最終更新:2026年10月/数字は、学校の公式サイトと募集要項(記事末の出典)にもとづきます。説明会・入試相談の日程や細かい条件は変わることがあるので、必ず学校の最新情報で確認してください。
一般入試は、国語・数学・英語(各100点)と集団面接で選びます。公立高校も受ける人は、中学校の先生を通じた入試相談をしたうえで「併願優遇」を使えます。
進学コースの内申の基準は、推薦A1と併願優遇がどちらも「5科17(または9科30)」です。入試相談は12月15日〜18日です。早めに中学校の先生と日程を確認しましょう。
- 東海大学菅生高校の入試の基本データ
- 推薦入試のしくみと内申の基準
- 一般入試と併願優遇
- コースの選び方とスライド合格
- 試験の中身と加点
- 費用と特待生制度
- 東海大学への進学
- 通学のしかた
- 合格に向けた準備の順番
東海大学菅生高校の入試の基本データ
東海大学菅生高校は、東京都あきる野市にある東海大学の付属校です。開校の理念は「自然が、教科書だ」で、勉強と部活動の両方に取り組む「文武両道」を大切にしています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都あきる野市菅生1817 |
| 通学 | JR秋川駅北口から西東京バスで約11分、JR小作駅西口から同じバスで約13分。八王子駅南口と八王子楢原からスクールバスもあります |
| コース | 医学・難関大コース、進学コース(特進PBLコースは2027年度生から募集を停止) |
| 募集(公式サイトの表記) | 医学・難関大コース:推薦10名・一般10名/進学コース:推薦130名・一般130名 |
| 入試日 | 推薦:2027年1月22日(金)/一般:第1回2月10日(水)、第2回2月11日(木・祝)、第3回2月15日(月) |
| 試験 | 推薦:区分により面接のみ、または適性検査(数学・英語)と面接/一般:国語・数学・英語と集団面接 |
| 受験料 | 25,000円(オンライン決済) |
このページの数字は、2027年度の募集要項にもとづきます。人数や日程は変わることがあるので、出願の前に必ず学校の最新の案内で確認してください。
推薦入試のしくみと内申の基準
東海大学菅生を推薦で受けるか、併願優遇にするか迷っていませんか
5教科・9教科の内申、欠席の数、志望コースから、いちばん合格に近い受け方を一緒に整理します。保護者の方だけのご相談もできます。
推薦入試は、中学校長の推薦をもらって受ける入試です。菅生には、A1推薦、A2推薦、同窓生推薦、C推薦の4つのタイプがあります。まず、基準に出てくる言葉を説明します。「5科」は国語・社会・数学・理科・英語の5教科の評定(5段階)の合計、「9科」は9教科すべての評定の合計です。「5科17」なら、5教科の評定の合計が17以上という意味になります。
| 推薦のタイプ | 医学・難関大コースの基準 | 進学コースの基準 | 試験 |
|---|---|---|---|
| A1推薦 | 5科19 | 5科17、または9科30 | 面接 |
| A2推薦 | 5科18 | 5科16、または9科28 | 適性検査(数学・英語)と面接 |
| 同窓生推薦(父母・兄姉が卒業生か在校生) | A2推薦と同じ | A2推薦と同じ | 面接 |
| C推薦 | 9科に「1」がないこと | 9科に「1」がないこと | 適性検査(数学・英語)と面接 |
どのタイプも、次の条件があります。在籍している中学校の校長先生の推薦があること、3年生の11月末までの欠席が10日以内であること、9科に「1」がないことです。医学・難関大コースは、5科に「2」もないことが条件に加わります。
- A2推薦とC推薦の適性検査は、数学と英語が各30分・各50点です
- 合格発表は1月23日(土)10:00から、インターネットの合否サイトで見られます
- 入学手続は1月30日(土)です。入学手続金の入金締切は1月28日(木)です
一般入試と併願優遇
一般入試は3回あります。出願はインターネットで、書類は郵送で出します。第1回と第2回の出願期間は1月25日〜2月5日、第3回は2月12日までです。
| 項目 | 第1回 | 第2回 | 第3回 |
|---|---|---|---|
| 試験日 | 2月10日(水) | 2月11日(木・祝) | 2月15日(月) |
| 受けられる区分 | 単願優遇・同窓生優遇・併願優遇 | 併願優遇 | 一般(フリー) |
| 合格発表 | 2月12日(金)13:00 | 2月12日(金)13:00 | 2月16日(火)10:00 |
| 入学手続 | 2月20日(土)。第1回の併願優遇は3月6日(土) | 2月20日(土) | 2月20日(土) |
ここで、優遇の言葉を説明します。単願優遇は、菅生を第1志望にして、合格したら必ず入学する約束で受ける方法です。併願優遇は、ほかの公立・私立高校も受ける人が使う方法で、菅生を第2志望以降にしても大丈夫です。どちらも、基準を満たすことと、入試相談が必要です。
| 一般入試の区分 | 医学・難関大コース | 進学コース |
|---|---|---|
| 単願優遇(第1回) | 5科18 | 5科16、または9科28 |
| 同窓生優遇(第1回) | 5科17 | 5科15、または9科27 |
| 併願優遇(第1・2回) | 5科19 | 5科17、または9科30 |
| 一般(フリー・第3回) | 成績の基準はありません | 成績の基準はありません |
- 国公立高校の推薦に合格した場合は、菅生に出願する必要はありません
- 第1回の併願優遇で受けた人が公立高校の追加検査を受けるとき、条件を満たすと入学手続金が全額返金される制度があります
- 合格発表のあと、入学を辞退するときは、施設設備費を3月5日までに申し出ると返金されます。入学金は返金されません
コースの選び方とスライド合格
2027年度の募集は、医学・難関大コースと進学コースの2つです。特進PBLコースは、2027年度生から募集を停止すると公式サイトに書かれています。古い情報で調べると混ざるので気をつけましょう。
| コース | どんなコースか | 主な進路の目標 |
|---|---|---|
| 医学・難関大コース | 中等部から続く6年一貫のコースですが、高校からも入学できます。放課後の学習サポート「Sugao20」や、ケンブリッジ英検と連動した英語学習などがあります | 東海大学医学部への内部推薦、国公立大学・難関私立大学への現役合格 |
| 進学コース | 運動、音楽、読書など、さまざまな興味をもつ生徒が集まります。部活動と勉強の両立を大切にしています | 東海大学への付属推薦、学校推薦型選抜・総合型選抜など |
スライド合格とは、志望したコースの基準に届かなくても、成績に応じて別のコースで合格にする仕組みです。医学・難関大コースと進学コースのあいだで、一般入試の成績が医学・難関大コースの基準点に達したときに使われます。コースの選び方に迷うときは、学校説明会で聞いてみましょう。
試験の中身と加点
- 一般入試:国語・数学・英語の筆記試験(各50分・各100点)と、約5名での集団面接です
- A2推薦・C推薦:適性検査(数学・英語が各30分・各50点)と個人面接です
- A1推薦・同窓生推薦:個人面接です
出願のときに、検定の合格証を使って点数を足してもらえる「加点」があります。英検・漢検・数検は、3級が1点、準2級が2点、2級が3点です。複数の検定を使うこともできます。進学コースだけ、活動点(最大1点)もあります。
一般入試は3科目の合計で決まるため、苦手な教科を1つ作らないことが大切です。過去問は学校の案内を使い、時間を計って解く練習を、中3の秋から始めましょう。
費用と特待生制度
| 費用 | 金額 |
|---|---|
| 受験料 | 25,000円 |
| 入学手続金 | 350,000円(入学金200,000円+施設設備費150,000円) |
| 制服・体育着など(目安) | 約100,000円 |
| 初年度の学費(2026年度の実績) | 869,600円 |
初年度の学費の内訳(2026年度の実績)は、授業料468,000円、教育運営費72,000円、施設維持拡充費54,000円、生徒会費9,600円、父母の会費23,000円、校外学習費21,000円、教材費130,000円、自学館運営費2,000円、修学旅行積立金90,000円です。2027年度の金額は、募集要項で確認してください。国の就学支援金制度もあります。
特待生制度は、入学金などにあたるお金が給付される仕組みで、返す必要はありません。種類は次のとおりです。
| 種類 | 対象 |
|---|---|
| 特待生A | 菅生を第1志望とし、1学期または調査書の9科の合計が34以上で、9科に「1」がない人 |
| 特待生B | 第1回の一般入試の成績が優秀な人(10名程度) |
| 特待生C | クラブに入る予定の人(若干名) |
| 特待生D | 兄弟姉妹が2人以上、菅生の学園に在籍している人 |
| 特待生E | 同窓生推薦、または同窓生優遇で受ける人 |
東海大学への進学
東海大学の付属校には、付属推薦という制度があります。付属校の生徒が、大学に推薦で進学できる仕組みです。菅生では、東海大学の付属推薦を希望する生徒の9割近くが合格していると、学校が公表しています。
- 3年生の6月に、推薦される学部・学科が知らされます
- 付属推薦で進む人は、東海大学の入学金が半額になる特典があります
- 1年生から東海大学のキャンパスを訪問し、早くから学部の学びにふれます
東海大学以外の大学を目指す生徒には、学校推薦型選抜や総合型選抜、一般選抜の指導があります。過去3年間の進学先には、東京学芸大学、電気通信大学、信州大学、慶應義塾大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学などの名前が並んでいます。
通学のしかた
- 路線バス:JR秋川駅北口、またはJR小作駅西口から、西東京バス「東海大学菅生高校」行きに乗ります
- スクールバス:JR八王子駅南口のロータリーと、八王子楢原(西東京バス車庫)から出ています。朝は座席が指定されていて、ふつうは座って通えます
- 時刻表は、学校の「各種ダウンロード」のページにあります
通学に使う道すじは、入学後の毎日の負担を左右します。説明会の日に、実際に同じ道を通ってみると、所要時間がつかめます。
合格に向けた準備の順番
中1・中2:評定と出席を整える
- 定期テストの復習を習慣にして、5教科の評定を安定させる
- 欠席・遅刻を少なくする(推薦は3年生の11月末までの欠席が10日以内)
- 英検・漢検・数検の3級以上をねらう(加点に使えます)
中3:秋から入試まで
- 10〜11月:学校説明会(10月26日18:00、11月14日13:30、11月21日13:30。いずれも要申込)
- 12月15日〜18日:入試相談(中学校の先生と一緒に確認)
- 12月20日〜:推薦のインターネット出願の入力が始まる
- 1月15日〜19日:推薦の出願。1月22日が試験
- 1月25日〜2月5日:一般(第1・2回)の出願。2月10日・11日が試験
- 2月12日:第1・2回の合格発表。2月20日までに手続(併願優遇は3月6日)
保護者がやりがちな、もったいない関わり方
- 特進PBLコースの名前で調べて、2027年度は募集がないことに気づかない
- 単願優遇と併願優遇をまちがえる(第2回は併願優遇のみです)
- 「5科」と「9科」の数え方を確かめず、基準に届いていると思い込んでしまう
よくある質問
Q. 公立高校も受けたいのですが、併願はできますか?
A. はい。一般入試の第1回・第2回の「併願優遇」は、ほかの公立・私立高校と併願する人が対象です。基準を満たすことと、入試相談が必要です。国公立高校の推薦に合格した場合は、菅生に出願する必要はありません。
Q. 特進PBLコースは受けられますか?
A. 2027年度生から募集を停止すると、公式サイトに書かれています。2027年度に受けられるコースは、医学・難関大コースと進学コースです。
Q. 入試相談はいつですか?
A. 2026年12月15日〜18日です。一般入試の優遇や、推薦の受験に必要です。日程や申し込み方法は、中学校の先生に確認してください。
Q. 入学を辞退した場合、お金は戻りますか?
A. 施設設備費は、3月5日までに申し出ると返金されます。入学金は返金されません。第1回の併願優遇で受けて公立高校の追加検査を受ける場合は、返金の制度があります。
Q. スクールバスはどこから出ていますか?
A. JR八王子駅南口のロータリーと、八王子楢原(西東京バス車庫)から出ています。時刻表は学校の「各種ダウンロード」のページにあります。
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出典
- 東海大学菅生高等学校「募集要項」
- 東海大学菅生高等学校「2027年度 募集要項概要(PDF)」
- 東海大学菅生高等学校「交通アクセス」
- 東海大学菅生高等学校「医学・難関大コース」
- 東海大学菅生高等学校「進学コース」
- 東海大学菅生高等学校「進路指導」
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