専修大学附属高校(杉並区和泉)には、推薦・併願優遇・第一志望優遇・オープンの4つの受け方があります。しかも英検・漢検・数検の準2級以上を持っていると、内申が少し足りなくても基準を満たせる仕組みがあります。この記事では、令和9年度(2027年度)の生徒募集要項をもとに、お子さまの内申でどの受け方を選ぶべきかを判断できるように整理します。
先に結論です
✓ 推薦の基準は5科19以上かつ9科34以上、併願優遇は5科21以上かつ9科37以上。第一志望にできるなら推薦のほうが3ポイント低い基準です
✓ どちらも9科すべての評定が3以上、3年次の欠席10日未満が条件
✓ 基準に少し届かなくても、英検・漢検・数検の準2級以上で基準を満たしたものとして扱われる場合があります
✓ 内申が推薦基準に届かなくても、第一志望なら「第一志望優遇」で入試の3科合計に20点加点という道があります
📌 4つの受け方と内申の基準(令和9年度)
| 受け方 | 内申の基準 | 試験の内容 |
|---|---|---|
| 推薦(1月22日) | 5科19以上かつ9科34以上・9科すべて3以上・3年次欠席10日未満 | 面接(面接資料の記入に志望理由書400字程度を含む) |
| 併願優遇(一般・2月10日) | 5科21以上かつ9科37以上・9科すべて3以上・3年次欠席10日未満 | 国語・英語・数学(各50分)+面接 |
| 第一志望優遇(一般・2月10日) | 5科すべての評定が3以上(入試相談は不要) | 国語・英語・数学+面接。3科合計に20点加点 |
| オープン(一般・2月10日) | 条件なし | 国語・英語・数学+面接 |
出典:専修大学附属高等学校「令和9年度生徒募集要項」。募集人員は推薦200名・一般200名。5科=英・数・国・理・社、9科=5科+実技4教科。評定は成績一覧表(第3学年学習記録一覧)の内容。
ここがポイント
専修大学附属は推薦が34、併願優遇が37で、3ポイントの差があります。「専修大学附属が第一志望かどうか」で、必要な内申が変わるということです。9科が34〜36のお子さまは、第一志望にできるかどうかが大きな分かれ目になります。
🎓 英検・漢検・数検で基準を満たす方法
内申が基準に少しだけ届かない場合、次の組み合わせに限って「加点を行い、成績基準を満たすものとする」と要項に書かれています。対象の資格は英検準2級以上(S-CBTも可)・漢検準2級以上(CBTも可)・数検準2級以上です。
| 受け方 | 内申 | 必要な資格 |
|---|---|---|
| 推薦 | 5科19以上かつ9科33 | 1つ以上 |
| 推薦 | 5科19以上かつ9科32 | 2つ以上 |
| 併願優遇 | 5科21以上かつ9科36 | 1つ以上 |
| 併願優遇 | 5科20かつ9科37以上 | 1つ以上 |
資格を使う場合は、合格証の写しを必ず中学校の先生に渡してください(要項に明記)。
たとえば9科が36で英検準2級を持っているなら、併願優遇の基準を満たしたものとして扱われます。英検準2級は中3の受験生が十分に狙える級なので、内申があと1〜2足りないご家庭にとっては現実的な選択肢です。ただし、資格による加点は上の表の組み合わせに限られます。
お子さまの内申で、どの受け方が使えるか確認しませんか
通知表をお持ちいただければ、推薦・併願優遇・第一志望優遇のどれが使えるか、資格を取るべきかを一緒に整理します。初回のご相談・体験授業は無料です。
🗓 日程と手続き(令和9年度)
| 項目 | 推薦 | 一般(併願優遇・第一志望優遇・オープン) |
|---|---|---|
| 入試相談 | 12月15日〜17日(中学校の先生が提出) | 併願優遇のみ12月15日〜17日(第一志望優遇は不要) |
| 出願 | 1月15日〜19日(Web出願・簡易書留必着) | 1月25日〜2月5日(Web出願・簡易書留必着) |
| 試験日 | 1月22日 | 2月10日 |
| 合格発表 | 1月23日9:00〜(Web) | 2月12日14:00〜(Web) |
| 入学金 | 220,000円(延期・辞退はできない) | 220,000円(併願は延期の手続きあり) |
併願優遇の入学金延期の期限
| 併願校の所在地 | 期限 |
|---|---|
| 東京都内 | 3月2日正午 |
| 神奈川県内 | 2月27日正午 |
| 埼玉県内 | 3月6日正午 |
| 千葉県内 | 3月3日正午 |
その他の道府県は、公立高校一次募集の合格発表の翌日正午が期限。併願先は公立高校のほか私立高校も可能と要項にあります。
🧭 内申別:どの受け方を選ぶか
要項の基準をもとに、判断の目安をまとめました。最終的に使えるかどうかは、中学校の先生を通じた入試相談で決まります。
| お子さまの状況 | 考えられる受け方 |
|---|---|
| 9科37以上・5科21以上で、第一志望 | 推薦(基準34を大きく上回る) |
| 9科37以上・5科21以上で、他に第一志望がある | 併願優遇 |
| 9科34〜36で、第一志望 | 推薦 |
| 9科36で、他に第一志望がある | 資格1つ以上があれば併願優遇 |
| 推薦の基準に届かないが、5科すべて3以上で第一志望 | 第一志望優遇(3科合計に20点加点) |
| 上のどれにも当てはまらない | オープン |
第一志望優遇は、この優遇で合格した場合は入学することが条件で、入学手続の延期・辞退はできません。20点の加点は大きいですが、合格できるかは当日の得点次第です。
🚫 保護者の方へ:やってしまいがちなこと
ここは注意してください
× 実技教科の「2」を見落とす。推薦・併願優遇とも9科すべて3以上が条件です
× 3年次の欠席日数を数えていない。10日未満(10日ちょうどは対象外)です
× 資格の合格証の写しを先生に渡し忘れる。入試相談の書類に反映されません
× 入試相談の期間を過ぎてから受け方を決める。推薦・併願優遇の入試相談は12月15日〜17日です
✅ いまからやること
通知表で5科・9科・「2」の有無を確認
3年次の欠席日数もあわせて確認します。
基準に1〜2足りなければ、資格を検討
英検・漢検・数検の準2級以上。すでに持っている資格の合格証も探しておきます。
第一志望かどうかを家族で決める
推薦・第一志望優遇は合格したら入学が条件です。
中学校の先生に受け方を伝える
推薦・併願優遇は入試相談が必要です。
試験の準備
推薦は面接と志望理由書(400字程度)、一般は国語・英語・数学と面接です。
❓ よくある質問
Q.専修大学附属の推薦は内申いくつ必要ですか?
A.5科19以上かつ9科34以上で、9科すべての評定が3以上、3年次の欠席日数が10日未満であることが条件です。
Q.併願優遇の基準はいくつですか?
A.5科21以上かつ9科37以上で、9科すべて3以上、3年次の欠席10日未満です。推薦より3ポイント高い設定です。
Q.英検を持っていると有利になりますか?
A.内申が基準に少し届かないときに、英検・漢検・数検の準2級以上で基準を満たしたものとして扱われる組み合わせがあります(例:併願優遇で9科36+資格1つ以上)。
Q.推薦の基準に届かない場合、第一志望で受ける方法はありますか?
A.あります。5科すべての評定が3以上なら「第一志望優遇」で一般入試を受けられ、国語・英語・数学の3科合計に20点加点されます。合格した場合は入学が条件です。
専修大学附属の受け方と、当日の対策を一緒に考えます
内申の見方から、資格の取り方、一般入試の国語・英語・数学まで、お子さまの状況に合わせて計画を立てます。まずは無料相談でお話をお聞かせください。

