最終更新:2026年10月/数字は、学校の公式サイトと募集要項(記事末の出典)にもとづきます。説明会・入試相談の日程や細かい条件は変わることがあるので、必ず学校の最新情報で確認してください。
推薦の条件は、5教科の合計20以上に加えて、3年間の評定に1がないことと「各学年の欠席10日以内」です。
英検などの資格による加点もありません。だからこそ、一般入試の3教科の点数をどこまで上げられるかが合否を分けます。
- 日本大学第一高校の入試の基本データ
- 推薦入試の内申基準と条件
- 一般入試(単願の志望区分Aと併願の志望区分B)
- 2026年度の入試結果と合格最低点
- 併願優遇・加点・特待がないことの意味
- 大学進学の実績(2025年度卒業生)
- 合格に向けた準備の順番
日本大学第一高校の入試の基本データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都墨田区(両国) |
| 通学 | 都営大江戸線「両国」駅A1出口から徒歩1分/JR総武線「両国」駅から徒歩5分 |
| 募集人数(2027年度) | 推薦75名・一般75名(男女の区別なし) |
| 入試日 | 推薦:2027年1月22日(金)/一般:2月10日(水)の1回だけ |
| 試験 | 推薦:適性検査(国語・英語・数学 各30分)+個別面接/一般:国語・英語・数学(各50分、英語はリスニングあり)+グループ面接 |
| 受験料 | 推薦・一般とも20,000円 |
日大一高は、日本大学の付属校です。中学からの内部進学生と、高校から入る生徒が一緒に学びます。高2からは「日本大学進学クラス」と「難関大学進学クラス」(GMARCH以上をめざすクラス)に分かれます。
都内の中学生は、推薦・一般のどの区分も受けられます。都外生だけの区分や、都内生が受けられない区分はありません。
推薦入試の内申基準と条件
| 条件 | 内容 |
|---|---|
| 内申基準 | 国語・社会・数学・理科・英語の5教科の合計が20以上(5段階) |
| 評定の条件 | 3年間の評定に1がないこと |
| 欠席の条件 | 各学年の欠席が10日以内 |
| 志望 | 日大一高が第一志望(単願) |
| 試験 | 適性検査(国語・英語・数学 各30分)と個別面接 |
- 9教科や3教科の基準はありません。5教科20だけです
- 欠席は「3年間の合計」ではなく「各学年10日以内」です。中1・中2の欠席も見られます
- 中学校の先生が12月15日〜18日に「入試相談」の名簿を送ります。出願できるかどうかは12月23日までに中学校に知らされます
- 合格発表は試験当日の1月22日(金)午後7時。入学手続は1月24日(日)午後4時までです
2026年度の推薦は、出願87名・合格87名でした。基準を満たして出願できれば、受験した人は全員合格しています。ただし、推薦でも国・英・数の適性検査と面接があります。
一般入試(単願の志望区分Aと併願の志望区分B)
| 項目 | 志望区分A(一般A) | 志望区分B(一般B) |
|---|---|---|
| 受け方 | 単願(日大一高が第一志望) | 併願(他校が第一志望) |
| 内申基準 | なし | なし |
| 合否の決め方 | 当日の学力試験 | 当日の学力試験 |
| 試験 | 国語・英語・数学(各50分)+グループ面接 | 同じ |
| 入学手続 | 2月12日(金)午後4時まで | 公立が第一志望なら、出願時に延期を選ぶと東京都は3月1日(月)午後4時まで |
日大一高には「併願優遇」「併願推薦」の制度がありません。内申がいくつあっても、併願で受ける人は当日の点数で合否が決まります。逆に言えば、推薦の基準に届かない人も、一般の志望区分A(単願)で当日の点数で合格をめざせます。
出願の入力は2026年12月20日〜2027年2月9日。このとき志望区分(A・B)を選び、支払い後は変更できません。公立高校の結果を待ちたい人は、出願のときに「入学手続延期」を選んでおく必要があります。
日大一高は推薦か、一般の単願か併願か迷っていませんか
5教科の内申と評定の1の有無、欠席日数、そして国・英・数の得点力から、どの受け方がいちばん合格に近いかを一緒に整理します。保護者の方だけのご相談もできます。
2026年度の入試結果と合格最低点
| 区分 | 出願 | 受験 | 合格 | 倍率(受験÷合格) | 合格最低点 |
|---|---|---|---|---|---|
| 推薦(募集75名) | 87名 | 87名 | 87名 | 1.0倍 | ― |
| 一般A(単願) | 97名 | 97名 | 59名 | 約1.6倍 | 190点/300点 |
| 一般B(併願) | 93名 | 90名 | 53名 | 約1.7倍 | 198点/300点 |
出典:日本大学第一中学・高等学校 公式「日大一データブック2026」第2章(2026年度入試)。一般は国語・英語・数学 各100点の300点満点。
一般Aの合格者の平均は211.4点、科目別では国語60.8点・英語81.7点・数学68.9点でした。一般B(併願)の合格者平均は221.1点で、単願より高い点が必要でした。
英語の平均点が高いので、英語で大きく落とすと苦しくなります。合格のめやすは「300点中200点前後」。1教科あたり約67点をめざして準備しましょう。
併願優遇・加点・特待がないことの意味
- 併願優遇・併願推薦はありません(内申で合格が約束される区分はない)
- 英検・漢検などの資格による加点もありません
- 部活動・成績・資格による優遇はなく、入試で選ばれる特待生制度もありません(入学後の学園奨学金はあります)
ほかの私立高校のように「内申が足りているから併願で安心」という受け方はできません。日大一高を併願にする人は、第一志望の公立高校と同じくらい、3教科の過去問を練習しておく必要があります。面接の準備は推薦入試の面接対策がそのまま使えます。
学費は、入学金240,000円、入学後の諸学費が年額1,063,200円です(令和8年度実績。授業料・施設費・修学旅行積立金などを含みます)。
大学進学の実績(2025年度卒業生)
- 日本大学(学部・短大):250名(72.3%)
- 他大学:73名(21.1%)
- 指定校推薦の枠:124校・603学科(日本大学以外は123校)
出典:日大一データブック2026 第3章。2025年度卒業生の進学者数で、既卒生は含みません(合格者数ではありません)。
日本大学へは、付属校共通の学力テストによる「基礎学力選抜」(178名)と、高校の評定などによる「付属特別選抜」(63名)が中心です。他大学では、東京大学1名、慶應義塾大学1名、東京理科大学9名などが進学しています。
他大学への73名のうち、一般選抜が33名、指定校推薦が30名です。日本大学に進む道を持ちながら、他大学に挑戦することもできます。付属校だからといって勉強がゆるむわけではなく、高校でも定期テストと学力テストの成績が進路を左右します。
合格に向けた準備の順番
中1・中2:評定に1をつくらない
- 推薦は「3年間の評定に1がない」が条件。副教科も含め、提出物と授業態度で1を防ぐ
- 欠席は各学年10日以内。体調管理も受験準備のひとつです
- 5教科で平均4(合計20)をめざす。英語と数学は得点源にしておく
中3:秋から入試まで
- 10〜12月:ふらっと学校説明会や、11月14日(土)の「日大一の入試:傾向と対策」(高校受験の方向け)に参加する
- 12月15日〜18日:推薦なら中学校の先生が入試相談の名簿を送る。推薦か一般かをここまでに決める
- 12〜2月:国・英・数の過去問を時間を計って解く。合計200点前後を安定して取れるようにする
- 一般の出願では志望区分A・Bと、公立が第一志望なら「入学手続延期」を忘れずに選ぶ
- グループ面接・個別面接で、志望理由と中学校でがんばったことを話せるようにしておく
保護者がやりがちな、もったいない関わり方
- 内申が足りているから併願優遇で安心だと思う(日大一高に併願優遇はありません)
- 英検をとれば加点されると思って、3教科の勉強を後回しにする(資格の加点はありません)
- 公立が第一志望なのに、一般の出願で「入学手続延期」を選び忘れる
よくある質問
Q. 日本大学第一高校に併願優遇はありますか?
A. ありません。併願(一般の志望区分B)も、当日の国語・英語・数学の点数で合否が決まります。英検などの資格による加点もありません。
Q. 推薦の内申基準はいくつですか?
A. 5教科(国・社・数・理・英)の合計が20以上で、3年間の評定に1がなく、各学年の欠席が10日以内であることです。9教科・3教科の基準はありません。
Q. 一般入試の合格最低点は公表されていますか?
A. はい。2026年度は300点満点で、一般A(単願)が190点、一般B(併願)が198点でした。学校公式の「日大一データブック2026」に掲載されています。
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出典
- 日本大学第一高等学校「2027年度入試 生徒募集要項」
- 日大一データブック2026 第2章「入試結果 2026」
- 日大一データブック2026 第3章「進路実績 2025年度卒業生」
- 日大一データブック2026 第6章「来校型イベント全日程」
- 日本大学第一高校 学校案内2027 Day 1(アクセス)
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