盛岡市立高校は、盛岡市にある、県内でただ1つの市立の高校です。普通科(特別進学コース・普通コース)と商業科があり、募集定員は合計275人です(令和8年度)。令和8年度の前期の志願倍率は、特別進学コースが0.92倍、普通コースが1.03倍、商業科が0.86倍でした。
県立高校との併願はできません。前期は、例年、県立高校と同じ日程です(令和9年度の県の本検査は3月4日(木)・5日(金))。令和9年度の市立高校の募集定員と日程は、盛岡市教育委員会の発表でご確認ください。
🏫 盛岡市立高等学校とはどんな学校?
盛岡市立高校の所在地は、盛岡市上太田上川原96です。鉄道の駅はなく、バスで通います。岩手県交通の太田線「盛岡市立高校前」で下車するとすぐです(盛岡駅東口10番から約22分。学校の案内、2025年5月1日現在)。生徒数は811人です(令和8年4月1日現在)。
校訓は「若き日に 身体を鍛え 知能を磨き 情操を深め 教養を積め」です。大正9年(1920年)に創立されました。校長のあいさつには、今春の卒業生に国公立大学へ進んだ人が45名いること、就職内定率が22年連続で100%であることが書かれています(令和8年度)。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 盛岡市上太田上川原96(〒020-0053) |
| 設置者 | 盛岡市(盛岡市教育委員会)。県立ではありません |
| 学科・コース・定員(令和8年度) | 普通科 特別進学コース35人/普通科 普通コース160人/商業科80人(合計275人) |
| 生徒数 | 811人(令和8年4月1日現在) |
| 県立高校との併願 | できません |
※所在地・設置者・定員・選抜の方法は、盛岡市教育委員会の「令和8年度 入学者選抜の概要」と学校の公式サイトによります。令和9年度の内容は、市の発表でご確認ください。
🔥 倍率のうごき(令和7〜8年度)
盛岡市立高校の前期の志願倍率は、3つのコースとも、令和7年度から令和8年度にかけて下がりました。特別進学コースは1.28倍から0.92倍へ、普通コースは1.23倍から1.03倍へ、商業科は1.23倍から0.86倍へ、それぞれ下がっています。
| 令和7年度 | 令和8年度 | |
|---|---|---|
| 特別進学コース 志願者数/倍率 | 32人/1.28倍 | 23人/0.92倍 |
| 普通コース 志願者数/倍率 | 197人/1.23倍 | 165人/1.03倍 |
| 商業科 志願者数/倍率 | 98人/1.23倍 | 69人/0.86倍 |
| 前期の募集(特進/普通/商業) | 25人/160人/80人 | 25人/160人/80人 |
※数字は、盛岡市教育委員会が発表した、前期の志願者数(志願先の変更のあと)によります。令和6年度は、入試のしくみが今とちがい、数え方も別なので、くらべていません。特別進学コースの前期の募集は、定員35人から後期分の10人をのぞいた人数です。

💡 倍率は、どう読めばいい?
令和8年度の岩手県全体(県立の全日制)の一次募集は、募集定員8,215人に対して志願者数が6,574人、倍率は0.80倍でした。盛岡市立高校は、普通コースが1.03倍で、県全体の平均より高めです。
倍率が1倍より低くても、合否は倍率では決まりません。合否は、学力検査と調査書の点数で決まります。また、市立高校は県立高校と併願できないので、第1志望をどちらにするかを、早めに決めておくことが大切です。
特色入学者選抜は、令和8年度に、特別進学コースが14人の募集に6人(0.43倍)、普通コースが64人に63人(0.98倍)、商業科が32人に34人(1.06倍)の志願でした。
では、いまの進め方で届きますか?
📝 2027年度(令和9年度)の日程と、合否の決まり方
| 区分 | 内容 | 日付 |
|---|---|---|
| 一次募集(一般・特色) | 本検査(学力検査・学校独自検査・特色入学者選抜の検査) | 3月4日(木)・5日(金) |
| 一次募集 | 追検査 | 3月10日(水)・11日(木) |
| 一次募集 | 合格者の発表 | 3月15日(月) |
| 二次募集 | 検査 | 3月23日(火) |
| 二次募集 | 合格者の発表 | 3月25日(木) |
※日程は、県の「令和9年度入学者選抜日程」(令和8年6月15日更新)によります。出願の期間と、志願先の変更の期間は、令和9年度の実施要項が公表されたら、県のページで確かめましょう。参考までに、令和8年度の志願先の変更は、2月13日(金)〜2月19日(木)でした。
選抜の種類は「一般」「特色」「二次募集」
| 選抜 | 中身(令和8年度の実施要項による) |
|---|---|
| 一般入学者選抜 | 学力検査(5教科)と調査書で、総合的に判定します。学校によっては、学校独自検査(面接・小論文・作文・実技のうち1〜2項目程度)が加わります |
| 特色入学者選抜 | 調査書と志願理由書に、面接・小論文・作文・実技・口頭試問・プレゼンテーションなどのうち1〜2項目程度を合わせて判定します。一般入学者選抜で第1志望として出願する学校・学科にだけ出願できます(特色入学者選抜だけの出願はできません)。学区の制限は受けません |
| 二次募集 | 一次募集のあとに、欠員が定員の10%以上になった学科(学系)で行います |
合否を決める順序は、特色入学者選抜が先、一般入学者選抜があとです。一般入学者選抜は、特色入学者選抜の合格者を除いた人を対象に、判定されます。特色入学者選抜で合格しなかった人も、一般入学者選抜で判定を受けます。
学力検査は5教科・各100点(合計500点)
学力検査は、国語・数学・社会・英語・理科の5教科で、各100点、合計500点です。参考までに、令和8年度の3月4日の時間割は次のとおりでした。令和9年度の時間割は、実施要項で確かめましょう。
| 教科 | 時間(令和8年度) |
|---|---|
| 国語 | 9:10〜10:00 |
| 数学 | 10:15〜11:05 |
| 社会 | 11:20〜12:10 |
| 英語 | 13:00〜13:50 |
| 理科 | 14:05〜14:55 |
調査書は中1・中2・中3の9教科が全部使われます
調査書は、中学1年から3年までの9教科の評定を、次のように点数にします(令和8年度の実施要項による)。学年が上がるほど重く、中1:中2:中3=1:2:3です。音楽・美術・保健体育・技術家庭の4教科は、主要5教科より重く数えます。
| 中1 | 中2 | 中3 | |
|---|---|---|---|
| 国語・社会・数学・理科・英語(評定×) | ×2 | ×4 | ×6 |
| 音楽・美術・保健体育・技術家庭(評定×) | ×3 | ×6 | ×9 |
| 満点 | 110点 | 220点 | 330点 |
盛岡市立高校の前期の一般選抜は、県立高校と同じ問題の学力検査と、調査書の学習の記録を、7:3で評価します(令和8年度の概要)。具体的な配点は、市の要項でご確認ください。
参考として、県立高校の調査書は、中1・中2・中3の9教科の評定を点数にします。主要5教科は評定×2(中1)・×4(中2)・×6(中3)、実技4教科は×3・×6・×9で、3学年の満点は660点です。市立高校の点数の出し方は、市の要項でご確認ください。
ここからは推測です。市立高校でも、中1・中2の評定が見られる可能性があります。中3の1学期だけでなく、定期テストと提出物の積み重ねを、ふだんから大切にしましょう。
盛岡市立高校は、県立高校ではなく、盛岡市の学校です。前期(一般と特色)は、例年、県立高校の一次募集と同じ日程です。後期は、特別進学コースだけで、調査書と面接で判定します。二次募集は、定員に満たない場合にだけ行われます(特別進学コースは行いません)。上の表は県立高校の日程です。市立高校の令和9年度の出願・合格発表の日は、盛岡市教育委員会の発表でご確認ください。
🎯 特色入学者選抜の内容(令和8年度の概要)
令和8年度の盛岡市立高校の特色入学者選抜は、次のような内容です。令和9年度の内容は、市の要項でご確認ください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 募集(令和8年度) | 特別進学コース14人/普通コース64人/商業科32人 |
| 判定の方法 | 調査書、自己アピールカード、面接で、総合的に判定 |
| 出願 | 第1志望で出願したコースにだけ出願できます(特色だけの出願はできません) |
| 一次選考 | 志願者が募集定員の2倍をこえた場合は、書類による一次選考を行うことがあります |
| 令和8年度の特色の倍率 | 特別進学 0.43倍(14人に6人)/普通 0.98倍(64人に63人)/商業 1.06倍(32人に34人) |
前期の一般選抜は、第2志望の出願もできます。後期は特別進学コースだけで、第2志望は普通コースか商業科です。
通学できる区域は、普通科が盛岡市、滝沢市、八幡平市の大更、岩手郡雫石町、紫波郡矢巾町、宮古市の旧川井村の区域です。区域の外からは、第1学年の定員の15%の範囲で受け入れています(令和8年度)。
📚 科目別の勉強の進め方
岩手県の学力検査は、5教科を各100点で行います。ここでは、出題の傾向の数字ではなく、5教科を同じ重さで準備するための、進め方を書きます。
漢字と文法の基本を毎日少しずつ。長い文章は、段落ごとに一文でまとめる練習をします。
計算と小問を、ミスなく取り切ることが先です。図形や関数は、図をかいて、途中の問いまで確実に取ります。
地図・グラフ・年表は、資料を見て考える練習を重ねます。できごとは、理由とセットで覚えます。
用語の暗記に加えて、実験の手順と結果から考える問題に慣れます。計算は単位まで確かめます。
聞き取りは、毎日10分でも続けます。単語は、意味だけでなく、文の中での形まで覚えます。
過去の問題は、時間を計って解き、間違えた問題を、ノートに1つずつ直しましょう。特色入学者選抜では、資料をつくって発表するプレゼンテーションがあります(令和8年度)。グラフや資料を見て、自分の考えを短くまとめる練習が役に立ちます。
🤝 公立と、私立の併願
私立高校の入試日程や手続きの期限は、学校ごとにちがいます。公立の一次募集の合格者の発表は3月15日なので、私立の入学手続きの期限を、先に各校の募集要項で確認しておきましょう。岩手県の入試のしくみは岩手県公立高校入試2027の日程と仕組みに、難関校の比較は岩手県の難関公立高校対策にまとめています。
🗓️ 学年別・合格までのスケジュール
| 時期 | 取り組み |
|---|---|
| 中1〜中2 | 岩手県は、中1・中2の評定も点数になります(中1×1、中2×2、中3×3)。定期テストと提出物で、苦手を残さない |
| 中3 春〜夏 | 1学期の定期テストと提出物で評定をとる(中3は×3で、いちばん重い)。夏休みに中1・中2の苦手単元をつぶし、模試で現在地を知る |
| 中3 9〜12月 | 2学期の評定を上げる。過去の問題を、時間を計って解く。志望校の実施概要で、学力検査と調査書の比率、特色入学者選抜の内容を読む。三者面談で、公立と私立の併願を決める |
| 中3 1〜2月 | 令和9年度の実施要項で、出願と志願先の変更の期間を確かめる。特色入学者選抜を考える人は、志願理由書と、面接などの練習をする |
| 中3 3月 | 3月4日・5日が本検査、3月10日・11日が追検査、3月15日が合格者の発表。二次募集の検査は3月23日、発表は3月25日 |
よくいただくご質問
Q. 特色入学者選抜だけを受けることはできますか?
A. できません。令和8年度の実施要項では、特色入学者選抜は、一般入学者選抜で第1志望として出願する学校・学科(学系)にだけ出願できます。合否は、特色入学者選抜が先、一般入学者選抜があとに決まります。特色入学者選抜で合格しなかった人も、一般入学者選抜で判定を受けます。
Q. 倍率が1倍より低ければ、合格できますか?
A. 倍率の数字だけでは、合否は決まりません。合否は、学力検査と調査書の点数を合わせて判定されます。倍率は、志願者の人数の動きを見る目安として使いましょう。
Q. 盛岡市立高校と県立高校は、併願できますか?
A. できません。盛岡市立高校は、盛岡市教育委員会が入試を行う市立の学校です。県立高校との併願はできないと、令和8年度の概要に書かれています。
Q. 盛岡市立高校の倍率は、どのくらいですか?
A. 令和8年度の前期は、特別進学コースが0.92倍、普通コースが1.03倍、商業科が0.86倍でした。盛岡市教育委員会の発表による数字です。
Q. 令和9年度の日程は、いつですか?
A. 前期は、例年、県立高校と同じ日程です。令和9年度の県の本検査は3月4日・5日です。市立高校の出願や合格発表の日は、盛岡市教育委員会の発表でご確認ください。
※出典:盛岡市教育委員会の「令和8年度 入学者選抜の概要」と、前期の志願者数・倍率の発表(令和6年〜令和8年)、学校の公式サイト(概要・アクセス)。岩手県教育委員会「令和9年度入学者選抜日程」(令和8年6月15日更新)。最新の情報は、盛岡市教育委員会のページと学校の公式サイトでご確認ください。
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