プロ家庭教師が作成・監修 エスペランサアカデミー
中1国語の2学期期末テストまで、あと1週間。「国語は勉強の仕方がわからない」という声は多いですが、定期テストの国語は、準備すれば点数を取りやすい教科です。中学に入ると漢字や文法が小学校より増えるので、出題されやすい内容と、7日間の進め方をプロ家庭教師がまとめました。
2学期期末テスト全体の範囲の考え方と4週間の進め方は、2学期期末テストのまとめにまとめています。この記事は、その中の「中1国語」を直前1週間で仕上げるための計画です。
結論:国語は「教科書の本文」と「漢字・文法」を、毎日少しずつ回してください
定期テストの国語は、授業で扱った本文から出題されるのが基本です。
本文の要点と、授業ノートの先生の言葉をまとめ直すと、記述問題への備えになります。
中1国語で出題されやすい単元
2学期の中1国語では、次の内容が範囲に入る学校が多いです。扱う作品や文法の進み具合は、教科書や学校によって違います。
| 単元 | よく問われること | 点を落としやすいところ |
|---|---|---|
| 漢字・語句 | 教科書の新出漢字、読み書き、熟語の構成、類義語・対義語 | 部首や形の似た漢字の書き間違い。熟語の読み間違い |
| 文法 | 文節と単語、主語・述語・修飾語、自立語と付属語、品詞の分類 | 文節の区切りを間違える。主語と述語を見つけられない |
| 古文(学校による) | 歴史的仮名遣い、古文の音読、現代語訳 | 歴史的仮名遣いを現代仮名遣いに直せない |
| 文章読解(説明文・小説・詩) | 段落の要点、指示語の指す内容、登場人物の心情、表現技法 | 指示語の指す内容を答えられない。記述問題の条件を守らない |
ポイント:単元の順番は学校で違います
単元を学ぶ順番や、テスト範囲に入る単元は、学校・教科書によって違います。まず学校から配られたテスト範囲表で確認してください。この記事の単元は「多くの学校で2学期に学ぶ内容」の目安です。
直前1週間の勉強計画(7日間)
1日30分〜1時間を目安にした計画です。部活動などで時間が取れない日は、その日の内容を前後の日に移して構いません。

7日前範囲と提出物を確認する
テスト範囲表を見て、範囲の作品と、漢字・文法の範囲を書き出します。提出物の期限も確認します。
6日前漢字と語句を覚える
範囲の漢字を、見て、声に出して、隠して書く順で練習します。熟語や類義語・対義語は、意味もセットで確認します。間違えた漢字だけを別の紙にまとめます。
5日前説明文の要点をまとめる
段落ごとの要点を一文でノートにまとめます。指示語(これ・それ)が指す内容に印をつけ、筆者の主張が書かれている段落に線を引きます。
4日前小説・詩の心情と表現
登場人物の心情が表れている行動や会話に線を引き、「どんな気持ちか」を一言で書きます。詩は、比喩や反復などの表現技法を整理します。
3日前文法のまとめ
文節の区切り方と、主語・述語・修飾語の見つけ方を、例文で練習します。自立語と付属語の分類を図にまとめます。
2日前古文と記述の練習
古文は声に出して読み、現代語訳と照らし合わせます。歴史的仮名遣いの直し方も確認します。記述問題は、字数と条件を守って3問書きます。
前日漢字と本文の最終確認
新しい問題には手を出しません。間違えた漢字リストと、本文の要点ノートを見返して、早めに寝ます。
中1国語で多いミスと防ぎ方
国語の失点は、漢字のミスと、指示語や記述問題の条件の読み落としに集まります。
| ミスの種類 | よくある例 | 防ぎ方 |
|---|---|---|
| 漢字の書き間違い | 似た形の漢字を混同する。画数や点の有無を間違える | 間違えた漢字だけを集めて、部首や意味とセットで覚える |
| 指示語の読み違い | 「これ」「その」が指す内容を、離れた場所から探してしまう | 指示語の直前の文から探し、答えを入れて意味が通るか確かめる |
| 記述の条件もれ | 「本文の言葉を使って」「30字以内で」を守らない | 設問に出てくる条件に、丸や下線をつけてから書き始める |
| 文節の区切りの間違い | どこで区切ればよいか、見分けられない | 文に「ね」を入れて自然に切れる場所が、文節の切れ目だと確かめる |
中1国語の勉強のやり方
本文は、要点ノートを自分で作る
授業ノートや教科書に線を引くだけでなく、1ページにまとめ直すと、記憶に残ります。
説明文は段落の要点、小説は場面ごとの心情、詩は表現技法を、それぞれ短くまとめます。
記述問題は、本文の言葉を使って書く
記述の答えには、本文の言葉を使うのが基本です。
設問に近い文を本文から探し、その言葉を使って、設問の条件に合うよう文を整えます。
文法は、例文で確かめながら覚える
文節や品詞は、用語を覚えるだけでなく、短い例文で区切り方を試し、主語と述語に線を引く練習をすると、見分けられるようになります。
「何が(は)」「どうする・どんなだ」を順に探しながら、文の骨組みをつかむ練習をします。
直前チェックリスト
☑ 範囲の漢字を、読みも書きもできる
☑ 説明文の筆者の主張を、一文で言える
☑ 指示語の指す内容を、本文から探して答えられる
☑ 文節に区切り、主語と述語を見つけられる
☑ 記述問題で、字数と条件を守って書ける
テスト前日と当日の過ごし方
前日は、新しい問題を増やさず、間違えた漢字リストと要点ノートを見返すだけにします。
当日の朝は、文節と品詞の整理を1回だけ見直します。
テストが始まったら、記述問題に時間を残せるよう、漢字と文法の問題から先に進めます。
よくあるご質問
Q. 国語は何から勉強すればいいですか?
A. まず漢字と語句、次に文法、最後に本文の要点の順がおすすめです。点数を取りやすい部分から固めると、勉強のリズムができます。
Q. 記述問題がうまく書けません。
A. 設問の条件に線を引き、本文の言葉を使って書く練習をしてください。書いたあとに、条件を満たしているか確認するだけで、減点を防げます。
Q. ワークは何周すればいいですか?
A. 1周目は全問、2周目は間違えた問題だけが目安です。直前1週間は2周目が中心です。
Q. 古文が苦手です。
A. 最初は、歴史的仮名遣いの読み方の規則を覚えてください。本文を音読して、現代語訳と並べて読むと、言葉の意味がつかみやすくなります。
まとめ
この記事のまとめ
直前1週間は、教科書の本文と、漢字・文法を毎日少しずつ回す。
説明文は要点と指示語、小説は心情と根拠、文法は文節と主語・述語で整理する。
漢字、送り仮名、記述の条件は、見直しでチェックする。


