【学校紹介】海城中学校

国際社会をリードする人材の育成をめざし,きめ細かい教育を実践。

海城は,校内の環境が整ったいい学校です。いちばんいいのは,自由な校風です。前身が海軍予備校ということですが,そのイメージは全然ありません。おもしろい先生や生徒がたくさんいます。駅の周辺は繁華街で,必ずしもいい環境だとはいえませんが,それにまさるメリットを持った学校です。

目次

授業

中高6年間を通し,学習指導の充実・きめ細かな生活指導・国際理解教育の推進に努めている。中1から高1までの4年間は基礎学力の伸長と充実の時期と位置づけており,主要教科に標準よりも多くの時間をあて,授業も密度の濃い内容となっている。時代のグローバル化を考慮して,中1• 2で週1時間ネイティブスピーカーによる少人数制(クラスを2分割)の会話と外国文化の授業があり,「聞く・話す」力を向上させる。コンピュータや映像を利用した視聴覚教育も行う。高2から文科系・理科系の2コースに分け,徹底した進路別教育を行う。そのさいのコース選択はあくまで生徒の意思が尊重される。文科系コースは国語・英語・社会,理科系コースは数学・英語・理科に重点をおいているものの,国公立大受験にも対応するため,すべての教科をかたよりなく学習する。

海外研修

中3の春休みに,希望者を対象とした2週間の研修を行う。アメリカの姉妹校で英語の研修を受けるほか,ホームステイを通して異文化にふれ,国際理解を深める。また,高1• 2の夏休みにイギリスへのミニ留学,高1の3学期には3か月間のカナダへの短期留学も用意されている(希望者) 。

入試情報

2011年からの高校募集の・停止に伴って帰国生入試を設定し, 2023年は30名の
募集に対し, 193名が受験した。一般入試では,例年,実質倍率は3.0倍前後となる。国語・社会の記述問題,理科4分野からの出題,算数の図形や計算をふくむ
問題などは,単なる知識の詰め込みだけでは対応できないバランスのとれた力が求められる。

応募状況

募集数 応募者数 受験者数 合格者数 実質倍率
23年度
① 145 602 545 160 3.4
② 145 1418 1076 304 3.5
22年度
① 145 545 489 163 3.0
② 145 1315 1006 305 3.3
21年度
① 145 552 481 165 2.9
② 145 1277 957 294 3.3

試験時間・満点

国算各50分・120点,社理各45分•80点
*合格最低点①250点,②254点
■出願時に必要な提出書類(調査書等)⇒通知表コピー

おすすめ併願校

渋谷幕張、市川、開智(先端特待)、栄光学園、國學院久我山、成城

傾向・対策

国語

海城中学の国語は、例年大問2題構成で、物語文・小説から1題、説明文・論説文から1題出題されています。題材となる作品は、高学年向けの話題作や、世相を反映したものが取り上げられやすい傾向にあります。
表現力や思考力、知識が総合的に求められるため、難易度が高めの試験です。

引用文の文章は8,000字前後と、他の難関校と比べると標準的ですが、選択肢の文章量も多いのが海城中学の国語の特徴です。時間内に全ての設問を解くには、文章を読み解くスピードがポイントです。

設問は、この選択問題が中心になっていますが、記述問題も手が抜けません。
80字前後の問題が大問1つにつき1~2題出題され、使用しなければならない言葉が指定されている場合もあります。基本的には自分の意見を書くものではなく、内容把握がきちんとできているかが試される問題です。
設問内容から文中のポイントとなる部分を見つけられるかどうかがカギになるでしょう。また表現力に加えて、制限字数内に収める構成力も必要です。
十分な対策ができているかどうかで差がつくポイントとなる問題です。

算数

海城の算数は、大問6題、小問18問という問題構成です。年ごとに、難易度は多少変動がありますが、頻出分野や出題形式などは毎年ほとんど同じです。
特に「図形」「場合の数」「濃度」「数の性質」「割合と比」などが頻出しています。また、長めの文章題として出題されることも多い「旅人算」も出題率が高くなっています。

全体的に見て、よく練られた問題が出題されています。問題集でよく見られる形とは一味違う、新しい傾向の問題が出されることもあり、推理力や思考力、判断力が必要で、粘り強く問題に立ち向かっていくことが重要です。
計算問題に関しても、 少数や分数を含む四則混合計算や逆算は式のくふうを使って解いていくものがよく出題されています。そのため、問題数はそれほど多くなくても、時間的な余裕のない試験になっています。

図形問題は応用問題の中心となっており、毎年2~3題出題されています。内容はバラエティーに富んでおり、点や図形の移動に伴う面積変化、図形上を周期的に移動する点、見取り図と展開図、立方体の転がり方などがあります。
特に難易度が高く頻出しているのは、立体の切断に関する問題です。深い理解も必要になるため注意しておきましょう。
また平面図形に関しては、角度や面積と比や相似を使った問題がよく出題されています。 その他にもグラフを絡めた水深の変化や速さなどの問題もよく目にします。

理科

例年、大問4題の構成で、「生命」「物質」「エネルギー」「地球」の各分野から1題出題される形式です。問題の難易度は高く、出題分野も幅広いです。
また、取り上げられる素材が新しいために他校ではあまり見かけないユニークな問題が出題されています。
試されるのは真の応用力があるかどうかで、与えられた情報から基礎知識を活用し、考察しながら解答を導くことが必要です。

海城中学校の理科は、実験と絡めた計算問題が非常に多く出題されるのが特徴です。計算問題自体も難易度の高いものになっています。
また、実験器具について問われることもあるので、注意が必要です。その他にも図やグラフや表の分析問題も目立ち、作図させる問題が出題されたこともありました。

問題文(リード文)が長いことも特徴のひとつです。理科の知識、計算力以前の問題として、「読解力」が点数に大きく影響します。

社会

海城中学の社会は、大問が1題のみです。毎年問題文が1,000字程度あり、資料などもあわせて読み解きながら、ひとつの話題に対して深掘りする問題となっています。

解答形式は、選択問題や用語記入問題が中心です。時代の流れを応える問題や複数選択の問題もあるため、基礎的な事項は年代も合わせて確実に覚えておきましょう。

他に、リード文とそのテーマに関連した資料やグラフを読み取って解答する記述問題が、例年数題出題されています。
テーマも普段あまり馴染みのないようなものが取り上げられることもありますが、気後れせずに、まずリード文を読み解くことがポイントになるでしょう。

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