最終更新:2026年10月/日程・条件は、各校の令和9年度(2027年春)の募集要項にもとづく記事の内容を比べています。最新の日程・基準は、必ず各校の募集要項で確認してください。
日東駒専の附属・系属高校は、どの学校も1月下旬の推薦と2月の一般入試があります。でも、内申の条件や面接の有無、受け方の種類は学校ごとにちがいます。この記事では6校を同じ表で比べて、どんな子に合うか、いつ何をすればよいかをまとめました。
- 入試のちがいを、1枚の表で比べる
- 学校別|入試の特徴と、対策の優先順位
- 共通して出てくる「3つの壁」
- 併願パターンの組み立て方
- 中3の4月から入試まで、逆算の道すじ
- よくあるご質問
入試のちがいを、1枚の表で比べる
| 学校 | 入試の山場 | 区分 | 試験科目 | 内申などの条件 |
|---|---|---|---|---|
| 日大一(墨田区・共学) | 推薦1月22日/一般2月10日 | 推薦(単願)・一般A(単願)・一般B(併願) | 推薦:国語・英語・数学の適性検査(各30分)と個別面接/一般:国語・英語・数学(各50分、リスニングあり)とグループ面接 | 推薦:5教科合計20以上、評定に1がない、各学年の欠席10日以内/一般:内申の基準なし/併願優遇の制度なし |
| 日大鶴ヶ丘(杉並区) | 推薦1月22日/一般2月10日(A)・2月11日(B) | 推薦・併願優遇・一般(総進コース・特進コース) | 推薦:面接のみ/一般:国語・英語(リスニングあり)・数学(各60分)と面接 | 推薦:総進5教科21以上(または9教科35以上)、特進5教科23以上/併願優遇:総進23以上、特進24以上/一般(総進):基準なし |
| 目黒日大(目黒区・共学) | 推薦1月22日/一般2月10日 | 推薦・併願優遇・一般 | 推薦:適性検査(国語・数学・英語、各50分)と個人面接。適性検査はクラス分け用で合否には影響しない/一般:国語・数学・英語(各50分、リスニングあり)、面接なし | 選抜クラス:推薦は5教科22以上、併願優遇は23以上/N進学クラスの基準は公表されていない |
| 日大豊山(文京区・男子校) | 推薦1月22日/一般2月12日 | 推薦(単願)・併願優遇・一般 | 推薦:国語・英語・数学の適性検査(70分)/一般:国語・英語(リスニングあり)・数学(各50分) | 推薦:5教科20以上、または3教科13以上で、9教科に1と2がない/併願優遇:5教科22以上で、9教科に1と2がない/一般:基準なし |
| 東洋大京北(文京区・共学) | 推薦1月22日/一般第1回2月10日・第2回2月13日 | 単願推薦A・B/併願優遇A・B/フリー受験 | 推薦:国語・数学・英語の適性検査/一般:国語・数学・英語(各100点) | 推薦A:5教科22以上+資格などの4項目のうち2つ/推薦B:5教科20以上/併願優遇A:23以上+4項目のうち2つ/併願優遇B:21以上/共通:9教科に2以下がない、中3の欠席7日以内/フリー受験:基準なし |
| 専修大附属(杉並区) | 推薦1月22日/一般2月10日 | 推薦・併願優遇・第一志望優遇・オープン | 推薦:面接(志望理由書を含む)/一般:国語・英語・数学(各50分)と面接 | 推薦:5教科19以上・9教科34以上/併願優遇:5教科21以上・9教科37以上/第一志望優遇:5教科すべて3以上/オープン:条件なし/3年次の欠席は10日未満 |
数字は2027年度入試(令和9年度)の募集要項にもとづきます。日程や条件は変わることがあるので、最新の募集要項で確かめてください。日大鶴ヶ丘は出願のしかたで受験料の合計がかわります。
内申と模試の結果を見せていただければ、受けたい私立高校の基準に届くか、公立の志望校とどう組み合わせるかを、初回体験授業(60分)無料でお伝えします。
学校別|入試の特徴と、対策の優先順位
日本大学第一高校(日大一)
- 推薦も一般も、1回ずつの試験です。推薦は1月22日、一般は2月10日です。
- 一般は内申の基準がなく、当日の点数で決まります。併願優遇や併願推薦の制度はありません。
- 2026年度の倍率は、推薦が1.0倍、一般Aが約1.6倍、一般Bが約1.7倍でした。
向いている子内申に1がなく、国語・英語・数学を当日の試験でしっかり出せる子。公立を第一志望にして一般Bで受ける子にも合います。
対策のコツ推薦をねらうなら、評定に1をつけず、各学年の欠席を10日以内にすることが先です。一般は国語・英語・数学の過去問で、300点中200点前後を安定させましょう。
日本大学鶴ケ丘高校(日大鶴ヶ丘)
- 総進コースと特進コースがあり、特進は2年から専用の校舎で学びます。
- 推薦は面接のみで、内申の基準がコースごとに決まっています。
- 併願優遇があり、一般は2月10日(A)と2月11日(B)の両方を受けられます。2026年度の倍率は一般Aが1.5倍、一般Bが1.6倍でした。
向いている子内申を整えて、面接で自分の言葉で話せる子。特進コースで大学受験もねらいたい子にも合います。
対策のコツまず自分の内申が、推薦や併願優遇の基準に届くかを確かめましょう。そのうえで、国語・英語・数学の各60分の試験に慣れておくことが大切です。
目黒日本大学高校(目黒日大)
- 選抜クラスとN進学クラスがあり、推薦の適性検査はクラス分けに使われます。
- 一般入試は2月10日の1回で、面接はありません。
- 推薦と併願優遇では、3年次の遅刻と欠席の合計も条件に入ります。東京都・神奈川県の公立中学生は、12月に入試相談が必要です。
向いている子内申の条件を満たせて、部活動や生徒会と勉強を両立したい子。選抜クラスで大学受験もねらう子にも合います。
対策のコツ12月の入試相談の前に、内申と3年次の欠席・遅刻を確かめましょう。一般をねらう子は、英語のリスニングを入れた50分の時間配分を練習しましょう。
日本大学豊山高校(日大豊山)
- 男子校で、特進・進学・スポーツの3つのコースがあります。
- 推薦は単願で、国語・英語・数学をまとめた70分の適性検査です。推薦で不合格でも、2月12日の一般を受けられます。
- 英検・漢検・数検の準2級以上があると、推薦では1つにつき1点の加点があります。
向いている子男子で、資格などをコツコツ積み上げてきた子。一般入試で国語・英語・数学を力いっぱい出したい子にも合います。
対策のコツ中1・中2のうちに、9教科で1と2をつけないことと、準2級の資格にちょうせんすることが先です。一般は50分ずつの時間配分を練習しましょう。
東洋大学京北高校(東洋大京北)
- 推薦も併願優遇も、内申重視のAと、試験重視のBに分かれています。
- 一般は第1回(2月10日)と第2回(2月13日)があり、どちらも併願優遇を使えます。
- 2026年度の実倍率は、推薦が1.2倍、一般第1回が2.2倍、第2回が4.0倍でした。数学の受験者平均点が、ほかの教科より低めでした。
向いている子他県から受ける子にも合います。数学の計算と関数をきたえて、一般で勝負したい子にも向いています。
対策のコツ9教科に2以下をつけず、中3の欠席を7日以内におさえましょう。数学の計算と関数を、早めに固めることがポイントです。
専修大学附属高校(専修大附属)
- 推薦、併願優遇、第一志望優遇、オープンの4つの受け方があります。
- 推薦は面接が中心で、志望理由書(400字程度)も出します。
- 第一志望優遇は5教科すべて3以上で受けられ、入試相談は不要です。合格したら入学が条件で、手続の延期や辞退はできません。
向いている子面接で自分の考えを伝えられる子。内申を整えたうえで、受け方を自分で選びたい子にも合います。
対策のコツ通知表を確かめて、推薦か併願優遇かを12月までに決めましょう。志望理由書と面接の練習を早めに始めることが大切です。
共通して出てくる「3つの壁」
併願パターンの組み立て方
| 受け方 | 組み合わせの例 | ねらい |
|---|---|---|
| 推薦(単願) | 日大一の推薦、日大鶴ヶ丘の推薦、東洋大京北の単願推薦 など | 内申の条件を満たしていて、第一志望がはっきりしている子が、1月に合格を決める |
| 併願優遇 | 日大鶴ヶ丘・目黒日大・日大豊山・東洋大京北・専修大附属の併願優遇 + 公立高校 | 内申の条件を満たして、公立を第一志望にしながら、私立の合格を先に持っておく |
| 一般入試 | 日大一の一般B + 東洋大京北の第1回 + 公立高校 | 当日の点数で受ける。複数の日程で受けて、チャンスを増やす |
| 同じ日の重なりに注意 | 2月10日は、日大一・日大鶴ヶ丘(A)・目黒日大・東洋大京北(第1回)・専修大附属の一般が重なる | 同じ日には1校しか受けられないので、日程表で受ける順番を決める |
中3の4月から入試まで、逆算の道すじ
| 時期 | やること |
|---|---|
| 中1〜中2 | 9教科で1と2をつけない。欠席を減らす。英検・漢検・数検の準2級にちょうせんする |
| 中3の春〜夏 | 志望校の候補を3〜5校にしぼる。国語・英語・数学の苦手をなくす |
| 中3の10月〜11月 | 学校説明会や見学会に行く。2学期の内申の見通しを立てる |
| 12月 | 1・2学期の内申が出る。中学校の先生と、推薦か併願優遇かを決める。入試相談の期限を確かめる |
| 1月 | 推薦の出願・面接・適性検査(1月22日)。面接の練習をしておく |
| 2月 | 一般入試(2月10日ごろ〜)。過去問を時間を計って解き、英語のリスニングにも慣れておく |
内申と模試の結果を見せていただければ、受けたい私立高校の基準に届くか、公立の志望校とどう組み合わせるかを、初回体験授業(60分)無料でお伝えします。
よくあるご質問
Q. Q. 日東駒専の附属高校なら、どの学校を受けても大学に進めますか?
A. A. 学校ごとに、日本大学や東洋大学などへの進み方や、進学クラスのしくみがちがいます。各校の進学実績や条件は、説明会や募集要項で確かめてください。
Q. Q. 内申が足りないときは、どうすればよいですか?
A. A. 日大一・日大鶴ヶ丘(総進)・日大豊山・東洋大京北・専修大附属(オープン)の一般入試には、内申の基準がありません。また、資格などで基準を1点下げられる学校もあります。
Q. Q. 推薦と併願優遇のちがいは何ですか?
A. A. 推薦は、その学校が第一志望の子が受けます。併願優遇は、ほかの学校(公立など)と併願できる受け方です。学校によって、制度があるかどうかもちがいます。
Q. Q. 男子校はありますか?
A. A. 日大豊山は男子校です。ほかの学校は共学として案内されています。
Q. Q. 家庭教師を使う時期は、いつがよいですか?
A. A. 内申に関わる中1・中2からが理想です。ただ、中3からでも、国語・英語・数学の3科と面接の準備はできます。初回体験授業(60分)は無料です。
まとめ
- 6校とも国語・英語・数学が軸。内申と欠席の条件を早めに確認することが一番大事。
- 日程と条件は学校ごとに違うので、受ける学校の募集要項で確かめる
- 併願は、日程が重ならない組み合わせと、手続きの期限で決める


