兵庫県の内申と併願の考え方|第1志望・第2志望と推薦・特色・学力検査の組み方【令和9年度】

学校別 合格対策

最終更新:2026年11月/数字・日付は兵庫県教育委員会の「令和9年度兵庫県公立高等学校入学者選抜要綱」と、過去3年の「入学者選抜実施結果」(記事末の出典)にもとづきます。私立高校の日程や基準は、各校の募集要項で確認してください。

結論:兵庫県の学力検査は「評定250点+学力検査250点」。第1志望には学区ごとに20〜30点が加わります

兵庫県の公立高校(全日制普通科と総合学科)の3月の学力検査による選抜は、調査書情報の学習評定(内申)と学力検査の成績の比重が同等です。令和9年度の要綱では、評定が250点、学力検査(5教科500点を0.5倍)が250点で、合わせて素点500点です。

複数志願選抜では、第1志望校の合否判定にだけ「第1志望加算点」が加わります。加算点は学区ごとに異なり、第1学区25点・第2学区20点・第3学区25点・第4学区30点・第5学区30点です。第2志望校では素点のみで判定されます。

評定に使うのは中学3年生の成績だけです。2月の推薦入学・特色選抜と3月の学力検査をどう組み合わせるか、私立をどう並べるかは、この記事の「判定の考え方」で整理しました。

この記事でわかること
  • 2月選抜と3月選抜の全体像と、日程
  • 評定250点の計算と、学力検査250点の重さ
  • 第1志望・第2志望のしくみと、学区別の加算点
  • 評定と当日点の組み合わせで見る「判定の考え方」
  • 推薦入学・特色選抜と学力検査の組み方(過去3年の全県の数字)
  • 私立高校との併願を考えるときの確認表
  • 中1〜中3の準備の進め方
  • よくある質問(7問)

兵庫県の入試の全体像:2月選抜と3月選抜

兵庫県の公立高校入試は、2月に行う「推薦入学・特色選抜など(学力検査によらない選抜)」と、3月に行う「学力検査」の二つの時期に分かれます。要綱は、学力検査を実施する学科を「全日制普通科(中高一貫教育校を除く)と総合学科」と定め、単独選抜または複数志願選抜で行うとしています。

選抜時期選抜の資料(要綱)定員の目安(要綱)
推薦入学2月推薦書情報、調査書情報、面接、適性検査など学科により「定員の50%以内」または「定員の全部」(要綱の表で学科ごとに指定)。普通科単位制(全日制)と総合学科は50%以内
特色選抜2月学力検査によらない選抜。資料は調査書情報、面接、小論文(作文)など定員の20%以内(最大40人)。村岡高校と生野高校は50%以内
学力検査3月調査書情報の学習評定+国語・社会・数学・理科・英語の学力検査各校の募集定員から、2月選抜の合格者数を引いた人数

3月の学力検査の定員は「募集定員−2月選抜の合格者数」です。2月に定員の一部しか募集しない学校ほど、3月の学力検査の枠が大きくなります。各校の募集定員と2月・3月の人数は、兵庫県教育委員会の「公立高等学校生徒募集定員一覧表」と各校の募集要項で確認します。

令和9年度の日程(要綱の表より)

項目推薦入学・特色選抜(2月選抜)学力検査(3月選抜)
中学校長の承認期限2月4日(木)12:00まで3月1日(月)12:00まで
志願変更の中学校長承認期限2月8日(月)12:00まで3月4日(木)12:00まで
受検票の発行2月9日(火)16:00以降3月5日(金)16:00以降
検査日2月16日(火)(一部の学校は2月17日(水)も実施)3月11日(木)
合否結果の発表2月22日(月)14:003月18日(木)10:00

出願・志願変更・合否結果の確認は、インターネット出願システムで行います。システムの利用期間は、令和8年12月14日(月)16:00から令和9年3月31日(水)16:00までと要綱に書かれています。

全日制は「学区」の中から選びます
要綱では、全日制課程の志願者は「志願先高校の通学区域内に保護者とともに居住している者」に限られます。県外からの転居や他の学区への転居が確定している場合などの例外は、要綱の「特別の事情のある者の手続」にあります。複数志願選抜は学区ごとに実施されるため、第1志望と第2志望は原則として同じ学区から選びます。隣接区域への出願が認められている市区町に住む人は、居住地の学区または隣接区域のうち、第1志望校と同じ学区(または隣接区域)から第2志望校を選びます。

評定250点と学力検査250点:重さを数字で見る

合否判定の資料は、要綱で(A)(B)(C)に分けられています。素点は(A)と(C)の合計で、(B)は参考にとどまります。

判定資料内容(要綱)点
(A)調査書情報の学習評定第3学年の「国語・社会・数学・理科・外国語」の5教科の評定の和×4+「音楽・美術・保健体育・技術・家庭」の4教科の評定の和×7.5250点
(B)諸記録学習の記録以外の諸記録を総合した資料。参考として用い、総合判定になるよう留意する点数にはしない
(C)学力検査5教科(各100点、合計500点)の結果を0.5倍250点
素点(A)+(C)500点
兵庫県の素点500点の内訳
図1 素点500点の内訳(評定250点+学力検査250点)

評定(A)の250点は、5教科が100点、実技4教科が150点です。5教科の評定は合計25で100点、つまり1段階あたり4点。実技4教科の評定は合計20で150点、つまり1段階あたり7.5点です。実技4教科は教科数が少ない分、1教科の1段階が大きく動きます。

評定の組み合わせと(A)の点数(計算例)

評定のパターン(例)5教科の評定の和4教科の評定の和(A)の点数250点に対する割合
9教科すべて52520250点100.0%
5教科が4・実技が52020230点92.0%
9教科すべて42016200点80.0%
5教科が5・実技が32512190点76.0%
5教科が4・実技が32012170点68.0%
9教科すべて31512150点60.0%

同じ「平均4」でも、実技が5で5教科が4なら230点、5教科が5で実技が3なら190点と、40点の差になります。5教科に偏って評定を上げるより、実技4教科の評定が全体の6割(150点÷250点)を占める点を見ておくことが、兵庫県の特徴です。

学力検査の点数と(C)の点数

5教科の合計(500点満点)(C)の点数(×0.5)1教科あたりの平均
500250点100点
450225点90点
400200点80点
350175点70点
300150点60点
250125点50点
200100点40点

学力検査の1点は、素点にすると0.5点です。1教科(100点)を10点上げても、素点は5点動くだけです。評定の1段階との換算は、次の表のとおりです。

動かすもの素点の変化学力検査の点数に直すと
5教科のうち1教科の評定を1段階上げる+4点8点分
実技4教科のうち1教科の評定を1段階上げる+7.5点15点分
学力検査を1教科10点上げる+5点10点
学力検査を5教科で合計50点上げる+25点50点
ここから分かること
実技1教科の評定が1段階上がると、学力検査の15点分に相当します。評定は中3の成績で決まり、当日点は年度ごとの問題で動きます。どちらも同じ重さで、足し算されます。
評定は「中3だけ」です
要綱では、第3学年の評定は令和9年1月以降に、第1・第2学期の成績を十分参考にして5段階でつけるとされています。第1・第2学年の評定は調査書情報に記録されますが、判定資料(A)の計算に入るのは第3学年の評定です。中1・中2の成績を理由に、あきらめる必要はありません。

第1志望・第2志望のしくみと、学区別の加算点

複数志願選抜では、志願者は第1志望校に1校1学科で出願し、そのうえで第2志望校を付けて出願できます。合格者は、高校ごとに得点の上位の者から順に決められます。第1志望は加算後の点で、第2志望は素点で判定されます。

学区第1志望加算点学力検査の点数に直すと実技1教科の評定でいうと対象の高校の例(要綱の表より)
第1学区25点50点分約3.3段階分東灘・御影・神戸・夢野台・兵庫・長田・須磨東・星陵・舞子・洲本など
第2学区20点40点分約2.7段階分尼崎・伊丹・川西緑台・宝塚・西宮・三田祥雲館など
第3学区25点50点分約3.3段階分明石・加古川東・加古川西・高砂・三木・小野・社など
第4学区30点60点分4.0段階分姫路別所・姫路西・龍野・赤穂・姫路東など
第5学区30点60点分4.0段階分豊岡・出石・村岡・八鹿・生野など
学区ごとの第1志望加算点
図3 学区ごとの第1志望加算点(令和9年度)

加算点は、素点500点のうちの20〜30点で、4〜6%にあたります。学力検査の点数に直すと40〜60点分で、1教科(100点満点)の4〜6割にあたる大きさです。第1志望に決めた高校があるなら、第1志望として出願することが、判定上は有利に働く仕組みです。

計算例(仮の生徒です。合否の予想ではありません)
評定は5教科が4・実技が4で(A)200点、学力検査は5教科合計350点で(C)175点。素点は375点です。第1学区の高校を第1志望にすると判定は400点(375+25)、第2学区なら395点(375+20)、第4学区なら405点(375+30)です。第2志望として別の高校で判定されるときは、素点の375点が使われます。

判定の流れ(要綱の合否判定の規定より)

  1. 高校ごとに、第1志望者は「素点+第1志望加算点」、第2志望者は「素点」で、得点の上位から合格者を決めます。
  2. 第2志望を志願していても、第1志望で合格が決まった人は、第2志望の判定から外れます。
  3. 過年度卒業者の判定では、判定資料(C)を重視します。
  4. 単独選抜の学科から複数志願選抜の学科へ志願変更した場合も、第1志望加算点が加わります。

志願変更(1回だけ)

学力検査の出願後は、志願変更の中学校長承認期限(令和9年は3月4日(木)12:00まで)までに、次のいずれか1回に限り、志願校・課程・学科を変えられます。

変更の種類(要綱)注意点
単独選抜から単独選抜(多部制を含む)へ
複数志願選抜から単独選抜(多部制を含む)へ第2志望を付けて出願する形ではなくなります
出願した学校内の単独選抜の学科から、複数志願選抜の学科へこの場合、第2志望校を志願することはできません
複数志願選抜の学校どうしでの第2志望校の変更第1志望は変えない変更です
出願した学校内の他の部への変更

志願変更は1回限りです。県立から市立へ(またはその反対)の変更では、改めて入学考査料を支払い、先に払った分は還付されないと要綱に書かれています。変更の前に、中学校の先生と、変更後の高校の承認の順序を確認してください。

兵庫県の高校入試を控える中3の保護者の方へ

評定(A)と学力検査(C)のどちらを先に伸ばすか、第1志望・第2志望をどう組むか、今の成績をもとに一緒に整理します。保護者の方だけのご相談もできます。

中3の学習相談をする(無料)LINEで聞く →

判定の考え方:評定と当日点の組み合わせで見る

兵庫県の公表資料(選抜要綱・実施結果)には、学校ごとの合格最低点や合格のボーダーは載っていません。ここでは「何点なら合格」とは書かず、素点がどう決まるかを、組み合わせで整理します。

(A)評定の点数\学力検査の合計300点(C=150点)350点(C=175点)400点(C=200点)450点(C=225点)
150点(評定の60%)300点325点350点375点
175点(評定の70%)325点350点375点400点
200点(評定の80%)350点375点400点425点
225点(評定の90%)375点400点425点450点

この表は、(A)と学力検査の合計から素点を求めたものです。たとえば(A)が200点で学力検査が350点なら375点、(A)が175点で学力検査が450点でも400点で、評定が低い分を当日点で補う形になります。第1志望の判定には、ここに学区の加算点が加わります。

タイプ別の考え方

タイプ見方考えること
評定(A)が高く、当日点に不安がある評定が250点に近いと、学力検査で取りこぼしても素点で支えられる仕組みです学力検査は年度ごとに問題の難しさが変わります。5教科の基本問題を落とさない練習を中3の秋から続けます
評定(A)は中くらいで、当日点で伸ばしたい学力検査1点=素点0.5点。50点上げて素点+25点、第1志望の加算点と同じ大きさです第3学年の評定は、第1・第2学期の成績を十分参考にしてつけられます。2学期までの定期テスト・提出物・授業態度を、手を抜かず続けます
実技の評定(150点の枠)が低め実技4教科の評定は、1段階が7.5点。合計20に対して150点です実技教科の提出物・実技テストの点を、中3の冬まで確認し、取り戻せる場面を先生に聞きます
評定も当日点も中間で、志望校を迷っている第1志望の加算点(20〜30点)は、第2志望では付きません第1志望をどこにするかを、学区・通学時間・各校の募集要項で決め、第2志望は出願前に先生と相談します
第2志望を「保険」と考えるときの注意
第2志望は、第1志望より加算点が付かない分、同じ素点の人との競争では不利になる仕組みです。要綱には、第1志望と第2志望の判定の順序は「第1志望は第1志望加算点を加えた点、第2志望は素点で、高等学校ごとに得点の上位から決める」と書かれています。第2志望校は、素点がどの程度の学校かを、中学校の進路面談で相談して決めます。

推薦入学・特色選抜と学力検査の組み方:過去3年の全県の数字

2月選抜(推薦・特色)は、学力検査の前に行われます。次の表は、兵庫県教育委員会の「入学者選抜実施結果」にある数字です。学科の区分が年度で変わっており、学校数や学科の組み換えがあるため、年度ごとの比較は目安として見てください。

年度選抜学校数定員受検者数合格者数受検者数÷定員(計算)
令和6年度推薦入学(全日制 計)947,580人9,716人7,239人1.28倍
令和6年度特色選抜(普通科)571,614人1,891人1,420人1.17倍
令和6年度学力検査(全日制普通科)10117,618人18,181人17,010人1.03倍
令和7年度推薦入学(全日制 計)957,700人9,948人7,183人1.29倍
令和7年度特色選抜(普通科)481,430人1,772人1,275人1.24倍
令和7年度学力検査(全日制普通科)9316,796人17,051人15,973人1.02倍
令和8年度推薦入学(全日制 計)947,800人9,524人7,095人1.22倍
令和8年度特色選抜(普通科)471,424人1,615人1,249人1.13倍
令和8年度学力検査(全日制普通科)9116,559人16,279人15,462人0.98倍
兵庫県の学力検査(全日制普通科)の受検者数÷定員
図2 学力検査(全日制普通科)の受検者数÷定員(令和6〜8年度・全県の合計)

学力検査(全日制普通科)の「受検者数÷定員」は、令和6年度の1.03倍から令和8年度の0.98倍へ下がっています。ただし、これは全県の数字の合計で、学校ごとの倍率ではありません。人気のある学校と、定員に満たない学校が混ざっています。志望校の数字は、兵庫県教育委員会が出願のあとに公表する志願状況で確認します。

数字の読み方
受検者数÷定員は当サイトの計算で、県の公式の倍率ではありません。3月の定員は、2月の合格者が出たあとに確定した実募集人員です。2月の推薦入学・特色選抜で定員の100%を募集しない学校では、定員に満たなかった人数を3月の学力検査の定員に加えていると、実施結果の注記にあります。学力検査の受検者数・合格者数は追検査を含みません。

推薦・特色を受けてから、学力検査を受けることについて

推薦入学・特色選抜は、募集要項で「どの学科が受けられるか」「定員の何%か」が決まっています(特色選抜は定員の20%以内)。学力検査(3月)の出願資格は、要綱では「令和9年3月に中学校を卒業見込みの者など」と書かれています。一方で、2月選抜で不合格だった人が3月に出願できる条件や、合格後の扱いは、各校の募集要項と中学校の案内で確認する必要があります。ここでは、要綱から読み取れない部分を推測では書きません。

確認すること確認先
推薦入学・特色選抜を実施する学校・学科か各校の募集要項、兵庫県教育委員会の「特別選抜の実施要領」
推薦入学・特色選抜の出願条件(成績・活動実績など)各校の募集要項
2月選抜で不合格だった場合の、3月学力検査への出願中学校の進路担当、各校の募集要項
2月選抜で合格した場合の入学の扱い各校の募集要項
3月の学力検査で定員が何人になるか2月選抜の結果発表のあとに公表される募集人員

私立高校との併願を考えるときの確認表

兵庫県の私立高校の入試日程、専願・併願の基準、入学手続の締切は、学校ごとに異なります。この記事では、私立の個別の日程や基準は書かず、各校の募集要項で確認する前提で、並べ方のコツだけをまとめます。私立の個別の情報は、当サイトの私立高校の記事も参考にしてください。

公立の学力検査の日程は、検査が3月11日(木)、合否結果の発表が3月18日(木)10:00です。私立の入学手続の締切が、この発表より前か後かで、考え方が変わります。次の表を埋めて、公立と私立を同じ時間軸に並べます。

確認項目私立A(   )私立B(   )公立(第1・第2志望)
出願期間募集要項で確認募集要項で確認中学校長の承認期限:3月1日(月)12:00
試験日募集要項で確認募集要項で確認3月11日(木)
合格発表募集要項で確認募集要項で確認3月18日(木)10:00
入学手続の締切募集要項で確認募集要項で確認公立の発表後の手続は各校の案内で確認
専願か併願か募集要項で確認募集要項で確認—
併願の場合の条件(成績の基準など)募集要項で確認募集要項で確認—
  • 私立が専願か併願かで、公立の結果を待てるかどうかが変わります。入学手続の締切と公立の発表日を見比べます。
  • 公立の第1志望・第2志望の組み方(学区・加算点・素点)と、私立の併願基準は別のルールです。同じ「評定」でも、見られ方が違います。
  • 2月選抜(推薦・特色)と私立の試験日が重なることがあります。重なる場合は、先生に確認して調整します。
  • 私立の併願の基準や優遇は、学校ごとに異なり、年度で変わることがあります。数字は最新の募集要項で確認します。
相談の順序
①公立の第1志望を決める→②第2志望を、同じ学区から素点で考える→③私立の日程と手続の締切を、公立と並べる、の順で進めると、整理しやすくなります。

中1〜中3の準備の進め方

評定(A)に入るのは第3学年の成績だけです。ただし、中3の評定は、中1・中2の学び方の延長で決まります。時期ごとに、評定(A)と学力検査(C)に向けてやることを整理します。

時期評定(A)に向けて学力検査(C)に向けて
中1・中2定期テストと提出物を安定させる。実技4教科も、実技・提出物を丁寧に英語の基本文、数学の計算、国語の読解の基礎をそろえる
中3の1学期評定の最終年。定期テストの対策を最優先にする5教科の復習計画を立て、苦手な教科を絞る
中3の夏2学期の評定の見通しを立てる。実技教科の提出物の漏れを確認する各100点の5教科をまんべんなく。弱点単元の復習
中3の2学期〜12月第3学年の評定は、令和9年1月以降に、第1・第2学期の成績を十分参考にしてつけられる。2学期までの成績が土台になる過去問と、5教科合計で何点かを確認する練習
出願前(2月〜3月初め)中学校長の承認期限(3月1日)までに、志望校・第2志望を先生と確認する聞き取りテスト(英語)の練習も続ける

保護者の方が確認しておくこと

  • お子さんの中3の評定を、5教科と実技4教科に分けて合計し、(A)の点数を計算してみる。
  • お住まいの学区と、第1志望の加算点(20〜30点)。第2志望が同じ学区(または隣接区域)にあるか。
  • 私立の出願期間・試験日・入学手続の締切を、公立の日程と一緒にカレンダーに書く。
  • 中学校の三者面談の日程と、中学校長の承認期限(2月4日・3月1日)。

兵庫県の内申と併願の組み立てで迷っていませんか

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よくある質問

Q. 兵庫県の内申と当日点の比率は、何対何ですか。
要綱では、学力検査による選抜は、調査書情報の学習評定と学力検査の成績の比重を同等にするとされています。令和9年度は、評定が250点、学力検査が250点(5教科500点の0.5倍)で、1対1です。
Q. 内申には、中1・中2の成績も入りますか。
判定資料(A)の計算に使うのは第3学年の評定です。第1・第2学年の評定も調査書情報に記録されますが、素点の計算には入りません。第3学年の評定は、令和9年1月以降に、第1・第2学期の成績を十分参考にしてつけられます。
Q. 第1志望加算点は、いくつですか。
学区ごとに、第1学区25点、第2学区20点、第3学区25点、第4学区30点、第5学区30点です。第1志望校の合否判定にだけ加えられ、第2志望には加えられません。
Q. 第2志望を付けると、第1志望の合否に不利になりますか。
要綱では、第1志望は素点に第1志望加算点を加えた点で、第2志望は素点で、高校ごとに上位から合格者を決めます。第2志望を付けたこと自体が、第1志望の判定の点数を下げるとは書かれていません。第1志望で合格した人は、第2志望の判定から外れます。
Q. 合格最低点は公表されていますか。
兵庫県の選抜要綱・実施結果には、学校ごとの合格最低点やボーダーは載っていません。志願状況(志願者数)は、出願のあとに県教育委員会が公表します。
Q. 2月の推薦入学や特色選抜を受けたら、3月の学力検査は受けられませんか。
要綱だけでは、2月選抜で不合格だった人の3月への出願や、合格後の扱いの細かい条件は確認できません。各校の募集要項と、中学校の進路担当の先生に確認してください。
Q. 私立高校との併願は、どう組めばよいですか。
私立の日程・基準・手続の締切は学校ごとに異なります。この記事の確認表を使い、各校の募集要項の日程を公立(学力検査3月11日、発表3月18日)と並べて、先生と相談します。

まとめ:評定250点と学力検査250点を、同じ重さで積み上げる

兵庫県の学力検査は、評定(中3の成績)と学力検査が250点ずつです。実技4教科が評定の6割を占める点と、第1志望に学区ごとの加算点が付く点が、判定の特徴です。第2志望は素点で判定されるため、第2志望校の選び方は、先生との相談で決めていきます。

日程は、中学校長の承認期限が2月4日(推薦・特色)と3月1日(学力検査)、学力検査は3月11日、発表は3月18日です。まず、お子さんの中3の評定を(A)の点数に直し、学力検査の目標点と並べるところから始めてください。

出典(公式資料)

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