星陵高校は、兵庫県の県立の全日制・普通科の高校です。この記事では、内申(調査書情報の学習評定)と当日の学力検査(当日点)が、令和9年度入試でどんな比率で合否に使われるのかを、兵庫県教育委員会が公表した「入学者選抜要綱」をもとに整理します。あわせて、直近3年の倍率、第1志望に加わる加算点、入試の日程、評定と当日点の積み上げ方も、公式の数字から計算できる範囲でまとめました。
✅ 結論:星陵高校の選抜は、こう決まります
星陵高校は、全日制の普通科で、複数志願選抜を行う高校です。第1志望として出願する場合は、素点に25点(第1学区の第1志望加算点)が加わります。評定は中3の成績だけを使い、5教科(国語・社会・数学・理科・外国語)よりも、音楽・美術・保健体育・技術・家庭の4教科のほうが、1段階あたりの点が大きくなります。
- 内申と当日点の比率(250点:250点)と、評定を点に直す計算
- 当日点(5教科500点)を250点にする計算と、1点・1段階の重み
- 第1志望加算点(第1学区は25点)と、第2志望のしくみ
- 直近3年(令和6〜8年度)の倍率・志願者数と、第1学区の高校との比較
- 令和9年度の入試日程と、時期別の進め方
🧭 兵庫県の学力検査入試のしくみ(先に押さえたい5点)
兵庫県の公立高校は、2月の「推薦入学・特色選抜」と、3月の「学力検査」による選抜に分かれます。この記事で扱うのは、3月の学力検査による選抜です。星陵高校の配点を読む前に、県の共通ルールを5点だけ確認します。
1.全日制の普通科は、複数志願選抜です。県の要綱では、学力検査による選抜は、全日制普通科(中高一貫教育校を除く)と総合学科で複数志願選抜を行います。志願者は第1志望校に出願し、そのうえで第2志望校を付けることができます。
2.合否は、3つの「判定資料」で判断されます。判定資料(A)は、調査書情報の中3の学習評定を点にしたもの(250点)、判定資料(B)は、学習の記録以外の諸記録を総合した資料、判定資料(C)は、学力検査の結果を0.5倍にしたもの(250点)です。(A)と(C)は同等に扱い、(B)は参考として総合的に判定します。
3.評定は、中3の成績だけを使います。要綱の判定資料(A)は、第3学年の評定が対象です。中1・中2の評定は、合否判定の点数には入りません。第3学年の評定は、令和9年1月以降に、第1・第2学期の成績を十分参考にして行うと定められています。
4.学力検査は、5教科です。国語・社会・数学・理科・英語(聞き取りテストを含む)を、各100点・合計500点で実施します。基本的事項を中心に、知識・技能と、それを活用する思考力・判断力などをみる検査とされています。
5.第1志望には、加算点があります。第1志望校の合否判定では、素点に「第1志望加算点」を足します。加算点の数字は学区ごとに決まっていて、星陵高校のある第1学区は25点です。
📊 配点の表|内申と当日点の比率(令和9年度)
令和9年度の兵庫県の入学者選抜要綱にある、合否判定の仕組みを表にしました。学力検査による選抜では、どの高校も、評定と学力検査を同等に扱います。
| 資料 | 内容 | 点 |
|---|---|---|
| 判定資料(A) 調査書情報の学習評定 | 中3の5教科の評定の和×4(最大100点)+中3の4教科(音楽・美術・保健体育・技術・家庭)の評定の和×7.5(最大150点) | 250点 |
| 判定資料(C) 学力検査 | 国語・社会・数学・理科・英語の5教科(各100点、合計500点)を0.5倍 | 250点 |
| 素点(A+C) | 評定と学力検査は同等に扱う | 500点 |
| 第1志望加算点(第1学区) | 第1志望校の合否判定にだけ加える点(第2志望には加えない) | +25点 |
| 判定資料(B) 諸記録 | 学習の記録以外の諸記録を総合した資料。参考として使い、総合判定になるよう留意する | 点数にはしない |
| 面接 | 必要がある場合に実施でき、結果を資料に加えることができる(実施の有無は学校ごと) | 募集要項で確認 |

※兵庫県教育委員会「令和9年度 兵庫県公立高等学校入学者選抜要綱」の「合否の判定」にもとづきます。面接の実施の有無や、判定資料(B)の中身は、星陵高校の募集要項で確認してください。
表のポイントは3つです。1つめは、評定と学力検査が250点ずつで同じ重みであること、2つめは、評定のうち4教科(音楽・美術・保健体育・技術・家庭)が150点で、評定の6割を占めること、3つめは、第1志望には25点が加わることです。
🧮 内申(調査書情報の学習評定)の計算方法
星陵高校を含む、兵庫県の学力検査による選抜では、中3の9教科の評定を、次の手順で250点満点の点数にします。
- 国語・社会・数学・理科・外国語の5教科の評定(各5段階)を足します(最大25)。
- 音楽・美術・保健体育・技術・家庭の4教科の評定を足します(最大20)。
- 5教科の合計を「評定換算表」で点に直します(25→100点、1段階あたり4点)。
- 4教科の合計を「評定換算表」で点に直します(20→150点、1段階あたり7.5点)。
- 2つの点を足したものが、判定資料(A)の250点満点です。
評定換算表(抜粋)
| 5教科の評定の合計 | 換算点 | 4教科の評定の合計 | 換算点 |
|---|---|---|---|
| 25 | 100 | 20 | 150 |
| 24 | 96 | 19 | 142.5 |
| 23 | 92 | 18 | 135 |
| 22 | 88 | 17 | 127.5 |
| 20 | 80 | 16 | 120 |
| 18 | 72 | 14 | 105 |
| 15 | 60 | 12 | 90 |
※兵庫県「令和9年度 入学者選抜要綱」〔参考1〕評定換算表から、一部の行を抜き出しました。表にない合計は、要綱の換算表で確認してください。
判定資料(A)の計算例(例)
次の表は、評定の組み合わせによって、判定資料(A)が何点になるかの「例」です。実際の評定は、中学校の通知表・調査書で確認してください。
| 例 | 5教科の評定合計 | 4教科の評定合計 | 5教科の点 | 4教科の点 | 判定資料(A) |
|---|---|---|---|---|---|
| 例A(全教科が3程度) | 15 | 12 | 60 | 90 | 150点 |
| 例B | 20(全教科が4) | 16(全教科が4) | 80 | 120 | 200点 |
| 例C | 22 | 16 | 88 | 120 | 208点 |
| 例D | 20 | 18 | 80 | 135 | 215点 |
| 例E | 23 | 17 | 92 | 127.5 | 219.5点 |
| 例F(全教科が5) | 25 | 20 | 100 | 150 | 250点 |
例Bと例Dを比べると、5教科は同じで、4教科の評定合計が2(1教科で2段階分)上がるだけで、判定資料(A)は15点増えます。5教科は評定1段階が4点、4教科は評定1段階が7.5点です。つまり、4教科の評定1段階は、5教科の評定1段階の約1.9倍の価値があります。
4教科の評定は、1段階が7.5点で、学力検査に直すと15点分(学力検査は1点が0.5点のため)にあたります。5教科だけに集中して、実技系の4教科の取り組み(提出物・実技テスト・授業での取り組み)を後回しにすると、同じ点を取り逃がします。
1点・1段階の重み
| できごと | 素点の変化 |
|---|---|
| 国語・社会・数学・理科・外国語の評定が、1教科で1段階上がる | +4点 |
| 音楽・美術・保健体育・技術・家庭の評定が、1教科で1段階上がる | +7.5点 |
| 学力検査が、500点のうち1点上がる | +0.5点 |
| 学力検査が、500点のうち10点上がる | +5点 |
| 第1志望加算点(第1学区) | +25点(学力検査50点分) |
この表から、5教科の評定1段階は「学力検査8点分」、4教科の評定1段階は「学力検査15点分」と読めます。第1志望加算点の25点は、学力検査では50点分です。
📝 当日点(学力検査)の考え方|公式の資料でわかる範囲
当日点は、5教科の合計(500点満点)を0.5倍して、250点満点にします。つまり、5教科の合計が1点上がると、素点は0.5点増えます。
| 5教科の合計(例) | 平均 | 判定資料(C)(×0.5) |
|---|---|---|
| 250点 | 50点 | 125.0点 |
| 300点 | 60点 | 150.0点 |
| 350点 | 70点 | 175.0点 |
| 400点 | 80点 | 200.0点 |
| 450点 | 90点 | 225.0点 |
| 500点 | 100点 | 250.0点 |
全県の得点のようす(公表されている数字)
兵庫県教育委員会は、学力検査の実施結果を公表しています。全日制の受検者の平均点(500点満点を100点満点に換算)は、令和8年度が56.5点、令和7年度が60.5点でした。令和8年度は、令和7年度より100点換算で4.0点低く、500点満点では約20点低い計算です。標準偏差は、令和8年度が16.7、令和7年度が15.8です。
| 得点(100点換算) | 令和8年度(全日制) | 令和7年度(全日制) |
|---|---|---|
| 90〜100点 | 0.4% | 0.7% |
| 80〜89点 | 7.8% | 10.3% |
| 70〜79点 | 15.5% | 19.8% |
| 60〜69点 | 19.9% | 22.9% |
| 50〜59点 | 20.8% | 20.5% |
| 40〜49点 | 17.6% | 14.5% |
| 30〜39点 | 12.2% | 8.4% |
| 20〜29点 | 5.3% | 2.7% |
| 10〜19点 | 0.5% | 0.2% |
※兵庫県教育委員会「令和8年度 兵庫県公立高等学校入学者選抜 学力検査に関する実施結果について(詳細)」にもとづきます。全日制の受検者全体の数字で、星陵高校だけの数字ではありません。
年度によって、問題の難しさで全県の平均点は変わります。評定は中3の成績で積み上げられる一方、当日点は年度ごとに動くため、評定を固めておくことが、年度による得点の変動への備えにもなります。
兵庫県の公表資料(入学者選抜要綱・出願状況・実施結果)には、星陵高校の合格最低点やボーダーの素点は公表されていません。そのため、この記事では「何点あれば合格」という目安は作っていません。公表されている範囲は、学校の説明会資料や募集要項で確認してください。
🧪 例:1人分の素点を最後まで計算してみる
数字の動きをつかむために、1人の生徒の「例」を、最初から最後まで計算します。数字は、わかりやすくするために作った仮の例です。
| 手順 | 計算 | 結果 |
|---|---|---|
| 3年の5教科の評定 | 国4・社4・数4・理4・英4 | 合計20 → 80点 |
| 3年の4教科の評定 | 音4・美4・体4・技家4 | 合計16 → 120点 |
| 判定資料(A) | 80+120 | 200点 |
| 学力検査の5教科 | 国70・社70・数70・理70・英70 | 合計350点 |
| 判定資料(C) | 350×0.5 | 175点 |
| 素点(A+C) | 200+175 | 375点 |
| 第1志望加算点(第1学区) | 375+25 | 400点(第1志望の判定で使う) |
この生徒が星陵高校を第1志望にすると、第1志望校の合否判定は400点で行われます。第2志望の高校で判定されるときは、素点の375点が使われます。
⚖ 同じ素点になる、評定と当日点の組み合わせ
素点が同じになる、評定と当日点の組み合わせの例を並べます。どれも素点は375点です。
| タイプ(例) | 評定(5教科/4教科の合計) | 判定資料(A) | 学力検査の合計 | 判定資料(C) | 素点 |
|---|---|---|---|---|---|
| 評定を高く保つ | 20/18 | 215点 | 320点 | 160点 | 375点 |
| バランス型 | 20/16 | 200点 | 350点 | 175点 | 375点 |
| 評定がやや低い | 18/14 | 177点 | 396点 | 198点 | 375点 |
| 当日点で補う | 15/12 | 150点 | 450点 | 225点 | 375点 |
評定の合計が、20/16から15/12へ下がると、判定資料(A)は50点減ります。これを学力検査で補うには、500点中100点の上乗せが必要です。計算の上では補えますが、5教科のすべてで高い得点が求められます。評定の4教科は、1段階の価値が大きく、日々の取り組みで上げやすいため、当日点だけに頼らない備えになります。
🔢 中3の評定が動くと、素点はどう変わるか
評定が中3の1つの学期で動いたとき、判定資料(A)がどう変わるかを、教科のまとまりごとに整理します。点数は、評定換算表(5教科は1段階4点、4教科は1段階7.5点)から計算した、素点の変化です。
| 評定の動き(例) | 判定資料(A)の変化 | 学力検査でいうと |
|---|---|---|
| 5教科のうち1教科が1段階上がる | +4点 | 8点分 |
| 5教科のすべてが1段階ずつ上がる | +20点 | 40点分 |
| 4教科のうち1教科が1段階上がる | +7.5点 | 15点分 |
| 4教科のすべてが1段階ずつ上がる | +30点 | 60点分 |
| 9教科のすべてが1段階ずつ上がる | +50点 | 100点分 |
9教科のすべてが1段階ずつ上がると、判定資料(A)は50点増え、これは学力検査で500点中100点を上乗せするのと同じ価値です。反対に、評定が下がれば、同じだけ素点が減ります。評定は、中3の通知表の積み重ねで決まるため、どの教科で、どれだけ上げられるかを、早い時期から見通しておくことが大切です。
特に、4教科(音楽・美術・保健体育・技術・家庭)の評定は、教科の数こそ少ないものの、1段階の点が大きく、4教科すべてが1段階上がるだけで30点増えます。学力検査では60点分にあたります。5教科の勉強を進める時間のなかで、4教科の提出物の期限や実技テストの準備にも、一定の時間を確保しておくと、素点の面で報われやすくなります。
🎯 第1志望加算点と、第2志望のしくみ
複数志願選抜では、志願者が第1志望と第2志望を出願します。合否判定は、次のように行われます。
- 第1志望:素点に「第1志望加算点」を足した点数で、高校ごとに、得点の上位から合格者を決めます。
- 第2志望:素点(加算なし)で判定します。
- 第1志望で合格が決まった人は、第2志望の判定から除かれます。
第1志望加算点は、学区ごとに決められています。
| 学区 | 第1志望加算点 |
|---|---|
| 第1学区 | 25点 |
| 第2学区 | 20点 |
| 第3学区 | 25点 |
| 第4学区 | 30点 |
| 第5学区 | 30点 |
※兵庫県「令和9年度 入学者選抜要綱」の複数志願選抜の合否判定にもとづきます。星陵高校は第1学区の高校として、要綱に載っています。
第1志望加算点は、第1志望校への意思を重く見る仕組みです。星陵高校を第1志望にするかどうかで、判定に使う点が25点変わります。第2志望の選び方には、居住地による制限があります。隣接区域に居住する方の第2志望は、居住地のある学区または隣接区域のうち、第1志望と同じ学区か隣接区域の高校から選ぶ決まりです。詳しい条件は、要綱と中学校の先生に確認してください。
🧭 第1志望・第2志望の考え方
複数志願選抜では、第1志望校と第2志望校を、どう組み合わせるかが大切です。次の順で考えると、整理しやすくなります。
- 1.自分の素点を計算します。評定(5教科と4教科の合計)と、模試などの5教科の合計点を、この記事の計算にあてはめて、素点を出します。
- 2.第1志望の高校を決めます。第1志望は、素点に25点(第1学区の場合)が加わります。星陵高校を第1志望にするかどうかを、倍率の推移や、中学校の先生の意見もふまえて決めます。
- 3.第2志望の高校を決めます。第2志望は、素点で判定されます。居住地による制限がある場合は、要綱で確認します。
- 4.志願変更の期限(3月4日12:00)までに、志願状況を確認します。県が公表する志願状況を見て、第2志望の変更が必要かどうかを、中学校の先生と相談します。
この順番を、中3の2学期の三者面談までに、一度計算しておくと、冬の判断が落ち着いて行えます。計算の根拠は、要綱に書かれた数字と、中学校の通知表・模試の結果です。
🔥 倍率と志願者数のうごき(令和6〜8年度)
兵庫県教育委員会が公表した、星陵高校の学力検査の志願状況です。数字は、志願変更・特別出願後の確定した志願者数で、倍率は「志願者数÷定員」です。定員は、推薦入学・特色選抜の合格者を除く、募集定員です。
| 年度 | 定員 | 志願者数 | 倍率 | 受検者数 | 合格者数 |
|---|---|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 240人 | 281人 | 1.17倍 | 281人 | 240人 |
| 令和7年度 | 240人 | 293人 | 1.22倍 | 293人 | 240人 |
| 令和8年度 | 240人 | 314人 | 1.31倍 | 314人 | 240人 |

志願者数は、281人、293人、314人と増え、倍率も1.17倍から1.31倍へ、3年連続で上がっています。合格者数は、どの年も定員と同じ240人でした。倍率が上がる年は、素点の高い順に合否が決まる中で、1点の差が合否に近づく可能性があります。
令和8年度の第1学区の普通科(一部)と比べると、次のとおりです。
| 学校(令和8年度) | 定員 | 志願者数 | 倍率 | 昨年度の倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 東灘 | 200人 | 135人 | 0.68倍 | 0.66倍 |
| 御影 | 280人 | 220人 | 0.79倍 | 1.20倍 |
| 神戸 | 320人 | 385人 | 1.20倍 | 1.16倍 |
| 夢野台 | 240人 | 295人 | 1.23倍 | 1.00倍 |
| 兵庫 | 280人 | 343人 | 1.23倍 | 1.43倍 |
| 神戸鈴蘭台 | 240人 | 227人 | 0.95倍 | 0.89倍 |
| 長田 | 280人 | 277人 | 0.99倍 | 1.15倍 |
| 須磨東 | 216人 | 201人 | 0.93倍 | 1.10倍 |
| 星陵 | 240人 | 314人 | 1.31倍 | 1.22倍 |
| 舞子 | 190人 | 214人 | 1.13倍 | 1.23倍 |
| 神戸学園都市 | 280人 | 226人 | 0.81倍 | 0.57倍 |
| 神戸高塚 | 170人 | 155人 | 0.91倍 | 1.01倍 |
※兵庫県教育委員会「令和8年度 兵庫県公立高等学校入学者選抜出願状況(特別出願後確定数)」、令和7年度・令和6年度の同資料にもとづきます。令和9年度の定員は、県が別に定める「公立高等学校生徒募集定員一覧表」で確認してください。
令和8年度の第1学区の普通科では、この表の12校のうち、倍率が1.3倍を超えているのは星陵高校だけでした。同じ学区でも、倍率は0.68倍から1.31倍まで、高校ごとに大きく違います。倍率は、評定・当日点とは別に、第1志望・第2志望の選び方を考えるときの参考になります。
📅 令和9年度の入試日程
| 項目 | 日程(令和9年) |
|---|---|
| 推薦入学・特色選抜等の検査(2月選抜) | 2月16日(火)(一部の学校は17日も実施)、合否発表は2月22日(月) |
| 学力検査の出願(中学校長の承認期限) | 3月1日(月)12:00まで |
| 志願変更の中学校長承認期限 | 3月4日(木)12:00まで |
| 受検票の発行 | 3月5日(金)16:00以降 |
| 学力検査 | 3月11日(木) |
| 合否結果の発表 | 3月18日(木)10:00以降 |
※兵庫県教育委員会「令和9年度 兵庫県公立高等学校入学者選抜の日程」と、入学者選抜要綱にもとづきます。日程は変わることがあるため、出願の前に公式ページでご確認ください。
志願変更は、期間内に、次のいずれか1回に限り行えます。複数志願選抜では、第2志望校の変更や、単独選抜への変更があります。志願変更は、中学校長の承認が必要です。出願と志願変更の手続きは、システムで行います。
🗓 時期別|評定と当日点を、両方そろえる進め方
評定と学力検査が同等の兵庫県では、どちらか片方だけでは足りません。時期ごとに、評定と当日点の両方で、何を進めるかを整理しました。これは一般的な考え方で、公式が定めた学習計画ではありません。
| 時期 | 評定の面(中3のみ) | 当日点の面 |
|---|---|---|
| 中2まで | 評定には入りませんが、中3の土台になります。苦手教科の基礎を直しておきます。 | 1・2年の範囲の抜けを、5教科で確認します。 |
| 中3の1学期 | 評定の4教科(実技系)も、提出物・実技テスト・授業の取り組みを丁寧に進めます。 | 苦手教科の基礎を、短い時間で毎日続けます。 |
| 夏休み | 1学期の通知表から、上げやすい教科を決めます。 | 1・2年の範囲を、5教科でまとめて復習します。 |
| 中3の2学期 | 第3学年の評定は、第1・第2学期の成績を十分参考にして行われます。中間・期末テストと提出物を大切にします。 | 模試の結果を、教科別・単元別に見直します。 |
| 12月〜1月 | 評定の見込みをもとに、三者面談で第1志望・第2志望を話し合います。 | 過去問・模試で、時間配分と得点の安定を確認します。 |
| 2月〜3月 | 志願変更の期限(3月4日)までに、志願状況を見て最終確認します。 | 直前期は、新しい範囲を増やしすぎず、弱点の確認を中心にします。 |
🔍 評定を伸ばすために見直したいこと
星陵高校の判定では、素点500点のうち250点が評定で、その中の150点が音楽・美術・保健体育・技術・家庭の4教科です。評定を伸ばすための見直しの観点を、整理します。
- 4教科の評定:1段階が7.5点です。提出物の期限、実技テスト、作品、授業での取り組みなど、評価の観点を、教科の先生が学期のはじめに示す資料で確認します。
- 5教科の評定:1段階が4点です。定期テストの点数に加えて、提出物やノートの扱いなどの評価の観点も確認します。
- 中3だけが対象:中1・中2の成績は評定に入らないため、中3の1学期から、気持ちを切り替えて取り組めます。
- 評定が上がりにくい教科:前の学期の通知表と比べて、何が足りなかったかを書き出します。
評定は、各教科の先生が決めます。この記事は、評定の決め方そのものを説明するものではなく、県の要綱にもとづいて、評定が素点にどう入るかを説明するものです。評価の基準は、学校の先生に確認してください。
❓ よくある勘違い4つ
兵庫県の学力検査による選抜では、判定資料(A)は中3の評定です。中1・中2の評定は、点数に入りません。
5教科は1段階が4点、4教科は1段階が7.5点です。実技系の4教科の評定が、素点に与える影響は大きくなります。
第1志望加算点は、第1志望校の合否判定にだけ加わります。第2志望は、素点で判定します。
合否は、素点の高い順に決まります。倍率は、志願者数から計算した数字で、評定・当日点の両方が必要なことは変わりません。
🗒 三者面談で確認したいこと
- 3年の9教科の評定の一覧(5教科と4教科に分けて合計)
- 4教科(音楽・美術・保健体育・技術・家庭)のうち、評定を上げやすい教科はどれか
- 模試や定期テストの、5教科の合計点の推移
- 第1志望・第2志望の候補と、居住地による第2志望の制限
- 志願変更の期限(3月4日12:00)までの、確認のスケジュール
- 推薦入学・特色選抜(2月)を受けるかどうか、受けない場合は3月の学力検査に向けた計画
👨👩👧 保護者の方が、家庭でできること
- 通知表の評定を、5教科と4教科に分けて合計し、判定資料(A)の点にあてはめて、お子さんと確認する。
- 4教科の提出物の期限を、家のカレンダーで確認する。
- 定期テストの結果を、5教科の合計点として記録しておく。
- 県が公表する志願状況の日や、志願変更の期限(3月4日12:00)を、家族で共有しておく。
3年生の2学期は、第3学年の評定が決まる時期です。どの教科で評定を上げられそうかを、お子さんと具体的に話し合うことが、素点の積み上げにつながります。
📝 まとめ|星陵高校の内申と当日点
- 評定(調査書情報)と学力検査は同等で、素点500点は250点ずつです。
- 評定は中3だけで、5教科は1段階4点、4教科は1段階7.5点です。
- 学力検査は5教科500点を0.5倍にします。
- 第1志望には25点の加算(第1学区)が加わります。
- 直近3年の倍率は、1.17倍・1.22倍・1.31倍と、上がっています。
- 合格最低点は公表されていないため、評定と5教科の合計点を、要綱の計算にあてはめて確認します。
よくいただくご質問
Q. 星陵高校の内申は、どのくらいの割合ですか?
A. 令和9年度は、調査書情報の学習評定(判定資料A)が250点、学力検査(判定資料C)が250点で、同等に扱います。素点500点のうち、内申が半分です。
Q. 内申は、どの学年の評定が使われますか?
A. 中3の評定です。中1・中2の評定は、判定資料(A)に入りません。第3学年の評定は、令和9年1月以降に、第1・第2学期の成績を十分参考にして行われます。
Q. 実技教科の評定は、どう扱われますか?
A. 音楽・美術・保健体育・技術・家庭の4教科は、評定の和に7.5をかけて150点満点にします。5教科は評定の和に4をかけて100点満点です。実技系4教科の評定1段階は、素点で7.5点になります。
Q. 第1志望加算点とは、何ですか?
A. 第1志望校の合否判定で、素点に加える点です。第1学区は25点で、第2志望の判定には加えません。
Q. 内申が足りないとき、当日点で取り返せますか?
A. 計算の上では取り返せます。たとえば、判定資料(A)が50点下がると、学力検査で500点中100点を上乗せすれば、素点が同じになります。ただし、必要な得点は大きく、合格最低点は公表されていません。評定と当日点を、両方で積み上げることをおすすめします。
Q. 面接はありますか?
A. 要綱では、必要がある場合に面接を実施し、その結果を資料に加えることができると定められています。星陵高校の実施の有無は、募集要項で確認してください。
Q. 志願変更は、いつまでできますか?
A. 令和9年度は、中学校長の志願変更承認期限が3月4日(木)12:00です。次のいずれか1回に限り変更できます。条件は要綱で確認してください。
Q. 合格に必要な点数は、わかりますか?
A. 星陵高校の合格最低点やボーダーは、県の公表資料では公表されていません。この記事の計算は、要綱にもとづく「例」で、合否の目安ではありません。
※出典(公式資料):
兵庫県教育委員会「令和9年度 兵庫県公立高等学校入学者選抜要綱・様式」:https://www2.hyogo-c.ed.jp/hpe/koko/nyuushi/senbatsuyoukou_r9/
令和9年度 兵庫県公立高等学校入学者選抜等について(日程・基本方針):https://www2.hyogo-c.ed.jp/hpe/koko/nyuushi/
令和8年度 入学者選抜等(出願状況・学力検査に関する実施結果):https://www2.hyogo-c.ed.jp/hpe/koko/nyuushi/2026
令和7年度 入学者選抜等(出願状況・合格者数):https://www2.hyogo-c.ed.jp/hpe/koko/nyuushi/senbatsu2025/
令和6年度 入学者選抜等(志願者確定数・合格者数):https://www2.hyogo-c.ed.jp/hpe/koko/nyuushi/senbatsu2024/


