共通テストの出願は10月2日まで|2027年度から現役生も個人でWEB出願

共通テストの出願は10月2日まで|2027年度から現役生も個人でWEB出願保護者向けコラム
結論

2027年度の共通テストの出願受付が2026年9月15日に始まりました。締切は10月2日17時です。そして今年から大きく変わった点があります。

共通テストの出願は、学校がやってくれるものではなくなりました。全面的にWEB出願へ移行し、現役生も既卒生も、受験生本人がスマートフォンやパソコンから自分で手続きします。締切を過ぎたら受験できません。

この記事でわかること
  • 今年から何が変わったのか
  • 出願の期限と検定料
  • つまずきやすい5つのポイント
  • 保護者がやってはいけないこと

今年から「学校がやってくれる」ではなくなった

これまで現役生の多くは、在学中の高校が出願を取りまとめる形で手続きが進んでいました。志願票を学校で配られ、記入して提出すれば、あとは学校が処理してくれる。保護者が意識する場面はほとんどありませんでした。

2027年度からは全面的にWEB出願になり、受験生本人が個人で出願します。出願サイトでマイページを作り、必要事項を登録し、検定料を支払う。この一連の作業を自分で完了させなければなりません。

ここで注意していただきたいのは、検定料の支払いが済んで初めて出願が完了するという点です。登録だけして支払いを忘れていると、本人は「出願した」つもりでも、出願していないことになります。

締切に遅れた場合、救済はありません。共通テストを使う入試は、国公立大の大半と、私立大の多くの方式が該当します。出願を落とすと、受験できる大学が一気に減ります。この手続きだけは、家庭で確実に管理してください。

期限と検定料

※表は横にスクロールできます

項目内容
マイページ作成2026年7月1日から可能(まだの場合は最優先)
出願内容の登録2026年9月15日10時 〜 10月2日17時
検定料の支払い10月2日23時59分まで(支払いで出願完了)
検定料3教科以上 18,000円/2教科以下 12,000円
成績開示を希望する場合上記に300円を加算
本試験2027年1月16日・17日

※2026年9月時点で公表されている内容です。日程・金額・手続きは変更される場合があります。必ず大学入試センターの公式案内と、在学中の学校からの指示でご確認ください。

登録の締切(10月2日17時)と支払いの締切(同日23時59分)が違う点に気をつけてください。17時を過ぎると登録そのものができなくなります。「夜に家族でやろう」と思っていると間に合いません。

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なぜ個人出願に変わったのか、家庭で何が増えるのか

WEB出願への移行は、紙の志願票をやりとりする手間をなくし、記入ミスや郵送事故を減らすための変更です。受験生にとっては、自宅から手続きを完結でき、入力内容をその場で確認できるという利点があります。

一方で、家庭側の負担は確実に増えます。これまで学校が担っていた「期限を管理する」「書類の不備を見つける」という役割が、そのまま受験生本人に移ったからです。高3の秋は模試も三者面談も重なり、本人の頭は勉強と志望校選びで埋まっています。事務手続きは後回しになりやすい時期です。

だからこそ、保護者が一度だけでも一緒に画面を確認する価値があります。代わりに入力する必要はありません。「登録は終わったか」「支払いは済んだか」の2つを聞くだけで十分です。それだけで、最悪の事故はほぼ防げます。

推薦で受ける場合も、出願しておくべきか

学校推薦型選抜や総合型選抜を第一志望にしている場合でも、共通テストに出願しておくかどうかは早めに決めてください。推薦で合格すればそれで終わりですが、結果が出るのは11月から12月にかけてです。共通テストの出願締切である10月2日より後になります。

つまり、推薦の結果を見てから出願を決めることはできません。推薦が不合格だった場合に一般選抜へ切り替える可能性が少しでもあるなら、出願しておくほうが安全です。検定料は戻りませんが、受験できる選択肢を残せます。推薦入試の準備については総合型選抜・学校推薦型選抜の対策もあわせてご覧ください。

つまずきやすい5つのポイント

1 登録しただけで満足してしまう。支払いを終えるまで出願は完了していません。支払い後の画面や通知を必ず確認します
2 受験する教科の数を決めずに進める。3教科以上か2教科以下かで検定料が変わります。志望校の必要科目を確認してから登録します
3 成績開示の申込みを見送ってしまう。300円で自分の得点が後から確認できます。次年度の受験を視野に入れるなら申し込んでおくほうが無難です
4 マイページのIDとパスワードを本人しか知らない。受験票の確認や変更手続きで後日また使います。家庭内で控えを共有しておきます
5 学校からの案内を読んでいない。個人出願に変わっても、学校側で確認や指導を行う場合があります。担任や進路指導の指示は必ず確認してください

保護者がやってはいけないこと

  • 本人任せにして締切日まで確認しない。今年から仕組みが変わりました。1回だけでも進捗を一緒に確認してください
  • 締切直前の夜に手をつける。登録は17時までです。混雑や不具合の可能性も考え、数日前までに終わらせます
  • 受験科目を保護者が勝手に決める。志望校の要件は学校と本人が確認しているはずです。勝手に変えると出願のやり直しになります
  • 手続きの不安を勉強の話とまぜて叱る。この時期の受験生は精神的な余裕がありません。事務手続きは事務として、淡々と終わらせます

出願が終わったら、残り4か月の配分を決める

出願を終えると、本番までおよそ4か月です。この時期に最も多いご相談が、共通テスト対策と二次・私大対策の配分です。共通テストに寄せすぎると記述力が落ち、二次に寄せすぎると足元をすくわれます。適切な比率は、志望校の配点と本人の得点構造によって変わります。

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まとめ

  • 出願は9月15日10時〜10月2日17時。検定料の支払いは同日23時59分まで
  • 今年から全面WEB出願。現役生も本人が個人で手続きする
  • 支払いが済んで初めて出願完了。登録だけでは出願していない
  • 検定料は3教科以上18,000円/2教科以下12,000円。成績開示は+300円
  • 登録の締切と支払いの締切が違う。数日前までに終わらせる
  • 日程や金額は変わることがあるため、必ず公式案内と学校の指示で確認する
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