青森県公立高校入試2027の日程と仕組み|WEB出願・調査書135点・特色化選抜を解説

本番は3月4日、出願はWEBへ入試の仕組み・受験情報

最終更新:2026年9月/令和9年度(2027年4月入学)の入試についての記事です。出願の前には、青森県教育委員会の入学者選抜要項と「求める生徒像・選抜方法等一覧」で必ず最新の情報をご確認ください。

結論:本番は2027年3月4日(木)。今年から出願はWEBになります

青森県立高校の令和9年度入試は、学力検査と面接が2027年3月4日(木)、選抜結果の通知が3月12日(金)です。

合否の材料は、5教科500点の学力検査と、中1から中3までの成績でつくる調査書135点、そして全員が受ける面接です。

令和9年度からはWEB出願が始まります。しくみを早めに知って、2月にあわてないようにしましょう。

この記事でわかること
  • 令和9年度(2027年)青森県立高校入試の日程
  • 学力検査5教科500点と、調査書135点の計算のしかた
  • 一般選抜と特色化選抜のちがい、群分けのしくみ
  • 令和9年度の変更点:WEB出願で何が変わるか
  • 中3の9月から3月までの月別やること
  • 保護者がやってはいけないNG

令和9年度(2027年)の入試日程

答えから言うと、出願は2月12日から17日、本番は3月4日(木)です。県の教育委員会は、2026年8月28日に入学者選抜要項を公表しています。

青森県では、一般選抜と特色化選抜を同じ日に、同じ検査で行います。推薦入試のように、別の日に先に試験がある形ではありません。

内容日にち
出願受付(WEB)2027年2月12日(金)9時〜2月17日(水)12時
検査(学力検査・面接)2027年3月4日(木)
追検査2027年3月10日(水)
選抜結果の通知(合格発表)2027年3月12日(金)9時
再募集の出願2027年3月15日(月)9時〜3月16日(火)12時
再募集の検査・結果通知3月17日(水)検査/3月18日(木)13時 通知

※出典:青森県教育委員会「令和9年度青森県立高等学校入学者選抜要項」「令和9年度 求める生徒像・選抜方法等一覧(入学者選抜の主な日程)」(公式)。再募集の実施校と人数は3月12日に発表されます。

県外から受ける人向け:あおもり留学特別選抜

全国から生徒を募集する「あおもり留学特別選抜」は、日程が別です。出願は2027年1月21日(木)〜1月27日(水)16時、検査は2月1日(月)、結果通知は2月4日(木)9時です(塾選ジャーナルの整理による)。対象の学校・学科は、県の「あおもり留学特別選抜」の資料で確認してください。

合否を決める3つの材料

結論として、青森県の合否は「学力検査」「調査書」「面接」の3つを中心に決まります。学校によっては、これに独自の選抜資料が加わります。

1. 学力検査(当日のテスト)

国語・社会・数学・理科・英語の5教科、各100点で合計500点です。県の教育委員会が問題をつくり、全部の県立高校で同じ問題を使います。

試験時間は教科によってちがい、国語と英語が50分、数学・社会・理科が45分です(塾の解説による。下の表を参照)。

順番教科時間配点
1国語8:45〜9:35(50分)100点
2英語9:55〜10:45(50分)100点
3数学11:05〜11:50(45分)100点
4社会12:35〜13:20(45分)100点
5理科13:40〜14:25(45分)100点

※時間割は、令和9年度要項を紹介した学習塾(八戸市)の解説によるもので、教科別の時間は別の学習塾サイトの記載とも一致しています。県の要項PDFの原文とは照合できていないため、受検票と要項で必ず確認してください。

英語が2時間目にあるのが青森県の特徴です。模試や過去問も、本番と同じ順番と時間で解く練習をしておくと、当日にリズムがくずれません。

2. 調査書(通知表の成績)

調査書の評定は、中1・中2・中3の9教科を、同じ重さで足します。1学年は9教科×5段階=45点満点。3学年で135点満点です。中3の評定は、12月末現在のものが使われます。

神奈川県のように「中3だけ2倍」といった重みはありません。そのぶん、中1・中2の成績もそのまま効くのが青森県の特徴です。

成績の例中1+中2+中3調査書(135点満点)
3年間すべて545+45+45135
合計が38・40・4238+40+42120
3年間すべて436+36+36108
3年間すべて327+27+2781

※計算方法の出典:進研ゼミ高校入試情報サイト「【青森県】県立高校入試での内申点の計算の仕方」(2026年4月15日更新)、青森県教育委員会「令和9年度 求める生徒像・選抜方法等一覧」(公式・一般選抜の調査書135点)。成績は説明用の例です。

POINT:中3の2学期は、まだ上げられる

中1・中2の評定はもう変わりません。でも中3の評定は12月末の時点のものが使われます。つまり、今の2学期の定期テストと提出物が、そのまま調査書に入ります。実技4教科も1教科5点満点で同じ重さです。主要5教科だけに力を入れて、実技を落とさないようにしましょう。

3. 面接(受検生全員)

青森県では、学力検査が終わったあと、出願者全員に面接があります。集団面接か個人面接か、何分くらいかは学校ごとにちがいます。志望校の形式は、県の「求める生徒像・選抜方法等一覧」にのっています。

面接の準備のしかたは、推薦入試の面接対策の記事も参考になります。

一般選抜と特色化選抜のちがい

答えから言うと、受検生は同じ検査を1回受けるだけです。その結果を、学校が「一般選抜」と「特色化選抜」の2つのものさしで見ます。

選抜見るもの特徴
一般選抜学力検査500点と調査書135点が基本。面接の結果も使う多くの学校で募集人員の大部分をこちらで選ぶ
特色化選抜学校・学科ごとに配点を決める。特定教科の点を大きくする傾斜配点、部活動や特別活動の点数化など募集人員に対する割合は学校により10〜50%

※出典:青森県教育委員会「令和9年度青森県立高等学校入学者選抜要項」「求める生徒像・選抜方法等一覧」(公式)、個別指導Axis「青森県の公立高校入試概要」(10〜50%の範囲)。どちらの選抜を先に行うかは学校が決めて、事前に公表します。

群分けのしくみ(一般選抜)

県の一覧を見ると、たとえば青森高校(普通)は、一般選抜で「学力検査の順位」と「調査書の順位」をそれぞれ出して、受検生をグループ(群)に分けています。考え方は次のとおりです。

  • Ⅰ群:学力検査の順位も、調査書の順位も、一般選抜の人数の範囲内に入っている人
  • Ⅱ群:どちらか一方だけが範囲内に入っている人
  • Ⅲ群:どちらも範囲内に入っていない人

それぞれの群から、どのように合格者を選ぶかは学校ごとに決められています。ただ、しくみから言えることは1つです。「当日点だけ」「内申だけ」が高くても、Ⅰ群には入れません。

例で考えてみよう(説明用の例)

一般選抜で200人を選ぶ学校に、Aさん・Bさん・Cさんが出願したとします。

  • Aさん:学力検査は150位、調査書は120位 → どちらも200位以内なのでⅠ群
  • Bさん:学力検査は90位、調査書は230位 → 学力検査だけ範囲内なのでⅡ群
  • Cさん:学力検査は210位、調査書は240位 → どちらも範囲外なのでⅢ群

Bさんは当日点が高くても、調査書が足りないためにⅠ群に入れませんでした。当日点と内申の両方をそろえることが大切だとわかります。

※群の分け方(何%以内で区切るか)や、Ⅱ群からの選び方は学校ごとにちがいます。志望校の方法は県の「求める生徒像・選抜方法等一覧」で確認してください。

POINT:特色化選抜は「得意を生かす道」

特色化選抜では、国語・数学・英語などの点を1.5倍や2倍にする学校があります。得意教科がはっきりしている子は、その教科を1.5〜2倍されても大丈夫な点数まで仕上げておくと有利になります。上位校の特色化選抜の配点は、青森の難関公立高校対策の記事で学校ごとに整理しています。

よくある質問

Q. 特色化選抜だけ、別の日に試験がありますか?

A. ありません。県立高校の入学者選抜の検査日は3月4日(木)の1日です。一般選抜と特色化選抜のどちらを先に行うかは各高校が決めて、事前に公表します。出願の手続きは、中学校の案内にしたがってください。

Q. 自分の学力検査の点数はわかりますか?

A. 県が公開したWEB出願の操作マニュアルには、「学力検査得点確認」の手順がのっています。入試のあとで自分の得点を確かめる方法は、マニュアルと中学校の案内で確認してください。

Q. 不合格だったら、もう県立高校には行けませんか?

A. 定員に空きがある学校では「再募集」があります。実施する学校と人数は3月12日(金)に発表され、出願は3月15日(月)〜16日(火)、検査は3月17日(水)です。私立の併願校とあわせて、早めに家族で考えておきましょう。

Q. 面接は点数になりますか?

A. 学校によってちがいます。面接を点数にする学校もあれば、点数にせず段階で評価する学校もあります。志望校の扱いは、県の「求める生徒像・選抜方法等一覧」で確かめてください。

出願のルールと学区

  • 出願は原則1人1校1学科です。同じ高校に複数の学科がある場合は、第3志望まで書けます
  • 県立高校の通学区域は県内全域です。住んでいる市町村で受けられる学校がしぼられることはありません

※出典:青森県教育委員会「令和9年度青森県立高等学校入学者選抜要項」(公式)、塾選ジャーナル「青森県が県立高等学校及び特別支援学校高等部入学者選抜要項を公開」。

令和9年度の変更点:WEB出願が始まります

いちばん大きな変更は、出願が「青森県立学校WEB出願システム」に変わることです。県立高校だけでなく、特別支援学校高等部と県立中学校も対象です。

  • 県教育委員会は2026年9月4日に操作マニュアルを公開しました。ログイン、志願者情報の登録、出願情報の登録、選抜手数料の納付、受検票のダウンロード、選抜結果の確認、学力検査の得点確認までの手順がのっています
  • 操作についての問い合わせ窓口(ヘルプデスク)は、2026年12月1日に開く予定です

※出典:リセマム「【高校受験2027】青森県『Web出願』操作マニュアル公開」(2026年9月8日)、塾選ジャーナル(WEB出願の解説記事)。マニュアル本体は青森県教育委員会のサイトで確認できます。

学習塾の解説によると、受検料の支払いはクレジットカード・コンビニ・Pay-easyになり、これまでの県収入証紙は使わなくなります。合格発表も、高校での掲示から、システムを通じた結果の通知に変わるとされています。細かい点は、中学校からの案内と県のマニュアルで確認してください。

保護者の方へ:WEB出願は「冬休み中に下準備」

WEB出願では、志願者の登録を先にすませ、中学校が確認したうえで出願が成り立つ流れです。2月の出願期間は6日間しかありません。冬休みのうちに、ログインできるか・メールが届くか・支払い方法をどうするかを家族で確かめておくと安心です。中学校から案内のプリントが配られたら、必ず親子で読みましょう。

学力検査の教科や配点、一般選抜・特色化選抜のしくみについては、県の資料で令和9年度の大きな変更は確認できませんでした。

中3の9月から3月まで、月別やること

結論は、12月までは「中3の評定」と「基礎の穴うめ」、1月からは「本番と同じ時間割での演習」です。中3の評定は12月末の時点のものが入るので、2学期の定期テストがとても大切です。

時期やること(具体的に)
9月定期テストの2週間前から、教科書ワークを3周。実技4教科の提出物を1つも落とさない。模試の結果から、5教科の苦手単元を3つまで書き出す
10月青森県の過去問を1年分、本番の順番(国・英・数・社・理)と時間どおりに解く。志望校の「選抜方法等一覧」で、特色化選抜の割合と面接の形式を調べる
11月2学期末テストに全力。平日は1日2時間、苦手単元の復習。三者面談の前に、家で志望校を2〜3校にしぼる
12月12月1日にWEB出願の問い合わせ窓口が開く予定。冬休みは1日6〜8時間を目安に、過去問を週2年分。面接で話す「志望理由」を100字で書いてみる
1月過去問の2周目。まちがえた問題だけのノートをつくる。WEB出願の登録を、中学校の案内どおりに進める
2月2月12日〜17日に出願。面接練習を週1回。新しい問題集は増やさず、解き直しノートを回す
3月3月4日が本番。朝8時台に始まるので、2月中から朝型の生活に。3月12日に結果通知

※日程は青森県教育委員会の令和9年度要項(公式)によります。学習時間は目安です。お子さまの状況に合わせて調整してください。

2学期の定期テストで評定を1つ上げる手順

1「あと少しで上がる教科」を2つ選ぶ。1学期の通知表と定期テストの点を見て、評定が上がりそうな教科にしぼります。
2テスト3週間前に、提出物を先に終わらせる。ワークやレポートは、テスト前の1週間に残さないようにします。
3実技教科は、実技テストと作品の締め切りをカレンダーに書く。筆記テストだけでなく、ふだんの課題も評定に入ります。
4テストが返ってきたら、その週のうちに解き直す。同じまちがいを期末テストや入試でくり返さないためです。

内申点の上げ方は、高校受験の内申点の上げ方でもくわしく説明しています。

秋の1週間の時間割(例)

部活を引退したあとの10〜11月の一例です。平日は「学校の復習+苦手単元」、土日は「過去問+やり直し」と分けると、迷う時間がなくなります。

曜日内容時間(目安)
月・水・金学校の宿題と復習→数学・英語の苦手単元2〜2.5時間
火・木学校の宿題と復習→理科・社会の暗記と資料問題2〜2.5時間
土過去問1年分(本番の順番と時間どおり)5〜6時間
日土曜のやり直し→面接の答えを1つ声に出して練習4〜5時間

※時間割は一例です。定期テストの2週間前は、平日をテスト勉強に切りかえてください。中3秋の計画は中3秋の学習計画もどうぞ。

保護者がやってはいけないNG

青森の公立入試でよくある5つのNG
  • 「当日点で逆転できるから内申はいい」と言う。群分けでは、学力検査と調査書の両方の順位を見ます。片方だけ高くても、Ⅰ群に入れないことがあります。
  • 「中1・中2の成績は関係ない」と思いこむ。青森県は3学年を同じ重さで足します。中1・中2の評定も135点の3分の2をしめています。
  • 実技4教科を軽く見る。音楽・美術・保健体育・技術家庭も、1教科5点満点で主要教科と同じ重さです。
  • WEB出願をぎりぎりまで放っておく。令和9年度は初めてのWEB出願です。ログインや支払いでつまずくと、6日間の出願期間はすぐに終わります。
  • 面接の練習を「当日なんとかなる」とさせない。面接は全員にあります。志望理由と、中学校でがんばったことを、1分で話せるようにしておきましょう。

「当日点」と「内申」のどちらを伸ばすか、先に決めましょう

青森県の入試は、学力検査と調査書の両方の順位を見るしくみです。だからこそ、今のお子さまが「当日点で足りないのか」「内申で足りないのか」を見きわめると、秋からの勉強のしかたがはっきりします。

エスペランサアカデミーは、完全オンラインのプロ家庭教師による1対1指導です。通知表と模試の結果から、志望校の選抜方法に合わせた学習計画をお子さま専用に組み立てます。青森県内どこからでも受講でき、面接練習にも対応します。

まずは無料の体験授業で、どこを伸ばすか決めましょう

通知表と模試の結果をお持ちください。当日点と内申のどちらを優先するべきか、具体的にお伝えします。無理な勧誘は一切ありません。

無料体験を申し込む

LINEで気軽に相談する

まとめ

  • 令和9年度の出願は2月12日〜17日、検査は3月4日(木)、結果通知は3月12日(金)9時
  • 学力検査は5教科各100点の500点。国語・英語50分、数学・社会・理科45分(塾の解説による)
  • 調査書は中1〜中3の9教科を同じ重さで足した135点満点。中3は12月末の評定
  • 面接は出願者全員。一般選抜と特色化選抜は、同じ検査の結果を別のものさしで見る
  • 一般選抜では、学力検査と調査書の両方の順位で群に分ける学校がある(例:青森高校)
  • 令和9年度からWEB出願。問い合わせ窓口は12月1日開設予定
LINEで無料相談無料体験に申込
タイトルとURLをコピーしました