日本大学第三中学校の入試対策|日程・科目・倍率・合格点の読み方【2027年度】

中学受験

最終更新:2026年11月8日|入試の数字は、日本大学第三中学校の公式サイトの「令和9年度 生徒募集要項」(PDF)と、公式の「入試結果」ページ、「学費・奨学金等」ページをもとにしています。募集要項のPDFは、文字情報のない画像形式でした。そのため、画面に表示して、日程・金額・手続を1つずつ目で読み取って確認しています。塾のまとめサイトなどの二次情報は使っていません。計算した数字には「当サイトの計算」と書いています。

結論:日本大学第三中学校の入試を、公式の資料で整理すると

令和9年度(2027年度)の中学入試は、2月1日(月)の第1回(男女160名)、2月2日(火)の第2回(男女60名)、2月3日(水)の第3回(男女20名)の3回で、募集人員は合計240名です。第1回と第2回は、国語・算数・理科・社会の4科か、国語・算数の2科を選べます。第3回は国語・算数の2科です。

受験料は、1回だけ出願する場合は25,000円、同時出願で複数回受験する場合は40,000円です。合格発表は、すべての回で、学校のホームページ上の合格発表サイトで行われ、入学手続の期限は、すべての回で2月10日(水)12:00です。入学金は270,000円です。

令和8年度(2026年度)の入試結果は、公式のページで、募集240名、応募1,140名、受験643名、合格346名、合格倍率1.86倍と公表されています。回別・男女別・科目別の合格点も載っています。第3回の2科は、男子が5.38倍と、第1回・第2回より高い倍率でした。

この記事でわかること
  • 日本大学第三中学校の基本情報
  • 2027年度入試の全体像(3回の日程と募集人員)
  • 出願のしかた(WEB出願・受験料・出願期間)
  • 試験当日の時程と、持ち物・注意事項
  • 科目・配点・試験時間
  • 学校が公表している出題方針(国語・算数・理科・社会)
  • 令和8年度の入試結果(回別・男女別・科目別)
  • 令和2〜7年度の入試結果と、推移の読み方
  • 合格点の読み方
  • 合格発表・繰り上げ合格・特待生制度・入学手続
  • 学費・制服・通学バスの費用
  • 学校を知る:沿革・教育目標・教育課程・探究・ICT
  • 学校生活:施設・制服・部活動・行事・食堂
  • 進路状況(公式の2025年度合格実績)
  • 説明会・見学の案内(令和9年度入試向け)
  • 対策の進め方、過去問の使い方、併願の組み方
  • よくある質問

東京都町田市の丘の上にある日本大学第三中学校は、中学校と高等学校が同じ敷地にある、男女共学の学校です。中学入試は、2月1日から3日までの3回で、第1回・第2回には、4科と2科の2つの受験方式があります。受験方式の違いが、そのまま、合格点や倍率の読み方の違いにつながります。

この記事では、学校が公表している募集要項、入試結果、学費、教育内容などをもとに、2027年度入試の仕組みを順に整理します。入試結果は、令和2年度から令和8年度までの7年分が、学校の公式ページに掲載されています。2027年度の結果は、入試が終わるまで出ません。学校が公表していない内容は、書いていません。

日本大学第三中学校の基本情報

項目内容
学校名日本大学第三中学校(日本大学第三中学校・高等学校)
所在地〒194-0203 東京都町田市図師町11-2375
男女の別共学(中学校は平成3年度(1991年)に共学化)
校地東京都町田市図師町に約15万平方メートルの校地を取得し、昭和51年(1976年)に全面移転(学校は「丘の上のキャンパス」と説明)
建学の精神「明・正・強」(明確に正義を貫く強い意志、と学校が説明)
教育の柱(実践目標)勉強・行事・部活の「教育三本柱」
中学の募集人員(令和9年度)240名(第1回160名・第2回60名・第3回20名、いずれも男女)
入試に関する問い合わせ042-789-5535(代表) メール:nyuushi@nichidai3.ed.jp(学校の募集要項に記載)

学校の沿革をみると、学園の始まりは明治24年(1891年)の高等商業予備門の開設にさかのぼります。昭和4年(1929年)に日本大学赤坂中学校として設立され、昭和5年(1930年)に日本大学第三中学校と改称しました。のちに、町田市図師町の現在の校地に移っています。この沿革の詳細は、後の「学校を知る」の節で整理します。

入試の面で押さえておきたいのは、この学校が、日本大学の附属校という位置づけだという点です。学校の公式サイトの進路状況のページには、日本大学へは、高校3年間の評定や基礎学力到達度テストなどによって、ほとんどの生徒が内部推薦の資格を得ている、と書かれています。進路の詳しい数字は、後の節で紹介します。

2027年度入試の全体像(3回の日程と募集人員)

掲載している年度:2027年度入試(令和9年度)。出典は学校公式の「令和9年度 生徒募集要項」です。出願資格は、「小学校を令和9年3月に卒業見込みの者」です。

日本大学第三中学校 2027年度入試の日程
出典:日本大学第三中学校 令和9年度 生徒募集要項。エスペランサアカデミー作成
項目第1回第2回第3回
試験日2月1日(月)2月2日(火)2月3日(水)
募集人員160名(男女)60名(男女)20名(男女)
試験科目4科(国語・算数・理科・社会)または2科(国語・算数)4科または2科2科(国語・算数)
受験料振込期間12月20日(日)0:00〜1月27日(水)23:5912月20日(日)0:00〜2月1日(月)23:5912月20日(日)0:00〜2月2日(火)23:59
出願期間1月10日(日)0:00〜1月27日(水)23:591月10日(日)0:00〜2月1日(月)23:591月10日(日)0:00〜2月2日(火)23:59
合格発表(WEB)2月1日(月)18:00〜2月10日(水)12:002月2日(火)18:00〜2月10日(水)12:002月3日(水)18:00〜2月10日(水)12:00
入学手続2月1日(月)18:00〜2月10日(水)12:002月2日(火)18:00〜2月10日(水)12:002月3日(水)18:00〜2月10日(水)12:00

募集人員は、3回あわせて240名です。第1回が160名と、全体の3分の2を占めます(当サイトの計算)。第2回は60名、第3回は20名です。募集人員は、男子と女子を合わせた人数で表示されており、男女別の定員は、募集要項には書かれていません。

出願期間は、3回とも1月10日(日)0:00に始まります。出願の締切は、回ごとに異なり、第1回は試験日の5日前にあたる1月27日(水)23:59、第2回は試験前日の2月1日(月)23:59、第3回も試験前日の2月2日(火)23:59です。第2回・第3回は、試験の前日まで出願できるため、第1回の結果を見てから、出願するかどうかを決めることもできます。

東京都および神奈川県以外から受験する場合には、保護者面接があります。募集要項には、入学後の通学について確認すると書かれており、受験生とともに来校して、受付に申し出る形です。遠方から受験を考える場合は、この点を、早めに確認しておく必要があります。

募集要項には、次に当てはまる受験生は、申請があった場合、合否において一部考慮すると書かれています。1つ目は帰国子女で、海外の学校で1年以上教育を受け、令和6年2月10日以降に帰国した者です。証明書が必要で、メールで問い合わせるよう案内されています。2つ目は卒業生親族・在校生親族で、本校の卒業生または在校生の2親等以内の親族にあたる者です。

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出願のしかた(WEB出願・受験料・出願期間)

出願は、インターネットで行います。募集要項には、自宅にインターネット環境がない場合は、学校に問い合わせるよう書かれています。出願システムは、ミライコンパスです。12月20日(日)以降、学校のホームページに用意される出願バナーをクリックして、出願サイトにアクセスします。

1出願サイトへアクセスID登録がまだの方は、「初めての方はこちら」をクリックして、メールアドレスを入力し、送られてきた確認コードを入力してパスワードを登録します。ID登録がお済みの方は、メールアドレスとパスワードでログインします。
2出願情報の入力「新規申込手続き」をクリックし、「入試区分選択」→「出願情報入力」→「試験選択」→「お支払方法の入力」の順で情報を入力します。兄弟・姉妹で2名以上登録する場合は、1人目のログイン後、画面右上メニューの「志願者追加」から追加登録できます。
3受験料の納入クレジットカード、ペイジー対応金融機関ATM、ネットバンキングが利用できます。支払いが確認されると、メールで知らされます。納入された受験料は返金されません。受験料の納入後は、受験科目の変更はできません。
4受験票・写真票の印刷受験料の納入後、1月10日(日)以降に、マイページから受験票を印刷できます。受験票を印刷した時点で、出願手続きは終了です。A4サイズの用紙に横向きで印刷します(カラー・モノクロどちらでも可)。写真票は、受験当日に受験票と一緒に持参し、受験会場で回収されます。4×3cm、3か月以内に撮影された顔写真を貼り、写真の裏に氏名を記入します。
受験料の区分金額
第1回〜第3回のうち、1回のみに出願する場合25,000円
同時出願で、複数回受験する場合40,000円

受験料は、1回だけ受ける場合が25,000円、同時出願で複数回を受ける場合が40,000円です。例えば、第1回と第2回を同時出願すると、2回分で40,000円です(募集要項には、同時出願で複数回受験する場合の金額として40,000円と書かれており、回数ごとの内訳は表示されていません)。1回ごとに別々に出願すると、25,000円がその都度かかります。複数の回を受ける可能性がある場合は、出願の時点で、この違いを確認してください。

出願の際に、パソコンで入力できない文字がある場合は、受験票に手書き(朱筆)で、正式な漢字を書き加えます。写真票に顔写真が表示されない場合も、受験票に写真を貼る形になります。出願サイトの操作は、ミライコンパスサポートセンター(0120-907-867/03-5877-5952、月曜日〜金曜日、24時間受付。祝祭日と12月26日〜1月5日を除く)が問い合わせ先です。

試験当日の時程と、持ち物・注意事項

第1回・第2回(2月1日・2日)第3回(2月3日)
入室8:00〜(8:35までに入室)9:10〜(9:45までに入室)
連絡8:35〜8:409:45〜9:50
国語8:50〜9:40(50分)10:05〜10:55(50分)
算数9:55〜10:45(50分)11:10〜12:00(50分)
理科・社会11:00〜12:00(あわせて60分)(なし)

第1回・第2回は、8:35までに入室し、国語は8:50〜9:40、算数は9:55〜10:45、理科・社会は11:00〜12:00です。第3回は、入室が9:45までで、国語が10:05〜10:55、算数が11:10〜12:00です。第3回は2科だけなので、終了は12:00です。募集要項には、7:30以前は校内に入ることができないこと、第1回・第2回で「2科受験」の受験生は、算数の終了後に退室することが書かれています。

理科と社会は、あわせて11:00から12:00までの60分で、1つの時間帯として組まれています。理科と社会の間の区切りや、科目ごとの時間配分は、要項の時程表には書かれていません。過去問で練習するときは、60分の中で、理科と社会をどのように配分するかを、あらかじめ決めておくとよいでしょう(当サイトの考え方)。

1持ち物受験票・写真票・筆記用具を持参します。上履き・昼食は必要ありません。定規およびコンパスは使用できますが、使用しなくても試験に影響はない、と書かれています。
2使えないもの辞書、および計算・翻訳等の機能を備えた時計・電子機器は使えません。スマートフォンは、電源を切って、かばんに入れます。教室には時計がついています。
3欠席・遅刻当日欠席する場合、連絡は必要ありません。試験開始から10分以内に入室していれば、受験できます。
4当日の流れ受験当日、玄関で「受験の案内」を受け取り、試験会場となる教室を確認します。わからないことや困ったことがあれば、近くの教職員に相談します。
5感染症にかかった場合インフルエンザ、新型コロナウイルスなどの感染症に感染した場合は、追試の対応を行う、と書かれています。追試の詳細は、1月11日(月・祝)前後に、ホームページに掲載されます。

保護者は、休み時間等も含めて、試験会場に入ることができません。待つ場合は、講堂、食堂、売店を利用できます。もう1つ、受験の組み合わせに関する決まりがあります。第1回または第2回で合格していても、第2回または第3回の出願をしていれば、出願した入試を受験することができます。その場合は、登校時に、玄関で「受験の案内」を配布している教員に申し出ます。ただし、すでに合格している受験生については、第2回以降に関する合否の判定は行われません。

当日の緊急連絡についても、募集要項に記載があります。大雪や災害などによる交通機関の混乱が予想され、開始時間を変更する場合は、学校のホームページでお知らせします。また、6:00〜7:00に、ニッポン放送(AM1242/FM93.0)でも放送されます。

科目・配点・試験時間

日本大学第三中学校の科目・配点・試験時間
出典:令和9年度 生徒募集要項(時程)、入試結果ページ(満点)。教科別の配点は公表資料に記載なし。エスペランサアカデミー作成
受験方式科目満点時間実施する回
4科受験国語・算数・理科・社会300点国語50分・算数50分・理科社会60分第1回・第2回
2科受験国語・算数200点国語50分・算数50分第1回・第2回・第3回

入試結果のページでは、4科受験の配点(満点)は300点、2科受験の配点は200点と書かれています。国語と算数の教科ごとの配点(それぞれ何点か)や、理科と社会の配点は、募集要項にも入試結果のページにも、書かれていませんでした。4科の満点300点から、2科の満点200点を引くと、理科と社会であわせて100点になります(当サイトの計算)。教科別の配点を知りたい場合は、学校の説明会などで確認するのが確実です。

令和2年度の入試結果では、4科受験の配点が400点、合格点が第1回で男子・女子ともに232点でした。その後、令和3年度から令和8年度までは、4科の配点が300点です。この変更の理由は、公式のページには書かれていません。古い年度の合格点と比べるときは、満点が違うことに注意が必要です。

学校が公表している出題方針(国語・算数・理科・社会)

掲載している年度:令和8年度(2026年度)中学入試について、学校が公式サイトの「入試出題傾向について」のページに公開しているPDF(教科別の「出題方針、問題構成とアドバイス」)の内容です。令和9年度の方針ではありません。PDFには、問題数、制限時間、配点は書かれていませんでした。

学校は、公式サイトで、令和8年度の中学入試に向けた4教科(国語・算数・理科・社会)の「出題方針、問題構成とアドバイス」を公開しています。ページには、受験勉強に役立ててほしいという趣旨と、質問があれば職員室(042-789-5535)に問い合わせてよいことが書かれています。教科ごとに、公表の内容を整理します。

国語

学校のPDFには、出題の形式や傾向は例年と同じであること、問題は中学校の授業に備えるための基本的なものであること、よく読んで、きちんと答えを書くことが大切であることが書かれています。問題構成は、漢字の書き取り、説明文、小説・物語の3つです。

漢字の書き取りは、小学校で習う漢字から出題されます。アドバイスには、止めやはねに注意して丁寧に書くこと、手本をよく見て書いて練習すること、略字や丸文字を避けることが書かれています。説明文と小説・物語については、記述式の問題は、完全な答えでなくても、あきらめずに挑戦すること、部分点があることが書かれています。

問題の種類に合わせた答え方も、具体的に書かれています。理由や原因を問う問題は「〜から」「〜ため」で、言い換えを問う問題は「〜こと」「〜もの」で答えます。「ぬき出して答えなさい」と「説明しなさい」は、求められる答えが違います。字数が指定された抜き出しでは、指定の字数に合わせます。説明する問題では、本文の一文を写すだけでは足りない、と書かれています。

算数

算数のPDFには、出題の難易度は例年どおりで、問題構成は前の年度と同じであることが書かれています。全部で18問程度で、第1問は計算を含む小問集合(一昨年度に一部が変更されています)、第2問も小問集合で例年どおりの傾向です。第3問と第4問は大問です。第4問は、会話文や、図・表から情報を正確に読み取って処理する力を問います。

アドバイスとしては、出題分野が幅広いため、解ける問題を正確に解くことが合格につながること、線分図、表、グラフを使うと解きやすい問題があること、過去問題をしっかり解くことが書かれています。ひとひねりされた問題もありますが、受験の定番問題が中心と説明されています。大問の(1)は、問題をしっかり読めば解ける問題とされています。

解答上の注意も、学校のPDFに書かれています。解答用紙には「本」「人」「㎠」などの単位が最初から書かれています。答えは小数でも分数でもよく、分数は約分した形で答えます。答えは適切な数字になるように作られており、「28.5人」や「毎分3000m」のような答えにはなりません。円周率は3.14で計算します。

理科

理科のPDFには、2年前から小問集合がなくなり、生物・化学・物理・地学の4分野から、大問を1つずつ出題することが書かれています。出題傾向は例年と変わらず、4分野からバランスよく、小学校で習う内容をもとに出題します。暗記だけでなく、状況を読み解く「読解力」と、未知のことがらの規則性を考える「思考力」を問う、と説明されています。

4つの分野の説明には、生物分野では動物の発生、消化と吸収、呼吸、植物の発芽・光合成・呼吸、食物連鎖など、化学分野では物の性質と変化、物理分野ではてこ・ふりこ・浮力、電流回路、光と音、地学分野では大地の変化と地層、日本の天気、太陽・月・星座などが挙げられています。どの分野も、問題文をしっかり読んで内容を理解すれば解答できるとされ、時間配分を考えて効率よく読み進めることが勧められています。

社会

社会のPDFには、地理・歴史・公民の各分野から基本的な内容を出題し、教科書・参考書にある漢字の語句は、漢字で答えられるように準備しておくことが書かれています。地理は、地形・気候・都市・産業などの基本を、公民は、憲法、国会・内閣・裁判所、地方自治、現代社会の諸問題を中心に、図や表を使って内容の理解を問います。歴史は、原始・古代から1970年代までの基礎的な事柄を問う、と説明されています。

アドバイスは、全時代をまんべんなく学習し、人名や事件名だけでなく各時代の特徴も整理すること、国会・内閣・裁判所の役割とそれぞれの関係性を理解すること、ニュースを川柳の形式で問う問題が出題されることがあるため、新聞やニュースを日頃から見る習慣をつけること、です。

令和8年度の入試結果(回別・男女別・科目別)

掲載している年度:令和8年度(2026年2月実施)。出典は学校公式の「入試結果」ページです。合格倍率は、学校が表示している数字です(受験÷合格で一致することを確認しています)。

全体募集応募受験合格合格倍率
令和8年度2401,1406433461.86

令和8年度は、応募1,140名、受験643名、合格346名で、合格倍率は1.86倍でした。応募者数と受験者数の差は497名で、応募した人の約44%が受験しませんでした(当サイトの計算:1,140−643=497、497÷1,140=43.6%)。応募の段階では複数の回に出願している受験生が多いため、応募者数は、実際の受験者数とは一致しません。学校のページには、「特待生」として8名が合格し、3名が入学したことも書かれています。

第1回(2月1日・募集160名)

区分科目応募受験合格合格倍率合格点配点
男子2科(国算)8171381.87121200
男子4科(国算理社)138123841.46176300
女子2科(国算)5856371.51121200
女子4科(国算理社)6250411.22176300
計339300200

第2回(2月2日・募集60名)

区分科目応募受験合格合格倍率合格点配点
男子2科(国算)9660183.33125200
男子4科(国算理社)18194561.68179300
女子2科(国算)6834162.13125200
女子4科(国算理社)8337291.28179300
計428225119

第3回(2月3日・募集20名)

区分科目応募受験合格合格倍率合格点配点
男子2科(国算)24586165.38133200
女子2科(国算)12832112.91133200
計37311827

回ごとの合格者数は、第1回が200名、第2回が119名、第3回が27名で、あわせると346名です(当サイトの計算:200+119+27)。募集人員は第1回160名、第2回60名、第3回20名ですが、合格者数はそれより多い回があります。学校の入試結果のページには、合格者数が募集人員を上回る理由は書かれていません。ほかの回に合格して入学しない人もいるためと考えられますが、これは当サイトの推測です。

倍率を、受験方式と男女で比べると、第1回は、2科・4科とも1.2倍〜1.9倍の範囲です。第2回は、男子の2科が3.33倍と、第1回より高くなっています。第3回は、男子が5.38倍、女子が2.91倍です。同じ年度の中でも、回と受験方式、男女によって倍率に大きな開きがあります。第3回は、募集20名に対し、合格者が27名で、2科のみの入試です。

令和2〜7年度の入試結果と、推移の読み方

掲載している年度:令和2〜7年度(2020〜2025年度入試)。出典は学校公式の「入試結果」ページです。令和2年度と令和3年度は、募集人員が266名で、令和4年度以降は240名です。

日本大学第三中学校 令和2〜8年度の合格倍率
出典:日本大学第三中学校 入試結果。エスペランサアカデミー作成
年度募集応募受験合格合格倍率
令和8年度2401,1406433461.86
令和7年度2401,1646713401.97
令和6年度2401,1937233182.27
令和5年度2401,3337953832.07
令和4年度2401,5389073922.31
令和3年度2661,5761,0043622.77
令和2年度2661,5119033712.43

7年分の数字を並べると、応募者数は、令和3年度の1,576名から、令和8年度の1,140名まで、全体として減っています(令和5年度に1,333名、令和4年度に1,538名)。受験者数も、令和3年度の1,004名から、令和8年度の643名まで減りました。一方、合格者数は、令和8年度が346名、令和7年度が340名、令和6年度が318名と、300名台で推移しています。この結果、合格倍率は、令和3年度の2.77倍から、令和8年度の1.86倍まで下がっています。

数字から分かるのは、ここまでです。応募者数が減った理由や、今後の動きについては、学校の資料には書かれておらず、当サイトで推測することはしません。倍率は、年度や回によって変わるため、前年度の倍率をそのまま、次の入試に当てはめることは、できません。

第1回の合格点の推移

年度2科の合格点(200点満点)4科の合格点
令和8年度121176(300点満点)
令和7年度115172(300点満点)
令和6年度120180(300点満点)
令和5年度122182(300点満点)
令和4年度120178(300点満点)
令和3年度118174(300点満点)
令和2年度118232(400点満点)

第1回の2科の合格点は、令和2年度から令和8年度まで、115点から122点の範囲で、200点満点に対する割合では、57.5%〜61%ほどです(当サイトの計算:115÷200=57.5%、122÷200=61.0%)。4科の合格点は、300点満点の年度(令和3〜8年度)で、172点から182点で、割合では57.3%〜60.7%ほどです(当サイトの計算:172÷300=57.3%、182÷300=60.7%)。令和2年度は、4科が400点満点で、232点です(58.0%)。

第2回・第3回の合格点の推移

年度第2回 2科(200点)第2回 4科(300点)第3回 2科(200点)
令和8年度125179133
令和7年度123180130
令和6年度123181136
令和5年度120180133
令和4年度118174131
令和3年度116171131

第2回の合格点は、2科が116点〜125点、4科が171点〜181点で、第1回とほぼ同じ範囲です。第3回の2科の合格点は、令和3年度から令和8年度まで、130点〜136点で、第1回・第2回の2科より少し高い点数です。第3回は、募集20名に対して、応募者が多い入試です。合格点は、第1回・第2回の2科より高い数字が並んでいます(数字の読み取りで、理由は学校の資料にはありません)。

合格点の読み方

入試結果のページに載っている「合格点」について、学校は、その点数の定義(どのような基準の点数なのか)を、ページに書いていません。この記事では、公式の「合格点」を、そのまま、年度・区分つきで紹介しています。それをもとに、自分の過去問の得点を比べる際は、次の点に注意してください。

  • 合格点は、年度と回によって、少しずつ変わります。令和8年度の第1回の2科は121点、令和7年度は115点と、6点の差がありました。
  • 2科と4科で、合格点が別に示されています。同じ回でも、2科は200点満点、4科は300点満点なので、割合で比べます。
  • 男女で合格点が別に示されていません。令和8年度の第1回は、男子・女子とも、2科が121点、4科が176点でした。
  • 4科受験の合格点は、国語・算数・理科・社会の合計点です。教科別の配点は、公表資料にないため、教科ごとの目標点は、公式の資料からは立てられません。

合格点の、満点に対する割合は、60%前後です(上の推移表の当サイトの計算)。これは、年度ごとの数字の計算から言えることで、試験問題の難しさを示すものではありません。問題の難易度の評価は、学校の資料にはなく、当サイトも行いません。

合格発表・繰り上げ合格・特待生制度・入学手続

合格発表

合格発表は、本校ホームページから合格発表サイトにアクセスして確認します。校内での掲示は行われません。確認の手順は、次のとおりです。(1) 本校ホームページの合格発表バナーをクリックし、合格発表サイトにアクセスする。(2) 入試種類の横にある「結果を見る」をクリックする。(3) ログインID(受験番号5桁)とパスワード(生年月日8桁)を入力してログインする。

回掲載期間
第1回2月1日(月)18:00〜2月10日(水)12:00
第2回2月2日(火)18:00〜2月10日(水)12:00
第3回2月3日(水)18:00〜2月10日(水)12:00

繰り上げ合格

入学手続者が定員を満たさない場合は、繰り上げによる合格者を選出する、と書かれています。2月10日(水)以降、対象者には、電話で連絡があります。令和2年度の入試結果のページには、「繰上げ」は実施していません、という注記がありましたが、令和9年度については、募集要項の書き方が基準になります。

特待生制度

特待生制度について、募集要項には、学業において、優秀かつ品行方正な生徒に20万円を給付します、と書かれています。1年次の特待生は、第1回〜第3回の入試結果により決定し、お電話でお知らせするとされています。入試結果のページでは、令和8年度に、特待生として8名が合格し、3名が入学したことが書かれています。令和4年度も、同じく8名が合格し、3名が入学しました。令和2年度と令和3年度は、10名が合格し、3名が入学しています。

学費のページの「奨学金」の項には、特待生について、本校の在校生を対象に、学業・スポーツ・芸術で優れた成績をあげ、かつ品行が良好な生徒に、20万円を給付する(返還不要)と書かれています。推薦者は校長です。公的な奨学金については、事務室が窓口になっています。

入学手続

合格した人は、募集要項に書かれた手順で、入学金270,000円を納入します。第1回〜第3回のすべての入試において、2月10日(水)12:00までに入学手続を完了しない場合は、入学辞退となります。手続の流れは、次のとおりです。

1入学金決済サイトへアクセス本校ホームページの入学金決済バナーをクリックして、入学金決済サイトにアクセスします。合格発表サイトで合格を確認したあと、「入学金決済はこちら」をクリックしてアクセスすることもできます。
2ログインログインID(受験番号5桁)とパスワード(生年月日8桁)を入力します。
3支払い内容の選択「支払申込へ」をクリックし、「お支払い内容の選択画面」を表示します。「一括納入(¥270,000)」を選択したあと、「お支払い画面へ」をクリックして、お支払い方法の選択画面を表示します。
4支払い情報の入力と申込お支払い方法を選択し、「お支払情報入力へ」をクリックして、必要事項を入力します。「確認画面へ」で内容と方法を確認し、「上記内容で申込する」をクリックします。クレジットカード決済の場合は、種類・番号・セキュリティコードの入力が必要です。
5入金確認後入金確認後、お支払い完了メールが送信され、合格書類が送付されます。マイページから「支払内容確認書」を印刷することもできます。

納入された入学金は、一切返金されません。この点は、募集要項に、下線つきで書かれています。併願校の発表日や手続期限と合わせて、納入のタイミングを考える必要があります。入学金の納入期限が、3回とも同じ2月10日(水)12:00で、第3回の発表(2月3日)から7日後であることは、確認しておきたい点です(当サイトの計算)。

入学までの予定日付内容
入学前オリエンテーション2月13日(土)副教材の購入申込、制服の採寸・申込。保護者同伴で来校。合格回の受験番号が奇数の合格者は13:00集合、偶数の合格者は14:30集合
新入生オリエンテーション4月6日(火)入学後の学校生活に関する説明。生徒のみ8:40までに登校
入学式4月7日(水)生徒は8:40までに登校。9:30開式。駐車場の用意はなく、自家用車での来校は控える

学費・制服・通学バスの費用

掲載している年度:学校公式の「学費・奨学金等」ページに載っている中学校の金額です。このページには、令和9年度の金額とは明記されていませんでした。2027年度入学生の金額は、募集要項や説明会で確認してください。

項目1年次2年次3年次
入学金270,000円——
授業料480,000円480,000円420,000円
施設設備費129,600円129,600円129,600円
教育充実費180,000円180,000円180,000円
学友会費12,100円9,600円9,600円
生徒支援会費18,000円18,000円18,000円
学級費143,200円141,100円85,400円
修学旅行費—60,000円50,000円
合計1,232,900円1,018,300円892,600円

1年次の合計は1,232,900円で、そのうち入学金270,000円は入学時に納めます。入学金を除いた金額は、962,900円です(当サイトの計算:1,232,900−270,000)。入学金以外の納入は、4月・8月・12月の3回に分けて行われると、学校のページに書かれています。制服、指定品、副教材、学用品などは、別途必要です。

1年次の主な購入品金額の目安
制服(夏服・冬服あわせて)男子 約45,000円/女子 約82,000円(サイズにより異なる)
教科書無償
副教材約15,000円
通学かばん(いずれか1つ)男子 12,100円/女子 16,390円/リュック(男女兼用)12,650円
Pコート(希望者)男子 32,670円/女子 30,360円
Vネックセーター(希望者)7,480円
ベスト(希望者)6,380円
ポロシャツ(希望者)1枚4,800円(紺・白・ブルーストライプ・ピンクストライプ)

通学のバスについても、学校のページに、運賃が載っています。令和8年(2026年)3月時点の定期券の金額は、町田発が1か月10,530円・3か月30,010円、淵野辺発が1か月7,820円・3か月22,290円、多摩センター発が1か月10,510円・3か月29,950円です。このほかに、学期定期券があり、通学日数をもとに、バス会社が金額を計算します。

発着地朝の運行1か月3か月
町田7:30〜7:56(12本)10,530円30,010円
淵野辺7:35〜8:15(13本)7,820円22,290円
多摩センター7:28〜8:12(11本)10,510円29,950円

帰りのバスは、授業終了後、間隔をあけて運行されます。最終バスは、部活動の終了時間にあわせた、18:10発から2〜4本とされています。行事の日には、特別なダイヤになります。定期券は、町田(神奈川中央交通 町田駅サービスセンター)、淵野辺(神奈川中央交通 相模原・橋本駅サービスセンター)、多摩センター(京王バス、多摩センター駅 書店2階)で購入できます。

学校を知る:沿革・教育目標・教育課程・探究・ICT

沿革

年できごと
明治24年(1891年)高等商業予備門が開設される
明治26年(1893年)商工中学校が開校する
大正6年(1917年)赤坂中学校に改称する
昭和4年(1929年)日本大学赤坂中学校として設立される
昭和5年(1930年)日本大学第三中学校に改称する
昭和21年(1946年)日本大学から経営面で独立し、財団法人日本第三学園を設立する
昭和22年(1947年)学制改革に伴い、新制の日本大学第三中学校となる
昭和23年(1948年)新制の日本大学第三高等学校を併設開校する
昭和51年(1976年)東京都町田市図師町に約15万平方メートルの校地を取得し、「丘の上のキャンパス」として全面移転する
昭和62年(1987年)高等学校を共学化する
平成3年(1991年)中学校も共学化する
平成25年(2013年)中央棟、総合体育館、室内プール棟を新設する
平成26年(2014年)女子部室棟を新設する
令和元年(2019年)創立90周年を迎える

学校は、公式サイトの「学園のあゆみ」で、上のような歩みを紹介しています。昭和21年(1946年)に、日本大学から経営面で独立して、財団法人日本第三学園を設立しました。校地は、昭和51年(1976年)に町田市図師町へ全面移転し、中学校は平成3年(1991年)に共学化されました。

教育目標・実践目標

教育目標の中心にあるのは、建学の精神「明・正・強」です。学校は、創立から90余年変わらない精神で、「明確に正義を貫く強い意志」と位置づけ、教育の基本方針としています。育てる人材については、日本大学の目的と使命に基づき、平和的な国家社会の形成者として、真理を愛し、個人の価値を尊び、勤労と責任を重んじ、心身ともに健康で教養の高い人材を育てることをめざす、と書かれています。

  • 質実剛健、明朗闊達、気品のある人格を養う。
  • 学問を愛し、礼儀を尊び、公正な判断力を養う。
  • 自主独立の気風を保ち、実行力に富む人材を養う。
  • 環境の整理と美化に努め、清潔を重んじ、健康な身体を養う。

実践目標は、「教育三本柱」として示されています。「勉強」では、基礎学力の習得を重視し、「読解力」「表現力」を伸ばす取り組みを行います。「行事」では、学校行事や委員会活動を通して、協調性と責任感、社会性を育みます。「部活」では、顧問の指導のもとで、楽しみながら自主性や礼儀正しさを身につけ、豊かな人間形成を図ります。

中学校の教育課程(週あたりの授業時数)

教科1年2年3年計
国語56516
社会44412
数学55616
理科44412
音楽2114
美術2114
保健体育3339
技術・家庭2215
英語56617
道徳1113
特別活動1124
合計343434102

週の授業時数は、各学年とも34時間で、3年間の合計は102時間です。国語は、1年・2年に週1時間の書写が含まれています。英語には、1年・3年の週1時間の外国人講師による英会話と、週1時間のアクティブ・ラーニングが含まれます。保健体育は、1年・2年に週1時間の武道、3年に週1時間の保健が含まれます。数学には、週1時間のチーム・ティーチングによる演習があります。学校は、原則として高等学校の学習範囲を先取りする教育は行わず、基礎の徹底を目指している、と説明しています。

教科の特長(学校の説明)

学校の公式サイトの「教科の特長」には、中学の学びのポイントが書かれています。1年・2年は同じレベルで学び、3年からは、希望者が、同じカリキュラムでより進んだ内容を学ぶ「選抜クラス」に進むことができます。数学と英語では、日本人の教員とネイティブの英語教員などによるチーム・ティーチングを行います。補習の面では、夏期講習(約80講座)、希望に応じた補習、質問ができる職員室の開放などが挙げられています。選択講座は全体で約280講座、中学の講座が約80講座あり、国語・数学・英語は標準と発展のレベルがあります。校内で、漢字検定、実用数学技能検定、実用英語技能検定、TOEIC・TOEIC Bridgeを受験できます。

教科学校が示している特長
国語学ぶことの楽しさと、発見を生徒と分かち合う。教科書を超えた背景知識にも触れる。漢字検定への取り組みを勧め、文学賞に結びつく読書課題がある
数学繰り返しの練習で基礎を固め、前後の学年とのつながりを意識する。体験的な活動やグループでの問題解決を行う
理科日常の現象と結びつけて学ぶ。長期休暇中に、自分で選んだ実験や観察を行い、発表する
社会自分で考え、課題を自分のこととして捉える。条例の提案を発表する活動や、企業人による講演がある
英語クラスに合わせた柔軟な授業。活動、小テスト、スピーキングの機会がある。オンライン学習が英検の準備を支える
技術・家庭・情報グループでの課題解決を通して実践的な力をつける。タブレットを使ったアクティブ・ラーニングを行う
保健体育冷暖房完備の体育館、室内プール、人工芝のグラウンドなどの施設を使い、天候やけがのリスクを減らして運動を楽しむ
芸術(音楽・美術)音楽・美術とも必修。音楽は聴く・歌う・演奏するを柱とし、合唱コンクールを目標にする。美術は視野を広げ、創造的な表現を目指す

探究・ICT・グローバル教育

学校は、「自ら求め、自ら探る」力を育むことを目標に、豊かな人間性の育成、読解力や表現力などの幅広い能力の育成、基礎学力の徹底的な習得の3つを柱として挙げています。総合的な探究の時間は「自求自探」と名づけられ、高校1年前半は学校オリジナルのテキストで観察力や仮説を立てる力を身につけ、高校1年後半は企業から与えられた実際の課題に解決策を考える「企業インターンワーク」を行い、高校2年はゼミ活動やクラスでの個人探究に取り組みます。中学の行事予定にも、9月の「探究ポスター発表会」が入っています。

ICT教育では、中学1年から一人一台のタブレットを貸与し、教室にはWi-Fi環境と、電子黒板機能付きの短焦点プロジェクターを設置しています。学校は、2021年8月から、中高一貫校として全国で初めて5G環境を整えた、と説明しています(学校の説明の紹介です)。授業支援アプリのClassiやロイロノートスクールを使い、教員が授業動画を作るなど、個別のサポートも行います。

グローバル教育は、校内の取り組みと、校外のプログラムに分かれます。校内は、夏休みの集中講座(希望制)、授業でのICT活用、実用英語技能検定の準会場としての受検機会です。校外は、中学3年のアメリカ・カナダ体験学習(希望制、11日間)、高校2年のシンガポール修学旅行(選択制、5日間)、日本大学主催のケンブリッジ大学研修があります。オーストラリアの姉妹校Macarthur Anglican School(MAS)との交流もあり、高校1・2年向けの短期留学や、高校1年向けの体験学習があります。

学校生活:施設・制服・部活動・行事・食堂

施設

学校の「施設案内」には、18か所の主な施設が紹介されています。主なものをあげると、校舎の外周には、自然を感じられる約1kmのジョギングコース、座席数1,063席の講堂、25m・8コースの室内温水プール、蔵書30,000冊の図書室があります。体育関係では、冷暖房完備の「80周年記念総合体育館」と第二体育館、LED照明付き人工芝の総合グラウンド、全5面でLED照明付きのテニスコート、神宮球場と同じサイズの野球場があります。

施設学校の説明
校舎外周自然を感じられる約1kmのジョギングコース
講堂棟座席数1,063の講堂
室内プール棟25m・8コースの室内温水プール
図書室蔵書30,000冊。学習スペースも充実
80周年記念総合体育館冷暖房完備の体育館
第二体育館冷暖房完備。地域の避難所にもなる
総合グラウンドLED照明付きの人工芝
テニスコート全5面、LED照明付き
野球場神宮球場と同じサイズ
食堂毎月メニューが変わる
Eeeラボ(新設)双方向のコミュニケーションが可能なPC室。2026年夏完成予定

制服

学校の「校歌・応援歌・校章・制服」のページには、中学校の制服に夏服と冬服があること、中学生のリボンがえんじ色で統一されていること、女子冬服のエンブレムが学年ごとに3色(緑・青・赤)に分かれていること、女子の靴下は紺色も選べること、女子の制服にはスラックスもあることが書かれています。夏期は、ポロシャツ(紺・白・ブルーストライプ・ピンクストライプ)を着用できます。通学かばんは、リュック型と手さげ型があり、手さげ型は、女子が革製、男子がナイロン製です。制服の値段は、前の節の表のとおりです。

部活動

学校の「部活動」のページによると、中学の入部率は85%で、活動は週4日までです。運動部は、中学のみの部として、中学野球部、中学男子バスケットボール部、中学男子サッカー部があります。中学と高校の両方に、水泳部、陸上競技部、男子テニス部、女子テニス部、卓球部、女子バスケットボール部、男子バレーボール部、女子バレーボール部、スキー部、剣道部、柔道部、女子サッカー部、アメリカンフットボール部、バドミントン部、ダンス部(女子)があります。

文化部は、中学と高校の両方が対象で、男女が一緒に活動します。物理部、化学部、生物部、ESS(英語部)、文芸部、写真部、吹奏楽部、絵画工芸部、広報部、放送部、茶道華道部、演劇部、鉄道研究部、園芸部、書道同好会があります。入部は、学校の公式ページで紹介されている部の中から選びます。

年間行事(中学)

月行事(学校の行事予定から)
4月オリエンテーション、健康診断、アンガーマネジメント講習(1年)、新入生歓迎会、学力推移調査、避難訓練、授業参観・保護者会、入学式、総合・卒業研究(3年)
5月1学期中間試験、芸術鑑賞会
6月アンガーマネジメント講習(3年)、中学体育大会
7月1学期期末試験、三者面談
8月夏期講習、アメリカ体験学習(3年 希望者)
9月学力推移調査、探究ポスター発表会、三黌祭(文化祭)
10月2学期中間試験
11月校外学習(1・2年)、ディズニーおもてなし研修(2年)、修学旅行(3年)
12月2学期期末試験、三者面談、校外学習発表会(2年)
1月学力推移調査、年頭講演会、進路ガイダンス(2年)
2月合唱コンクール
3月学年末試験、総合学習 卒業発表会(3年)、卒業式

2026年度の行事のうち、日付が公式ページに載っているものは、4月10日の新入生歓迎会、6月18日(木)の中学体育大会、9月26日(土)・27日(日)の三黌祭(文化祭)です。三黌祭と体育大会は、公開行事として、案内されています(社会情勢により、非公開となる場合があります)。

食堂

学校の「学食について」のページには、約300席の明るい食堂で、栄養満点のメニューを選んで食べることができる、と書かれています。毎月のメニューは、公式サイトの「今月のグルメガーデンメニュー表」で確認できます。このページには、利用の金額、営業時間、利用の方法、中学生の昼食(お弁当か、食堂か)は、書かれていませんでした。中学生の昼食の扱いは、説明会などで確認してください。

進路状況(公式の2025年度合格実績)

掲載している年度:2025年度合格実績(学校公式の「進路状況」ページ)。これは高等学校を卒業した生徒の進路で、中学入試の合格実績ではありません。一部、既卒生を含む数字です。

学校の進路状況のページには、進路決定率が94%と書かれています。日本大学への合格実績は、学部ごとに示されています。人数が多い学部は、文理学部47名、商学部46名、法学部一部38名、生物資源科学部37名、経済学部25名、理工学部19名です。

日本大学の学部人数
法学部一部38
法学部二部4
文理学部47
経済学部25
商学部46
芸術学部10
国際関係学部9
危機管理学部7
スポーツ科学部11
理工学部19
生産工学部6
歯学部2
生物資源科学部37
薬学部3
短期大学部2

日本大学以外の大学への合格実績も、掲載されています。主な私立大学は、早稲田大学5名、慶應義塾大学6名、東京理科大学10名、明治大学35名、青山学院大学15名、立教大学9名、中央大学28名、法政大学25名、学習院大学14名、成蹊大学8名、成城大学8名、東京農業大学10名などです。国公立大学は、東京都立大学3名、東京科学大学・名古屋大学・筑波大学・電気通信大学・東京学芸大学などが各1名です。医学部医学科(★)は、東京慈恵会医科大学・杏林大学・帝京大学・東北医科薬科大学に各1名の合格が示されています。

学校は、毎年約120校の4年制・6年制大学から指定校推薦の依頼を受けているとし、2025年度の指定校推薦枠を持つ主な大学として、東京都立大学、東京理科大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学、学習院大学、成蹊大学、成城大学、明治学院大学、武蔵大学、北里大学、立命館アジア太平洋大学、駒澤大学、専修大学、芝浦工業大学、東京薬科大学、日本赤十字看護大学、日本女子大学などを挙げています。

説明会・見学の案内(令和9年度入試向け)

掲載している情報:学校公式の「説明会・イベント」ページ(令和9年度入試向け)。日程は、変更になる場合があります。

回開催日申込み開始日主な内容
第1回(全学年対象)2026年6月20日(土)2026年5月20日(水)20:00〜校長挨拶、学校紹介(在校生が語る)、中高6年間の教育(進路状況など)、入試説明
第2回(全学年対象)2026年10月31日(土)2026年9月30日(水)20:00〜校長挨拶・教育理念、学校概要、令和9年度入試のポイント(傾向と対策)、募集要項説明、中学3年生による「海外体験学習」の紹介
第3回(全学年対象)2026年11月21日(土)2026年10月21日(水)20:00〜第2回と同じ内容に加え、中学1年生による「中学校生活」の紹介
第4回(全学年対象)2027年1月9日(土)2026年12月9日(水)20:00〜校長挨拶・教育理念、学校概要(教育内容・部活動・行事・進路)、入試のポイント、募集要項説明、中学3年生による「選抜クラス」の紹介

学校説明会は、本校の講堂で、13:45〜15:00に行われます。説明会の終了後は、個別相談や校内見学もできます。第2回〜第4回は、ウェブサイトの「ご予約はこちら」から予約します(第1回の予約方法は掲載されていません)。2026年11月8日の時点で、第3回(11月21日)と第4回(2027年1月9日)が、これから参加できる回です(申込み開始日は上の表のとおりです)。

校内見学は、事前の予約が不要で、マイカー来校も可とされています。見学できる時間は、月曜日〜金曜日が15:30〜18:00、土曜日が13:00〜18:00、日曜・祝日(夏・冬・春休み期間を含む)が8:00〜18:00です。12月29日〜1月3日は入構できません。本校内での撮影・録画・録音はできません。小学生向けの学校体験イベント(授業・部活体験)は、2026年7月19日(日)と9月20日(日)に実施されました。

対策の進め方(学年別・科目別)

この節は、学校の公表資料(募集要項・入試結果・出題方針)から読み取れる範囲をもとにした、当サイトの考え方です。合格を保証するものではありません。

小学5年生まで:基礎の積み上げ

学校が公表している出題方針では、国語の漢字は小学校で習う漢字から出題され、算数は受験の定番問題が中心で、理科・社会も小学校で習う内容をもとにした基本的な内容です。5年生までは、教科書レベルの基礎を固める時期です。国語は漢字の書き取りを、止め・はね・とめを意識して、毎日少しずつ書くこと。算数は、計算と、文章題の基本を、正確に解く力をつけること。理科・社会は、用語や基本事項を、ノートに整理しておくことです。

小学6年生・夏まで:4科か2科かを考える

第1回・第2回は、4科と2科を選べます。令和8年度の結果をみると、第1回の応募は、男子が2科81・4科138、女子が2科58・4科62で、4科を選ぶ受験生の方が多い入試でした。4科の合格倍率は、男子1.46倍・女子1.22倍で、2科の男子1.87倍・女子1.51倍より低くなっています。ただし、これは結果の数字で、どちらが有利という意味ではありません。理科・社会の準備に使える時間と、国語・算数の得点の見込みで、選ぶ方式を考えることになります(当サイトの考え方)。

小学6年生・秋から冬:過去問と時間配分

秋からは、過去問で、本番の時間配分に慣れる時期です。第1回・第2回は、8:50に国語が始まり、算数が9:55、理科・社会が11:00で、12:00に終わります。4科受験の場合は、約3時間の試験を通して、集中力を保つことが必要です。2科受験の場合は、算数終了(10:45)後に退室します。第3回の2科は、10:05に国語が始まり、12:00に終わります。

1国語:漢字・説明文・小説・物語学校の出題方針に沿って、漢字の書き取り、説明文、小説・物語の問題を、時間(50分)を測って解きます。記述式は、問われ方に合わせた答え方(〜から/〜ため、〜こと/〜もの)で書き、完全でなくても空欄にしません。抜き出しは字数を守ります。
2算数:小問集合と大問計算を含む小問集合を、ミスなく解く練習をします。大問は、会話文や図・表から情報を読み取る問題が出されるため、問題文を最後まで読み、線分図や表で整理する習慣をつけます。答えの単位は、解答用紙にあらかじめ書かれています。分数は約分して答えます。
3理科:4分野を1つずつ生物・化学・物理・地学の大問が1つずつ出題されます。得意・不得意の分野の差を小さくし、実験の結果から規則性を考える問題に慣れておきます。理科・社会は60分なので、理科と社会に使う時間を、あらかじめ決めておきます。
4社会:地理・歴史・公民歴史は原始・古代から1970年代までを、時代の特徴とあわせて整理します。公民は、憲法、国会・内閣・裁判所、地方自治を、図や表とあわせて理解します。漢字で書くべき語句は、漢字で練習します。ニュースを見る習慣も、学校のアドバイスにあります。

過去問の使い方

日本大学第三中学校の公式サイトには、中学の過去の入試問題そのものを公開しているページは、確認できませんでした。公式サイトで公開されているのは、募集要項、入試結果、教科別の出題方針です。過去問題集としては、声の教育社の「日本大学第三中学校 2027年度用 スーパー過去問」が、出版社の公式一覧に載っています。

教材出版社価格
日本大学第三中学校 2027年度用 スーパー過去問声の教育社2,750円(税込)
1本番と同じ時刻・時間で解く8:50に国語、9:55に算数、11:00に理科・社会の流れを、過去問で再現します。4科受験を考える場合は、12:00までの通しの練習を、1回は体験しておきます。
2得点を回別・方式別に記録する公式の合格点(令和8年度の第1回は、2科121点、4科176点)と、自分の得点を比べます。合格点は、年度と回で変わるため、目安として使います。
3間違いの原因を分ける知識不足、読み違い、時間切れ、書き方(記述の型)の4つに分けて直します。国語の記述は、学校が示している答え方の型に合っているかを確認します。

併願の組み方

日本大学第三中学校は、2月1日・2日・3日の3回で、合格発表は、すべて当日の18:00からです。入学手続の期限は、すべて2月10日(水)12:00と、他校の入試が終わるころの設定です。第1回または第2回で合格しても、出願している第2回・第3回の入試を受けることができる、と募集要項に書かれています。併願校の日程と、この仕組みを並べて、出願の組み合わせを考えます。

受験料は、複数の回を同時出願する場合、40,000円です。受ける可能性のある回は、出願の時点で、まとめて検討しておく必要があります。受験料は、返金されません。入学金270,000円も返金されません。併願校の合格発表日と手続期限を、先に1枚の表に書き出してから、出願を決めることをすすめます(当サイトの考え方)。

保護者が確認しておきたい点

こんな関わり方は避けたい
  • 受験料の金額が、1回のみ(25,000円)と同時出願の複数回(40,000円)で異なることを確認せずに出願してしまう
  • 2科受験の場合は、算数が終わった後に退室することを知らないまま、試験当日を迎える
  • 東京都・神奈川県以外から受験する場合の、保護者面接(入学後の通学の確認)を見落とす
  • 入学手続の期限(2月10日12:00)と、入学金が返金されないことを確認しないまま、併願校の結果を待つ
代わりに、こうすると前に進みます
出願の前に、「①受ける回(第1回〜第3回)、②4科か2科か、③同時出願にするか、④併願校の発表日と手続期限、⑤通学(バス・徒歩)の経路」の5点を、1枚の紙に書き出してください。そのうえで、過去問を1回分、時間を測って解くと、次にやることが見えてきます。

分からない点は、入試に関する問い合わせ先(042-789-5535、事務室:平日9:00〜16:00、土曜9:00〜12:30。その他は職員室:平日9:00〜18:00、土曜9:00〜15:00。冬休み中は問い合わせ時間が変更されます)で確認できます。出願や手続の細かな運用は、学校のホームページの案内が優先されます。

よくある質問

Q.募集人員は何名ですか

A.2027年度は、第1回が男女160名、第2回が男女60名、第3回が男女20名で、合計240名です。

Q.試験日はいつですか

A.2027年2月1日(月)が第1回、2日(火)が第2回、3日(水)が第3回です。出願は1月10日(日)0:00から、回ごとの締切(1月27日・2月1日・2月2日の23:59)までです。

Q.試験科目と時間を教えてください

A.第1回・第2回は、国語(50分)・算数(50分)・理科社会(60分)の4科か、国語・算数の2科です。第3回は国語・算数の2科です。満点は、4科が300点、2科が200点です。

Q.受験料はいくらですか

A.1回のみ出願する場合は25,000円、同時出願で複数回受験する場合は40,000円です。納入された受験料は返金されません。

Q.令和8年度の倍率を教えてください

A.全体は、応募1,140名、受験643名、合格346名で、合格倍率は1.86倍でした。回別・方式別では、第1回の男子4科が1.46倍、第2回の男子2科が3.33倍、第3回の男子が5.38倍でした。

Q.合格点は公表されていますか

A.はい。令和8年度の第1回は、2科が121点(200点満点)、4科が176点(300点満点)、第2回は2科125点・4科179点、第3回は2科133点です。

Q.入学手続はいつまでですか

A.すべての回で、2027年2月10日(水)12:00までです。入学金270,000円を納め、納めた入学金は返金されません。

Q.特待生制度はありますか

A.あります。学業において優秀かつ品行方正な生徒に20万円を給付する制度で、1年次の特待生は、第1回〜第3回の入試結果により決まります。令和8年度は、特待生として8名が合格し、3名が入学しました。

Q.過去問は手に入りますか

A.公式サイトには、過去問題そのものの公開は確認できませんでした。市販の過去問集として、声の教育社「日本大学第三中学校 2027年度用 スーパー過去問」(2,750円・税込)があります。教科別の出題方針は、公式サイトに公開されています。

Q.学費はいくらですか

A.学校の公式ページでは、1年次の合計は1,232,900円(入学金270,000円を含む)、2年次は1,018,300円、3年次は892,600円です。制服、副教材、通学かばん、バスの定期券などは別途必要です。

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