大府高校は、大府市にある県立高校です。普通科と生活文化科があります。生活文化科では、令和9年度に特色選抜(令和9年2月4日)が行われます。
2027年度(令和9年度)の一般選抜は、2月24日(水)に学力検査、3月8日(月)に合格発表です。面接は、普通科・生活文化科ともありません。令和8年度の倍率は、普通科 が2.19倍、生活文化科 が1.65倍 でした。
🏫 愛知県立大府高等学校とはどんな学校?
大府高校のスクールポリシーには、育てたい力として3つが書かれています。学びの主体性、自立かつ協働の精神、そしてグローカルな姿勢です。グローカルは「グローバル×ローカル」をあらわす言葉で、国際的な視野をもちつつ、地域の視点から社会の課題に向き合う姿勢のことです。
授業では、習熟度別や少人数の授業、ICTの活用で、基礎・基本の定着と学力の向上をめざします。学習と部活動の時間を確保して、両立をはかることも方針に書かれています。特別支援学校との交流や、姉妹校のカナダ・ウインザーセカンダリースクールとの交流もあります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 愛知県大府市 |
| 学科 | 普通科・生活文化科 |
| 面接(令和9年度) | 普通科・生活文化科とも なし |
| 校内順位の方式(令和9年度) | 普通科は方式Ⅲ、生活文化科は方式Ⅰ |
| 令和8年度の倍率 | 普通科 2.19倍、生活文化科 1.65倍 |
※スクールポリシーは大府高校の公式ページ、面接・方式・倍率は愛知県教育委員会の資料によります。
🔥 倍率の推移(令和6〜8年度)
普通科の倍率は、令和6年度が2.40倍、令和7年度が2.68倍、令和8年度が2.19倍です。生活文化科は、令和6年度が2.75倍、令和7年度が3.09倍、令和8年度が1.65倍で、令和8年度に大きく下がりました。
| 学科 | 令和6年度 | 令和7年度 | 令和8年度 |
|---|---|---|---|
| 普通科 | 2.40倍 | 2.68倍(志願519人/募集194人) | 2.19倍(志願423人/募集193人) |
| 生活文化科 | 2.75倍 | 3.09倍(志願105人/募集34人) | 1.65倍(志願61人/募集37人) |
※倍率は「志願者総数(第1志望+第2志望)÷ 一般選抜等の募集人員」で、志願変更後の最終の数字です。出典:愛知県教育委員会「令和7年度・令和8年度 愛知県公立高等学校入学者選抜(全日制課程)における一般選抜等の志願変更後の志願者数(最終)について」。令和6年度は、令和7年度の資料の「昨年度の最終倍率」の欄によります。
募集人員は、年度によって変わります。「一般選抜等の募集人員」は、先に行われる推薦選抜などの合格者数を引き、合格辞退者数を足した人数だからです(県の資料の注による)。

💡 倍率2.19倍は、どう読めばいい?
愛知県の公立高校の一般選抜は、2校まで出願できます。そのため、志願者総数には、第1志望の人と第2志望の人の両方が入っています。
令和8年度の大府高校の普通科は、第1志望が240人、第2志望が183人でした。第1志望の人だけを募集193人で割ると、約1.24倍です。第1志望の人だけでも、募集人員を上回っています。
令和7年度の普通科は、第1志望が293人、第2志望が226人でした。令和8年度は、第1志望が240人、第2志望が183人で、どちらも減っています。それでも、第1志望の人だけで募集人員を上回っています。生活文化科は、令和8年度が第1志望40人・第2志望21人でした(令和7年度は第1志望75人・第2志望30人)。
倍率の数字だけで志望校を変えず、中3の評定と、当日の5教科の得点を上げることを考えましょう。愛知県の説明では、第1志望で合格候補になると、第2志望は判定されません。
では、いまの進め方で届きますか?
📝 2027年度(令和9年度)の日程と、合否の決まり方
公立高校の一般選抜は、2月8日〜16日に出願、17日に志願変更、24日に学力検査、3月8日に合格発表です(愛知県教育委員会の発表による)。大府高校は、面接がありません。
県は、校内順位を決める数字を、ⅠからⅤまでの方式から各学校が選ぶ形にしています。評定得点は、調査書の評定の合計を2倍した数で、最高90点です。学力検査合計は、5教科を22点ずつで、最高110点です。
| 学科 | 方式 | 計算のしかた | 満点 |
|---|---|---|---|
| 普通科 | Ⅲ | 評定得点 + 学力検査合計×1.5 | 255点(90+165) |
| 生活文化科 | Ⅰ | 評定得点 + 学力検査合計 | 200点(90+110) |
普通科は、満点255点のうち165点(約65%)が、当日の学力検査です、生活文化科は、満点200点のうち110点(約55%)が、当日の学力検査です。当日の点数の比重が大きい学科ほど、5教科の得点力が合否に響きます。
県の資料では、この数字を「基礎資料」にして、総合的に判定するとされています。数字だけで決まるとは書かれていないので、調査書の全体も大切です。
普通科(方式Ⅲ)の計算の例です。合格ラインではありません。中3の評定の合計が36(9教科すべて4)なら、評定得点は72点です。5教科の学力検査が合計70点なら、177点。同じ評定で当日が合計80点なら、192点です。当日の合計が10点上がると、15点上がります。
方式Ⅲでは、評定の合計が1つ上がると2点、当日の合計が1点上がると1.5点です。評定は中3の定期テストと提出物で上げられます。当日の得点は、過去問と模試で上げます。この2つを、両方進めましょう。
🌏 大府高校が大切にしていること
| 育てたい力 | 内容 |
|---|---|
| 学びの主体性 | 一人ひとりの個性を生かし、自ら学ぶ意欲を育てる |
| 自立かつ協働の精神 | 自分と他者の価値を認め合い、豊かな感性と自立心を育てる |
| グローカルな姿勢 | 国際的な視野をもちつつ、地域の視点から社会の課題に自ら向き合う |
入学者の受け入れ方針には、「目標の実現に向けて挑戦する生徒」「学業と、体育・文化活動の両方を極めようとする生徒」「他者との関わりを大切にし、国際交流や異文化に関心をもつ生徒」と書かれています(スクールポリシーによる)。
🧵 生活文化科と「特色選抜」
生活文化科は、家庭科に関連した実践的・体験的な学習やボランティア活動を通して、多様な人々と協働して生活をつくる力を育てる学科です。ICTや外部の講師による授業で、職業人としての力を高めます。「ものづくり愛知」を支える職業人の育成を重視しています。
令和9年度は、生活文化科で特色選抜が行われます。一般選抜より早い日程です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 入学検査 | 令和9年2月4日(木) |
| 合格発表 | 令和9年2月8日(月)(Web出願システムで発表) |
| 定員 | 令和9年度の募集人員の発表後に公表。令和8年度の募集人員で計算すると「4人程度まで」 |
| 選抜方法 | 個人面接 + プレゼンテーション |
| プレゼンテーション | 10分(発表約3分・質疑約7分)。テーマは「本校生活文化科で学びたい理由とこれまでの取組」 |
| 提出するもの | 発表資料(A4判・片面印刷で2枚まで)を、出願受付期間中に4部。検査当日に、写し1部を持参 |
| 出願の条件 | 生活文化科の教育内容を理解し、それに関連した明確な進路目標と、本校で学ぶ強い意欲があること |
※学校の令和9年度「特色選抜実施要項」にもとづきます。面接やプレゼンテーションの配点・評価方法は、この資料には書かれていません。出願の方法は、県の令和9年度入学者選抜実施要項と学校の案内で確認してください。
生活文化科の一般選抜は、方式Ⅰ(評定得点+学力検査合計)で、面接はありません。満点200点のうち、当日の学力検査は110点(約55%)です。特色選抜をめざす人も、一般選抜の準備を並行して進めておくと安心です。
📚 科目別の出題の形と対策
愛知県の学力検査は、全校で同じ問題です。5教科とも22点満点で、答えはマークシートに書きます。
22点満点・マークシート。説明文・物語文・古文・漢字が出ます。
▼ 勉強法
答えの根拠になる一文に線を引いてから選ぶ練習を。選択肢は「本文に書いていないこと」を消していきます。
▼ 使う教材
愛知県公立高校の過去問集(教英出版・東京学参など)→ 愛知全県模試などマークシート式の模試
22点満点・マークシート。前半の計算・小問と、関数・図形の応用問題が出ます。
▼ 勉強法
計算と小問は時間を計って全問正解をくり返します。関数と図形は典型問題を1日1題。
▼ 使う教材
愛知県公立高校の過去問集(教英出版・東京学参など)→ 愛知全県模試などマークシート式の模試
22点満点。聞き取り(リスニング)の問題があります。
▼ 勉強法
教科書の本文を毎日音読し、リスニングは毎日10分。長文は時間を計って読む練習を。
▼ 使う教材
愛知県公立高校の過去問集(教英出版・東京学参など)→ 愛知全県模試などマークシート式の模試
22点満点・マークシート。実験・観察の結果を読み取る問題が多く出ます。
▼ 勉強法
用語を覚えるだけでなく「なぜそうなるか」を1行で説明できるように。計算問題は毎日1題。
▼ 使う教材
愛知県公立高校の過去問集(教英出版・東京学参など)→ 愛知全県模試などマークシート式の模試
22点満点・マークシート。地図・グラフ・資料を使う問題が多く出ます。
▼ 勉強法
資料から読み取れることを言葉にする練習を。歴史は年表を自分で書いて流れを覚えます。
▼ 使う教材
愛知県公立高校の過去問集(教英出版・東京学参など)→ 愛知全県模試などマークシート式の模試
🤝 公立2校と、私立の併願
公立高校は2校まで出願できます。第1志望で合格候補になると、第2志望は判定されません。どの学校をどの順番にするかは、本当に行きたい順に決めます。出願できる組み合わせは、県の資料と中学校の先生で確認してください。
私立は、推薦入試が1月13日、一般入試が1月20日〜22日です。公立の発表は3月8日なので、私立の入学手続きの期限も、先に確認しておきましょう。愛知県の入試のしくみは愛知県公立高校入試2027の日程と仕組みに、難関校の比較は愛知の難関公立高校8校の比較、私立は愛知県の私立高校 上位10校にまとめています。
🗓️ 学年別・合格までのスケジュール
| 時期 | 取り組み |
|---|---|
| 中1〜中2 | 愛知の評定得点は中3の評定を使います。それでも、中1・中2の内容は中3の授業と入試の土台なので、苦手を残さない |
| 中3 春〜夏 | 1学期の定期テストと提出物で評定をとる。夏休みに中1・中2の苦手単元をつぶし、模試で現在地を知る |
| 中3 9〜12月 | 2学期の評定を上げる。志望の学科の方式で「あと何点」を計算し、過去問を時間を計って解く。12月の三者面談で、公立2校と私立の併願を決める |
| 中3 1月 | 私立の推薦入試(1月13日)・一般入試(1月20日〜22日)。手続きの締め切りをカレンダーに書く |
| 中3 2〜3月 | 2月8日〜16日に出願、17日に志願変更、24日に学力検査、3月8日に合格発表 |
よくいただくご質問
Q. 生活文化科の特色選抜は、どんな人が受けられますか?
A. 中学校の卒業(見込み)の人で、生活文化科の教育内容を理解し、それに関連した明確な進路目標と、本校で学ぶ強い意欲がある人です(令和9年度の特色選抜実施要項による)。
Q. 特色選抜の日程は?
A. 入学検査が令和9年2月4日(木)、合格発表が2月8日(月)です。一般選抜の学力検査(2月24日)より早く行われます。
Q. 一般選抜で面接はありますか?
A. 令和9年度の一般選抜は、普通科・生活文化科とも面接はありません(愛知県教育委員会の令和9年度の一覧による)。
Q. 普通科は、評定と当日の点数のどちらが大切ですか?
A. 方式Ⅲでは、満点255点のうち、当日の学力検査が165点(約65%)です。評定の合計が1つ上がると2点、当日の合計が1点上がると1.5点です。両方を上げる計画にしましょう。
※出典:愛知県立大府高等学校「スクールポリシー」「令和9年度 特色選抜実施要項(生活文化科)」、愛知県教育委員会「令和9年度愛知県公立高等学校入学者選抜(全日制課程)一般選抜における各高等学校の面接実施の有無及び校内順位の決定方式について」(2026年7月7日)、「令和8年度・令和7年度 愛知県公立高等学校入学者選抜(全日制課程)における一般選抜等の志願変更後の志願者数(最終)について」。学校の最新の情報は大府高校の公式サイトでご確認ください。
2026年度 生徒募集中
無料学力診断/オンラインプロ家庭教師
大府高校まで、いま何点足りないか
ご存じですか?
模試の結果や学校のテスト答案をお見せいただければ、大府高校の入試で合格ラインに届くまで何がどれだけ足りないかを、プロ講師が具体的にお伝えします。志望校が決まっている今こそ、そこから逆算した対策がいちばん効きます。
・答案を見て、つまずいている単元まで戻って指摘します
・残り期間から逆算した学習計画をその場でご提案します
・診断だけのご利用でも構いません。


