大船渡高校は、岩手県大船渡市にある県立の全日制高校です。普通科で、令和8年度の募集定員は160人(4学級)でした。総合的な探究の時間「大船渡学」を基盤に、探究的な学びを進めています。
2027年度(令和9年度)の一次募集は、3月4日(木)・5日(金)が本検査、3月15日(月)が合格者の発表です。令和8年度は、1日目に学力検査があり、学校によっては2日目に学校独自検査などがありました。岩手県の一次募集には、一般入学者選抜と特色入学者選抜があります。令和8年度の大船渡高校の志願倍率は0.67倍(令和7年度は0.88倍)でした。
🏫 岩手県立大船渡高等学校とはどんな学校?
大船渡高校の所在地は、大船渡市猪川町字長洞7-1です。令和8年5月1日現在の全校生徒数は369人(1年107人、2年132人、3年130人)です。県の学校紹介資料では、昭和24年(1949年)を創立の年としています。
学校紹介資料によると、探究的な学びは総合的な探究の時間「大船渡学」を基盤に進め、協働的な学びは学校行事や部活動を通して行い、ICTを活用して対話力と表現力を培うとされています。「グローカル人材」の育成もうたわれています。実施概要には、「大船渡学」(3年間で5単位)、いわて進学支援ネットワーク事業(探究・STEAMプログラム)、高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)の指定が、特色としてあげられています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 大船渡市猪川町字長洞7-1 |
| 学科・学級数・募集定員(令和8年度) | 普通科・4学級・160人 |
| 全校生徒数(令和8年5月1日現在) | 369人(1年107人、2年132人、3年130人) |
| 学力検査と調査書の比率(令和8年度) | 5:5(学力検査500点・調査書500点) |
| 特色入学者選抜(令和8年度) | 募集定員8人(定員の5%)。調査書75点・志願理由書25点・プレゼンテーション200点(合計300点) |
| 令和8年度の志願倍率 | 0.67倍(令和7年度 0.88倍) |
※所在地・学科・学級数・全校生徒数・進路は県の学校紹介資料(令和8年度)、学力検査と調査書の比率・特色入学者選抜の内容は県の実施概要(令和8年度)、募集定員・志願者数・志願倍率は県の志願者数一覧表によります。この記事の数字は、全日制の普通科のものです。令和9年度の内容は、実施要項で変わることがあります。
🔥 倍率のうごき(令和7〜8年度)
大船渡高校の志願倍率は、令和7年度が0.88倍、令和8年度が0.67倍で、0.21ポイント下がりました。志願者数は、140人から107人になりました(33人へりました)。募集定員は、2年とも160人です。志願者数が33人へったため、倍率が下がりました。
| 令和7年度 | 令和8年度 | |
|---|---|---|
| 募集定員 | 160人 | 160人 |
| 志願者数 | 140人 | 107人 |
| 志願倍率 | 0.88倍 | 0.67倍 |
| 学区外 最大入学者数 | 16人 | 16人 |
| (特色入学者選抜)募集定員 | ― | 8人 |
| (特色入学者選抜)志願者数 | ― | 1人 |
| (特色入学者選抜)志願倍率 | ― | 0.13倍 |
※数字は、県の「志願者数一覧表(調整後)」によります。調整後とは、志願先の変更の期間が終わったあとの数字です。志願倍率は、志願者数÷募集定員です。特色入学者選抜の欄は、一次募集の志願者のうち、特色入学者選抜にも出願した人の数です(特色入学者選抜だけの出願はできません)。「―」は、県の一覧表に数字がのっていない欄です。「学区外 最大入学者数」は、県の一覧表の欄の名前のとおりです。

💡 倍率0.67倍は、どう読めばいい?
令和8年度の一次募集は、県全体の全日制で、募集定員8,215人に対して志願者数が6,574人、志願倍率は0.80倍でした(県の発表による)。大船渡高校の0.67倍は、県全体の全日制の平均(0.80倍)より低く、募集定員より志願者数が少ない数字です。令和7年度は0.88倍でしたから、1年で0.21ポイント下がったことになります。
令和8年度の特色入学者選抜は、募集定員8人に対して志願者が1人で、0.13倍でした(県の一覧表)。倍率が低い年でも、一般入学者選抜は学力検査と調査書の点数で判定されます。倍率だけで「入りやすい」「入りにくい」と決めつけず、自分の評定と学力検査の見込みで考えましょう。
倍率が1倍より低くても、合否は倍率では決まりません。合否は、学力検査と調査書の点数を合わせて判定されます。倍率の数字だけで志望校を変えず、中1から中3までの評定と、当日の5教科の得点を上げることを考えましょう。
では、いまの進め方で届きますか?
📝 2027年度(令和9年度)の日程と、合否の決まり方
| 区分 | 内容 | 日付 |
|---|---|---|
| 一次募集(一般・特色) | 本検査(学力検査・学校独自検査・特色入学者選抜の検査) | 3月4日(木)・5日(金) |
| 一次募集 | 追検査 | 3月10日(水)・11日(木) |
| 一次募集 | 合格者の発表 | 3月15日(月) |
| 二次募集 | 検査 | 3月23日(火) |
| 二次募集 | 合格者の発表 | 3月25日(木) |
※日程は、県の「令和9年度入学者選抜日程」(令和8年6月15日更新)によります。出願の期間と、志願先の変更の期間は、令和9年度の実施要項が公表されたら、県のページで確かめましょう。参考までに、令和8年度の志願先の変更は、2月13日(金)〜2月19日(木)でした。
選抜の種類は「一般」「特色」「二次募集」
| 選抜 | 中身(令和8年度の実施要項による) |
|---|---|
| 一般入学者選抜 | 学力検査(5教科)と調査書で、総合的に判定します。学校によっては、学校独自検査(面接・小論文・作文・実技のうち1〜2項目程度)が加わります |
| 特色入学者選抜 | 調査書と志願理由書に、面接・小論文・作文・実技・口頭試問・プレゼンテーションなどのうち1〜2項目程度を合わせて判定します。一般入学者選抜で第1志望として出願する学校・学科にだけ出願できます(特色入学者選抜だけの出願はできません)。学区の制限は受けません |
| 二次募集 | 一次募集のあとに、欠員が定員の10%以上になった学科(学系)で行います |
合否を決める順序は、特色入学者選抜が先、一般入学者選抜があとです。一般入学者選抜は、特色入学者選抜の合格者を除いた人を対象に、判定されます。特色入学者選抜で合格しなかった人も、一般入学者選抜で判定を受けます。
学力検査は5教科・各100点(合計500点)
学力検査は、国語・数学・社会・英語・理科の5教科で、各100点、合計500点です。参考までに、令和8年度の3月4日の時間割は次のとおりでした。令和9年度の時間割は、実施要項で確かめましょう。
| 教科 | 時間(令和8年度) |
|---|---|
| 国語 | 9:10〜10:00 |
| 数学 | 10:15〜11:05 |
| 社会 | 11:20〜12:10 |
| 英語 | 13:00〜13:50 |
| 理科 | 14:05〜14:55 |
調査書は中1・中2・中3の9教科が全部使われます
調査書は、中学1年から3年までの9教科の評定を、次のように点数にします(令和8年度の実施要項による)。学年が上がるほど重く、中1:中2:中3=1:2:3です。音楽・美術・保健体育・技術家庭の4教科は、主要5教科より重く数えます。
| 中1 | 中2 | 中3 | |
|---|---|---|---|
| 国語・社会・数学・理科・英語(評定×) | ×2 | ×4 | ×6 |
| 音楽・美術・保健体育・技術家庭(評定×) | ×3 | ×6 | ×9 |
| 満点 | 110点 | 220点 | 330点 |
3学年を合わせた満点は660点で、これを500点に圧縮します。県の要項には、学力検査と調査書の比率を7:3、6:4、5:5、4:6、3:7のどれにするかは、学校(学科・学系)ごとに決める、とあります。大船渡高校は、令和8年度は5:5でした。
計算の例です。合格ラインではありません。9教科の評定が、中1から中3まですべて4なら、主要5教科が(8+16+24)×5=240点、実技4教科が(12+24+36)×4=288点で、合計は528点です。500点に比例して換算すると、400点です。学力検査が5教科で350点なら、5:5の学校では「350点+400点」で、1000点満点中750点になります。
ここからは推測です。660点を500点に比例して換算するとして、中3の主要教科の評定が1つ上がると、660点満点で6点(500点では約4.5点)、実技教科なら9点(500点では約6.8点)ふえる計算です。中3の1学期だけでなく、中1・中2の評定も点数になるので、定期テストと提出物の積み重ねが大切です。端数の扱いなどの細かい決まりは、県の要項で確かめましょう。
🔎 沿岸・県北の普通科4校の志願倍率をくらべると
| 学校(普通科) | 令和7年度 | 令和8年度 |
|---|---|---|
| 宮古高校 | 0.77倍 | 0.74倍 |
| 久慈高校 | 0.85倍 | 0.91倍 |
| 大船渡高校 | 0.88倍 | 0.67倍 |
| 釜石高校 | 0.92倍 | 0.71倍 |
大船渡高校は、令和8年度に倍率が下がった学校のひとつです。宮古高校は小さく下がり、久慈高校は上がりました。同じ地域でも、動きは学校ごとにちがいます。
🎯 特色入学者選抜の内容(令和8年度の実施概要)
令和8年度の県の実施概要には、大船渡高校の特色入学者選抜について、次のようにのっています。令和9年度の内容は、実施要項で確かめましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 募集定員 | 8人(定員の5%) |
| 調査書 | 75点(中1〜3の国語・数学・社会・理科・英語の評定を圧縮) |
| 志願理由書 | 25点(夢・目標の明確さ5点/主体性・努力の姿勢5点/成長と学びの振り返り10点/表現力・構成力5点) |
| プレゼンテーション | 200点(資料づくり45分、発表5分、質疑10分。評価の観点は、各50点の4項目) |
| 合計 | 300点 |
| 一次選考 | 志願者が2倍を超える場合、提出書類による一次選考を行うことがあります |
学校の入学者受入方針は、「自己実現」「向上心」「探究心」の3点を重視するものです。特色入学者選抜では、夢や目標を明確にもち、課題解決に主体的に取り組める生徒を求めています。一次募集のあとの二次募集は、調査書270点・面接30点(10分)・作文100点(60分・500〜600字)の合計400点です。
一般入学者選抜は、学力検査500点と調査書500点(比率は5:5、学校独自検査なし)で、合計1000点です。
🌱 学校紹介資料にのっている合格状況
| 進路 | 人数 |
|---|---|
| 国公立大学 | 44人 |
| 私立大学 | 119人 |
| 短期大学 | 18人 |
| 看護・医療系専門 | 13人 |
| 専門学校 | 5人 |
| 文部科学省管轄外 | 1人 |
| 就職・公務員 | 2人 |
学校のスクール・ポリシーでは、自ら問いを立て、検証して結論を導く学びを大切にしています。受ける人は、学校の公式サイトや説明会で、「大船渡学」の様子を見ておくと、志望理由が具体的になります。
📚 科目別の勉強の進め方
岩手県の学力検査は、5教科を各100点で行います。ここでは、出題の傾向の数字ではなく、5教科を同じ重さで準備するための、進め方を書きます。
漢字と文法の基本を毎日少しずつ。長い文章は、段落ごとに一文でまとめる練習をします。
計算と小問を、ミスなく取り切ることが先です。図形や関数は、図をかいて、途中の問いまで確実に取ります。
地図・グラフ・年表は、資料を見て考える練習を重ねます。できごとは、理由とセットで覚えます。
用語の暗記に加えて、実験の手順と結果から考える問題に慣れます。計算は単位まで確かめます。
聞き取りは、毎日10分でも続けます。単語は、意味だけでなく、文の中での形まで覚えます。
過去の問題は、時間を計って解き、間違えた問題を、ノートに1つずつ直しましょう。特色入学者選抜では、資料をつくって発表するプレゼンテーションがあります(令和8年度)。グラフや資料を見て、自分の考えを短くまとめる練習が役に立ちます。
🤝 公立と、私立の併願
私立高校の入試日程や手続きの期限は、学校ごとにちがいます。公立の一次募集の合格者の発表は3月15日なので、私立の入学手続きの期限を、先に各校の募集要項で確認しておきましょう。岩手県の入試のしくみは岩手県公立高校入試2027の日程と仕組みに、難関校の比較は岩手県の難関公立高校対策にまとめています。
🗓️ 学年別・合格までのスケジュール
| 時期 | 取り組み |
|---|---|
| 中1〜中2 | 岩手県は、中1・中2の評定も点数になります(中1×1、中2×2、中3×3)。定期テストと提出物で、苦手を残さない |
| 中3 春〜夏 | 1学期の定期テストと提出物で評定をとる(中3は×3で、いちばん重い)。夏休みに中1・中2の苦手単元をつぶし、模試で現在地を知る |
| 中3 9〜12月 | 2学期の評定を上げる。過去の問題を、時間を計って解く。志望校の実施概要で、学力検査と調査書の比率、特色入学者選抜の内容を読む。三者面談で、公立と私立の併願を決める |
| 中3 1〜2月 | 令和9年度の実施要項で、出願と志願先の変更の期間を確かめる。特色入学者選抜を考える人は、志願理由書と、面接などの練習をする |
| 中3 3月 | 3月4日・5日が本検査、3月10日・11日が追検査、3月15日が合格者の発表。二次募集の検査は3月23日、発表は3月25日 |
よくいただくご質問
Q. 特色入学者選抜だけを受けることはできますか?
A. できません。令和8年度の実施要項では、特色入学者選抜は、一般入学者選抜で第1志望として出願する学校・学科(学系)にだけ出願できます。合否は、特色入学者選抜が先、一般入学者選抜があとに決まります。特色入学者選抜で合格しなかった人も、一般入学者選抜で判定を受けます。
Q. 調査書は、どの学年の評定が使われますか?
A. 中学1年から3年までの9教科の評定です。令和8年度の実施要項では、中1:中2:中3=1:2:3の重みで点数にします。主要5教科は中1×2・中2×4・中3×6、音楽・美術・保健体育・技術家庭は中1×3・中2×6・中3×9で、3学年の満点は660点です。これを500点に圧縮します。
Q. 出願したあとに、志望校を変えることはできますか?
A. できます。令和8年度の実施要項では、志願先などを1回に限り変更できました(令和8年度は2月13日〜2月19日)。令和9年度の期間は、実施要項が公表されたら、県のページで確かめてください。
Q. 倍率が1倍より低ければ、合格できますか?
A. 倍率の数字だけでは、合否は決まりません。合否は、学力検査と調査書の点数を合わせて判定されます。倍率は、志願者の人数の動きを見る目安として使いましょう。
Q. 学力検査を受けられなかったときは、どうなりますか?
A. 県の日程に、追検査があります。令和9年度は3月10日(水)・11日(木)です。対象は、病気などで本検査を受けられない人や、やむを得ない事情がある人で、医師の診断書や理由申立書などを提出して手続きをします。令和8年度の要項では、本検査と追検査の成績は同等に扱い、まとめて選抜するとされています。
Q. 特色入学者選抜では、どんな準備をしますか?
A. 令和8年度の実施概要では、大船渡高校の特色入学者選抜に、志願理由書(25点)と、プレゼンテーション(200点)があります。プレゼンテーションは、資料づくりが45分、発表が5分、質疑が10分です。評価の観点は各50点の4項目で、点数の大きな部分です。令和9年度の内容は、実施要項で確かめてください。
※出典:大船渡高校の所在地・生徒数・進路・取り組みは、県の学校紹介資料(令和8年度)と実施概要によります。岩手県教育委員会「令和9年度入学者選抜日程」(令和8年6月15日更新)、「令和8年度 岩手県立高等学校入学者選抜 志願者数一覧表(調整後)」(令和8年2月20日発表)、「令和7年度 一次募集 志願者数(調整後)一覧」(令和7年2月21日発表)、「令和8年度岩手県立高等学校入学者選抜実施要項」、「令和8年度岩手県立高等学校入学者選抜実施概要」、令和8年度の県立高等学校の学校紹介資料。最新の情報は岩手県教育委員会の入学者選抜日程のページと、各校の募集要項でご確認ください。
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大船渡高校まで、いま何点足りないか
ご存じですか?
模試の結果や学校のテスト答案をお見せいただければ、大船渡高校の入試で合格ラインに届くまで何がどれだけ足りないかを、プロ講師が具体的にお伝えします。志望校が決まっている今こそ、そこから逆算した対策がいちばん効きます。
・答案を見て、つまずいている単元まで戻って指摘します
・残り期間から逆算した学習計画をその場でご提案します
・診断だけのご利用でも構いません。

