オンライン家庭教師に必要なもの|タブレットだけで足りるか

オンライン家庭教師に必要な機材と環境保護者向けコラム

オンライン家庭教師を始めるとき、最初につまずくのが機材の準備です。「タブレットで大丈夫か」「カメラは追加で買うべきか」というご質問をよくいただきます。

結論:最優先は「手元が見えるか」。画質でも通信速度でもありません

オンライン授業で成果が出るかどうかを分けるのは、お子さまが書いている手元を、講師がその場で見られるかどうかです。顔がきれいに映っても、答案が見えなければ指導になりません。まず手元を映す方法を決めてから、ほかの機材を考えてください。

必要なものを、優先順位の順に並べます

1.(必須)画面の大きい端末

ノートパソコンか、10インチ以上のタブレットが基本です。スマートフォンは、教材や解説を映すと文字が小さくなりすぎるため、常用には向きません。

2.(必須)手元を映す方法

次の章で詳しく説明します。ここが授業の質を最も左右します。

3.(必須)安定した通信環境

光回線があれば十分です。モバイル回線でも受けられますが、映像が止まると説明が途切れます。

4.(推奨)イヤホンまたはヘッドセット

端末のスピーカーとマイクだけだと、音が回り込んで聞き取りにくくなることがあります。手持ちのイヤホンで構いません。

5.(任意)外付けカメラ・照明

多くのご家庭では不要です。端末のカメラで足ります。必要になってから買えば十分です。

手元を映す3つの方法

方法費用の目安向いている場合
スマホをもう1台つないで手元を映す0円(手持ちの端末)いちばん手軽。中学生以上ならこれで足りることが多い
書画カメラ(スタンド付きカメラ)を使う数千円程度小学生や、書く量が多い場合。手が自由になる
タブレットに直接書き込む端末+ペンの費用答案がそのままデータで残る。計算過程まで見える

※費用はご家庭で用意する場合の一般的な目安です。事業者によって推奨する方法が異なります。契約前にどの方法に対応しているかをご確認ください。

スマホ1台だけで受けるのは避けてください

画面に講師と教材が同時に映ると、文字が読めません。また手元を映すことができないため、どこで間違えたかを講師が把握できず、答え合わせだけの時間になります。

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タブレットだけで受けられますか

受けられます。ただし条件があります。

タブレットで問題ないケース

画面が10インチ以上あり、紙に書く場合は別途スマホで手元を映せる、またはタブレットにペンで直接書き込める場合。この2つのどちらかを満たしていれば十分です。

タブレットだと厳しいケース

タブレット1台だけで、紙のノートに書いて解く進め方をする場合。手元が映らないので、講師は完成した答えしか見られません。

通信環境の確認方法

難しい設定は必要ありません。実際に使う部屋で、ビデオ通話を5分してみるのがいちばん確実です。家族と通話して、映像が止まらなければ問題ありません。

注意が必要なのは、リビングから離れた部屋で電波が弱くなる場合です。始める前に、授業を受ける予定の部屋で確認してください。

機材より大事な「受ける場所」の決め方

1背後に人の動きが入らない場所にする。兄弟が通る、テレビが映っているといった環境だと、視線がそちらに向きます。

2机の上に、その日使う教材だけを置く。ほかの教科の教材やスマートフォンが視界にあると、手が伸びます。

3完全な個室にしない。特に小学生・中学1年生のうちは、保護者の方がときどき通る場所のほうが集中が続きます。

始める前に用意しておくと、初回が早く進むもの

直近の定期テストの答案

点数ではなく、どこで間違えたかを見ます。返却された答案そのものが最も情報量があります。

学校で使っている教材

教科書、問題集、プリント。オンラインでもこれらをそのまま使って進められます。

通知表(直近のもの)

内申が入試に関わる学年では、いまの評定を前提に計画を立てます。

よくあるご質問

Q. パソコンは買ったほうがよいですか

A. すでにタブレットがあるなら、まずはそれで始めて構いません。手元が映せる方法を確保するほうが優先です。

Q. 子どもの部屋にWi-Fiが届きにくいです

A. 中継機を使う方法もありますが、まずは電波の届くリビングなどで受けてみてください。場所を変えるだけで解決することが多くあります。

Q. プリンターは必要ですか

A. あると便利ですが必須ではありません。教材をデータで送る場合でも、画面に表示して手元のノートに解く形で進められます。

まとめ

必要なものは、画面の大きい端末・手元を映す方法・安定した通信の3つです。外付けカメラや照明は、多くのご家庭で不要です。

とくに手元を映せるかどうかが授業の質を左右します。スマートフォンをもう1台つなぐだけで解決することが多いので、追加の出費を考える前にまずこの方法を試してください。

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