プロ家庭教師が作成・監修 エスペランサアカデミー
中1理科の2学期期末テストまで、あと1週間。「覚えることが多くて、何から手をつけていいかわからない」という中1生と保護者の方へ、出題されやすい単元と、7日間の進め方をプロ家庭教師がまとめました。
2学期期末テスト全体の範囲の考え方と4週間の進め方は、2学期期末テストのまとめにまとめています。この記事は、その中の「中1理科」を直前1週間で仕上げるための計画です。
結論:理科は「用語の暗記」と「作図・計算」を、毎日少しずつ回してください
理科の定期テストは、教科書とワークに出てきた実験や図から出題されるのが基本です。
用語は図とセットで、作図や計算は解き方を声に出して説明できるまで繰り返すと、得点が安定します。
中1理科で出題されやすい単元
2学期の中1理科は、物理・地学・化学のどれかが、または複数が範囲に入ります。学校によって、扱う順番が違います。多くの学校で範囲になりやすい内容を、次にまとめました。
| 単元 | よく問われること | 点を落としやすいところ |
|---|---|---|
| 光と音(物理) | 光の反射・屈折、入射角と反射角、凸レンズの像、音の大きさと高さ(振幅・振動数) | 光の道すじの作図。振幅と振動数の取り違え |
| 力のはたらき(物理) | 力の三つのはたらき、重力と質量、ばねの伸びと力の関係、力のつり合い | 重さ(力)と質量の混同。ばねの伸びのグラフの読み取り |
| 大地の変化(地学) | 火山の形と火成岩、地震のゆれ(初期微動・主要動)、地層と化石 | 深成岩と火山岩の取り違え。初期微動継続時間の読み取り |
| 物質のすがた(化学) | 状態変化、融点・沸点、水溶液と濃度、気体の性質 | 状態変化のグラフの読み取り。質量パーセント濃度の計算 |
ポイント:単元の順番は学校で違います
単元を学ぶ順番や、テスト範囲に入る単元は、学校・教科書によって違います。まず学校から配られたテスト範囲表で確認してください。この記事の単元は「多くの学校で2学期に学ぶ内容」の目安です。
直前1週間の勉強計画(7日間)
1日30分〜1時間を目安にした計画です。範囲に入る分野(物理・地学・化学)に合わせて、3〜5日前の内容を入れ替えてください。部活動などで時間が取れない日は、その日の内容を前後の日に移して構いません。

7日前範囲と提出物を確認する
テスト範囲表を見て、どの分野の、どの単元までが範囲かを書き出します。ワークやノートなどの提出物の期限も確認します。
6日前用語を図とセットで覚える
教科書の太字の用語を、図や表とセットで覚えます。ことばだけでなく、図の中の位置も説明できるようにします。
5日前光・音・力の作図と計算
光の反射・屈折の作図、力の矢印の作図、ばねの伸びの計算を、ワークで解きます。間違えた問題には印をつけます。
4日前大地の変化を整理する
火山と火成岩、地震のゆれ、地層と化石を、表や図にまとめます。初期微動と主要動の違いを、自分の言葉で説明します。
3日前物質の性質と状態変化
状態変化のグラフと、融点・沸点を確認します。濃度の計算問題は、公式を式の形から書いて解きます。
2日前実験の記述と間違い直し
実験の目的・手順・結果・考察を、短く説明する練習をします。ワークの間違えた問題を、解き直します。
前日用語と図の最終確認
新しい問題には手を出しません。間違えた問題のノートと、用語・図のまとめを見返して、早めに寝ます。
中1理科で多いミスと防ぎ方
理科の失点は、用語の取り違えと、作図・計算のミス、グラフの読み取りに集まります。
| ミスの種類 | よくある例 | 防ぎ方 |
|---|---|---|
| 用語の書き間違い | 「融点」と「沸点」、「初期微動」と「主要動」などを取り違える | 用語を、意味・図・例とセットで覚える |
| 作図のミス | 光の道すじの角度、力の矢印の向きや長さを間違える | 入射角・反射角は、境界面に垂直な線から測ることを、ワークで確認する |
| 計算の途中式の省略 | 単位の書き忘れ、濃度やばねの伸びの計算ミス | 公式を書いてから数値を代入し、単位まで書く |
| グラフの読み取り違い | 状態変化のグラフで、温度が変わらない部分の意味を答えられない | 横軸と縦軸の意味を先に確認し、変化の理由を一言で書く |
中1理科の勉強のやり方
用語は、図とセットで覚える
教科書の太字を一覧にするだけでなく、図に用語を書き込む練習をすると、記憶に残ります。
光の道すじ、火山の断面、地層の重なりなど、図で出る内容を、白紙に自分で描いてみます。
作図と計算は、手順を声に出して覚える
作図と計算は、解き方の手順を決めておくのが基本です。
光の反射なら「境界面に垂直な線を引く→角を測る」のように、手順を言葉にしてから解くと、ミスが減ります。
実験は、目的と結果をセットで説明する
実験問題は、「何を調べたい実験か」と「どんな結果になったか」を、一文で説明できるようにします。
結果から言えることを、「〜なので、〜である」の形で書く練習をすると、考察の問題にも対応できます。
直前チェックリスト
☑ 範囲の用語を、図とセットで説明できる
☑ 範囲の光や力の作図を、手順どおりにできる
☑ ばねの伸びや濃度の計算を、公式から解ける
☑ 火山・地震・地層のちがいを、表で言える
☑ 実験の目的と結果を、一文で説明できる
テスト前日と当日の過ごし方
前日は、新しい問題を増やさず、間違えた問題のノートと、用語・図のまとめを見返すだけにします。
当日の朝は、間違えやすい用語の組み合わせを1回だけ見直します。
テストが始まったら、最初に問題全体を見て、解ける用語問題から先に進めます。作図や計算の見直しに、時間を残しておきます。
よくあるご質問
Q. 理科は何から勉強すればいいですか?
A. まず教科書の太字の用語と図、次にワークの作図・計算、最後に実験の考察の順がおすすめです。点数を取りやすい部分から固めると、勉強のリズムができます。
Q. 計算問題が苦手です。
A. 公式を式の形から書き、数値と単位を代入する順に、毎回同じ手順で解く練習をしてください。間違えた問題は、途中式まで書き直すと定着します。
Q. ワークは何周すればいいですか?
A. 1周目は全問、2周目は間違えた問題だけが目安です。直前1週間は2周目が中心です。
Q. 実験の記述がうまく書けません。
A. 「目的→方法→結果→わかったこと」の順に、短い文でつなぐ練習をしてください。教科書の実験ページを、自分の言葉で説明すると、記述問題の備えになります。
まとめ
この記事のまとめ
直前1週間は、用語と図、作図・計算を毎日少しずつ回す。
光・力は作図、大地の変化は表、物質は状態変化のグラフで整理する。
用語の取り違え、単位、グラフの読み取りは、見直しでチェックする。


