見ないようにしてください。

学校説明会・見学の情報

令和8年度は、2026年8月7日にオープンスクールが行われました。

令和9年度向けの説明会・オープンスクールの日程は、甲府城西高校の公式サイトで確認してください。

系列ごとの学びや部活動の様子は、実際に見学するのがいちばん分かりやすい方法です。

エスペランサアカデミーの高校受験対策

エスペランサアカデミーは、教育指導歴10年以上のプロ家庭教師によるオンライン指導です。

1回90分の授業で、志望校の入試形式に合わせた対策を行います。

初回体験授業(60分)は無料です。

甲府城西高校をめざす場合は、次のような進め方ができます。

①内申と5教科の現在地を診断し、前期・後期のどちらを軸にするかを一緒に決める。

②前期の面接・特色適性検査に向け、記述や受け答えを練習する。

③後期に向けて、基礎の抜けを埋め、解き直しを繰り返す。

志望校選びに迷う場合は、私立・公立高校の個別相談ページもご覧ください。

山梨県のほかの学校と比べたい方は、山梨県の難関高校の対策記事が参考になります。

よくある質問(FAQ)

Q:甲府城西高校の前期は、どれくらいの人が受けられますか。

A:募集人員の50%以内が前期の枠です。令和8年度は、募集105名に対して志願114名で、倍率は1.09倍でした。

Q:令和9年度の学力検査はいつですか。

A:後期の学力検査は2027年3月3日(水)に5教科を行います。前期の検査は1月28日・29日です。最新の日程は募集要項で確認してください。

Q:総合学科の系列はいつ決めますか。

A:入学後に選びます。詳しい履修の流れは、学校の説明会やパンフレットで確認してください。

Q:前期で内定した場合、後期は受けられますか。

A:受けられません。前期で内定となった人は、後期に出願できません。

Q:偏差値はどれくらいですか。

A:民間の資料では、43前後とされています。あくまで目安で、年度や方式で変わります。

Q:部活動が条件Bの対象外でも、前期を受けられますか。

A:条件Aで受けることができます。条件Bは、対象の部活動で実績がある人が対象です。

まとめ|甲府城西高校に受かるための3ステップ

①前期(条件A・B)か後期かを、夏から秋のうちに決める。

②中3の定期テストで内申を確定させ、実技教科も落とさない。

③過去問で形式をつかみ、基礎の抜けを一つずつ潰す。

志望校が決まっていても、「いま何点足りないか」が分からないと、対策は立てられません。

まずは無料の学力診断で、現在地を確認することから始めてください。

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志望校が決まっていても、現在地が分からないと対策は立てられません。
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