「中学生のときと同じ感覚で探したら、思ったより高かった」。高校生の家庭教師を調べ始めた方から、よく聞く声です。実際、高校生の指導料は中学生より上がります。理由があります。
この記事では、高校生の料金が上がる理由と、目的別にいくら見ておけばよいかを整理します。
結論
① 高校生の料金が上がるのは、教えられる講師が限られるからです。
② 目的が「赤点回避」か「大学受験」かで、必要な講師も費用もまったく違います。
③ 高1〜高2のうちに始めるほうが、結果的に総額は安くなります。
なぜ高校生は料金が上がるのか
① 教えられる範囲が急に広がる
数学だけでも数Ⅰ・A・Ⅱ・B・Ⅲ・Cと分かれ、理科は物理・化学・生物で内容がまったく違います。すべてを高いレベルで教えられる講師は多くありません。
② 入試の情報が必要になる
大学ごとに出題傾向も配点も違います。教科の学力だけでなく、志望校に何が必要かを判断できる経験が求められます。
③ 授業外の作業が増える
記述の添削は授業時間外の作業です。この分が料金に含まれるかどうかで、見た目の金額が変わります。
目的別|いくら見ておけばよいか
| 目的 | 必要な講師 | 1回の目安 | 回数 |
|---|---|---|---|
| 定期テスト・赤点回避 | その科目を教えられれば足りる | 3,000〜8,000円台 | 週1回 |
| 評定を上げたい(推薦狙い) | 学校の進度に合わせられる人 | 4,000〜10,000円台 | 週1回 |
| 中堅私大の一般入試 | 入試の出題形式を知っている人 | 5,000〜12,000円台 | 週1〜2回 |
| 難関大・国公立 | 記述添削ができる人 | 8,000〜20,000円台 | 週1〜2回+添削 |
※一般的な価格帯の目安です。金額は各社の見積もりでご確認ください。
目的をはっきりさせると費用が下がります
「とりあえず全体的に見てほしい」が、いちばん高くつく頼み方です。赤点を回避したいのか、評定を上げたいのか、受験で使うのか。これを決めるだけで、必要な講師のレベルも回数も絞れます。
この記事の内容、お子さんの場合はどうなりますか
学年と、いま困っていることを一言だけ教えてください。この記事の内容をお子さんの状況に当てはめて、プロ講師がお返事します。
見積もりで見落としやすい費用
① 入会金・年会費
1万〜3万円程度かかる会社があります。短期間だけ使う予定なら、この分の負担が重くなります。
② 教材費
自社教材が必須の場合、年間で数万円かかることがあります。学校の教材や志望校の過去問で進めたい場合は、契約前に相談してください。
③ 受験期の増コマ
高3の秋以降に回数を増やすと、月額は倍近くになります。年間の総額で見ておかないと、いちばん必要な時期に続けられなくなります。
高1・高2から始めるほうが総額は安い
高3から始めると、受験までの残り時間が短いぶん回数を増やさざるを得ません。結果として月額が上がります。
| 開始時期 | 必要な進め方 | 総額の傾向 |
|---|---|---|
| 高1〜高2前半 | 週1回で土台を固める | 長期間だが月額は低い |
| 高2後半〜高3春 | 週1〜2回、弱点科目に集中 | 標準 |
| 高3秋以降 | 週2回以上+直前の増コマ | 期間は短いが月額は高い |
高2の冬が分かれ目です
この時期までに数学と英語の土台が残っていれば、高3の1年間を志望校対策に使えます。逆に土台が崩れたまま高3を迎えると、復習に半年を取られて、過去問に入るのが冬になります。
部活と両立するときの組み方
高校生の相談でいちばん多いのが、部活で時間が取れないという話です。ここで回数を減らすと、たいてい何も進まないまま終わります。
オンラインの利点は移動時間がゼロであることです。部活から帰って21時からでも授業ができます。まずは時間帯を工夫して、回数を確保できないか検討してください。
指定校推薦を狙う場合の考え方
一般入試とは、お金のかけどころがまったく違います。指定校推薦で見られるのは、3年間の評定平均だからです。
| 一般入試を狙う場合 | 指定校推薦を狙う場合 |
|---|---|
| 高3の夏以降に費用が集中する | 高1から3年間、一定の費用がかかる |
| 入試科目だけに絞れる | 評定に関わる全科目を落とせない |
| 模試の成績で判断する | 定期テストと提出物で判断する |
| 直前期に増やす | 定期テスト前に増やす。年5〜6回の山がある |
※エスペランサアカデミーの授業料は1回90分9,000円(税込)です。学年による料金の違いはありません。
よくあるご質問
Q. 1科目だけでもお願いできますか?
できます。むしろ高校生は1〜2科目に絞るほうが結果が出ます。苦手科目が足を引っ張っているなら、そこだけ集中して戻すのが最短です。
Q. 塾に通いながらでも意味がありますか?
あります。集団授業は「進む」ことが役割で、「戻る」ことは扱いません。分からなくなった単元まで戻る役割を家庭教師が担うと、塾の授業も入るようになります。
Q. 推薦を狙う場合も使えますか?
使えます。評定は定期テストで決まるため、学校の進度に合わせて対策することが必要です。志望理由書や小論文の対策まで含めて相談してください。
Q. オンラインでも記述の添削はできますか?
答案を撮影して送れば添削できます。むしろ書いたものが記録として残るので、どこで減点されているかの傾向がつかみやすくなります。
まとめ
この記事の要点
・高校生の料金が上がるのは、教えられる講師が限られるから
・目的(赤点回避/評定/一般入試)で必要な講師も費用も変わる
・入会金・教材費・受験期の増コマまで含めて年間総額で見る
・1〜2科目に絞るほうが結果が出て、費用も抑えられる
・高2の冬までに数学と英語の土台があるかが分かれ目
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