湘南台高校に合格したい|評定4:学力6・倍率1.10倍を公式データで解説【2027年度・神奈川県】

学校別 合格対策

最終更新:2026年10月22日/日程・選考基準・倍率は、神奈川県教育委員会と湘南台高校の公表資料(記事末の出典)にもとづきます。令和9年度(2027年春)の募集定員など細かい条件は、県教委の発表と学校の募集案内で必ず確認してください。

結論:湘南台高校は、評定4:学力検査6で学力検査の比重がやや大きく、特色検査(面接を含む)がない学校です。2年生・3年生の評定と5教科の当日点で決まります

令和8年度の志願締切時の倍率は1.10倍(募集定員238人に志願者262人)。前年度の令和7年度は1.44倍(募集定員239人に志願者344人)でした。倍率は年によって大きく動くため、「去年が低かったから今年も低い」と決めつけないことが大切です。

第1次選考は、2年生と3年生の評定(3年生は2倍)と、5教科の学力検査で点数をつけます。評定は中3になる前から積み上がっているので、今の定期テストと提出物から対策を始めましょう。

この記事でわかること
  • 湘南台高校の基本データ(所在地・アクセス・創立)
  • 学校の特色(インクルーシブ教育・校訓・探究)
  • 教育課程と学習の進め方
  • 部活動と学校行事
  • 進路の傾向(学校の公表資料から)
  • 令和9年度入試の日程
  • 共通選抜のしくみ(第1次選考・評定と学力検査の比率)
  • 点数の計算例
  • 倍率の推移と、数字の読み方
  • 偏差値の見方と、合格に向けた学習の進め方
  • 併願校の考え方と、保護者のかかわり方
  • よくある質問

湘南台高校の基本データ

神奈川県立湘南台高等学校は、神奈川県藤沢市にある県立の全日制・普通科の高校です。小田急江ノ島線・相鉄いずみ野線・横浜市営地下鉄ブルーラインが乗り入れる湘南台駅の近くにあり、藤沢市だけでなく、横浜市や周辺の市からも通学しやすい立地です。まずは、学校の基本情報を整理しておきます。

項目内容
所在地神奈川県藤沢市円行1986(〒252-0805)
最寄り駅湘南台駅(小田急江ノ島線・相鉄いずみ野線・横浜市営地下鉄ブルーライン)から徒歩約8分
課程・学科全日制・普通科
創立昭和60年(1985年)。令和6年に創立40周年
校訓「自律 創造 敬愛 協調 健康」
学校の指定神奈川県の「インクルーシブ教育実践推進校」

出典:湘南台高校の校長挨拶(令和6年度)。所在地・最寄り駅・徒歩の分数は、民間の高校情報サイト(インターエデュ)の掲載値です。通学の経路と所要時間は、学校の公式サイトか、見学のときに実際の経路で確認してください。

昭和60年(1985年)に開校した学校で、令和6年に創立40周年を迎えました。校長挨拶では、「思いやりの心を育てる」ことを大切にし、社会的・職業的に自立できる人、他者を理解し思いやる人を育てることを教育の軸としている、と説明されています。

学校の特色:インクルーシブ教育・校訓・探究

湘南台高校の大きな特色は、神奈川県の「インクルーシブ教育実践推進校」に指定されていることです。校長挨拶には、すべての生徒がともに学び、相互理解を深める教育を進めていること、ユニバーサルデザインの視点を取り入れ、誰もが学びやすく分かりやすい授業を重視していることが書かれています。

学校評価に見える、今年度の取り組み

令和7年度の学校評価報告書では、重点目標が5つの視点で整理されています。主なものを紹介します。

  • 教育課程・学習指導:「主体的・対話的で深い学び」を通して、生涯にわたり探究を続ける人を育てる。授業研究とユニバーサルデザイン化を進める。
  • 生徒指導・支援:他人も自分も大切にする態度を育て、対話や協働で相互理解を深める。休み時間や放課後に「リソースルーム」を活用して交流の場を増やす。
  • 進路指導・支援:インターンシップなどの体験的学習を充実させ、一人ひとりの進路実現に向けた支援を行う。
  • 地域等との協働:保護者や地域と連携し、地域関係団体と連携した貢献活動への参加を促す。

学校運営協議会の記録(令和7年度)には、生徒による授業評価が全教科で1学期より2学期に向上したこと、「総合的な探究の時間」で論文作成を行っていること、委員から「生徒が穏やかで優しい表情で学校生活を送っている」という声があったことが紹介されています。

ここがポイント
入試の面接はありませんが、入学後を考えると、「探究」「インクルーシブ」「リソースルーム」「インターンシップ」といった言葉は、学校が大切にしている考え方です。説明会や見学で、実際の授業や雰囲気を見ておくと、入学後のイメージがつかめます。

教育課程と学習の進め方

令和8年6月の学校運営協議会の議事録によると、湘南台高校の教育課程は、1・2年生はほぼ同じ科目を履修し、3年生から理科や社会などが進路に合わせて細分化されます。理系・文系のクラスは設けておらず、選択科目で理系科目を選べば理系の学習も進められる仕組みです。また、理系よりも文系へ進む生徒が多い傾向があると説明されています。

学年学習の流れ(議事録の記載)
1・2年ほぼ同じ科目を全員で履修する。基礎を固める期間
3年理科や社会などが進路に合わせて細分化される。理系・文系のクラス分けはなく、選択科目で選ぶ
全学年「総合的な探究の時間」で3年間を見通した探究学習。論文作成も行う

出典:湘南台高校 令和7年度第3回・令和8年度学校運営協議会議事録。教育課程は変更されることがあります。令和9年度入学生の教育課程は、学校の募集案内・説明会で確認してください。

教育課程の詳しい単位数や、科目の選び方は、学校の説明会や学校案内に載っています。理系の学習を進めたい人は、「理系クラスがない分、選択科目をどう選ぶか」を、入学前に先生に質問しておくと安心です。

部活動と学校行事

学校運営協議会の記録では、湘南台高校の部活動は21部です。部活動の加入率は、令和7年度の記録では8割強で上昇傾向、令和8年6月の記録では全体で約7割(3年生は7割を下回り、1年生は8割を超える)とされています。年度や学年によって数字が変わるため、目安として見てください。

  • 令和7年度の記録に残る実績:陸上部の関東大会出場、吹奏楽部の全国大会金賞、サッカー部の代表決定リーグ進出。
  • 民間の高校情報サイトには、女子バレーボール部と陸上部が全国大会出場の経験を持つこと、吹奏楽部が全国大会連覇を誇ること、バドミントン部が活発であることなどが紹介されています。

学校行事については、委員会の記録に、体育祭と文化祭の実行委員が各クラスから代表として選ばれ、昼休みに集まって決定事項をクラスに報告し、クラスの意見を企画に反映していると書かれています。民間の高校情報サイトでは、体育祭は学年混合の7色チームで行われ、文化祭「湘風祭」ではマーチングバンドのパフォーマンスが人気だと紹介されています。

部活動・行事の細かな内容は、民間サイトの情報を含みます。最新の情報は、学校の公式サイトや学校説明会でご確認ください。

進路の傾向(学校の公表資料から)

令和7年度第3回の学校運営協議会の記録(中間報告)では、大学進学について、指定校推薦で80人が合格したこと、一般入試では横浜国立大学教育学部、神奈川県立保健福祉大学、早稲田大学などに合格していることが報告されています。一方で、共通テストやMARCHクラスの大学への対策が弱かったと自己評価され、次年度以降の改善が予定されています。

また、令和7年度卒業生(第39期)の進路では、公務員(国税庁)に合格した生徒がいることも報告されています。インターンシップは、湘南鎌倉地区で連携し、約30名が参加する予定です(会社、病院、ボランティア法人など幅広い分野)。

卒業生数などの数字は未確認です
卒業生数や、大学ごとの合格者数の一覧は、学校の公表資料では確認できませんでした。上の数字は、運営協議会の記録に載っている範囲です。詳しい進路実績は、学校の説明会や公式サイトでご確認ください。

令和9年度(2027年度)入試の日程

令和9年度の神奈川県公立高校入試(共通選抜)の日程は、県教育委員会が次のように発表しています。湘南台高校は特色検査を行わないため、学力検査の日(2月16日)に1日で受検が終わる流れです。

区分日程(令和9年度)
志願(出願)令和9年1月25日〜1月29日(志願情報の入力)。中学校長の承認は1月25日〜2月1日
志願変更2月4日〜2月8日(変更情報の入力)。中学校長の承認は2月4日〜2月9日
学力検査2月16日(火)
特色検査・面接2月16日〜2月18日(特色検査・面接を行う学校のみ。湘南台高校は特色検査なし)
追検査2月22日(月)
合格発表2月26日(金)

出典:神奈川県教育委員会「令和9年度 神奈川県公立高等学校入学者選抜の日程」(2026年10月確認)。追検査の対象や、定時制・通信制の日程は、県教委のページで確認してください。

日程や制度の変更点は神奈川県の公立入試2027の再編と特色でも整理しています。

募集定員は未確認です
令和9年度の湘南台高校の募集定員は、県教委の発表(例年は秋以降)と、学校の募集案内で確認してください。この記事では、令和8年度の公表値(募集定員238人)を例として載せています。

共通選抜のしくみ:第1次選考と、評定・学力検査の比率

神奈川県の公立高校の共通選抜は、調査書(内申)と学力検査などの点数を、学校ごとに決められた比率で合計して、合否を決めます。湘南台高校の比率と、検査の内容は次のとおりです。

項目湘南台高校の内容
学力検査英語・国語・数学・理科・社会の5教科(各100点・各50分)
特色検査(面接を含む)実施しない
第1次選考の比率学習の記録(評定)4:学力検査6
傾斜配点(重点化)なし(表に記載なし)

出典:神奈川県教育委員会「令和9年度入学者選抜 選考基準(全日制 普通科)」の一覧表、「選考の見方」。令和8年度の学校運営協議会の議事録にも、選考基準の比率を学力6:調査書4とした旨の記載があります。

第1次選考は「募集人員の90%まで」

県教委の資料によると、第1次選考は募集人員の90%までを選考します。第2次選考は、第3学年の「主体的に学習に取り組む態度」の評価がない受検者を対象とする段階とされています。ほとんどの受検生は、第1次選考の点数が合否を左右することになります。

調査書(評定)の使われ方

  • 使う学年:第2学年と第3学年の9教科の評定。第1学年の評定は使いません。
  • 3年生は2倍:「第2学年の評定+第3学年の評定×2」で計算し、135点満点を100点に換算します。
  • 学力検査:5教科の合計(500点満点)を、100点に換算します。

つまり、湘南台高校の第1次選考の点数は、「評定を100点に換算した点×4」+「学力検査を100点に換算した点×6」で、1,000点満点です。中2の評定がすでに点数に入っていること、中3の評定は2倍で計算されることを、必ず押さえておいてください。内申の計算の細かいルールは神奈川県の内申点の計算方法で解説しています。

点数の計算例(あくまで例です)

項目例の数字計算
2年の評定の合計(9教科)3434
3年の評定の合計(9教科)3636×2=72
評定の合計(135点満点)10634+72=106
評定の換算点(a)約78.5点106÷135×100
5教科の学力検査の合計330点(平均66点)330÷500×100=66.0(b)
第1次選考の点数(1,000点満点)約710点78.5×4+66.0×6=約710

この計算例は、仕組みを理解するための例です。湘南台高校の合格ラインを示すものではありません。合格に必要な得点は、年度ごとの受検者の得点によって変わります。

この例から、2つのことが分かります。1つ目は、中3の評定を1つ上げると、第1次選考の点数は約5.9点上がり、これは学力検査で1教科を約5点上げる効果とほぼ同じだということです。2つ目は、中2の評定を1つ上げると約3.0点(学力検査で1教科を約2.5点上げる効果)にとどまることです。中3の評定の重みを知ったうえで、中3の定期テストと提出物に、早めに力を入れましょう。

学力検査の比率が大きい学校です
湘南台高校は、学力検査(6)が評定(4)より大きい学校です。評定が少し足りなくても、学力検査で取り返せる余地があります。だからこそ、5教科の過去問演習と、苦手教科の穴埋めを、秋までに終えるつもりで進めましょう。

志願から合格発表までの流れ

神奈川県の公立高校入試(共通選抜)の流れを、湘南台高校を受ける場合にそって整理します。令和9年度の日程は、県教委の発表にもとづきます。

1

志願(1月25日〜29日)
インターネット上で志願情報を入力し、中学校長の承認を受けます(承認は2月1日まで)。志望校は、中学校の先生との面談で確認しておきます。
2

志願変更(2月4日〜8日)
志願締切時の志願状況(倍率)を見て、出願先を変更したい場合は、この期間に変更情報を入力します。中学校長の承認は2月9日までです。
3

学力検査(2月16日)
英語・国語・数学・理科・社会の5教科(各50分)。湘南台高校は特色検査(面接を含む)を実施しないため、この日で受検が終わります。
4

追検査(2月22日)
病気や事故などで学力検査を受けられなかった人が対象の検査です。対象になるかどうかは、県教委の要項で確認してください。
5

合格発表(2月26日)
合格発表の方法・時間は、県教委と学校の案内にしたがいます。入学手続きの日程も、同じ案内で確認します。

出典:神奈川県教育委員会「令和9年度 神奈川県公立高等学校入学者選抜の日程」。追検査や入学手続きの細かな条件は、必ず最新の県教委の発表で確認してください。

学校説明会・見学で確認したいこと

湘南台高校のように、特色検査がなく、評定と学力検査で決まる学校では、入試の準備と並行して、「入学後の学校生活が自分に合うか」を確かめることが大切です。学校説明会や見学の機会があれば、次の点を質問してみてください。

  • 理系・文系のクラスがない中で、選択科目をどう選ぶのか。理系の学習を進めたい場合の、具体的な時間割の例は。
  • 「総合的な探究の時間」で、どんなテーマで、どんな発表・論文を書くのか。
  • 部活動の加入率と、部活動と勉強の両立の仕方(先輩の例)。
  • リソースルームや、インクルーシブ教育の取り組みが、日常の授業でどう行われているか。
  • インターンシップや、進路ガイダンスの内容と、参加の仕方。

特に、令和7年度の運営協議会の記録で「共通テストやMARCHクラスの大学への対策」を課題として挙げている点は、学校が改善を進めている内容です。大学進学を考える人は、現在の取り組みを、説明会で直接聞いてみるとよいでしょう。

見学に行く前に
最寄り駅(湘南台駅)から学校までの道のりや、通学に使う電車の混み具合も、実際に歩いて確認しておくと、入学後の生活のイメージがつかめます。通学時間が長くなると、勉強や部活動の時間にも影響します。

よくある失敗と、その対策

湘南台高校のように、評定と学力検査の比率で決まる学校では、次のような失敗が起こりがちです。あらかじめ知っておくだけで、防げるものばかりです。

失敗1:中2の評定は変えられないと、あきらめてしまう
たしかに、中2の評定はもう変えられません。しかし、第1次選考では中3の評定が2倍で計算されます。中3の評定を1つ上げる効果は、中2の約2倍です。あきらめず、中3の評定に集中しましょう。
失敗2:倍率が低い年だったので、油断した
湘南台高校の倍率は、1.27倍→1.44倍→1.10倍と、毎年大きく動いています。「去年が低かったから今年も大丈夫」という考え方は危険です。志願変更の期間(2月4日〜8日)に、最新の志願状況を必ず確認してください。
失敗3:学力検査の過去問を、直前まで解かなかった
学力検査の比率が6と大きいため、5教科の過去問演習が足りないと、評定で稼いだ分を失うことがあります。秋(9〜11月)から、1週間に1回は過去問を解く習慣をつけましょう。
失敗4:理科・社会を後回しにした
理科・社会は、英語・数学・国語に比べて、短期間で点数が伸びやすい教科です。後回しにせず、冬の直前期に回せるよう、秋のうちに基礎の暗記を終えておくと、有利になります。

月別チェックリスト(中3)

月チェックすること
4〜7月1学期の評定(2倍で計算)に直結する、定期テストと提出物を最優先にする
8月1・2年の復習。英語と数学の穴を埋める。夏の模試で現在の位置を確認
9〜11月過去問を1週間に1回。2学期の評定を固める。志望校の学校説明会に参加
12月志望校の最終確認。中学校の先生との面談。間違い直しノートの作成
1月1月25日〜29日の志願。体調管理。過去問の復習中心
2月2月4日〜8日の志願変更の判断。2月16日の学力検査。2月26日の合格発表

このチェックリストは、あくまで目安です。お子さんの状況(部活動の引退時期、苦手教科、通っている塾の有無など)に合わせて、調整してください。

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倍率の推移と、数字の読み方

神奈川県の公立高校は、出願のあとに「志願変更」ができる仕組みです。県教委が最初に発表する志願者数と倍率は、志願締切時(出願が終わった時点)のもので、志願変更のあとに倍率が動くことがあります。この記事の倍率は、すべて志願締切時のものです。

入試年度募集定員志願者数倍率(志願締切時)
令和6年度(2024年)(令和7年度の表の「前年度競争率」欄より)—1.27倍
令和7年度(2025年)239人344人1.44倍
令和8年度(2026年)238人262人1.10倍

出典:神奈川県教育委員会「令和7年度・令和8年度 入学者選抜 志願者数(志願締切時)」別紙(全日制・普通科)。令和6年度の募集定員と志願者数は、この記事では確認していません。県教委のページでご確認ください。

3年間の倍率は、1.27倍→1.44倍→1.10倍と、毎年かなり動いています。令和7年度は志願者が344人まで増えて1.44倍になりましたが、令和8年度は262人に減って1.10倍になりました。募集定員(238人)に対して、志願者が262人で、倍率の上では「ほぼ定員どおり」の年でした。

令和8年度の学校運営協議会の記録では、一般募集の定員238人に対して262人が受検したと書かれています。志願締切時の志願者数と同じ人数で、この年は志願変更で大きな入れ替えがなかったようです。

倍率が低い年の翌年は、要注意
倍率が1.10倍と低かった年の翌年は、「今年は入りやすそう」と考える受験生が増えて、倍率が上がることがあります。実際に、湘南台高校は令和6年度の1.27倍から令和7年度に1.44倍へ上がっています。倍率は目安として使い、自分の得点を上げることに集中しましょう。

偏差値の見方と、合格に向けた学習の進め方

湘南台高校の偏差値は、民間の高校情報サイトのインターエデュでは58(新教育研究協会の模擬試験をもとにした値で、年度の記載なし)と掲載されています。同じページには、合格可能性が80%の偏差値が58、60%が54、40%が50という内訳も出ています。偏差値は、運営している会社や、使っている模試ごとに数字が変わります。ここでは「このくらいの位置にある学校」という目安として見てください。

偏差値を使うときの注意
偏差値は、同じ模試を受けた受験生の中での自分の位置です。志望校の偏差値と自分の偏差値の差を見るときは、必ず「同じ模試・同じ年度・同じ時期」の数字で比べましょう。出典や年度がはっきりしない数字だけで、志望校を決めないでください。神奈川県の公立入試では、模試の判定と、自分の評定(2年・3年)の両方で判断します。

時期別の学習プラン(中3)

時期やること
春〜夏(4〜8月)1・2年の復習で穴をなくす。特に英語と数学。中3の1学期の評定(2倍で計算される)を取りに行く
秋(9〜11月)過去問を解き始める。5教科の弱点を洗い出す。2学期の定期テストと提出物で評定を固める
冬(12〜1月)志願先を確定する。1月25日〜29日の志願(出願)に向けて、中学校の先生と面談。直前期は過去問と、間違い直し中心に
直前(2月)2月4日〜8日の志願変更の判断。2月16日の学力検査に向けて、体調管理と苦手の総点検

5教科の対策の考え方

  • 英語:単語・文法の基礎と、長文の読み方。リスニングの練習も毎日少しずつ。
  • 国語:記述問題の書き方と、漢字・文法の取りこぼしをなくす。
  • 数学:計算ミスの見直しと、関数・図形の典型問題の反復。途中式を丁寧に書く。
  • 理科・社会:用語の暗記に加えて、資料・グラフの読み取り。直前に伸びやすい教科なので、秋から計画的に。

湘南台高校は、学力検査の比率が6で、評定の4より大きい学校です。5教科すべてで、平均点を超えることを目標にし、苦手教科を放置しないことが、合格への近道です。

中2・中3の評定対策:いまからできること

湘南台高校の選考では、第2学年と第3学年の評定が使われ、第3学年は2倍で計算されます。中3の方は、すでに決まっている中2の評定を変えることはできませんが、中3の評定は、これから変えられます。中2の方は、いま取っている評定が、そのまま入試の点数に入ることを意識してください。

1

定期テストで、評定が上がる教科を決める
評定が3から4に上がりそうな教科(あと少しの教科)から、重点的に勉強します。点数が足りない教科より、あと一歩の教科のほうが、評定を上げやすいことがあります。
2

提出物と授業態度を整える
提出物の期限、ノートの内容、授業中の発言や取り組みは、評定に反映されやすい部分です。毎週の習慣にしましょう。
3

実技教科もあきらめない
音楽・美術・保健体育・技術家庭の評定も、9教科の合計に入ります。実技の提出物や、実技テストの準備を早めに進めましょう。

評定の細かい計算は神奈川県の内申点の計算方法で、内申の目安ごとの併願パターンは神奈川の内申の目安と公立・私立の併願で整理しています。全国の内申の計算の違いは都道府県別の内申点計算の早見表で確認できます。

併願校の考え方:志願変更と私立の併願

神奈川県の公立高校入試は、第一志望の公立高校に出願したあと、志願変更の期間(令和9年度は2月4日〜8日)に、出願先の高校を変えることができます。また、公立高校の合格発表は2月26日と遅いため、多くの受験生が、私立高校の入試を併願として受けます。

私立高校の併願の考え方は神奈川の私立高校の書類選考と内申基準、私立高校の比較は神奈川の私立高校の比較が参考になります。藤沢市の私立では、日本大学藤沢高等学校の記事もあります。同じ湘南エリアの県立高校の入試の比べ方は、平塚江南高校・大船高校の記事が参考になります。

保護者のかかわり方

神奈川県の公立入試は、中2・中3の2年間の評定が点数になるため、保護者の方の関わり方も「入試直前」ではなく「いま」が大切です。次の3点を意識してみてください。

  • 定期テストの結果を一緒に見る:点数だけでなく、評定がどう決まっているかを、お子さんと一緒に確認しましょう。
  • 提出物のチェックを習慣にする:評定に直結するのは、提出物と授業態度です。週に1回、提出物の状況だけ確認します。
  • 日程を一緒に管理する:1月25日〜29日の志願、2月4日〜8日の志願変更、2月16日の学力検査、2月26日の合格発表を、家族のカレンダーに書いておきましょう。

また、中学校の先生との進路面談では、「志願先の高校の選考基準(評定4:学力6)」と、「お子さんの評定と模試の結果」を一緒に見ながら相談すると、話が具体的になります。

よくある質問

Q. 湘南台高校の倍率は高いですか?

A. 令和8年度の志願締切時の倍率は1.10倍、令和7年度は1.44倍、令和6年度は1.27倍でした。年によって大きく動く学校です。倍率が低い年でも、合否は得点で決まります。

Q. 湘南台高校の入試に、面接や特色検査はありますか?

A. 県教委の選考基準の一覧では、湘南台高校は特色検査を実施しない学校です。学力検査(5教科)の日に1日で受検が終わる流れです。令和9年度の最新の内容は、学校の募集案内で確認してください。

Q. 評定と学力検査の比率はどのくらいですか?

A. 第1次選考の比率は、学習の記録(評定)4:学力検査6です。学力検査のほうが、やや大きい比率です。

Q. 中1の評定は入試に使われますか?

A. 神奈川県の共通選抜では、第2学年と第3学年の評定が使われます。第3学年は2倍で計算されます。第1学年の評定は、県教委の資料の説明には載っていません。

Q. 部活動と勉強は両立できますか?

A. 湘南台高校は部活動が21部あり、加入率は年度によって約7割から8割強と記録されています。入学後の時間の使い方は、説明会で先輩の話を聞くのがおすすめです。

Q. 理系に進みたい場合、湘南台高校は不利ですか?

A. 令和8年度の議事録では、理系・文系のクラスは設けておらず、選択科目で理系科目を選べば理系の学習も進められると説明されています。理系を考える方は、選択科目の選び方を説明会で質問してみてください。

Q. 令和9年度の募集定員はいつ分かりますか?

A. 県教育委員会の発表と、学校の募集案内で分かります。発表後に、この記事の数字を確認してください。令和8年度は、一般募集定員が238人でした。

Q. 湘南台高校の最寄り駅からの通学時間はどのくらいですか?

A. 民間の高校情報サイトでは、湘南台駅から徒歩約8分と紹介されています。ご自宅からの所要時間は、実際の経路で確認してください。

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1模試の管理と毎回の分析
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2全教科で、穴をなくす
学力検査は国語・数学・英語・理科・社会の5教科です。理科・社会も含めて、穴をなくします。
3内申対策もします
調査書(内申)が選考に使われます。定期テスト対策と提出物の管理で、内申点を上げる対策もします。
4学習計画を立てます
今日から入試日まで逆算して、月ごと・週ごとの計画を一緒に立て、毎週見直します。
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