三沢高校は、青森県三沢市にある県立の全日制高校です。普通科で、一般選抜と特色化選抜の両方があります。
2027年度(令和9年度)の学力検査は、3月4日(木)です。出願は2月12日(金)9時〜2月17日(水)12時の間に、インターネットで行います。選抜結果の通知は3月12日(金)9時です。青森県には、前期・後期という分け方はありません。同じ日の学力検査をもとに、一般選抜と特色化選抜の2つで選ばれます。三沢高校の普通科は、一般選抜が募集人員の90%、特色化選抜が10%です。令和8年度の出願倍率は1.05倍(令和7年度は0.94倍)でした。
🏫 青森県立三沢高等学校とはどんな学校?
三沢高校の所在地は、三沢市松園町1丁目1番地です。校訓は「誠実・自主・敬愛」。学校案内によると、三沢駅からバスで10分、徒歩で20分です。スクール・ミッションは「自主・自律の精神を涵養し、自らの将来を切り拓くことができる生徒の育成」とされています。
教育課程は、2年生から文型と理型の2つの類型に分かれて学ぶ形です。学校独自の探究活動「モスプロジェクト」があり、課題を解決する手立てを学びます。総合的な探究の時間は2年生に置かれています。そのほか、文章を読み、考え、表現し、グループで多角的に考える「沢高タイム」、「学びのチャレンジ」「成長へのチャレンジ」「将来へのチャレンジ」の「3つのチャレンジ」、地域性を生かした国際交流活動があります。
行事は、体育祭、文化祭、球技大会、修学旅行、1・2年生のスキー教室などです。部活動は、弓道部、剣道部、ホッケー部、ソフトテニス部、硬式野球部、卓球部、陸上競技部、バスケットボール部、サッカー部、バレーボール部、バドミントン部などの運動部と、美術部、放送部、華道部、吹奏楽部、写真部などの文化部があります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 三沢市松園町1丁目1番地 |
| 課程・学科 | 全日制の課程・普通科(2年生から文型・理型) |
| 校訓 | 誠実・自主・敬愛 |
| 選抜の割合(令和9年度) | 一般選抜 90%/特色化選抜 10% |
| 令和8年度の出願倍率 | 1.05倍(令和7年度 0.94倍) |
※所在地・学校の紹介は各校の公式サイト、学科・選抜の方法・配点は県の「求める生徒像・選抜方法等一覧」、募集人員・出願者数・倍率・合格者数は県の発表資料によります。この記事の数字は、全日制の普通科のものです。
🔥 倍率のうごき(令和7〜8年度)
三沢高校の普通科の出願倍率は、令和7年度が0.94倍、令和8年度が1.05倍で、0.11ポイント上がりました。出願者数は、225人から253人に、28人ふえました。入学者選抜の募集人員は、どちらの年度も240人です。令和8年度の合格者は240人で、再募集の募集人員はありませんでした。
| 令和7年度 | 令和8年度 | |
|---|---|---|
| 入学者選抜の募集人員 | 240人 | 240人 |
| 出願者数 | 225人 | 253人 |
| 出願倍率 | 0.94倍 | 1.05倍 |
| 合格者数 | ― | 240人 |
| 再募集の募集人員 | ― | なし |
※倍率は、県の発表の数字(出願者数÷入学者選抜の募集人員)です。出願のあとに合否が決まるまでには、受検しなかった人や、合格しても入学しない人もいます。そのため、出願倍率と実際の競争の厳しさは、同じではありません。合格者数と再募集の募集人員は、令和8年3月13日の県の発表によります。

💡 倍率1.05倍は、どう読めばいい?
令和8年度の県立高校の全日制の課程全体では、出願者数が6,436人、出願倍率が0.92倍でした(県の発表による)。三沢高校の1.05倍は、県の全日制全体(0.92倍)より高く、募集人員(240人)より、出願者が13人多かった、ということです。
令和7年度は0.94倍で、募集人員より15人少ない出願でした。令和8年度は、募集人員より13人多い出願で、1年で倍率が1倍をまたいで動いています。令和8年度は、合格者が募集人員と同じ240人で、再募集は行われませんでした。倍率が1倍の前後の学校は、昨年の数字だけで判断せず、今年の県の発表も見るようにしましょう。
倍率の数字は、毎年変わります。大切なのは、倍率だけで志望校を変えず、中学校の評定と、3月4日の5教科の得点の両方を上げていくことです(次の節で、そのしくみを説明します)。
では、いまの進め方で届きますか?
📝 2027年度(令和9年度)の日程と、合否の決まり方
| 手続き | 日程 |
|---|---|
| 出願(インターネット) | 2月12日(金)9時〜2月17日(水)12時(調査書などの登録は、12月1日(火)から始まります) |
| 学力検査・面接 | 3月4日(木)(5教科の学力検査のあと、出願者全員の面接があります) |
| 追検査 | 3月10日(水)(病気や事故など、やむを得ない事情で受けられなかった人が対象です) |
| 選抜結果の通知 | 3月12日(金)9時 |
| 再募集 | 出願 3月15日(月)9時〜3月16日(火)12時/学力検査 3月17日(水)/結果の通知 3月18日(木)13時 |
※日程は、県の「令和9年度青森県立高等学校入学者選抜要項」によります。出願は、県の出願システムで、志願者本人が登録します。手続きの細かい流れは、中学校の先生の案内に従ってください。
学力検査は、国語・英語・数学・社会・理科の5教科で、合計500点満点です。実施の順番は、国語、英語、数学、社会、理科です(要項による)。全校で同じ問題です。
一般選抜:2つの順位で「群」に分けて選ばれます
県の一覧によると、三沢高校の一般選抜は、学力検査(500点満点)の順位と、調査書の評定の総計(135点満点)の順位をもとに、Ⅰ群・Ⅱ群・Ⅲ群に分けます。そして、Ⅰ群から順に選びます。そのうえで、調査書の記載内容と面接を考えあわせて、「求める生徒像」にてらして総合的に判断する、とされています。
三沢高校の欄でも、学力検査と評定の順位による群分けのあとに、調査書の記載内容と面接を考えあわせて、求める生徒像にてらして総合的に判断する、と書かれています。面接に、独自の点数はありません。
ここで大切なのは、学力検査と評定を足し算して、1つの点数にする方式ではないことです。2つの順位を使うので、当日の得点が高くても、評定が低いと、順位の組み合わせは下がります。反対に、評定が高くても、当日の得点が低いと、同じことが起きます。評定と、当日の得点の、両方を上げることが、合格に近づく考え方です。
評定の総計135点は、中学校の9教科を5段階で評価した数字を、中1・中2・中3の3学年ぶん合わせたものです(9教科×5段階×3学年=135点が最高です)。中3の評定は、令和8年12月現在の学習の状況に基づきます(要項による)。
面接:出願者全員が受けます
面接は、学力検査のあとに、出願者全員を対象に行われます。一般選抜の面接は、集団面接です。1組5人ほどで、面接委員は2人、時間は1組10分ほどとされています(県の一覧による)。評価の観点は、「興味・関心・意欲」「表現力」「態度等」です。
特色化選抜:三沢高校は募集人員の10%
特色化選抜は、同じ日の学力検査の結果を、学校ごとに決めた配点で見る選抜です。三沢高校の配点は、次のとおりです(令和9年度の県の一覧による)。
| 項目 | 配点・内容 |
|---|---|
| 学力検査 | 650点(国語・数学・英語の得点を1.5倍にする傾斜配点) |
| 調査書 | 185点(教科の評定135点+特別活動等 最大20点+部活動等 最大30点) |
| 面接 | 15点 |
| 作文・実技 | なし |
| 合計 | 850点 |
特色化選抜は、募集人員の10%です。学力検査は、国語・数学・英語が1.5倍になるので、この3教科の得点が、合計に大きく効きます。理科と社会は、そのままの得点です。調査書には、特別活動と部活動等の記録が、合わせて最大50点まで入ります。面接は15点です。
🧮 計算の例(合格ラインではありません)
考え方の例です。合格ラインではありません。数字は、しくみを理解するための仮の数字です。
一般選抜の例。中1〜中3の評定が、9教科すべて4だとします。評定の総計は、9教科×4×3学年=108点です(最高は135点)。ある教科の評定が、ある学年で1つ上がると、総計は1点上がります。学力検査は、5教科で500点満点です。たとえば、5教科の合計が400点なら、順位に使われるのは「400点」と「評定108点」の2つの数字です。
特色化選抜の例。国語80点、数学70点、英語70点、社会60点、理科60点だとします。国語・数学・英語の合計220点が1.5倍で330点、社会と理科の合計120点は、そのままです。学力検査の得点は、330+120=450点です(650点満点)。評定108点、特別活動10点、部活動等15点なら、調査書は133点(185点満点)、面接が12点なら、合計は450+133+12=595点(850点満点)です。国語・数学・英語が1点上がると、特色化選抜の合計は1.5点上がります。
一般選抜では、学力検査も評定も、それぞれ「順位」で使われます。点数を足して合計を比べる方式ではないので、合計点の目安のようなものは、この記事では示せません。目標にするのは、どちらの順位も、上のほうに入ることです。
🎯 県が示す、三沢高校の求める生徒像
県の一覧には、三沢高校が求める生徒像が、次のように書かれています。
- 「多様で変化の激しい社会の中で、課題解決にむけて主体的・探究的・創造的に取り組むことができる生徒」
- 「基礎的な学力を有し、本校において自己を成長させようとする強い意志を持つ生徒」
- 「自己の進路実現にむけて、不断の努力を積み重ねることができる生徒」
面接の評価の観点にある「表現力」は、練習で伸ばせる力です。志望の理由を、「自分が何を学びたいか」「そのために三沢高校のどこに魅力を感じたか」の順に、30秒ほどで話せるようにしておきましょう。集団面接なので、ほかの人の発言を聞く姿勢も見られます。
🔎 県内の中堅校と、倍率をくらべると
| 学校(普通科) | 所在地 | 募集人員(令和8年度) | 令和7年度 | 令和8年度 |
|---|---|---|---|---|
| 弘前南高校 | 弘前市 | 200人 | 1.13倍 | 1.00倍 |
| 三沢高校 | 三沢市 | 240人 | 0.94倍 | 1.05倍 |
| 三本木高校 | 十和田市 | 165人 | 0.82倍 | 0.82倍 |
| 田名部高校 | むつ市 | 200人 | 0.91倍 | 0.96倍 |
| (参考)全日制の課程全体 | 県内 | ― | ― | 0.92倍 |
三沢高校の倍率は、令和7年度から令和8年度にかけて上がりました。同じ期間に、弘前南高校は下がり、三本木高校は変わらず、田名部高校は少し上がっています。募集人員が240人の三沢高校では、出願者が28人ふえると、倍率は0.11ポイント動きます。数字の動きは、目安のひとつとして見ましょう。
📚 5教科の位置づけと、勉強の進め方
青森県の学力検査は、全校で同じ問題です。5教科の実施の順番と、勉強の進め方を、教科ごとに整理します。出題の傾向については、県が公開している過去の学力検査問題で確かめましょう。
令和9年度は、3月4日(木)の1時限目です。5教科は同じ重さで、合計500点満点の学力検査になります。
▼ 勉強の進め方
漢字と文法の基本を毎日少しずつ続けます。長い文章は、段落ごとに一文でまとめる練習をすると、記述の力につながります。三沢高校では「沢高タイム」で文章の読解や表現に取り組んでいます。国語では、長い文章を読んで、自分の言葉でまとめる練習を重ねましょう。
▼ 使う教材
青森県教育委員会のホームページで公開されている、過去の学力検査問題 → 教科書の章末問題
2時限目に実施されます。一般選抜では100点分です。特色化選抜では、得点が1.5倍になります。
▼ 勉強の進め方
単語は、意味だけでなく、文の中での形まで覚えます。教科書の本文を音読し、短い英文を自分で書く練習を加えましょう。
▼ 使う教材
青森県教育委員会のホームページで公開されている、過去の学力検査問題 → 教科書の章末問題
3時限目に実施されます。一般選抜では100点分です。特色化選抜では、得点が1.5倍になります。
▼ 勉強の進め方
計算と小問を、ミスなく取り切ることが先です。図形や関数は、図をかいて途中の問いまで確実に取る練習をします。
▼ 使う教材
青森県教育委員会のホームページで公開されている、過去の学力検査問題 → 教科書の章末問題
4時限目に実施されます。一般選抜では、ほかの教科と同じ100点分です。
▼ 勉強の進め方
地図・グラフ・年表は、資料から読み取る練習を重ねます。歴史のできごとは、年代の順番と、その理由をセットで覚えましょう。
▼ 使う教材
青森県教育委員会のホームページで公開されている、過去の学力検査問題 → 教科書の章末問題
5時限目に実施され、学力検査の最後の教科です。一般選抜では、ほかの教科と同じ100点分です。
▼ 勉強の進め方
用語の暗記に加えて、実験の手順と結果から考える問題に慣れます。計算は式を書いて、単位まで確かめましょう。最後の教科なので、集中力を保つ練習も大切です。
▼ 使う教材
青森県教育委員会のホームページで公開されている、過去の学力検査問題 → 教科書の章末問題
面接の準備も、早めに始めましょう。県の一覧にあるように、面接では、志望の理由や高校生活への抱負、将来の希望などが話題になります。中学校生活で頑張ったことを、具体的な場面と一緒に、短く話せるようにしておくと安心です。
🤝 公立と、私立の併願
私立高校の入試日程や手続きの期限は、学校ごとにちがいます。公立の選抜結果の通知は3月12日なので、私立の入学手続きの期限を、先に各校の募集要項で確認しておきましょう。青森県の入試のしくみは青森県公立高校入試2027の日程と仕組みに、県内の難関校については青森県の難関公立高校対策にまとめています。
🗓️ 学年別・合格までのスケジュール
| 時期 | 取り組み |
|---|---|
| 中1〜中2 | 青森県の評定は、中1から中3までの3学年ぶんが使われます。学年末の評定も入試の材料になるので、毎学期の定期テストと提出物を大切にする |
| 中3 春〜夏 | 1学期の定期テストと提出物で評定をとる。夏休みに中1・中2の苦手単元をつぶし、模試で現在地を知る |
| 中3 9〜12月 | 2学期の評定を上げる(中3の評定は12月現在のものが使われる)。県の過去問を時間を計って解く。三者面談で、公立と私立の併願を決める。12月1日から調査書などの登録が始まる |
| 中3 1〜2月 | 過去問と苦手の仕上げ。面接の練習も始める。2月12日〜17日12時が出願(インターネット) |
| 中3 3月 | 3月4日に学力検査と面接、3月12日9時に選抜結果の通知。追検査は3月10日、再募集は3月15日〜18日 |
よくいただくご質問
Q. 青森県には、前期選抜と後期選抜はありますか?
A. ありません。青森県の県立高校の入試は、令和9年度は3月4日(木)の学力検査と面接をもとに、一般選抜と特色化選抜で行われます。三沢高校の普通科は、特色化選抜が募集人員の10%、一般選抜が90%です(県の一覧による)。
Q. 特色化選抜を受けるには、特別な試験を受けますか?
A. 特色化選抜は、同じ日の学力検査の結果を、学校ごとに決めた配点で見る選抜です。三沢高校の普通科の配点は、記事の中の表のとおりで、作文や実技の検査はありません。出願のときに、どちらの選抜で見てもらうかなど、手続きの細かい点は、中学校の先生と県の要項で確認してください。
Q. 面接は、どのように行われますか?
A. 学力検査のあとに、出願者全員が面接を受けます。一般選抜の面接は、1組5人ほどの集団面接で、面接委員は2人、時間は1組10分ほどとされています(県の一覧による)。
Q. 倍率が1倍を超えたら、不合格になりますか?
A. いいえ。倍率は、出願者数を入学者選抜の募集人員で割った数字で、合否そのものではありません。選抜は、学力検査・評定・面接などを使って行われます。倍率は、人数の動きを見る目安として使いましょう。
Q. 評定は、何年生ぶんが使われますか?
A. 調査書の評定は、中1・中2・中3の3学年ぶんで、総計135点満点です。中3の評定は、令和8年12月現在の学習の状況に基づきます(県の要項による)。
Q. 病気などで、3月4日の学力検査を受けられなかったときは、どうなりますか?
A. 3月10日(水)に追検査があります。病気、忌引、交通事故など、やむを得ない事情で、学力検査の全部または一部を受けられなかった人が、希望して受けるものです。連絡の方法や期限は、県の要項で確認し、すぐに中学校の先生に相談してください。
Q. 文型・理型は、いつ選びますか?
A. 三沢高校の学校案内によると、2年生から文型と理型に分かれて学習します。入試は、普通科として行われます。選び方や、授業の内容は、学校の説明会や学校案内で確かめましょう。
※出典:三沢高校の所在地・紹介は、学校の公式サイト(学校案内)によります。青森県教育委員会「令和9年度青森県立高等学校入学者選抜要項」(令和8年8月28日、令和8年10月6日一部修正)、「令和9年度青森県立高等学校入学者選抜における求める生徒像・選抜方法等一覧」(令和8年7月9日)、「令和8年度青森県立高等学校入学者選抜出願状況」(令和8年2月18日)、「令和7年度青森県立高等学校入学者選抜出願状況」(令和7年2月19日)、「令和8年度青森県立高等学校入学者選抜合格者数及び再募集募集人員」(令和8年3月13日)。最新の情報は青森県教育委員会の令和9年度入学者選抜のページと、各校の募集要項でご確認ください。
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三沢高校まで、いま何点足りないか
ご存じですか?
模試の結果や学校のテスト答案をお見せいただければ、三沢高校の入試で合格ラインに届くまで何がどれだけ足りないかを、プロ講師が具体的にお伝えします。志望校が決まっている今こそ、そこから逆算した対策がいちばん効きます。
・答案を見て、つまずいている単元まで戻って指摘します
・残り期間から逆算した学習計画をその場でご提案します
・診断だけのご利用でも構いません。


