最終更新:2026年11月8日|入試の日程・募集人数・科目・配点・受験料・加点・特待・学費は、西武学園文理中学・高等学校の公式サイトに掲載されている「2027年度(令和9年度)生徒募集要項」をもとにしています。入試結果は、同校の「入試結果」ページ(2022〜2026年度)の数字です。二次情報は使っていません。出典は記事の最後にまとめました。
2027年度の入試は、教科型の第1回〜第3回と英語資格型、特待入試、アート&スポーツ入試、適性検査型入試、英語4技能入試、バイリンガルクラス入試の計13区分です。試験日は1月10日(日)から1月30日(土)までで、学則定員は175名(西武学園文理小学校からの内部進学者を含む)です。
教科型の入試は、国語・算数の2科、または国語・算数・理科・社会の4科を選びます(第3回は2科のみ)。配点は国語・算数が各100点、理科・社会は合わせて60分・120点です。受験料は1回20,000円で、2回出願しても20,000円、3回で30,000円と、出願回数に応じて決まります。
2026年度の結果は、学校が出願者数・受験者数・クラス別の合格者数・受験生平均点を公表しています。出願者数は2,447名、受験者数は2,104名です。学校は倍率や合格最低点を掲載していないため、この記事の受験者÷合格者の数字は「当サイトの計算」と明記します。
- 西武学園文理中学校の基本情報と、4つのクラス
- 2027年度入試の全体像(13区分)
- 日程:出願から合格発表・入学手続まで
- 入試の種類ごとの内容と、判定されるクラス
- 科目・配点・試験時間
- 受験料・出願手続・代替入試
- 加点優遇制度・特待生判定・入学金優遇制度
- 入試結果(2022〜2026年度)の読み方
- 学費(2027年度入学者予定)
- 学校の教育の特色(入試の背景として)
- 対策の進め方(入試の種類別・科目別)
- 市販の過去問題集と、過去問の使い方
- 保護者が確認しておきたいこと
- よくある質問
埼玉県狭山市にある西武学園文理中学校は、入試の種類がとても多い学校です。教科型の入試に加えて、英語資格を使う入試、特待入試、アート&スポーツ入試、適性検査型入試、英語4技能入試、バイリンガルクラス入試があり、受験料の決まり方も、加点の仕組みも、入試によって違います。「うちの子は、どの入試を、どの組み合わせで受けるのか」を考えるところから、準備が始まります。
この記事では、学校の公式サイトに載っている募集要項と入試結果をもとに、日程、科目と配点、加点と特待の仕組み、2026年度までの結果、学費を整理します。扱う数字は、2027年度の募集要項と、2022〜2026年度の入試結果です。学校が公開していない項目は「公開されていません」と書き、当サイトの計算や推測には、そのつど「当サイトの計算」「当サイトの推測」と書きます。民間による推定値は載せていません。
西武学園文理中学校の基本情報と、4つのクラス
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学校名 | 西武学園文理中学・高等学校 |
| 所在地 | 〒350-1336 埼玉県狭山市柏原新田311-1 |
| 電話 | 04-2954-4080(入試事務局) |
| 男女の別 | 共学(入試結果には男女別の人数が載っています) |
| 学則定員(中学校) | 175名(西武学園文理小学校からの内部進学者を含む) |
| クラス | アカデミックチャレンジクラス/クリエイティブクラス/スポーツ&アートクラス/バイリンガルクラスの4クラス制(2026年度よりバイリンガルクラスを設置) |
| 出願資格(募集要項) | ①本学園の建学の精神や教育方針、校則に賛同する者 ②2027年3月に小学校を卒業見込みの者 ③入学後、保護者のもとから通学できる者 |
学校のページによると、クラスは4つあり、学年が進むときに、異なるクラスへ移る生徒もいます。入試では、受験した入試の種類と得点などをもとに、「どのクラスで合格するか」が判定されます。募集要項の表では、これを「合否判定クラス」と呼び、AC=アカデミックチャレンジクラス、C=クリエイティブクラス、SA=スポーツ&アートクラス、B=バイリンガルクラスと表記しています。
- アカデミックチャレンジクラス:海外大学をはじめ、東京大学、京都大学などの国公立大学への現役合格を目指すクラス。語学研修や習熟度別クラス編成があり、高校科目の先取り学習などにも取り組める(学校のページ)
- クリエイティブクラス:中学で学ぶ基礎的な科目を着実に理解できるよう、ICTツールを活用した予習復習の学習サポートを用意。英語は、自分の語学レベルや学び方に合わせたクラスを選べる(学校のページ)
- スポーツ&アートクラス:作品制作や部活動などに力を入れるクラス(学校のページ)
- バイリンガルクラス:2026年度に新設されたクラス(学校のページ)
募集要項の「入試の種類」の説明を読むと、入試の種類ごとに、判定されるクラスが決まっています。たとえば、第1回入試や第2回入試では「アカデミックチャレンジクラス、クリエイティブクラスへの入学者を選抜」と書かれ、スポーツ&アートクラスはアート&スポーツ入試、バイリンガルクラスはバイリンガルクラス入試で選抜される形です。くわしくは、後の節で整理します。
2027年度入試の全体像(13区分)
掲載している年度:2027年度(2027年1月〜2月実施)。出典は、学校公式の「2027年度(令和9年度)生徒募集要項」です。試験会場はすべて本校です。
| 入試の種類 | 試験日・時間帯 | 募集人数 | 試験内容 |
|---|---|---|---|
| 第1回入試 | 1月10日(日)午前 | 35名 | 2科または4科を選択 |
| 第1回英語資格型入試 | 1月10日(日)午前 | 5名 | 2科+英語資格(英検3級以上) |
| 第1回特待入試 | 1月10日(日)午後 | 20名 | 2科または4科を選択 |
| 第2回入試 | 1月12日(火)午前 | 15名 | 2科または4科を選択 |
| 第2回英語資格型入試 | 1月12日(火)午前 | 5名 | 2科+英語資格 |
| 第2回特待入試 | 1月12日(火)午後 | 20名 | 2科または4科を選択 |
| 第3回入試 | 1月23日(土)午前 | 5名 | 2科 |
| 第3回英語資格型入試 | 1月23日(土)午前 | 3名 | 2科+英語資格 |
| 第1回アート&スポーツ入試【1】または【2】 | 1月12日(火)午前 | 15名 | 自己PR(10分以内)・質疑応答(10分程度) |
| 第2回アート&スポーツ入試【1】または【2】 | 1月30日(土)午前 | 10名 | 自己PR・質疑応答 |
| 適性検査型入試 | 1月16日(土)午前 | 20名 | 適性検査Ⅰ・Ⅱ |
| 英語4技能入試 | 1月16日(土)午前 | 10名 | 英語Ⅰ(Reading・Writing)・Ⅱ(Listening)・Ⅲ(Speaking) |
| バイリンガルクラス入試 | 1月16日(土)午後 | 12名 | 算数・理科(英語による出題)・Listening・Speaking(面接) |
募集人数を足すと、35+5+20+15+5+20+5+3+15+10+20+10+12で、175名になります(当サイトの計算)。これは学則定員の175名と一致します。一方で、定員のなかには、西武学園文理小学校からの内部進学者も含まれると、募集要項に書かれています。外部から受験する場合の実際の枠が、この募集人数と、どの程度関係するのかは、学校の資料には書かれていません。
日程:出願から合格発表・入学手続まで

出願は、すべてインターネット出願で、2026年12月1日(火)10:00に始まります。出願期間の終了日時は、入試の種類によって違います。
| 入試の種類 | 出願の終了 | 合格発表(ネット) | 単願者の入学手続期限 | 得点開示 |
|---|---|---|---|---|
| 第1回入試・第1回英語資格型・第1回特待 | 1月8日(金)12:00 | 1月11日(月・祝)12:00 | 1月12日(火)23:59 | あり |
| 第2回入試・第2回英語資格型・第2回特待 | 1月11日(月・祝)23:59 | 1月13日(水)12:00 | 1月14日(木)23:59 | あり |
| 第3回入試・第3回英語資格型 | 1月22日(金)12:00 | 1月24日(日)12:00 | 1月25日(月)23:59 | なし |
| 第1回アート&スポーツ入試 | 1月10日(日)12:00 | 1月13日(水)12:00 | 1月14日(木)23:59 | なし |
| 第2回アート&スポーツ入試 | 1月28日(木)12:00 | 2月1日(月)12:00 | 2月2日(火)23:59 | なし |
| 適性検査型入試 | 1月14日(木)12:00 | 1月20日(水)12:00 | 1月21日(木)23:59 | あり |
| 英語4技能入試 | 1月14日(木)12:00 | 1月18日(月)12:00 | 1月19日(火)23:59 | あり |
| バイリンガルクラス入試 | 1月14日(木)12:00 | 1月18日(月)12:00 | 1月19日(火)23:59 | なし |
併願受験者の入学手続期限は、どの入試も、2月10日(水)8:00です。単願(本校を第1志望として出願)の場合は、上の表のとおり、入試ごとに手続期限が早く設定されています。単願として出願すると、加点が受けられる反面、合格した場合は本校に入学することが条件になります(募集要項)。他校も受験する場合は、「併願」で出願するよう書かれています。
英語資格型入試の志願者と、アート&スポーツ入試の志願者には、出願書類の提出期限があります。英語資格型は、出願期間の終了と同じ日時までに、英検のデジタル証明書を出願サイトで申し込む形です。アート&スポーツ入試は、「諸活動記録」を、書類送付用の封筒で、簡易書留で送ります(第1回は1月10日必着、第2回は1月28日必着)。
適性検査型入試については、採点評価表が、受験者全員に、簡易書留で2027年1月21日(木)に発送されると、募集要項に書かれています。合格通知書の発送はなく、学内掲示による合格発表も行われません。入試結果に関する電話での問い合わせにも応じられないため、合否はWebの「合格発表サイト」で確認します。
お子さまの過去問や模試の答案を見て、合格ラインまであと何点か、どの教科で取りにいくかを整理します。オンラインなので全国どこからでも受けられます。初回体験授業(60分)無料です。
入試の種類ごとの内容と、判定されるクラス
募集要項の「試験種別」の説明を、わかりやすく整理します。入試の種類によって、「どのクラスに合格するか」と「どの特待が判定されるか」が決まっています。
| 入試の種類 | 合否判定クラス | 特待生の判定 | 単願加点 | 複数回の加点 | 英検加点 |
|---|---|---|---|---|---|
| 第1回・第2回入試、第3回入試 | AC・C | 特待A・C | ○ | 第1回は-、第2回・第3回は○ | - |
| 第1回〜第3回英語資格型入試 | AC・C | 特待A・C | ○ | 第1回は-、第2回・第3回は○ | - |
| 第1回・第2回特待入試 | AC・C | 特待S・A・C | ○ | ○ | ○ |
| アート&スポーツ入試(第1回・第2回) | SA | 特待E・C | - | - | - |
| 適性検査型入試 | AC・C | 特待S・A・C | ○ | - | - |
| 英語4技能入試 | AC・C | 特待A・C | ○ | - | - |
| バイリンガルクラス入試 | B | 特待A・C | ○ | - | - |
表は、募集要項の「入学試験要項」の表(合否判定クラス・特待生判定・加点優遇制度の各行)をもとに、当サイトで入試の種類ごとにまとめ直したものです。AC=アカデミックチャレンジクラス、C=クリエイティブクラス、SA=スポーツ&アートクラス、B=バイリンガルクラス。
アート&スポーツ入試
- 【1】:入学時に、男女サッカー、男女バスケットボール、男子野球、男女陸上競技に入部する人が対象
- 【2】:芸術(ピアノ、クラシックバレエ、バイオリンなど)またはスポーツ(バドミントン、女子バレーボール、テニスなど)の活動成果がある人が対象
- 試験は、自己PR(10分以内)と質疑応答(10分程度)。出願には、本校のホームページからダウンロードする「諸活動記録」が必要
科目・配点・試験時間

教科型の入試(午前)
| 時間 | 教科 | 配点 |
|---|---|---|
| 7:30 | 開門 | |
| 8:30 | 入室完了 | |
| 8:50〜9:40(50分) | 国語 | 100点 |
| 10:00〜10:50(50分) | 算数 | 100点 |
| 11:10〜12:10(60分) | 理科・社会(4科選択の場合) | 計120点 |
午前に行われる第1回〜第3回入試と、第1回〜第3回英語資格型入試、代替入試の時程は、上の表のとおりです。2教科なら、国語と算数の2科目で、満点は200点です。4教科なら、理科・社会を合わせて60分、計120点で、満点は320点です(当サイトの計算)。第3回入試は2教科のみのため、この日は国語と算数だけを受けます。
特待入試(午後)
| 時間 | 教科 | 配点 |
|---|---|---|
| 13:00 | 開門 | |
| 14:00 | 入室完了 | |
| 14:20〜15:10(50分) | 国語 | 100点 |
| 15:30〜16:20(50分) | 算数 | 100点 |
| 16:40〜17:40(60分) | 理科・社会(4科選択の場合) | 計120点 |
第1回特待入試と第2回特待入試は、午後の入試で、教科の配点は午前の教科型と同じです。4科を選ぶと、終了は17:40になります。1月10日と1月12日は、午前の入試と午後の特待入試の両方を受ける人もいて、そのための「昼食」が持ち物に挙げられています(募集要項)。
適性検査型・英語4技能・バイリンガルクラス・アート&スポーツ
| 入試の種類 | 時程と配点 |
|---|---|
| 適性検査型入試(午前) | 8:50〜9:35(45分)適性検査Ⅰ(100点)/10:15〜11:00(45分)適性検査Ⅱ(100点) |
| 英語4技能入試(午前) | 8:50〜9:40(50分)英語Ⅰ[Reading・Writing](80点)/10:00〜10:20(20分)英語Ⅱ[Listening](60点)/10:30〜(1人10分)英語Ⅲ[Speaking](60点) |
| バイリンガルクラス入試(午後) | 14:20〜15:00(40分)算数・理科(英語による出題・40点)/15:20〜15:40(20分)Listening(80点)/15:50〜(1人10分)Speaking(面接・80点) |
| アート&スポーツ入試(午前) | 8:50〜(1人約20分)自己PR・質疑応答(終了時間が前後する可能性あり) |
英語4技能入試は、3つの試験の配点を合わせると200点(80点+60点+60点)、バイリンガルクラス入試も、40点+80点+80点で200点です(いずれも当サイトの計算)。英語Ⅲ(Speaking)とバイリンガルクラス入試のSpeakingは、面接形式の試験で、終了時間が前後することがあります。
持ち物・当日の注意
- 持ち物:受験票(受験する試験種別が記載されたもの)、筆記用具(鉛筆またはシャープペンシル、消しゴム)、上履き
- 昼食:1月10日・1月12日・1月16日に午前と午後の両方を受ける人のみ
- 腕時計は任意(通信機能、計算機能、辞書機能のないもの)
- アート&スポーツ入試のみ、自己PRに必要なもの(ノートパソコン、タブレット端末、制作物など)
- 1時間目の試験開始から20分以内の遅刻に限り、残りの時間での受験が認められる
- 試験開始後、試験終了まで、試験会場内からの退室は原則認められない
受験料・出願手続・代替入試
| 出願回数 | 1回 | 2回 | 3回 | 4回 | 5回 | 6回 | 7回 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 受験料(総額) | 20,000円 | 20,000円 | 30,000円 | 35,000円 | 40,000円 | 45,000円 | 50,000円 |
| 1回追加ごとの差額 | - | +0円 | +10,000円 | +5,000円 | +5,000円 | +5,000円 | +5,000円 |
受験料は、出願した回数に応じた総額で決まります。1回の出願でも、2回の出願でも、20,000円です。3回出願すると30,000円、4回で35,000円、5回で40,000円、6回で45,000円、7回で50,000円になります。募集要項には、「最初に1回、後から1回追加(計2回)の場合、追加の受験料は必要ありません」という例が書かれています。
- 別日程で追加出願をするときは、差額での追加出願ができる
- 追加出願をするときは、初回出願時と同じログインIDで手続きする
- 受験料の納入は、クレジットカード、コンビニエンスストア、Pay-easyが利用できる(別途手数料あり)
- 一度納入された受験料は、理由を問わず返金されない。納入後の出願内容の変更もできない
出願の手続きは、本校のホームページから「出願サイト(miraicompass)」にアクセスし、ログインIDを登録して、出願情報の入力と受験料の納入を行います。顔写真データの登録も必要です。納入後に届く支払い完了のメールを確認し、マイページから受験票を印刷します(A4用紙・カラー)。出願期間中は、平日・土曜・祝日を問わず、24時間いつでも手続きができます。インターネット環境のない人のために、本校で出願用のパソコンが用意されています(事前に連絡が必要)。
代替入試
学校保健安全法で出席停止が定められている感染症(新型コロナウイルス、インフルエンザなど)にかかった、またはその疑いがあって治っていない場合は、受験を控えることになっています。その場合に受けられるのが、代替入試です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験日 | 2月6日(土)午前 |
| 試験内容 | 第1回入試に準じる。2教科または4教科から選択 |
| 出願書類 | 代替入試受験申請書(本校ホームページからダウンロード)。提出期限は1月30日(土)必着 |
| 合格発表 | 2月6日(土)17:00(インターネット発表・得点開示) |
| 入学手続期限 | 単願受験者:2月9日(火)15:00/併願受験者:2月10日(水)8:00 |
| 特待生判定 | 特待Aおよび特待Cのみ。特待Sの判定は行わない |
代替入試は、すべての入試の種類が対象です。ただし、試験内容は2教科または4教科からの選択になります。複数回出願している場合でも、代替入試は1回のみです。希望する場合は、出願している各入学試験の当日の8:30までに、入試事務局(04-2954-4080)に連絡する必要があり、連絡がない場合は、代替措置の適用を受けられません。
加点優遇制度・特待生判定・入学金優遇制度
加点優遇制度
募集要項には、3種類の加点があり、これらは併用できると書かれています。加点は、合格判定にのみ適用され、特待生判定は加点なしで行われます。
| 種類 | 対象 | 加点の内容 |
|---|---|---|
| 単願受験者 | 本校を第1志望の「単願」として出願した人 | 受験回ごとに、入試の合計得点に10点を加点。合格した場合は、本校に入学することが条件 |
| 複数回受験者 | 第2回入試・第3回入試・第2回英語資格型入試・第3回英語資格型入試・第1回特待入試・第2回特待入試で、2回目以降の受験となる人 | 2回目10点、3回目15点、4回目20点、5回目25点(初回は加点なし) |
| 英検取得者 | 第1回特待入試・第2回特待入試で、英検のデジタル証明書の利用を選択して出願した人 | 3級20点、準2級30点、準2級プラス35点、2級40点、準1級以上50点 |
たとえば、第1回入試を単願で受けると、10点が加点されます。複数の入試を受ける場合は、2回目以降の入試に、複数回受験の加点がつきます。特待入試で英検のデジタル証明書を使うと、2級なら40点、準1級以上なら50点が、合計得点に加点されます。ただし、特待生の判定には、これらの加点は使われません。
加点は、「合格判定」にだけ使われます。つまり、特待に判定されるかどうかは、加点なしの得点で見られます。加点を使った合格点が、2026年度の結果のどこに反映されているのかは、学校の入試結果ページには書かれていません。
特待生判定
| 特待 | 免除される内容(募集要項に記載の金額) | 判定される入試 |
|---|---|---|
| 特待S | 入学金、授業料・施設設備費・教育充実費 各3年分(2,734,000円) | 特待入試・適性検査型入試のみ |
| 特待A | 入学金、授業料・施設設備費・教育充実費 各1年分(1,088,000円) | アート&スポーツ入試を除く入試 |
| 特待E | 入学金、授業料半額、施設設備費 1年分(665,000円) | アート&スポーツ入試のみ |
| 特待C | 入学金(250,000円) | 全ての入試の種類 |
特待生の判定は、合格発表と同時にお知らせされます。特待生に判定された場合でも、入学手続期限までに「入学手続金決済サイト」から、0円での手続きを行う必要があります。期限までに手続きをしないと、入学を辞退したものとみなされます。2年次以降は、学業成績や生活態度などを考慮して、あらためて特待生審査が行われ、特待B(授業料・施設設備費・教育充実費 各1年分、823,000円)、特待D(授業料1年分、450,000円)という区分もあります。
入学金優遇制度
本学園(小学校、中学校、高等学校、大学、専門学校)の在校生または卒業生の、2親等以内にあたる人物の子どもが、生徒として入学した場合に、入学金を免除する制度があります。入学手続きの際に、本校のホームページのGoogleフォームから必要事項を記入し、3月31日(水)23:59までに申請します。入学後に、入学金(250,000円)が返金されます。一世帯で複数の入学者が同時にいる場合は、最年少の人が対象です。
入試結果(2022〜2026年度)の読み方
掲載している年度:2022〜2026年度入試。学校の「入試結果」ページ(各年度「中学入試結果」)の数字です。学校は、倍率や合格最低点を掲載していません。「受験者÷合格者」と、合格者の合計は、当サイトで計算したものです。合格者数は、クラス別(2026年度はアカデミックチャレンジ、クリエイティブ、スポーツ&アート、バイリンガル)に載っている人数を足しています。

| 年度 | 出願者数 | 受験者数 | 合格者数(クラス別の合計) |
|---|---|---|---|
| 2026年度 | 2,447名 | 2,104名 | 1,642名(AC 886+C 723+SA 25+B 8) |
| 2025年度 | 1,907名 | 1,643名 | 1,446名(AC 911+C 518+SA 17) |
| 2024年度 | 2,275名 | 1,991名 | 1,639名(旧クラス名:グローバル選抜1,205+グローバル434) |
| 2023年度 | 2,273名 | 公開されていません | 1,658名(旧クラス名:グローバル選抜1,290+グローバル368) |
| 2022年度 | 2,066名 | 公開されていません | 1,611名(旧クラス名:グローバル選抜974+グローバル637) |
出願者数は、2022年度の2,066名から、2023年度2,273名、2024年度2,275名と増え、2025年度は1,907名に減り、2026年度は2,447名に増えました。受験者数は、2024年度以降の数字が載っていて、2024年度1,991名、2025年度1,643名、2026年度2,104名です。
注意したいのは、募集人数や入試の区分が、年度によって違うことです。結果ページには、学則定員が2022年度に210名、2023年度以降は175名と書かれています。また、クラス名も、2024年度までは「グローバル選抜クラス」「グローバルクラス」でしたが、2025年度に「アカデミックチャレンジクラス」「クリエイティブクラス」「スポーツ&アートクラス」となり、2026年度にバイリンガルクラスが加わりました。年度どうしの数字を比べるときは、この違いを頭に置く必要があります。
2026年度の結果:入試の種類ごと
合格者は、アカデミックチャレンジクラス(AC)とクリエイティブクラス(C)などの合格者を足した数。受験者÷合格者は当サイトの計算(小数第2位を四捨五入)。平均点は、学校が公表している「受験生平均点」です。
| 入試 | 出願者 | 受験者 | 合格者(AC+C) | 受験者÷合格者 | 受験生平均点 |
|---|---|---|---|---|---|
| 第1回入試(4科) | 546名 | 532名 | 503名(314+189) | 約1.1倍 | 211.3点 |
| 第1回特待入試(4科) | 235名 | 228名 | 175名(83+92) | 約1.3倍 | 175.1点 |
| 第2回入試(4科) | 260名 | 150名 | 133名(62+71) | 約1.1倍 | 172.8点 |
| 第2回特待入試(4科) | 155名 | 108名 | 62名(32+30) | 約1.7倍 | 176.7点 |
| 第1回入試(2科) | 148名 | 145名 | 98名(41+57) | 約1.5倍 | 101.4点 |
| 第1回特待入試(2科) | 149名 | 144名 | 65名(19+46) | 約2.2倍 | 100.7点 |
| 第2回入試(2科) | 110名 | 74名 | 46名(24+22) | 約1.6倍 | 90.6点 |
| 第2回特待入試(2科) | 73名 | 56名 | 30名(8+22) | 約1.9倍 | 100.5点 |
| 第3回入試(2科) | 183名 | 97名 | 45名(16+29) | 約2.2倍 | (掲載なし) |
| 適性検査型入試 | 528名 | 520名 | 435名(280+155) | 約1.2倍 | 89.9点 |
| 英語4技能入試 | 21名 | 17名 | 17名(7+10) | 約1.0倍 | 148.0点 |
4科の第1回入試は、受験者532名に対して、合格者が503名でした。受験者÷合格者は約1.1倍です(当サイトの計算)。これに対して、特待入試や2科の入試は、受験者÷合格者が1.5倍から2.2倍の幅です。特待入試では、「特待に判定されるか」も、受験する大きな目的になるため、合格者数だけで、難しさを判断することはできません。
平均点を見ると、4科(満点320点)の受験生平均点は、第1回入試が211.3点、第1回特待入試が175.1点、第2回入試が172.8点、第2回特待入試が176.7点でした。2科(満点200点)は、第1回入試が101.4点、第1回特待入試が100.7点、第2回入試が90.6点、第2回特待入試が100.5点です。適性検査型入試は89.9点、英語4技能入試は148.0点と、学校が公表しています。
出願者数と受験者数の差
第2回入試(4科)は、出願者260名に対して受験者が150名、第3回入試(2科)は、出願者183名に対して受験者が97名と、出願者数と受験者数の差が目立ちます。複数の入試に出願し、先の入試で結果が出た人が、後の入試を受けなかった場合などが含まれると考えられますが、学校の資料には、その理由は書かれていません(当サイトの推測です)。
そのほかの入試
| 入試 | 出願者 | 受験者 | 合格者 |
|---|---|---|---|
| バイリンガルクラス入試(2026年度は募集10名) | 10名(男子4・女子6) | 8名 | 8名(バイリンガルクラス) |
| ポテンシャル入試(2026年度) | 29名(男子14・女子15) | 25名 | 25名(スポーツ&アートクラス) |
2026年度の結果ページには、「ポテンシャル入試」という名前の入試が載っています。2027年度の募集要項には、この名前の入試は見当たらず、アート&スポーツ入試が、スポーツ&アートクラスの合格判定を行う入試として載っています。両者がどのような関係なのかは、学校の資料には書かれていません。
結果を、受験の計画にどう生かすか
- 平均点の水準(4科なら200点前後、2科なら100点前後)を、過去問題集の得点と並べる
- 受験者÷合格者が高い特待入試・2科の入試は、受験する回数や科目の選び方を考える材料にする
- 出願者数に比べて受験者数が少ない入試があることを知り、同時出願の組み合わせを考える
- 結果は2026年度のものであり、2027年度の入試の難しさを示すものではないことを、いつも頭に置く
学費(2027年度入学者予定)
掲載している年度:2027年度入学者予定の額(募集要項の「3年間の費用等について」)。
| 項目 | 1年生 | 2年生 | 3年生 |
|---|---|---|---|
| 入学金 | 250,000円 | - | - |
| 授業料 | 450,000円 | 450,000円 | 450,000円 |
| 施設設備費 | 190,000円 | 190,000円 | 190,000円 |
| 教育充実費 | 100,000円 | 100,000円 | 100,000円 |
| 諸費用(講演会費、生徒委員会活動年間費等を含む) | 98,000円 | 83,000円 | 83,000円 |
| 計(アカデミック・クリエイティブ・スポーツ&アート) | 1,088,000円 | 823,000円 | 823,000円 |
| 国際教育充実費(バイリンガルクラスのみ) | 450,000円 | 450,000円 | 450,000円 |
| 計(バイリンガルクラス) | 1,538,000円 | 1,273,000円 | 1,273,000円 |
副教材・ICT推進費など(全クラス共通)
| 項目 | 1年生 | 2年生 | 3年生 |
|---|---|---|---|
| 副教材・模試料 | 55,000円 | 45,000円 | 45,000円 |
| ICT推進費(iPadレンタル費等) | 60,000円 | 60,000円 | 60,000円 |
| 海外研修旅行積立金 | 220,000円 | 220,000円 | 40,000円 |
| 行事関係に関わる費用 | 65,000円 | 65,000円 | 17,000円 |
| 計 | 400,000円 | 390,000円 | 162,000円 |
1年生のアカデミックチャレンジクラス、クリエイティブクラス、スポーツ&アートクラスの場合、授業料などの計1,088,000円に、副教材・ICT推進費などの計400,000円を足すと、1,488,000円になります(当サイトの計算)。バイリンガルクラスは、国際教育充実費450,000円が加わるため、1,538,000円と400,000円の合計で1,938,000円です(当サイトの計算)。
- ICT推進費には、iPadのレンタル費等が含まれ、iPadは3年後に返却する(募集要項)
- 給食(申込制)は、1食あたり680円。年間140食程度で、約9.5万円が別に必要
- 制服代(約7万円)と体育用品代(約4万円)は、入学手続き後に別途購入する
- スポーツ&アートクラスの合宿等の校外活動費は、実費が別に徴収される
入学手続きの際に納める入学金は250,000円で、納入後は、理由を問わず返金されないと、募集要項に書かれています。特待生に判定された場合は、特待の種類に応じて、入学金などが免除されます。
学校の教育の特色(入試の背景として)
学校のカリキュラムのページには、本校のグラデュエーション・ポリシーとして、「多様性と変化に富む社会において、自ら問いを立てて学ぶ意欲と資質を備えた人」「デジタル社会において、自立的かつ自律的にデジタルテクノロジーと関わる姿勢を備えた人」が掲げられています。生徒は、国立大学をはじめ、早慶上理大学、GMARCHなどの私立大学受験を目指す、と書かれています。
主要教科の授業時間と、中学3年からの応用力養成
学校のページによると、中学3年間の主要3教科の週あたりの授業時間は、英語16時間、数学13.5時間、国語12時間です。主要科目に時間を割り当て、基礎学力を定着させるとしています。中学3年からは応用力養成期間に入り、高校レベルの学習内容を意識した授業になる、と書かれています。
学習サポートセンターとICT
毎日の家庭学習を、放課後に学校内で完結させる自学自習システムとして、学習サポートセンターが設置されています。個人別時間割(学習計画)の作成、授業の予習・復習のフォロー、チューターによる質問対応、定期テスト対策などのサービスが受けられます。利用するには、別途利用料が必要です。中学生には個人別の情報端末としてiPadが持たされ、授業や家庭学習で使われます。
対策の進め方(入試の種類別・科目別)
ここからは、公開されている入試の形をもとにした、当サイトの考え方です。学校が公表している「対策」ではないことを、あらかじめお断りします。過去問題集の得点や、家庭の事情で、進め方は変わります。
まず、受ける入試の種類を決める
国語
国語は、教科型の入試のほとんどで受ける科目です。2026年度の受験生平均点は、4科の合計で見ると、第1回入試が211.3点(320点満点)でした。国語は50分・100点で、読解と記述の力を問われます。過去問題集では、時間内に最後まで解き切れるかを確かめ、解けなかった問題を「語句や知識の不足」「文章の読み違い」「記述の書き方」「時間切れ」に分けて記録します(当サイトの考え方です)。
算数
算数も、教科型の入試の中心で、50分・100点です。過去問題集では、大問ごとに解けた順と時間をメモし、解ける問題から確実に取る順番を決めます。間違えた問題は、解き直しのノートに手順を自分の言葉で書いておきます。バイリンガルクラス入試の「算数・理科」は、英語による出題で、40分・40点です。
理科・社会
4科を選ぶ場合、理科・社会は合わせて60分・120点です。2科の入試と比べて、時間が長く、配点も大きいため、4科を選ぶ場合は、時間配分の練習が欠かせません。理科と社会を1つの試験時間で解くため、どちらから解くかを決め、過去問題集で何度か試して、自分に合う順番を見つけておきます(当サイトの考え方です)。
適性検査型入試・英語4技能入試
適性検査型入試は、適性検査Ⅰ・Ⅱが各45分・100点で、計200点です。2026年度は、出願者528名、受験者520名と、多くの人が受験しました。英語4技能入試は、英語Ⅰ(Reading・Writing)50分・80点、英語Ⅱ(Listening)20分・60点、英語Ⅲ(Speaking)10分・60点です。英語の4技能を日頃から使う学習が、そのまま準備になります。
市販の過去問題集と、過去問の使い方
市販の過去問題集として、声の教育社から、『西武学園文理中学校 2027年度用 スーパー過去問』が発行されています(価格は2,420円・税込。声の教育社の公式ページで確認)。2027年度受験用の過去問題集です。書店やインターネット書店で入手できます。在庫や内容の詳細は、購入前に出版社や書店のページで確認してください。
学校の公式サイトで、今回確認した入試関連のページ(募集要項・入試結果のページ)には、過去の入試問題そのものは掲載されていませんでした。過去問題の入手経路は、市販の過去問題集が中心になると考えられます(当サイトの推測です)。学校説明会などで、入試問題の解説などがあるかどうかは、学校の案内で確認してください。
過去問題集の使い方
保護者が確認しておきたいこと
- 入試の種類が多いことを知らずに、どの入試が自分の子に合うかを調べないまま出願する
- 単願の加点だけを見て、合格したら入学することが条件であることを見落とす
- 2026年度の平均点や合格者数を、2027年度の合格の目安と同じものと考える
- 受験料が出願回数で決まり、納入後は返金されないことを知らずに、出願の組み合わせを決める
- 入試の種類ごとに、出願の終了や、手続の期限が違うことを確認しないまま、日程を組む
よくある質問
Q.2027年度の入試は、何種類ありますか
A.13区分です。第1回〜第3回入試、第1回〜第3回英語資格型入試、第1回・第2回特待入試、第1回・第2回アート&スポーツ入試、適性検査型入試、英語4技能入試、バイリンガルクラス入試です。募集人数の合計は175名で、学則定員と同じです。
Q.試験日はいつですか
A.1月10日(日)、1月12日(火)、1月16日(土)、1月23日(土)、1月30日(土)です。入試の種類によって日が違います。会場はすべて本校です。
Q.教科型の入試の科目と配点を教えてください
A.2科は国語50分・100点、算数50分・100点です。4科は、これに理科・社会(合わせて60分・120点)が加わります。第3回入試は2科のみです。
Q.受験料はいくらですか
A.1回の出願で20,000円、2回で20,000円、3回で30,000円、4回で35,000円、5回で40,000円、6回で45,000円、7回で50,000円です。納入された受験料は返金されません。
Q.単願と併願の違いは何ですか
A.単願は、本校を第1志望として出願する方法で、受験回ごとに10点が加点されますが、合格した場合は本校に入学することが条件です。併願は、他校も受験する場合の出願で、入学手続の期限は2月10日(水)8:00までです。
Q.倍率は公開されていますか
A.学校の入試結果ページには、倍率は載っていません。出願者数、受験者数、クラス別の合格者数、受験生平均点が載っています。この記事の「受験者÷合格者」は、当サイトの計算です。
Q.合格最低点は公開されていますか
A.学校の入試結果ページには、合格最低点は載っていません。公開されているのは、受験生平均点です。
Q.特待生の制度はありますか
A.あります。特待S・A・E・Cがあり、入学金や授業料などが免除されます。特待Sは特待入試と適性検査型入試、特待Eはアート&スポーツ入試、特待Cはすべての入試の種類で判定されます。特待の判定には、加点は使われません。
Q.英検がなくても、受験できますか
A.受験できます。教科型の入試(第1回〜第3回入試、特待入試)は、英検がなくても受けられます。英語資格型入試は、英検3級以上の証明が必要です。
Q.過去問題集はありますか
A.声の教育社から、『西武学園文理中学校 2027年度用 スーパー過去問』(2,420円・税込)が発行されています。
Q.学費はいくらですか
A.2027年度入学者予定の額で、1年生のアカデミックチャレンジクラス・クリエイティブクラス・スポーツ&アートクラスは、入学金を含めて1,088,000円です。バイリンガルクラスは1,538,000円です。副教材・ICT推進費などは別に400,000円(1年生)がかかります。


