最終更新:2026年11月 ※令和9年度の細かい決まりは、募集要項と学校の案内で決まります。出願前に、千葉県教育委員会のページと八千代東高校の公式サイトで、最新の情報をご確認ください。
八千代東高校は、千葉県八千代市にある県立の全日制・普通科の高校です。この記事では、令和9年度(2027年度)入試で、内申(調査書)と当日の学力検査(当日点)が合否の点数にどう入るのかを、学校が公表した「選抜・評価方法」と千葉県教育委員会の資料をもとに整理します。あわせて、直近3年の志願状況、入試日程、中1から中3までの評定の積み上げ方も、公式の数字から計算できる範囲でまとめました。
910点 八千代東高校の令和9年度・一般入学者選抜の「総得点」の満点です。学力検査500点+調査書310点+学校設定検査(自己表現)100点の合計で順位をつけます。
調査書310点の内訳は、評定270点と加点40点です。評定は、中1・中2・中3の9教科の評定を全学年足した合計(最大135)に、係数K=2をかけます。K=2は、県が認める範囲(0.5以上2以下)の上限で、内申を厚く見る設定です。
学校設定検査は「自己表現」で、口頭か実技のどちらかを出願時に選びます。割合は、学力検査が約54.9%、調査書が約34.1%、自己表現が約11.0%です。
- 総得点910点の内訳(学力検査500点・調査書310点・自己表現100点)
- 評定の計算(全学年の合計×K=2)と、1段階の重さ
- 自己表現(口頭または実技)の評価の仕組み
- 内申と当日点を組み合わせて考える3つの例
- 直近3年(令和6〜8年度)の倍率と、募集人員が変わった年の見方
- 令和9年度の入試日程と、時期別・学年別の進め方
千葉県の入試のしくみ(先に押さえたい5点)
配点を読む前に、千葉県の公立高校(全日制)の一般入学者選抜の共通ルールを5点だけ確認します。ここは県の実施要項に書かれている内容です。
- 調査書は「評定の全学年の合計×K」で数えます。9教科(国語・社会・数学・理科・音楽・美術・保健体育・技術・家庭・外国語)の評定を、中1・中2・中3の3学年分足した合計(最大135)に、学校が決めたKをかけます。Kは原則1で、学校の特色に応じて0.5以上2以下の範囲で決められます。
- 調査書の記載事項は加点できます。学校は、特別活動の記録などの記載について、50点を上限に加点できます。八千代東高校の上限は40点です。
- 学力検査は5教科・各100点・合計500点が基本です。理数科などの一部の学科を除き、教科ごとの傾斜はありません。
- 学校設定検査は、学校ごとに内容と配点が決まります。配点は各学校が10点以上100点以下で定めます。八千代東高校は「自己表現」で、満点は100点です。
- 総得点は、学校が定めた各資料の得点を合計したものです。総得点にもとづいて総合的に判定され、一部の学校は2段階の選抜を行えます。八千代東高校の選抜・評価方法には、総得点で順位をつけると書かれています。
このうち、受検生が点数を動かせるのは、1(評定)と3(学力検査)、そして自己表現の準備です。ここからは八千代東高校の数字に当てはめていきます。
配点の表|総得点910点の内訳(令和9年度)
次の表は、八千代東高校が公表した「令和9年度一般入学者選抜の選抜・評価方法」の「総得点の満点の内訳」と、県の付表2をもとにまとめたものです。割合は、各点数を総得点910点で割った数字です。
| 項目 | 満点 | 全体に占める割合 | 内容 |
|---|---|---|---|
| 学力検査 | 500点 | 54.9% | 5教科(各100点)の得点合計 |
| 調査書(評定) | 270点 | 29.7% | 全学年の評定合計(最大135)×K=2 |
| 調査書(加点) | 40点 | 4.4% | 特別活動・部活動等の記録、特記事項(上限40点) |
| 学校設定検査(自己表現) | 100点 | 11.0% | 口頭または実技を出願時に選択 |
| 総得点 | 910点 | 100% | 全て合計して順位をつける |

割合を見ると、学力検査が半分強、調査書が3分の1ほど、自己表現が1割ほどです。調査書310点のうち、評定が270点(約87%)、加点が40点(約13%)です。評定の満点270点は、学力検査500点の約54%にあたります。
八千代東高校を目指す中3の保護者の方へ
中1からの評定の見通しと、これからの5教科の学習計画を、今の成績をもとに一緒に整理します。保護者の方だけのご相談もできます。
評定の計算|全学年の合計×K=2
千葉県の調査書は、学年ごとの重みをつけません。中1・中2・中3の9教科の評定を、すべて同じ重さで足し合わせます。八千代東高校は、その合計にK=2をかけます。
- 中1の9教科の評定を足す(最大45)。
- 中2の9教科の評定を足す(最大45)。
- 中3の9教科の評定を足す(最大45)。
- 1〜3を足して、全学年の合計にする(最大135)。
- 合計に2をかける。これが調査書の評定の得点です(最大270)。
評定の1段階は、どの学年のどの教科でも、同じ2点です。中1の成績も、中3の成績も、同じ重さで数えられます。埼玉県のように学年ごとの比率はありません。そのため、「中3で一気に上げる」ことより、「3年間のどの学年でも1段階ずつ積む」ことが、そのまま得点になります。
評定の計算例(例)
| 中1の合計 | 中2の合計 | 中3の合計 | 全学年の合計(135点満点) | 評定の得点(270点満点) | 満点に対する割合 |
|---|---|---|---|---|---|
| 27 | 27 | 27 | 81 | 81×2=162 | 60.0% |
| 30 | 33 | 36 | 99 | 99×2=198 | 73.3% |
| 33 | 36 | 39 | 108 | 108×2=216 | 80.0% |
| 36 | 39 | 42 | 117 | 117×2=234 | 86.7% |
| 39 | 42 | 45 | 126 | 126×2=252 | 93.3% |
| 45 | 45 | 45 | 135 | 135×2=270 | 100.0% |
上の表の数字は、評定の合計から公式の式で計算した例です。実際の評定は、中学校の調査書の数字になります。

中1・中2の評定が決まっているとき、中3で動かせる分
たとえば、中1の合計が33、中2の合計が36で決まっているとします。このとき、中3の合計によって評定の得点がどう変わるかを示します。
| 中3の合計 | 全学年の合計 | 評定の得点(270点満点) | 満点に対する割合 | 中3合計27のときとの差 |
|---|---|---|---|---|
| 27 | 33+36+27=96 | 192 | 71.1% | 基準 |
| 30 | 33+36+30=99 | 198 | 73.3% | +6 |
| 33 | 33+36+33=102 | 204 | 75.6% | +12 |
| 36 | 33+36+36=105 | 210 | 77.8% | +18 |
| 39 | 33+36+39=108 | 216 | 80.0% | +24 |
| 42 | 33+36+42=111 | 222 | 82.2% | +30 |
| 45 | 33+36+45=114 | 228 | 84.4% | +36 |
中3の合計が3上がると、評定の得点は6点動きます。学力検査に置き直すと、合計で6点分です。中3の評定は動かせる部分ですが、動く幅は学年ごとの比率がないぶん、控えめです。逆に言えば、中1・中2で積んだ分は、中3と同じ重さで残ります。
当日点(学力検査500点)の考え方
学力検査は、国語・社会・数学・理科・英語の5教科(各100点・合計500点)です。八千代東高校の付表2・選抜方法の表に、傾斜配点の記載はありません。5教科は同じ重さで、合計500点がそのまま総得点に入ります。
| 動いたもの | 総得点が動く量 | 考え方 |
|---|---|---|
| 学力検査 合計が1点 | 1点 | 合計点がそのまま総得点に入る |
| 学力検査 1教科が10点 | 10点 | どの教科で取っても同じ重み |
| 評定 1教科が1段階(どの学年でも) | 2点 | K=2。全学年が同じ重み |
| 評定 中3の9教科が各1段階 | 18点 | 学力検査18点分。5教科の平均で約3.6点 |
| 調査書の加点 | 最大40点 | 特別活動・部活動等の記録、特記事項 |
| 自己表現 | 最大100点 | 口頭または実技。評価はa〜dの4段階 |
自己表現(100点)|口頭か実技を出願時に選ぶ
八千代東高校の学校設定検査は「自己表現」です。次のア・イのどちらか1つを、出願のときに志願者が選びます。
| 種類 | 内容 | 検査時間 |
|---|---|---|
| ア 口頭による自己表現 | 個人で発表し、発表の内容について質疑応答を行う | 5分(うち発表は1分30秒程度) |
| イ 実技による自己表現 | 個人で実技を発表し、実技の内容について質疑応答を行う(団体種目は複数人数で実施) | 20分程度(質疑応答の時間を含む) |
実技は、野球(男)・サッカー(男)・バレーボール(女)・バスケットボール(男女)・ソフトボール(女)・吹奏楽(男女)・剣道(男女)・バドミントン(男女)のうちから、1つを選びます。
評価の仕組み(学校の資料から)
- それぞれ2名の評価者が、3つの評価項目ごとに、a(優れている)・b(標準的である)・c(問題がある)・d(非常に問題がある)の4段階で評価します。
- 2名の評価者による、評価項目ごとの評価の組み合わせ(aa〜dd)で、得点にします。
- 評価がcの項目が2つ以上ある場合、またはdが1つ以上ある場合は、審議の対象となります。
- 口頭の評価項目は、意欲・態度、テーマ・内容、表現力の3つ。実技は、意欲・態度、基礎的技能、専門的技能の3つです。
評価の観点は公表されていますので、準備の方向がつかめます。口頭なら、「発表内容が整理されていて、自分の体験や考えにもとづいた具体的なもの」であること、「積極性や意欲が適切に表現され、質疑応答の態度が適切」であることが、評価基準に書かれています。実技を選ぶ場合は、選べる種目が限られ、中学校での経験が前提になります。
学校が求める生徒像(学校の資料から)
学校の「選抜・評価方法」には、期待する生徒像が書かれています。要点を言い換えると、次のとおりです。
- 志願する明確な理由と、自分の将来への展望をもち、まじめに学校生活に取り組む意志がある。
- 基本的な生活習慣が身についている。
- 学業で、旺盛な知的好奇心と探究心がある(ア)。または、中学校生活で部活動・生徒会活動・ボランティア活動などに熱心に取り組み、入学後も続けることで成長しようとする向上心がある(イ)。
ア・イのどちらかに当てはまることが、求められています。口頭の発表のテーマを決めるとき、この2つのどちらの軸で話すかを決めておくと、まとめやすくなります。過年度卒業者は、学校設定検査の終了後に、別途個人面談が行われます。
内申と当日点を組み合わせて考える3つの例
次の3人は、選抜の仕組みを確かめるための架空の例です。実在の生徒の数字ではありません。評定は全学年の合計から、学力検査は5教科の合計から、公式の式で計算しています。加点と自己表現は人によって変わるため、ここでは含めず、「学力検査+評定」の部分の最大770点に対する割合で見ます。
| 例 | 評定の得点(270点満点) | 学力検査(500点満点) | 合計(770点満点) | 満点に対する割合 |
|---|---|---|---|---|
| 評定型(3学年の合計117、学力検査=330) | 234 | 330 | 564 | 73.2% |
| バランス型(3学年の合計108、学力検査=380) | 216 | 380 | 596 | 77.4% |
| 当日点型(3学年の合計90、学力検査=450) | 180 | 450 | 630 | 81.8% |
どちらを動かすか|評定と学力検査の目安
| 例 | 今の合計 | 評定の合計が3上がると | 学力検査の合計が30点上がると |
|---|---|---|---|
| 評定型 | 564 | +6(570) | +30(594) |
| バランス型 | 596 | +6(602) | +30(626) |
| 当日点型 | 630 | +6(636) | +30(660) |
評定の合計が3上がる動き(たとえば3教科が1段階ずつ上がる)は6点、学力検査の合計が30点上がる動き(5教科の平均で6点)は30点です。点数の上では、学力検査を積むほうが大きく動きます。一方で、評定は中1・中2・中3のどの学年も同じ重さで、積んだ分が確実に残ります。どちらか一方でなく、「評定は提出物と定期テストで着実に、学力検査は冬までの過去問で」と両方を進める組み立てが、点数の面でも筋が通ります。
倍率と志願者数のうごき(令和6〜8年度)
千葉県は、志願変更の期間が終わった後の「志願者確定数」を公表しています。倍率は、志願者確定数を募集人員で割った数字です。
| 年度 | 募集人員 | 志願者確定数 | 倍率 |
|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 280人 | 268人 | 0.96倍 |
| 令和7年度 | 280人 | 287人 | 1.03倍 |
| 令和8年度 | 200人 | 184人 | 0.92倍 |

3年間の倍率は、0.96倍、1.03倍、0.92倍です。いずれも1倍の前後にあります。令和7年度から令和8年度にかけて、募集人員が280人から200人へ80人減り、志願者確定数も287人から184人へ103人減りました。
募集人員が変わった年の数字の読み方
令和8年度は、募集人員が前年より80人少なくなりました。それでも、志願者確定数は募集人員に届かず、倍率は0.92倍でした。倍率は、志願者の数と募集人員の比ですので、募集人員が減っても、志願者がそれ以上に減れば、倍率は下がります。
| 年度 | 募集人員 | 前年度との差(募集人員) | 志願者確定数 | 前年度との差(志願者) |
|---|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 280人 | − | 268人 | − |
| 令和7年度 | 280人 | 0人 | 287人 | +19人 |
| 令和8年度 | 200人 | −80人 | 184人 | −103人 |
令和9年度の入試日程
| 項目 | 日程(令和9年) |
|---|---|
| 出願情報の登録・入学検査料の納付 | 1月12日(火)〜2月1日(月) |
| 出願書類等の受付(調査書等の提出) | 2月2日(火)・3日(水)午後4時30分まで、2月4日(木)正午まで |
| 志願または希望の変更の受付 | 2月9日(火)午後4時30分まで、2月10日(水)午後4時まで |
| 本検査(学力検査・学校設定検査) | 2月16日(火)・17日(水) |
| 追検査受検願の受付 | 2月19日(金)午後4時30分まで、2月22日(月)正午まで |
| 追検査 | 2月25日(木) |
| 入学許可候補者発表 | 3月2日(火)午前9時 |
八千代東高校は、本検査の2日間で、5教科の学力検査と自己表現を受けます。どの日にどの検査があるかは、受検票や学校の案内で確認してください。追検査は、感染症罹患による発熱など、やむを得ない理由で本検査を全部または一部受けられなかった受検者が対象です。
時期別|内申と当日点を、両方そろえる進め方
ここからは、公式の日程をもとにした進め方の例です。県が定めたものではなく、エスペランサアカデミーの整理です。八千代東高校は、評定・学力検査・自己表現の3つがそろって総得点になりますので、時期ごとに「何を進めるか」を分けると整理しやすくなります。
| 時期 | 評定(調査書) | 当日点(5教科) | 自己表現 |
|---|---|---|---|
| 中3の11月〜12月 | 2学期の評定の確定に向けて、提出物と定期テストを見直す | 入試範囲の総復習を始める。苦手教科の穴を洗い出す | 口頭か実技かを決める。口頭なら、発表のテーマの候補を出す |
| 12月(三者面談) | 全学年の評定の合計を確認する | 過去問を解く日程を決める | 出願時に選ぶ内容を、先生と相談する |
| 1月上旬 | 3学期の評定に向けて、授業の取り組みを続ける | 過去問を時間を測って解き、点数と間違いを記録 | 1分30秒で話す練習。質疑応答の練習も入れる |
| 1月12日〜2月1日 | 出願情報の登録期間。中学校の指示に沿って手続きを進める | 直前期の復習。新しい問題集に手を広げない | 評価の観点(意欲・態度、内容、表現力)で見直す |
| 2月9日〜10日 | 志願変更が必要かを、状況の数字で考える | 体調管理と、時間配分の最終確認 | 話す内容の最終確認 |
| 2月16日・17日 | (評定は確定済み) | 学力検査(5教科) | 自己表現の検査 |
学年別|中1から中3までの積み上げ方
八千代東高校は、中1から中3まですべての評定が、同じ重さで調査書に入ります。「3年間の積み上げ」が、そのまま得点になる仕組みです。
| 学年 | 評定への入り方 | この時期にやっておきたいこと |
|---|---|---|
| 中1 | 合計がそのまま入る(最大45)。K=2で90点分 | 5教科の基礎(計算・漢字・英単語・文法)の定着。ノートと提出物の習慣づくり。部活動や委員会の記録は加点の対象になりうる |
| 中2 | 中1と同じ重さ(最大45) | 定期テストの解き直しの習慣。苦手教科を作らない。活動の記録を、途切れず続ける |
| 中3の1学期 | 同じ重さ(最大45) | 1学期の評定を確認し、上げられる教科を決める。5教科の復習を並行して進める |
| 中3の2学期 | 同じ重さ。入試前の最後の大きな評定 | 定期テストと提出物に集中する。12月の三者面談に向けて、全学年の合計を整理する |
| 中3の冬 | 評定は確定済み | 過去問の演習と、間違いの分析。自己表現の練習。体調管理 |
中1・中2の評定は、あとから変えられません。ただし、評定は3学年とも同じ重さですので、中3で一気に取り返さなくても、3学年を通じて少しずつ積み上げた人が、点数の上では報われます。
ほかの学校と比べる|Kと配点は学校ごとに違う
千葉県では、学校ごとにKの値、加点の上限、学校設定検査の内容と配点が違います。当サイトで整理した成田北高校(K=1)と並べると、違いがわかります。
| 項目 | 八千代東高校 | 成田北高校 |
|---|---|---|
| 総得点の満点 | 910点 | 730点 |
| 学力検査 | 500点 | 500点 |
| 調査書 | 310点(評定270+加点40) | 185点(評定135+加点50) |
| 評定のK | 2 | 1 |
| 学校設定検査 | 自己表現100点(口頭か実技) | 自己表現45点(口頭か実技) |
| 評定が総得点に占める割合 | 約29.7%(270÷910) | 約18.5%(135÷730) |
八千代東高校は、評定のKが2で、自己表現の配点も100点と大きい学校です。成田北高校の詳細は成田北高校の内申と当日点、市川昴高校は市川昴高校の内申と当日点で整理しています。
三者面談で確認したいこと
- 中1・中2・中3の1学期までの評定の合計(9教科ずつ)。全学年を足した数に、そのまま2をかけます。
- 中3の2学期の評定の見込み。どの教科が上がる余地があるか。
- 部活動・生徒会・委員会・ボランティアなど、調査書に書かれる活動の記録。
- 自己表現を口頭にするか実技にするかの見通し。
- 八千代東高校の志望状況や、志願変更の考え方についての、学校側の見方。
- 私立高校を併願する場合の、併願の基準と手続きの時期。
私立高校との併願は、内申の使われ方が学校ごとに違います。私立高校の併願で使う内申は、中3のいつの成績か、千葉県の組み合わせは千葉県 内申の帯別と公立・私立併願も参考にしてください。
評定を伸ばすために見直したいこと
- 提出物の期限と内容。評定には授業への取り組みが含まれます。
- 定期テストで失点した単元の解き直し。次のテストの点につながります。
- 実技教科(音楽・美術・保健体育・技術・家庭)の提出課題や実技テスト。9教科は同じ重さで数えられます。
- 評定1の教科や、評定がつかない教科を作らない。審議の対象になりうる条件です。
よくある勘違い4つ
- 「内申は中3だけ」:千葉県は、中1から中3までの評定の合計です。八千代東高校は、その合計に2をかけます。
- 「倍率が1倍を切れば、全員入れる」:選抜・評価方法には、慎重に審議する、と書かれています。学力検査で0点の教科がある場合なども審議の対象です。
- 「自己表現は、話がうまい人だけが有利」:評価は意欲・態度、内容、表現力の3項目で、準備の方向が公表されています。
- 「自己表現は点数が小さい」:100点満点で、総得点910点の約11%を占めます。評定の加点の上限(40点)よりも大きい配点です。
出願から合格発表までの流れ
- 中3の2学期までの評定が出る(調査書の資料)。
- 三者面談で、志望校と、自己表現の方法(口頭・実技)を相談する。
- 1月12日〜2月1日に、出願情報を登録し、入学検査料を納付する。
- 2月2日〜4日に、出願書類等(調査書等)を提出する。
- 必要なら、2月9日・10日に志願または希望の変更をする。
- 2月16日・17日に、本検査(学力検査・自己表現)を受ける。
- 3月2日午前9時に、入学許可候補者が発表される。
- 公立と私立を併願する場合は、私立の手続きの期限にも注意する。
保護者の方が、家庭でできること
- 評定の合計を、毎学期、親子で一緒に足してみる。3学年の合計に2をかけて、評定の得点を出してみる。
- 定期テストの結果を、教科ごとの表にして見える形にする。
- 過去問は、家で時間を測って解く環境を整える。
- 自己表現は、1分30秒で話す練習に付き合う。内容は本人の体験や考えにもとづいたものにする。
内申の基本は千葉県公立高校の内申点の計算方法、公立と私立の組み合わせは千葉の内申点で行ける高校はどこ?で説明しています。
出願前の確認リスト
| 確認すること | 確認する先 | 時期の目安 |
|---|---|---|
| 令和9年度の募集人員 | 募集要項(千葉県教育委員会)、学校の案内 | 秋〜冬 |
| 全学年の評定の合計(9教科×3学年) | 学校の調査書の見込み、三者面談 | 12月 |
| 加点の対象になる活動の記録 | 担任の先生、学校の案内 | 12月 |
| 自己表現(口頭・実技)の選び方と準備 | 学校の「選抜・評価方法」、中学校の先生 | 12月〜1月 |
| 出願情報の登録の手順(1月12日〜2月1日) | 中学校の進路指導 | 1月上旬 |
| 志願または希望の変更の期間と手順 | 募集要項、中学校 | 2月上旬 |
| 受検当日の持ち物と集合時間 | 受検票、学校の案内 | 2月上旬 |
このリストは、県が定めた手順ではなく、確認漏れを防ぐための整理です。手続きの正式な内容は、募集要項と中学校の案内で確認してください。
まとめ|八千代東高校の内申と当日点
- 八千代東高校の総得点は910点満点。学力検査500点+調査書310点(評定270+加点40)+自己表現100点。
- 評定は、中1・中2・中3の9教科の合計(最大135)にK=2をかけて270点満点。全学年が同じ重さ。
- 評定1段階は2点。中3の9教科が各1段階上がると18点で、学力検査18点分。
- 自己表現は、口頭か実技を選ぶ。2名の評価者がa〜dの4段階で評価し、満点は100点。
- 倍率は令和6年度0.96倍、7年度1.03倍、8年度0.92倍。令和8年度は募集人員が200人に減った。合格最低点は公表されていない。
- 本検査は令和9年2月16日・17日、入学許可候補者発表は3月2日。募集人員は募集要項で確認する。
よくいただくご質問
出典(公式資料)
- 八千代東高等学校「令和9年度一般入学者選抜の選抜・評価方法」(PDF)
- 八千代東高等学校「入試情報」
- 千葉県教育委員会「令和9年度千葉県公立高等学校入学者選抜実施要項(全ページ一括)」(PDF)
- 同「付表2(期待する生徒像・K・学校設定検査)」(PDF)
- 同「付表9(入学者選抜に関する日程表)」(PDF)
- 同「令和9年度「一般入学者選抜」の検査の内容等(全日制の課程)」
- 同「令和8年度 一般入学者選抜等の志願者確定数」(PDF)
- 同「令和7年度 一般入学者選抜等の志願者確定数」(PDF)
- 同「令和6年度 一般入学者選抜等の志願者確定数」(PDF)
この記事の数字は、八千代東高等学校と千葉県教育委員会が公表した資料から、エスペランサアカデミーが計算・整理したものです。計算例は、評定の合計から公式の式で計算した例で、実在の生徒の数字ではありません。最新の情報は、県教育委員会と各学校の公式の案内でご確認ください。


