最終更新:2026年10月/日程や制度は変わることがあります。最新の情報は台東区の公式サイトと学校の配布文書でご確認ください。
台東区には区立中学校が7校あり、区の学校案内冊子(令和8年5月1日現在)では生徒数は合計2,296人です。いちばん多い浅草中は451人、いちばん少ない駒形中は127人で、約3.5倍の差があります。
家庭では、(1)お子さんの学校の行事予定を、毎月見る (2)考査の1週間前から範囲を見直す (3)小学6年生の保護者は、選択票の提出と、11月上旬〜中旬の変更受付の日程を確認するの3つをしてください。
この記事は、台東区の区立中学校に通う中学生と保護者のための入口です。学校ごとの詳しい日程や学習の取組は、各校の記事に分けて書いています。
- 台東区の区立中学校7校の一覧(所在地・生徒数・学級数・学校選択制の状況)
- 区立中学校で使う教科書(出版社)
- 学校選択制のしくみと、令和9年4月入学の日程
- 区の学力調査(令和7年度)の結果の読み方
- 区の学習支援と、区内の高校、高校受験までのロードマップ
台東区立中学校7校の学校別ガイド
学校名のリンクは、学校別の記事です。
| 学校 | 所在地(台東区) | 生徒数・学級数 | 入学可能者数(令和8年度入学) |
|---|---|---|---|
| 御徒町台東中 | 台東4丁目13番16号 | 348人・11学級 | 128人 |
| 柏葉中 | 下谷3丁目1番29号 | 381人・11学級(別に特別支援学級。学校のホームページでは14学級) | 160人 |
| 上野中 | 上野桜木1丁目14番55号 | 428人・15学級(グランツルーム含む) | 128人 |
| 忍岡中 | 上野公園18番20号 | 350人・11学級 | 128人 |
| 浅草中 | 蔵前1丁目3番4号 | 451人・13学級(別に特別支援学級2) | 160人 |
| 桜橋中 | 今戸2丁目1番8号 | 211人・6学級 | 128人 |
| 駒形中 | 北上野2丁目15番1号 | 127人・5学級 | 128人 |

入学可能者数は、令和8年度入学のときの人数です。
学校の大きさに、約3.5倍の差があります。浅草中は451人、駒形中は127人です。学校の大きさで、1学年のクラス数、先生との距離、行事の混み方が変わります。区の冊子では、桜橋中は各学年2学級、駒形中の3年生は1学級です。
学校ごとの短い紹介
- 御徒町台東中:学力向上を重点目標にし、数学・英語の習熟度別少人数授業と、放課後の「学力アップ教室」などが冊子に書かれています。
- 柏葉中:平成14年に下谷中と竜泉中が統合して開校しました。教科教室型の授業と、放課後学習教室「柏葉アカデミー」(英語・数学)が冊子に書かれています。
- 上野中:開校80年目。数学の少人数習熟度別授業と、放課後補充学習・試験前の学習教室の場の提供が経営計画に書かれています。
- 忍岡中:「白梅精神」が校訓で、令和7年度の保護者アンケートの結果が公開されています。
- 浅草中:「仁義礼智信」が校訓で、ノーチャイムです。
- 桜橋中:創立25年目。「桜橋スタディスタイル」と放課後・長期休業中の「学習教室」があります。
- 駒形中:生徒数が区内でいちばん少なく、校舎の改修のため仮設校舎で生活しています。
台東区の中学校で使う教科書と、定期テスト勉強の基本
台東区は、東京都教育委員会の教科書の採択で、採択地区No.6の単独の地区です。令和7年度〜令和10年度に使う中学校の教科書の発行者は、次のとおりです(東京都教育委員会の採択結果)。
| 教科 | 教科書の発行者 |
|---|---|
| 国語・書写 | 光村図書出版 |
| 社会 地理 | 帝国書院(地図も帝国書院) |
| 社会 歴史 | 東京書籍 |
| 社会 公民 | 東京書籍 |
| 数学 | 東京書籍 |
| 理科 | 東京書籍 |
| 音楽(一般・器楽合奏) | 教育芸術社 |
| 美術 | 開隆堂出版 |
| 保健体育 | 東京書籍 |
| 技術・家庭 | 東京書籍 |
| 英語 | 三省堂 |
| 道徳 | 日本文教出版 |
教科書に合わせた問題集を選ぶときは、お子さんの教科書の表紙で、発行者を確かめてください。
テスト2週間前からの勉強の進め方は、2週間前からの勉強法の記事に書いています。
学校選択制のしくみと、令和9年4月入学の日程
台東区は、通学区域制ではなく、学校選択制です。平成15年度から、区立中学校を選べる制度が始まりました。
- 対象は、基準日(入学前年の10月1日)から入学前までに区内に住む小学6年生
- 選べるのは、区立中学校7校のうち1校
- 通学区域の学校を希望する場合も、選択票の提出が必要。出さない、または未記入のときは、通学区域の学校になります
- 希望者が定員を上回る学校は、抽選
- きょうだいが在籍する学校を選んだ場合は、抽選の対象外
- 抽選で外れると、補欠登録。二次選択の申請ができることがあります
- 選択校の変更は、変更期間の中なら何度でもできます
令和9年4月入学の日程(区の冊子。予定・変更あり)
| 時期 | できごと |
|---|---|
| 7月下旬 | 冊子の配布 |
| 8月16日(日)〜22日(土) | 中学校紹介番組(J:COM台東11ch) |
| 9月14日(月)〜19日(土) | 第2回学校公開(学校説明会は9月16日〜19日。終わりました) |
| 10月1日 | 通学区域の学校を決める基準日(令和8年10月1日時点の住民登録) |
| 10月上旬 | 選択票に同封の案内で確認) |
| 11月上旬 | 中間の選択状況の公表 |
| 11月上旬〜中旬 | 選択校の変更受付 |
| 11月中旬 | 最終の選択状況の公表と、抽選を行うかどうかの決定 |
| 11月中旬〜下旬 | 区域外就学の案内通知(中旬)、申請受付開始(下旬・予定) |
| 12月上旬 | 公開抽選(実施する場合のみ。) |
| 令和9年1月上旬 | 就学通知書の発送 |
| 令和9年2月下旬 | 補欠登録の終了 |

問い合わせ先は、学務課学事係(03-5246-1412)です。日付は変わることがあるので、区の最新の案内で確かめてください。
参考:令和8年度入学の結果(2025年秋)
昨年の実績は、令和9年度入学の流れをつかむ手がかりになります。区の公表では、最終の選択状況は次のとおりでした。最終選択者には、転出予定の人や、国立・私立の受験・入学を予定している人も含まれます。
| 学校 | 入学可能者 | 最終選択者 | うち通学区域内 | うち区域外 |
|---|---|---|---|---|
| 御徒町台東中 | 128人 | 163人 | 87人 | 76人 |
| 柏葉中 | 160人 | 158人 | 116人 | 42人 |
| 上野中 | 128人 | 243人 | 109人 | 134人 |
| 忍岡中 | 128人 | 159人 | 45人 | 114人 |
| 浅草中 | 160人 | 283人 | 177人 | 106人 |
| 桜橋中 | 128人 | 83人 | 67人 | 16人 |
| 駒形中 | 128人 | 67人 | 44人 | 23人 |
2025年12月4日の公開抽選は、上野中(対象121人、当選6人、補欠115人)と浅草中で行われました。補欠登録の期限は2026年2月20日、二次選択の申請期限は2025年12月22日17時でした。
令和9年度入学でも、日付は区の最新の案内で確認してください。
台東区の学力の現状(令和7年度の学力調査)
台東区議会の委員会(2025年9月30日)の報告資料に、令和7年度の「台東区総合学力調査」と「全国学力・学習状況調査」の結果があります。
| 教科 | 中1(区/全国) | 中2(区/全国) | 中3(区/全国) |
|---|---|---|---|
| 国語 | 65.7/64.5 | 64.2/65.0 | 54.0/54.3 |
| 社会 | 52.9/53.5 | 41.6/45.6 | 41.9/45.1 |
| 数学 | 68.5/66.8 | 54.6/53.6 | 48.0/48.3 |
| 理科 | 48.5/52.6 | 44.0/48.7 | CBTのため別指標 |
| 英語 | 82.4/81.4 | 52.4/51.3 | 53.6/52.2 |
- 理科と社会が全国を下回る傾向が、令和6年度と令和7年度の両方で続いています
- 中3の理科はCBTのため別の指標で、区のスコアは485、全国は503でした
- 中1の理科「蒸散」は、区の正答率19.6%で、全国より23.2ポイント低く、無解答は38.9%でした
- 中3の社会「大陸棚」は16.2%(全国より9.2ポイント低い)、中2の社会「中世の日本と中国の貿易」は無解答が61.0%でした
学校別の記事でも、区全体の結果として説明しています。
理科と社会は、考査の直前に詰め込むよりも、毎週少しずつ進めてください。無解答が多い問題が目立つため、わからない問題でも、教科書の太字の語を使って1行書く練習をします。週に2回、10分で十分です。
朝食と睡眠のアンケート(令和7年4月・中1と中2)
朝食を毎日食べている人は、中1が80.3%、中2が74.5%でした。毎日同じくらいの時刻に寝ている人は、中1が34.9%、中2が35.2%です。勉強の時間を増やす前に、寝る時刻と朝食をそろえると、考査前の1週間が楽になります(推測です)。
台東区の学習支援と、区内の高校
区の資料「学びのキャンパス台東アクションプラン」(令和5〜7年度)には、中学校についての取組が書かれています。
- スクールカウンセラーが、中学校で週2回
- 中学生の職業体験・職業講話は、全中学校で実施
- 中学校選択制度は、全校で実施
- 1日2回以上ICT機器を活用している割合は、令和6年度が84.9%(目標70%)、令和7年度は見込みで95%(目標80%)
- グローバル教育重点指定校:令和6・7年度が上野中・桜橋中、令和10・11年度が駒形中
令和8〜10年度の次のプランは、つくっている途中です。
各校に共通して出てくる名前には、学力向上推進ティーチャー、教育活動アシスタント、数学と英語の習熟度別少人数指導、イングリッシュ・サマースクール、e-ライブラリ、らっこたん、たいとうICTドリル、立志式などがあります。取組の中身は学校ごとに違うので、各校の記事で確かめてください。
台東区内の高校
台東区内の高校は、都立が白鴎高校・上野高校・浅草高校・忍岡高校・蔵前工科高校、国立が東京藝術大学音楽学部附属音楽高校、私立が岩倉高校・上野学園高校です。推薦の配点、倍率、内申の目安は、台東区の高校まとめに一覧で書いています。
台東区から高校受験へ:学年別ロードマップ
都立高校の入試では、中3の成績(内申)と当日の点数の両方が使われます。しくみは都立高校入試2027の記事で詳しく説明しています。ここでは台東区の日程に合わせた動き方だけを書きます。
| 学年・時期 | やること |
|---|---|
| 中1(今〜学年末) | 毎日10分の音読と、5教科の基本問題。学校の行事予定を、毎月見る習慣をつける |
| 中2(秋〜冬) | 数学と英語の基礎を固める。学年末考査の1か月前から範囲表で逆算する |
| 中3・10月〜11月 | 三者面談の前に、教科別の点数と志望校の候補を紙に書く。志望校を3校に絞る |
| 中3・11月〜12月 | 内申が決まる大事な時期。次の考査の日付を確かめ、1週間前から範囲を見直す |
| 中3・12月〜1月 | 都立の過去問を1年分ずつ。間違えた問題だけを解き直す |
| 中3・2月 | 新しい教材は増やさない。間違えた問題だけをもう一度解く |

※学習量は目安です。入試日程は東京都教育委員会の発表でご確認ください。
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まとめ
- 台東区には区立中学校が7校あり、生徒数は127人から451人まで約3.5倍の差がある
- 考査の回数や日程は学校によって違う。学校の行事予定を、毎月確かめる
- 学校選択制は、令和9年4月入学の選択票を出し、11月上旬〜中旬の変更受付と、最終の選択状況の公表を確認する
- 区の令和7年度の学力調査では、理科と社会が全国を下回る傾向が続いている
この記事の情報源:台東区公式サイト(学校選択制・区立中学校の一覧・区議会の報告資料)、台東区立中学校のホームページ(台東区立学校共通のサイト上の行事予定・学校だより・学校経営計画・グランドデザイン)、東京都教育委員会の教科書採択結果。調べた日は2026年10月11日です。


