結論:不正行為と認定されると、受験が中止され、全教科・科目の成績が無効になります
- 不正行為には、カンニングのほか、「解答はじめ」の前の解答開始や、電子機器の使用も含まれます。
- 認定された場合は、その場で受験中止・退室となり、全教科・科目の成績が無効になります。
- 電子機器や補助具を、かばんにしまわず身につけたり手に持ったりするだけでも、不正行為になることがあります。
- 指示に従わなかった場合も、不正と認定されると、同じ扱いになることがあります。
必ず各教育委員会・学校・公的機関の最新の公式情報で確認してください。
⚠️ 認定されたときの扱い
受験案内では、不正行為を2つの区分で示しています。
1つ目は、行為が起きた時点で受験中止・退室となるものです。2つ目は、監督者の指示に従わず、不正と認定された場合に、1つ目と同様に扱われるものです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 受験の扱い | 受験を中止し、退室となります |
| 成績 | その受験者の全教科・科目の成績が無効になります |
| ほかの対応 | 状況によっては、警察に被害届を出すこともあります |
🚨 行為が起きた時点で受験中止となるもの
次の行為は、起きた時点で受験が中止されます。
- 受験票などの内容を書きかえる。
- 解答用紙に、わざとうその記入をする。
- カンニングをする(メモやコピー、書籍を見る、他人の答案を見る、他人に教えてもらうなど)。
- ほかの受験者に教える、手助けをする。
- 問題冊子を試験終了前に持ち出す、解答用紙を持ち出す。
- 「解答はじめ」の指示の前に、問題冊子を開く、解答を始める。
- 補助具や電子機器類を使う。
- 「解答やめ」の指示のあとも、鉛筆や消しゴムを持ったまま解答を続ける。
🎒 指示に従わず、不正と認定されると同様の扱いになるもの
次の行為は、指示に従わなかったことで不正と認定された場合に、同じ扱いになることがあります。
うっかりしやすいものが多いため、事前に家族で共有しておくと安心です。
| 行為 | 具体例 |
|---|---|
| 補助具や電子機器、書籍類を身につける | かばんにしまわず、身につけたり手に持ったりする |
| 試験の進行を妨げる | 携帯電話や時計の音を、長い時間鳴らす |
| ICプレーヤーの扱い | 監督者の指示に反して操作する。不具合についてうその申し出をする。機器や音声メモリーを試験室から持ち出す |
| うその申し出 | 自分や、ほかの受験者が有利になるうその申し出をする |
| ほかの受験者への迷惑 | ほかの受験者の迷惑になる行為、監督者の指示に従わない行為 |
👀 試験中の巡視と、所持品の確認
監督者は、試験室を巡視します。顔を上げるよう指示したり、マスクや眼鏡、帽子を一時的に外すよう指示したりすることがあります。
不正に見える行為があったときは、カードで注意されることがあります。
試験の実施に影響するおそれがあるときや、不正が疑われるときには、所持品を確認されることもあります。
試験が終わったあとも、試験問題をSNSなどインターネット上に掲載してはいけません。
この注意は、受験案内の注意事項として書かれています。
❓ よくあるご質問
携帯電話の電源を切っていれば、机に置いても大丈夫ですか?
いいえ。携帯電話は、かばんにしまいます。通信機能のある機器は、電源が切れていても、かばんにしまっていなければ使用とみなされます。
「解答はじめ」の前に問題冊子を開くと、どうなりますか?
不正行為にあたります。問題冊子の開封や解答を、指示の前に始めてはいけません。
「解答やめ」のあとに、少しだけ書き足してもよいですか?
いけません。「解答やめ」の指示のあとに、鉛筆や消しゴムを持ったまま解答を続けると、不正行為にあたります。
不正行為と認定されたら、成績はどうなりますか?
その受験者の全教科・科目の成績が無効になります。受験は中止され、退室となります。
試験が終わったあとに、問題をSNSに投稿してもよいですか?
いけません。試験終了後も、試験問題をSNSなどインターネット上に掲載しないよう、受験案内で注意されています。
ICプレーヤーを持ち帰ってもよいですか?
いけません。ICプレーヤー、イヤホン、音声メモリーは、試験室から持ち出すと不正行為にあたることがあります。試験のあとに回収されます。
📚 参考にした公的資料
- 大学入試センター「令和9年度 大学入学共通テスト 受験案内」(D 試験 1.受験に当たっての主な注意事項)
- 大学入試センター「令和9年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト実施要項」(2026年6月2日付通知、文部科学省掲載PDF)


