武蔵中学校は、東京都練馬区にある私立の男子校で、開成・麻布と並ぶ「男子御三家」のひとつとして知られます。武蔵高等学校との中高一貫教育を行い、1学年約160名。詰め込みではなく「自ら調べ、自ら考える」探究型の教育で、難関大学へ多くの生徒を送り出しています。
1922年(大正11年)、東武鉄道などを興した実業家・根津嘉一郎によって、日本初の私立七年制高等学校として創立されました。「東西文化の融合」「自ら調べ自ら考える」などの建学の理想を掲げ、長い伝統を持つ名門校です。
校風は自由・自主自律。制服や細かい校則がなく、生徒の主体性を尊重します。校内に流れる小川や豊かな自然環境のなかで、本物に触れる体験を重視。年に一度の「記念祭(文化祭)」は生徒主体で運営されます。
| 科目 | 試験時間 | 配点 |
|---|---|---|
| 国語 | 50分 | 100点 |
| 算数 | 50分 | 100点 |
| 社会 | 40分 | 60点 |
| 理科 | 40分 | 60点 |
| 合計 | — | 320点満点 |
※武蔵の入試は記述中心で、すべての科目で「自分の言葉で説明する」力が問われます。配点・試験時間は変更される場合があるため、最新は学校公式の募集要項でご確認ください。
2025年度入試は、募集160名に対し出願518名・受験500名・合格182名で、実質倍率は約2.75倍でした。御三家のなかでは募集に対する倍率は比較的落ち着いていますが、記述問題の完成度が高くないと合格は難しい入試です。
長文一題をじっくり読ませ、記述で答えさせる構成が中心。選択肢に頼れず、本文の根拠を踏まえて自分の言葉でまとめる力が問われます。
▼ 勉強法
記述の型を固め、「本文のどこを根拠にしたか」を意識して書く練習を重ねます。説明的文章・物語文の両方に対応しておきます。
▼ 定番教材
記述問題の徹底攻略、武蔵・御三家の過去問、添削指導。
図形・場合の数・規則性などで思考力を試す良問が並びます。武蔵は算数の合格寄与度が高く、ここでの得点が合否を大きく左右します。
▼ 勉強法
解法暗記ではなく、考え方を言語化する訓練を。途中過程を丁寧に書き、部分点を取る答案作りを意識します。
▼ 定番教材
中学への算数、塾技100、武蔵の過去問演習。
生物・地学分野が多く、考察問題の比率が高いのが特徴。毎年最後に出る通称「おみやげ問題」では、配布された実物を観察して考えを記述させます。
▼ 勉強法
身近な自然・現象を観察する習慣をつけ、「見て・考えて・書く」訓練を。過去問で記述の型に慣れます。
▼ 定番教材
メモリーチェック理科、応用自在、武蔵の過去問(おみやげ問題対策)。
大問1題で、長い文章やグラフ・図表を読ませたうえで10〜15問程度を問う構成。資料を読み解き記述する力が必要です。
▼ 勉強法
資料・統計を「読んで答える」演習を重ね、地理・歴史・公民を横断的に理解します。記述の練習も欠かせません。
▼ 定番教材
メモリーチェック社会、資料集、武蔵・難関校の過去問。
武蔵の入試は2月1日。併願先としては、2月2日以降に栄光学園・本郷・巣鴨・桐朋などを組み合わせる受験生が多くいます。記述型の武蔵と、出題傾向の異なる併願校をバランスよく準備し、確実に合格を確保する戦略が有効です。
| 学年 | 取り組み |
|---|---|
| 小3〜小4 | 学習習慣と読解・計算の基礎を固める。自然や本物に触れ、考える楽しさを育てる。 |
| 小5 | 算数の思考力問題、理社の体系学習を本格化。記述に少しずつ慣れる。 |
| 小6前半 | 御三家レベルの応用演習。記述答案の型を身につけ、弱点を補強。 |
| 小6後半 | 武蔵の過去問を反復。おみやげ問題・記述の添削で答案精度を高める。 |
エスペランサアカデミーでは、武蔵の記述・考察問題に特化した1対1指導を行います。お子さまの答案を一枚ずつ添削し、「自分の言葉で説明する」力を育てます。算数の得点力強化と理科のおみやげ問題対策まで、合格に近づく学習をきめ細かくサポートします。
武蔵は「自ら調べ自ら考える」探究型の御三家校で、記述・考察の力が合否を分けます。早くから「考えて書く」訓練を積むことが合格への近道です。偏差値・配点・倍率は年度で変わるため、最新は学校公式でご確認ください。エスペランサアカデミーが挑戦を伴走します。

