プロ家庭教師が作成・監修 エスペランサアカデミー
期末テストまであと1週間。
範囲は広いのに、何から手をつければいいか分からない。
そんな声を、この時期によく聞きます。
この記事では、テストの7日前から前日までを、毎日どの教科を何分やるかまで決めた日割り表にしました。
平日は2時間半、休日は4〜5時間を使える中学生を想定しています。
時間が少ない日の組み替え方も載せています。
結論:1週間前は「提出物を終える→暗記を2回転→テスト形式で確認」の順に進めます
4日前〜2日前は、間違えた問題の解き直しと、暗記の2周目に使います。
前日は新しいことを増やさず、間違いノートの見直しと睡眠を優先します。
毎日「主役の教科」を1〜2つ決めると、5教科を満遍なく回せます。
1週間前の勉強は、3つの原則で決める
原則1:提出物を先に終わらせる
ワークやプリントの提出は、成績(内申)に関わる場合があります。
テスト勉強をしているつもりでも、提出物が終わっていないと、直前に大きな負担になります。
7日前の時点で、提出物の残りを教科ごとに書き出し、5日前までに終わる計画にします。
原則2:範囲を全部「同じ重さ」で勉強しない
1週間では、範囲すべてを完璧にするのは難しいです。
先生が授業で強調した問題、ワークで間違えた問題、テスト範囲表に書かれた重要語句を優先します。
原則3:暗記は短い時間で、何回も
暗記は、1回に長くやるより、短い時間を複数回に分けた方が定着しやすいです。
同じ範囲を「当日・翌日・3日後」に見直す予定を入れます。
7日前から前日までの日割り表(平日2.5時間の例)
次の表は、5教科(国語・数学・英語・社会・理科)の標準的な計画です。
学校のテストの範囲や日程に合わせて、教科を入れ替えて使ってください。
| 日 | 主役の教科 | やること(目安) |
|---|---|---|
| 7日前 | 計画づくり+英語 | 計画づくり30分。提出物の残りを書き出す。英語は単語と本文の暗唱を60分、ワーク1周目を60分 |
| 6日前 | 数学+理科 | 数学のワーク1周目を90分。理科は用語の暗記を60分 |
| 5日前 | 社会+国語 | 社会は暗記ノートを1周90分。国語は漢字・文法を30分、教科書の本文を30分 |
| 4日前 | 英語+数学 | 英語のワークの間違い直しを60分。数学は間違えた問題の解き直しを90分 |
| 3日前 | 理科+社会 | 理科はワークの2周目90分。社会は暗記の2周目60分 |
| 2日前 | 数学+英語+国語 | 学校のワークや過去のテストで、テスト形式の演習を90分。国語は本文の要約と漢字を60分 |
| 前日 | 全教科の見直し | 間違いノートを教科ごとに20分ずつ。持ち物の準備。夜は早めに寝る |
この表の使い方
主役でない教科も、10〜15分でいいので、暗記の見直しを入れます。
テストの日程が3日間なら、1日目と2日目に受ける教科を、前日と2日前の主役にします。
土日が入るとき:時間が多い日の使い方
7日前〜前日の間に、土曜日と日曜日が入ることが多いです。
休日は平日の2倍近い時間が使えるので、平日にできなかったことをここに入れます。
| 休日にやること | 時間の目安 | ポイント |
|---|---|---|
| 数学・英語のテスト形式の演習 | 各60〜90分 | 時間を測って解き、採点して間違いノートに書く |
| 理科・社会の暗記の総復習 | 各60分 | 用語を隠して言えるかをチェックする |
| 提出物の仕上げ | 60〜90分 | 提出日と提出先を、カレンダーに書く |
| 休憩・散歩 | 合計60分 | 集中が切れたら、体を動かして気分を変える |
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教科別:1週間前にやること
英語
単語は、つづりまで書けるかを小テスト形式で確かめます。
文法は、ワークで間違えた問題だけを解き直します。
数学
公式は、使い方を問題と一緒に覚えます。
計算ミスの多い人は、途中式を書く習慣をつけます。
国語
本文は、段落ごとの要点を1行でまとめる練習をします。
古文や漢文は、現代語訳と一緒に音読します。
社会
年号や地名は、地図や年表とセットで覚えます。
ワークの記述問題は、答えを声に出して言ってみます。
理科
計算問題は、公式と単位を確認してから解きます。
図やグラフは、何を表しているかを自分の言葉で説明します。
平日に1時間半しか取れないときの短縮版
部活動や習い事で、平日に2時間半が取れない人もいます。
その場合は、教科の数を絞って、1日に1教科だけを主役にします。
| 日 | 主役の教科 | 1時間半の使い方 |
|---|---|---|
| 7日前 | 英語 | 計画づくり15分、単語40分、本文の音読35分 |
| 6日前 | 数学 | ワークの未完了分を60分、間違いに印を15分 |
| 5日前 | 社会 | 暗記ノートを60分、国語の漢字を15分 |
| 4日前 | 理科 | ワーク1周目を60分、用語の確認を15分 |
| 3日前 | 数学・英語 | 間違えた問題の解き直しを各40分 |
| 2日前 | 国語・社会 | 本文の要点と漢字を40分、社会の2周目を35分 |
| 前日 | 全教科 | 間違いノートを各15分、持ち物の準備 |
短縮版の場合は、休日にまとまった時間を取って、数学と英語のテスト形式の演習を入れると安心です。
平日の1時間半は、暗記ものの見直しを細かく入れる使い方が向いています。
平日1日の流れのモデル
| 時間帯 | 内容 | メモ |
|---|---|---|
| 帰宅後〜夕食前 | 休憩30分。主役の教科の演習 | 部活動がある日は、30分だけでも机に向かう |
| 夕食後 | 暗記の見直し(もう1つの教科) | 短い時間で、声に出す |
| 入浴後〜就寝前 | その日の間違いノートの確認15分 | 寝る前に見たものは、思い出しやすい |
| 就寝 | 日付が変わる前に寝る | 睡眠が短いと、翌日の集中が落ちる |
1科目60分の使い方の例
1つの教科に60分を使うときの、時間の配分の例です。
どの教科でも、同じ流れで使えます。
| 時間 | やること | ねらい |
|---|---|---|
| 0〜10分 | 前回の間違いノートを見直す | 前回の復習で、思い出す |
| 10〜40分 | ワークや問題集の新しい範囲を解く | 1周目や、解き直し |
| 40〜55分 | 間違えた問題を直す | なぜ間違えたかを一言で書く |
| 55〜60分 | 覚えることを3つ決めて、声に出す | 翌日の見直しのメモにする |
60分を続けて集中できない場合は、30分ずつに分けても構いません。
大切なのは、「解いて終わり」にせず、直しとメモまで進めることです。
提出物の終わらせ方
提出物が終わっていない場合は、次の順番で片づけます。
- 提出日の早い教科から:提出日が早い順に並べます。
- 点数に影響の大きい教科から:授業で重視されているワークを優先します。
- 答えを写さない:写すだけだと、テストで解けません。
分からない問題は印をつけて、後で質問します。
提出物と勉強の両立のしかたは、期末テストのワークと提出物の進め方でも詳しく説明しています。
暗記を2回転させるコツ
- 1回目:ノートや教科書を見て、覚える範囲を読み込みます。
- 2回目:赤シートや白紙で、見ずに言えるかを確かめます。
- 3回目:間違えたものだけを、別のページに書き出して回します。
覚えたかどうかは「見て分かる」ではなく「見ずに言える・書ける」で判断します。
前日と当日の朝にやること
- 前日の夜:時間割と持ち物(筆記用具・定規・コンパスなど)を確認します。
- 前日:新しい問題集を始めません。
間違いノートの見直しが中心です。 - 当日の朝:1科目目の暗記ものを10〜15分だけ見ます。
朝ごはんを食べて、早めに家を出ます。
前日の過ごし方は、定期テスト前日の過ごし方も参考にしてください。
計画が崩れたときの立て直し方
部活動、体調、学校の行事などで、計画どおりに進まない日もあります。
そのときは、全部を後ろにずらさず、次の順で優先します。
- 1. 提出物:期限がある物を先に。
- 2. 配点の高い教科:授業で重点とされた範囲。
- 3. 暗記ものの短い見直し:10分でもできる、教科の語句。
できなかったことを責めずに、「明日に入れる」「今日は休む」を決めて、紙に書き直します。
間違いノートの作り方
間違いノートは、テスト前の1週間で、いちばん役に立つ道具のひとつです。
立派なノートを作る必要はありません。
- 左に間違えた問題、右に正しい答えと「間違えた理由」を一言で書く
- 理由は「公式を忘れた」「読み間違えた」「単語が分からなかった」のように短くする
- ノートを作る時間がないときは、ワークの問題番号に印をつけるだけでも構いません
- 前日は、このノートだけを見直す
1週間前にやりがちな失敗3つ
失敗1:好きな教科ばかり勉強する
得意な教科や好きな教科は、勉強していて楽です。
でも、点数が伸びやすいのは、まだ手をつけていない教科です。
日割り表で、全教科に時間を割り振ると、偏りに気づきやすくなります。
失敗2:ノートをきれいにまとめることに時間をかける
まとめノート作りは、時間がかかる割に、点数に結びつきにくいことがあります。
1週間前は、問題を解くことと、間違いを直すことに時間を使います。
失敗3:睡眠を削って勉強する
睡眠が足りないと、覚えたことが定着しにくく、テスト当日に集中が続きません。
夜は日付が変わる前に寝て、朝に10〜15分の見直しを入れる方が、続けやすいです。
テストが2日間・3日間のときの組み替え方
学校によって、期末テストは2日間から3日間で行われます。
日割り表は、テストの日程に合わせて、後ろの日の教科から優先して並べ替えます。
| テストの日数 | 前日の主役 | 2日前の主役 | ポイント |
|---|---|---|---|
| 2日間(例:1日目に3教科) | 1日目の3教科の暗記 | 2日目の教科の演習 | 2日目の教科を、1日目の夜にも少し見直す |
| 3日間(例:1日目に2〜3教科) | 1日目の教科 | 2日目の教科 | 3日目の教科は、1日目の夜に見直す時間を入れる |
テストの日程が分かる前に計画を立てる場合は、まず全教科を均等に割り振ります。
日程表が配られたら、早い日の教科の演習を前に寄せる形で並べ替えましょう。
1週間前のチェックリスト
7日前に、次の項目を確認します。
終わったものに印をつけて、残りを日割り表に入れます。
- テスト範囲表を受け取り、教科ごとの範囲をカレンダーに書いた
- 提出物の一覧と提出日をメモした
- 教科書とワークが手元にそろっている
- 休日にまとまった時間を取れる日を決めた
- 部活動や行事でつぶれる日に印をつけた
- 苦手な教科を1つ決めて、主役の日を2回入れた
- 睡眠時間(夜は何時に寝るか)を決めた
集中しやすい環境のつくり方
勉強のあいだ、スマートフォンは別の部屋に置くか、電源を切ってカバンの中に入れておくと、集中が続きやすくなります。
タイマーで25分勉強して5分休む、という区切りを使う人もいます。
机の上には、その時間に使う教科の教材だけを置きます。
保護者の方ができること
1週間前のお子さまは、焦りやすい時期です。
「勉強したの?」と聞くより、「今日は何をやる?」「手伝えることはある?」と声をかける方が、前向きに動けます。
睡眠、食事、体調を整えることが、ご家庭にできる大きなサポートです。
詳しくは、期末テスト前の保護者のサポートをご覧ください。
よくある質問
Q:部活動が遅くまである日は、どうすればいいですか?
A:30分だけでも、暗記ものの見直しにあてます。
休日に、まとまった時間を取ってカバーします。
睡眠を削って勉強するのは、翌日の集中が落ちるのでおすすめしません。
Q:5教科以外の実技教科は、どうすればいいですか?
A:実技教科は、プリントや授業ノートの見直しが中心です。
テスト範囲は範囲表の見方で確認し、直前に30分ほど時間を取りましょう。
Q:1週間前から始めても、間に合いますか?
A:範囲の広さにもよりますが、優先順位をつければ得点を上げる余地はあります。
3週間前から始める場合の計画は、3週間前から始める勉強スケジュールにあります。
Q:一夜漬けでも大丈夫ですか?
A:前日にまとめて覚えたことは、忘れやすいです。
1週間前から、毎日少しずつ見直す方が、テスト当日に思い出しやすくなります。
Q:テスト範囲が広くて、全部終わりません。
A:授業で強調されたところと、ワークで間違えたところを優先します。
全部を完璧にするより、確実に取れる問題を増やす方が、点数につながりやすいです。
まとめ
- 1週間前は、提出物を先に終わらせます。
- 暗記は短い時間で、2回転させます。
- 毎日「主役の教科」を1〜2つ決めて、5教科を回します。
- 前日は新しいことを増やさず、見直しと睡眠を優先します。
- 計画が崩れたら、提出物・配点の高い教科・短い暗記の順で優先します。
学校によってテストの範囲や日程は違います。
この日割りは目安として、学校の範囲表に合わせて入れ替えてください。
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