最終更新:2026年11月8日|入試の数字は、鎌倉学園が公表している2027年度の募集要項と、公式サイトの入試結果・入試の傾向と対策のページに載っているものだけを使っています(出典は記事の最後)。
2027年度の中学入試は、2月1日(月)の一次入試と算数選抜(午後)、2月2日(火)の二次入試、2月4日(木)の三次入試の4回です。募集人員は算数選抜10名、一次100名、二次30名、三次30名で、出願はインターネットのみです。
試験科目は、一次・二次・三次が国語100点・算数100点・社会60点・理科60点の320点満点です。算数選抜は算数1科目の150点満点(60分)です。
2026年度の実質倍率(学校公表)は、算数選抜2.5倍、一次2.1倍、二次3.9倍、三次5.5倍でした。合格者数は、どの回も募集人員を上回っています。
- 鎌倉学園中学校の入試日程・募集人員・科目と配点(2027年度)
- 出願・受験料・入学手続きと、学費(要項記載の金額)
- 2026年度の入試結果(応募・受験・合格・実質倍率)
- データから読み取れること
- 学校が公表している出題の傾向と、家庭でできる対策の手順
「鎌倉学園中学の対策は何から始めればいい?」――この記事では、学校が公表している2027年度の募集要項と、公式サイトの入試結果・出題の傾向のページをもとに、鎌倉学園中学校の入試を数字で整理します。同じ2月1日に午前の一次入試と午後の算数選抜があり、2日、4日にも入試が続くため、「どの回を、どの順番で受けるのか」を、日程と配点から考えることが過去問対策の出発点です。オンライン指導なので、神奈川から離れた地域にお住まいでも、同じように対策できます。
難関私立中の算数・国語記述の伸ばし方は、難関中の算数の伸ばし方と難関中の国語記述でまとめています。
鎌倉学園中学校の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 神奈川県鎌倉市山ノ内110(〒247-0062) |
| アクセス | JR横須賀線の北鎌倉駅から約850m(徒歩13分)、または鎌倉駅から江ノ電バス「建長寺(鎌倉学園前)」下車(学校公式のアクセスページ) |
| 共学・別学 | 男子校(募集要項の志願者資格に「男子」と記載) |
| 募集人員(2027年度) | 算数選抜10名、一次入試100名、二次入試30名、三次入試30名(合計170名) |
| 入試の回数 | 一般入試は、算数選抜・一次・二次・三次の4回。ほかに海外帰国生入試(男子若干名)があります |
| 志願者資格 | 2027年3月に小学校を卒業見込みの男子で、保護者もしくはそれに準ずるところから通学が可能な者 |
| 出願方法 | ホームページからのインターネット出願 |
| 高校入試 | 学校の入試情報のページには、高校入試(一般入試B方式)の情報もあります。この記事では中学入試だけを扱います |
2027年度の一般入試の志願者資格には、「2027年3月に小学校を卒業見込みの男子」とあります。帰国生入試は、海外在留1年以上などの出願資格が別にあるため、受験を考える場合は募集要項の海外帰国生入試の欄を確認してください。
入試の日程と科目・配点(2027年度)
掲載している年度:入試日程・科目・配点・受験料・学費は、学校公式の「2027年度 中学校算数選抜・一次・二次・三次募集要項(一般入試・帰国生入試)」のとおりです。募集要項には「入試要項(日時など)が変更になる場合もあります」と書かれているため、受験する年度の最新の要項で再確認してください。
| 項目 | 一次入試 | 算数選抜 | 二次入試 | 三次入試 |
|---|---|---|---|---|
| 選考日 | 2月1日(月) | 2月1日(月)午後 | 2月2日(火) | 2月4日(木) |
| 募集人員 | 100名 | 10名 | 30名 | 30名 |
| 受験料 | 25,000円 | 10,000円 | 25,000円 | 25,000円 |
| 出願開始 | 1月8日(金)8:00 | 1月8日(金)8:00 | 1月8日(金)8:00 | 1月8日(金)8:00 |
| 出願締切 | 1月29日(金)22:00 | 1月29日(金)22:00 | 2月1日(月)22:00 | 2月3日(水)22:00 |
| 試験科目と配点 | 国語100点・算数100点・社会60点・理科60点 | 算数150点 | 国語100点・算数100点・社会60点・理科60点 | 国語100点・算数100点・社会60点・理科60点 |
| 集合時刻 | 8:30 | 集合A 15:30/集合B 17:00 | 8:30 | 8:30 |
| 合格発表 | 2月1日(月)19:00 | 2月2日(火)19:00 | 2月2日(火)19:00 | 2月4日(木)18:00 |

一次・二次・三次の時間割
| 時限 | 科目 | 配点 | 時間 |
|---|---|---|---|
| 1時間目 | 国語 | 100点 | 8:50〜9:40(50分) |
| 2時間目 | 算数 | 100点 | 9:55〜10:45(50分) |
| 3時間目 | 社会 | 60点 | 11:00〜11:30(30分) |
| 4時間目 | 理科 | 60点 | 11:45〜12:15(30分) |
一次・二次・三次は同じ時間割で、問題の構成や傾向も同じと学校は説明しています(算数は「1次、2次、3次試験ともに構成や傾向は同じ」と記載)。4科目の試験時間を合わせると160分です(ここは当サイトの計算です)。
算数選抜の時間割
| 集合 | 集合時刻 | 科目・配点 | 時間 |
|---|---|---|---|
| 集合A | 15:30 | 算数150点 | 15:40〜16:40(60分) |
| 集合B | 17:00 | 算数150点 | 17:10〜18:10(60分) |
算数選抜は、2月1日の午後に行う算数1科目の入試です。集合Aと集合Bの2つの集合があり、要項には、他校の受験状況によって集合Aから集合Bへ当日に変更できること(要電話連絡)、集合Bから集合Aへの変更はできないことが書かれています。
日程の表を読むときの、押さえどころを整理します。
- 2月1日は、午前に一次、午後に算数選抜。一次と算数選抜の両方を受ける場合は、昼食のための専用会場と自習室が用意されると要項に書かれています。
- 一次の合格発表(2月1日19:00)は、二次の出願締切(2月1日22:00)より前。一次の結果を見てから、二次に出願できる日程です。
- 二次の合格発表(2月2日19:00)は、三次の出願締切(2月3日22:00)より前。二次の結果を見てから、三次の出願を決められます。
- 算数選抜の出願締切は、一次と同じ1月29日22:00。2月1日の午前・午後を両方受ける場合は、1月中に両方の出願が必要です。
- 募集要項の一般入試の試験科目欄に、面接は記載されていません。筆記試験の得点づくりが準備の中心になります(海外帰国生入試は、作文が別にあります)。
配点の構成を数字で見る
一次・二次・三次は320点満点です。配点の比率を計算すると、国語100点が約31%、算数100点が約31%、社会60点が約19%、理科60点が約19%です(ここは当サイトの計算です)。国語と算数で全体の約6割を占める一方、社会と理科もそれぞれ60点あり、4科目のバランスで得点が決まる構成です。

社会と理科は、1科目あたり30分で60点分を解きます。1点あたりにかけられる時間は、国語・算数(50分で100点)と、社会・理科(30分で60点)で、おおむね同じペースです(ここは当サイトの計算です)。算数選抜は、60分で150点分です。
出願・受験料・入学手続きの流れ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 受験料 | 一次・二次・三次は各25,000円、算数選抜は10,000円 |
| 受験料の支払い | インターネット出願後に、クレジットカード、コンビニ、ペイジー対応金融機関ATM、ペイジー(ネットバンキング)、PayPayで支払い |
| 受験票 | 受験料の入金確認後にプリントアウト(受験票に写真は不要) |
| 複数回の出願 | 複数回受験する場合は、同一のID・パスワードで出願。一次・二次・三次を複数回受験する場合は、合否を確認してからの出願をすすめると要項に記載 |
| 合格発表 | 合格発表サイトで発表(校内掲示はありません)。合格証や各種書類のダウンロード期限は2月8日(月)15:00 |
| 認証に必要な情報 | 合格発表サイトと入学金決済サイトの認証には、受験番号、生年月日、メールアドレスが必要 |
受験料の合計を計算すると、算数選抜と一次・二次・三次をすべて受けた場合は、10,000円+25,000円×3で85,000円になります(ここは当サイトの計算です)。なお、要項には、算数選抜と一次の両方、または算数選抜と二次の両方に合格して入学が決まった場合は、一次または二次の受験料25,000円を返金すると書かれています。
試験当日の主な注意事項(要項より)
- 試験場には7:30から入れます。試験場へ保護者は入れません(保護者控室を利用します)。
- 上履きは必要ありません。駐車場はないため、お車での来校は遠慮するよう書かれています。
- 机上に置けるのは、筆記用具と時計のみです。色ペンや蛍光マーカーの使用は禁止です。
- 試験場には電波時計があります。検索機能やアラームのついた時計は持参しないよう書かれています。
- 携帯電話などは、電源を切ってカバンの中にしまいます。開始3分前には着席します。
- 学校感染症の第1種〜第3種(インフルエンザやコロナなど)の罹患者は受験できません。
- 校内で食事はできません。ただし、休み時間のチョコ、アメ、水分補給は可能です。
学校感染症で受験できなかった場合は、神奈川県私立中学高等学校協会が実施する共通追試(2月9日(火)午前9時集合、会場は神奈川県私学会館、科目は国語50分・算数50分・理科30分・社会30分)を受けられます。受験申請は2月5日(金)午後3時までに学校へ申し出る必要があります。診断書の提出も求められているため、詳細は募集要項で確認してください。
入学手続きと学費(2027年度の募集要項に記載の金額)
| 項目 | 合格した回 | 期限 |
|---|---|---|
| 入学金の納入(250,000円) | 一次入試の合格者 | 2月2日(火)23:59まで |
| 算数選抜の合格者 | 2月3日(水)23:59まで | |
| 二次入試の合格者 | 2月3日(水)23:59まで | |
| 三次入試の合格者 | 2月5日(金)23:59まで | |
| 施設費の納入(250,000円) | すべての回 | 合格発表日〜2月8日(月)15:00まで |
入学金は、入学金決済サイトからクレジットカードまたはコンビニで納入します(ペイジー・現金は利用できません)。要項には、一度納入した入学金は返還しないこと、期限内に手続きをしないと入学資格を取り消すことが書かれています。施設費は、納入後に入学を辞退する場合、決済サイトの「辞退手続きボタン」から手続きをすると、後日返金されると記載されています。
| 区分 | 項目 | 金額 |
|---|---|---|
| 入学時 | 入学金 | 250,000円 |
| 施設費 | 250,000円 | |
| 月額 | 授業料 | 38,000円 |
| 維持費 | 11,000円 | |
| 積立金[預り金] | 16,000円 | |
| 年額 | 体育・文化活動振興費 | 9,600円 |
| 生徒会費 | 9,600円 | |
| PTA会費 | 9,600円 |
積立金[預り金]は、林間学校・スキー教室・修学旅行・教材費などに充てられ、積立金を除いて返金はないと書かれています(積立金の返金の扱いは、募集要項で確認してください)。要項には「学債はありません」と明記されています。
月額の3項目を足すと、毎月65,000円になります(授業料38,000円+維持費11,000円+積立金16,000円)。入学時の500,000円と、年額の3項目の合計28,800円は別に必要です(ここは当サイトの計算です。月額を何か月分納入するかは、募集要項で確認してください)。
このほか、ICT教育の一環として、タブレット端末(クロームブック)を学校を通して購入する仕組みがあり、約70,000円(2026年度実績)を入学前の3月に支払うと書かれています。端末の延長保証への加入と、グーグルアカウントの使用料金を毎年支払う必要もあります。金額は年度によって変わる可能性があるため、最新の要項で確認してください。
入学手続きの書類については、合格発表後の説明会として、2月13日(土)14:00から入学説明会(保護者対象)が開かれ、入学手続書類が配付されます。入学手続書類の提出日は3月6日(土)です。要項の中では、提出の時間が「13:00〜14:00」と「14:00〜15:00」の2通りに書かれているため、提出時刻は配付される書類と学校のホームページで要確認です。
2026年度の入試結果
数字は学校公式の「入試結果」ページに載っている2026年度の一般入試の結果です(括弧内は帰国生で、数字に含まれます)。学校表記の「倍率」は、応募者数÷募集人員で計算した値(119÷10=11.9など)です。「実質倍率」は、受験者数÷合格者数にあたる値です。得点に関する公表値は、この記事には載せていません。
| 項目 | 算数選抜 | 一次入試 | 二次入試 | 三次入試 |
|---|---|---|---|---|
| 入学試験日 | 2月1日 | 2月1日 | 2月2日 | 2月4日 |
| 合格発表日 | 2月2日 | 2月1日 | 2月2日 | 2月4日 |
| 募集人員 | 10名 | 100名 | 30名 | 30名 |
| 応募者数 | 119名(1名) | 309名(3名) | 317名(9名) | 275名(6名) |
| 倍率(応募者÷募集人員) | 11.9倍 | 3.09倍 | 10.6倍 | 9.2倍 |
| 受験者数 | 109名(0名) | 298名(3名) | 272名(8名) | 246名(5名) |
| 合格者数 | 43名(0名) | 141名(1名) | 69名(2名) | 45名(1名) |
| 実質倍率 | 2.5倍 | 2.1倍 | 3.9倍 | 5.5倍 |

公式サイトの入試結果のページに載っている中学の一般入試の結果は、2026年度のものです。過去の年度との比較はこの記事では行っていません。帰国生入試の結果も同じページにありますが、この記事は一般入試だけを扱います。
データから読み取れること
1. 合格者数は、どの回も募集人員を上回っています。2026年度の合格者数は、算数選抜が43名(募集10名)、一次が141名(募集100名)、二次が69名(募集30名)、三次が45名(募集30名)でした。合格者数を募集人員で割ると、算数選抜が約4.3倍、一次が約1.4倍、二次が約2.3倍、三次が約1.5倍です(ここは当サイトの計算です)。募集人員より多くの合格者が出ている理由は、公表資料には書かれていません。他校との併願で入学しない人がいることを見込んでいる可能性がありますが、ここは当サイトの推測です。繰上合格の有無や人数は、公表されている資料では確認できません。
2. 実質倍率は、一次、二次、三次の順に高くなっています。実質倍率は一次が2.1倍、二次が3.9倍、三次が5.5倍でした。同じ320点満点・同じ時間割・同じ傾向の入試で、回が進むほど倍率が上がっています。受験者数が一次298名、二次272名、三次246名と少しずつ減るのに対して、合格者数が141名、69名、45名と、一次から二次にかけて大きく減っているためです(ここは当サイトの計算です)。
3. 学校表記の「倍率」と「実質倍率」は、数字の意味が違います。二次入試を例にすると、倍率は10.6倍(応募者317名÷募集人員30名)、実質倍率は3.9倍(受験者272名÷合格者69名)です。応募者数を募集人員で割った値は、実際に合否を分ける競争の厳しさをそのまま表すものではありません。見るときは、どちらの数字なのかを確認します。
4. 応募したのに受験しなかった人が、二次と三次で目立ちます。応募者数と受験者数の差は、算数選抜が10名、一次が11名、二次が45名、三次が29名です(ここは当サイトの計算です)。受験しなかった理由は公表されていません。他校の合否の結果が出てから受験を見送った人がいる可能性もありますが、ここは当サイトの推測です。
5. 算数選抜は、募集10名に対して応募119名です。算数1科目・150点満点の入試で、受験者109名に対して合格者は43名、実質倍率は2.5倍でした。一次の募集人員(100名)と比べると少人数の募集ですが、合格者数は募集人員の約4.3倍にあたる43名でした。
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学校が公表している出題の傾向(国語・算数・社会・理科)
鎌倉学園の公式サイトには、「入試の傾向と対策」のページがあり、2027年度の中学入試(一次・二次・三次)について、科目ごとの出題の傾向が書かれています。ここでは、そのページの内容を要約して整理します。詳しい内容は、公式ページで確認してください。
国語(100点・50分)
- 一次・二次・三次とも、解答時間は50分、配点は100点満点です。学校は、2020年度から出題傾向が大きく変わったと説明しています(記述問題や資料問題の導入など)。
- 大問一は漢字の書き取りで、原則として小学6年生までに学ぶ漢字(教育漢字)から出題し、例年5題です。楷書で丁寧に書かないと、減点の対象になると書かれています。
- 大問二・三は国語知識で、ことわざ、慣用句、文法、語句の意味や用法など、幅広い範囲から出題されます。基本的なレベルの問題が中心とされています。
- 大問四・五は文章読解の2題で、全体の配点の約7割を占めます。大問四は物語文、大問五は論説文で、本文は1題あたり3500字から4000字と、かなり多いと説明されています。
- 記述問題は、傍線部の内容の説明や、理由を述べるものが多いとされています。
- 大問六は資料などを用いた問題で、図表や対話形式の文章、新聞記事などを素材とし、配点は全体の1割程度です。
ここから読み取れるのは、国語は「長い文章を50分で読み切る力」と「漢字・知識問題を落とさない正確さ」の両方が必要だということです。読解の配点が約7割と大きいため、記述の練習と並行して、長文を読むスピードを少しずつ上げていきます。記述の書き方は難関中の国語記述も参考にしてください。
算数(100点・50分)
- 一次・二次・三次とも、構成や傾向は同じで、標準的な問題を中心に出題されると説明されています。
- 1題4点で25題、合計100点満点です。簡単な問題も難しい問題も同じ配点のため、簡単な問題は正確に解くことが大切とされています。問題の順に解く必要はありません。
- 大問は、【1】が標準的な四則計算、【2】〜【3】が穴埋め式の小問集合(逆算、割合、時間など、平面図形の角の大きさ・辺の長さ・面積など)、【4】〜【8】が総合問題です。
- 総合問題の(1)(2)は問題の内容を確認する基本問題で、(3)を解くためのヒントや注意になっている場合があると書かれています。
- 問題は、学習指導要領に準拠していない場合があると書かれています。算数選抜については、学校説明会、または12月上旬公開予定の入試説明会動画での説明が案内されています。
25題を50分で解くので、1題あたりの時間は平均2分です(ここは当サイトの計算です)。同じ4点の問題が並ぶため、難しい総合問題に時間をかけすぎず、前の小問から正確に得点する順番を決めておくことが重要です。算数の伸ばし方は難関中の算数の伸ばし方にまとめています。
社会(60点・30分)
- 各回とも大問2題の構成で、大問ごとに1つの地域やテーマを設定し、地理・歴史・公民の小問が含まれると説明されています(一次〜三次とも)。
- 原則として解答は漢字で書く指定があり、人名や歴史的事件も漢字指定のため、誤字に気をつけるよう書かれています。
- 地理は日本の自然・産業・各地方が中心で、グラフや表、地形図の読み取りができるようにすることが求められています。歴史は特定の時代に偏らず、古代から近現代まで全時代から出題されます。
- 公民は基本事項に加えて、近年起こった政治・社会問題も出題されるとあります。論述問題があること、資料から根拠を見つけて説明できるようにしておくとよいことも書かれています。
理科(60点・30分)
- 物理・化学・生物・地学の4分野から出題されます。大問は4問で、完答の箇所や問題の内容に応じて、1〜4点の配点があると書かれています。
- 物理は音や浮力、化学は気体や金属の性質、生物は植物、地学は大地のつくり・天体・気象などが例として挙げられています。
- 選択問題と計算問題が中心で、用語記入もあり、漢字やひらがななどの指定がある場合があります。問題数が多めのため、すぐにできる問題から解くよう書かれています。
社会と理科は、どちらも30分で60点分を解く科目です。社会は漢字指定、理科は問題数の多さへの対策が必要になります。過去問に取り組むときは、30分を計って解き、「どの問題で時間を使いすぎたか」を確認することが基本です。
4回の入試の組み立て方を考える
鎌倉学園の入試は、2月1日に午前(一次)と午後(算数選抜)、2月2日に二次、2月4日に三次と続きます。どの回をどう組み合わせるかは、お子さまの得意科目と、入学金の納入期限から考えます。
- 算数が得意なら、算数選抜を組み込む考え方。算数選抜は算数1科目(150点・60分)で、国語・社会・理科の負担がありません。ただし、午前の一次と合わせると、1日に2回受験することになります。体力面や、集合A・集合Bの選び方も含めて、家庭で検討が必要です。
- 一次の結果を見てから、二次に出願できる。一次の合格発表は2月1日19:00、二次の出願締切は同日22:00です。発表から締切までは3時間しかないため、出願の手続きを事前に確認しておく必要があります。
- 入学金の納入期限は、合格した回ごとに違う。一次の合格者は2月2日、算数選抜と二次の合格者は2月3日、三次の合格者は2月5日の23:59までです。他の学校の発表日程と合わせて、手続きの順番を整理します。
- 算数選抜と一次の両方、または算数選抜と二次の両方に合格すると、受験料が返金される場合がある。要項には、入学が決まった場合に、一次または二次の受験料25,000円を返金すると書かれています。条件は、募集要項で確認してください。
家庭でできる対策の手順
保護者がやりがちな、もったいない関わり方
- 応募者数や「倍率」の数字だけを見て、実質倍率や合格者数を確認しない
- 過去問を解いたあと、点数だけを見て直しをしない
- 社会・理科の30分を計らずに、時間をかけて解かせる
- 4回の入試の入学金の期限を、合格が出てから調べる
よくある質問
Q.面接はありますか?
A.募集要項の一般入試の試験科目欄には、面接は記載されていません。試験科目は、一次・二次・三次が国語・算数・社会・理科、算数選抜が算数です。
Q.算数選抜と一次は、同じ日に受けられますか?
A.受けられます。どちらも2月1日で、一次は午前、算数選抜は午後です。両方を受験する場合は、昼食のための専用会場と自習室が用意されると要項に書かれています。
Q.受験料はいくらですか?
A.一次・二次・三次は各25,000円、算数選抜は10,000円です。算数選抜と一次、または算数選抜と二次の両方に合格して入学が決まった場合は、一次または二次の受験料が返金されます(要項より)。
Q.複数回出願するときの注意はありますか?
A.同じID・パスワードで出願します。一次・二次・三次を複数回受験する場合は、合否を確認してから出願することをすすめると、要項に書かれています。
Q.入学金の納入期限はいつですか?
A.一次の合格者は2月2日(火)23:59、算数選抜と二次の合格者は2月3日(水)23:59、三次の合格者は2月5日(金)23:59までです(2027年度の要項)。入学金は250,000円です。
Q.学債(学校債)はありますか?
A.要項に「学債はありません」と書かれています。
Q.インフルエンザなどで受験できなかったら?
A.学校感染症(第1種〜第3種)で受験できない場合は、神奈川県私立中学高等学校協会の共通追試(2月9日)を受けられます。受験申請は2月5日(金)午後3時までに学校へ申し出ます。
Q.過去問はいつから始めればいいですか?
A.進め方は秋からの過去問計画にまとめています。社会・理科は30分、国語・算数は50分と、科目ごとに試験時間が違うので、時間を計って解くことが基本です。


