家庭教師を2人同時につけるのはあり?判断基準と進め方

家庭教師を2人同時につけるときの判断基準保護者向けコラム

「家庭教師を2人つけたら、成績はもっと上がる?」「でも、先生が2人いて混乱しない?」——そう迷うご家庭は少なくありません。

結論:2人同時は「ありえる」ですが、条件があります。科目や目的が分かれているなら有効です。同じ科目に2人つけると、教え方が食い違って逆効果になりがちです。

※「2人同時」には、①お子さま1人に先生が2人、②お子さま2人(兄弟・友達)に先生が1人、の2つの意味があります。この記事は①を中心に、②も後半で整理します。

先に結論|2人同時を決める3つの基準
1.科目や目的が分かれているか。「数学と英語で先生を分ける」なら有効。「同じ科目に2人」は避けます。
2.先生同士で情報を共有できるか。どこまで進んだかが共有されないと、同じ内容の重複や食い違いが起きます。
3.お子さまの時間と体力に余裕があるか。授業を増やしても、復習の時間がなくなれば伸びません。

お子さま1人に先生2人|ありなのはどんなとき?

2人つけるのが向いているケース

科目ごとに、得意な先生を分けたいとき
たとえば「数学は専門の先生、英語は別の先生」と分けます。それぞれの科目に強い先生に任せられるので、1人に全科目を頼むよりも、教え方に迷いが出にくくなります。
受験期で、見る科目が多いとき
受験直前は、5教科すべてを1人の先生で見ようとすると時間が足りません。苦手科目を中心に、先生を分担するほうが回ることがあります。
目的が別のとき
「学校の定期テスト対策」と「志望校の入試対策」のように、目的が違う場合は、先生を分けると進め方が混ざりません。

2人つけないほうがよいケース

同じ科目に、先生が2人いるとき
解き方の説明が食い違い、お子さまが「どっちが正しいの?」と迷います。迷いは、いちばん勉強の邪魔になります。
すでに、予定がいっぱいのとき
塾・部活・習い事で時間が埋まっていると、授業を増やしても復習ができません。授業が増えた分、消化不良になります。
「先生を足せば何とかなる」と考えているとき
成績が伸びない原因が、勉強の進め方にある場合、先生を増やしても解決しません。先に原因を見つけることが大切です。

組み合わせ別|向き・不向きの目安

組み合わせ向いている場合注意すること
家庭教師(科目A)+家庭教師(科目B)科目を分けて、それぞれの専門に任せたい先生同士で、進み具合を共有しておく
家庭教師+集団塾塾の授業は進むが、苦手科目が残る塾の宿題と授業のペースに合わせる
家庭教師+通信教育基礎は通信、分からない所だけ質問したい教材が増えすぎないようにする
同じ科目に家庭教師2人基本的におすすめしません教え方が食い違い、混乱しやすい
先生を増やす前に、原因を一緒に整理しませんか?

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2人つけるか決める|判断チェックリスト

3つ以上あてはまれば、2人同時を検討してよい目安です
☑ 先生を分けたい科目が、はっきり決まっている
☑ 授業のあとに、復習の時間がとれている
☑ お子さま本人が「もっと教えてほしい」と言っている
☑ 先生同士で、進み具合を共有する方法がある
☑ 1か月ごとに、見直す約束ができる

2人同時で始めるときの進め方

1
目的を、1行で決める
「数学を10月までに基礎固め」のように、先生ごとの役割を短い言葉にします。
2
科目で、先生を分ける
同じ科目を2人に頼まず、1科目につき1人の担当にします。
3
進み具合を共有する
授業のあとに、短いメモを共有します。保護者の方が間に入ると、食い違いに早く気づけます。
4
1か月で見直す
成績だけでなく、お子さまの疲れ具合も確認します。合わなければ、1人に戻して構いません。

お子さま2人(兄弟・友達)を、先生1人で同時に見てもらう場合

もうひとつの「2人同時」は、兄弟や友達と一緒に、1人の先生に教わる形です。エスペランサアカデミーでも、2人同時の指導に対応しており、料金は2人分ではなく1.5人分です。

メリット
一緒に頑張る相手がいると、やる気が続きやすくなります。分からない所を教え合えることもあります。また、費用を分け合えるので、1人あたりの負担を抑えられます。
デメリット
仲がよいほど、話が脱線しやすくなります。理解度や進み具合に差があると、時間が片方に偏ることもあります。受験直前の生徒さんや、人見知りのお子さまは、1対1のほうが合う場合があります。

兄弟で受ける場合の「学年差」や「向き不向き」は、別の記事で詳しくまとめています。→ 兄弟でオンライン家庭教師|同時に受けられるかは学年差で決まる

費用と時間の考え方|「足し算」で決めない

先生を2人にすると、授業の回数と費用が、そのまま2倍に近づきます。ここで大切なのは、授業の時間に加えて、復習の時間も確保できるかです。授業は、勉強のきっかけにすぎません。身につくのは、授業のあとの復習の時間です。

週のスケジュールを、先に書き出してみる
学校・塾・部活・睡眠・食事を引いて、残った時間を出します。その中に、授業と復習の時間が入るかを見ます。入らないなら、先生を増やすより、授業の回数を整理するほうが先です。

費用についても、「合計でいくらか」より、「その科目が、いつまでにどこまで伸びればよいか」から逆算するのがおすすめです。ゴールが決まれば、必要な授業の回数が見えてきます。

よくある質問

Q.家庭教師を2人つけると、成績は早く上がりますか?
授業が増えれば必ず上がる、というわけではありません。科目や目的が分かれていれば有効ですが、同じ科目に2人つけると、混乱して逆効果になることがあります。
Q.先生同士が合わないときは、どうすればよいですか?
1人に戻して構いません。1か月ごとに見直す約束をしておくと、やめやすくなります。
Q.集団塾に通っていても、家庭教師は2人必要ですか?
多くの場合、まずは「塾+家庭教師1人」で足ります。先生を増やす前に、足りない科目と原因を整理するのがおすすめです。
Q.兄弟で同時に受けるときの料金は?
エスペランサアカデミーでは、2人同時の指導は、2人分ではなく1.5人分の料金です。
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