結論:茂原高校は「学力検査500点+調査書165点+面接30点」の総得点695点で決まる学校です。面接の配点が30点と、同じ695点満点の学校の中でも大きめです。
令和9年度(2027年度入試)の千葉県公立高校の学力検査は2月16日(火)・17日(水)、合格発表(入学許可候補者の発表)は3月2日(火)です。
茂原高校(茂原市)は全日制の普通科で、令和9年度の募集定員は160人です。
調査書は、評定135点に、生徒会・部活動・資格などの加点(上限30点)を加えた165点満点です。
学校設定検査は集団面接で、受検者5名・評価者2名、1グループ約20分、30点満点です。
令和8年度の志願者確定数は161人(募集160人)で、倍率は1.01倍でした。
令和8年度の学校説明会は11月14日(土)で、申込は10月30日(金)までです。
倍率は、県が公表した令和8年度の志願者確定数です。
偏差値は民間の目安で、集計元によって40台前半から50台半ばまで幅があります。
出願の前に、必ず最新の募集要項と学校の案内で確認してください。
🏫 茂原高校とは:基本データ
千葉県立茂原高等学校は、茂原市高師にある全日制の普通科高校です。
学校の公式サイトには、創立からの歩みと、これからの学校づくりが紹介されています。
校訓は「自立」です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学校名 | 千葉県立茂原高等学校 |
| 所在地 | 〒297-0029 千葉県茂原市高師1300 |
| 課程・学科 | 全日制・普通科(男女共学) |
| 令和9年度の募集定員 | 160人(県教育委員会の生徒募集定員) |
| 創立 | 明治35年(1902年)。平成16年(2004年)に共学となった |
| 校訓 | 自立 |
| 学校設定検査 | 面接(集団面接) |
| 偏差値の目安 | 民間の目安で40台前半〜50台半ば(集計元で差が大きい) |
🌱 歴史と特色:女学校から共学へ、そして「茂高街塾」
茂原高校は、明治35年(1902年)に「静和女学校」として創立されました。
学校の公式サイトによると、外房地区の女子教育の先駆けとして歩み、平成16年(2004年)に共学になりました。
通学する生徒は、茂原市のほか、長生郡、夷隅郡市、山武郡市、千葉市南部などから通っていると紹介されています。
1年生の探究学習「茂高街塾」
「茂高街塾」は、今年度から、1年生の「総合的な探究の時間」の名称として始まった取り組みです。
茂原商工会議所や茂原市役所などの事業所と連携し、地域の力を借りて生徒を育てることを目的としています。
この取り組みに対して、関東商工会議所連合会の「ベスト・アクション表彰」が贈られています。
| 分野 | 学校が公表している内容 |
|---|---|
| 探究学習 | 1年生の総合的な探究の時間が「茂高街塾」。地域の事業所や市役所と連携 |
| 学校の姿勢 | 勉強、部活動、学校行事に熱心に取り組む生徒が多く、家庭・地域と連携して成長を支える学校をめざす |
進路実績は、学校の公式サイトの「進路・進路実績」のページに、年度ごとの資料が掲載されています。
志望校を決める前に、最新の年度の資料を一度見ておくと、卒業後のイメージがつかめます。
📍 通学エリアと通学の準備
茂原高校の公式サイトでは、学校説明会への来校について、公共交通機関を使うように案内されています。
最寄り駅からの徒歩の所要時間や、バス路線の詳しい案内は、取得した公式サイトのトップページには書かれていません。
自転車通学や、駐輪場の決まりがあるかどうかは、説明会や学校への問い合わせで確認してください。
📅 令和9年度(2027年度)入試の日程
千葉県教育委員会が公表した、令和9年度の県立高校の日程です。
県の資料では、学力検査を行う入試を「一期入学者選抜」、そのあとの募集を「第2次募集」と呼んでいます。
| 項目 | 日程 |
|---|---|
| 志願者情報の登録・入学検査料の納付 | 令和9年1月12日(火)〜2月1日(月)(インターネット) |
| 出願書類(調査書等)の提出 | 2月2日(火)〜2月4日(木) |
| 志願・希望の変更受付 | 2月9日(火)・2月10日(水) |
| 学力検査等 | 2月16日(火)・2月17日(水) |
| 追検査の受付 | 2月19日(金)・2月22日(月) |
| 追検査 | 2月25日(木) |
| 入学許可候補者の発表 | 3月2日(火) |
| 第2次募集:登録・納付/書類/変更 | 3月2日(火)〜3月4日(木)/3月5日(金)/3月8日(月) |
| 第2次募集:検査/発表 | 3月10日(水)/3月12日(金) |
面接を含む学校設定検査が、2日間のどちらの日の何時に行われるかは、受検票と学校の案内で確認してください。
🧮 選抜のしくみ:総得点695点の内訳
茂原高校の一般入学者選抜は、学力検査・調査書・学校設定検査(面接)の3つの得点を合計した「総得点」で順位をつけます。
資料を慎重に審議したうえで、原則として募集人員(160人)までを、入学許可候補者とします。
| 区分 | 満点 | 全体に占める割合 | 中身 |
|---|---|---|---|
| 学力検査 | 500点 | 約72% | 国語・数学・理科・社会・英語の5教科(各100点) |
| 調査書(評定) | 135点 | 約19% | 各教科の評定を全学年で合計(K=1) |
| 調査書(加点) | 30点 | 約4% | 生徒会本部役員・部活動実績・部長・資格(上限30点) |
| 学校設定検査(面接) | 30点 | 約4% | 集団面接(受検者5名・評価者2名・約20分) |
| 総得点 | 695点 | 100% |
評定・加点・面接を合わせた195点のうち、面接が30点を占めるため、面接の準備の重みが相対的に大きい学校です。
審議の対象になる条件も公表されています。
評定に「1」の教科がある場合、または評価されていない教科がある場合は、審議の対象です。
面接では、c評価が2つ以上ある場合が、審議の対象になります。
過年度の卒業生は、学校設定検査のあとに、別に個人面談があります。
📝 調査書:評定135点+加点30点=165点
調査書の得点は、評定と加点の2つの部分でできています。
評定は、中学校の9教科の評定を、1年・2年・3年のすべてで合計した点です。
9教科×3学年×5=135点が満点で、茂原高校では評定の係数(K)は1です。
加点は、上限が30点です。
学校の資料では、生徒会本部役員、部活動の実績(県大会出場以上)や部長、漢検・英検・数検の3級以上などが対象とされています。
それぞれの項目に何点がつくかは、学校の「選抜・評価方法」の資料に表があります。
お子さんが当てはまりそうな項目は、出願前に必ず、資料で点数を確かめてください。
不登校などの事情がある場合は、早めに中学校の先生と相談しましょう。
評定は、1年生の成績も含めて計算される点が大切です。
3年生になってから慌てて上げようとしても、動かせるのは全体の一部だけです。
中3の2学期の成績まで、1つひとつの教科で「提出物」「小テスト」「授業態度」を丁寧に積み重ねることが、いちばん確実な対策です。
評定の計算の考え方は、
千葉県の内申点の計算方法の記事でくわしく説明しています。
🎤 学校設定検査:30点の集団面接
茂原高校の学校設定検査は、集団面接です。
学校の資料によると、受検者5名・評価者2名で、1グループあたり約20分かけて行います。
| 評価の項目 | 見られること |
|---|---|
| ア 志望の動機 | なぜ茂原高校を選んだのか、自分の言葉で説明できるか |
| イ 高校生活への意欲 | 入学後に、学習・特別活動・部活動などで何をしたいか |
| ウ 質問への応答・面接態度 | 質問の意図をつかんだ受け答えと、身だしなみ・態度 |
3つの項目を、評価者2名が、それぞれa・b・cの3段階で評価します。
1項目あたりの点数は、aが5点、bが3点、cが1点です。
3項目×最大5点=15点を、2名分合わせて、30点満点になります。
| 評価の組み合わせ | 1名の合計 | 2名の合計 |
|---|---|---|
| 3項目すべてa | 15点 | 30点 |
| 3項目すべてb | 9点 | 18点 |
| 3項目すべてc | 3点 | 6点 |
これは、学力検査で言えば、5教科合計の12点分にあたります。
しかも、面接は、準備した分だけ点が伸びる検査です。
c評価を避けるための準備
c評価が2つ以上あると、審議の対象になります。
3項目のうち、cがつきやすいのは、次のような場合です。
| つまずきやすい点 | 準備のしかた |
|---|---|
| 志望動機が「家から近いから」だけ | 学校説明会や公式サイトで見つけた特色を、1つ入れる(例:1年生の「茂高街塾」) |
| 高校生活への意欲が、あいまい | 「入学したら、○○に取り組む」を、学習・部活動・行事から1つずつ決める |
| 質問に対して、答えが長すぎる | 結論を先に1文で言い、理由を1〜2文で足す |
| 5人の中で、声が小さい | 最初のあいさつと、1回目の返答だけは、はっきり大きく言う |
集団面接では、他の人の答えを聞く姿勢も見られています。
他の受検者が話しているときも、相手の方を向いて、うなずきながら聞きましょう。
➕ 点数の試算:面接と学力検査のバランス
次の表は、仕組みを理解するための計算例です。
合格ラインを示すものではありません。
加点は、すべて0点として計算しています。
| ケース | 評定合計 | 面接 | 学力検査 | 総得点 |
|---|---|---|---|---|
| 評定平均4.0・面接はすべてb | 108点 | 18点 | 300点 | 426点 |
| 同じ条件で、面接がすべてa | 108点 | 30点 | 300点 | 438点 |
| 同じ条件で、面接がすべてc | 108点 | 6点 | 300点 | 414点 |
| 評定平均が約3.7・面接はb | 99点 | 18点 | 330点 | 447点 |
1行目と2行目の差は、面接だけで12点です。
4行目は、評定が9点低くても、学力検査が30点高ければ、総得点で上回ることを示しています。
評定は中3の2学期までに決まりますが、学力検査は入試当日まで伸ばせます。
最後まで諦めずに学力を上げることが、総得点を押し上げます。
📚 学力検査の準備:5教科500点をどう積み上げるか
学力検査は、国語・数学・理科・社会が各50分・100点、英語が60分・100点(リスニングを含む)です。
出題の方針は、令和8年7月15日に、千葉県教育委員会が発表しています。
過去問に取り組む前に、一度、この出題方針に目を通しておくと、勉強の的が絞れます。
| 教科 | 準備の考え方 |
|---|---|
| 国語 | 漢字・文法の基礎を固め、長文は「設問に根拠を書く」練習を重ねる |
| 数学 | 計算と関数、図形の基本問題を落とさない。応用は、時間配分とあわせて練習する |
| 英語 | リスニングを毎日少しずつ。長文は、段落ごとに要点をつかむ |
| 理科・社会 | 単元ごとの用語を、問題集で繰り返す。資料・グラフの読み取りに慣れる |
千葉県の入試は、5教科の合計点が、そのまま総得点に入ります。
苦手教科を1つ放置すると、500点満点の中で大きく崩れます。
まずは、5教科すべてで、基礎問題を確実に取れる状態をつくることが先です。
毎日の学習の回し方
入試まで時間が限られているときは、1日の勉強を「基礎の確認」「過去問・問題演習」「間違い直し」の3つに分けると続けやすくなります。
平日は1日60〜90分を目安に、5教科を曜日ごとに割り振ります。
休日は、模試や過去問を本番と同じ時間で解き、間違えた問題をノートにまとめ直しましょう。
| 週の流れ(例) | 内容 |
|---|---|
| 月・火 | 数学と英語の基礎問題。計算とリスニングは毎日少しずつ |
| 水・木 | 国語の読解と、理科・社会の用語確認 |
| 金 | 1週間の間違い直しと、苦手教科の復習 |
| 土・日 | 過去問または模試を、時間を計って解く。解き直しまで行う |
間違えた問題を「なぜ間違えたか」まで書き残すと、同じミスの繰り返しが減ります。
点数が伸びる時期は人によって違いますが、直前期ほど、新しい問題集を増やさず、今ある教材を繰り返すことが大切です。
📊 倍率の目安:令和8年度は1.01倍
千葉県教育委員会が公表した、令和8年度の志願者確定数です。
| 学校 | 募集人員 | 志願者確定数 | 倍率 |
|---|---|---|---|
| 茂原(全日制・普通) | 160人 | 161人 | 1.01倍 |
| 長生(普通科・理数科) | 280人 | 357人 | 1.28倍 |
| 東金(普通) | 160人 | 182人 | 1.14倍 |
| 木更津 | 280人 | 385人 | 1.38倍 |
| 千葉南 | 320人 | 340人 | 1.06倍 |
総得点の順位で、募集人員までを決めるため、評定や学力検査の点が低い場合は、審議の対象になることもあります。
令和9年度の倍率は、令和8年度と同じとは限りません。
志願変更の期間(2月9日・10日)の最新の状況を、中学校の先生と一緒に確かめましょう。
近隣の学校との比べ方は、
長生高校の記事も参考になります。
🧭 併願の組み立て方
千葉県の公立高校は、一期選抜で1校だけ出願します。
出願後の志願変更は、2月9日・10日の期間に限られます。
私立高校の出願日程や受検料は、学校ごとに異なるため、各校の募集要項で確認してください。
| 時期 | 考えること |
|---|---|
| 夏〜秋 | 茂原高校を第一志望にするか、複数の候補を並べるかを決める |
| 12月 | 中学校の三者面談で、評定と模試の結果をもとに、出願校を相談する |
| 1月 | 私立高校の受検と、公立の出願書類の準備を並行して進める |
| 2月上旬 | 志願変更を行うかどうかを、最新の志願状況を見て最終判断する |
第一志望が決まらないときは、通学時間・学校の雰囲気・進路実績の3つで比べると、整理しやすくなります。
ご家庭で比べるときは、
内申点と併願校の判定のしかたも、あわせてご覧ください。
📆 中3の秋から入試当日までの動き方
| 時期 | やること |
|---|---|
| 10月下旬 | 学校説明会の申込(10月30日まで)。11月14日(土)の説明会に参加して、雰囲気をつかむ |
| 11月〜12月 | 定期テストで評定を固める。面接の志望動機の「下書き」をつくる |
| 12月 | 中学校の三者面談。出願校と受検方法を最終確認 |
| 1月12日〜2月1日 | インターネットで志願者情報の登録、入学検査料の納付 |
| 2月2日〜4日 | 出願書類(調査書等)の提出 |
| 2月16日・17日 | 学力検査と学校設定検査(面接)。当日は、受検票と持ち物を前日に確認 |
| 3月2日 | 入学許可候補者の発表 |
面接の練習は、1月に入ってからではなく、12月から週1回のペースで始めると、慌てずに済みます。
1回につき5分でも、声に出して答える練習を続けると、本番での落ち着きが違ってきます。
👪 保護者がよく心配する3つのこと
1 面接で、うまく話せるか心配
面接は、話し上手を選ぶ検査ではありません。
「志望の動機」「入学後の意欲」「質問への応答」の3つを、はっきりと伝えられれば、b以上は十分にねらえます。
ご家庭でも、夕食のあとに1問だけ質問して、答えを聞いてあげてください。
2 内申が足りるか、わからない
評定は、中3の2学期までの成績で決まります。
今の評定を9教科×3学年で足して、135点満点のうち何点かを確かめましょう。
足りない分は、学力検査と面接で取り戻す計画を、一緒に立てることができます。
3 倍率が低いから、安心してよいのか
令和8年度の1.01倍という数字は、安心材料にはなりますが、油断してよい数字ではありません。
総得点の順位で決まる以上、準備した人が、合格に近づくという点は変わりません。
🎓 エスペランサアカデミーのサポート
エスペランサアカデミーは、プロの家庭教師が、オンラインで中学生の高校受験を支える個別指導の教室です。
茂原高校をめざす場合は、次の3つを、お子さんの状況にあわせて組み立てます。
| サポート | 内容 |
|---|---|
| 5教科の学習計画 | 評定と模試の結果から、いつまでに何を固めるかを逆算する |
| 面接の練習 | 志望動機の組み立てと、想定問答の練習を、本番と同じ形式で行う |
| 出願の相談 | 評定・加点・学力検査の見通しを整理し、志願変更の判断材料をそろえる |
私立高校を含めた、学校選びの全体の相談は、
私立高校の個別相談のページもご利用ください。
✅ まとめ:茂原高校に受かるために
この記事の要点を、5つにまとめます。
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 配点 | 学力検査500+調査書165+面接30=695点 |
| 面接 | 受検者5名・評価者2名・約20分。aが5点、bが3点、cが1点 |
| 調査書 | 評定135点+加点30点(上限) |
| 日程 | 学力検査は2月16日・17日、発表は3月2日 |
| 倍率 | 令和8年度は1.01倍。令和9年度は最新の状況を確認 |
茂原高校は、面接の準備が点数に直結する学校です。
評定を最後まで丁寧に積み上げ、5教科の基礎を固めながら、12月から面接の練習を始めましょう。
💬 面接の想定質問と答え方の例
面接で聞かれやすい質問を、3つの評価項目にそろえて整理しました。
答えは暗記する必要はありません。
自分の言葉で話せるように、メモを作って声に出す練習をしましょう。
| 想定される質問 | 答えの組み立て方 |
|---|---|
| 茂原高校を志望した理由は何ですか。 | きっかけ→学校の特色(説明会や公式サイトで知ったこと)→入学後にやりたいこと、の順に話す |
| 高校生活で、力を入れたいことは何ですか。 | 学習・部活動・行事から1つ選び、中学校での経験とつなげて話す |
| 中学校生活で、頑張ったことは何ですか。 | 結果よりも、取り組んだ過程と、そこから学んだことを話す |
| 他の人の意見を聞いて、どう思いましたか。 | 相手の答えのよい点を1つ挙げてから、自分の考えを足す |
スマートフォンで録音して聞き直すと、声の大きさや話すスピードに気づけます。
✔ 出願前のチェックリスト
| 確認すること | 目安の時期 |
|---|---|
| 学校説明会の申込(10月30日まで)と、当日の参加 | 10月下旬〜11月14日 |
| 9教科の評定を、1〜3年で合計して確認 | 12月までに |
| 加点の対象になりそうな実績・資格の確認 | 12月まで |
| 志望動機の下書きと、面接練習の開始 | 12月 |
| 志願者情報の登録と検査料の納付 | 1月12日〜2月1日 |
| 調査書等の提出書類の確認 | 2月2日〜4日 |
❓ よくある質問
偏差値は民間の目安で、集計元により差があります。
最新の情報は、必ず、学校と千葉県教育委員会の公表で確認してください。


