中学1年・2年のうちにオンライン家庭教師を検討すると、必ず出てくるのが「受験学年でもないのに、この費用をかける意味はあるのか」という問いです。
結論:中1・中2の費用は「受験前の先行投資」ではなく「内申を確保する費用」です
中1・中2でかかる費用を、受験対策の前払いだと考えると割高に見えます。しかし入試で中1・中2の内申が使われる都道府県では、この2年間の評定がそのまま入試の点数になります。その場合、中1・中2の費用は受験費用そのものです。まずお住まいの地域の制度を確認してください。
費用を判断する前に、内申の対象学年を確認してください
| 都道府県 | 入試で使われる学年 |
|---|---|
| 東京都(都立) | 中3の9教科の評定 |
| 神奈川県(公立) | 中2と中3の9教科(中3は2倍で計算) |
| 千葉県・茨城県・広島県(公立) | 中1・中2・中3のすべて |
※2026年9月時点で公開されている情報にもとづく代表例です。制度は年度によって変わります。必ずお住まいの都道府県教育委員会と在籍中学校でご確認ください。
中1から使われる地域では、中1の1学期の評定が、そのまま入試の得点になります。この場合「受験学年になってから」という判断は成立しません。
中1・中2にかかる費用の内訳
授業料のほかに何がかかるかは、事業者によって違います。総額で比べるために、次の項目を必ず確認してください。
| 項目 | 確認すること |
|---|---|
| 入会金 | 無料か、いくらか。キャンペーンの適用条件はあるか |
| 授業料 | 1回あたりか月額か。1回の時間は何分か |
| 教材費 | 別途かかるか。学校の教材を使えるか |
| 管理費・システム利用料 | 毎月かかるか。年額か |
| テスト前の追加コマ | 単発で追加できるか。料金は通常と同じか |
| 解約・休会 | いつまでに申し出れば当月分がかからないか |
月額だけを比べると判断を誤ります
月額が安く見えても、教材費とシステム利用料が毎月加算されると総額は変わりません。「1年間でいくらか」を聞いてから比べてください。
※エスペランサアカデミーの通常料金は1回90分9,000円(税込)です。入会金・教材費はいただいておりません。学校でお使いの教科書・問題集をそのまま使って進めます。
この記事の内容、お子さんの場合はどうなりますか
学年と、いま困っていることを一言だけ教えてください。この記事の内容をお子さんの状況に当てはめて、プロ講師がお返事します。
中1・中2で必要な回数の目安
| 状況 | 回数の目安 | 理由 |
|---|---|---|
| 評定は取れている。維持したい | 週1回 | 定期テスト前に計画を作り、平常時は自習で回せる |
| 英語か数学のどちらかが崩れている | 週1回 | 1科目に絞れば週1回でも戻せる |
| 英語と数学の両方が崩れている | 週2回 | 2科目とも積み上げ型のため、片方ずつでは追いつかない |
| 学年の内容が全体的に定着していない | 週2回以上 | 戻る量が多く、次の学年が始まる前に終える必要がある |
※目安です。お子さまの状況によって変わります。
中3から始める場合との総額比較
「中3から2年分まとめてやればよいのでは」というお考えもあります。ここは総額で見ると判断しやすくなります。
中2から週1回で2年間
1回あたりの負担は軽く、内申を落とさずに進められます。中3になった時点で、戻る作業がほとんど残っていません。
中3から週2〜3回で1年間
総額は同じくらいになることが多い一方で、中1・中2の評定は変えられません。内申が入試に使われる地域では、この差は取り返せません。
つまり、同じ総額でも、始める時期によって手に入るものが違います。早く始めるほうが月あたりの負担は軽く、選べる高校の幅も残ります。
費用を抑える3つの方法
1平常時は週1回、テスト前だけ増やす。年間を通して週2回にするより、定期テストの前2〜3週間だけ追加する形のほうが、総額を抑えながら評定を守れます。
2科目を絞る。5教科すべてを見てもらう必要はありません。英語と数学は積み上げ型なので優先し、理科・社会は自習で回せることが多いです。
3学校の教材を使う。定期テストは学校の教材から出ます。新しい教材を買うより、いま持っているものを解ける状態にするほうが、費用も時間も節約できます。
よくあるご質問
Q. 塾より高くなりませんか
A. 月額では塾のほうが安いことが多いです。ただし塾は科目がセットになっていることが多く、必要な科目だけに絞れる家庭教師と比べると、総額では逆転することがあります。1年間の総額で比べてください。
Q. 中1で始めるのは早すぎませんか
A. 内申が中1から使われる地域では早すぎません。使われない地域でも、英語と数学の土台を作る時期としては適しています。この2教科は後から戻るほど時間がかかります。
Q. 途中でやめた場合、費用はどうなりますか
A. 事業者によって異なります。何日前までに申し出れば当月分がかからないかを、契約前に必ず確認してください。
まとめ
中1・中2の費用が高いか安いかは、お住まいの地域で中1・中2の内申が入試に使われるかどうかで意味が変わります。使われる地域なら、これは受験費用そのものです。
費用を比べるときは月額ではなく1年間の総額で見てください。そして平常時は週1回、テスト前だけ増やす形にすると、評定を守りながら総額を抑えられます。
お住まいの地域と成績から、必要な回数と総額をお出しします
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