結論:2027年度の都立入試は、北園・武蔵野北で「7:3と10:0の高い方」を使う新方式が加わります
- 変更点は主に2つです。全日制普通科の2校で新方式が始まり、国際高校バカロレアコースは4月入学のみになります。
- 全日制の標準は学力検査と調査書点が7:3です。1,000点にスピーキングテスト20点を加え、総合得点は1,020点です。
- 調査書点は、学力検査を行う教科が1倍、行わない教科が2倍で、5教科の学校では65点満点です。割合の上限は総合成績の50%です。
- 募集人員は2026年10月ごろに発表予定です。志望校の扱いは、実施要綱と学校の案内で最終確認してください。
必ず各教育委員会・学校・公的機関の最新の公式情報で確認してください。
📰 2027年度入試の主な変更点は2つ
東京都立高校の2027年度(令和9年度)入試で、都教育委員会が示した主な変更点は2つです。
1つ目は、学力検査と調査書点の比率を「7:3」と「10:0」の両方で計算し、高い方を使う方式を、全日制普通科の北園高校と武蔵野北高校で実施することです。
2つ目は、国際高校のバカロレアコースで9月入学の選抜をやめ、4月入学の選抜だけにすることです。
この情報は、東京都教育委員会が2026年9月17日に公表した「令和9年度東京都立高等学校入学者選抜実施要綱・同細目について」と、同日の「令和9年度東京都立高等学校入学者選抜検討委員会報告」にもとづきます。
変更点を表で整理する
| 項目 | 2027年度の扱い | 対象 |
|---|---|---|
| 調査書点の新方式 | 学力検査と調査書点を7:3と10:0で計算し、高い方を使う | 全日制普通科の北園高校、武蔵野北高校 |
| 国際高校バカロレアコース | 9月入学の選抜を廃止し、4月入学のみ実施 | 国際高校のバカロレアコース |
| 全日制の分割募集 | 廃止を継続し、結果を確認する | 全日制 |
| 自己PRカード | 面接を実施する学校に出願するときだけ提出する取扱いを継続 | 全受検者 |
大きな制度の変更ではなく、「新しい仕組みを2校に広げる」ことが中心の年度です。
ほとんどの都立高校では、これまでと同じ考え方で入試が行われます。
日程そのものは、別の記事で整理しているので、この記事では「何が変わったのか」と「内申(調査書点)をどう考えるか」に絞って説明します。
誰に関係する変更か
新方式の対象は、全日制普通科の2校だけです。
それ以外の全日制の学校を志望する場合は、これまでと同じく、原則7:3で計算されます。
国際高校のバカロレアコースの変更は、このコースを志望する人にかかわる内容です。
お子さんの志望校がどの扱いになるのかを、まず1つずつ確かめることが、最初の一歩です。
🔀 新方式「7:3と10:0の高い方」とは?
新方式とは、同じ受検者の点数を2通りの比率で計算して、高い方を合否の判定に使う方法です。
1つ目は、学力検査と調査書点を「7:3」で合わせる、これまでの標準的な計算です。
2つ目は「10:0」で、調査書点を使わず、学力検査の得点だけで総合点を出す計算です。
北園高校と武蔵野北高校の扱い
| 募集 | 計算の方法 | 使われる点数 |
|---|---|---|
| 第一次募集 | 7:3と10:0の両方で算出 | 高い方を選考に用いる |
| 第二次募集 | 6:4と10:0の両方で算出 | 高い方を選考に用いる |
これは、令和9年度東京都立高等学校入学者選抜実施要綱の別表(普通教育を主とする学科)に書かれています。
北園高校と武蔵野北高校の第一次募集は、「受検者ごとに7:3と10:0のそれぞれの比率に基づき学力検査の得点と調査書点の合計を算出した上で、どちらか高い方を当該受検者の選考に用います」と説明されています。
委員会で出された意見
検討委員会では、10:0の計算が選べるようになることで、中学校での学習を軽く見る生徒が出ないよう、制度の趣旨や調査書の意義を伝える必要があるという意見が出ました。
斜線が記載された評定の扱いなど、運用面の検討が必要だという意見もありました。
第二次募集や分割後期募集で使う6:4との整合性も、検討の対象とされています。
計算の例(仮の数字です)
次の数字は、仕組みをわかりやすくするための例で、実際の合否を予想するものではありません。
学力検査は5教科で500点満点、1,000点満点のうち学力検査の分は、7:3なら700点、10:0なら1,000点になる考え方です。
| 例 | 7:3の計算 | 10:0の計算 | 高い方 |
|---|---|---|---|
| 学力検査350点(500点中)、調査書点240点相当 | 350×1.4+240=730点 | 350÷500×1,000=700点 | 730点(7:3) |
| 学力検査400点(500点中)、調査書点180点相当 | 400×1.4+180=740点 | 400÷500×1,000=800点 | 800点(10:0) |
1つ目の例は内申が高い人で、7:3の方が高くなります。
2つ目の例は、学力検査が高く内申が低めの人で、10:0の方が高くなります。
どちらの人も、有利な方の計算が自動で使われるので、受検者が自分で選ぶ必要はありません。
実際の換算の式は、実施要綱で確認してください。
🏫 先に導入された深沢高校の結果(2026年度入試)
この方式は、2026年度(令和8年度)の入試で、深沢高校が先に取り入れました。
東京都教育委員会の検討委員会報告によると、不登校経験のある生徒などが増え、調査書に心理的な負担を感じずに都立高校を受検しやすい仕組みが求められたことが背景です。
導入の背景にあった数字
| 年度 | 長期欠席生徒数(検討委員会の資料) |
|---|---|
| 2016年度(平成28年度) | 8,442人 |
| 2021年度(令和3年度) | 13,597人 |
| 2024年度(令和6年度) | 18,039人 |
検討委員会では、3つの案が比べられました。
案1は調査書点の比率を下げること、案2は募集人員の1〜2割を特別枠にすること、案3は7:3と10:0の高い方を使うことです。
案3は、公平でわかりやすいとされ、採用されました。
不登校の経験があるかどうかにかかわらず、全受検者に同じルールが使われます。
深沢高校の2026年度入試の結果
| 区分 | 募集人員 | 応募人員 | 倍率 | 合格人員 |
|---|---|---|---|---|
| 推薦に基づく選抜 | 32 | 27 | 0.84 | 26 |
| 学力検査(第一次) | 130 | 82 | 0.63 | 72 |
| 学力検査(第二次) | 60 | 31 | 0.52 | 27 |
合格者のうち、第一次募集では79.2%が7:3、20.8%が10:0で合格しました。
第二次募集では、66.7%が7:3、33.3%が10:0でした。
つまり、合格者の多くは7:3の計算でも合格できる人でしたが、10:0の計算で合格した人も一定の割合でいたことがわかります。
深沢高校は、「都立高校におけるチャレンジサポートプラン」にもとづく受入環境充実校として、この方式を取り入れました。
入学者が志望校を決めるときに、この制度がどれだけ影響したかを聞いたところ、「とても影響した」「ある程度影響した」が合わせて33.3%でした。
選んだ理由で多かったのは、「学び直しができ、基礎から学べそう」(38人)と「自分の学力に合っていそう」(31人)です。
入学者へのアンケート(回答101名)では、制度を「よく知っていた」が33.7%、「なんとなく知っていた」が36.6%でした。
高等学校長へのアンケートでは、制度が受検者のニーズに「そう思う」「どちらかといえばそう思う」が合わせて57.5%でした。
一方で、応募倍率の目立った改善が見られず、十分な検証ができないという意見もありました。
📊 調査書点(内申)はどう計算される?
調査書点は、中学校の調査書に書かれた評定を点数にしたものです。
学力検査を行う教科は評定を1倍、学力検査を行わない教科は評定を2倍にして数えます。
学力検査が5教科の学校では65点満点、3教科の学校では75点満点になります(令和9年度入学者選抜実施方法一覧)。
なぜ65点になるのか
| 区分 | 教科 | 評定の最大 | 倍率 | 満点 |
|---|---|---|---|---|
| 学力検査を行う教科 | 国語・社会・数学・理科・英語(5教科) | 5×5教科 | 1倍 | 25点 |
| 学力検査を行わない教科 | 音楽・美術・保健体育・技術家庭(4教科) | 5×4教科 | 2倍 | 40点 |
| 合計 | 65点 |
音楽・美術・保健体育・技術家庭の実技4教科は、入試では学力検査がありません。
そのため、評定が2倍で数えられ、実技教科の成績が調査書点に大きく響きます。
3教科の学校では、同じ考え方で3×5+6×5×2=75点になります。
計算の例(仮の数字です)
| 評定のパターン | 計算 | 調査書点 |
|---|---|---|
| 9教科すべて4 | 5教科の4×5=20、実技4教科の4×4×2=32 | 52点(65点満点) |
| 9教科すべて3 | 3×5=15、3×4×2=24 | 39点(65点満点) |
| 5教科は3、実技4教科は5 | 3×5=15、5×4×2=40 | 55点(65点満点) |
3つ目の例のように、5教科の評定が3でも、実技教科の評定が5なら、調査書点は9教科すべて4の人より高くなります。
実技教科の評定は、授業での学習の様子をもとにつくられるため、日ごろの積み重ねが大切だと考えられます。
これは一つの考え方で、ご家庭の状況や中学校によって取り組み方は変わります。
また、調査書の評定が成績一覧表と合っているかは、高校側で確認すると、実施要綱に書かれています。
エンカレッジスクールのグループでは、評定の代わりに観点別学習状況の評価が使われます。
⚖️ 学力検査と調査書点の比率:7:3・6:4・1,020点
全日制の都立高校は、原則として学力検査と調査書点を「7:3」で合わせます。
芸術と体育に関する学科は「6:4」です。
この比率は、令和9年度東京都立高等学校入学者選抜実施要綱の第2−10−1に書かれています。
比率と満点
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 全日制の比率 | 原則7:3(学力検査:調査書点) |
| 芸術・体育に関する学科 | 6:4 |
| 定時制 | 7:3または6:4 |
| 学力検査+調査書点 | 1,000点 |
| スピーキングテストの結果 | 20点 |
| 総合得点 | 1,020点 |
つまり、全日制の総合得点は、学力検査と調査書点で1,000点、スピーキングテストの結果20点を加えて、1,020点満点です。
7:3の場合、1,000点のうち学力検査が700点、調査書点が300点を占める計算です。
総合得点の見え方の例(仮の数字です)
学力検査が350点(500点満点)、調査書点が240点相当で、7:3の計算の場合、学力検査分は490点、調査書点分は240点で、合わせて730点です。
ここにスピーキングテストの結果が加わると、総合得点は最大で1,020点満点の中で決まります。
1教科の点数や、評定1つの違いは、総合得点に少しずつ反映される仕組みです。
調査書点の割合には上限がある
入学者選抜実施方法一覧には、「総合成績に占める調査書点の割合の上限を50%とし、各学校が適切に定めます」と書かれています。
つまり、都立高校の調査書点が、学力検査より重くなることはありません。
検討委員会の考え方
検討委員会は、学力検査と調査書点の比率について、現行の考え方に一定の根拠があるとしました。
変更する場合は、必要性などを整理し、周知期間も考える必要があるという内容です。
実技教科の評定の算出方法についても、中学校の教育活動への影響が大きいため、引き続き議論するとされています。
2027年度の実施要綱でも、全日制の標準は原則7:3のままです。

✍️ 推薦に基づく選抜と調査書点・自己PRカード
推薦に基づく選抜では、調査書点は45点満点で、面接や作文などの点数と合わせて総合成績を出します。
実施方法一覧には、推薦の調査書点は観点別学習状況の評価または評定を点数にして、満点は45点と書かれています。
一般推薦の選び方
| 見られるもの | 内容 |
|---|---|
| 調査書 | 観点別学習状況の評価または評定を点数化(45点満点) |
| 個人面接 | 集団討論を行う学校もある |
| 小論文・作文など | 学校ごとに実施 |
| 自己PRカード | 点数にはしない |
一般推薦は、調査書、個人面接(集団討論を行う場合を含む)、小論文や作文などを合わせて総合成績を出します。
自己PRカードは点数にしません。
自己PRカードは、面接を実施する学校に出願するときだけ提出する取扱いが、2027年度も続きます。
推薦の日程
推薦に基づく選抜の検査は、2027年1月26日(火)と27日(水)、合格発表は2月2日(火)です。
出願は、インターネットの専用サイトに2026年12月18日から入力を始め、書類は1月8日から1月18日の間に必着で送ります。
2026年度入試の倍率と、検討されている点
2026年度の全日制の推薦に基づく選抜の受検倍率は2.18倍で、前年度より0.10ポイント下がりました。
検討委員会では、推薦の募集人員の割合や、部活動の特別強化プロジェクト指定校の特別推薦枠の拡大が、引き続き検討されています。
検討中の内容は、決まったものではありません。
2027年度に変わる点は、実施要綱で定められたものだけです。
🔁 変わらないこと・引き続き検討されること
2027年度も継続されることが、検討委員会報告で確認されています。
一方で、併願制やCBTなど、まだ結論が出ていないテーマもあります。
継続されること
| 項目 | 2027年度の方針 |
|---|---|
| 全日制の分割募集 | 廃止を継続(第一次募集の人員が増え、希望校に入学できた生徒が増えたと評価) |
| 昼夜間定時制の分割募集 | 継続して動向を見る |
| 通信制の前期・後期選抜 | 継続する方向。募集人員のあり方を検討 |
| 夜間定時制の第二次募集 | 志願変更の手続きを行わない取扱いを継続 |
| 出願 | 出願サイトで入力し、書類は郵送する方式を継続 |
| 在京外国人生徒等対象の選抜 | ルビ付き問題の使用と、配慮申請書の理由欄削除を継続 |
引き続き検討されていること
- 併願制:受検機会を広げる視点がある一方、学習意欲への影響などもあるため、慎重に検討。
- CBT(パソコンやタブレットでの検査):意義は大きいが、通信環境や端末の整備などの課題を整理して検討。
- 中学校から高校への書類の電子データでの提出:セキュリティに配慮して検討。
- 新方式の他校への広げ方:地域のバランスなどを踏まえて検討。
検討中のことは、決定したことではありません。
ご家庭では、「2027年度に実際に使われるルール」と「これから話し合われるテーマ」を、分けて考えてください。
📅 日程の要点だけ確認(2027年)
2027年度の学力検査に基づく第一次募集の検査日は2027年2月21日(日)、合格発表は2027年3月1日(月)です。
詳しい日程は別の記事にまとめているので、ここでは変更点とあわせて覚えておきたい日付だけを並べます。
| 選抜 | 検査日 | 合格発表 |
|---|---|---|
| 推薦に基づく選抜 | 1月26日(火)・27日(水) | 2月2日(火) |
| 学力検査(第一次募集) | 2月21日(日) | 3月1日(月) |
| 学力検査(第二次募集・インフルエンザ等追検査) | 3月9日(火) | 3月12日(金) |
| 通信制(前期選抜) | 2月22日(月) | 3月1日(月) |
第一次募集の出願は、インターネットの専用サイトに2026年12月18日から入力でき、書類は1月29日から2月4日の間に必着で送ります。
各校の募集人員は、2026年10月ごろに東京都教育委員会から発表される予定です。
実施要綱の説明動画は、2026年9月18日から都教育委員会のサイトで配信されています。
在京外国人生徒等を対象にした説明・相談会は、2026年10月11日と25日に東京都庁で開かれます。
新方式の対象校を志望する人は、募集人員の発表後に、学校の案内も合わせて確認すると安心です。
日程を見るときのコツ
- 出願は、インターネットの入力と書類の郵送の2段階です。
- 書類は「必着」なので、締め切り日に郵便局へ行くのではなく、余裕を持って送ります。
- 願書を出したあとの取り下げや再提出の日(2月10日、2月12日)も、実施要綱に決められています。
- 日付は年とセットでカレンダーに書き込み、家族で共有します。
🏠 内申の考え方:家庭でできること
内申は、入試の日に取り返せない点数ですが、今から整えられる部分もあります。
一つの考え方として、「提出物」「授業中の取り組み」「定期テスト」を、順番に整える方法があります。
これはあくまで一つの考え方で、ご家庭の状況で変わります。
よくある勘違い
| 勘違い | 正しい内容 |
|---|---|
| 内申は中学3年だけで決まる | どの学年の評定が使われるかは、実施要綱と中学校の説明で確認する |
| 10:0なら内申はいらない | 10:0の計算が使われるのは北園・武蔵野北の2校。ほかの全日制は原則7:3 |
| 内申は入試の点数にならない | 調査書点は、全日制で総合成績の最大50%まで |
| 実技教科は入試で関係ない | 実技4教科は評定が2倍で数えられる |
各校の「期待する生徒の姿」も読む
東京都教育委員会は、実施要綱とあわせて、全日制課程と定時制・通信制課程の「期待する生徒の姿」を公開しています。
これは、各校がどのような生徒に入学してほしいかを書いた資料です。
内申や得点の数字だけでなく、学校の考え方を読むと、志望校を選ぶときの手がかりになります。
面接や作文を行う学校では、この資料が準備のヒントにもなります。
家庭でできる声かけ
- 提出物の締め切りを、カレンダーに書いて一緒に見る。
- 実技教科も、授業のねらいを先生に聞く習慣をつける。
- 定期テストの結果を、教科ごとに表にして、伸ばす順番を決める。
- 「内申のために」と言いすぎず、授業で学べたことを話題にする。
内申の見込みは、中学校の三者面談などで確認できます。
面談の前に、聞きたいことを3つ書いておくと、短い時間でも情報をもらいやすくなります。
不登校や長期欠席で調査書に不安があるときは、まず中学校の先生に相談してください。
最終的な判断は、学校や都教育委員会が行います。体調や心の面は、医師や専門機関にもご相談ください。

✅ 今週やること:4つのステップ
今週は、まず「志望校が新方式の対象かどうか」と「自分の調査書点の目安」を確かめましょう。
次の表のとおり、1つずつ進めれば、1時間ほどで終わります。
| やること | 目安 | できたら✓ |
|---|---|---|
| 志望校が北園高校か武蔵野北高校かを確認する | 5分 | □ |
| 最新の評定を9教科書き出し、5教科と実技4教科に分ける | 15分 | □ |
| 5教科を1倍、実技4教科を2倍にして、65点満点の調査書点を計算する | 15分 | □ |
| 中学校の先生に、内申の見込みと、実施要綱の確認ポイントを相談する日を決める | 連絡のみ | □ |
| 日程表に、2026年12月18日(入力開始)と2027年2月21日を書き込む | 10分 | □ |
計算した点数は、あくまで目安です。
合否は、各校の募集人員、志願状況、当日の点数で変わります。
点数の見方や勉強の進め方に迷ったときは、中学校の先生や、信頼できる相談先とあわせて整理してください。
❓ よくあるご質問
2027年度の都立高校入試で新しく変わったことは何ですか?
全日制普通科の北園高校と武蔵野北高校で、学力検査と調査書点を7:3と10:0の両方で計算して高い方を使う方式が始まります。国際高校バカロレアコースは9月入学の選抜が廃止され、4月入学のみになります。
10:0とはどういう意味ですか?
学力検査の得点だけで総合点を出す計算のことです。調査書点を使わない計算を、7:3の計算と比べて、高い方を使います。
自分で7:3か10:0かを選べますか?
選ぶ必要はありません。受検者ごとに両方で計算し、高い方が自動で選考に使われます。
調査書点(内申)は何点満点ですか?
学力検査が5教科の学校では65点、3教科の学校では75点です。学力検査を行う教科は評定が1倍、行わない教科は2倍で数えます。
全日制の学力検査と調査書点の比率は?
原則7:3です。芸術と体育に関する学科は6:4です。学力検査と調査書点で1,000点、これにスピーキングテストの結果20点を加えた1,020点が総合得点です。
調査書点は総合成績の何割まで使われますか?
実施方法一覧に、総合成績に占める調査書点の割合の上限を50%とし、各学校が適切に定めると書かれています。
自己PRカードは必ず出しますか?
面接を実施する学校に出願する場合のみ、提出します。この取扱いは2027年度も続きます。一般推薦では、自己PRカードは点数にしません。
全日制の分割募集は復活しますか?
2027年度も廃止が継続されます。昼夜間定時制の分割募集は継続され、動向が見られます。
📚 参考にした公的資料
- 東京都教育委員会「令和9年度東京都立高等学校入学者選抜実施要綱・同細目について」(2026年9月17日公表)
- 東京都教育委員会「令和9年度東京都立高等学校入学者選抜実施要綱」(2026年9月16日付資料)
- 東京都教育委員会「令和9年度入学者選抜実施方法一覧」「普通教育を主とする学科」(2026年9月16日付資料)
- 東京都教育委員会「令和9年度東京都立高等学校入学者選抜検討委員会報告について」(2026年9月17日公表)
- 東京都教育委員会「令和9年度東京都立高等学校入学者選抜検討委員会報告書」(2026年9月17日公表)


